JPH06101988A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JPH06101988A
JPH06101988A JP25031292A JP25031292A JPH06101988A JP H06101988 A JPH06101988 A JP H06101988A JP 25031292 A JP25031292 A JP 25031292A JP 25031292 A JP25031292 A JP 25031292A JP H06101988 A JPH06101988 A JP H06101988A
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JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
end plate
element laminated
column
stopper
Prior art date
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Pending
Application number
JP25031292A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Kuriki
英章 栗木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ねじを用いず組み立てられ、組み
立て時の作業性に優れ、コストも安くかつ確実な保持構
造を有し、且つ空調換気扇等への適用に優れた熱交換器
を提供する事を目的とする。 【構成】 本発明にかかる熱交換器は、熱交換素子を複
数個積層してなり積層方向に弾性を有する素子積層体
と、係止部を有し前記素子積層体の積層方向の端面部に
設けられた端板と、その端部近傍に設けられた係合片に
より前記係止部に係合された柱状枠材とを有し、前記素
子積層体はその復元方向の弾性に抗して前記端板及び前
記柱状枠体により保持されてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調換気扇等に使用さ
れる熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の熱交換器の構成を図8から図10
を参照して説明する。熱交換素子24は矩形状の熱交換
シート22に波形状の仕切部材23を貼着して構成され
るもので、この熱交換素子24を交互に向きが90度異
なるように多数積層して素子積層体21が構成されてい
る。保持枠25は素子積層体24の両端部に配される矩
形状の端板26及びこの端板26の各角部に立設された
断面がL字形状をなす柱状枠材27とからなり、端板2
6の各角部及び柱状枠体27の両端部にそれぞれにねじ
穴28、29が設けられている。熱交換器30は、前記
素子積層体21を上記端板26間に挟んだ後その角部に
柱状枠材27をあてがい、端板26と柱状枠材27とを
ねじ31により固定して構成されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような熱交換器3
0では8か所のねじ止めにより保持枠25による保持を
行っており、組立て時の作業性が悪い上に、価格も高価
となる。また、ねじ止めのため熱交換器30の対角寸法
D1に寸法誤差が生じやすい。よって、熱交換器30を
空調換気扇等に採用した場合、この寸法誤差のため熱交
換器30が設置されるガイドレールとの間に適切な距離
を保つことが難しく、がたつきが生じる。さらに、空調
換気扇においては、一般に図10のように複数の熱交換
器30を断熱材32を介して連設した状態で使用する
が、双方の熱交換器30のねじ31のねじ山同志が対向
して干渉が生じ隙間33ができ、そのため給排気の混合
(洩れ)率が高くなり熱交換効率の低下を招いていた。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、ねじを用いず、組み立て時の作業性に優れ、コス
トも安くかつ確実な保持構造を有する熱交換器を提供す
る事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明第1の請求項にか
かる熱交換器は、熱交換素子を複数個積層してなり積層
方向に弾性を有する素子積層体と、係止部を有し前記素
子積層体の積層方向の端面部に設けられた端板と、その
端部近傍に設けられた係合片により前記係止部に係合さ
れた柱状枠材とを有し、前記素子積層体はその復元方向
の弾性に抗して前記端板及び前記柱状枠体により保持さ
れてなることを特徴とする。また、本発明第2の請求項
にかかる熱交換器は、端板の係止部に係合された柱状枠
体の係合片が端板と略同一平面上に位置することを特徴
とする。
【0006】
【作用】素子積層体をその弾性により積層方向に圧縮し
た後、圧縮を解くことにより素子積層体の積層方向の端
面部に設けられた端板の係止部と柱状枠体の係合片とを
係合させており、端板及び前記柱状枠体により保持され
た素子積層体はその弾性により復元方向に付勢されてい
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1から図4
を参照して詳細に説明する。熱交換器10において、熱
交換素子4は、矩形状の熱交換シート2に仕切部材とし
て弾性を有するプラスチック製ストロー3を複数本貼着
して構成されており、この熱交換素子4を交互に向きが
90度異なるように多数積層して積層方向に弾性を有す
る素子積層体1が構成されている。保持枠5は、素子積
層体1の両端部に配された端板6と、端板6の各稜角部
に立設された断面がL字形状の柱状枠体7により構成さ
れる。端板6はその各稜角部に係止部としての細溝8を
有している。柱状枠体7はその両端部に係合片9を有
し、その先端部には前記細溝8に嵌合する爪部9aが設
けられており、両者の嵌合により素子積層体1が保持さ
れる。細溝8と爪部9aとの嵌合部及び柱状枠体7の内
側面と素子積層体1の稜角部の対向面は図示しないシー
ル材により接着シールされている。
【0008】熱交換器10において、端板6の間に素子
積層体1が挟持された状態の端板6間の長さL2は、柱
状枠体7の爪部9a間の長さL1より長く、例えば(L
2−L1)が10〜30mm程度に設定されている。こ
の状態で素子積層体の積層方向に加重をかけることによ
り、端板6の間に素子積層体1が挟持された状態の端板
6間の長さは柱状枠体7の爪部9a間の長さL1よりも
短く圧縮される。その状態で端板6及び素子積層体1の
各稜角部を柱状枠体7にあてがったのち、加重を解くこ
とにより端板6の細溝8と柱状枠体7の爪部9aが嵌合
され、素子積層体1は端板6及び柱状枠体7により保持
される。保持された素子積層体1はその復元方向の弾性
力に抗して(L2−L1)の長さ分だけ圧縮されてお
り、復元方向に付勢されている。よって、細溝8と爪部
9aとの嵌合が確実になる方向に常に端板6及び素子積
層体1が付勢されていることになりしっかりと固定さ
れ、対角線方向の寸法も誤差が少ない。
【0009】また、この熱交換器10を空調換気扇等に
採用するため断熱材を介して連設した場合でも、嵌合部
はねじ山ではなく、係合片9の面同志が対向するため干
渉し合っても従来に比べ隙間を生じにくい。
【0010】さらに、空調換気扇では、素子積層体1の
積層方向に熱交換器を引き出すように構成されており、
これは細溝8と爪部9との嵌合が確実になる方向である
から従来にねじによる保持の場合と異なり保持が緩んだ
りすることがない。
【0011】次に、図5から図7を参照して本発明の第
2の実施例を説明する。本実施例では、端板12の各稜
角部に柱状枠体7の係合片9の受け部としての切欠き1
1が設けられている。切欠き11の深さは、細溝8と爪
部9aとを嵌合させたとき端板12と柱状枠体7の係合
片9とが同一平面上に位置するような寸法に設定されて
いる。
【0012】この熱交換器13を空調換気扇等に採用
し、断熱材32を介して連設した場合には、嵌合部が突
出することなく面同志が対向するためほとんど干渉を生
じることはない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
組み立て時の作業性に優れ、コストも安く、且つ確実に
部品が保持された熱交換器を得ることができる。また、
空調換気扇等に採用により適した熱交換器を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す熱交換器の分解斜
視図
【図2】本発明に係る熱交換素子を示す斜視図
【図3】本発明の第1の実施例を示す熱交換器の要部斜
視図
【図4】本発明の第1の実施例を示す熱交換器の要部縦
断面図
【図5】本発明の第2の実施例を示す熱交換器の要部縦
断面図
【図6】本発明の第2の実施例を示す熱交換器の要部斜
視図
【図7】本発明の第2の実施例を空調換気扇に採用した
場合の連設部横断面図
【図8】従来の熱交換器の分解斜視図
【図9】従来の熱交換器の斜視図
【図10】従来の熱交換器を空調換気扇に採用した場合
の連設部横断面図
【符号の説明】
1は素子積層体、4は熱交換素子、6は端板、7は柱状
枠体、8は細溝、9は係合片、9aは爪部、10は熱交
換器を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換素子を複数積層してなり積層方向
    に弾性を有する素子積層体と、係止部を有し前記素子積
    層体の積層方向の端面部に設けられた端板と、その端部
    近傍に設けられた係合片により前記係止部に係合された
    柱状枠材とを有し、前記素子積層体がその弾性に抗して
    前記端板及び前記柱状枠体にて保持されてなるとを特徴
    とする熱交換器。
  2. 【請求項2】 端板の係止部に係合された柱状枠体の係
    合片が端板と略同一平面上に位置することを特徴とする
    請求項1記載の熱交換器。
JP25031292A 1992-09-21 1992-09-21 熱交換器 Pending JPH06101988A (ja)

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