JPH07294177A - 積層型熱交換器 - Google Patents
積層型熱交換器Info
- Publication number
- JPH07294177A JPH07294177A JP11423094A JP11423094A JPH07294177A JP H07294177 A JPH07294177 A JP H07294177A JP 11423094 A JP11423094 A JP 11423094A JP 11423094 A JP11423094 A JP 11423094A JP H07294177 A JPH07294177 A JP H07294177A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- side wall
- heat exchanger
- plates
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数が少なく製造容易で信頼性の高い積
層型熱交換器を提供すること。 【構成】 平坦なプレート１とフィン２とを交互に積層
してコア３が形成され、そのコア３の四周に弾性変形自
在なシール性を有する側壁板４が被嵌される。この側壁
板４は、コアの四周の各辺の幅ごとに屈曲自在な境界部
５を有すると共に、プレート１の積層ピッチで細長い開
口部６と閉塞部７とが交互に設けられる。さらに、閉塞
部７の内面にはプレート１の縁部を支持する突条８が形
成される。
層型熱交換器を提供すること。 【構成】 平坦なプレート１とフィン２とを交互に積層
してコア３が形成され、そのコア３の四周に弾性変形自
在なシール性を有する側壁板４が被嵌される。この側壁
板４は、コアの四周の各辺の幅ごとに屈曲自在な境界部
５を有すると共に、プレート１の積層ピッチで細長い開
口部６と閉塞部７とが交互に設けられる。さらに、閉塞
部７の内面にはプレート１の縁部を支持する突条８が形
成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、方形のプレートと波形
フィンとを交互に積層してコアを形成する積層型熱交換
器に関する。
フィンとを交互に積層してコアを形成する積層型熱交換
器に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の積層型熱交換器は、多数の方形
のプレートと波形フィンとを交互に配置すると共に、各
プレート間の両側にスペーサ用のバー材を介装する。そ
して、各部品の接触部間にろう材を介装又は予め被覆し
ておき、全体を圧縮した状態で高温の炉内に挿入し、ろ
う材を溶融し、次いでそれを固化することにより各接触
部間を一体的に接合してなるものである。そして、各プ
レートの一枚おき毎に第一の熱交換媒体と第二の熱交換
媒体とを流通させ、各プレートを介して両熱交換媒体の
間に熱交換を行うものである。
のプレートと波形フィンとを交互に配置すると共に、各
プレート間の両側にスペーサ用のバー材を介装する。そ
して、各部品の接触部間にろう材を介装又は予め被覆し
ておき、全体を圧縮した状態で高温の炉内に挿入し、ろ
う材を溶融し、次いでそれを固化することにより各接触
部間を一体的に接合してなるものである。そして、各プ
レートの一枚おき毎に第一の熱交換媒体と第二の熱交換
媒体とを流通させ、各プレートを介して両熱交換媒体の
間に熱交換を行うものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来型の熱
交換器は、多数の部品点数を必要とすると共に、その組
み立てが面倒である欠点があった。又、ろう付け（ハン
ダ付けを含む）が必要であり、多くの製造工数を要して
いた。そこで本発明は、部品点数を少なくし且つ製造容
易で信頼性の高い積層型熱交換器を提供することを目的
とし、その目的達成のために次の構成をとる。
交換器は、多数の部品点数を必要とすると共に、その組
み立てが面倒である欠点があった。又、ろう付け（ハン
ダ付けを含む）が必要であり、多くの製造工数を要して
いた。そこで本発明は、部品点数を少なくし且つ製造容
易で信頼性の高い積層型熱交換器を提供することを目的
とし、その目的達成のために次の構成をとる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の積層型熱交換器
は、平坦な多数の方形プレート１と波形フィン２とを交
互に積層してコア３を形成する。そして、そのコア３の
積層方向に直交する四周を側方から合成樹脂又はゴム材
の一体成形体よりなる弾性変形自在なシール性を有する
側壁板４で被嵌する。この側壁板４には、前記コア３の
四周の各辺の幅毎に曲折自在な境界部５が設けられ、プ
レート１の積層ピッチに細長い開口部６と閉塞部７が交
互に且つ、同一積層高さの位置ではコア四周の各隣接す
る辺毎に夫々開口部６と閉塞部７とが交互に配置され
る。さらに、閉塞部７内面には夫々のプレート１の縁部
を支持する突条８が形成されたことを特徴とする。
は、平坦な多数の方形プレート１と波形フィン２とを交
互に積層してコア３を形成する。そして、そのコア３の
積層方向に直交する四周を側方から合成樹脂又はゴム材
の一体成形体よりなる弾性変形自在なシール性を有する
側壁板４で被嵌する。この側壁板４には、前記コア３の
四周の各辺の幅毎に曲折自在な境界部５が設けられ、プ
レート１の積層ピッチに細長い開口部６と閉塞部７が交
互に且つ、同一積層高さの位置ではコア四周の各隣接す
る辺毎に夫々開口部６と閉塞部７とが交互に配置され
る。さらに、閉塞部７内面には夫々のプレート１の縁部
を支持する突条８が形成されたことを特徴とする。
【０００５】
【実施例】次に、図面に基づいて本発明の実施例につき
説明する。図１は本積層型熱交換器の組立説明図であ
り、図２は同熱交換器に用いられる側壁板４の展開図、
図３は同熱交換器の斜視略図、図４は図３におけるＡ−
Ａ矢視拡大断面略図である。この実施例では、多数の方
形のプレート１とフィン２とが交互に配置される。フィ
ン２の平面外周は、プレート１よりも僅かに小に形成さ
れている。（図４）又、積層方向に隣り合うプレート１
の稜線は互いに直交するように配置されている。そし
て、積層方向の上下両端のプレート１に端板９が配置さ
れてコア３を構成する。そしてこのコア３が積層方向に
互いに圧縮された状態で、その四周に側壁板４が被嵌さ
れる。側壁板４は、コア３の各辺の長さに等しい位置毎
に境界部５が設けられ、その境界部５を中心として図１
の如く側壁板４が断面方形の筒状に曲折される。そし
て、側壁板４の外周にはプレート１の間隔で開口部６と
閉塞部７とがプレート積層方向交互に配置されると共
に、周方向にも開口部６と閉塞部７とが交互に配置され
る。
説明する。図１は本積層型熱交換器の組立説明図であ
り、図２は同熱交換器に用いられる側壁板４の展開図、
図３は同熱交換器の斜視略図、図４は図３におけるＡ−
Ａ矢視拡大断面略図である。この実施例では、多数の方
形のプレート１とフィン２とが交互に配置される。フィ
ン２の平面外周は、プレート１よりも僅かに小に形成さ
れている。（図４）又、積層方向に隣り合うプレート１
の稜線は互いに直交するように配置されている。そし
て、積層方向の上下両端のプレート１に端板９が配置さ
れてコア３を構成する。そしてこのコア３が積層方向に
互いに圧縮された状態で、その四周に側壁板４が被嵌さ
れる。側壁板４は、コア３の各辺の長さに等しい位置毎
に境界部５が設けられ、その境界部５を中心として図１
の如く側壁板４が断面方形の筒状に曲折される。そし
て、側壁板４の外周にはプレート１の間隔で開口部６と
閉塞部７とがプレート積層方向交互に配置されると共
に、周方向にも開口部６と閉塞部７とが交互に配置され
る。
【０００６】閉塞部７の裏面側には突条８が設けられ、
その裏面側において突条８と開口部６とが周方向に交互
に配置されることになる。この側壁板４は、弾性的変形
自在なシール性を有する合成樹脂又はゴムの一体成形体
よりなる。そして、側壁板４の裏面側に突設された夫々
の突条８が各プレート１，１間に嵌入する。この突条８
が嵌入された位置に存在するフィン２の稜線は、その突
条８に平行して配置されている。そして開口部６の位置
では、それと前記稜線とが直交する。この状態を示した
のが図４である。さらに、側壁板４の上下両端には前記
端板９を押圧する突部が形成されている。そして、側壁
板４の周方向両端縁が接着剤等により接合される。な
お、突条８の幅方向両縁とプレート１との間を接着剤に
より接合してもよい。このようにしてなる熱交換器は、
図３において第一熱交換媒体10と第二熱交換媒体11とが
互いに直交する方向に流通し、夫々のプレート１を介し
て両者間に熱交換が行われるものである。
その裏面側において突条８と開口部６とが周方向に交互
に配置されることになる。この側壁板４は、弾性的変形
自在なシール性を有する合成樹脂又はゴムの一体成形体
よりなる。そして、側壁板４の裏面側に突設された夫々
の突条８が各プレート１，１間に嵌入する。この突条８
が嵌入された位置に存在するフィン２の稜線は、その突
条８に平行して配置されている。そして開口部６の位置
では、それと前記稜線とが直交する。この状態を示した
のが図４である。さらに、側壁板４の上下両端には前記
端板９を押圧する突部が形成されている。そして、側壁
板４の周方向両端縁が接着剤等により接合される。な
お、突条８の幅方向両縁とプレート１との間を接着剤に
より接合してもよい。このようにしてなる熱交換器は、
図３において第一熱交換媒体10と第二熱交換媒体11とが
互いに直交する方向に流通し、夫々のプレート１を介し
て両者間に熱交換が行われるものである。
【０００７】
【発明の作用・効果】本発明の積層型熱交換器は、平坦
な多数のプレート１とフィン２とを交互に積層してコア
３が形成されたものにおいて、そのコア３の四周を被嵌
する側壁板４が合成樹脂またはゴム材の一体成形体より
なり、弾性変形自在なシール性を有するから、極めて面
倒なろう付け又はハンダ付けを不要とし、部品点数の少
ない熱交換器を容易に構成することができる。しかも、
この側壁板４はコア３の四周の各辺の幅毎に曲折自在な
境界部５が設けられているため、一つの側壁板４により
四周を隈なく被嵌することができる。そして、開口部６
と閉塞部７とがプレート１の積層ピッチで交互に配置さ
れ、閉塞部７内面には突条８が形成されているため、プ
レート１縁部を確実に支持し、気密性・液密性を確保し
信頼性の高い熱交換器を提供できる。
な多数のプレート１とフィン２とを交互に積層してコア
３が形成されたものにおいて、そのコア３の四周を被嵌
する側壁板４が合成樹脂またはゴム材の一体成形体より
なり、弾性変形自在なシール性を有するから、極めて面
倒なろう付け又はハンダ付けを不要とし、部品点数の少
ない熱交換器を容易に構成することができる。しかも、
この側壁板４はコア３の四周の各辺の幅毎に曲折自在な
境界部５が設けられているため、一つの側壁板４により
四周を隈なく被嵌することができる。そして、開口部６
と閉塞部７とがプレート１の積層ピッチで交互に配置さ
れ、閉塞部７内面には突条８が形成されているため、プ
レート１縁部を確実に支持し、気密性・液密性を確保し
信頼性の高い熱交換器を提供できる。
【図１】本積層型熱交換器の組立説明図。
【図２】同熱交換器に用いられる側壁板４の展開図。
【図３】同熱交換器の斜視略図。
【図４】図３におけるＡ−Ａ矢視拡大断面略図。
１ プレート ２ フィン ３ コア ４ 側壁板 ５ 境界部 ６ 開口部 ７ 閉塞部 ８ 突条 ９ 端板 10 第一熱交換媒体 11 第二熱交換媒体
Claims (1)
- 【請求項１】 平坦な多数の方形プレート１と波形フィ
ン２とを交互に積層してコア３が形成され、 そのコア３の前記積層方向に直交する四周がその側方よ
り合成樹脂又はゴム材の一体成形体よりなる弾性変形自
在なシール性を有する側壁板４で被嵌され、その側壁板
４は、前記コア３の四周の各辺の幅毎に曲折自在な境界
部５が設けられ、前記プレート１の積層ピッチに細長い
開口部６と閉塞部７が交互に且つ、同一積層高さの位置
では前記四周の各隣接する辺毎に前記開口部６と閉塞部
７とが交互に配置され、 前記閉塞部７内面には夫々の前記プレート１の縁部を支
持する突条８が形成されたことを特徴とする積層型熱交
換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11423094A JPH07294177A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 積層型熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11423094A JPH07294177A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 積層型熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07294177A true JPH07294177A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14632512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11423094A Pending JPH07294177A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 積層型熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07294177A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013180335A1 (ko) * | 2012-05-29 | 2013-12-05 | (주)센도리 | 고효율 열교환장치 및 그 제조방법 |
| KR101458156B1 (ko) * | 2012-06-19 | 2014-11-06 | 주식회사 케이앤티 | 냉매 가스를 사용하는 판형 열교환기 |
| KR101676852B1 (ko) * | 2015-07-17 | 2016-11-17 | 현성씨티(주) | 조립성을 향상시킨 냉각탑용 필러 |
| WO2023119644A1 (ja) * | 2021-12-24 | 2023-06-29 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器 |
-
1994
- 1994-04-27 JP JP11423094A patent/JPH07294177A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013180335A1 (ko) * | 2012-05-29 | 2013-12-05 | (주)센도리 | 고효율 열교환장치 및 그 제조방법 |
| KR101458156B1 (ko) * | 2012-06-19 | 2014-11-06 | 주식회사 케이앤티 | 냉매 가스를 사용하는 판형 열교환기 |
| KR101676852B1 (ko) * | 2015-07-17 | 2016-11-17 | 현성씨티(주) | 조립성을 향상시킨 냉각탑용 필러 |
| WO2023119644A1 (ja) * | 2021-12-24 | 2023-06-29 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器 |
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