JPH0120539Y2 - - Google Patents

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JPH0120539Y2
JPH0120539Y2 JP9729684U JP9729684U JPH0120539Y2 JP H0120539 Y2 JPH0120539 Y2 JP H0120539Y2 JP 9729684 U JP9729684 U JP 9729684U JP 9729684 U JP9729684 U JP 9729684U JP H0120539 Y2 JPH0120539 Y2 JP H0120539Y2
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JP
Japan
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heat exchanger
plate
plates
sides
large number
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JP9729684U
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JPS6113180U (ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は配電盤等の電気機器収納箱の内部温度
の上昇を防止するために使用される組立が容易で
気密性に優れた熱交換器に関するものである。
(従来の技術) 大型の電気機器収納箱は内部の電気機器の発熱
により内部温度が著しく上昇することがあるため
外気へ放熱するための熱交換器が取付けられるこ
とが多く、従来はアルミニウム合金等からなる多
数枚の伝熱板をその周縁部にスペーサを介在させ
つつ積層し、これらの伝熱板相互間に形成される
流路に内部空気と外気とを流して熱交換を行わせ
る形式のものが用いられている。(例えば、実公
昭56−13512号公報) (考案が解決しようとする問題点) ところがこのようにスペーサを介在させつつ伝
熱板を積層した従来の熱交換器はその組立が面倒
であるうえにスペーサと伝熱板との接合部の気密
性が完全ではなく、塵を含んだ外気が熱交換器か
ら電気機器収納箱の内部に侵入して電気機器の作
動を不安定なものとする問題があり、組立が容易
で気密性に優れた熱交換器が求められていた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような従来の問題点を解決するた
めに完成されたものであり、多数の襞状の折曲加
工部を配設した2枚の側板を対向させて該側板間
には多数枚の長方形状の伝熱板をその対向する二
辺を前記折曲加工部に介入させて一定間隔下に挟
持させ、各伝熱板間の両側の開口部は封口部材に
より左右交互に封鎖するとともに各側板の隣接す
る折曲加工部の中間部分の片側には前記封口部材
に近接する位置において一列置きに透孔を透設し
たことを特徴とするものである。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例について詳細に説明
すれば、1はアルミニウム合金のような熱伝導率
に優れた材料からなる厚さ0.3〜0.5mm程度の長方
形状の伝熱板であり、2は多数枚の伝熱板1の対
向する二辺を保持して一定間隔に配列される厚さ
1.0〜1.2mm程度の前記伝熱板1と同材よりなる2
枚の側板である。各伝熱板1は対向する二辺を側
板2に一定間隔で形成された襞状の折曲加工部3
に挟圧されて保持されるものであり、予め折曲加
工部3が形成された側板2を用い、伝熱板1の二
辺を折曲加工部3に挿入したうえで外側から圧着
して挟圧保持させてもよいが、多数枚の伝熱板1
を平行に支持しておきスタンデイングシームマシ
ンと呼ばれる折曲加工機により伝熱板1に合わせ
て折曲加工部3を自動的に形成すると同時に伝熱
板1を挟圧させれば極めて容易に組立を行うこと
ができる。このようにして配列された多数枚の伝
熱板1相互間の両側に形成される開口部4はネオ
プレンゴムのような適度の弾性と気密性を備えた
材料からなる封口部材5によつて左右交互に封鎖
され、この結果各伝熱板1相互間には右側に開口
部4を持つ空間と左側に開口部4を持つ空間とが
交互に形成されることとなる。また、各側板2の
隣接する折曲加工部3に挟まれた中間部分6の片
側には封口部材5に近接する位置において一列置
きに透孔7,8が透設されている。これらの透孔
7,8は側板2に折曲加工部3を形成する前に透
設しておいてもよいが、位置決め上の困難を伴う
ので折曲加工部3を形成した後に打抜くことが好
ましい。
(作用) このように構成されたものは、第2図に示すよ
うに上下にフアン9,10を備えたケーシング1
1の中央にセツトしたうえで電気機器収納箱12
に取付ければ、フアン10の吸引力により高温の
電気機器収納箱12の内部空気はケーシング11
の窓孔13及び側板2の隣接する襞状の折曲加工
部3の中間部分6に一列置きに透設された透孔8
から吸引され、対向する二辺を2枚の側板2の折
曲加工部3に挟圧保持させて一定間隔に配列され
た多数枚の伝熱板1の一例列置きの空間内を進行
して封口部材5により封鎖されていない開口部4
に至り、フアン10を経て電気機器収納箱12に
戻されることとなる。一方、外気はフアン9の吸
引力によつてケーシング11の窓孔14、側板2
の透孔7、伝熱板1間の空間、開口部4、フアン
9の経路を通つて再ぴ大気中へ放出されることと
なるが、伝熱板1間の開口部4は封口部材5によ
つて左右交互に封鎖されているうえに側板2の透
孔7,8も一列置きに透設されているために内部
空気と外気とは伝熱板1を挟んで隣接した一列置
きの空間を逆に流れつつ伝熱板1を介して熱交換
を行うこととなる。しかも、透孔7,8はいずれ
も伝熱板1間の各空間の封口部材5に近接する位
置に透設されているから、内部空気と外気とは透
孔7,8から伝熱板1間の空間を反対側の開口部
4に向かつて流れつつ熱交換を行うこととなり、
内部空気は外気によつて十分に冷却されるので電
気機器収納箱12の内部温度は適正範囲内に維持
されることとなる。また、各伝熱板1の対向する
二辺は2枚の側板2の襞状の折曲加工部3に挟圧
保持されているので気密性に優れており、内部空
気と外気とが混合される虞れはないので外気中の
塵が電気機器収納箱12の内部に侵入することも
ない。
(考案の効果) 本考案は以上の説明からも明らかなように、組
立が容易で気密性に優れたものでるから、電気機
器収納箱に取付けて用いれば外気中の塵を侵入さ
せることなく電気機器収納箱の内部温度の上昇を
効率良く防止することができるものであり、伝熱
板および側板をアルミニウム合金等の金属板より
なるため組立容易にして安価に製作できる利点と
も相まち、従来のこの種熱交換器の問題点を解決
したものとしてその実用的価値は極めて大なもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図はその使用状態を示す一部切欠側面図
である。 1:伝熱板、2:側板、3:折曲加工部、4:
開口部、5:封口部材、6:中間部分、7,8:
透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の襞状の折曲加工部3を配設した2枚の側
    板2を対向させて該側板2,2間には多数枚の長
    方形状の伝熱板1をその対向する二辺を前記折曲
    加工部3,3に介入させて一定間隔下に挟持さ
    せ、各伝熱板1,1間の両側の開口部4は封口部
    材5により左右交互に封鎖するとともに各側板2
    の隣接する折曲加工部3の中間部分6の片側には
    前記封口部材5に近接する位置において一列置き
    に透孔7,8を透設したことを特徴とする熱交換
    器。
JP9729684U 1984-06-28 1984-06-28 熱交換器 Granted JPS6113180U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9729684U JPS6113180U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 熱交換器

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JP9729684U JPS6113180U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 熱交換器

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JPS6113180U JPS6113180U (ja) 1986-01-25
JPH0120539Y2 true JPH0120539Y2 (ja) 1989-06-20

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JP9729684U Granted JPS6113180U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 熱交換器

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JP2020076552A (ja) * 2018-11-09 2020-05-21 梅津 健兒 アルミプレート空気熱交換器

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JPS6113180U (ja) 1986-01-25

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