JPH0228079B2 - Netsukokanki - Google Patents

Netsukokanki

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JPH0228079B2
JPH0228079B2 JP15261783A JP15261783A JPH0228079B2 JP H0228079 B2 JPH0228079 B2 JP H0228079B2 JP 15261783 A JP15261783 A JP 15261783A JP 15261783 A JP15261783 A JP 15261783A JP H0228079 B2 JPH0228079 B2 JP H0228079B2
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JP
Japan
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heat transfer
transfer body
heat exchanger
casing
heat
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JP15261783A
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JPS6044798A (ja
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Tadao Totsuka
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D9/00Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D9/0062Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by spaced plates with inserted elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、たとえば電子機器、装置などにおけ
る筐体内温度を冷却するために用いて好適な熱交
換器の改良に関する。
〔従来技術〕
多数の電子部品やその実装用プリント基板群、
さらには電源等を内蔵してなる各種の電子機器、
装置にあつては、通電による内部発熱量が大きく
その筐体内温度が上昇してしまうため、電子部品
等に対する熱影響を防止すべく、何らかの冷却手
段を付設する必要性が生じている。そして、この
ような冷却手段として、最も一般には、フアン等
により筐体内に外気を導入し、さらに内部を循環
させて排出する強制空冷式のものが採用されてい
るが、このような方法では筐体内への塵埃等の侵
入をフイルタ等により防止する必要があり、しか
もその目詰りにより保守、点検作業を頻繁に行な
わなければならないもので、またその濾過性能の
面でも確実性に欠け、さらに湿気などについては
全く無防備であるといつた欠点がある。特に、こ
の種の電子機器、装置にあつては、その内部の電
子部品等の性能を維持するため、筐体内への塵埃
や湿気等の侵入を可能な限り防止しなければなら
ないものである。
このため、この種の電子機器、装置において、
筐体内を冷却するために、第1図に示すような熱
交換器1を筐体2の一部に付設することが考えら
ている。これを簡単に説明すると、図中符号3は
熱交換器1のケーシングで、その内部中央には第
2図に示すような伝熱体4が配設されている。こ
の伝熱体4は、筐体2の内部空気とこれを冷却す
る外気とを流通させる略U字状を呈する通路溝
5,6を内向きと外向きとに交互に形成してなる
形状を呈している。そして、これら内、外通路溝
5,6に対し、フアン7a,7b;8にて筐体内
空気と外気とを導入、出させることにより、これ
ら間で熱交換を行ない、筐体2内を冷却するよう
に構成されている。なお、図中9はケーシング3
の筐体内空間内で吹込側フアン7aと排出側フア
ン7b間の短絡を防ぐスポンジなどによる仕切体
で、また本例では、外気はケーシング3の中央か
ら取り入れて溝6内を通した後、その両端側から
排気するようにした場合を示している。
ところで、このような構成による従来の熱交換
器1において、その伝熱体4は、通常、一枚の板
状部材にプレス加工等を施こすことにより形成さ
れているが、熱交換器1の小型かつコンパクト化
を図ると同時に、その伝熱面積を可能な限り大き
く採るために、その内、外通路溝5,6の溝幅を
狭くして全体の溝数を多くするとともに、その溝
深さをかなり深くすることが望まれており、その
結果この伝熱体4を一回のプレス加工で形成する
ことはできず、加工作業が面倒かつ繁雑となり、
コスト高を招くといつた欠点があつた。さらに、
上述した伝熱体4では、その各溝5,6の溝底部
(第2図中斜線を施こした部分)に空気流が吹き
込まれず、空気の対流が生じ難いためデツドスペ
ースとなつてその伝熱効果を発揮し得ないもので
あつた。特に、その種の熱交換器1において、そ
の熱交換効率は面積と風速との積に比例するもの
で、上述したデツドスペースはその性能上大きな
問題となるものであつた。
また、上述した加工性の問題を解消するために
伝熱体4を、第3図に示すように、各溝5,6の
一方の側壁部とその両端から折曲げ形成された溝
底部とからなる多数のプレート片4aをかしめあ
るいははんだ付けなどにより連結して形成するこ
とが考えられているが、加工、組立性の面でその
繁雑さは避けられず、コスト高であるばかりでな
く、その伝熱面積の増大化とその有効利用化を図
るうえでは第2図に示すものと同様の問題を生じ
るもので、何らかの対策を講じることが望まれて
いる。
〔発明の概要〕
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
であり、その幅方向に所定間隔をおいてかつその
打ち出し方向が異なるようにして打ち出し形成さ
れた一対の挿通孔を有する多数枚の伝熱プレート
片を、その挿通孔周縁が突出する打ち出し側同士
およびその反打ち出し側同士が互いに接合される
ようにジグザグ状に積層して連結し、二流体に交
互に臨むV字状溝を有する伝熱体を形成するとい
う簡単な構成によつて、その成形加工性および組
立性に優れ、コスト低減化を達成し得るととも
に、その伝熱面積を増大させ、さらに溝内での流
体の流れを適切かつ円滑なものとしてその伝熱効
率を大幅に向上させることが可能となる熱交換器
を提供するものである。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
第4図および第5図は本発明に係る熱交換器の
一実施例を示すものであり、これらの図において
第1図と同一部分あるいは相当する部分には同一
番号を付している。
まず、第4図において、熱交換器1の概略構成
を簡単に説明すると、そのケーシング3は、フア
ン7a,7b用の開口10a,10bが穿設され
た略長方形状を呈する底板10と、この底板10
に対し周囲を取り囲むようにして組付けられる側
板11a,11b;12a,12bと、その上部
中央に組付けられたフアン8用の開口13aを有
する上板13とから構成されている。そして、こ
のようなケーシング3内でその上、下方向の中央
には上、下フアン8;7a,7bにて送り込まれ
る二流体間での熱交換を行なう伝熱体4が配設さ
れ、かつその周囲でケーシング3の側板11a,
11b;12a,12bとの間にはパツキン、ス
ポンジ等のシール材14a,14b;15a,1
5bが介装されている。
なお、本実施例によれば、ケーシング3の上部
中央にはフアン8を付設し、この部分から送り込
まれた流体をその両端側の開口部から単に排出す
るようにしているが、これら開口部に排出用フア
ンあるいはフイルタ等の部材を付設するようにし
てもよいことは勿論である。
また、上述した熱交換器1は、たとえば電子機
器、装置の筐体に対しその上、下面のいずれか一
方の面が筐体側に、他方が外気側に向くようにし
て付設されるものであり、その取付位置は筐体の
内、外いずれでもよく、さらに筐体の天井または
側壁に適宜の方向を向いて取付けられるものであ
る。また、流体の流れの適正化を図る仕切体9や
二流体間の流通を防ぐシール材14a,14b;
15a,15b等は必要に応じて設ければよいも
ので、さらにその形状、大きさ等についても種々
の変形例が考えられる。
さて、本発明によれば、上述した熱交換器1に
おいて、二流体(たとえば筐体内空気と外気)間
の熱交換を行なう伝熱体4を、第5図に示すよう
に、上、下に開口するV字溝21,22が交互に
形成されるように、断面がジグザグ状を呈するご
とく多数枚の伝熱プレート片23により組立て形
成するようにしたところに特徴を有している。
これを詳述すると、前記伝熱プレート片23は
第6図a,bに示すように、たとえば鉄板、銅
板、アルミ板などのような熱伝導率のよい材料か
らなる板材により略長方形状を呈するごとく形成
され、かつその上、下両側縁には、それぞれ打ち
出し方向が異なる一対の挿通孔24,25が複数
個づつ打ち出し形成されている。したがつて、こ
れら挿通孔24,25の周縁部24a,25aは
プレート片23の互いに異なる面に突出されるこ
とになる。
そして、本発明によれば、上述したように形成
されたプレート片23を多数枚準備し、これら
を、第5図および第7図に示すように、挿通孔周
縁24a,25aの突出した打ち出し側同士およ
びその反打ち出し側同士が互いに接合かれるよう
にジグザグ状に積層し、かつ各挿通孔24,25
に通しボルトなどの連結棒26を挿通して組立て
ることにより、前述したように交互に開口するV
字状溝21,22を有する伝熱体4を形成し得る
ものある。
したがつて、このような構成によれば、この伝
熱体4を構成するプレート片23はすべて第6図
a,bに示すように同一形状にて形成すればよ
く、その成形加工が簡単であるばかりでなく、こ
れらを適宜組合わせて連結するだけでよいため、
組立作業も簡単で、コスト低減化を図るうえでそ
の効果は大きい。さらに、上述した構成では、各
溝21,22の溝幅を確保するスペーサとしてプ
レート片23に打ち出し形成された挿通孔周縁部
24a,25aを利用しているため、余分な部品
もいらず、その利点は大きい。
また、このようにして形成された伝熱体4によ
れば、従来におけるV字状溝と同数の溝を形成す
るにあたつても、その開口溝幅を2倍と大きくし
た溝21,22とすることができ、その伝熱面積
を増大させ得るとともに、溝内に沿う流体の流れ
を円滑かつ適切なものとし、従来のようなデツト
スペースをなくすことができ、伝熱効率を大幅に
向上させることが可能となる。
ここで、第6図a中符号27で示す部分は、た
とえば本実施例のように第4図において伝熱体4
の上方にフアン等が存在しない空間があるとき、
各プレート片23の一部を延設して伝熱面積を増
大させるための延設部で、その利点は明らかであ
ろう。
そして、このような構成を有する伝熱体4を備
えた熱交換器1を、各種電子機器、装置の筐体内
温度の放熱用として用いれば、その構成が簡単
で、コスト的に安価であるにもかかわらず、全体
が小型かつコンパクトで、しかも性能面で優れて
いるといつた利点を発揮し得るものである。
なお、本発明は上述した各実施例構造に限定さ
れず、各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得
るものであり、またその適用機器、装置としても
種々の分野のものが考えられる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る熱交換器に
よれば、打ち出し方向が異なるようにして打ち出
し形成された一対の挿通孔を有する多数枚の伝熱
プレート片を準備し、これらを挿通孔周縁の突出
した打ち出し側同士および反打ち出し側同士が互
いに接合されるようにジグザグ状に積層して連結
することにより二流体に交互に臨むV字状溝を有
する伝熱体を形成するようにしたので、簡単な構
成で、その成形加工、組立性、さらにはコスト面
で優れ、しかもその伝熱面積を増大させるととも
に、その溝内での流体流の適正化を図り、その伝
熱効率を増大させることができ、また全体が小型
かつコンパクトに構成できる等の種々優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は熱交換器の概略構成を示す概略断面
図、第2図および第3図はその熱交換器に用いら
れている従来の伝熱体を示す要部拡大斜視図およ
びその変形例を示す側面図、第4図は本発明に係
る熱交換器の一実施例を示す全体の概略分解斜視
図、第5図はその要部とする伝熱体を示す要部拡
大斜視図、第6図a,bはその伝熱プレート片の
平面図およびその−線断面図、第7図はその
組立状態を示す要部断面図である。 1……熱交換器、2……筐体、4……伝熱体、
21,22……V字状溝、23……伝熱プレート
片、24,25……挿通孔、24a,25a……
周縁部、26……連結棒。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多数枚の伝熱プレート片を積層して連結する
    ことにより異なる流体に臨むV字状溝を交互に形
    成してなる伝熱体を備え、前記伝熱プレート片
    は、その幅方向に所定間隔おいて打ち出し形成さ
    れかつその打ち出し方向が異なる一対の挿通孔を
    有し、これら挿通孔の周縁が突出する打ち出し側
    同士および反打ち出し側同士を互いに接合させる
    ようにして多数枚の伝熱プレート片がジグザグ状
    に積層され、連結棒によつて一体的に組立てられ
    ていることを特徴とする熱交換器。
JP15261783A 1983-08-22 1983-08-22 Netsukokanki Expired - Lifetime JPH0228079B2 (ja)

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JPS6044798A JPS6044798A (ja) 1985-03-09
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JPH1194476A (ja) * 1997-09-25 1999-04-09 Konica Corp 熱交換器
JP2019184113A (ja) * 2018-04-05 2019-10-24 株式会社関西電熱 プレート式熱交換器及びその製造方法

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