JPS593276Y2 - ネツコウカンタイ - Google Patents
ネツコウカンタイInfo
- Publication number
- JPS593276Y2 JPS593276Y2 JP1975142354U JP14235475U JPS593276Y2 JP S593276 Y2 JPS593276 Y2 JP S593276Y2 JP 1975142354 U JP1975142354 U JP 1975142354U JP 14235475 U JP14235475 U JP 14235475U JP S593276 Y2 JPS593276 Y2 JP S593276Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition
- plate
- heat exchanger
- corrugated
- partition plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本願は、平板と波板とを積重して成る熱交換体に関する
。
。
従来の熱交換体は、第１図のように平板１と波板３を隔
壁２を介して積重し、その間に交互に直交する流路を形
成させたものである。
壁２を介して積重し、その間に交互に直交する流路を形
成させたものである。
このように単に、平板１と波板３とを積重させたものに
おいては、隔壁２と平板１との間のシール性が不十分に
なるという欠点が生じる。
おいては、隔壁２と平板１との間のシール性が不十分に
なるという欠点が生じる。
すなわち、熱交換体製造時（第２図Ｗはウェイト）ある
いは使用中に加わる荷重は、第３図ａのように、構造強
度が最も弱い中央部を垂れ下げ変形させるように作用し
、これによって隔壁上に接置する平板１を剥離に至らし
めることがあるからである。
いは使用中に加わる荷重は、第３図ａのように、構造強
度が最も弱い中央部を垂れ下げ変形させるように作用し
、これによって隔壁上に接置する平板１を剥離に至らし
めることがあるからである。
また、波板の高さに不整いがあると上記変形によってＦ
、Ｆ間における平板１と隔壁２との間に空隙部りを生ぜ
しめ流体Ａ、Ｂを混合させてしまうことにもなる（第３
図１）、ｃ）。
、Ｆ間における平板１と隔壁２との間に空隙部りを生ぜ
しめ流体Ａ、Ｂを混合させてしまうことにもなる（第３
図１）、ｃ）。
したがって本願は、上記に鑑み、剥離を阻止するととも
に製造時あるいは使用時に上記個所に剥離が生じた場合
でも二種流体の混合を防止できる構造の熱交換体を提供
するものである。
に製造時あるいは使用時に上記個所に剥離が生じた場合
でも二種流体の混合を防止できる構造の熱交換体を提供
するものである。
図面により説明すると、第４図、第５図において２０は
本考案の熱交換体であって、隔板１１隔壁１２そして波
板１３から成る。
本考案の熱交換体であって、隔板１１隔壁１２そして波
板１３から成る。
隔板１１は、０．１〜０．１５ｍｍ厚の矩形シートから
形成されるものであって、両側端部に隔壁収納部１４を
有して、その間に波板収納部１７を有する。
形成されるものであって、両側端部に隔壁収納部１４を
有して、その間に波板収納部１７を有する。
隔壁収納部１４は矩形シートの両側端部を所定巾にわた
り立上げた立上部１５と該立上部を外側方に向は折り曲
げた折曲部１６とから戊る。
り立上げた立上部１５と該立上部を外側方に向は折り曲
げた折曲部１６とから戊る。
隔壁１２は、角柱体で戊りその寸法は、高さが立上部１
５の高さに、巾が折曲部１６の長さに、そして長さが隔
壁収納部１４の長さにほぼ一致する。
５の高さに、巾が折曲部１６の長さに、そして長さが隔
壁収納部１４の長さにほぼ一致する。
波板１３は、薄板を波形成型したものであって、その高
さは隔板１１の立上部１５の高さにほぼ一致する。
さは隔板１１の立上部１５の高さにほぼ一致する。
隔板１１は、波板１３、隔壁１２およびろう材を介して
交互に積重される。
交互に積重される。
すなわち、隔板１１の隔壁収納部１４に隔壁１２を、波
板収納部１７に波板１３を各々配設し、次いで別の波板
１３および隔壁１２を保持する隔板１１を９０°ずらし
て積重し、さらに同様にして順次複数段積重して所定の
段数とし、前記ろう材を溶融させて一体化した熱交換体
２０となる。
板収納部１７に波板１３を各々配設し、次いで別の波板
１３および隔壁１２を保持する隔板１１を９０°ずらし
て積重し、さらに同様にして順次複数段積重して所定の
段数とし、前記ろう材を溶融させて一体化した熱交換体
２０となる。
熱交換体２０の隔壁１２．１２間の波板１３の並びに１
段毎に直交し、波板１３の側端と隔壁１２とは、隔板１
１の立上部１５により遮蔽される。
段毎に直交し、波板１３の側端と隔壁１２とは、隔板１
１の立上部１５により遮蔽される。
また、隔板１１の立上部１５および折曲部１６は、隔壁
１２に密接に接合する。
１２に密接に接合する。
第６図において、冷却、被冷却流体Ａ、Ｂは熱交換体２
０の隔壁１２．１２間の波板収納部１７に形成される流
路と、この流路と９０°ずれて直交する波板収納部１７
の流路とに別々に導入され、そこを流通する間に熱交換
される。
０の隔壁１２．１２間の波板収納部１７に形成される流
路と、この流路と９０°ずれて直交する波板収納部１７
の流路とに別々に導入され、そこを流通する間に熱交換
される。
熱交換体２０に荷重が加わり垂れ下り変形を起した場合
、隔壁１２に接置する隔板１１の折曲部１６に生ずる剥
離力は、立上部１５により低下せしめられ剥離の形成を
阻止する。
、隔壁１２に接置する隔板１１の折曲部１６に生ずる剥
離力は、立上部１５により低下せしめられ剥離の形成を
阻止する。
仮りに、製造過程におけるろう付不良あるいは使用時の
外力等により隔壁１２に接置する折曲部１６が剥離した
場合、剥離個所を流通する流体は、隔板１１の立上部１
５によって進路を阻まれ直交する他方の流路に混入しな
い。
外力等により隔壁１２に接置する折曲部１６が剥離した
場合、剥離個所を流通する流体は、隔板１１の立上部１
５によって進路を阻まれ直交する他方の流路に混入しな
い。
波板１３の高さに不整いがあっても、隔板１１の折曲部
１６と隔壁１２との間に空隙が生じる余地はない。
１６と隔壁１２との間に空隙が生じる余地はない。
以上のように本考案の熱交換体は、立上部と折曲部とを
設けた隔板を用い、立上部を補強壁およびシール壁とし
て作用させたものであるから、隔壁」−に接置する隔板
の折曲部が剥離するのを阻止し、かつ、剥離が生じた場
合でも二種流体の混合を阻止し、シール性の優れたもの
となる。
設けた隔板を用い、立上部を補強壁およびシール壁とし
て作用させたものであるから、隔壁」−に接置する隔板
の折曲部が剥離するのを阻止し、かつ、剥離が生じた場
合でも二種流体の混合を阻止し、シール性の優れたもの
となる。
第１図は本考案の熱交換体の一部斜視図、第２図は熱交
換体ろう付時の態様を示す断面図、第３図は従来の熱交
換体の欠点を説明するための一部断面図、第４図は本考
案の熱交換体の一部斜視図、第５図は本考案の熱交換体
の一部分解図、そして第６図は第４図の一部断面拡大図
である。 １１・・・・・・隔板、１２・・・・・・隔壁、１３・
・・・・・波板、１５・・・・・・立上部、１６・・・
・・・折曲部、２０・・・・・・熱交換体。
換体ろう付時の態様を示す断面図、第３図は従来の熱交
換体の欠点を説明するための一部断面図、第４図は本考
案の熱交換体の一部斜視図、第５図は本考案の熱交換体
の一部分解図、そして第６図は第４図の一部断面拡大図
である。 １１・・・・・・隔板、１２・・・・・・隔壁、１３・
・・・・・波板、１５・・・・・・立上部、１６・・・
・・・折曲部、２０・・・・・・熱交換体。
Claims (1)
- 両側端部に、直角に立上る立上部１５と該立上部から外
側方に伸びる折曲部１６とを設けた隔板１１を９０°ず
らして積重し、隔板１１の立上部１５とこれと連続的に
形成された折曲部１６と、当該隔板と別体の隔板１１と
で囲まれる空間に隔板１２を配設するとともに隔板１１
の立上部１５．１５間に波板１３を配設してこれらを一
体化し、隔壁１２と波板１３とを立上部１５により遮蔽
して威る熱交換体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975142354U JPS593276Y2 (ja) | 1975-10-17 | 1975-10-17 | ネツコウカンタイ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975142354U JPS593276Y2 (ja) | 1975-10-17 | 1975-10-17 | ネツコウカンタイ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5254062U JPS5254062U (ja) | 1977-04-18 |
| JPS593276Y2 true JPS593276Y2 (ja) | 1984-01-28 |
Family
ID=28622148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1975142354U Expired JPS593276Y2 (ja) | 1975-10-17 | 1975-10-17 | ネツコウカンタイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS593276Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1983004090A1 (en) * | 1982-05-19 | 1983-11-24 | Ford Motor Company | Turbulator radiator tube and radiator construction derived therefrom |
-
1975
- 1975-10-17 JP JP1975142354U patent/JPS593276Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5254062U (ja) | 1977-04-18 |
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