JPH06101771A - ロータリーバルブ - Google Patents

ロータリーバルブ

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JPH06101771A
JPH06101771A JP27528592A JP27528592A JPH06101771A JP H06101771 A JPH06101771 A JP H06101771A JP 27528592 A JP27528592 A JP 27528592A JP 27528592 A JP27528592 A JP 27528592A JP H06101771 A JPH06101771 A JP H06101771A
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JP
Japan
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rotor
casing
rotary valve
movable base
fixed base
Prior art date
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Pending
Application number
JP27528592A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiko Hattori
孝彦 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHIHARA KAKO KENSETSU KK
Original Assignee
ISHIHARA KAKO KENSETSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】人手による分解、復元作業をなくし、点検、ク
リーニング作業の効率化、省力化を図る。 【構成】ケーシング1が固定ベース4上に、ローター部
8が可動ベース3上に載置され、固定ベース4上のケー
シング1とローター部8のローター2とが押着、脱着で
きる機構を有し、該機構としての固定ベース4上のレー
ル状ガイドを介して設置された可動ベース3を移動させ
る手段に、油圧シリンダ7を用いたロータリーバルブ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータリーバルブに関
する。さらに詳しくは、点検、クリーニングが容易な構
造を有するロータリーバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のロータリーバルブとして
は、サニタリーバルブと称してサイドカバーを開け、点
検、クリーニングをしたり、さらには手作業によってロ
ーター部を抜き取った上で点検、クリーニング作業が行
われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法による場合、ローター重量が大きいロータリーバル
ブでは、ローターの取外し、復元に時間と労力を要した
り、ケーシング部内にシャフトが残る為、十分なクリー
ニングができなかったりする。また、十分なクリーニン
グをすべくシャフトをも手作業によって取外し、点検、
クリーニングすることは、更に時間と労力とを要する。
ところで、この種のロータリーバルブを使用する工程で
は、近時、多品種、多銘柄の工程処理をする場合が多く
なってきており、煩雑に処理することが余儀なくされて
いる。たとえば、医薬品、食品、塗料、高分子、ファイ
ンケミカル製品等の製造において、その銘柄切替え時に
は、その時以前に製造していた製品等の原料類が次に製
造する製品等に混入すると、次の製品の品質に悪影響を
及ぼし望ましくない。従って、銘柄切替え時には、より
完全な点検、クリーニングが必要となり、これがため前
記の銘柄切替え作業に伴う点検、クリーニング作業の効
率化、省力化、さらには安全面よりその改善が一層強く
要望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記問題点
を解決すべく種々検討の結果、ロータリーバルブのケー
シング部とローター、シャフト及び駆動モーターよりな
るローター部とを、点検、クリーニング時には容易に脱
着でき、点検、クリーニング終了後には容易に組込みで
きる機構を付加することによって、極めて効率よく点検
かつクリーニングを容易に行ない得ることの知見に基づ
いて本発明を完成したものである。
【0005】すなわち、本発明は次のとおりである。 1.ケーシング部、もしくはローター、シャフト及び駆
動モーターよりなるローター部の、いずれか一方が固定
ベース上に、他方が可動ベース上に載置されており、か
つ該ローター部のローターを、該ケーシング部内に押着
及び該ケーシング部内より脱着し得る機構を有するロー
タリーバルブ。
【0006】2.ケーシング部が固定ベース上に、ロー
ター、シャフト及び駆動モーターよりなるローター部が
可動ベース上に載置された前記第1項に記載のロータリ
ーバルブ。
【0007】3.ローター部のローターを、ケーシング
部内に押着及びケーシング部内より脱着し得る機構に、
油圧シリンダ、空圧シリンダ又はモートルシリンダを用
いた前記第1項又は第2項に記載のロータリーバルブ。
【0008】4.ローター円周面及びケーシング部内周
面がテーパーを有する前記第1項又は第2項に記載のロ
ータリーバルブ。
【0009】本発明のロータリーバルブにおいては、鋼
板等の固定ベース上にケーシング部又はローター、シャ
フト及び駆動モーターよりなるローター部の一方を載置
し、他方を鋼板等の可動ベース上に載置して、ケーシン
グ部とローター部のローターとが押着及び脱着できる機
構を、固定ベース上に設ける。
【0010】前記の押着及び脱着できる機構としては、
例えば、固定ベース上に複数のレール等のガイドを介し
て可動ベースを支持し、可動ベースを固定ベース上のガ
イドに沿って移動し得るようにすればよい。可動ベース
を移動させる手段としては、例えば、シリンダを固定ベ
ース上の一端に設置し、シリンダのシリンダロッドと可
動ベースとをジョイント等によって接続し、シリンダロ
ッドの往復動によって可動ベースが、固定ベース上のガ
イドに沿って移動し得るようにすればよい。
【0011】通常、ケーシング部はその上下に原料投入
ホッパーや反応器等が設置されているので固定されるこ
とが多く、以下の本発明の説明においては、ケーシング
部を固定ベース上に載置した例で更に説明する。もちろ
ん、ケーシング部が移動可能な状態であれば、可動ベー
ス上に載置してもよい。
【0012】
【作用】ローター、シャフト及び駆動モーターよりなる
ローター部を載置した可動ベースが、押着及び脱着でき
る機構によって固定ベース上のケーシング部とローター
部のローターとが押着又は脱着された状態となり、脱着
時に点検、クリーニングが容易に行え、当該作業の効率
化、省力化が図れる。
【0013】以下に実施例を挙げて本発明をさらに説明
するが、勿論、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。
【0014】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は、点検、クリーニング時における本発明ロータリ
ーバルブの、ケーシング部1とローター部8とが脱着さ
れた状態を示す縦断面図である。
【0015】図1における本発明のロータリーバルブに
おいては、鋼板の固定ベース4上の一端にケーシング部
1が固定されており、他端にはケーシング部とローター
部のローターとが押着及び脱着できる機構として、可動
ベースを移動させるための油圧シリンダ7が固定されて
いる。油圧シリンダ7のシリンダロッド10は、ジョイ
ント11によって、固定ベース4上のレール状ガイド
(図示していない)を介して設置された鋼板の可動ベー
ス3と接続されており、可動ベース3は油圧シリンダ7
の往復動によってケーシング部1の方向及びその逆方向
に移動し得るようになっている。可動ベース3の上に
は、2個のプランマブロックによってシャフト5が固定
されており、このシャフト5のケーシング部1側にはエ
ンドカバー9とローター2が設けられ、反対側には可動
ベース3上に固定された駆動モーター6が、シャフト5
と直結されていてローター2を任意の回転数に制御し得
るように設けられている。
【0016】図1においては、油圧シリンダ7のシリン
ダロッド10は大部分が油圧シリンダ7内に収納された
状態となっており、シリンダロッド10の先端に接続さ
れたジョイント11によって可動ベース3とその上に載
置されたローター部8は、ケーシング部1から後退した
位置にあり、ローター2がケーシング部1より脱着され
た状態となっている。
【0017】ケーシング部1の内周面とローター2の円
周面にはそれぞれ対応するテーパーが設けられており、
ケーシング部1とローター2のクリアランス精度が押着
時に高く、ローター部8のケーシング部1内からの後退
とともにそのクリアランスが拡大し、ケーシング部1内
からローター部8のローター2が移動して、ローター2
がケーシング部1内より容易に脱着され得るようになっ
ている。図1におけるテーパーは各々約1/12に設定
してあるが、このようなテーパーは、脱着するための機
構の簡略化と脱着時の脱着機構に対する負荷を低減する
目的を達成し、かつ、ロータリーバルブの使用目的に合
致した範囲内であれば特に限定されるものではなく、例
えば、1/10〜1/100の範囲内から適宜設定する
ことができる。
【0018】可動ベースを移動させる手段としては、前
記油圧シリンダの他に空圧シリンダ或いはモートルシリ
ンダを用い、ケーシング部とローター部のローターとを
自動的に押着、脱着できるようにする方が作業の効率上
望ましい。また、ケーシング部1とエンドカバー9との
間や、エンドカバー9と固定ベース4との間に、クラン
プ或いはストッパーを設けてケーシング部とローター部
のローターとが押着、脱着した状態を維持し得るように
してもよく、このような場合には、手動で可動ベースを
移動させてもよい。
【0019】駆動モーター6は、図示したようにシャフ
トと直結してローター2を回転し得るようにしたり、或
いは図示していないがチェーン、スプロケット等を介し
て間接的にローターを回転し得るようにしても良い。
【0020】なお、本発明のロータリーバルブを形成す
るものの形状、材質等は、当該分野で通常用いられてい
るものであれば特に限定されず、例えば、ケーシング部
については、ローター収納部が円筒形であれば、ケーシ
ング部の受入、排出側の形状は丸型であっても角型であ
ってもよく、また、ローター2の羽根形状は、フラッ
ト、ヘリカル、ダブルヘリカル等より適宜選定すること
ができ、その材質も、金属、プラスチック、ゴム或いは
それらを組合せたものでもよく、いづれも使用場面、使
用目的等に応じて適宜選択すればよい。
【0021】図1のように脱着された状態となった時点
におけるローター2の上部及び/又はケーシング部1の
上部に、図示していないがエアー或いはウォーターシャ
ワー等を付設すれば、ローター2及び/又はケーシング
部1のオートクリーニングが可能となり、クリーニング
作業の効率化、省力化においてより望ましい。また、本
発明のロータリーバルブにおいては、ケーシング部とロ
ーター部のローターとが脱着された状態にある時には、
従来のサニタリーバルブのようにケーシング部1内にシ
ャフト5が残ることがないので、クリーニング作業のよ
り一層の効率化、省力化が図れる。
【0022】図2は、運転時或いは点検、クリーニング
終了後における本発明ロータリーバルブの、ケーシング
部1とローター部8とが押着された状態を示す縦断面図
である。
【0023】図1に示したケーシング部1とローター部
8とが脱着された状態で点検、クリーニングを終えた本
発明ロータリーバルブは、油圧シリンダ7に圧力を与え
ることによってシリンダロッド10が油圧シリンダ7内
より伸張し、シリンダロッド10の一端に接続されたジ
ョイント11によって可動ベース3とその上に載置され
たローター部8が、ケーシング部1の方向に移動し、ロ
ーター2がケーシング部1内に収納された状態となる。
この時、エンドカバー9とケーシング部1の押着面は、
シーリングを介してネジ止めしてもよいが、油圧シリン
ダ7の圧力によって密接に押着するようにしたり、クラ
ンプ或いはストッパーによって密接に押着するようにて
もよい。
【0024】
【発明の効果】本発明のロータリーバルブは、自動押
着、脱着装置を取付けることにより、人手による分解、
復元作業がなくなり、いわゆるワンタッチ操作での点
検、クリーニング作業がなし得、効率化、省力化、安全
面などから極めて好ましいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】点検、クリーニング時における本発明のロータ
リーバルブのケーシング部とローター部とが脱着された
状態を示す縦断面図である。
【図2】運転時或いは点検、クリーニング終了後におけ
る本発明のロータリーバルブのケーシング部とローター
部とが押着された状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング部 2 ローター 3 可動ベース 4 固定ベース 5 シャフト 6 駆動モーター 7 シリンダ 8 ローター部 9 エンドカバー 10 シリンダロッド 11 ジョイント

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング部、もしくはローター、シャ
    フト及び駆動モーターよりなるローター部の、いずれか
    一方が固定ベース上に、他方が可動ベース上に載置され
    ており、かつ該ローター部のローターを、該ケーシング
    部内に押着及び該ケーシング部内より脱着し得る機構を
    有するロータリーバルブ。
  2. 【請求項2】 ケーシング部が固定ベース上に、ロータ
    ー、シャフト及び駆動モーターよりなるローター部が可
    動ベース上に載置された請求項1記載のロータリーバル
    ブ。
  3. 【請求項3】 ローター部のローターを、ケーシング部
    内に押着及びケーシング部内より脱着し得る機構に、油
    圧シリンダ、空圧シリンダ又はモートルシリンダを用い
    た請求項1記載のロータリーバルブ。
  4. 【請求項4】 ローター円周面及びケーシング部内周面
    がテーパーを有する請求項1又は2記載のロータリーバ
    ルブ。
JP27528592A 1992-09-19 1992-09-19 ロータリーバルブ Pending JPH06101771A (ja)

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JP27528592A JPH06101771A (ja) 1992-09-19 1992-09-19 ロータリーバルブ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006168876A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Aisin Sangyo Kk ロータリーバルブ装置
KR100595014B1 (ko) * 2004-12-09 2006-06-30 (주)이진엔지니어링 로터리 밸브
KR100605681B1 (ko) * 1999-11-25 2006-07-31 주식회사 포스코 집진기 로터리밸브의 고착 더스트 제거장치
KR101649316B1 (ko) 2016-04-05 2016-08-18 (주)건호이엔씨 클린 로터리 밸브

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JP4621490B2 (ja) * 2004-12-14 2011-01-26 アイシン産業株式会社 ロータリーバルブ装置
KR101649316B1 (ko) 2016-04-05 2016-08-18 (주)건호이엔씨 클린 로터리 밸브

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