JPH06101763A - 膨張黒鉛製シートガスケット - Google Patents

膨張黒鉛製シートガスケット

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JPH06101763A
JPH06101763A JP4247973A JP24797392A JPH06101763A JP H06101763 A JPH06101763 A JP H06101763A JP 4247973 A JP4247973 A JP 4247973A JP 24797392 A JP24797392 A JP 24797392A JP H06101763 A JPH06101763 A JP H06101763A
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JP
Japan
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expanded graphite
gasket
sheet gasket
density
graphite sheet
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JP4247973A
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English (en)
Inventor
Minoru Asahina
稔 朝比奈
Kazuaki Chatani
谷 一 明 茶
Takahito Nishida
田 隆 仁 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Valqua Industries Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
Original Assignee
Nippon Valqua Industries Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B38/00Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00474Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
    • C04B2111/00612Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00 as one or more layers of a layered structure

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  • Materials Engineering (AREA)
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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 膨張黒鉛製シートガスケットの少なくとも一
部が、1.55〜2.0g/cm3 の密度を有する膨張
黒鉛で形成されている膨張黒鉛製シートガスケット。 【効果】 上記の膨張黒鉛製シートガスケットは、膨張
黒鉛自体の優れた耐熱性、フランジシール面とのなじみ
性、および低応力緩和性を保持しつつ、従来の膨張黒鉛
製シートガスケットよりも低い締付力(ガスケット応
力)で気体流体の透過漏洩を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、膨張黒鉛製シートガスケ
ットに関し、さらに詳しくは、膨張黒鉛自体の優れた耐
熱性、フランジシール面とのなじみ性、および低応力緩
和性を保持しつつ、気体流体の透過漏洩を低い締付力で
防止できるようなリング状の膨張黒鉛製シートガスケッ
トに関する。
【0002】
【発明の技術的背景】膨張黒鉛製シートガスケットは、
フランジシール面とのなじみ性に優れ、かつ、400℃
程度まで耐え、耐熱性に優れている。従来の膨張黒鉛製
シートガスケットとしては、具体的には、膨張黒鉛単体
のシートガスケット、膨張黒鉛に金属薄板を挿入して取
り扱い性を向上させたサンドイッチ構造のシートガスケ
ットなどが挙げられる。これらのシートガスケットは、
いずれも膨張黒鉛をシール要素としており、したがっ
て、ガスケットのシール性能は膨張黒鉛に依存してい
る。
【0003】膨張黒鉛は、上述したように、フランジシ
ール面とのなじみ性に非常に優れているので、水や油等
の液体流体の透過漏洩はほとんど発生せず、問題にはな
らないが、黒鉛が層状に重なった構造となっているた
め、気体流体がその層間を透過漏洩し易いという問題が
ある。
【0004】そこで、このような気体流体の透過漏洩を
防止するには、ガスケットの締付力を上げる必要がある
が、1MPa程度の内圧を気密するには、20MPa程
度のガスケット面圧が必要となる。
【0005】しかしながら、通常の規格フランジ等で
は、ボルト応力が大きくなり、その許容値を上回ること
になり、このことが、膨張黒鉛製シートガスケットを使
用する上での大きな支障となっている。
【0006】したがって、膨張黒鉛自体の優れた耐熱
性、フランジシール面とのなじみ性、および低応力緩和
性を保持しつつ、従来の膨張黒鉛製シートガスケットよ
りも低い締付力(ガスケット応力)で、気体流体の透過
漏洩(リーク)を防止できる膨張黒鉛製シートガスケッ
トの出現が従来より望まれていた。
【0007】
【発明の目的】本発明は、上記のような従来技術に伴う
問題点を解決しようとするものであって、膨張黒鉛自体
の優れた耐熱性、フランジシール面とのなじみ性、およ
び低応力緩和性を保持しつつ、従来の膨張黒鉛製シート
ガスケットよりも低い締付力で、気体流体の透過漏洩を
防止できる膨張黒鉛製シートガスケットを提供すること
にある。
【0008】
【発明の概要】本発明に係る膨張黒鉛製シートガスケッ
トは、膨張黒鉛製シートガスケットの少なくとも一部が
1.55〜2.0g/cm3の密度を有する膨張黒鉛で
形成されていることを特徴としている。
【0009】本発明では、膨張黒鉛製シートガスケット
がすべて1.55〜2.0g/cm 3 の密度を有する膨
張黒鉛で形成されている膨張黒鉛製シートガスケット、
膨張黒鉛製シートガスケットの一部が1.55〜2.0
g/cm3 の密度を有する膨張黒鉛で周方向に連続的に
形成されている膨張黒鉛製シートガスケットが好まし
い。特に膨張黒鉛製シートガスケットがすべて1.55
〜2.0g/cm3 の密度を有する膨張黒鉛で形成され
ている膨張黒鉛製シートガスケットが好ましい。
【0010】本発明に係る膨張黒鉛製シートガスケット
は、膨張黒鉛自体の優れた耐熱性、フランジシール面と
のなじみ性、および低応力緩和性を保持しつつ、従来の
膨張黒鉛製シートガスケットよりも低い締付力で、気体
流体の透過漏洩を防止できるという効果がある。
【0011】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係る膨張黒鉛製シ
ートガスケットについて具体的に説明する。本発明に係
る膨張黒鉛製シートガスケットは、シートガスケットの
少なくとも一部が1.55〜2.0g/cm3 、好まし
くは1.60〜1.80g/cm3の密度を有する膨張
黒鉛(以下、「高密度の膨張黒鉛」と称する場合があ
る)で形成されている。
【0012】本発明に係る膨張黒鉛製シートガスケット
には、膨張黒鉛製シートガスケットがすべて高密度の膨
張黒鉛で形成されているシートガスケットと、膨張黒鉛
製シートガスケットの一部が高密度の膨張黒鉛で周方向
に連続的に形成されているシートガスケットと、膨張黒
鉛製シートガスケットの一部が高密度の膨張黒鉛で周方
向に非連続的に形成されているシートガスケットとがあ
るが、本発明では、膨張黒鉛製シートガスケットがすべ
て高密度の膨張黒鉛で形成されているシートガスケット
と、膨張黒鉛製シートガスケットの一部が高密度の膨張
黒鉛で周方向に連続的に形成されているシートガスケッ
トが好ましい。特に膨張黒鉛製シートガスケットがすべ
て高密度の膨張黒鉛で形成されているシートガスケット
が好ましい。
【0013】シートガスケットの少なくとも一部が上記
のような高密度の膨張黒鉛で形成されていると、そのシ
ートガスケットは、膨張黒鉛自体の優れた耐熱性、フラ
ンジシール面とのなじみ性、および低応力緩和性を保持
しつつ、従来の膨張黒鉛製シートガスケットよりも低い
締付力で、気体流体の透過漏洩を防止できる。
【0014】従来、ガスケットで一般的に使用されてい
る膨張黒鉛は、密度が1.0g/cm3 程度であり、高
密度品でも密度が1.2g/cm3 である。従来は、ガ
スケットを形成する膨張黒鉛の密度を高くすると、その
歪量(圧縮変形量)が小さくなり過ぎてフランジシール
面とのなじみ性が劣るようになるであろうから、高密度
の膨張黒鉛はガスケットには適しないと、一般に認識さ
れていた。
【0015】しかしながら、上述したように、膨張黒鉛
は黒鉛が層状に重なっている構造をとっているため、気
体流体はその層間を透過漏洩するが、本発明者らは、高
密度の膨張黒鉛を利用したシートガスケットを鋭意研究
したところ、本発明のように予め高密度になるよう膨張
黒鉛を圧縮すれば、膨張黒鉛の層間の空隙がなくなり気
体分子の透過漏洩を抑制することができ、しかも、フラ
ンジシール面とのなじみ性に優れ、高密度の膨張黒鉛が
ガスケットに利用できることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
【0016】本発明に係る膨張黒鉛製シートガスケット
の具体例としては、以下のようなシートガスケットが挙
げられる。 (1)図1の(A)および(B)に示すように、断面形
状が長方形である膨張黒鉛製シートガスケット1であっ
て、ガスケット1がすべて1.55〜2.0g/cm3
の密度を有する膨張黒鉛で形成されているシートガスケ
ット1。
【0017】この膨張黒鉛製シートガスケット1は、通
常、厚みが0.4mm以上、好ましくは0.8〜3.0
mmであり、幅が3mm以上、好ましくは5〜100m
mである。
【0018】このシートガスケット1は、全体が高密度
の膨張黒鉛で形成されているため、シートガスケット1
の中空部に存在する気体流体は、膨張黒鉛の層間から透
過漏洩しにくくなっている。 (2)図2の(A)に示すように、シートガスケット1
の径方向の内側と外側に備えた2つの厚肉部1bと、ガ
スケット1の径方向の中央に備えた1つの薄肉部1aと
からなり、薄肉部1aが2つの厚肉部1bを厚肉部1b
の厚さ方向のほぼ中央で連結している膨張黒鉛製シート
ガスケット1であって、薄肉部1aが密度1.55〜
2.0g/cm3 の膨張黒鉛で形成され、かつ厚肉部1
bが密度0.8〜1.2g/cm3 の膨張黒鉛で形成さ
れている膨張黒鉛製シートガスケット1。
【0019】この膨張黒鉛製シートガスケット1におい
ては、通常、薄肉部1aの厚みが0.4mm以上、好ま
しくは0.8〜2.0mmであり、厚肉部1bのそれぞ
れの厚みが0.8mm以上、好ましくは1.0〜3.2
mmである。
【0020】このようなシートガスケット1を、表面が
平面であるフランジ間に挟んで使用する際には、厚肉部
1bは、密度の低い膨張黒鉛で形成されているので、圧
縮されてほぼ薄肉部1aの厚みになり、シートガスケッ
ト1の中空部に存在する気体流体の殆どが、薄肉部1a
を透過しようとする。しかしながら、薄肉部1aは高密
度の膨張黒鉛で形成されているので、シートガスケット
1の中空部に存在する気体流体は、薄肉部1aの膨張黒
鉛の層間から透過漏洩しにくくなっている。また、厚肉
部1bは、密度の低い膨張黒鉛で形成されているため、
このシートガスケット1とフランジシール面とのなじみ
性がよく、気体流体はシートガスケット1とフランジと
の間から漏洩しにくい。 (3)図2の(B)に示すように、内側が薄肉部1aで
形成され、かつ、外側が厚肉部1bで形成されている膨
張黒鉛製シートガスケット1であって、薄肉部1aが密
度1.55〜2.0g/cm3 の膨張黒鉛で形成され、
かつ、厚肉部1bが密度0.8〜1.2g/cm3 の膨
張黒鉛で形成されている膨張黒鉛製シートガスケット
1。
【0021】この膨張黒鉛製シートガスケット1におい
ては、通常、薄肉部1aの厚みが0.4mm以上、好ま
しくは0.8〜2.0mmであり、厚肉部1bの厚みが
0.8mm以上、好ましくは1.0〜3.2mmであ
る。
【0022】このようなシートガスケット1を用いる場
合には、シートガスケット1の薄肉部1a表面、厚肉部
1b表面、および薄肉部1a表面と厚肉部1b表面との
間に形成されている側面に接触しうるような表面形状を
有するフランジが用いられる。
【0023】このシートガスケット1は、厚肉部1bが
密度の低い膨張黒鉛で形成されているので、このシート
ガスケット1とフランジシール面とのなじみ性がよく、
気体流体はシートガスケット1とフランジとの間から漏
洩しにくい。また、薄肉部1aは高密度の膨張黒鉛で形
成されているので、気体流体は薄肉部1aの膨張黒鉛の
層間から透過漏洩しにくくなっている。 (4)図2の(C)に示すように、コアー層2と、コア
ー層2をサンドイッチしている2つの表皮層3a,3b
とで形成される3層シートガスケット1であって、コア
ー層2が密度1.55〜2.0g/cm3 の膨張黒鉛で
形成され、かつ表皮層3a,3bが密度0.8〜1.2
g/cm3 の膨張黒鉛で形成されている膨張黒鉛製シー
トガスケット1。
【0024】この膨張黒鉛製シートガスケット1におい
ては、通常、コアー層2の厚みが0.4〜3.2mm、
好ましくは0.8〜2.0mmであり、表皮層3a,3
bのそれぞれの厚みが0.1〜2.0mm、好ましくは
0.4〜0.8mmである。
【0025】このシートガスケット1は、表皮層3a,
3bが密度の低い膨張黒鉛で形成されているので、この
シートガスケット1とフランジシール面とのなじみ性が
よく、気体流体はシートガスケット1とフランジとの間
から漏洩しにくい。また、コアー層2は高密度の膨張黒
鉛で形成されているので、気体流体はコアー層2の膨張
黒鉛の層間から透過漏洩しにくくなっている。 (5)図2の(D)に示すように、コアー層2と、コア
ー層2の両表面に2個所それぞれ上下対応するようにサ
ンドイッチしている、表皮層3a,3bとで形成される
シートガスケット1であって、コアー層2が密度1.5
5〜2.0g/cm3 の膨張黒鉛で形成され、かつ表皮
層3a,3bが密度0.8〜1.2g/cm3 の膨張黒
鉛で形成されている膨張黒鉛製シートガスケット1。
【0026】この膨張黒鉛製シートガスケット1におい
ては、通常、コアー層2の厚みが0.4〜3.2mm、
好ましくは0.8〜2.0mmであり、表皮層3a,3
bのそれぞれの厚みが0.1〜2.0mm、好ましくは
0.4〜0.8mmである。
【0027】このようなシートガスケット1は、表皮層
3a,3bが密度の低い膨張黒鉛で形成されているの
で、このシートガスケット1とフランジシール面とのな
じみ性がよく、気体流体はシートガスケット1とフラン
ジとの間から漏洩しにくい。また、コアー層2は高密度
の膨張黒鉛で形成されているので、気体流体はコアー層
2の膨張黒鉛の層間から透過漏洩しにくくなっている。 (6)図3の(A)に示すように、コアー層2と、コア
ー層2をサンドイッチしている2つの表皮層3a,3b
とで形成される3層シートガスケット1であって、コア
ー層2が金属薄板で形成され、かつ、表皮層3a,3b
が密度1.55〜2.0g/cm3 の膨張黒鉛で形成さ
れている膨張黒鉛製シートガスケット1。
【0028】この膨張黒鉛製シートガスケット1におい
ては、通常、コアー層2の金属板の厚みが0.01〜1
0mm、好ましくは0.05〜1mmであり、表皮層3
a,3bのそれぞれの厚みが0.4〜3.2mm、好ま
しくは0.8〜2.0mmである。
【0029】この膨張黒鉛製シートガスケット1では、
コアー層2を金属板で形成することにより、シートガス
ケットの強度を持たせている。このシートガスケット1
は、コアー層2が金属板で形成され、かつ、表皮層3
a,3bが高密度の膨張黒鉛で形成されているため、シ
ートガスケット1の中空部に存在する気体流体は、膨張
黒鉛の層間から透過漏洩しにくくなっている。 (7)図3の(B)に示すように、コアー層2と、コア
ー層2をサンドイッチしている2つの中間層4a,4b
と、中間層4a,4bにそれぞれ接する2つの表皮層3
a,3bとで形成される5層シートガスケット1であっ
て、コアー層2が金属薄板で形成され、中間層4a,4
bが密度1.55〜2.0g/cm3 の膨張黒鉛で形成
され、表皮層3a,3bが密度0.5〜1.2g/cm
3 の膨張黒鉛で形成されている膨張黒鉛製シートガスケ
ット1。
【0030】上記コアー層2を形成する金属薄板として
は、具体的には、ステンレス鋼板、アルミニウム板、銅
板、軟鋼板、チタン鋼板、ニッケル鋼板、ニッケル合金
板、銅合金板、アルミニウム合金板などが挙げられる。
なかでも、ステンレス鋼薄板が好ましい。
【0031】このシートガスケットでは、コアー層2を
金属板で形成することによりシートガスケットの強度を
持たせる。 (8)エンボス模様の凹部の膨張黒鉛の密度が1.55
〜2.0g/cm3 であり、エンボス模様の凸部の膨張
黒鉛の密度が0.8〜1.2g/cm3 である膨張黒鉛
製シートガスケット1。
【0032】上記のエンボス模様としては、たとえば図
4の(A)、(B)、(C)および(D)に示すような
エンボス模様が挙げられる。本発明では、これらのエン
ボス模様のうち、図4の(C)に示すような十字形のエ
ンボス模様、すなわち気体流体のリークパス時間が長い
エンボス模様が特に好ましく、エンボス模様はシートガ
スケット1の両表面に有することが好ましい。
【0033】エンボス模様の凸部の高さは、通常、0.
8〜4.0mm、好ましくは1.5〜3.2mmであ
り、凹部の厚みは、通常、0.4〜3.2mm、好まし
くは0.6〜2.0mmである。
【0034】このようなシートガスケット1では、エン
ボス模様の凸部を形成している膨張黒鉛の密度が低いの
で、フランジシール面とのなじみ性がよく、シートガス
ケット1の中空部に存在する気体流体は、シートガスケ
ット1とフランジシール面との間から漏洩しにくい。ま
た、エンボス模様の凹部を形成している膨張黒鉛は密度
が高いので、気体流体は、この凹部の膨張黒鉛の層間か
ら透過漏洩しにくくなっている。
【0035】本発明に係る膨張黒鉛製シートガスケット
は、上述したように、シートガスケットの少なくとも一
部が1.55〜2.0g/cm3 という高密度の膨張黒
鉛で形成されている。
【0036】膨張黒鉛の高密度化は、膨張黒鉛製シート
に均等に圧縮応力をかけることによって行なわれる。膨
張黒鉛製シートを高密度化する方法としては、具体的に
は、プレスにより膨張黒鉛製シートを圧縮する方法、ロ
ール加工により膨張黒鉛製シートを圧縮する方法、(金
属の圧延のように、膨張黒鉛製シートを数段のロールに
通して圧縮する方法)、あるいは鍛造のように膨張黒鉛
製シートの部分ごとに衝撃を与える方法などが挙げられ
る。
【0037】上記圧縮応力は、シール流体の圧力により
その必要応力は異なるが、通常、20〜100MPa、
好ましくは60〜100MPaである。圧縮加工時に膨
張黒鉛と接触するプレス表面は平滑な金属あるいは樹脂
等が望ましい。
【0038】圧縮加工は、膨張黒鉛製シート、あるいは
膨張黒鉛製シートを予めガスケット形状に打抜いたもの
のいずれに対して行なっても良い。たとえば、膨張黒鉛
製シート全面に圧縮応力を均等にかけてリング状に打ち
抜くか、あるいは予め膨張黒鉛製シートをリング状に打
ち抜いてこのリング状の膨張黒鉛製シート全面に均等に
圧縮応力をかけることにより、上記(1)の膨張黒鉛製
シートガスケット(図1)を得ることができる。
【0039】また、膨張黒鉛製シート表面に圧縮応力を
リング状に均等にかけた後、このリングを含むようにリ
ング状に打ち抜くか、あるいは予め膨張黒鉛製シートを
リング状に打ち抜いてこのリング状の膨張黒鉛製シート
表面の一部を同心円となるようなリング状に圧縮応力を
均等にかけることにより、上記(2)の膨張黒鉛製シー
トガスケット(図2の(A))ないしは上記(3)の膨
張黒鉛製シートガスケット(図2の(B))のようなシ
ートガスケットを得ることができる。
【0040】さらに、上記(1)のシートガスケットの
製法と同じ方法で得られた断面形状が長方形で、高密度
の膨張黒鉛で形成されたリング状の膨張黒鉛製シートを
コアー層とし、このコアー層をリング状の低密度膨張黒
鉛製シートでサンドイッチして、これらのシートを加圧
成形にて積層する方法を採用すれば、上記(4)ないし
(5)の膨張黒鉛製シートガスケット(図2の(C)お
よび(D))のようなシートガスケットが得られる。
【0041】積層タイプの膨張黒鉛製シートガスケット
では、膨張黒鉛からなる各層の積層は、少量の接着剤を
塗布しておいて接合しても良く、また、接着剤を用いる
ことなく、これらの層を形成している膨張黒鉛製シート
同士を加圧成形にて自己接着させることも可能である。
【0042】また、上記のようなエンボス模様をシート
ガスケット表面に施す方法としては、従来一般に使用さ
れているエンボス加工法、たとえばエンボスロールを用
いる方法を用いることができる。
【0043】本発明では、シートガスケットを形成して
いる膨張黒鉛に圧縮加工またはエンボス加工を施して膨
張黒鉛の密度を1.5〜2.0g/cm3 という高密度
にすることによって、気体流体の透過漏洩を抑制し、従
来の膨張黒鉛製シートガスケットよりも気密に必要なガ
スケット応力(締付力)を低減することができる。
【0044】
【発明の効果】本発明に係る膨張黒鉛製シートガスケッ
トは、ガスケットの少なくとも一部が1.55〜2.0
g/cm3 の密度を有する膨張黒鉛で形成されているの
で、膨張黒鉛自体の優れた耐熱性、フランジシール面と
のなじみ性、および低応力緩和性を保持しつつ、従来の
膨張黒鉛製シートガスケットよりも低い締付力で気体流
体の透過漏洩を防止できる。特に、ガスケットの少なく
とも一部が上記のような高密度の膨張黒鉛で周方向に連
続的に形成されている膨張黒鉛製シートガスケットは、
気体流体の透過漏洩の防止効果が大きい。
【0045】以下、本発明を実施例により説明するが、
本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。
なお、膨張黒鉛製シートガスケットの気密性能試験は、
下記の方法に従って行なった。 (1)膨張黒鉛製シートガスケットの気密性能試験 膨張黒鉛製シートガスケットの気密性能試験は、試料ガ
スケット5として図1および図5に示すようなガスケッ
ト1を用い、図6に示すような油圧式の負荷装置6を用
いて行なった。
【0046】試料ガスケットとして用いる図1に示すガ
スケット1は、断面形状が長方形であるリング状のガス
ケットで、厚みが0.85mmであり、内径が35mm
であり、外径が79mmである。また、試料ガスケット
として用いる図5に示すガスケット1は、シートガスケ
ット1の径方向の内側と外側に備えた2つの厚肉部1b
と、ガスケット1の径方向の中央に備えた1つの薄肉部
1aとからなり、薄肉部1aが2つの厚肉部1bを厚肉
部1bの厚さ方向の中央で連結している膨張黒鉛製シー
トガスケットで、厚みが厚肉部1bで1.5mm、薄肉
部1aで0.85mmであり、内径が35mmであり、
外径が79mmであり、ガスケット1の外側と内側の厚
肉部1b表面の幅が6mmであり、凹部表面(底面)の
幅が10mmであり、かつ、ガスケット1の両表面に形
成されている深さは同じで、これらの凹部のテーバの傾
斜角度は全て同じである。
【0047】油圧式の負荷装置6は、図6に示すような
窒素ガス導入管7が設けられているフランジ10aを有
する支持台8と、油圧で負荷をかけるときにその負荷を
受ける球面座9を有するフランジ10bとからなり、支
持台8の上に上記試料ガスケット5をセットした後フラ
ンジ10bを下降させてガスケット5に所定の負荷をか
け、支持台8の上部周面に設けたO- リング11とフラ
ンジ10の下部周面に溶接されている金属製筒体12と
の間隙から窒素ガスが漏れないように、試料ガスケット
5から漏洩してくる窒素ガスを排出するようになってい
る管13に設けられているナット14で金属製筒体12
を締め付ける構造になっている。
【0048】膨張黒鉛製シートガスケットの気密性能試
験は、まず、上記油圧式の荷重負荷装置において、図1
または図5に示すような試料ガスケット5をフランジ1
0a,10b間に装着し、試料ガスケット5に荷重を段
階的に負荷した。
【0049】そして、各荷重段階毎に、窒素ガスを導入
管7に供給して試料ガスケット5の中空部における窒素
ガスの圧力を所定の圧力に調整し、試料ガスケット5の
中空部から試料ガスケット5を漏洩してくる窒素ガスの
量を管13を通じて自動式精密膜流量計15で測定し、
試料ガスケットの気密性能を確認した。
【0050】本試験では、窒素ガスのリーク量(透過漏
洩量)が1.7×10-4Pa・m3/s以下のとき、試
料ガスケットはシール性ありとし、この量を超えると
き、シール性なしとした。
【0051】
【実施例1】ガスケット全体が1.78g/cm3 の密
度を有する膨張黒鉛からなる、図1の(A)および
(B)に示すような断面形状が長方形であるシートガス
ケット1を試料ガスケット5として、気密性能試験を上
記方法にて行なった。
【0052】試験結果を図7に示す。
【0053】
【比較例1】実施例1と同じ形状の膨張黒鉛製シートガ
スケット1であって、ガスケット全体が1.0g/cm
3 の密度を有する膨張黒鉛で形成されたシートガスケッ
ト1を試料ガスケット5として、気密性能試験を上記方
法にて行なった。
【0054】試験結果を図8に示す。図7と図8とを比
較すると、ガスケットの内圧を1.0MPaに保持する
とき、比較例1では、ガスケット応力(ガスケット面
圧)を20MPaにして始めてガスケットのシール性が
発揮されるのに対し、実施例1では、ガスケット応力を
10MPaにすればガスケットのシール性が発揮され、
10MPaのガスケット応力でガスケットの内圧を2.
0MPaまで保持することができる。すなわち、実施例
1のガスケットは、比較例1のガスケットよりも低い締
付力で窒素ガスの透過漏洩を防止できることが判る。
【0055】なお、図7において、○は、ガスケットの
シール性があることを示し、●は、窒素ガスがガスケッ
トからリークしていること、すなわちガスケットのシー
ル性がないことを示す。また、図8において、△は、ガ
スケットのシール性があることを示し、▲は、窒素ガス
がガスケットからリークしていることを示す。
【0056】
【実施例2】図5に示すように、シートガスケット1の
径方向の内側と外側に備えた2つの厚肉部1bと、ガス
ケット1の径方向の中央に備えた1つの薄肉部1aとか
らなり、薄肉部1aが2つの厚肉部1bを厚肉部1bの
厚さ方向の中央で連結している膨張黒鉛製シートガスケ
ットであって、薄肉部1aが密度1.78g/cm3
膨張黒鉛で形成され、厚肉部1bが密度1.0g/cm
3 の膨張黒鉛で形成されているガスケット1を試料ガス
ケット5として、気密性能試験を上記方法にて行なっ
た。
【0057】試験結果を図9に示す。
【0058】
【比較例2】実施例2と同じ形状の膨張黒鉛製シートガ
スケット1であって、ガスケット1全体が1.0g/c
3 の密度を有する膨張黒鉛で形成されているガスケッ
ト1を試料ガスケット5として、気密性能試験を上記方
法にて行なった。
【0059】試験結果を図10に示す。図9と図10と
を比較すると、ガスケットの内圧を1.0MPaに保持
するとき、比較例2では、ガスケット応力を20MPa
にして始めてガスケットのシール性が発揮されるのに対
し、実施例2では、ガスケット応力を10MPaにすれ
ばガスケットのシール性が発揮される。また、ガスケッ
トの内圧を1.5MPaに保持するとき、比較例2で
は、ガスケット応力を20MPaにしてもガスケットの
シール性がないのに対し、実施例2では、ガスケット応
力を15MPaにすればガスケットのシール性が発揮さ
れ、15MPaのガスケット応力でガスケットの内圧を
2.0MPaまで保持することができる。すなわち、実
施例2のガスケットは、比較例2のガスケットよりも低
い締付力で窒素ガスの透過漏洩を防止できることが判
る。
【0060】なお、図9において、□は、ガスケットの
シール性があることを示し、■は、窒素ガスがガスケッ
トからリークしていることを示す。また、図10におい
て、△は、ガスケットのシール性があることを示し、▲
は、窒素ガスがガスケットからリークしていることを示
す。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(A)は、本発明に係る膨張黒鉛製シー
トガスケットの一例の平面図であり、図1の(B)は、
図1の(A)におけるA−A線断面矢視図である。
【図2】図2は、本発明に係る膨張黒鉛製シートガスケ
ットの具体例を説明するためのの断面拡大図である。
【図3】図3は、本発明に係る膨張黒鉛製シートガスケ
ットの具体例を説明するためのの断面拡大図である。
【図4】図4は、本発明に係る膨張黒鉛製シートガスケ
ットの表面に施されるエンボス模様の例を示す平面図で
ある。
【図5】図5は、実施例および比較例で用いられる試料
ガスケットを説明するための断面拡大図である。
【図6】図6は、実施例および比較例において、試料ガ
スケットの気密性能試験を行なう際に用いる装置の概略
説明図である。
【図7】図7は、実施例1のガスケットの気密性能試験
結果を示す、ガスケット応力とガスケットの内圧との関
係図である。
【図8】図8は、比較例1のガスケットの気密性能試験
結果を示す、ガスケット応力とガスケットの内圧との関
係図である。
【図9】図9は、実施例2のガスケットの気密性能試験
結果を示す、ガスケット応力とガスケットの内圧との関
係図である。
【図10】図10は、比較例2のガスケットの気密性能
試験結果を示す、ガスケット応力とガスケットの内圧と
の関係図である。
【符号の説明】
1 ・・・・・・シートガスケット 1a ・・・・・・薄肉部 1b ・・・・・・厚肉部 2 ・・・・・・コアー層 3a,3b ・・・・・・表皮層 4a,4b ・・・・・・中間層 5 ・・・・・・試料ガスケット 6 ・・・・・・負荷装置 7 ・・・・・・窒素ガス導入管 8 ・・・・・・支持台 9 ・・・・・・球面座 10a,10b ・・・・・・フランジ 11 ・・・・・・O- リング 12 ・・・・・・金属製筒体 13 ・・・・・・窒素ガス排出管 14 ・・・・・・ナット 15 ・・・・・・自動式精密膜流量計

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】膨張黒鉛製シートガスケットの少なくとも
    一部が1.55〜2.0g/cm3の密度を有する膨張
    黒鉛で形成されていることを特徴とする膨張黒鉛製シー
    トガスケット。
  2. 【請求項2】膨張黒鉛製シートガスケットがすべて1.
    55〜2.0g/cm3 の密度を有する膨張黒鉛で形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の膨張黒鉛
    製シートガスケット。
  3. 【請求項3】膨張黒鉛製シートガスケットの一部が1.
    55〜2.0g/cm3 の密度を有する膨張黒鉛で周方
    向に連続的に形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の膨張黒鉛製シートガスケット。
  4. 【請求項4】シートガスケットの径方向の内側と外側に
    備えた2つの厚肉部と、該ガスケットの径方向の中央に
    備えた1つの薄肉部とからなり、該薄肉部が2つの厚肉
    部を厚肉部の厚さ方向のほぼ中央で連結している膨張黒
    鉛製シートガスケットであって、 該薄肉部が密度1.55〜2.0g/cm3 の膨張黒鉛
    で形成され、かつ、 該厚肉部が密度0.8〜1.2g/cm3 の膨張黒鉛で
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載の膨張
    黒鉛製シートガスケット。
  5. 【請求項5】コアー層と、該コアー層をサンドイッチし
    ている2つの表皮層とで形成される3層シートガスケッ
    トであって、 該コアー層が密度1.55〜2.0g/cm3 の膨張黒
    鉛で形成され、かつ、 該表皮層が密度0.5〜1.2g/cm3 の膨張黒鉛で
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載の膨張
    黒鉛製シートガスケット。
  6. 【請求項6】コアー層と、該コアー層をサンドイッチし
    ている2つの表皮層とで形成される3層シートガスケッ
    トであって、 該コアー層が金属薄板で形成され、かつ、 該表皮層が密度1.55〜2.0g/cm3 の膨張黒鉛
    で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の膨
    張黒鉛製シートガスケット。
  7. 【請求項7】コアー層と、該コアー層をサンドイッチし
    ている2つの中間層と、該中間層にそれぞれ接する2つ
    の表皮層とで形成される5層シートガスケットであっ
    て、 該コアー層が金属薄板で形成され、 該中間層が密度1.55〜2.0g/cm3 の膨張黒鉛
    で形成され、かつ、 該表皮層が密度0.5〜1.2g/cm3 の膨張黒鉛で
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載の膨張
    黒鉛製シートガスケット。
  8. 【請求項8】膨張黒鉛製シートガスケットであって、 エンボス模様の凹部の膨張黒鉛の密度が1.55〜2.
    0g/cm3 であり、エンボス模様の凸部の膨張黒鉛の
    密度が0.8〜1.2g/cm3 であることを特徴とす
    る請求項1に記載の膨張黒鉛製シートガスケット。
  9. 【請求項9】前記エンボス模様の凸部の表面形状が十字
    型であることを特徴とする請求項8に記載の膨張黒鉛製
    シートガスケット。
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