JPH06100898A - 食器洗浄方法及び濯ぎ助剤組成物 - Google Patents
食器洗浄方法及び濯ぎ助剤組成物Info
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- JPH06100898A JPH06100898A JP5060360A JP6036093A JPH06100898A JP H06100898 A JPH06100898 A JP H06100898A JP 5060360 A JP5060360 A JP 5060360A JP 6036093 A JP6036093 A JP 6036093A JP H06100898 A JPH06100898 A JP H06100898A
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- JP
- Japan
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- rinsing
- rinse
- poly
- polyamino acid
- composition
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/16—Organic compounds
- C11D3/37—Polymers
- C11D3/3703—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C11D3/3719—Polyamides or polyimides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/16—Organic compounds
- C11D3/26—Organic compounds containing nitrogen
- C11D3/32—Amides; Substituted amides
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗浄した食器の外観を悪化させずにスケール
の生成を抑制する機械化食器洗浄方法及び濯ぎ助剤組成
物の提供。 【構成】 食器洗浄機で食器を洗浄する本発明方法は、
濯ぎステップにおいて濯ぎ水に式 ポリ(X)n 〔式中各Xは互いに独立にアスパラギン酸もしくはその
塩、グルタミン酸もしくはその塩、グルタミン、アスパ
ラギン、またはこれらの混合物であり、nは3〜100
0である〕のポリアミノ酸化合物を、濯ぎ液が該ポリア
ミノ酸化合物を10ppm未満の濃度で含有するような
量で添加することを特徴とする。本発明は、上記のよう
なポリアミノ酸を含有する濯ぎ助剤組成物も開示する。
の生成を抑制する機械化食器洗浄方法及び濯ぎ助剤組成
物の提供。 【構成】 食器洗浄機で食器を洗浄する本発明方法は、
濯ぎステップにおいて濯ぎ水に式 ポリ(X)n 〔式中各Xは互いに独立にアスパラギン酸もしくはその
塩、グルタミン酸もしくはその塩、グルタミン、アスパ
ラギン、またはこれらの混合物であり、nは3〜100
0である〕のポリアミノ酸化合物を、濯ぎ液が該ポリア
ミノ酸化合物を10ppm未満の濃度で含有するような
量で添加することを特徴とする。本発明は、上記のよう
なポリアミノ酸を含有する濯ぎ助剤組成物も開示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械化された(機械に
よる)食器洗浄作業の濯ぎステップの改良と、機械化さ
れた食器洗浄作業の濯ぎステップで用いられる濯ぎ助剤
組成物とに係わる。
よる)食器洗浄作業の濯ぎステップの改良と、機械化さ
れた食器洗浄作業の濯ぎステップで用いられる濯ぎ助剤
組成物とに係わる。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】機械
化された食器洗浄作業では普通、洗浄されるべき物品は
まず主洗浄ステップにおいて洗浄され、その後数回濯い
で付着している主洗浄剤及び残留する汚れを一切濯ぎ落
とされる。濯ぎステップにおいて濯ぎ水に、物品をより
均一に乾燥させて乾燥した物品の外観を改善する濯ぎ助
剤組成物を添加することは通例である。
化された食器洗浄作業では普通、洗浄されるべき物品は
まず主洗浄ステップにおいて洗浄され、その後数回濯い
で付着している主洗浄剤及び残留する汚れを一切濯ぎ落
とされる。濯ぎステップにおいて濯ぎ水に、物品をより
均一に乾燥させて乾燥した物品の外観を改善する濯ぎ助
剤組成物を添加することは通例である。
【0003】食器洗浄機での主洗浄サイクル及び最後の
濯ぎの間に高濃度の炭素種が洗浄される物品上にCaC
O3付着物(スケール)をしばしば生成させ得ることが
知られている。現在一般に用いられている、リン酸塩を
含有しない無リンの主洗浄製剤はスケール生成抑制特性
も不十分な比較的弱いビルダーを含有し、この製剤を用
いた場合のスケール生成の危険は三リン酸ナトリウムを
主成分とする通常製剤を用いた場合より大きい。
濯ぎの間に高濃度の炭素種が洗浄される物品上にCaC
O3付着物(スケール)をしばしば生成させ得ることが
知られている。現在一般に用いられている、リン酸塩を
含有しない無リンの主洗浄製剤はスケール生成抑制特性
も不十分な比較的弱いビルダーを含有し、この製剤を用
いた場合のスケール生成の危険は三リン酸ナトリウムを
主成分とする通常製剤を用いた場合より大きい。
【0004】比較的高い水硬度を有し、食器洗浄機での
使用に際して十分に軟化しない水道水が問題を劇的に増
大させる。
使用に際して十分に軟化しない水道水が問題を劇的に増
大させる。
【0005】この問題を軽減するために、ポリアクリレ
ート、無水マレイン酸−アクリル酸コポリマー、及びD
equest(登録商標)シリーズの様々な有機ポリホ
スホネートなどの補助ビルダーが、リン酸塩を含有しな
い機械化食器洗浄用組成物に添加された。しかし、上記
のような補助ビルダーを添加した、リン酸塩を含有しな
い機械化食器洗浄用組成物を機械化食器洗浄作業で特に
主洗浄剤として用いると、複数回の洗浄の後にしばしば
物品、特にガラス器の外観が濯ぎ助剤の使用にもかかわ
らず悪化することを本願出願人は観察した。
ート、無水マレイン酸−アクリル酸コポリマー、及びD
equest(登録商標)シリーズの様々な有機ポリホ
スホネートなどの補助ビルダーが、リン酸塩を含有しな
い機械化食器洗浄用組成物に添加された。しかし、上記
のような補助ビルダーを添加した、リン酸塩を含有しな
い機械化食器洗浄用組成物を機械化食器洗浄作業で特に
主洗浄剤として用いると、複数回の洗浄の後にしばしば
物品、特にガラス器の外観が濯ぎ助剤の使用にもかかわ
らず悪化することを本願出願人は観察した。
【0006】
【課題を解決するための手段】今や、機械化食器洗浄作
業の濯ぎステップにおいて式 ポリ(X)n 〔式中各Xは互いに独立にアスパラギン酸もしくはその
塩、グルタミン酸もしくはその塩、グルタミン、アスパ
ラギン、またはこれらの混合物であり、nは3〜100
0である〕の生分解性ポリアミノ酸化合物を有効レベル
で用いれば、洗浄した物品の外観を著しく改善できるこ
とが判明した。
業の濯ぎステップにおいて式 ポリ(X)n 〔式中各Xは互いに独立にアスパラギン酸もしくはその
塩、グルタミン酸もしくはその塩、グルタミン、アスパ
ラギン、またはこれらの混合物であり、nは3〜100
0である〕の生分解性ポリアミノ酸化合物を有効レベル
で用いれば、洗浄した物品の外観を著しく改善できるこ
とが判明した。
【0007】従って本発明は、機械化食器洗浄作業の濯
ぎステップを改良し、この改良は上段に定義したポリア
ミノ酸を有効量で濯ぎ液中に用いることを含む。
ぎステップを改良し、この改良は上段に定義したポリア
ミノ酸を有効量で濯ぎ液中に用いることを含む。
【0008】いかなる理論にも拘泥するつもりはない
が、主洗浄サイクルでのスケール生成を大幅に抑制して
も、特に通常の高温条件下で濯ぎサイクルにおいてなお
物品上に、白色付着物として特にガラス上で目に付くス
ケールが生成及び堆積し得ると考えられる。
が、主洗浄サイクルでのスケール生成を大幅に抑制して
も、特に通常の高温条件下で濯ぎサイクルにおいてなお
物品上に、白色付着物として特にガラス上で目に付くス
ケールが生成及び堆積し得ると考えられる。
【0009】即ち本発明は、濯ぎステップにおける洗浄
した物品上への二次的スケール生成という問題を解決
し、主洗浄剤としてリン酸塩を含有しない無リン組成物
を用いる場合への適用において特に重要である。
した物品上への二次的スケール生成という問題を解決
し、主洗浄剤としてリン酸塩を含有しない無リン組成物
を用いる場合への適用において特に重要である。
【0010】本発明で用いるポリアミノ酸化合物はポリ
アスパラギン酸塩やポリグルタミン酸塩といった、アス
パラギン酸、グルタミン酸、グルタミンまたはアスパラ
ギンのホモポリマーであっても、また前記アミノ酸同士
を任意に組み合わせたコポリマーであってもよく、その
際アミノ酸モノマーは総てL形、D形、またはL形とD
形との混合であり得る。好ましくはnは3〜500であ
り、更に好ましくは5〜150、最も好ましくは10〜
100である。本発明で用いるポリアミノ酸化合物はリ
ンを含有せず、無毒でかつ生分解性であり、従って“生
の”製品中に用いるのに適している。これらのポリアミ
ノ酸化合物が金属腐食を抑制し得ることも、別の利点と
して指摘することができる。
アスパラギン酸塩やポリグルタミン酸塩といった、アス
パラギン酸、グルタミン酸、グルタミンまたはアスパラ
ギンのホモポリマーであっても、また前記アミノ酸同士
を任意に組み合わせたコポリマーであってもよく、その
際アミノ酸モノマーは総てL形、D形、またはL形とD
形との混合であり得る。好ましくはnは3〜500であ
り、更に好ましくは5〜150、最も好ましくは10〜
100である。本発明で用いるポリアミノ酸化合物はリ
ンを含有せず、無毒でかつ生分解性であり、従って“生
の”製品中に用いるのに適している。これらのポリアミ
ノ酸化合物が金属腐食を抑制し得ることも、別の利点と
して指摘することができる。
【0011】好ましい化合物はポリアスパラギン酸塩及
びポリグルタミン酸塩であり、なぜならこれらは、例え
ばSigma Chem. Corp.及びAjino
moto Companyから市販されているからであ
る。Cygnus(登録商標)−32はCygnus
Corporation, USAから入手可能な、ポ
リアスパラギン酸塩約40重量%含有のポリアミノ酸製
品である。本発明では、他の理由で好ましい上記以外の
ポリアミノ酸も用い得る。
びポリグルタミン酸塩であり、なぜならこれらは、例え
ばSigma Chem. Corp.及びAjino
moto Companyから市販されているからであ
る。Cygnus(登録商標)−32はCygnus
Corporation, USAから入手可能な、ポ
リアスパラギン酸塩約40重量%含有のポリアミノ酸製
品である。本発明では、他の理由で好ましい上記以外の
ポリアミノ酸も用い得る。
【0012】本発明で用いるポリアミノ酸は濯ぎ水にそ
のまま添加しても、水溶液の形態で添加しても、またポ
リアミノ酸と、濯ぎ助剤中に通常用いられるような他の
適当な、もしくは望ましい成分とを含有する任意の適当
な物理的形態の組成物として添加してもよい。上記他の
適当な成分とは、低レベルの湿潤剤または洗剤界面活性
剤;クエン酸などの有機酸;ヒドロトロープ;アルコー
ル;香料;殺菌剤;防錆剤;クレー、特にLaponi
te Ind. Ltd.のクレーLaponite
(登録商標)などの層状クレー鉱物等であり得る。適当
な物理的形態は、粉末、液体、タブレット、ブロック、
顆粒等である。しかし、好ましい適当形態は液体であ
る。
のまま添加しても、水溶液の形態で添加しても、またポ
リアミノ酸と、濯ぎ助剤中に通常用いられるような他の
適当な、もしくは望ましい成分とを含有する任意の適当
な物理的形態の組成物として添加してもよい。上記他の
適当な成分とは、低レベルの湿潤剤または洗剤界面活性
剤;クエン酸などの有機酸;ヒドロトロープ;アルコー
ル;香料;殺菌剤;防錆剤;クレー、特にLaponi
te Ind. Ltd.のクレーLaponite
(登録商標)などの層状クレー鉱物等であり得る。適当
な物理的形態は、粉末、液体、タブレット、ブロック、
顆粒等である。しかし、好ましい適当形態は液体であ
る。
【0013】ポリアミノ酸が有効であるためには、その
濯ぎ液中でのレベルが重要である。濯ぎ液は先に定義し
たポリアミノ酸を10ppm未満、好ましくは5ppm
未満の非常に低い濃度でのみ含有するべきであり、前記
濃度の特に適当な範囲は約1〜約3ppmである。この
ことは、通常濯ぎ水10l当たり約1mlの量で用いら
れる濯ぎ助剤組成物のポリアミノ酸レベルが10重量%
未満、好ましくは5重量%未満であり、特に適当なレベ
ル範囲は1〜3重量%であることに対応する。
濯ぎ液中でのレベルが重要である。濯ぎ液は先に定義し
たポリアミノ酸を10ppm未満、好ましくは5ppm
未満の非常に低い濃度でのみ含有するべきであり、前記
濃度の特に適当な範囲は約1〜約3ppmである。この
ことは、通常濯ぎ水10l当たり約1mlの量で用いら
れる濯ぎ助剤組成物のポリアミノ酸レベルが10重量%
未満、好ましくは5重量%未満であり、特に適当なレベ
ル範囲は1〜3重量%であることに対応する。
【0014】ポリアミノ酸レベルの上記上限はきわめて
重要で、厳守されるべきものであり、なぜならこれを越
えるレベルは別の現象、即ちガラス上での薄青色膜生成
によって有益な成果を無効とする傾向を有するからであ
る。
重要で、厳守されるべきものであり、なぜならこれを越
えるレベルは別の現象、即ちガラス上での薄青色膜生成
によって有益な成果を無効とする傾向を有するからであ
る。
【0015】従って本発明は、主洗浄サイクルにおいて
物品を洗浄し、濯ぎサイクルにおいて物品を濯ぐことを
含む食器洗浄機での食器洗浄方法であって、濯ぎステッ
プにおいて濯ぎ水に先に定義したポリアミノ酸化合物
を、濯ぎ液が該ポリアミノ酸化合物を10ppm未満、
好ましくは5ppm未満の濃度で含有するような量で添
加することを特徴とする方法を提供する。
物品を洗浄し、濯ぎサイクルにおいて物品を濯ぐことを
含む食器洗浄機での食器洗浄方法であって、濯ぎステッ
プにおいて濯ぎ水に先に定義したポリアミノ酸化合物
を、濯ぎ液が該ポリアミノ酸化合物を10ppm未満、
好ましくは5ppm未満の濃度で含有するような量で添
加することを特徴とする方法を提供する。
【0016】本発明はまた、機械化された食器洗浄作業
の濯ぎステップで水性濯ぎ液中に用いるのに適した濯ぎ
助剤組成物であって、先に定義したポリアミノ酸化合物
を含有することを特徴とする組成物も提供する。
の濯ぎステップで水性濯ぎ液中に用いるのに適した濯ぎ
助剤組成物であって、先に定義したポリアミノ酸化合物
を含有することを特徴とする組成物も提供する。
【0017】
【実施例】本発明を、次の非限定的実施例によって更に
詳述する。
詳述する。
【0018】実施例1:模擬スケール生成実験 機械化食器洗浄過程における食器上へのスケール(炭酸
カルシウム)堆積を、小規模モデルのスケール生成実験
で調べた。この実験では洗浄サイクルを、予め重量測定
したスライドガラスを入れた洗液を加熱することによっ
てシミュレートする。9サイクル堆積実験でのスライド
ガラスの重量増加をスケールの付着によるものと看做
す。最終濯ぎ実験によって、濯ぎ助剤組成物の有効性を
調べた。
カルシウム)堆積を、小規模モデルのスケール生成実験
で調べた。この実験では洗浄サイクルを、予め重量測定
したスライドガラスを入れた洗液を加熱することによっ
てシミュレートする。9サイクル堆積実験でのスライド
ガラスの重量増加をスケールの付着によるものと看做
す。最終濯ぎ実験によって、濯ぎ助剤組成物の有効性を
調べた。
【0019】最終濯ぎ実験は次のように行なった。
【0020】(1/1000残留をシミュレートして)
1.5mlの3g/l主洗浄溶液を含有させた1.5l
の硬水(40°FH1)/32°FH)2)を容量3lのガ
ラス器に入れ、これに0.15mlの水性濯ぎ助剤組成
物を添加する。得られた溶液の中に予め重量測定した複
数のスライドガラス(5×5×0.1cm)を入れた
後、温度を毎分2.5℃の速度で20℃から70℃に高
め、かつ10分間70℃に維持する。この温度プロフィ
ールは最終濯ぎサイクルをシミュレートするもので、浸
漬型発熱体及びプログラマブル温度制御装置を用いて実
現できる。この最終濯ぎサイクルが終了したら、スライ
ドガラスを溶液から取り出す。1個のスライドガラスを
上記サイクルの間のスケール生成の測定に用い、新しい
スライドガラスに取り替える。この操作を9回繰り返
す。9回の最終濯ぎサイクル後の重量増加を、この実験
で調べる最終濯ぎ用組成物のスケール生成挙動を表わす
ものと看做す。
1.5mlの3g/l主洗浄溶液を含有させた1.5l
の硬水(40°FH1)/32°FH)2)を容量3lのガ
ラス器に入れ、これに0.15mlの水性濯ぎ助剤組成
物を添加する。得られた溶液の中に予め重量測定した複
数のスライドガラス(5×5×0.1cm)を入れた
後、温度を毎分2.5℃の速度で20℃から70℃に高
め、かつ10分間70℃に維持する。この温度プロフィ
ールは最終濯ぎサイクルをシミュレートするもので、浸
漬型発熱体及びプログラマブル温度制御装置を用いて実
現できる。この最終濯ぎサイクルが終了したら、スライ
ドガラスを溶液から取り出す。1個のスライドガラスを
上記サイクルの間のスケール生成の測定に用い、新しい
スライドガラスに取り替える。この操作を9回繰り返
す。9回の最終濯ぎサイクル後の重量増加を、この実験
で調べる最終濯ぎ用組成物のスケール生成挙動を表わす
ものと看做す。
【0021】1); フランス硬度(Ca及び/またはMg)1度
は0.1mmol/lのCaCO3に等価。
は0.1mmol/lのCaCO3に等価。
【0022】2); フランス一時硬度(HCO3)1度は0.2mmo
l/lのNaHCO3に等価。
l/lのNaHCO3に等価。
【0023】主洗浄組成物 :成分 重量% クエン酸ナトリウム 43 マレイン酸−アクリル酸コポリマー(BASF社のSokalan CP5) 5 二ケイ酸ナトリウム 34 過ホウ酸ナトリウム一水和物 6.8 TAED 4.2 タンパク質分解酵素Savinase(登録商標) (1.7) アミロリシス酵素Termamyl(登録商標) (1.7) クレーLaponite(登録商標) 1.7 ノニオン界面活性剤 1.7濯ぎ助剤組成物 :成分 重量% I(+) I(+) 1 I(−) ノニオン界面活性剤 15 15 15 クエン酸 7.5 7.5 7.5 Cugnus(登録商標)-32[ポリ(Asp)156 40%] 5 − − Ajinomoto Co.のポリ(Glu)146 − 2 − 水 残量 残量 残量 結果を次表に示す。
【0024】
【表1】 表 最終濯ぎ実験結 果のスケール生成(単位;mg) サイクル 濯ぎ 助剤(−) (+) 1 濯ぎ助剤(+) 1 0.7 0.1 0.1 2 1.6 −0.2 0.1 3 3.7 0.1 0.1 4 5.3 0.1 0.1 5 8.0 0.1 0.1 6 11.3 0.0 0.0 7 13.6 0.0 1.2 8 17.1 0.5 0.8 9 19.2 0.7 0.7 上記データから、ポリアミノ酸を含有する濯ぎ助剤
(+)が含有しない濯ぎ助剤(−)より著しく有効であ
ることは明らかである。
(+)が含有しない濯ぎ助剤(−)より著しく有効であ
ることは明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アントワン・ピエール・アー・エフ・ロコ ルト オランダ国、ベルケル・エン・ローデンレ イス、デイアマント・36
Claims (13)
- 【請求項1】 主洗浄サイクルにおいて物品を洗浄し、
濯ぎサイクルにおいて物品を濯ぐことを含む食器洗浄機
での食器洗浄方法であって、濯ぎステップにおいて濯ぎ
水に式 ポリ(X)n 〔式中各Xは互いに独立にアスパラギン酸もしくはその
塩、グルタミン酸もしくはその塩、グルタミン、アスパ
ラギン、またはこれらの混合物であり、nは3〜100
0である〕のポリアミノ酸化合物を、濯ぎ液が該ポリア
ミノ酸化合物を10ppm未満の濃度で含有するような
量で添加することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 nが3〜500であることを特徴とする
請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 nが5〜150であることを特徴とする
請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 nが10〜100であることを特徴とす
る請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】 濯ぎ液がポリアミノ酸化合物を5ppm
未満の濃度で含有することを特徴とする請求項1から4
のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項6】 濯ぎ液のポリアミノ酸化合物濃度が約1
〜3ppmであることを特徴とする請求項5に記載の方
法。 - 【請求項7】 機械による食器洗浄作業の濯ぎステップ
で水性濯ぎ液中に用いるのに適した濯ぎ助剤組成物であ
って、式 ポリ(X)n 〔式中各Xは互いに独立にアスパラギン酸もしくはその
塩、グルタミン酸もしくはその塩、グルタミン、アスパ
ラギン、またはこれらの混合物であり、nは3〜100
0である〕のポリアミノ酸化合物を含有することを特徴
とする組成物。 - 【請求項8】 nが3〜500であることを特徴とする
請求項7に記載の組成物。 - 【請求項9】 nが5〜150であることを特徴とする
請求項8に記載の組成物。 - 【請求項10】 nが10〜100であることを特徴と
する請求項9に記載の組成物。 - 【請求項11】 ポリアミノ酸を10重量%未満の量で
含有することを特徴とする請求項7から10のいずれか
1項に記載の組成物。 - 【請求項12】 ポリアミノ酸含量が5重量%未満であ
ることを特徴とする請求項11に記載の組成物。 - 【請求項13】 ポリアミノ酸含量が1〜3重量%であ
ることを特徴とする請求項12に記載の組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP92200795 | 1992-03-20 | ||
NL92200795.0 | 1992-03-20 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06100898A true JPH06100898A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=8210490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5060360A Pending JPH06100898A (ja) | 1992-03-20 | 1993-03-19 | 食器洗浄方法及び濯ぎ助剤組成物 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0561464A1 (ja) |
JP (1) | JPH06100898A (ja) |
AU (1) | AU3534593A (ja) |
BR (1) | BR9301243A (ja) |
CA (1) | CA2091825A1 (ja) |
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US6210600B1 (en) | 1996-12-23 | 2001-04-03 | Lever Brothers Company, Division Of Conopco, Inc. | Rinse aid compositions containing scale inhibiting polymers |
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DE19721346A1 (de) * | 1997-05-22 | 1998-11-26 | Henkel Kgaa | Verwendung von Asparaginsäure-haltigen Polymeren zusammen mit Hydroxycarbonsäuren zur Korrosionsinhibierung in Kühlkreisläufen |
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JP2008531829A (ja) | 2005-03-04 | 2008-08-14 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 腐食防止剤を有する自動食器洗浄用組成物 |
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