JPH06100850B2 - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JPH06100850B2
JPH06100850B2 JP60245011A JP24501185A JPH06100850B2 JP H06100850 B2 JPH06100850 B2 JP H06100850B2 JP 60245011 A JP60245011 A JP 60245011A JP 24501185 A JP24501185 A JP 24501185A JP H06100850 B2 JPH06100850 B2 JP H06100850B2
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一雄 後藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は複写装置にかかり、特に汎用性、拡張性にすぐ
れた複写装置に関する。
〔従来技術〕
複写装置の機能向上のため従来多くの機能が追加されて
いる。
このような追加機能のうち代表的なものとては原稿を自
動的に送る自動原稿供給装置(ADF)、複写済用紙の丁
合いを行なうソータ、給紙段数を増加させるための第3
給紙ユニット、ペーパバンク、1000枚トレー、および両
面複写を行なう両面処理装置等である。
これら各追加機能は通常オプションとして供給される
が、従来の複写機では最大構成の場合が基準となって筐
体が設計されているため、装置が大型化し、単価も高価
となっている。特にオプションが少ないときはデッドス
ペースが多く割高となっている。
また、このように多くの機能を備えているため操作パネ
ルは最大構成に合わせて大型化、複雑化し、最大構成で
ない場合にも表示が存在するため操作が煩雑となり、操
作ミスを招きやすい。特に使用する用紙トレーが4段以
上になった場合の表示が煩雑となっている。
〔目的〕
本発明はこのような従来の装置における問題を解消する
ためなされたもので、要求する機能に応じてその大きさ
を変えることができ、性能対価格比が良好で操作の容易
な複写装置を提供することを目的とする。
〔構成〕
以下、図面を参照しながら本発明の実施例のいくつかを
詳細に説明する。
本発明にかかる複写装置は基本的な複写機能を備えたデ
スクトップ型の本体部にこれと係合する各種の周辺機モ
ジュールを結合することにより顧客の希望に応じたシス
テムを構成できるようにしたことを特徴としている。
すなわち、本体部の電源装置は最大構成において、各周
辺機モジュールに十分な電流を供給できる能力を有して
おり、周辺機モジュールの結合部分には、必要に応じ直
接周辺機を駆動できる歯車および電気信号を供給するコ
ネクタ等が設けられており、周辺機モジュールの接続が
可能となっている。また、周辺機モジュールの種類によ
ってはモータをそれ自身有しているものがあり、このよ
うなモータはコネクタから供給される電気信号により駆
動される。
第1図は、複写機本体1に各種の周辺機モジュールを装
着した例を示すものであり、第1図(a)は複写機本体
1上に圧板103を装着するとともに、給紙通路に排紙ト
レー104を装着した基本型態を示している。
第1図(b)は、テーブル105上に載置した複写機本体
1上に圧板103に代えて自動原稿供給装置(ADF)106を
装着するとともに、10ビンソータ107Aを装着して自動丁
合いコピーを可能にしたものである。なお、次の第1図
(c)における両面処置装置83の直立ケーシング85が装
着される部位はカバー108により覆われている。また、
この図における鎖線は10ビンソータ107Aの代わりに装着
される20ビンソータ107Bを示している。
第1図(c)は第1図(a)と同様の構成であり、両面
コピーおよび第3給紙を可能にしたものであり半自動原
稿供給装置109を複写機本体1上に装着して原稿の両面
コピーを簡易化してある。
第1図(d)は、第1図(b),(c)を組合わせたも
のであり、テーブル105上に両面処理装置83を介して複
写機本体1を載置するとともに、自動原稿供給装置106
および20ビンソータ107Bを装着したものである。この構
成によれば、両面原稿の両面コピーおよび丁合いを自動
的に行なうことができる。
第1図(e)は、給紙面の充実をさらにはかったもので
あり、テーブル105およびペーパバンク110上に薄型テー
ブル111を介して複写機本体1を載置し、薄型テーブル1
11に250枚の用紙を収納可能な250枚カセット42Cを装着
するとともに、ペーパバンク110には2台の250枚カセッ
ト42D,42Eを装着したもので使用する用紙の種類が多い
場合に便利である。第1図(f)は第1図(e)と同様
に給紙面の充実をはかったものでテーブル105上に薄型
テーブル111を取付け、この薄型テーブル111に1000枚の
用紙を収納可能な1000枚トレー112を装着したもので同
一サイズ(例えばA4)の用紙を多量に使用する用途には
便利である。1000枚トレー112は重いので支持脚113が設
けられるが、取付部が強固であれば省略することができ
る。
第1図(g)はフルシステムであり、第1図(e)のペ
ーパバンク110の下段に1000枚トレー112を装着し、第5
図Eの薄型テーブル111に代えて両面処理装置83を設け
たものである。
第2図は第1図(g)に示したフルシステムとほぼ同じ
構成をより具体的に表わしたものであり、テーブル105
の横にペーパバンク110を設けて250枚カセット42Dおよ
び1000枚トレー112を装着しており、テーブル105および
ペーパバンク110の上に直立ケーシング85および中間ト
レー93を備えた両面処理装置83を設け、その上に複写機
本体1を設け、さらにその上に自動原稿供給装置106を
装着している。複写機本体1には2つの給紙トレー42A
および42Bが装着されると共に20ビンソータ107Bが装着
される。また、両面処理装置83には第3給紙としての25
0枚トレー42Cが装着されている。このような構成におけ
る紙送りの様子は第2図中の矢印により示される。
以上のような構成を得るために必要なモジュールと付属
品の関係を表に示す。
この表において、○印はシステムを構成するのに必要な
付属品を示しており、例えば給紙中継部は第3給紙ユニ
ット、両面処理装置、ペーパバンクのいずれかのモジュ
ールを取付ける場合に必要となる。また、△印は特別の
条件下で必要となる場合を示しており、ソータ中継部は
複写機本体とソータが直接取付けられる場合には必要で
あるが、両面処理装置がシステム化される場合には不要
となる。また、スペーサおよびペーパバンク中継部は複
写機本体とペーパバンクが直接取付けられてシステム化
される場合には不要となる。
なお、1000枚トレーは本体部1、第3給紙部111、ペー
パバンク部110、第5給紙部のいずれにも接続できる
が、第3給紙部および第5給紙部に接続する場合を第4
図に示す。これによれば本体部のメイン制御部152に本
体給紙中継部157および第3給紙中継部158が結合されて
1000枚トレー112の装着が可能となり、また、第3給紙
中継部158にさらにペーパバンク中継部159を接合するこ
とにより1000枚トレー112の装着が可能となる。
第3図は本発明にかかる複写装置の全体の制御系の構成
を示すブロック図である。
同図によれば、複写機本体、第3給紙部、ペーパバン
ク、1000枚トナー等を制御するメイン制御部152には光
学系制御部151および操作制御部/AC制御部153が接続さ
れている。操作制御部153には操作部154が接続され、ま
たACドライブ155を介してモータ、ランプ、ヒータ等のA
C負荷156が接続されている。また、自動原稿供給装置
(ADF)106、ソータ107、両面ユニット83については制
御系が複雑になっているので、オプション制御系160が
構成されており、上述したユニットのいずれかが付くと
きはオプション制御ガード161を取付けることによりオ
プション制御系を動作させることができる。
次に、複写機本体を中心として本発明にかかる複写装置
の詳細な構成と動作を詳細に説明する。
複写機本体は光学系、ドラム周辺構造、現像装置、クリ
ーニング装置、給紙装置、分離搬送装置、定着装置、電
装・制御装置により構成されている。
第5図は複写機本体の概略を示すものであり、複写機本
体1の上面には、原稿を載置するコンタクトガラス2が
張設されており、このコンタクトガラス2上に載置した
原稿面を露光するようになっている。このコンタクトガ
ラス2の下方の本体1内には光学系3が配設されてお
り、原稿面を露光した光を感光体ドラム4に到達せしめ
るようになっている。なお、複写機本体1の上面には、
図示しない圧板または原稿供給装置が選択的に取付けら
れるようになっている。
光学系3の詳細が第7図に示されており、周囲を反射板
5により囲繞された露光ランプ6は反射板5の側方に設
けられた第1ミラー7とともにコンタクトガラス2の長
手方向の全域にわたって可動に配設されている。また、
コンタクトガラス2の長手方向のほぼ1/2の範囲にわた
って可動にミラーキャリッジ8が配設されており、この
ミラーキャリッジ8には、第1ミラー7からの光を受け
る第2ミラー9と、この第2ミラー9からの光を受けて
反射する第3ミラー10とが直交するように配設されてい
る。また、第3ミラー10からの光路上にはズームレンズ
11および第4ミラー12が配設されており、第3ミラー10
からの光をズームレンズ11により集光した上で第4ミラ
ー12により反射するようになっている。そして、第4ミ
ラー12が反射した光は防塵ガラス13を介して感光体ドラ
ム4上に静電潜像を結像するようになっている。
ズームレンズ11はワイヤ駆動により移動され、0.5〜2.0
倍の範囲内において1%きざみの変倍率を得ることがで
きるようになっている。また、光学系には図示しない自
動濃度制御装置が設けられており、原稿光端50mmにおけ
る光稿の地肌の濃度を検知し、バイアス電圧を制御して
コピーの濃度を制御するようになっている。
第5図に戻って、感光体ドラム4の周囲には、コロナ放
電によりプラス電荷を感光体ドラム4上に均一に付与す
る帯電チャージャ14と、この帯電チャージャ14により帯
電された感光体ドラム4上の電荷のうち不要な部分の電
荷を消去して転写されない部分にトナーが付着するのを
防止するためのイレーサ15と、感光体ドラム4上の静電
潜像にトナーを付着する現像装置16と、コンタクトガラ
ス2の端部に配設したパターン17のトナー像の濃度を感
光体ドラム4から検知してトナー濃度を制御するための
パターン濃度検出センサ18と、感光体ドラム4とトナー
の密着力を減少してトナー像の分離を容易にする転写前
除電ランプ19と、感光体ドラム4上のトナー像を用紙に
転写するための転写チャージヤ20と、トナー像をを転写
された用紙を感光体ドラム4から分離するための分離チ
ャージャ21と、感光体ドラム4上の残余トナーを除去す
るためのクリーニング装置22と、感光体ドラム4上の残
留電荷を消去するための除電ランプ23とがこの順に配設
されている。
光学系3の端部には冷却ファン24が配設されるととも
に、このファン24からの送風を除電ランプ23および帯電
チャージャ14間の感光体ドラム4に導く送風通路25が形
成されており、ファン24からの送風を感光体ドラム4に
導いて感光体ドラム4の周辺のイオンやオゾンを飛散さ
せるようになっている。
また、感光体ドラム4の下方には面状ヒート26が感光体
ドラム4に対向するように配設されており、したがっ
て、感光体ドラム4内にヒートを組込む必要がないの
で、感光体ドラム4の軸を直接駆動することができる。
現像装置16は、軽量化およびコストダウンをはかるため
に樹脂モールド製のケーシング27を有しており、このケ
ーシング27は複写機本体1に対し着脱可能とされてい
る。このケーシング27内には、感光体ドラム4に対向す
る現像スリーブ28と、トナーおよび現像剤の攪拌を行な
うとともに、これらを現像スリーブ28に供給する攪拌ロ
ーラ29とが配設されている。また、現像スリーブ28の上
方のケーシング27には、この現像スリーブ28に近傍する
ドクタ30が垂設されており、現像スリーブ28に付着した
過剰な現像剤を掻き取って一定の高さにするようになっ
ている。攪拌ローラ29の上方には、トナーおよび現像剤
を感光体ドラム4の軸線方向に搬送して横攪拌を行なう
搬送スクリュ31と、この搬送スクリュ31と逆方向に横攪
拌を行なうセパレータ32とが配設されている。また、ケ
ーシング27の端部には、トナーを充填したカートリッジ
33が着脱可能に装着されるようになっており、このカー
トリッジ33内のトナーは、パターン濃度検出センサ18に
よりトナー濃度が薄くなった信号が出されると、補給ロ
ーラ34によりトナー送り板35を介して攪拌ローラ29の近
傍に供給されるようになっている。なお、カートリッジ
33からのトナーは、ほぼA4幅という狭い範囲にわたって
供給されるようになっており、周囲へのトナー飛散を防
止するようになっている。このようにトナーが狭い範囲
に供給されても搬送スクリュ31およびセパレータ32によ
り横攪拌されるため各種サイズの用紙の長さに対応する
ことができる。
前述したようにトナーをカートリッジ33に充填したのは
トナー変換を容易になすためである。また、現像装置16
のケーシング27を変換可能としたのは、複数色のトナー
により選択的に現像を行なえるようにしたためである。
クリーニング装置22は、第8図に詳示すように樹脂モー
ルド製の薄肉のケーシング36を有しており、このケーシ
ング36内には、感光体ドラム4の軸線方向中央位置を回
動自在に支持されて感光体ドラム4に対する左右の圧力
を等しくされたブレード37が感光体ドラム4に対向する
ように配設されている。このブレード37は、そのエッジ
面により感光体ドラム4に付着しているトナー紙粉など
を掻き取るようになっている。また、感光体ドラム4の
回転方向上流側のケーシング36内には、感光体ドラム4
に対向するファーブラシ38が配設されており、トナーの
ほかブレード37では掻き落しにくい紙粉などを除去する
ようになっている。また、このファーブラシ38の背部の
ケーシング36内にはトナー回収コイル39が配設されてお
り、このケーシング36内に回収されたトナーを外部のト
ナー回収ボトル40(第5図)に搬送するようになってい
る。このトナー回収ボルト40内のトナーは廃棄される
が、これはカラー現像化に伴い異色のトナーがケーシン
グ36内に混在することおよび紙粉が混入するため再使用
し得ないからである。なお、ファーブラシ38の上流側に
はクリーニング前チャージ41が設けられている。
第5図に戻って、給紙装置は、用紙を250枚収納し得る
カセット42A,42Bを縦方向に2台装着し得るようになっ
ており、このため複写機本体1内には各一対の給紙コロ
43Aおよびフリクションパッド44Aと、給紙コロ43Bおよ
びフリクションパッド44Bとが上下方向に間隔を隔てて
配設されている。また、装着された各カセット41A,42B
の底面に対向する位置には、図示しないモータにより反
時計方向に回動してカセット42A,42B内の用紙を押し上
げるトレー上昇アーム45A,45Bが配設されている。な
お、押し上げられた用紙の最上位のものは給紙コロ43A,
43Bに圧接する。
上段の給紙コロ43Aおよびフリクションパッド44Aの下流
側には、給紙通路46Aが形成され、また下段の給紙コロ4
3Bおよびフリクションパッド44Bの下流側には他の給紙
通路46Bが形成され、これらの両給紙通路46A,46Bは途中
合流して感光体ドラム4の転写部48に達する給紙通路47
とされている。この給紙通路47には、感光体ドラムA上
のトナー像と用紙とのタイミングを合わせるためのレジ
スタローラ49,49が配設されている。また、各給紙通路4
6A,46B,47を構成するガイド板50,50…は軽量化をはかる
ため樹脂モールドで形成されている。さらに、上段のカ
セット32Aが装着される部位より上方の複写機本体1の
側面には手差しテーブル51が屈曲可能に取付けられてお
り、伸長状態において前記給紙コロ43Aおよびフリクシ
ョンパッド44A間に特殊な用紙を挿入し得るようになっ
ている。なお給紙通路47には、複写機本体1の下方から
用紙を導入する給紙通路52が接続されており、この給紙
通路52には給紙コロ53,53が配設されている。
給紙通路47の感光体ドラム4の表面に対する角度は、感
光体ドラム4の接線方向に対して小さな角度を有するよ
うになされており、用紙の感光体ドラム4への密着性を
良好ならしめている。
分離搬送装置は、感光体ドラム4の周囲に位置する前述
した転写チャージャ20および分離チャージャ21と、用紙
を感光体ドラム4から物理的に分離せしめる分離爪54と
を有している。これらの転写チャージャ20ならびに分離
チャージャ21は、揺動して感光体ドラム4との間隔を大
きくして用紙を容易に取出せるようになっている。な
お、分離爪54は従来の揺動配置と異なり固定されてお
り、コストダウンに寄与している。
支持部材55の下流側には、一対のプーリ56,56間に巻回
された1本の搬送ベルト57が配設されており、トナー像
を定着された用紙を水平方向に搬送するようになってい
る。この搬送ベルト57には、多数の図示しない小孔が穿
設されており、また、搬送ベルト57の下方には、吸引フ
ァン58が配設されている。したがって、吸引ファン58の
駆動により搬送ベルト57上の空気が各小孔を介して搬送
ベルト57の下方に吸引されることになり、この結果、用
紙は搬送ベルト57上に吸着されて搬送されることにな
る。なお、搬送ベルト57の本数を従来の複数本に対して
1本としたので、コストダウンに寄与できる。
定着装置は59は、搬送ベルト57の下流側に配設され互い
に逆方向に回転して両者間に用紙を通過せしめる定着ロ
ーラ60および加圧ローラ61を有している。このうち定着
ローラ60は、内部にヒータ62を有して加熱されるように
なっており、また、定着ローラ60の下方に位置する加圧
ローラ61は、その支軸63にばね付勢されたレバー64が下
方から圧接し、この結果加圧ローラ61の図面は、定着ロ
ーラ60の図面に圧接することになる。定着ローラ60の側
方にはオイルサンプ65が配設されるとともに、このオイ
ルサンプ65の上方には、一部が定着ローラ60に接触する
オイル塗布フェルト66が配設されており、オイルサンプ
65内のシリコンオイルをオイル汲み上げフェルト67を介
してオイル塗布フェルト66に供給し定着ローラ60の周面
に塗布するようになっている。また、この定着ローラ60
の周面には、定着ローラ60の周面に供給された過剰のシ
リコンオイルを掻き取って前記オイルサンプ65に還流す
るための掻き取りブレード68が配設されている。
加圧ローラ61に転移したシリコンオイルは加圧ローラ61
の下端に接触するオイル回収フェルト70によりオイルタ
ンク69内に戻されるようになっている。
オイルタンク69からオイルサンプ65へのオイル補給は、
第9図に示すように給油パイプ71を介して行なわれる
が、この給油パイプ71の中間位置には、可撓性の材質か
らなるスリーブ72が介装されており、このスリーブ72内
には、オイルタンク69からオイルサンプ65方向へのみの
シリコンオイルの通過を許容する一対の逆止弁(図示せ
ず)が配設されている。スリーブ72の周面には平板状の
固定板73が当接しており、この固定板73とともにスリー
ブ72を挟持する板状のアクチュエータ74が配設されてい
る。このアクチュエータ74は、給油パイプ71に固定され
た支軸75に中間部を揺動自在に支持されて固定板73に対
し接続するように配設されており、アクチュエータ74の
他端には、定着ローラ60を回転せしめる定着ノブ軸75に
嵌着されている歯車76に噛合しているカム歯車77が枢着
されている。したがって、定着ノブ軸75の回転によりア
クチュエータ74は回転板73に対して接離してオイルタン
ク69内のシリコンオイルを汲み上げてオイルサンプ65に
供給することになる。なお、オイルサンプ65内には、オ
ーバフローしたシリコンオイルをオイルタンク69内に戻
すためのオーバフロー通路78が形成されている。
また、オイルタンク69内には、オイルタンク69内のシリ
コンオイルの欠乏を検知するフォセンサのようなオイル
エンド検知機構79が配設されている。このオイルエンド
検知機構79は、オイルの屈曲率を利用してオイルの欠乏
を検知するものであり、オイルタンク69内にはオイルが
欠乏状態になると、例えば後述するプリントボタンを押
動不能状態にせしめるようになっている。
第1図に戻って定着ローラ60の近傍にはサーミスタ80が
配置されており、ヒータ62による定着ローラ60の図面の
温度を制御するようになっている。また、定着ローラ60
は薄肉とされ、ヒータ62の熱がローラ60の周面にまで伝
達されやすいようになっている。
前述した光学系3の駆動は図示しないサーボモータによ
り行なわれるようになっており、また光学系3以外の可
動部材は1つのメインモータ81の駆動により1本のチェ
ーンを介して駆動されるようになっている。したがっ
て、モータの数を少なくしてコストダウンをはかること
が可能となる。
電装・制御装置は、本体コストを安くするために第3図
に示したようにオプション制御を別になすようになって
いるほか、露光定着系をデジタル化して操作部制御を兼
ねるようになっている。また、原稿および用紙のサイズ
をそれぞれ入力すると変倍率を自動的に算出して、その
変倍率でコピーするようにしたオートズーム装置が設け
られている。なお、このようなオートズーム装置におい
ては、原稿および用紙のサイズ化が限界変倍率を越えた
ときの事情を考慮しなければならないが、この場合に
は、限界変倍率でコピーするようにしてもよいし、ある
いは警報を発するようにしてもよい。また、前記定着装
置59の下方には直流電源82が配設されている。
この複写装置に接続できる周辺機の詳細例を次に述べ
る。
まず、複写装置の複写機本体1の下方には、第1図に示
されている両面処理装置83が装着されるようになってい
る。この両面処理装置83は、複写機本体1の下方に位置
するケーシング84と、このケーシング84から直立し、定
着装置59の背部の複写機本体1に隣接する直立ケーシン
グ85とを有している。
直立ケーシング85内には、複写機本体1内の定着装置59
の下流側に配設されている給紙通路86に対向する通路87
が形成されており、この通路87は、図示しないトレーも
しくはソータに達する排紙通路88と、反転通路89とに分
岐している。また、これらの排紙通路88および反転通路
89の分岐部には、定着装置59からの用紙を排紙通路88お
よび反転通路89のいずれかに選択的に導入するための分
離爪部材90が図示しないソレノイドにより回動制御可能
に配設されている。
ほぼ水平方向に延在する排紙通路88の下流端には一対の
排紙コロ91,91が配設されており、斜め下方に延在する
反転通路89の下流端には一対の排紙コロ92,92が配設さ
れている。反転通路89の下方のケーシング84内には一部
が外部に突出する中間トレー93が配設されており、この
中間トレー93上に反転通路89からの用紙が着地するよう
になっている。そして、この中間トレー93上への用紙の
着地方向は、用紙を反転させるため第1図において左側
が用紙の先端側となるようになっている。
中間トレー93上には、この中間トレー93上に着地した用
紙の後端を中間トレー93の右側に位置する回動支持板94
上の右側に規制するためのローラ95がアーム96により揺
動可能に設けられている。また、中間トレー93の右側に
は、この中間トレー93と間隔を隔てた水平方向の給紙通
路97が形成されており、この給紙通路97の上流端には給
紙コロ98およびフリクションパッド99が配設されてい
る。さらに、中間トレー93おび給紙通路97間に配設され
ている回動支持板94は、すべての反転用紙が中間トレー
93および回動支持板94上に重積配置された後に回動して
上昇し、最上位の用紙を給紙コロ98に圧接せしめるよう
になっている。なお、給紙通路97には複数対の給紙コロ
100,100…が配設されている。
複写機本体1の給紙通路52の延長上に位置する鉛直方向
の給紙通路101が前記ケーシング84の下端から上端まで
延在するようにケーシング84内に配設されており、中間
トレー93内の用紙の給紙通路97,101,52を介して感光体
ドラム4の転写部48方向に再送されるようになってい
る。
ケーシング84内には用紙を250枚収納し得る250枚カセッ
ト42Cが装着されており、給紙コロ43Cおよびフリクショ
ンパッド44Cによりこのカセット42Cから用紙を繰出せる
ようになっている。なお、このカセット42Cからの用紙
を給紙通路101に到達せしめるための給紙通路102が形成
されている。
このように構成された両面処理装置83を複写機本体1の
下面に装着すれば、両面コピーが可能となる。
また、前述した周辺機のうちの1000枚トレーは従来の装
置では用紙がなくなったときにはトレーが最も高い位置
に停止したままであるが、本発明にかかる装着装置では
用紙がなくなったことを検知して操作パネル上に表示す
ると共にトレーを最も低い位置まで下げるようにしてい
る。これにより用紙補充が効率良く行なえるようにな
る。
第6図は本発明にかかる複写装置の最大構成時の操作パ
ネル200を示す平面図である。
同図にれば、プログラムの記憶および呼び出しに使用さ
れるプログラムキー201、プログラムを使用していると
き点灯するプログラム表示器202、割り込みコピーをす
るときに押される割込キー203、割り込みコピー状態の
ときに点灯する割込表示器204、プログラム等において
置数を確認するときに押される置数確認キー205、コピ
ー枚数のセット等において押鍵される1から0までのテ
ンキー206、各種情報を表示する表示パネル207、両面コ
ピーをするときに押される両面キー208、両面コピー状
態のときに点灯する両面表示器209、コピーの左右にと
じ白となる余白を作るときに用いられるとじ代調整キー
210、とじ代幅の寸法を表示するとじ代寸法表示器211、
用紙サイズ統一あるいは自動用紙選択をするときに押さ
れるDFモードキー212、これらを表示するサイズ統一表
示器213および自動用紙選択表示器214、ソータ使用を示
すソータ表示器215、ソータ使用時におけるスタック状
態を示すスタック表示器216、ソータを使用するときに
押されるソータキー217、ADF表示器218、SADF表示器21
9、原稿送り装置におけるADFとSADFを切換えるDFキー22
0、原稿寸法入力表示器221、指定寸法入力表示器222、
コピー倍率を寸法で選択するときに押される寸法変倍キ
ー223、コピー倍率を連続的に可変するときに押される
ズーム変倍キー224、見開き原稿を自動的に片面ずつコ
ピーするのに用いられるページ連写キー226、その表示
器225、原稿サイズと用紙サイズによりコピー倍率を決
める原稿サイズ選択キー227、縮小、拡大、等倍コピー
を選択するときにそれぞれ押される縮小キー228、拡大
キー229、等倍キー230、コピー用紙を選択するときに押
される用紙選択キー231、コピー画像の濃淡を調整する
ときに押される濃度調整キー232、自動濃度調整機能の
解除およびセットをするときに押される自動濃度キー23
3、セット枚数の変更リピートコピーの途中停止等の際
に押されるクリアーストップキー234、コピー時に押さ
れるスタートキー235、各々のモードを標準モードに戻
すときと予熱状態と普通の状態を切り替える時に押され
る予熱モードクリアーキー236、予熱表示器237等を備え
ている。
このうち表示パネル207は原稿サイズ、枚数、拡大/縮
小の区別、用紙サイズ、ジャムを表示する部分等を有し
ている。用紙サイズ表示部207Aは3段の枠が確保されて
おり、それぞれの段内において給紙トレーにセットされ
た用紙サイズが表示される。最下段の枠は第3段から第
5段までの給紙トレー内の用紙サイズを共通して表示す
るようになっている。すなわち、用紙選択キー231を押
すと用紙サイズ表示部207Aの左欄の数字部が順次明るく
表示されて給紙トレーの選択が行なわれるが、3段以上
のトレーが使用されたときは最下段の表示部内で表示が
切換わる。ただし、この場合1000枚トレーは優先的に表
示される。これは1000枚トレーは通常最も頻繁に使用さ
れる用紙が装入されるためである。
またジャム表示部207Bは最大システム構成時の複写機本
体と各周辺機の組合わせ図となっており、ジャムが発生
した箇所を検出してLEDランプで表示するものである。
このシステム構成図を各周辺機モジュールごとに面発光
で表示させることもできる。このように構成することに
よってシステム構成が現在どのようになっているのかを
一目瞭然に知ることができ、特にサービスマンに対して
は有用である。
さらに、上述した操作パネル中のスイッチはシステムが
小さいときは必ずしも全体は使用されない。このような
場合、従来の複写装置では使用のいかんにかかわらずす
べてのキートップがはめ込まれていたが、本発明にかか
る操作パネルにおいてはシステム構成に応じたキートッ
プのみがはめ込まれ、その上からパネルシートで被うよ
うにしており、パネルシートは両面粘着テープ等で固着
される。このような構成では使わないスイッチは存在せ
ず、操作ミス等を招きにくい。
〔効果〕
以上のように本発明によれば、デスクトップ型の複写機
本体に必要に応じて機能拡張用の周辺機モジュールを結
合するようにしているので、顧客の要望に応じたシステ
ムを容易に得ることができる。しかも従来のオプション
の観念とは異なって複写機本体は小型でありデッドスペ
ースが生じず、コストダウンを図ることができる。ま
た、システムアップも容易で、周辺機モジュールを購入
するだけで性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる複写装置の各種の組合せを示す
構成図、第2図は最大構成の複写装置をより具体的に示
す内部透視図、第3図は制御系の構成を示すブロック
図、第4図は特殊モジュールの接続を説明するブロック
図、第5図は複写機本体を中心とした詳細構成を示す透
視図、第6図は操作パネルを示す平面図、第7図は第5
図における光学系を示す説明図、第8図はクリーニング
装置を示す断面図、第9図はオイル補給装置を示す斜視
図である。 1…複写機本体、42A,42B,42C,42D,42E…給紙トレー、8
3…両面処理装置、105…テーブル、106…ADF、107A,107
B…ソータ、110…ペーパバンク、111…第3給紙部、112
…1000枚トレー、200…操作パネル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−111690(JP,A) 特開 昭60−98447(JP,A) 特開 昭60−230154(JP,A) 特開 昭60−185313(JP,A) 実開 昭57−122973(JP,U) 特公 昭61−22659(JP,B2)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学系、感光ドラム、現像装置、クリーニ
    ング装置、給紙装置、分離搬送装置、定着装置、電装・
    制御装置を備えたデスクトップ型の複写機本体と、 この複写機本体に要求される機能に応じて選択的に結合
    されることにより機能拡張されたシステムを構成する複
    数の周辺機モジュールとを備え、 前記電装・制御装置はフルシステム時に必要な操作スイ
    ッチおよびシステム構成に応じて前記操作スイッチには
    め込まれたキートップおよびこれらの上面を被うカバー
    シートより成る操作パネルを備え、かつ前記周辺機モジ
    ュールの種類に応じたオプション制御用プリント回路板
    を接続可能に構成されたことを特徴とする複写装置。
  2. 【請求項2】結合される周辺機モジュールの種類に応じ
    て所定の関連する付属品が共に結合されるようにしてな
    る特許請求の範囲第1項記載の複写装置。
  3. 【請求項3】カバーシートが両面粘着テープにより取付
    けられるものである特許請求の範囲第1項記載の複写
    機。
  4. 【請求項4】操作パネルが用紙サイズ表示および選択の
    ための給紙表示部を第1ないし第3の給紙部に対する3
    段分有してなる特許請求の範囲第1項記載の複写装置。
  5. 【請求項5】第3段の給紙表示部は1000枚トレーを含む
    第3の給紙部およびそれに続く複数の給紙部が結合され
    たときは前記1000枚トレーを優先表示し、他の給紙部を
    スイッチ切替により表示するようにしてなる特許請求の
    範囲第4項記載の複写装置。
  6. 【請求項6】周辺機モジュールのうちの1000枚トレーは
    用紙がなくなったことを検知してトレーを自動的に降下
    させるようにしてなる特許請求の範囲第1項記載の複写
    装置。
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JP2008001397A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Tokyo Autom Mach Works Ltd 縦形製袋充填包装機

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JP2605305B2 (ja) * 1987-11-02 1997-04-30 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

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