JPH0599867A - 漏洩ガス検知方法及び装置 - Google Patents

漏洩ガス検知方法及び装置

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JPH0599867A
JPH0599867A JP3128919A JP12891991A JPH0599867A JP H0599867 A JPH0599867 A JP H0599867A JP 3128919 A JP3128919 A JP 3128919A JP 12891991 A JP12891991 A JP 12891991A JP H0599867 A JPH0599867 A JP H0599867A
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gas
gas sensor
signal
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digital signal
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JP3128919A
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Yasuo Kaneda
康雄 金田
Yoji Nakabayashi
洋司 中林
Makoto Moriya
誠 森谷
Hideyuki Kaneko
秀雪 金子
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Riken Keiki KK
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
Original Assignee
Riken Keiki KK
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体製造工場等の監視区域に設けた複数の
ガスセンサからのアナログ信号を選択して表示する漏洩
ガス検知方法及び装置において、ガスセンサの交換を容
易に、かつ経済的に行えるようにし、信頼性を向上させ
る。 【構成】 漏洩ガス検知装置は、監視区域に設けた複数
のガスセンサ1a,1b,1cと、各ガスセンサからの
アナログ信号を択一に選択して読取るマルチプレクサ1
0と、該アナログ信号をデジタル信号に変換するAD変
換器11と、前記各ガスセンサに対応する補正係数を保
存しているメモリ13と、前記AD変換器11からのデ
ジタル信号を、前記メモリ13から読取った補正係数に
基づいて直線化処理するMPU12と、該MPU12に
より直線化処理されたデジタル信号に基づいて漏洩ガス
濃度を表示するモニタ7とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造工場等の監
視区域に設けた複数のガスセンサを用いて該工場内の漏
洩ガスを検知する方法及び装置に関し、詳しくは、前記
複数のガスセンサからのアナログ信号を順次に、又は適
宜に選択してガス濃度を表示し、さらには、表示された
信号に基づいて警報を発し、必要に応じてインターロッ
ク処理を行う漏洩ガス検知方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工場等では、種々の特殊ガス
を用いているが、これらのガスは、有毒もしくは燃焼性
のものが多いので、工場内に複数のガスセンサを設け
て、万一、これらのガスが漏洩した際には,迅速に避難
したり,消火できるようにして作業者の安全を確保して
いる。
【0003】図5は、従来の漏洩ガス警報装置の一例を
示すもので、図中、1a,1b,1cは,それぞれ工場
内の所定の監視区域に設けられた漏洩ガス検知用のガス
センサを表している。図では3個のガスセンサを例示し
ているが実際には、数十〜数百のガスセンサ設けられる
こともある。
【0004】各ガスセンサ1a,1b,1cの出力(ア
ナログの電圧信号)は,電送途中での減衰を防止するた
め、各々に接続された変換器2a,2b,2cによって
所定の電流信号、例えば4〜20mAの直流信号に変換
された後、中央監視室に設けられたリニヤライザ3a,
3b,3cに導入されてリニヤライズ(直線化処理)さ
れる。なお、図中左側のLで示す部分は監視区域、右側
のCPは中央監視室を意味する。
【0005】リニヤライザ3a,3b,3cからの出力
は、各指示計4a,4b,4cに導入されて濃度表示さ
れ、また、各指示計4a,4b,4cからの出力はマル
チプレクサ5に導入され、一つが選択されてアナログデ
ジタル変換器(AD変換器)6でデジタル信号に変換さ
れてモニタ7に導入される。モニタ7では、漏洩ガスの
濃度が表示され、漏洩ガスの濃度が所定以上に達すると
警報を発するように構成されている。図では、ガスセン
サ1aの信号がマルチプレクサ5で選択されてモニタ7
に出力され、濃度表示されている状態を示している。
【0006】前記マルチプレクサ5は、中央処理装置M
PU(マイクロプロセッサーユニット)からの指令に基
づいて複数の入力信号の中から一つを選択してAD変換
器6に出力するもので、この場合、MPUに「順次選
択」を指示すればマルチプレクサ5への入力信号が順次
選択されてAD変換器6に出力され、また、押しボタン
等による「指定選択」を指示すればマルチプレクサ5へ
の入力信号の内、指定されたものがAD変換器6に出力
され濃度表示される。
【0007】このように、各ガスセンサからの信号は適
宜切換えられてモニタ7に表示されるが、これは、実際
に設けられるガスセンサの数が前記のように多数であ
り、個々に監視するのは大変なので、前記のようにモニ
タに表示して集中監視するためである。このように、各
ガスセンサからの信号は、最終的にデジタル信号に変換
された後、モニタ7に表示される。
【0008】次に、上記装置では、各ガスセンサからの
信号をリニヤライズしているが、これは、ガスセンサー
自体の出力信号がリニヤ(直線的)ではないため、これ
をリニヤライズすることによって、その後の取扱いを容
易にするためである。即ち、ガスセンサの出力特性がど
のようなものであっても、常にガス濃度と出力信号とが
正比例するようになっていれば、モニタに濃度を表示す
る際にリニヤに表示でき、これによって、例えば、漏洩
ガス濃度を示す指針が濃度表示板(これ自体もモニタに
表示される)の半分の位置を示していれば漏洩ガスの濃
度は、濃度表示板のフルスケールの半分の濃度であるこ
とが直感的に判断でき、また、警報濃度の設定位置を常
に一定にできるからである。このため、リニヤライザ
は、各ガスセンサ毎に対応して設け、また、リニヤな出
力が得られるようにあらかじめ調整して設けている。
【0009】以上のように、漏洩ガス検知方法では、ガ
スセンサの出力信号を全てリニヤライズして用いている
が、従来方法では、各ガスセンサに対応して設けたそれ
ぞれのリニヤライザによって、ガスセンサからのアナロ
グ信号を、アナログ信号のままリニヤライズしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
製造工場で使用するガスは、特殊なものが多く、このた
めのガスセンサも、多品種で個別生産となっているのが
実情である。このため、同一のガスを検知するための同
一仕様のガスセンサを製造しても、出力特性は類似する
が、具体的な出力信号の値は、個々のガスセンサ毎に異
なっている。このため、個々のガスセンサの出力をリニ
ヤにするためのリニヤライザも個々のガスセンサ毎に用
意する必要があり、故障,寿命等でガスセンサを交換す
る際には、リニヤライザも同時に交換しなけらばならな
かった。
【0011】もし、ガスセンサだけを交換してリニヤラ
イザを交換しない場合には、ガスセンサからの信号をリ
ニヤなデータにすることができず、モニタに正確な漏洩
ガス濃度を表示できないだけでなく、警報濃度を超えて
いるのに警報が出ないというような危険な状態が発生す
るおそれがある。
【0012】このように、従来の漏洩ガス検知方法で
は、ガスセンサからのアナログ信号を、アナログ信号の
ままリニヤライズしていたので、寿命、故障等でガスセ
ンサを交換するときには、リニヤライザも併せて交換す
る必要があり、経済性が悪かった。また、リニヤライザ
が指示計に内蔵されているものが多く用いられている
が、この場合は、指示計ごと交換する必要があり、より
経済性が悪化する。
【0013】なお、出力を調整できるリニヤライザも提
案されているが、アナログ信号のままリニヤライズする
ものであるため、その調整作業に相当の熟練を要すると
ともに、調整作業に時間がかかり、著しく作業性が悪い
ものであった。
【0014】本発明は、上記不都合を解決することを目
的とするもので、簡単な操作で交換後のガスセンサの出
力信号に応じたリニヤライズを行うことができる漏洩ガ
ス検知方法及び装置を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、監視区
域に設けた複数のガスセンサからのアナログ信号を択一
に選択してデジタル信号に変換し、該デジタル信号を、
選択されたガスセンサ及びそのデジタル信号の大きさに
対応して設定した補正係数で直線化処理し、直線化処理
後のデータに基づいて漏洩ガスの検知を行うことを特徴
とする漏洩ガス検知方法を提供するとともに、監視区域
に設けた複数のガスセンサと、各ガスセンサからのアナ
ログ信号を択一に選択するマルチプレクサと、該マルチ
プレクサからのアナログ信号をデジタル信号に変換する
AD変換器と、前記各ガスセンサに対応する補正係数を
保存している記憶手段と、前記AD変換器からのデジタ
ル信号を、前記記憶手段から読取った補正係数に基づい
て直線化処理する演算手段と、該演算手段により直線化
処理されたデジタル信号に基づいて漏洩ガス濃度を表示
する表示器とを備えていることを特徴とする漏洩ガス検
知装置を提供するものである。
【0016】
【作 用】上記構成によれば、ガスセンサからのアナロ
グ信号は、まずデジタル信号に変換され、該デジタル信
号が、あらかじめ設定されている記憶手段内の補正係数
に基づいて直線化処理、即ちリニヤライズされるので、
ガスセンサを交換する場合には、あらかじめ試験等によ
り該ガスセンサの補正係数を求め、該補正係数を記憶手
段に保存してリニヤライズの際に用いるようにすれば、
ガスセンサからの信号を確実にリニヤなデータに変換で
き、正確なガス濃度をモニタ等の表示器に表示すること
ができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を、図面に示す一実施例に基づ
いて、さらに詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の漏洩ガス警報装置の一実施
例を示す回路図、図2は本発明方法を説明するためのブ
ロック図、図3はガスセンサの出力信号の一例を示す出
力特性図、図4は補正データを選択する手順を示すフロ
ーチャートである。
【0019】まず図1において、漏洩ガス警報装置は、
前記従来例と同様に、工場内の所定の監視区域にそれぞ
れ設けられた複数の漏洩ガス検知用のガスセンサ1a,
1b,1cと、各ガスセンサ1a,1b,1cの電圧信
号(アナログ信号)出力を、例えば4〜20mAの電流
信号に変換する変換器2a,2b,2cと、該変換器2
a,2b,2cからの電流信号(アナログ信号)を択一
に選択するマルチプレクサ10と、該マルチプレクサ1
0で取り出された電流信号をデジタル信号に変換するA
D変換器11と、前記マルチプレクサ10への選択指令
手段,リニヤライズのための補正係数の読取り手段,リ
ニヤライズを行う演算手段等を含む中央処理装置MPU
(マイクロプロセッサーユニット)12と、各ガスセン
サ1a,1b,1cに対応する補正係数を保存している
記憶手段であるメモリ13と、MPU12でリニヤライ
ズされたデジタル信号に基づいて漏洩ガス濃度を表示す
る表示器であるモニタ7とにより構成されている。
【0020】上記装置は、図2に示すような作動で漏洩
ガス濃度をモニタ7に表示する。以下、ガスセンサ1
a,1b,1cに、隔膜イオン電極式センサを用いた場
合について説明する。この隔膜イオン電極式センサは、
アンモニア,トリメチルアミン,シアン化水素等の検知
に用いられるもので、この隔膜イオン電極式センサにお
けるガス濃度[ppm] に対する出力電圧[mV]は、図3の実
線に示すように曲線(ノンリニヤ)であり、本実施例装
置によって鎖線で示す直線(リニヤ)に変換されるもの
である。
【0021】まず、MPU12は、マルチプレクサ10
に、読取るべきガスセンサの番号を指令する(S1)と
ともに、この番号のガスセンサに対応する補正データ群
をメモリ13の中から読出してMPU12内のメインメ
モリに保存する(S2)。
【0022】マルチプレクサ10は、MPU12からの
指令によって、例えばガスセンサ1a,変換器2aから
のアナログ信号を択一に選択してAD変換器11に導入
する。上記アナログ信号は、ガス濃度に応じてガスセン
サ1aから、前記図3に示すように出力された信号を、
変換器2aで、例えば図3の右側に示した電流目盛りの
ように、4〜20mAの電流信号に変換されたものであ
る。この電流信号は、電圧信号に比例して変換されるの
で、電流信号とガス濃度との関係はノンリニヤのままで
ある。
【0023】上記変換器2aからの電流信号は、マルチ
プレクサ10で選択されてAD変換器11に導入され、
デジタル信号(デジタルデータ)に変換される(S
3)。デジタルデータへの変換は、例えば図3右側の目
盛りに示すように、1024諧調に変換され、電流信号
が4mA(最低)のときはデジタルデータは0、電流信
号が20mA(最大)のときはデジタルデータは102
4に変換される。なお、電流信号からデジタルデータへ
の変換は比例して行われるので、得られるデジタルデー
タはノンリニヤなままのデータである。
【0024】次いで、MPU12は、AD変換器11か
らのデジタルデータを受けて、前記メインメモリに保存
した補正データ群の中から該デジタルデータに応じた補
正データを読み込む(S4)。
【0025】ここで、上記補正データ群は、各ガスセン
サ1a,1b,1cの出力をリニヤライズするための複
数の補正データからなるもので、前記メモリ13には、
各ガスセンサ1a,1b,1cの出力をリニヤライズす
るための補正データ群が予め保存されている。表1は、
この補正データ群の一例を示すもので、前記図3に示す
ような1024諧調の曲線で得られるデジタルデータの
大きさに応じて、128諧調の大きさ毎に8個のレンジ
に分けて補正データを設定している。なお、表1におい
ては、ガスセンサA(1a)の補正データのみを記載
し、他は省略してある。
【0026】
【表1】
【0027】MPU12は、例えば図4に示すフローチ
ャートのように作動して上記補正データ群の8個の補正
データの中から、前記デジタルデータの大きさに応じた
補正データを読込む。なお、図では、中間段階を省略し
て示している。
【0028】即ち、得られたデジタルデータDが0以上
128未満の場合には、0≦D<128のレンジに相当
する補正データをメインメモリから読込み、デジタルデ
ータDが128以上256未満の場合には、D<256
のレンジに相当する補正データをメインメモリから読込
む。以下同様に、デジタルデータの大きさDと補正デー
タのレンジとを比較しながら対応した補正データを読取
り、リニヤライズ用の補正データを演算用データとして
取込む。例えば、AD変換器11から出力されたノンリ
ニヤなデジタルデータが800だった場合、MPU12
は、表1からデジタルデータが800だった場合の補正
データ、即ち、D<896のときの補正データ、0.9
1を選択して読込み、演算用の補正データとする。
【0029】上記補正データのメモリ13への保存方法
は、あらかじめ適宜な手段で求めた補正データが記載さ
れた書類を見ながらキーボードで入力しても良いし、補
正データがフロッピーディスク等に保存してある場合な
らば、そのままメモリに記憶させることもできる。この
場合、ガスセンサを交換したことにより、新たな補正デ
ータを保存するときには、旧ガスセンサ用の補正データ
を、新たなガスセンサ用の補正データに更新すれば良い
ので、メモリ13の容量を増やす必要はない。なお、リ
ニヤライズするための作業自体は、従来方法も本発明方
法も行うものである。即ち、従来方法では、ガスセンサ
の出力特性に合わせてリニヤライザの出力特性を調整す
るのに対し、本発明方法では、ガスセンサの出力特性に
合わせてリニヤライズ用補正データを前記メモリ13に
保存する。この際、前記のように、リニヤライザの調整
は、アナログ調整なので熟練を要するのに対し、メモリ
13への保存はキーボード等からの数値の入力でよいか
ら誰でも容易に行える。
【0030】次いで、MPU12は、AD変換器11か
ら出力されたデジタルデータに上記演算用の補正データ
を乗算してリニヤライズを行う(S5)。例えば、前記
のようにデジタルデータが800の場合には、補正デー
タ0.91を乗じてリニヤライズされたデジタルデータ
728を得る。
【0031】そして、MPU12は、このようにしてリ
ニヤライズしたデジタル信号をモニタ7に出力し(S
6)、モニタ7は、ガスセンサ1aで検知された漏洩ガ
スの濃度を画面上に表示するとともに、漏洩ガス濃度が
所定の濃度以上の場合には、警報を画面上に表示した
り、警報音を発する。
【0032】次いで、MPU12は、マルチプレクサ1
0に他のガスセンサの信号を読取る指示を与え(S
7)、前記同様にして、例えばガスセンサ1bからの出
力信号をリニヤなデジタルデータに変換してモニタ7に
出力する。
【0033】なお、マルチプレクサ10では、順次に信
号を取出す他、MPU12からの指令に基づいて、任意
の順序でガスセンサからの出力を選択してAD変換器1
1に導入することもできる。
【0034】また、上記補正方法は、所定のレンジ巾で
補正データを決めておく方法であるが、この場合、レン
ジ巾が狭いほど、より正確にリニヤにすることができ
る。レンジ巾を決めて補正データを保存する他、ガスセ
ンサの出力を関数の形にするとともに、これに基づいて
補正データも関数の形にし、ガスセンサからの値を補正
データの関数に代入して補正データを決めるようにして
も良い。また、リニヤライズの演算は、ガスセンサの出
力に補正データを乗算させたが、補正データを加減する
ことによっても可能である。
【0035】なお、図2の処理動作では、MPU12が
マルチプレクサ10へガスセンサ選択指令を出した後、
選択したガスセンサの補正データ群をメインメモリから
読み込んでリニヤライズしているが、ガスセンサ選択指
令を出した後、選択したガスセンサのデジタルデータの
大きさに応じて、直接にメモリ13から対応する補正デ
ータを読み込んでリニヤライズすることもでき、この場
合にはメインメモリへの読み込みを省略することができ
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ガスセ
ンサのリニヤライズを、デジタル的に行うので、センサ
の交換時には、新規のガスセンサの出力特性に応じた補
正データをメモリに保存しておくだけでガスセンサの出
力をリニヤライズすることができる。
【0037】従って、ガスセンサを交換した際は、単に
このガスセンサに対応する補正データをメモリに保存す
るだけでよいので、アナログ処理のときのような熟練が
不要であり、漏洩ガス警報装置の経済性と信頼性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の漏洩ガス警報装置の一実施例を示す
回路図である。
【図2】 本発明方法を説明するためのブロック図であ
る。
【図3】 ガスセンサの出力信号の一例を示す出力特性
図である。
【図4】 補正データを選択する手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】 従来の漏洩ガス警報装置の一例を示す回路図
である。
【符号の説明】
1a,1b,1c…ガスセンサ 変換器…2a,2
b,2c 7…モニタ 10…マルチプレクサ 11…AD変換器 12…
中央処理装置MPU 13…メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森谷 誠 神奈川県川崎市幸区塚越4−320 日本酸 素株式会社内 (72)発明者 金子 秀雪 神奈川県川崎市幸区塚越4−320 日本酸 素株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視区域に設けた複数のガスセンサから
    のアナログ信号を択一に選択してデジタル信号に変換
    し、該デジタル信号を、選択されたガスセンサ及びその
    デジタル信号の大きさに対応して設定した補正係数で直
    線化処理し、直線化処理後のデータに基づいて漏洩ガス
    の検知を行うことを特徴とする漏洩ガス検知方法。
  2. 【請求項2】 監視区域に設けた複数のガスセンサと、
    各ガスセンサからのアナログ信号を択一に選択するマル
    チプレクサと、該マルチプレクサからのアナログ出力信
    号をデジタル信号に変換するAD変換器と、前記各ガス
    センサに対応する補正係数を保存している記憶手段と、
    前記AD変換器からのデジタル信号を、前記記憶手段か
    ら読取った補正係数に基づいて直線化処理する演算手段
    と、該演算手段により直線化処理されたデジタル信号に
    基づいて漏洩ガス濃度を表示する表示器とを備えている
    ことを特徴とする漏洩ガス検知装置。
JP3128919A 1991-05-31 1991-05-31 漏洩ガス検知方法及び装置 Pending JPH0599867A (ja)

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