JPH0915266A - 測定装置 - Google Patents

測定装置

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JPH0915266A
JPH0915266A JP7160447A JP16044795A JPH0915266A JP H0915266 A JPH0915266 A JP H0915266A JP 7160447 A JP7160447 A JP 7160447A JP 16044795 A JP16044795 A JP 16044795A JP H0915266 A JPH0915266 A JP H0915266A
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JP
Japan
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range
value
converter
peak
input
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Application number
JP7160447A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kazumi
昌弘 数見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クレストファクタが高い波形を測定するよう
な場合においても、レンジがアップ/ダウンが繰り返さ
れることの無い自動レンジ切替え手段をもったディジタ
ル式の測定装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、被測定入力が加えられるレンジア
ンプ、このレンジアンプの出力をデジタル信号に変換す
るA/D変換器、このA/D変換器の出力より被測定入
力の実効値を演算により求める演算器、この演算器より
得られる実効値に応じてレンジの切替えを行わせる切替
え信号を前記レンジアンプに送出するレンジ判定器を備
えた装置において、前記A/D変換器の出力側に被測定
入力のピーク値を検出し検出したピーク値を前記レンジ
判定器に送出するピーク値検出器を設け、前記レンジ判
定器より得られる被測定入力の実効値及びピーク値を基
にしてレンジの切替え行うようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動レンジ切替え手段
を備えた測定装置に関するのである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のこの種の測定装置(例え
ば、電圧計,電流計或いは電力計等)の一例のブロック
図である。図において、10は入力端子、20はゲイン
が例えば1倍,又は2倍に切り替え可能なレンジアンプ
で、入力端子10より加えられる入力信号はこのレンジ
アンプに加えられる。30はA/D変換器で、レンジア
ンプ20を通りレンジ設定が行われたアナログ入力はこ
のA/D変換器でディジタルデータに変換される。40
はディジタル演算器で、この演算器はA/D変換器30
でディジタル変換されたデータの瞬時値を1回のサンプ
リング期間で数千ポイントとり、それから実効値等を演
算により求めるものである。50はマイクロプロセッ
サ、60は表示器である。ディジタル演算器40の出力
データはマイクロプロセッサ50の制御の基に表示器6
0でその値が表示される。70はレンジ判定器で、ディ
ジタル演算器40より得られた入力信号の実効値はこの
レンジ判定器に加えられる。レンジ判定器70の出力は
レンジアンプ20に加えられ、これによりレンジアンプ
20のゲインが実施例では×1,×2の2段階に切り替
えられるようになっている。
【0003】このような構成の図2の回路において、端
子10に加えられた入力信号はレンジアンプ20を介し
てA/D変換器30でディジタルデータに変換された
後、ディジタル演算器40に加えられる。ディジタル演
算器40で求められた入力信号の実効値は、レンジ判定
器70に加えられる。レンジ判定器70においては、加
えられた実効値を基にしてレンジの判定を自動的に行な
い、その判定の基にレンジアンプ20においてレンジの
アップ又はダウンの切替えが自動的に行われる。即ち,
レンジアンプ20においてゲインが×1(1倍)又は×
2(2倍)の切替えが行われる。通常,自動レンジ切替
えにおけるレンジの判定は、入力信号の実効値が定格値
の数十%以下でレンジのダウン(×2)が行われ、百数
十%以上,或いはピークオーバが起った場合にアップ
(×1)が行われるようになっている。レンジ切替えが
行われたディジタル演算器40の出力は、マイクロプロ
セッサ50の制御の基に表示器60でその値が表示され
る。
【0004】ここで、端子10に例えば記号11で示す
如くピーク値が実効値に比較して非常に大きい,即ちク
レストファクタが高い波形が加えられた場合、レンジア
ンプ20が×1の場合には、ディジタル演算器40より
得られる入力信号の実効値はA/D変換器30のフルス
ケールに対して低い値を示す。図3は入力端子10にク
レストファクタが高い波形11が加えられた場合のA/
D変換器30の出力波形を示すもので、(a)はレンジ
アンプ20が×1の場合、(b)は×2の場合の波形で
ある。±FSはA/D変換器30のフルスケール値を示
すものである。
【0005】上記のように、レンジアンプ20が×1の
とき、入力信号の実効値がA/D変換器30のフルスケ
ールに対して数十%以下の低い値の場合には×2のレン
ジにレンジダウンする。しかし、その場合クレストファ
クタが高い波形11が入力として加えられると、図3の
(b)で示す如くピーク値がA/D変換器30のフルス
ケール±FSを越える恐れがあり、そうするとピークア
ラームが発生し、その結果再び×1のレンジに戻ってし
まう。×1のレンジにレンジアップされると、前記のよ
うにディジタル演算器40より得られる実効値がA/D
変換器30のフルスケールに対して低い値となるので、
×2のレンジにレンジダウンする。×2にレンジダウン
すると、又ピーク値がフルスケール±FSを越え、×1
のレンジに戻る。このように、従来の自動レンジ切替え
回路を持つ測定装置においては、クレストファクタが高
い波形を測定しているようなとき、実効値が数十%以下
でレンジがダウンして1つ下のレンジに切り替わった場
合にピーク値がオーバし、その為レンジが自動的にアッ
プとなる。
【0006】このように、図1の装置においてはクレス
トファクタが高い波形を測定する場合、レンジが自動的
にアップ又はダウンを繰り返してしまう。これを避ける
為に、従来はクレストファクタが高い波形を測定する場
合には、レンジの切替えを手動で行うようにしなければ
ならなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点を解決する為になされたもので、その目的はクレス
トファクタが高い波形を測定するような場合において
も、レンジがアップ/ダウンが繰り返されることの無い
自動レンジ切替え手段をもったディジタル式の測定装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、被
測定入力が加えられるレンジアンプ、このレンジアンプ
の出力をデジタル信号に変換するA/D変換器、このA
/D変換器の出力より被測定入力の実効値を演算により
求める演算器、この演算器より得られる実効値に応じて
レンジの切替えを行わせる切替え信号を前記レンジアン
プに送出するレンジ判定器を備えた装置において、前記
A/D変換器の出力側に被測定入力のピーク値を検出し
検出したピーク値を前記レンジ判定器に送出するピーク
値検出器を設け、前記レンジ判定器より得られる被測定
入力の実効値及びピーク値を基にしてレンジの切替え行
うようにしたものである。又、本発明の請求項2は、被
測定入力が加えられるレンジアンプ、このレンジアンプ
の出力をデジタル信号に変換するA/D変換器、このA
/D変換器の出力より被測定入力の実効値を演算により
求める演算器、この演算器より得られる実効値がA/D
変換器のフルケール値を越えるとレンジダウンを行わせ
る切替え信号を前記レンジアンプに送出するレンジ判定
器を備えた装置において、前記A/D変換器の出力側に
被測定入力のピーク値を検出し検出したピーク値を前記
レンジ判定器に送出するピーク値検出器を設け、前記レ
ンジ判定器において前記実効値によって得られるレンジ
間倍率差と前記ピーク値とを掛算し、その掛算値がA/
D変換器のフルケール値を越えると予測される場合には
レンジダウンを行なわせないように構成したものであ
る。
【0009】
【作用】このような本発明では、ピーク値信号ではレン
ジの切替えは行われない。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係わる測定装置の一実施例を
示す構成図である。なお、図2において図1と同一部分
は図1と同一符号を付してそれらの再説明は省略する。
図1において、80はピーク値検出器で、この検出器は
A/D変換器30の出力を入力とし、その出力はレンジ
判定器70に加えられている。
【0011】このような構成において、ピーク値検出器
80は1回のサンプリング期間の瞬時値の正側及び負側
の最大値,最小値を検出し、レンジ判定器70にその検
出した正,負のピーク値を出力する。レンジ判定器70
はディジタル演算器40より得られる実効値がレンジダ
ウン(×2)をしなければならない値を示している場合
には、ピーク値検出器80が検出したピーク値を見てレ
ンジダウンすると前記のようにピークオーバが発生する
か否かを判定する。実際には、レンジ間倍率差(この場
合、×2)と検出したピーク値を掛け算し、その掛け算
結果がA/D変換器30のフルスケール値±FSを越え
るか否かを判定する。掛け算値がフルスケールを越える
とピークオーバが発生すると予測されるが、予測される
場合にはレンジダウンは行わないようになっている。そ
の結果、クレストファクタが高い波形を測定する場合に
おいても、そのピーク値によってレンジがアップ/ダウ
ンを繰り返すことが無いものとなる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、クレストファクタが高
い波形を測定する場合でもレンジの切替えをマニュアル
で行わなければならないというトラブルは無くなり、レ
ンジは全て自動で最適値に切り替えることのできる自動
レンジ切替え手段をもった測定装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる測定装置の一実施例を示したブ
ロック図である。
【図2】従来の測定装置の一例のブロック図である。
【図3】第2図装置の動作を説明する為の図である。
【符号の説明】
10 入力端子 20 レンジアンプ 30 A/D変換器 40 ディジタル演算器 50 マイクロプロセッサ 60 表示器 70 レンジ判定器 80 ピーク値検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定入力が加えられるレンジアンプ、こ
    のレンジアンプの出力をデジタル信号に変換するA/D
    変換器、このA/D変換器の出力より被測定入力の実効
    値を演算により求める演算器、この演算器より得られる
    実効値に応じてレンジの切替えを行わせる切替え信号を
    前記レンジアンプに送出するレンジ判定器を備えた装置
    において、 前記A/D変換器の出力側に被測定入力のピーク値を検
    出し検出したピーク値を前記レンジ判定器に送出するピ
    ーク値検出器を設け、前記レンジ判定器より得られる被
    測定入力の実効値及びピーク値を基にしてレンジの切替
    え行うようにした測定装置。
  2. 【請求項2】被測定入力が加えられるレンジアンプ、こ
    のレンジアンプの出力をデジタル信号に変換するA/D
    変換器、このA/D変換器の出力より被測定入力の実効
    値を演算により求める演算器、この演算器より得られる
    実効値がA/D変換器のフルケール値を越えるとレンジ
    ダウンを行わせる切替え信号を前記レンジアンプに送出
    するレンジ判定器を備えた装置において、 前記A/D変換器の出力側に被測定入力のピーク値を検
    出し検出したピーク値を前記レンジ判定器に送出するピ
    ーク値検出器を設け、前記レンジ判定器において前記実
    効値によって得られるレンジ間倍率差と前記ピーク値と
    を掛算し、その掛算値がA/D変換器のフルケール値を
    越えると予測される場合にはレンジダウンを行なわせな
    いように構成した測定装置。
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