JP2003315372A - 電流測定装置 - Google Patents

電流測定装置

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JP2003315372A
JP2003315372A JP2002122714A JP2002122714A JP2003315372A JP 2003315372 A JP2003315372 A JP 2003315372A JP 2002122714 A JP2002122714 A JP 2002122714A JP 2002122714 A JP2002122714 A JP 2002122714A JP 2003315372 A JP2003315372 A JP 2003315372A
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Shigeo Fujii
茂雄 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GISの中心導体電流や接地線電流の測定を
行う電流測定装置において、定常時電流を高精度に測定
し、且つ雷撃電流や地絡/短絡などの事故電流をも測定
可能な装置を安価なAD変換器を用いて実現する。 【解決手段】 導体1に流れる電流に対応した電圧をロ
ゴスキーコイル2で検出し、入力調整回路3を調整され
た第1のアナログ値としてサンプルホールド回路4で保
持し、第1のアナログ値と、さらに安価なAD変換器5
AおよびD/A変換器6を介した第2のアナログ値との
電圧偏差を差動アンプ7で増幅し、電圧偏差を安価なA
D変換器8でデジタル値に変換してCPU9Aに入力す
る。CPU9Aは、AD変換器5A、8の各デジタル値
から各種電流を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばGIS
(ガス絶縁装置)の中心導体や接地線などに流れる各種
電流を測定する電流測定装置に関し、特に電流検出精度
を損なうことなくコストダウンを実現した電流測定装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5はたとえば特公平7−7021号公
報に記載された従来の電流測定装置を示す回路ブロック
図であり、ロゴスキーコイルを用いた電流測定装置を示
している。
【0003】図5において、1は電流測定の対象となる
GIS中心導体などの導体、2は導体1に取り付けられ
て導体1に流れる電流を検出するロゴスキーコイル、3
はロゴスキーコイル2から出力される検出電流値を適正
な電圧値に変換する入力調整回路、5は入力調整回路3
の出力電圧値(アナログ値)をデジタル値に変換するA
D変換器である。
【0004】9は電流測定装置の演算処理部を構成する
CPU(マイクロコンピュータ)であり、AD変換器5
を制御して検出電圧値のAD変換動作を実行させるとと
もに、AD変換結果を取り込み、電流検出用の演算を実
行する。10はCPU9の演算結果を表示させる表示器
であり、ディスプレイやプリンタなどにより構成されて
いる。
【0005】次に、図5に示した従来の電流測定装置の
動作について説明する。まず、導体1に電流が流れる
と、ロゴスキーコイル2の両端には、導体1の電流の大
きさに対応した電圧が発生する。
【0006】ロゴスキーコイル2の両端に発生した電圧
(検出電流値に相当)は、入力調整回路3に入力され、
その後の電流検出処理に適正な電圧値に調整されて、A
D変換器5に入力される。
【0007】CPU9は、AD変換器5を制御しながら
入力調整回路3の出力電圧値を取り込み、その後の電流
検出処理に適正な電圧値(デジタル値)として演算する
とともに、演算結果(電流測定値)を表示器10に表示
する。
【0008】しかしながら、図5のように、単一のAD
変換器5を用いた従来の電流測定装置は、たとえばGI
Sの中心導体に流れる電流測定や接地線電流の測定に適
用しようとした場合に、定常時電流を高精度に測定可能
で且つ雷撃電流や地絡/短絡などの事故電流をも測定可
能にするためには、AD変換器5として、最小分解能の
数万倍以上の計測範囲(以下、「ダイナミックレンジ」
という)を有する非常に高価なものを用いる必要があ
る。
【0009】具体的には、導体1を変電所機器の導体と
し、導体1の電流測定用の電力用計器として図5のシス
テムを用いた場合、定常時電流値4kAに対して0.2
%の測定精度が要求される。つまり、8A(=4kA×
0.002)よりも細かな検出精度が必要となる。
【0010】一方、事故時の電流は128kA(通常電
流の32倍)に達するので、フルスケールで128kA
の電流が測定可能で、且つ検出精度は8Aよりも小さな
検出能力が要求されることになる。
【0011】したがって、AD変換器5に必要な分解能
は、8A/128kA(=1/16000)となり、A
D変換器5のビット数として、検出精度を確保するため
には、14ビット(=1/16768)以上が必要とな
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の電流測定装置は
以上のように構成されているので、たとえばGISの中
心導体に流れる電流測定などに適用した場合に、最小分
解能の数万倍以上のダイナミックレンジを有する高価な
AD変換器5を用いる必要があり、装置全体のコストア
ップを招くという問題点があった。
【0013】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、低分解能で安価なAD変換器お
よびD/A変換器を用いて広範なダイナミックレンジを
実現することにより、極めて安価な電流測定装置を得る
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電流測定
装置は、測定対象となる導体に取り付けられて、導体に
流れる電流を検出するためのロゴスキーコイルと、ロゴ
スキーコイルの検出値に対応した電圧値を第1のアナロ
グ値として出力する入力調整回路と、第1のアナログ値
を第1のデジタル値に変換する第1のAD変換器と、第
1のデジタル値を第2のアナログ値に変換するD/A変
換器と、第1のアナログ値と第2のアナログ値との電圧
偏差を増幅して出力する差動アンプと、電圧偏差を第2
のデジタル値に変換する第2のAD変換器と、D/A変
換器、第1および第2のAD変換器を制御するととも
に、第1および第2のデジタル値を取り込んで各種電流
値を検出するマイクロコンピュータとを備え、マイクロ
コンピュータは、第1および第2のデジタル値に基づい
て、導体に流れる通常電流および雷撃電流を検出するも
のである。
【0015】また、この発明に係る電流測定装置は、入
力調整回路の出力端子に挿入されて、第1のアナログ値
を保持するためのサンプルホールド回路を備え、サンプ
ルホールド回路に保持された第1のアナログ値は、第1
のAD変換器および差動アンプに入力されるものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、図面を参照
しながらこの発明の実施の形態1について詳細に説明す
る。図1はこの発明の実施の形態1を示す回路構成図で
あり、前述(図5参照)と同様のものについては、同一
符号を付して、または、符号の後に「A」を付して詳述
を省略する。
【0017】図1において、入力調整回路3は、ロゴス
キーコイル2の検出値に対応した電圧値を第1のアナロ
グ値として出力する。4は入力調整回路3の出力電圧
(第1のアナログ値)を保持するサンプルホールド回路
である。
【0018】5Aはサンプルホールド回路4の出力電圧
(第1のアナログ値)をアナログ/デジタル変換する第
1のAD変換器(以下、単に「AD変換器」という)で
あり、第1のアナログ値を第1のデジタル値に変換して
出力する。
【0019】6はAD変換器5Aのデジタル出力(第1
のデジタル値)をデジタル/アナログ変換するD/A変
換器であり、第1のデジタル値を第2のアナログ値に変
換して出力する。
【0020】7は差動アンプであり、サンプルホールド
回路4の出力(第1のアナログ値)とD/A変換器6の
出力(第2のアナログ値)との電圧偏差を増幅して出力
する。
【0021】8は第2のAD変換器(以下、単に「AD
変換器」という)であり、差動アンプ7の出力(電圧偏
差)をアナログ/デジタル変換して第2のデジタル値を
出力する。
【0022】CPU9Aは、サンプルホールド回路4、
D/A変換器6、各AD変換器5Aおよび8を制御する
とともに、各AD変換器5Aおよび8のデジタル出力値
(第1および第2のデジタル値)を取り込んで処理し、
導体1に流れる各種電流値(通常電流および雷撃電流)
を検出する。
【0023】C4〜C6およびC8はCPU9Aから出
力される制御信号であり、C4はサンプルホールド回路
4に対する制御信号、C5はAD変換器5Aに対する制
御信号、C6はD/A変換器6に対する制御信号、C8
はAD変換器8に対する制御信号である。
【0024】次に、図1に示したこの発明の実施の形態
1による動作について説明する。まず、導体1に流れる
電流に対応した電圧信号は、ロゴスキーコイル2で検出
され、入力調整回路3で適正な電圧値に調整された後、
サンプルホールド回路4に入力される。
【0025】CPU9Aの制御下で、サンプルホールド
回路4の出力電圧(第1のアナログ値)は、AD変換器
5Aおよび8からの各デジタル値が検出されるまで保持
される(後に詳述する)。
【0026】CPU9Aは、サンプルホールド回路4の
出力保持後に制御信号C4を生成して、AD変換器5A
によるアナログ/デジタル変換を開始させる。また、C
PU9Aは、AD変換器5Aの変換処理後に制御信号C
5を生成して、D/A変換器6のデジタル/アナログ変
換を開始させる。
【0027】D/A変換器6は、変換処理終了後に、A
D変換器5Aからのデジタル出力に対応した電圧(第2
のアナログ値)を、差動アンプ7の一方の入力端子に入
力する。なお、差動アンプ7の他方の入力端子には、サ
ンプルホールド回路4の出力電圧(第1のアナログ値)
が入力される。
【0028】差動アンプ7は、サンプルホールド回路4
からの第1のアナログ値と、D/A変換器6からの第2
のアナログ値との電圧偏差を増幅して、AD変換器8に
入力する。
【0029】CPU9Aは、制御信号C6を生成してD
/A変換器6の変換処理を実行させた後、制御信号C8
を生成してAD変換器8の変換処理を実行させ、AD変
換器8から出力される第2のデジタル値を取得する。
【0030】つまり、AD変換器5Aのデジタル変換処
理で発生する誤差を、差動アンプ7で増幅してAD変換
器8で検出することにより、AD変換器5Aで発生した
デジタル誤差を検出することができる。
【0031】したがって、図1のように、AD変換器5
Aからの第1のデジタル値とAD変換器8からの第2の
デジタル値とを取り込むことにより、CPU9Aは、高
分解能な電流検出を実現することができる。
【0032】以下、図2の説明図を参照しながら、この
発明の実施の形態1による電流検出タイミングについて
具体的に説明する。図2は、各AD変換器5A、8の分
解能をそれぞれ8ビットとした場合の具体的な電流検出
例を示している。
【0033】図2において、矢印で示すタイミングで、
サンプルホールド回路4をサンプルホールド動作させた
場合、サンプルホールド回路4の出力レベルは、AD変
換器5Aのビットスケール「N」と「N+1」との間に
あるので、AD変換器5Aの検出値(第1のデジタル
値)は「N」となる。
【0034】このとき、分解能が8ビットのAD変換器
5Aの検出値は、フルスケールの256(=2)等分
となるので、AD変換器5Aにおいて、最大0.39%
(=1/256)のデジタル誤差が発生する。
【0035】そこで、この最大誤差分(0.39%)
を、AD変換器8のフルスケールで検出できるようにす
るため、差動アンプ7のゲインを、AD変換器8の分解
能(8ビット)である256倍(=2)に設定する。
【0036】これにより、AD変換器5Aの最大誤差
0.39%は、AD変換器8で256等分されるので、
トータルで、AD変換器5Aのフルスケールの0.00
15%(0.39%/256)の精度で検出することが
可能となる。
【0037】この結果、各8ビットの分解能の安価なA
D変換器5A、8およびD/A変換器6を用いても、ト
ータルで、16ビットの分解能のAD変換器に相当する
検出分解能を実現することができる。
【0038】すなわち、安価な低分解能のAD変換器5
A、8およびD/A変換器6を用いても、サンプルホー
ルド回路4の出力電圧振幅ΔV1は、AD変換器8にお
いて256倍に増幅されるので、CPU9Aは、各種電
流を高精度に検出することができる。
【0039】また、サンプルホールド回路4の出力電圧
をAD変換器5Aおよび差動アンプ7に入力することに
より、AD変換器5AおよびD/A変換器6の変換処理
時間の影響(後述する)を受けることがないので、さら
に検出精度を向上させることができる。
【0040】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、入力調整回路3の出力端子にサンプルホールド回路
4を挿入したが、サンプルホールド回路4を省略しても
よい。
【0041】図3はサンプルホールド回路4を省略した
この発明の実施の形態2を示す回路ブロック図であり、
前述(図1参照)と同様のものについては、同一符号を
付して、または、符号の後に「B」を付して詳述を省略
する。また、図4はこの発明の実施の形態2による電流
検出タイミングを示す説明図である。
【0042】図3において、サンプルホールド回路4が
削除された点のみが前述と異なり、CPU9Bは、AD
変換器5A、8およびD/A変換器6に対する制御信号
C5、C6およびC8のみを出力する。
【0043】次に、図3に示したこの発明の実施の形態
2による動作について説明する。まず、ロゴスキーコイ
ル2で検出された電圧信号(電流値に対応)は、入力調
整回路3により適正な電圧(第1のアナログ値)に調整
された後、AD変換器5Aおよび差動アンプ7に入力さ
れる。
【0044】次に、CPU9Bは、制御信号C5を生成
して、AD変換器5Aのアナログ/デジタル変換処理を
開始させ、AD変換終了後に制御信号C6を生成して、
D/A変換器6のデジタル/アナログ変換処理を開始さ
せる。
【0045】以下、前述と同様に、D/A変換器6は、
AD変換器5Aのデジタル出力に対応した第2のアナロ
グ値を出力し、差動アンプ7は、第1のアナログ値と第
2のアナログ値との電圧偏差(AD変換器5Aによるデ
ジタル誤差)を増幅し、AD変換器8は電圧偏差を検出
する。
【0046】こうして、AD変換器5Aで発生したデジ
タル誤差を検出することができる。ただし、差動アンプ
7への入力電圧のうち、D/A変換器6からの第2のア
ナログ値は、制御信号C5によるAD変換器5Aの変換
開始時の値であるのに対し、入力調整回路3からの第1
のアナログ値は、リアルタイムの値となっており、各ア
ナログ値の時間差分の変動が上乗せされてしまうことに
なる。
【0047】たとえば、AD変換器5Aのアナログ/デ
ジタル変換時間を「t1」、D/A変換器6の変換時間
を「t2」とすると、差動アンプ7の入力信号の電圧は
最低でも、時間「t1+t2」での入力調整回路3の変
動値が上乗せされる。
【0048】以下、図4を参照しながら、この発明の実
施の形態2による電流検出タイミングについて具体的に
説明する。図4において、ΔV2は、AD変換器5Aお
よびD/A変換器6の各変換時間t1、t2による振幅
信号であり、本来の振幅信号ΔV1に上乗せされてい
る。
【0049】この場合、入力調整回路3の出力電圧が変
化すると、差動アンプ7は、本来、振幅信号「ΔV1」
のみを増幅すべきであるにもかかわらず、振幅信号「Δ
V1+ΔV2」を増幅してしまうので、厳密には、精度
の高い電流検出を実現することができなくなる。
【0050】たとえば、正弦波の電圧を検出する場合、
ゼロクロス時に振幅信号ΔV2は最大となる。ここで、
正弦波電圧の周波数を「50Hz」、AD変換器5Aお
よびD/A変換器6の各変換時間t1、t2を「t1=
t2=20μsec」とした場合、振幅信号ΔV2は、
全体のフルスケールの1.26%(=sin(40μs
ec/20msec×360°))に達する。
【0051】実際には、CPU9BがAD変換器5Aや
D/A変換器6などの変換処理完了を検出する時間も発
生するので、さらに時間幅が増えて、上乗せされる振幅
信号ΔV2は増大する。
【0052】そこで、上記のような変動を抑制するため
に、前述の実施の形態1では、サンプルホールド回路4
を設けて、差動アンプ7への入力が変換時間内で変動が
発生しないように制御することにより、振幅信号ΔV1
のみを増幅検出対象として、さらに高精度の電流検出を
実現している。
【0053】しかしながら、図3に示したこの発明の実
施の形態2による回路構成においても、上乗せされる振
幅信号ΔV2を容認できる範囲であれば、安価なAD変
換器5A、8およびD/A変換器6を用いて、比較的高
精度な電流検出を実現することができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、測定
対象となる導体に取り付けられて、導体に流れる電流を
検出するためのロゴスキーコイルと、ロゴスキーコイル
の検出値に対応した電圧値を第1のアナログ値として出
力する入力調整回路と、第1のアナログ値を第1のデジ
タル値に変換する第1のAD変換器と、第1のデジタル
値を第2のアナログ値に変換するD/A変換器と、第1
のアナログ値と第2のアナログ値との電圧偏差を増幅し
て出力する差動アンプと、電圧偏差を第2のデジタル値
に変換する第2のAD変換器と、D/A変換器、第1お
よび第2のAD変換器を制御するとともに、第1および
第2のデジタル値を取り込んで各種電流値を検出するマ
イクロコンピュータとを備え、マイクロコンピュータ
は、第1および第2のデジタル値に基づいて、導体に流
れる通常電流および雷撃電流を検出するようにしたの
で、低分解能で安価なAD変換器およびD/A変換器を
用いて広範なダイナミックレンジを実現することがで
き、極めて安価な電流測定装置が得られる効果がある。
【0055】また、この発明に係る電流測定装置は、入
力調整回路の出力端子に挿入されて、第1のアナログ値
を保持するためのサンプルホールド回路を備え、サンプ
ルホールド回路に保持された第1のアナログ値は、第1
のAD変換器および差動アンプに入力されるようにした
ので、第1のAD変換器およびD/A変換器の変換処理
時間の影響を受けることがなく、さらに高精度な電流測
定装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す回路ブロック
図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による電流検出タイ
ミングを示す説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す回路ブロック
図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による電流検出タイ
ミングを示す説明図である。
【図5】 従来の電流測定装置を示す回路ブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 導体、2 ロゴスキーコイル、3 入力調整回路、
4 サンプルホールド回路、5A 第1のAD変換器、
6 D/A変換器、7 差動アンプ、8 第2のAD変
換器、9A、9B CPU(マイクロコンピュータ)C
4、C5、C6、C8 制御信号。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象となる導体に取り付けられて、
    前記導体に流れる電流を検出するためのロゴスキーコイ
    ルと、 前記ロゴスキーコイルの検出値に対応した電圧値を第1
    のアナログ値として出力する入力調整回路と、 前記第1のアナログ値を第1のデジタル値に変換する第
    1のAD変換器と、 前記第1のデジタル値を第2のアナログ値に変換するD
    /A変換器と、 前記第1のアナログ値と前記第2のアナログ値との電圧
    偏差を増幅して出力する差動アンプと、 前記電圧偏差を第2のデジタル値に変換する第2のAD
    変換器と、 前記D/A変換器、前記第1および第2のAD変換器を
    制御するとともに、前記第1および第2のデジタル値を
    取り込んで各種電流値を検出するマイクロコンピュータ
    とを備え、 前記マイクロコンピュータは、前記第1および第2のデ
    ジタル値に基づいて、前記導体に流れる通常電流および
    雷撃電流を検出することを特徴とする電流測定装置。
  2. 【請求項2】 前記入力調整回路の出力端子に挿入され
    て、前記第1のアナログ値を保持するためのサンプルホ
    ールド回路を備え、 前記サンプルホールド回路に保持された第1のアナログ
    値は、前記第1のAD変換器および前記差動アンプに入
    力されることを特徴とする請求項1に記載の電流測定装
    置。
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