JPH0599685A - エンコーダ - Google Patents

エンコーダ

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Publication number
JPH0599685A
JPH0599685A JP8610691A JP8610691A JPH0599685A JP H0599685 A JPH0599685 A JP H0599685A JP 8610691 A JP8610691 A JP 8610691A JP 8610691 A JP8610691 A JP 8610691A JP H0599685 A JPH0599685 A JP H0599685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
phase
encoder
circuit
sin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8610691A
Other languages
English (en)
Inventor
Fusao Kosaka
扶佐夫 幸坂
Kunio Kazami
邦夫 風見
Hiroshi Nakayama
博史 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP8610691A priority Critical patent/JPH0599685A/ja
Publication of JPH0599685A publication Critical patent/JPH0599685A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アブソリュートエンコーダのピッチ計数をサ
ンプリング周期に依存せずに計数できるようにして高速
応答が可能なエンコーダを実現する。 【構成】 アブソリュートエンコーダの出力する位相信
号Aとこれと逆相の位相信号A´とsin ωt の信号との
アンドをとることにより、インクリメンタルエンコーダ
のA、B相信号に相当する90°位相のずれた2つの直流
電圧信号に変換して、これをインクリメント回路で計数
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相検出型エンコーダ
におけるピッチ計数機能を改善するもので、高速高分解
能のエンコーダを実現するものである。
【0002】
【従来の技術】アブソリュートエンコーダでは、位相の
切り換わりを計数することで、例えば光学式エンコーダ
ではスリットのピッチの計数を行う。すなわちアブソリ
ュートエンコーダでは、ピッチを計数するため、位相が
逆相の2つの位相信号A、A´と位相の変調信号sin ω
t とを出力している。これらの位相信号A、A´は、通
常 A= cos(ωt −(θ+π/4)) A´= sin(ωt +(θ+π/4)) で表された信号である。この位相信号を所定のサンプリ
ング周期でサンプリングして計数することによって、ピ
ッチ計数と方向判別を行っている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】ところで、位相測定の
サンプリング時間内に1ピッチ以上コード板等が回転あ
るいは移動すると計数ミスを生ずる。例えば光学式ロー
タリエンコーダでは、高速応答性を求めてコード板を高
速回転させると、その出力する位相信号のピッチ変化に
位相計測のサンプリング周期が追従できないことが生ず
る。このため、エンコーダの応答回転速度が位相計測の
サンプリング周期に依存して、高速回転可能なエンコー
ダを実現できない問題がある。
【0003】本発明は、上述の問題を解決するもので、
高速応答高分解能が可能なエンコーダを提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、sin ωt の基
準信号(CLK )と、第一の位相信号(A)と、この第一
の位相信号とは逆相の第二の位相信号(A´)とを出力
するエンコーダにおいて、上記第一の位相信号と上記si
n ωt 信号との論理積をとり、電圧信号に変換する回路
と、上記第二の位相信号と上記sin ωt 信号との論理積
をとり、電圧信号に変換する回路と、この二つの回路の
出力する90°位相のずれた二つの電圧信号を計数してピ
ッチ計数を行う計数回路とを備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】アブソリュートエンコーダの出力する逆相の2
つの位相信号A、A´を A= cos(ωt −(θ+π/4)) A´= sin(ωt +(θ+π/4)) とすると、この信号A、A´と変調信号sin ωt とのア
ンドをとると1ピッチ周期でパルス幅が変化する2つの
信号が得られる。この2つの信号をローパスフィルタを
通過させることにより、位相差が1ピッチ360 °に対し
て90°の位相差があり、インクリメンタルエンコーダの
A、B相に相当する直流電圧信号が得られる。このA、
B相に相当する直流電圧信号をインクリメンタルエンコ
ーダ用の計数回路で演算することにより、方向判別され
たピッチの計数が可能となる。
【0006】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0007】図1は本発明の一実施例のエンコーダの構
成を示す図である。本実施例では、アブソリュートエン
コーダのピッチ計数をインクリメント回路で行う構成と
なっている。すなわち、アブソリュートエンコーダ1は
位相信号A、A´およびsinωt のクロック信号CLK を
出力する。このクロック信号CLK と位相信号Aはアンド
回路2に入力され、入力信号CLK と位相信号A´とはア
ンド回路3に入力される。アンド回路2の出力はローパ
スフィルタ(LPF)4を介して、アンド回路3の出力
はローパスフィルタ(LPF)5を介してそれぞれイン
クリメント回路6に入力される。インクリメント回路6
では、ピッチの方向判別を行ったピッチ計数値jを出力
する。
【0008】本実施例の特徴とする点は、逆相となるア
ブソリュートエンコーダ1の出力A、A´の信号をアン
ド回路2、3を介してローパスフィルタ4、5で90°位
相のずれた直流電圧信号に変換し、この90°位相のずれ
た直流電圧信号をインクリメント回路6で計数すること
により、方向判別をしながらピッチ計数を行う構成とし
た点にある。
【0009】次に本実施例の動作を説明する。アブソリ
ュートエンコーダ1の出力する逆相の2つの位相信号
A、A´はクロック信号CLK をsin ωt とすると、 A= cos(ωt −(θ+π/4)) A´= sin(ωt +(θ+π/4)) となる。整形されたこの信号Aとクロック信号sin ωt
との位相関係は、図2に示すようになる。また信号A´
とクロック信号sin ωt との位相関係は、図3に示すよ
うになる。信号Aとクロック信号sinωt とをアンド回
路2で論理積をとると図4に示すように、パルス幅が1
スリット(1ピッチ)を周期として変化する信号が得ら
れる。また、信号A´とクロック信号sin ωt との論理
積をアンド回路3でとると、同様に図5に示すようなパ
ルス幅が1スリットを周期として変化する信号が得られ
る。これらの信号の信号をローパスフィルタ4、5を通
して直流電圧信号に変換すると、信号Aについては、図
6の、信号A´については図7に示す電圧信号が得られ
る。
【0010】この図6、図7に示す信号の位相差は1ピ
ッチを360 °とすると、90°であり、インクリメンタル
エンコーダのA、B相に相当する。このローパスフィル
タ4、5の出力する信号をインクリメンタルエンコーダ
用のインクリメント回路6で演算すれば、方向判別され
たスリット計数が可能である。このインクリメント回路
6の出力するピッチ計数値に基づいてロータリエンコー
ダでは高速回転時に位相信号に基づかないでコード板の
ピッチ位置Jを同定し、回転角度演算を行うことができ
る。
【0011】なお、本発明は光学式ロータリエンコーダ
に限られず、光学式リニアエンコーダ、磁気エンコーダ
などにも実施することができる。またインクリメンタル
エンコーダにも実施できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、サンプ
リング周期に依存しないでアブソリュートエンコーダの
ピッチ計数を行うことができるため、コード板の高速回
転による高速応答可能な、高速高分解能のエンコーダを
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】 sin ωt と信号Aとの位相関係を示すタイム
チャート。
【図3】 sin ωt と信号A´との位相関係を示すタイ
ムチャート。
【図4】 アンド回路2の出力波形を示すタイムチャー
ト。
【図5】 アンド回路3の出力波形を示すタイムチャー
ト。
【図6】 ローパスフィルタ4の出力波形を示すタイム
チャート。
【図7】 ローパスフィルタ5の出力波形を示すタイム
チャート。
【符号の説明】
1 アブソリュートエンコーダ 2、3 アンド回路 4、5 ローパスフィルタ(LPF) 6 インクリメント回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 sin ωt の基準信号(CLK )と、 第一の位相信号(A)と、 この第一の位相信号とは逆相の第二の位相信号(A´)
    とを出力するエンコーダにおいて、 上記第一の位相信号と上記sin ωt 信号との論理積をと
    り、電圧信号に変換する回路と、 上記第二の位相信号と上記sin ωt 信号との論理積をと
    り、電圧信号に変換する回路と、 この二つの回路の出力する90°位相のずれた二つの電圧
    信号を計数してピッチ計数を行う計数回路とを備えたこ
    とを特徴とするエンコーダ。
JP8610691A 1991-03-25 1991-03-25 エンコーダ Pending JPH0599685A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8610691A JPH0599685A (ja) 1991-03-25 1991-03-25 エンコーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8610691A JPH0599685A (ja) 1991-03-25 1991-03-25 エンコーダ

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Publication Number Publication Date
JPH0599685A true JPH0599685A (ja) 1993-04-23

Family

ID=13877455

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8610691A Pending JPH0599685A (ja) 1991-03-25 1991-03-25 エンコーダ

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JP (1) JPH0599685A (ja)

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