JPH0215889B2 - - Google Patents
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- JPH0215889B2 JPH0215889B2 JP57003402A JP340282A JPH0215889B2 JP H0215889 B2 JPH0215889 B2 JP H0215889B2 JP 57003402 A JP57003402 A JP 57003402A JP 340282 A JP340282 A JP 340282A JP H0215889 B2 JPH0215889 B2 JP H0215889B2
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- signal
- circuit
- signals
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 20
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 3
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/12—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
- G01D5/243—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the phase or frequency of ac
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、位置決め制御系に使用される位置検
出装置に関する。本発明は特にアブソリユート型
の位置信号とインクリメンタルな位置信号とを出
力することができる位置検出装置に関する。
出装置に関する。本発明は特にアブソリユート型
の位置信号とインクリメンタルな位置信号とを出
力することができる位置検出装置に関する。
従来、この種の装置は、例えば第1図に示すよ
うに構成されたアブソリユート型の位置信号によ
り位置決め制御するものと、第3図に示すような
可動部材の相対変位に対応した位相変調信号によ
つて位置決め制御するものとがある。
うに構成されたアブソリユート型の位置信号によ
り位置決め制御するものと、第3図に示すような
可動部材の相対変位に対応した位相変調信号によ
つて位置決め制御するものとがある。
第1図に示した従来例においては、モータ1の
回転軸に連結された位置信号検出器2からモータ
1の回転角変位に従つて振幅が変化する正弦波お
よび上記正弦波に対し90゜位相が異なる余弦波に
よつてそれぞれ振幅変調された2つの振幅変調信
号が出力される。復調器21は、上記2つの振幅
変調信号を復調して第2図に示すような90゜位相
の異なる正弦波信号Mおよび余弦波信号Nを得
る。上記正弦波信号Mは、モータ1の一定の変位
ごとに1周期となり、かつ、上記一定の変位内に
おける変位量と1:1に対応した振幅値を有す
る。すなわち、正弦波信号Mの振幅値によつて上
記一定の変位内の変位量を検出することができ
る。また、微分回路22は、正弦波信号Mおよび
90゜位相の異なる信号Nをそれぞれ微分した信号
を合成処理して速度信号Oを出力する。また、図
示されないマイクロプロセツサから与えられるデ
イジタル速度プロフイール情報を、デイジタル−
アナログ変換するD/Aコンバータ23によつて
アナログ速度プロフイール信号Pに変換して位置
決め制御装置9に入力させる。位置決め制御装置
9は、該アナログ速度プロフイール信号Pと、前
記正弦波信号Mおよび前記速度信号Oにより、モ
ータ1を制御し、所定の速度で回転させ所定の位
置で停止させる。
回転軸に連結された位置信号検出器2からモータ
1の回転角変位に従つて振幅が変化する正弦波お
よび上記正弦波に対し90゜位相が異なる余弦波に
よつてそれぞれ振幅変調された2つの振幅変調信
号が出力される。復調器21は、上記2つの振幅
変調信号を復調して第2図に示すような90゜位相
の異なる正弦波信号Mおよび余弦波信号Nを得
る。上記正弦波信号Mは、モータ1の一定の変位
ごとに1周期となり、かつ、上記一定の変位内に
おける変位量と1:1に対応した振幅値を有す
る。すなわち、正弦波信号Mの振幅値によつて上
記一定の変位内の変位量を検出することができ
る。また、微分回路22は、正弦波信号Mおよび
90゜位相の異なる信号Nをそれぞれ微分した信号
を合成処理して速度信号Oを出力する。また、図
示されないマイクロプロセツサから与えられるデ
イジタル速度プロフイール情報を、デイジタル−
アナログ変換するD/Aコンバータ23によつて
アナログ速度プロフイール信号Pに変換して位置
決め制御装置9に入力させる。位置決め制御装置
9は、該アナログ速度プロフイール信号Pと、前
記正弦波信号Mおよび前記速度信号Oにより、モ
ータ1を制御し、所定の速度で回転させ所定の位
置で停止させる。
上述の従来例は、上記正弦波出力Mによつてア
ブソリユート型の位置信号が得られ、位置決め点
への正確な位置決めが可能である。しかし、上述
のように、アナログ信号処理によつて位置制御が
行われるため回路の小型化が困難であり、価格が
高いという欠点がある。
ブソリユート型の位置信号が得られ、位置決め点
への正確な位置決めが可能である。しかし、上述
のように、アナログ信号処理によつて位置制御が
行われるため回路の小型化が困難であり、価格が
高いという欠点がある。
この欠点を解決するために、第3図に示すよう
な部材の変位に対応して位相変調された位相変調
信号によつて、デイジタル処理により位置決め制
御する装置が使用されている。この場合は、モー
タ1に連結された位置信号検出器2′は、基本周
波数fの信号をモータの変位に対応して位相変調
した位相変調信号を出力する。位置信号検出器
2′の構造については後述する。
な部材の変位に対応して位相変調された位相変調
信号によつて、デイジタル処理により位置決め制
御する装置が使用されている。この場合は、モー
タ1に連結された位置信号検出器2′は、基本周
波数fの信号をモータの変位に対応して位相変調
した位相変調信号を出力する。位置信号検出器
2′の構造については後述する。
上記位相変調信号はセンス増幅器3によつて増
幅される。増幅器3の出力信号A(第4図a参照)
は、コンパレータ4によつて、第4図bに示すよ
うな矩形波信号Bに変換される。該矩形波信号B
の位相は、前記モータ1の変位に対応している。
該矩形波信号Bを方向パルス発生回路5に入力さ
せ、クロツク信号Fと比較されて回転方向が判別
され、方向パルスG又はHに変換出力される。ク
ロツク信号Fは前記位相変調信号が無変調のとき
の前記基本周波数fに同期したクロツク信号であ
り、上記周波数fの整数倍の周波数である。従つ
て、上記方向パルスGおよびHは、矩形波信号B
の位相量がデイジタル的に補間された信号となつ
ている。すなわち、インクリメンタルなデイジタ
ル位置情報である。
幅される。増幅器3の出力信号A(第4図a参照)
は、コンパレータ4によつて、第4図bに示すよ
うな矩形波信号Bに変換される。該矩形波信号B
の位相は、前記モータ1の変位に対応している。
該矩形波信号Bを方向パルス発生回路5に入力さ
せ、クロツク信号Fと比較されて回転方向が判別
され、方向パルスG又はHに変換出力される。ク
ロツク信号Fは前記位相変調信号が無変調のとき
の前記基本周波数fに同期したクロツク信号であ
り、上記周波数fの整数倍の周波数である。従つ
て、上記方向パルスGおよびHは、矩形波信号B
の位相量がデイジタル的に補間された信号となつ
ている。すなわち、インクリメンタルなデイジタ
ル位置情報である。
一方、前記クロツク信号Fを分周回路6によつ
て分周して前記基本周波数fに同期した基準信号
Cを発生させる。位相比較回路7は、前記矩形波
信号Bと上記基準信号Cの位相を比較し、位相差
に比例する位相差信号Dを出力する。位相差信号
Dは位相差測定回路8により位相差がデイジタル
的に測定されデイジタル位相差データEに変換さ
れて位置決め制御装置9に入力される。上記位相
差データEは、一定変位内の変位量に対応した絶
対停止位置情報を含む位置信号である。位置決め
制御装置9は、上記方向パルスGおよびH並びに
位相差データEによつて、モータ1の位置決め制
御が可能である。
て分周して前記基本周波数fに同期した基準信号
Cを発生させる。位相比較回路7は、前記矩形波
信号Bと上記基準信号Cの位相を比較し、位相差
に比例する位相差信号Dを出力する。位相差信号
Dは位相差測定回路8により位相差がデイジタル
的に測定されデイジタル位相差データEに変換さ
れて位置決め制御装置9に入力される。上記位相
差データEは、一定変位内の変位量に対応した絶
対停止位置情報を含む位置信号である。位置決め
制御装置9は、上記方向パルスGおよびH並びに
位相差データEによつて、モータ1の位置決め制
御が可能である。
前記位置信号検出器2′は、第5図に示すよう
に構成されている。
に構成されている。
すなわち、モータ1と連動して回転する可動プ
リント基板101に図示のように一定のピツチで
n個の折返し電気路パターンが直列接続されたパ
ターンを端子103,104間に形成し、該プリ
ント基板101に対向して配置された固定プリン
ト基板102には、上記折返しパターンと同ピツ
チの折返しパターンを直列接続した回路を端子1
05,106間に形成した回路と、上記回路の折
返しパターンより1/4ピツチずれた折返しパター
ンを直列接続した回路を端子107,108間に
形成した回路とが形成されている。そして、上記
端子105,106間に基本周波数fの正弦波
V0sinωtを印加し、上記端子107,108間に
V0cosωtを印加すると、モータ1の回転によつて
可動プリント基板101の端子103,104間
には下記(1)式によつて示される電圧Vaが発生す
る。
リント基板101に図示のように一定のピツチで
n個の折返し電気路パターンが直列接続されたパ
ターンを端子103,104間に形成し、該プリ
ント基板101に対向して配置された固定プリン
ト基板102には、上記折返しパターンと同ピツ
チの折返しパターンを直列接続した回路を端子1
05,106間に形成した回路と、上記回路の折
返しパターンより1/4ピツチずれた折返しパター
ンを直列接続した回路を端子107,108間に
形成した回路とが形成されている。そして、上記
端子105,106間に基本周波数fの正弦波
V0sinωtを印加し、上記端子107,108間に
V0cosωtを印加すると、モータ1の回転によつて
可動プリント基板101の端子103,104間
には下記(1)式によつて示される電圧Vaが発生す
る。
Va=kV0cos(ωt+nθ) ……(1)
ただし、kは誘導係数、nは可動プリント基板
101に書かれたパターン数、θはモータ回転角
(モータの1回転に対して2πラジアン)である。
(1)式は、前記基本周波数fの信号がモータの回転
角θによつて位相変調された信号であり、n個の
折返しパターンのピツチごとに2πの位相推移が
ある。この位相推移はモータの回転方向が反転す
れば符号が逆になる。従つて、前述のようにこの
信号を矩形波信号Bに変換してクロツクFと比較
することにより、モータ回転角に対応した数の方
向パルスを得ることができる。このパルスは離散
的なインクリメンタル情報であり絶対停止位置情
報は含まない。従つて、このパルスをカウント
し、前記モータを目標停止位置近傍まで導くこと
ができる。
101に書かれたパターン数、θはモータ回転角
(モータの1回転に対して2πラジアン)である。
(1)式は、前記基本周波数fの信号がモータの回転
角θによつて位相変調された信号であり、n個の
折返しパターンのピツチごとに2πの位相推移が
ある。この位相推移はモータの回転方向が反転す
れば符号が逆になる。従つて、前述のようにこの
信号を矩形波信号Bに変換してクロツクFと比較
することにより、モータ回転角に対応した数の方
向パルスを得ることができる。このパルスは離散
的なインクリメンタル情報であり絶対停止位置情
報は含まない。従つて、このパルスをカウント
し、前記モータを目標停止位置近傍まで導くこと
ができる。
しかし、位置決め停止点近傍においては絶対停
止位置情報が必要である。そこで前記矩形波信号
Bと基準信号Cとを位相比較することによつて前
記一定ピツチ内における変位量を測定して絶対停
止位置情報を含む位置信号を発生する回路が必要
となる。
止位置情報が必要である。そこで前記矩形波信号
Bと基準信号Cとを位相比較することによつて前
記一定ピツチ内における変位量を測定して絶対停
止位置情報を含む位置信号を発生する回路が必要
となる。
上述の従来例では、位相比較回路7および位相
差測定回路8で位相差を測定することにより、変
位量に対応する位相差データEを得て、絶対停止
位置情報としている。しかし、位相差データEは
デイジタル的に測定される離散的な量であるた
め、位置決め精度が悪く、かつ回路が複雑となる
欠点がある。
差測定回路8で位相差を測定することにより、変
位量に対応する位相差データEを得て、絶対停止
位置情報としている。しかし、位相差データEは
デイジタル的に測定される離散的な量であるた
め、位置決め精度が悪く、かつ回路が複雑となる
欠点がある。
本発明の目的は、簡単な回路でデイジタル処理
に有利なインクリメンタル位置信号と絶対停止位
置情報を含むアブソリユート型の位置信号との双
方の信号を得ることができる位置検出装置を提供
することを目的とする。
に有利なインクリメンタル位置信号と絶対停止位
置情報を含むアブソリユート型の位置信号との双
方の信号を得ることができる位置検出装置を提供
することを目的とする。
本発明の位置検出装置は、相対的に移動する部
材の一方に一定ピツチで磁化された磁気記録媒体
を備え、他の一方に磁気抵抗効果素子を備え、前
記磁気抵抗効果素子を複数個接続した回路網に少
なくとも6端子を設け、その2端子に直流電圧を
入力し、残りの4端子から上記部材の相対的位置
変位量に対応して電圧が変化し互いに90゜位相が
異なる2相の正弦波信号および余弦波信号を出力
する位置信号検出器を含む位置検出装置におい
て、 上記位置信号検出器が出力する上記正弦波信号
および余弦波信号にその周波数が十分高くそれぞ
れ90゜位相が異なる2相の交流信号を乗算する第
一および第二の乗算器と、この第一および第二の
乗算器の出力信号を加算する加算器と、この加算
器の出力信号を矩形波に変換するコンパレータ
と、上記位置信号検出器が出力する上記正弦波信
号または余弦波信号をアナログ信号に変換するア
ナログデイジタル変換回路とを備えたことを特徴
とする。
材の一方に一定ピツチで磁化された磁気記録媒体
を備え、他の一方に磁気抵抗効果素子を備え、前
記磁気抵抗効果素子を複数個接続した回路網に少
なくとも6端子を設け、その2端子に直流電圧を
入力し、残りの4端子から上記部材の相対的位置
変位量に対応して電圧が変化し互いに90゜位相が
異なる2相の正弦波信号および余弦波信号を出力
する位置信号検出器を含む位置検出装置におい
て、 上記位置信号検出器が出力する上記正弦波信号
および余弦波信号にその周波数が十分高くそれぞ
れ90゜位相が異なる2相の交流信号を乗算する第
一および第二の乗算器と、この第一および第二の
乗算器の出力信号を加算する加算器と、この加算
器の出力信号を矩形波に変換するコンパレータ
と、上記位置信号検出器が出力する上記正弦波信
号または余弦波信号をアナログ信号に変換するア
ナログデイジタル変換回路とを備えたことを特徴
とする。
すだれ状に配置された磁気抵抗効果素子回路網
の端子に直流電圧を与え、ブリツジ回路を構成す
る磁気抵抗効果素子回路の端子から変位部材の相
対変位量に対応して電圧が変化する正弦波信号と
余弦波信号を得る。この正弦波信号と余弦波信号
とは変調成分を含んでいないので、この両信号に
互いに位相が90゜異なる2相の高周波信号を与え
て乗算しそれぞれ上記の相対変位量に対応した振
幅変調信号を得る。この両変調信号を加算して位
相変調された信号とし、コンパレータでデイジタ
ル信号に変換してインクリメンタル位置信号を得
る。また、上記の正弦波信号または余弦波信号は
振幅変調されていない絶対停止位置情報を含んだ
アブソリユート型の信号であるため、これをAD
変換することにより、絶対停止位置情報をデイジ
タル信号として得る。
の端子に直流電圧を与え、ブリツジ回路を構成す
る磁気抵抗効果素子回路の端子から変位部材の相
対変位量に対応して電圧が変化する正弦波信号と
余弦波信号を得る。この正弦波信号と余弦波信号
とは変調成分を含んでいないので、この両信号に
互いに位相が90゜異なる2相の高周波信号を与え
て乗算しそれぞれ上記の相対変位量に対応した振
幅変調信号を得る。この両変調信号を加算して位
相変調された信号とし、コンパレータでデイジタ
ル信号に変換してインクリメンタル位置信号を得
る。また、上記の正弦波信号または余弦波信号は
振幅変調されていない絶対停止位置情報を含んだ
アブソリユート型の信号であるため、これをAD
変換することにより、絶対停止位置情報をデイジ
タル信号として得る。
本発明は、このように簡単な回路構成で、アブ
ソリユート型の位置信号とデイジタルのインクリ
メント位置信号とを共に得ることができる。
ソリユート型の位置信号とデイジタルのインクリ
メント位置信号とを共に得ることができる。
次に、本発明の実施例について、図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第6図は、本発明の一実施例を示すブロツク図
であり、第7図は主要各部の信号を示す波形図で
ある。
であり、第7図は主要各部の信号を示す波形図で
ある。
本実施例は、第8図に示すようなモータ1に連
動して回転するドラム状の磁気記録媒体201の
円周方向に交互に正逆方向に磁化された一定ピツ
チの磁化パターンをn個形成し、上記磁気記録媒
体201の磁化パターンに対向する位置に固定配
置された8個の磁気抵抗効果素子からなる回路網
202に直流電圧を入力し、該回路網202から
モータ回転角の上記一定ピツチに対応する周期の
正弦波信号および余弦波信号を出力する。本実施
例では、磁気記録媒体201と回路網202とで
位置信号検出器を構成している。
動して回転するドラム状の磁気記録媒体201の
円周方向に交互に正逆方向に磁化された一定ピツ
チの磁化パターンをn個形成し、上記磁気記録媒
体201の磁化パターンに対向する位置に固定配
置された8個の磁気抵抗効果素子からなる回路網
202に直流電圧を入力し、該回路網202から
モータ回転角の上記一定ピツチに対応する周期の
正弦波信号および余弦波信号を出力する。本実施
例では、磁気記録媒体201と回路網202とで
位置信号検出器を構成している。
上記回路網202は、第9図に示すように、前
記磁気記録媒体201上の磁化パターンの1ピツ
チ当たり4個の磁気抵抗効果素子を1/4ピツチ間
隔で8個並列に配置したすだれ型磁気抵抗効果素
子回路網であり、上記8個の素子が第10図に示
すように接続されている。すなわち、磁気抵抗効
果素子301〜304の一端を端子310に接続
し、磁気抵抗効果素子305〜308の一端を端
子311に接続する。磁気抵抗効果素子301お
よび307の他端を端子312に接続し、磁気抵
抗効果素子302および308の他端を端子31
4に接続する。磁気抵抗効果素子303および3
05の他端は端子313に、磁気抵抗効果素子3
04および306の他端は端子315に接続され
る。従つて、端子312,313からみると、磁
気抵抗効果素子302,305,304,306
はブリツジ回路を構成している。
記磁気記録媒体201上の磁化パターンの1ピツ
チ当たり4個の磁気抵抗効果素子を1/4ピツチ間
隔で8個並列に配置したすだれ型磁気抵抗効果素
子回路網であり、上記8個の素子が第10図に示
すように接続されている。すなわち、磁気抵抗効
果素子301〜304の一端を端子310に接続
し、磁気抵抗効果素子305〜308の一端を端
子311に接続する。磁気抵抗効果素子301お
よび307の他端を端子312に接続し、磁気抵
抗効果素子302および308の他端を端子31
4に接続する。磁気抵抗効果素子303および3
05の他端は端子313に、磁気抵抗効果素子3
04および306の他端は端子315に接続され
る。従つて、端子312,313からみると、磁
気抵抗効果素子302,305,304,306
はブリツジ回路を構成している。
そして、端子310,313間に直流電圧V0
を印加すると、端子312,313間および端子
314,315間からは、モータの回転角θに対
応して振幅が変化する相互に90゜位相が異なる正
弦波信号および余弦波信号が出力する。
を印加すると、端子312,313間および端子
314,315間からは、モータの回転角θに対
応して振幅が変化する相互に90゜位相が異なる正
弦波信号および余弦波信号が出力する。
今、磁気抵抗効果素子301〜308の基本抵
抗ををR0、最大抵抗変化率をpとすると、各素
子の抵抗R301〜R308は、下記のようになる。
抗ををR0、最大抵抗変化率をpとすると、各素
子の抵抗R301〜R308は、下記のようになる。
R301=R0+pR0sin nθ ……(2)
R302=R0+pR0cos nθ ……(3)
R303=R0−pR0sin nθ ……(4)
R304=R0−pR0cos nθ ……(5)
R305=R0+pR0sin nθ ……(6)
R306=R0+pR0cos nθ ……(7)
R307=R0−pR0sin nθ ……(8)
R308=R0−pR0cos nθ ……(9)
従つて、端子312,313間の電圧Viは、
Vi=4pV0sin nθ ……(10)
となり端子314,315間の電圧Vjは、
Vj=4pV0cos nθ ……(11)
となる。この電圧を増幅器3によつて増幅した信
号IおよびJは、第7図aに示すように、回転角
に対応した互いに90゜位相の異なる正弦波信号お
よび余弦波信号となる。
号IおよびJは、第7図aに示すように、回転角
に対応した互いに90゜位相の異なる正弦波信号お
よび余弦波信号となる。
上記正弦波信号Iおよび余弦波信号Jは、第1
図で説明した従来例のMおよびNに相当する信号
であり、正弦波信号Iは、直接又はA/D変換回
路10を介してデイジタル変換した信号Wとして
位置決め制御装置9に供給される。この信号Wは
絶対停止位置情報として使用される。
図で説明した従来例のMおよびNに相当する信号
であり、正弦波信号Iは、直接又はA/D変換回
路10を介してデイジタル変換した信号Wとして
位置決め制御装置9に供給される。この信号Wは
絶対停止位置情報として使用される。
一方、上記信号I,Jの周期に対して充分短い
周期の高周波信号であつて、互いに90゜位相の異
なる信号S=V1sinωtおよびT=V1cosωtを乗算
器17および18に入力させ、それぞれ上記信号
IおよびJに乗算する。乗算器17の出力信号K
は、第7図bに示すような振幅変調信号となり、
乗算器18の出力信号Lは同図cに示すようにな
る。加算器13で上記両信号を加算すると、同図
dに示すような位相変調信号Uが得られる。この
位相変調信号Uの電圧Vuは、 Vu=4pV0V1sin nθ・sinωt +4pV0V1cos nθ・cosωt =4pV0V1cos(ωt−nθ) ……(12) となる。すなわち、第3図で説明した従来例の信
号Aと同様にモータの回転角θに対応して位相変
調された信号である。従つて、この信号Uをコン
パレータ4によつて矩形波信号Bに変換すれば、
矩形波信号Bの位相はモータ回転角θに対応して
いる。従つて、第3図で示した従来例と同様に、
方向パルス発生器5でクロツクパルスFと比較し
て回転方向別に方向パルスGまたはHとして出力
することができる。位置決め制御装置9は、上記
方向パルスG、Hをカウントすることによつてイ
ンクリメンタル情報を得て、停止位置近傍までの
モータ制御をし、停止位置近傍においては、信号
I又はWにより絶対停止位置情報を得て高精度で
停止位置を制御することが可能である。
周期の高周波信号であつて、互いに90゜位相の異
なる信号S=V1sinωtおよびT=V1cosωtを乗算
器17および18に入力させ、それぞれ上記信号
IおよびJに乗算する。乗算器17の出力信号K
は、第7図bに示すような振幅変調信号となり、
乗算器18の出力信号Lは同図cに示すようにな
る。加算器13で上記両信号を加算すると、同図
dに示すような位相変調信号Uが得られる。この
位相変調信号Uの電圧Vuは、 Vu=4pV0V1sin nθ・sinωt +4pV0V1cos nθ・cosωt =4pV0V1cos(ωt−nθ) ……(12) となる。すなわち、第3図で説明した従来例の信
号Aと同様にモータの回転角θに対応して位相変
調された信号である。従つて、この信号Uをコン
パレータ4によつて矩形波信号Bに変換すれば、
矩形波信号Bの位相はモータ回転角θに対応して
いる。従つて、第3図で示した従来例と同様に、
方向パルス発生器5でクロツクパルスFと比較し
て回転方向別に方向パルスGまたはHとして出力
することができる。位置決め制御装置9は、上記
方向パルスG、Hをカウントすることによつてイ
ンクリメンタル情報を得て、停止位置近傍までの
モータ制御をし、停止位置近傍においては、信号
I又はWにより絶対停止位置情報を得て高精度で
停止位置を制御することが可能である。
以上のように、本発明においては、位置検出器
のすだれ型磁気抵抗回路網からモータ回転角に対
応して振幅が変化する互いに90゜位相が異なる正
弦波信号および余弦波信号を得て、この出力をそ
れぞれ90゜位相が異なる高周波によつて乗算し、
その出力を加算することによつてモータ変位に応
じた位相変調信号を得るように構成されているか
ら、この位相変調信号によつてデイジタル的なイ
ンクリメンタル位置信号が得られ、かつ、前記正
弦波信号によつて絶対停止位置情報を得ることが
できる。したがつて、簡単な回路構成で、精度の
良い、デイジタル処理可能な位置決め制御系を実
現できる効果がある。
のすだれ型磁気抵抗回路網からモータ回転角に対
応して振幅が変化する互いに90゜位相が異なる正
弦波信号および余弦波信号を得て、この出力をそ
れぞれ90゜位相が異なる高周波によつて乗算し、
その出力を加算することによつてモータ変位に応
じた位相変調信号を得るように構成されているか
ら、この位相変調信号によつてデイジタル的なイ
ンクリメンタル位置信号が得られ、かつ、前記正
弦波信号によつて絶対停止位置情報を得ることが
できる。したがつて、簡単な回路構成で、精度の
良い、デイジタル処理可能な位置決め制御系を実
現できる効果がある。
第1図は従来の位置検出装置の一例を示すブロ
ツク図。第2図は上記従来例の位置信号検出器の
出力信号を示す波形図。第3図は従来の位置検出
装置の他の例を示すブロツク図。第4図は上記従
来例の位置信号検出器の出力信号および矩形波信
号を示す波形図。第5図は第3図に示した従来例
の位置信号検出器を示す側面図および平面図。第
6図は本発明の一実施例を示すブロツク図。第7
図は上記実施例の主要各部の信号を示す波形図。
第8図は上記実施例の位置信号検出器を示す側面
図および平面図。第9図は上記位置信号検出器の
磁気抵抗効果素子の配置を示す図。第10図は上
記磁気抵抗効果素子を接続した回路網を示す回路
図。 1……モータ、2……位置信号検出器、3……
センス増幅器、4……コンパレータ、5……方向
パルス発生回路、6……分周回路、7……位相比
較回路、8……位相差測定回路、9……位置決め
制御装置、10……A/D変換回路、13……加
算器、17,18……乗算器、21……復調器、
22……微分回路、23……D/Aコンバータ、
201……磁気記録媒体、202……回路網、3
01〜308……磁気抵抗効果素子。
ツク図。第2図は上記従来例の位置信号検出器の
出力信号を示す波形図。第3図は従来の位置検出
装置の他の例を示すブロツク図。第4図は上記従
来例の位置信号検出器の出力信号および矩形波信
号を示す波形図。第5図は第3図に示した従来例
の位置信号検出器を示す側面図および平面図。第
6図は本発明の一実施例を示すブロツク図。第7
図は上記実施例の主要各部の信号を示す波形図。
第8図は上記実施例の位置信号検出器を示す側面
図および平面図。第9図は上記位置信号検出器の
磁気抵抗効果素子の配置を示す図。第10図は上
記磁気抵抗効果素子を接続した回路網を示す回路
図。 1……モータ、2……位置信号検出器、3……
センス増幅器、4……コンパレータ、5……方向
パルス発生回路、6……分周回路、7……位相比
較回路、8……位相差測定回路、9……位置決め
制御装置、10……A/D変換回路、13……加
算器、17,18……乗算器、21……復調器、
22……微分回路、23……D/Aコンバータ、
201……磁気記録媒体、202……回路網、3
01〜308……磁気抵抗効果素子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 相対的に移動する部材の一方に一定ピツチで
磁化された磁気記録媒体を備え、他の一方に磁気
抵抗効果素子を備え、前記磁気抵抗効果素子を複
数個接続した回路網に少なくとも6端子を設け、
その2端子に直流電圧を入力し、残りの4端子か
ら上記部材の相対的位置変位量に対応して電圧が
変化し互いに90゜位相が異なる2相の正弦波信号
および余弦波信号を出力する位置信号検出器を含
む位置検出装置において、 上記位置信号検出器が出力する上記正弦波信号
および余弦波信号にその周波数が十分高くそれぞ
れ90゜位相が異なる2相の交流信号を乗算する第
一および第二の乗算器と、 この第一および第二の乗算器の出力信号を加算
する加算器と、 この加算器の出力信号を矩形波に変換するコン
パレータと、 上記位置信号検出器が出力する上記正弦波信号
または余弦波信号をアナログ信号に変換するアナ
ログデイジタル変換回路と を備えたことを特徴とする位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP340282A JPS58121415A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP340282A JPS58121415A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 位置検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58121415A JPS58121415A (ja) | 1983-07-19 |
JPH0215889B2 true JPH0215889B2 (ja) | 1990-04-13 |
Family
ID=11556377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP340282A Granted JPS58121415A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58121415A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06100934B2 (ja) * | 1986-08-27 | 1994-12-12 | 三菱電機株式会社 | 電動機の停止位置制御装置 |
JP2014202704A (ja) * | 2013-04-09 | 2014-10-27 | 三菱電機株式会社 | 磁界検出装置 |
JP6945914B1 (ja) * | 2020-08-11 | 2021-10-06 | 株式会社 五十嵐電機製作所 | ロータリーエンコーダ及びそれを用いた制御精度切替型サーボ制御装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS545558A (en) * | 1977-06-16 | 1979-01-17 | Sony Corp | Magnetic resistor |
JPS5835414A (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-02 | Hitachi Ltd | 磁気式エンコ−ダ |
-
1982
- 1982-01-14 JP JP340282A patent/JPS58121415A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS545558A (en) * | 1977-06-16 | 1979-01-17 | Sony Corp | Magnetic resistor |
JPS5835414A (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-02 | Hitachi Ltd | 磁気式エンコ−ダ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58121415A (ja) | 1983-07-19 |
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