JPS6047971B2 - 容量型角変位変換器 - Google Patents
容量型角変位変換器Info
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- JPS6047971B2 JPS6047971B2 JP55013100A JP1310080A JPS6047971B2 JP S6047971 B2 JPS6047971 B2 JP S6047971B2 JP 55013100 A JP55013100 A JP 55013100A JP 1310080 A JP1310080 A JP 1310080A JP S6047971 B2 JPS6047971 B2 JP S6047971B2
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- conductive
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- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08C—TRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
- G08C19/00—Electric signal transmission systems
- G08C19/38—Electric signal transmission systems using dynamo-electric devices
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/12—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
- G01D5/14—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage
- G01D5/24—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying capacitance
- G01D5/241—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying capacitance by relative movement of capacitor electrodes
- G01D5/2412—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying capacitance by relative movement of capacitor electrodes by varying overlap
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- Power Engineering (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電気出力信号を発生するため容量結合を利用
した無接触角変位変換器(トランスジューサ)に関する
ものである。
した無接触角変位変換器(トランスジューサ)に関する
ものである。
その電気出力信号の位相角は軸(シャフト)の角変位に
比例している。容量結合を利用した無接触角変位変換器
は従来より、よく知られている。
比例している。容量結合を利用した無接触角変位変換器
は従来より、よく知られている。
容量型変換器は、それが角変位情報を与える方法に従が
つて3つの広義の範ちゆうに大別できる。その第1の範
ちゆうは、軸の角変位に関連した大きさを有する電気出
力信号を発生する容量型変換器である。第2の範ちゆう
は、0と1の特定の各組合せが軸の位置を表わすように
ディジタル電気出力信号を直接発生する容量型変換器て
ある。第3の範ちゆうは、軸の角変位に関連した位相角
を有する電気出力信号を発生する容量型変換器である。
本発明は、この第3の範ちゆうに属するものである。第
1の範ちゆうの容量型変換器の代表例としては、米国特
許第3702467号明細書に記載された軸位置検知装
置及び米国特許第3873916号明細書に記載された
変位又は位置を測定するための容量型検知器がある。
つて3つの広義の範ちゆうに大別できる。その第1の範
ちゆうは、軸の角変位に関連した大きさを有する電気出
力信号を発生する容量型変換器である。第2の範ちゆう
は、0と1の特定の各組合せが軸の位置を表わすように
ディジタル電気出力信号を直接発生する容量型変換器て
ある。第3の範ちゆうは、軸の角変位に関連した位相角
を有する電気出力信号を発生する容量型変換器である。
本発明は、この第3の範ちゆうに属するものである。第
1の範ちゆうの容量型変換器の代表例としては、米国特
許第3702467号明細書に記載された軸位置検知装
置及び米国特許第3873916号明細書に記載された
変位又は位置を測定するための容量型検知器がある。
米国特許第3702467号明細書に記載された装置に
おいては、固定板に等間隔に半径方向の導電帯(バッド
)が複数個配列されていて、それらの導電帯の内縁は1
つ置きに第1の環状導電性リングに接続されている。そ
の他の導電帯の外縁は第2の環状導電性リングに接続さ
れている。固定板の中心には第3の環状導電性領域が設
けられている。固定板に平行に回転板が取り付けられて
いる。この回転板の中心には、環状導電性領域に接続さ
れた等間隔の半径方向の複数個の導電帯が設けられてい
る。この環尽導電性領域は、固定板の環状導電性領域と
結合して、回転板と固定板との間に一定の容量性ピック
アップを与え以てブラシ無し動作を可能とする。固定板
の導電帯の2つの組には反対極性の信号が印加される。
回転板か固定板に対して移動すると、回転板の導電帯と
固定板の2つの導電帯との間の交互の容量性結合により
三角波出力信号が発生される。そのピーク値及び部分ピ
ーク値を計数すること、すなわち、その電圧を測定する
こと、によつて固定板に対する回転板の位置が測定でき
る。米国特許第3873916号明細書においては、同
様の原理を用いて、回転板の導電性パターンが固定板の
導電性パターンに対して最大容量結合の位置から最小容
量結合の位置まで移動するにつれて最大値から最小値ま
で変位する出力信号を与えている。
おいては、固定板に等間隔に半径方向の導電帯(バッド
)が複数個配列されていて、それらの導電帯の内縁は1
つ置きに第1の環状導電性リングに接続されている。そ
の他の導電帯の外縁は第2の環状導電性リングに接続さ
れている。固定板の中心には第3の環状導電性領域が設
けられている。固定板に平行に回転板が取り付けられて
いる。この回転板の中心には、環状導電性領域に接続さ
れた等間隔の半径方向の複数個の導電帯が設けられてい
る。この環尽導電性領域は、固定板の環状導電性領域と
結合して、回転板と固定板との間に一定の容量性ピック
アップを与え以てブラシ無し動作を可能とする。固定板
の導電帯の2つの組には反対極性の信号が印加される。
回転板か固定板に対して移動すると、回転板の導電帯と
固定板の2つの導電帯との間の交互の容量性結合により
三角波出力信号が発生される。そのピーク値及び部分ピ
ーク値を計数すること、すなわち、その電圧を測定する
こと、によつて固定板に対する回転板の位置が測定でき
る。米国特許第3873916号明細書においては、同
様の原理を用いて、回転板の導電性パターンが固定板の
導電性パターンに対して最大容量結合の位置から最小容
量結合の位置まで移動するにつれて最大値から最小値ま
で変位する出力信号を与えている。
その出力電圧の振巾は、2つのパターンの相対位置に比
例しており、通過する最大値及ひ最小値の数は、通過し
たパターンの分割数に等しい。その最小値又は最大値を
計数し且つ出力電圧の振巾を測定することによつて、固
定板に対する回転板の移動量を測定することができる。
第2の範ちゆうの無接触容量型角変位変換器の代表例と
しては、米国特許第3238523号の容量型エンコー
ダ及び米国特許第3766544号の静電信号結合装置
を使用したアナログ−ディジタル変換器がある。
例しており、通過する最大値及ひ最小値の数は、通過し
たパターンの分割数に等しい。その最小値又は最大値を
計数し且つ出力電圧の振巾を測定することによつて、固
定板に対する回転板の移動量を測定することができる。
第2の範ちゆうの無接触容量型角変位変換器の代表例と
しては、米国特許第3238523号の容量型エンコー
ダ及び米国特許第3766544号の静電信号結合装置
を使用したアナログ−ディジタル変換器がある。
米国特許第3238523号のエンコーダにお”いては
、回転板に数個の環状トラックからなる導電性パターン
が設けられている。その各トラックは、導電性領域と不
導電性領域とを交互に備えている。固定板には、数対の
環状トラックからなるパターンが設けられている。各ト
ラックは、導電性領域と不導電性領域とを交互に備えて
いる。回転板が固定板かられずかな間隔だけ離れて回転
するとき、どれか1つの回転板トラックと一対の固定板
トラックとの組合せによつて、回転板の角位置につれて
変化する複数の容量が得られる。各対の固定板トラック
内の容量を相対的に比較することによつて、ディジタル
コードが作り出される。固定板トラックの対数は、その
コードの桁数を決定する。従つて、そのディジタルコー
ドは、回転板の角位置を表わすことにある。米国特許第
3766544号明細書には、静電信号結合装置を使用
したアナログ−ディジタル・コンバータが開示されてい
る。
、回転板に数個の環状トラックからなる導電性パターン
が設けられている。その各トラックは、導電性領域と不
導電性領域とを交互に備えている。固定板には、数対の
環状トラックからなるパターンが設けられている。各ト
ラックは、導電性領域と不導電性領域とを交互に備えて
いる。回転板が固定板かられずかな間隔だけ離れて回転
するとき、どれか1つの回転板トラックと一対の固定板
トラックとの組合せによつて、回転板の角位置につれて
変化する複数の容量が得られる。各対の固定板トラック
内の容量を相対的に比較することによつて、ディジタル
コードが作り出される。固定板トラックの対数は、その
コードの桁数を決定する。従つて、そのディジタルコー
ドは、回転板の角位置を表わすことにある。米国特許第
3766544号明細書には、静電信号結合装置を使用
したアナログ−ディジタル・コンバータが開示されてい
る。
その静電信号結合装置は、固定励起要素と回転翼とから
なる静電エンコーダである。固定励起要素は、指示すべ
き軸位置の1つにそれぞれが対応している複数個の励起
セグメントに分割されている。異なつた位相の一組の励
起信号が励起セグメント群に印加される。ある励起信号
が回転翼の下にあるセグメントへ供給されるとき、その
信号はその回転翼により出力検知器へ入力される。励起
信号組を励起セグメント群へ順次印加することにより、
ある軸位置を表わす特定の信号組が出力検知器へ入力さ
れる。その入力された信号組は、0と1の組合せに変換
されてディジタル信号を出力する。第3の範ちゆうの容
量型角変位変換器は、角変位に関連した位相角を有する
電気出力信号を発生するものである。
なる静電エンコーダである。固定励起要素は、指示すべ
き軸位置の1つにそれぞれが対応している複数個の励起
セグメントに分割されている。異なつた位相の一組の励
起信号が励起セグメント群に印加される。ある励起信号
が回転翼の下にあるセグメントへ供給されるとき、その
信号はその回転翼により出力検知器へ入力される。励起
信号組を励起セグメント群へ順次印加することにより、
ある軸位置を表わす特定の信号組が出力検知器へ入力さ
れる。その入力された信号組は、0と1の組合せに変換
されてディジタル信号を出力する。第3の範ちゆうの容
量型角変位変換器は、角変位に関連した位相角を有する
電気出力信号を発生するものである。
その一例としては、米国特許第4007454号の物体
の回転の角位置、速度及ひ/又は方向を遠隔測定する装
置がある。回転部材、すなわち計器指針の付近には、回
転電界が発生する。その電界は、計器指針の回転軸と一
致した回転軸を有している。電界の回転軸には、その電
界の変動を検出するため電界感知装置が配置されている
。空間の透過率はその感知装置の両側において同じであ
り、回転電界の半分同士が互いに打ち消し合うので、そ
の感知装置は零を指示する。しかし、電界が指針と一致
するときには、指針の透過率は電界の半分に対し電気力
線路を与えることになる。電界のこの不平衡により、あ
る電圧信号が感知装置によつて拾われる。検知装置によ
つて拾われる電圧信号の位相を基準信号と比較すること
により、指針の角変位を測定することができる。前述の
説明はいろいろな従来例を示すためのものである。
の回転の角位置、速度及ひ/又は方向を遠隔測定する装
置がある。回転部材、すなわち計器指針の付近には、回
転電界が発生する。その電界は、計器指針の回転軸と一
致した回転軸を有している。電界の回転軸には、その電
界の変動を検出するため電界感知装置が配置されている
。空間の透過率はその感知装置の両側において同じであ
り、回転電界の半分同士が互いに打ち消し合うので、そ
の感知装置は零を指示する。しかし、電界が指針と一致
するときには、指針の透過率は電界の半分に対し電気力
線路を与えることになる。電界のこの不平衡により、あ
る電圧信号が感知装置によつて拾われる。検知装置によ
つて拾われる電圧信号の位相を基準信号と比較すること
により、指針の角変位を測定することができる。前述の
説明はいろいろな従来例を示すためのものである。
すべて容量型角変位変換器の例であるが、異なつた動作
原理を実行するのに異なつた物理的、機械的構造が使用
されている。第3の範ちゆうに属する従来技術が最も適
当であるので、これについて更に詳しく説明する。第3
の範ちゆうの角変位変換器に属する別の装置としては、
米国特許第3845377号の回転角変換器がある。
原理を実行するのに異なつた物理的、機械的構造が使用
されている。第3の範ちゆうに属する従来技術が最も適
当であるので、これについて更に詳しく説明する。第3
の範ちゆうの角変位変換器に属する別の装置としては、
米国特許第3845377号の回転角変換器がある。
そこに開示された無接触角変換器は、電気的に絶縁され
た複数の扇形部材を有する固定板と、この固定板から離
隔された平行対向板と、固定板と対向板との間に配置さ
れ回転物体に回転可能に結合された扇形回転板と、を備
えている。三角波形を有し且つ固定位相関係を有した交
流励起電圧が固定板の扇形部材に印加されている。回転
板は、固定板から対向板へその励起電圧を印加するのに
使用されている。回転板の位置は回転物体の角位置の関
数であるので、固定板へ印加される電圧もまたその回転
物体の角位置の関数である。印加された電圧の位相角を
基準電圧の位相角と比較することによつて、回転物体の
角位置が測定できる。積算電力計等の計器を遠隔読取り
するのに使用される従来の容量型角変位変換器は、非常
に小さな容量結合に依存しているものである。
た複数の扇形部材を有する固定板と、この固定板から離
隔された平行対向板と、固定板と対向板との間に配置さ
れ回転物体に回転可能に結合された扇形回転板と、を備
えている。三角波形を有し且つ固定位相関係を有した交
流励起電圧が固定板の扇形部材に印加されている。回転
板は、固定板から対向板へその励起電圧を印加するのに
使用されている。回転板の位置は回転物体の角位置の関
数であるので、固定板へ印加される電圧もまたその回転
物体の角位置の関数である。印加された電圧の位相角を
基準電圧の位相角と比較することによつて、回転物体の
角位置が測定できる。積算電力計等の計器を遠隔読取り
するのに使用される従来の容量型角変位変換器は、非常
に小さな容量結合に依存しているものである。
代表的な従来の変換器の小さな容量値に比較すると漂遊
容量は無視しうるものでなく、誤差につながつてくる。
同様に、従来の変換器では容量が小さいので、その容量
によつて結合される電圧信号も小さく、従つて、従来の
変換器は、ノイズや望ましくない電圧の誘導による誤差
を非常に生じさせやすいものである。従来の変換器では
、固定板と回転板との不整列によつても誤差が生する。
この不整列の原因としては、固定板と回転板とが同心状
になかつたり、固定板と回転板とが平行でなくなつたり
することが考えられる。本発明は、これらの誤差を補償
した新規且つ有用な容量型角変位変換器を提供するもの
である。本発明のその他の効果は好ましい実施例の以下
の説明から明らかとなろう。本発明は、計器の遠隔読取
りのために適した無接触容量型角変位変換器を提供する
ものである。
容量は無視しうるものでなく、誤差につながつてくる。
同様に、従来の変換器では容量が小さいので、その容量
によつて結合される電圧信号も小さく、従つて、従来の
変換器は、ノイズや望ましくない電圧の誘導による誤差
を非常に生じさせやすいものである。従来の変換器では
、固定板と回転板との不整列によつても誤差が生する。
この不整列の原因としては、固定板と回転板とが同心状
になかつたり、固定板と回転板とが平行でなくなつたり
することが考えられる。本発明は、これらの誤差を補償
した新規且つ有用な容量型角変位変換器を提供するもの
である。本発明のその他の効果は好ましい実施例の以下
の説明から明らかとなろう。本発明は、計器の遠隔読取
りのために適した無接触容量型角変位変換器を提供する
ものである。
第1の固定板は、電気的に絶縁した複数の励起領域に分
割される。順次位相角の変化した複数の正弦波励起電圧
がそれら励起領域へ印加される。第2の固定板が第1の
固定板に平行且つわずかに離隔して配設されている。第
1の固定板と第2の固定板との間にそれらに平行で同軸
上に回転板が取り付けられている。回転板の第1の面は
第1の固冫定板と平行である。この回転板の第1の面は
、レゾルバとして作用する2つの導電性パターンを有し
ている。各パターンは、励起電圧のため、そこに可変容
量的に結合される電圧のベクトル和である合成電圧を発
生する。これら導電性パターンの5幾何学的形状は、合
成正弦波電圧が一定て等しいピーク値を有し且つ角変位
とともに直線的に変化する位相角を有し、そして反対極
性となるよう選ばれる。回転板の第2の面は、第2の固
定板と平行である。この回転板の第2の面は、回転板の
第02の面の導電性パターンと電気的に接続された導電
性領域を有している。この回転板の第2の面は、第2の
固定板とともに、2つの合成電圧のための一定容量ピッ
クアップを形成する。2つの合成電圧は、通常の電子回
路へ入力される差動出力信号てある。
割される。順次位相角の変化した複数の正弦波励起電圧
がそれら励起領域へ印加される。第2の固定板が第1の
固定板に平行且つわずかに離隔して配設されている。第
1の固定板と第2の固定板との間にそれらに平行で同軸
上に回転板が取り付けられている。回転板の第1の面は
第1の固冫定板と平行である。この回転板の第1の面は
、レゾルバとして作用する2つの導電性パターンを有し
ている。各パターンは、励起電圧のため、そこに可変容
量的に結合される電圧のベクトル和である合成電圧を発
生する。これら導電性パターンの5幾何学的形状は、合
成正弦波電圧が一定て等しいピーク値を有し且つ角変位
とともに直線的に変化する位相角を有し、そして反対極
性となるよう選ばれる。回転板の第2の面は、第2の固
定板と平行である。この回転板の第2の面は、回転板の
第02の面の導電性パターンと電気的に接続された導電
性領域を有している。この回転板の第2の面は、第2の
固定板とともに、2つの合成電圧のための一定容量ピッ
クアップを形成する。2つの合成電圧は、通常の電子回
路へ入力される差動出力信号てある。
その電子回路は、その差動出力信号と基準電圧信号との
間の位相差を検出する。その位相差が、第1の固定板に
対する回転板の角変位を示すこととなる。次に、添付図
面に基づき本発明の実施例に関連して本発明を詳細に説
明する。
間の位相差を検出する。その位相差が、第1の固定板に
対する回転板の角変位を示すこととなる。次に、添付図
面に基づき本発明の実施例に関連して本発明を詳細に説
明する。
第1図において、本発明に従つて構成された容量型角変
位変換器17の機械的構造が示されている。
位変換器17の機械的構造が示されている。
第1図は、好ましい一実施例では米国特許第33091
5?明細書に記載された型の積算電力計である、軸21
によつて動かされる指針19の位置を求めるのに必要な
機械要素を示している。第1図に示した機械的構造は、
読み取るべき指針毎に設けられるものである。第1の固
定板15及び第2の固定板16は、ある手段(図示せず
)によつて固定して取り付けられている。
5?明細書に記載された型の積算電力計である、軸21
によつて動かされる指針19の位置を求めるのに必要な
機械要素を示している。第1図に示した機械的構造は、
読み取るべき指針毎に設けられるものである。第1の固
定板15及び第2の固定板16は、ある手段(図示せず
)によつて固定して取り付けられている。
第1の固定板15は、第2の固定板16に対して平行で
且つわずかに離隔されている。回転板18は、第1の固
定板15と第2の固定板16との間において同軸上に取
り付けられている。回転板18は、軸21に固定され、
これと一緒に回転する。そして、回転板18は、第1の
固定板15及ひ第2の固定板16それぞれに平行である
。第1図に示した機械的構造をより詳細に説明すると、
第1の固定板15は、電気的に絶縁(分離)された4つ
の励起領域20,22,24及び26を有している。
且つわずかに離隔されている。回転板18は、第1の固
定板15と第2の固定板16との間において同軸上に取
り付けられている。回転板18は、軸21に固定され、
これと一緒に回転する。そして、回転板18は、第1の
固定板15及ひ第2の固定板16それぞれに平行である
。第1図に示した機械的構造をより詳細に説明すると、
第1の固定板15は、電気的に絶縁(分離)された4つ
の励起領域20,22,24及び26を有している。
これらの励起領域20,22,24及ひ26の形状は四
分円形であり、これら領域は、一点鎖線28で示した中
心軸のまわり.に対称的に配置されている。この中心軸
28を中心とする開孔29か設けられている。この開孔
29は、軸21がその第1の固定板15を貫通し得るよ
うに設けられている。第2の固定板16は、同心状の第
1の環状導電△性領域30及び第2の環状導電性領域3
2を有している。
分円形であり、これら領域は、一点鎖線28で示した中
心軸のまわり.に対称的に配置されている。この中心軸
28を中心とする開孔29か設けられている。この開孔
29は、軸21がその第1の固定板15を貫通し得るよ
うに設けられている。第2の固定板16は、同心状の第
1の環状導電△性領域30及び第2の環状導電性領域3
2を有している。
第1の環状導電性領域30及び第2の環状導電性領域3
2はそれぞれ中心軸28のまわりに関して対称である。
第1の環状導電性領域30の面積は、第2の環状導電性
領域32の面積と同4じである。第2の固定板16も、
軸21がこの固定板16を貫通し得るように、中心軸2
8のところに設けられた開孔34を有している。第1の
環状導電性領域30は、第2の固定板16の反対側まで
達する孔31を有しており、この孔31を貫通する導線
61(第3図参照)を有している。同様に、第2の環状
導電性領域32は、第2の固定板16の反対側まで達す
る孔33を有しており、この孔33を貫通する導線63
(第3図参照)を有している。これらの孔31及び33
は、環状導電性領域30及び32によつて作り出される
信号が第2の固定板16から出力され得るように、設け
られている。回転板16の形状は円形であり、回転板1
8は不導電性材料で形成されている。
2はそれぞれ中心軸28のまわりに関して対称である。
第1の環状導電性領域30の面積は、第2の環状導電性
領域32の面積と同4じである。第2の固定板16も、
軸21がこの固定板16を貫通し得るように、中心軸2
8のところに設けられた開孔34を有している。第1の
環状導電性領域30は、第2の固定板16の反対側まで
達する孔31を有しており、この孔31を貫通する導線
61(第3図参照)を有している。同様に、第2の環状
導電性領域32は、第2の固定板16の反対側まで達す
る孔33を有しており、この孔33を貫通する導線63
(第3図参照)を有している。これらの孔31及び33
は、環状導電性領域30及び32によつて作り出される
信号が第2の固定板16から出力され得るように、設け
られている。回転板16の形状は円形であり、回転板1
8は不導電性材料で形成されている。
回転板18の中心は、軸21に接続されている。更に、
回転板18は、第1の固定板15と平行な第1の面36
及び第2の固定板16と平行な第2の面38を有し・て
いる。第1の面36は、中心軸28に対して対称に配置
された第1の導電性パターン40及び第2の導電性パタ
ーン42を有している。第1の面36を二分し第1の導
電性パターン40を第2の導電性パターン42から分離
している線44によ“り、第1の面36の上半分と下半
分とが互いに鏡像関係にあることが示されている。第1
及び第2の導電性パターン40及び42は、それぞれ、
本発明の重要な特徴である特殊形状の導電性領域である
。どんな時でも、これらのパターン40及び42は、4
つの励起領域20,22,24及び26のうちの3つの
部分と重なつている。パターン40及び42の形状と第
1の固定板15の励起領域との作用関係について更に詳
細な点は後述する。第1の導電性パターン40は、回転
板18の第2の面38まで達した孔46を有している。
第2の導電性パターン42は、回転板36の第2の面3
8まで達した孔48を有している。これらの孔46及び
48の機能については、回転板18の第2の面38に関
連して後述する。回転板18の第2の面38が第2図に
示されている。
回転板18は、第1の固定板15と平行な第1の面36
及び第2の固定板16と平行な第2の面38を有し・て
いる。第1の面36は、中心軸28に対して対称に配置
された第1の導電性パターン40及び第2の導電性パタ
ーン42を有している。第1の面36を二分し第1の導
電性パターン40を第2の導電性パターン42から分離
している線44によ“り、第1の面36の上半分と下半
分とが互いに鏡像関係にあることが示されている。第1
及び第2の導電性パターン40及び42は、それぞれ、
本発明の重要な特徴である特殊形状の導電性領域である
。どんな時でも、これらのパターン40及び42は、4
つの励起領域20,22,24及び26のうちの3つの
部分と重なつている。パターン40及び42の形状と第
1の固定板15の励起領域との作用関係について更に詳
細な点は後述する。第1の導電性パターン40は、回転
板18の第2の面38まで達した孔46を有している。
第2の導電性パターン42は、回転板36の第2の面3
8まで達した孔48を有している。これらの孔46及び
48の機能については、回転板18の第2の面38に関
連して後述する。回転板18の第2の面38が第2図に
示されている。
この第2の面38は、同心状の第1の環状導電性領域5
0及び第2の環状導電性領域52を有している。第1及
び第2の環状導電性領域50及び52は、中心軸28の
まわりに対称である。第1の環状導電性領域50の面積
は、第2の環状導電性領域52の面積と同じである。第
1の環状導電性領域50は、孔46を貫通した導電路5
7(第3図に示されている)によつて第1の導電性パタ
ーン40と電気的に接続されている。第2の環状導電性
領域52は、孔48を貫通した導電路59(第3図に示
されている)によつて第2の導電性パターン42と電気
的に接続されている。回転板18の第1の環状導電性領
域50及び第2の環状導電性領域52は、第2の固定板
16の第1の環状導電性領域30及び第2の環状導電性
領域32とそれぞれ鏡像関係にあり且つそれらと平行に
重なつている。このような平行重合配置により、無接触
容量型ピックアップが形成されている。第3図は、第1
図に例示した角変位変換器の電気的な概略図である。
0及び第2の環状導電性領域52を有している。第1及
び第2の環状導電性領域50及び52は、中心軸28の
まわりに対称である。第1の環状導電性領域50の面積
は、第2の環状導電性領域52の面積と同じである。第
1の環状導電性領域50は、孔46を貫通した導電路5
7(第3図に示されている)によつて第1の導電性パタ
ーン40と電気的に接続されている。第2の環状導電性
領域52は、孔48を貫通した導電路59(第3図に示
されている)によつて第2の導電性パターン42と電気
的に接続されている。回転板18の第1の環状導電性領
域50及び第2の環状導電性領域52は、第2の固定板
16の第1の環状導電性領域30及び第2の環状導電性
領域32とそれぞれ鏡像関係にあり且つそれらと平行に
重なつている。このような平行重合配置により、無接触
容量型ピックアップが形成されている。第3図は、第1
図に例示した角変位変換器の電気的な概略図である。
同じ要素は同じ参照符号で示されている。直角分発振器
55は、4つの励起領域20,22,24,及び26に
4つの正弦波励起電圧■1,■2,■3及び■4をそれ
ぞれ印加している。回転板18が4つの励起領域に対し
て動くとき、第1の導電性パターン40及び第2の導電
性パターン42と4つの励起領域との重なり角が変化す
る。従つて、容量性結合の度合が変化することになる。
すなわち、第1の導電性パターン40及び第2の導電性
パターン42は、4つの励起領域の各々と可変コンデン
サを形成している。第1の導電性パターン40は、第1
の合成電圧VRlを発生する。更に、第1の導電性パタ
ーン40は、孔46を貫通している導電路57によつて
第1の環状導電性領域50に接続されている。同様に、
第2の導電性パターン42は、第2の合成電圧VR2を
発生する。更に、第2の導電性パターン42は、孔48
を貫通している導電路59によつて第2の環状導電性領
域52に接続されている。回転板18の第2の面38の
環状導電性領域50及び52は、第2の固定板16の環
状導電性領域30及び32とそれぞれ一緒になつて、2
つの定容量ピックアップを形成する。第1の環状導電性
領域30は、第1の合成電圧■R1に比例した第1の出
力信号■R「を発生する。同様に、第2の環状導電性領
域32は、第2の合成電圧■R2に比例した第2の出力
信号■R2″を発生する。第1の出力信号VR「は、孔
31を貫通している導電路61によつて第1の環状導電
性パターン30から出力される。第2の出力信号VR2
″は、孔33を貫通している導電路63によつて第2の
導電性パターン32から出力される。これらの出力信号
VR「及びVR2″の組み合せたものが変換器17の差
動出力信号である。この差動出力信号は、代表的には差
動増巾入力段、位相検出器及ひA−D変換器を使用した
通常の電子回路65へ入力される。この電子回路65は
、また、位相検出器によつて基準電圧信号として使用さ
れる励起電圧の1つ■4を入力する。本発明の角変位変
換器を使用した積算電力計を遠隔読取りするための装置
が第4図にブロック図で示されている。
55は、4つの励起領域20,22,24,及び26に
4つの正弦波励起電圧■1,■2,■3及び■4をそれ
ぞれ印加している。回転板18が4つの励起領域に対し
て動くとき、第1の導電性パターン40及び第2の導電
性パターン42と4つの励起領域との重なり角が変化す
る。従つて、容量性結合の度合が変化することになる。
すなわち、第1の導電性パターン40及び第2の導電性
パターン42は、4つの励起領域の各々と可変コンデン
サを形成している。第1の導電性パターン40は、第1
の合成電圧VRlを発生する。更に、第1の導電性パタ
ーン40は、孔46を貫通している導電路57によつて
第1の環状導電性領域50に接続されている。同様に、
第2の導電性パターン42は、第2の合成電圧VR2を
発生する。更に、第2の導電性パターン42は、孔48
を貫通している導電路59によつて第2の環状導電性領
域52に接続されている。回転板18の第2の面38の
環状導電性領域50及び52は、第2の固定板16の環
状導電性領域30及び32とそれぞれ一緒になつて、2
つの定容量ピックアップを形成する。第1の環状導電性
領域30は、第1の合成電圧■R1に比例した第1の出
力信号■R「を発生する。同様に、第2の環状導電性領
域32は、第2の合成電圧■R2に比例した第2の出力
信号■R2″を発生する。第1の出力信号VR「は、孔
31を貫通している導電路61によつて第1の環状導電
性パターン30から出力される。第2の出力信号VR2
″は、孔33を貫通している導電路63によつて第2の
導電性パターン32から出力される。これらの出力信号
VR「及びVR2″の組み合せたものが変換器17の差
動出力信号である。この差動出力信号は、代表的には差
動増巾入力段、位相検出器及ひA−D変換器を使用した
通常の電子回路65へ入力される。この電子回路65は
、また、位相検出器によつて基準電圧信号として使用さ
れる励起電圧の1つ■4を入力する。本発明の角変位変
換器を使用した積算電力計を遠隔読取りするための装置
が第4図にブロック図で示されている。
直角分発振器55は、本発明の角変位変換器を使用した
米国特許第330915汚明細書に示された型の積算電
力計計量装置(レジスタ)67へ4つの励起電圧Vl,
■2,■3及び■4を与える。積算電力計は、読み取る
べき5つの目盛計を有しており、従つて、5つの組の出
力導線69,70,71,72及び73を有している。
各導線組は、1つの指針の角位置を示す差動出力信号を
通す。導線組69,70,71,72及び73は、マル
チプレクサ75に接続されている。マルチプレクサ75
は、また、導線77,78及び79からの3ビットコー
ドを入力する。そしてこの3ビットコードは、5つの導
線組69から73の差動出力信号の1つを選択するのに
使用される。その選択された差動出力信号は、電子回路
65へ入力される。電子回路65は、また、基準信号と
して使用される励起電圧V4を入力する。ここで注目す
べきことは、第1図及び第2図の角変位変換器及び第4
図の遠隔計器読取り装置の説明は単なる例示のためのも
ので、これに限定されるものてなく、本発明の範囲内で
その他の構成及び遠隔計器読取り装置が考え得る、とい
うことである。
米国特許第330915汚明細書に示された型の積算電
力計計量装置(レジスタ)67へ4つの励起電圧Vl,
■2,■3及び■4を与える。積算電力計は、読み取る
べき5つの目盛計を有しており、従つて、5つの組の出
力導線69,70,71,72及び73を有している。
各導線組は、1つの指針の角位置を示す差動出力信号を
通す。導線組69,70,71,72及び73は、マル
チプレクサ75に接続されている。マルチプレクサ75
は、また、導線77,78及び79からの3ビットコー
ドを入力する。そしてこの3ビットコードは、5つの導
線組69から73の差動出力信号の1つを選択するのに
使用される。その選択された差動出力信号は、電子回路
65へ入力される。電子回路65は、また、基準信号と
して使用される励起電圧V4を入力する。ここで注目す
べきことは、第1図及び第2図の角変位変換器及び第4
図の遠隔計器読取り装置の説明は単なる例示のためのも
ので、これに限定されるものてなく、本発明の範囲内で
その他の構成及び遠隔計器読取り装置が考え得る、とい
うことである。
第1図、第2図及び第3図に関して説明した好ましい実
施例の動作を以下に説明する。
施例の動作を以下に説明する。
第1の固定板15の各励起領域へ正弦波励起電圧が印加
される。V1が励起領域20に加えられ、V2が励起領
域22に加えられ、■3が励起領域24に加えられ、そ
して■4が励起領域26に加えられる。励起電圧Vl,
V2,V3,及びV4の成全ては、同じピーク値を有し
ているが、順次90度ずつ位相がずれている。印加電圧
■1から■4の間の関係は次のように表わされる。■1
=■Sln(ωt+β) (1)■
2=Vsin(ωt+900+β) (2
)ここで、■=′−是ピニ“多(最大)振幅 ω=
角周波数 t=時間、及び β=任意の基準点 第1の導電性パターン40に結合(印加)される電圧は
、第1の導電性パターン40と4つの励起領域20,2
2,24及び26の各々との間の容量の関数である。
される。V1が励起領域20に加えられ、V2が励起領
域22に加えられ、■3が励起領域24に加えられ、そ
して■4が励起領域26に加えられる。励起電圧Vl,
V2,V3,及びV4の成全ては、同じピーク値を有し
ているが、順次90度ずつ位相がずれている。印加電圧
■1から■4の間の関係は次のように表わされる。■1
=■Sln(ωt+β) (1)■
2=Vsin(ωt+900+β) (2
)ここで、■=′−是ピニ“多(最大)振幅 ω=
角周波数 t=時間、及び β=任意の基準点 第1の導電性パターン40に結合(印加)される電圧は
、第1の導電性パターン40と4つの励起領域20,2
2,24及び26の各々との間の容量の関数である。
第1の導電性パターン40と4つの励起領域20,22
,24及び26の各々との間の容量は、励起領域の各々
と重なる第1の導電性パターン40の面積の関数てある
。励起領域の各々と重なる第1の導電性パターン40の
面積は、角変位の関数である。従つて、容量が角変位の
関数であるならば、第1の導電性パターン40に結合さ
れる電圧は角変位の関数となる。第1の導電性パターン
40に結合される電圧は次のように表わされる。ここで
、V『,■2″,V3″,V4″=結合電圧 θ=
角変位(機械角) C1 (θ),C2(θ),C3
(θ), C4(θ)=角変位θの関数としての
容量 K=定数 式(1)から(4)を式(5)から(8)へそれぞれ代
人すると、次が得られる。
,24及び26の各々との間の容量は、励起領域の各々
と重なる第1の導電性パターン40の面積の関数てある
。励起領域の各々と重なる第1の導電性パターン40の
面積は、角変位の関数である。従つて、容量が角変位の
関数であるならば、第1の導電性パターン40に結合さ
れる電圧は角変位の関数となる。第1の導電性パターン
40に結合される電圧は次のように表わされる。ここで
、V『,■2″,V3″,V4″=結合電圧 θ=
角変位(機械角) C1 (θ),C2(θ),C3
(θ), C4(θ)=角変位θの関数としての
容量 K=定数 式(1)から(4)を式(5)から(8)へそれぞれ代
人すると、次が得られる。
第1の導電性パターン40は、結合電圧のベクトル和で
ある第1の合成電圧VRlを作り出すレゾルバとして働
く。
ある第1の合成電圧VRlを作り出すレゾルバとして働
く。
数学的には、ここで、■R1=第1の合成電圧
式(9)から(12)を式(13)へ代人すると次を得
る。
る。
このベクトル和は、第5図から第13図を参照すること
によつてより容易に理解てきる。第5図は、4つの励起
電圧■1,■2,■3,■4を例示するベクトル図であ
る。もし第1の導電性パターン40が4つの励起領域2
0,22,24,26の全面積と重なりあつているなら
ば、これら4つの励起電圧は互いに相殺し合うので、そ
の合成電圧は零である。しかし、第1の導電性パターン
40は、どんな時点でも4つの励起領域のうちの3つの
領域の一部のみと重なり合うので、4つの励起電圧のう
ちの3つの領域の一部のみがその第1の導電性パターン
40と結合される。角変位の変化につれて変化するのは
各励起電圧のこの一部の値である。すなわち、角変位の
変化につれてC2(θ),C3(θ)及びC4(θ)が
変化する。第6図及び第7図から第12図、及び第13
図の4つの組は、結合電圧V『,V2″,■3″,V4
″のベクトル図を示し、且つ回転板が機械角で360度
回転するときのその回転数の4つの位置に対応するθの
4つの値の各々に対する第1の合成電圧■R1を示して
いる。これらのベクトル図かられかるように、回転板の
各位置は、特定の第1の合成電圧を発生する。第1の合
成電圧■R1は、一定の大きさを有し、且つ、回転板が
機械角て360度に亘つて回転するにつれて電気角て3
60度に亘つて変化する位相角を有している。この直線
関係が第14図に示されている。第1の合成電圧VRl
の位相角を基準信号の位相角と比較することにより、回
転板の角変位θが決定できる。第1の合成電圧VRlは
、C1(θ),C2(0),C3(θ)及びC4(θ)
の間の相対比率が一定に保たれているので、一定のピー
ク値を有する。
によつてより容易に理解てきる。第5図は、4つの励起
電圧■1,■2,■3,■4を例示するベクトル図であ
る。もし第1の導電性パターン40が4つの励起領域2
0,22,24,26の全面積と重なりあつているなら
ば、これら4つの励起電圧は互いに相殺し合うので、そ
の合成電圧は零である。しかし、第1の導電性パターン
40は、どんな時点でも4つの励起領域のうちの3つの
領域の一部のみと重なり合うので、4つの励起電圧のう
ちの3つの領域の一部のみがその第1の導電性パターン
40と結合される。角変位の変化につれて変化するのは
各励起電圧のこの一部の値である。すなわち、角変位の
変化につれてC2(θ),C3(θ)及びC4(θ)が
変化する。第6図及び第7図から第12図、及び第13
図の4つの組は、結合電圧V『,V2″,■3″,V4
″のベクトル図を示し、且つ回転板が機械角で360度
回転するときのその回転数の4つの位置に対応するθの
4つの値の各々に対する第1の合成電圧■R1を示して
いる。これらのベクトル図かられかるように、回転板の
各位置は、特定の第1の合成電圧を発生する。第1の合
成電圧■R1は、一定の大きさを有し、且つ、回転板が
機械角て360度に亘つて回転するにつれて電気角て3
60度に亘つて変化する位相角を有している。この直線
関係が第14図に示されている。第1の合成電圧VRl
の位相角を基準信号の位相角と比較することにより、回
転板の角変位θが決定できる。第1の合成電圧VRlは
、C1(θ),C2(0),C3(θ)及びC4(θ)
の間の相対比率が一定に保たれているので、一定のピー
ク値を有する。
これは、第1の導電性パターン40の面積A1が次の2
つの式を満足するように選ぶことによつて達成される。
ここで、DAl=第1の導電性パターン40の微
分面積式(15)及ひ(16)をiは、C1(
θ),C2、(0),C3(θ)及びC4(θ)の間の
数学的関係が導かれ式(14)を次のように簡略化する
ことがてきる。
つの式を満足するように選ぶことによつて達成される。
ここで、DAl=第1の導電性パターン40の微
分面積式(15)及ひ(16)をiは、C1(
θ),C2、(0),C3(θ)及びC4(θ)の間の
数学的関係が導かれ式(14)を次のように簡略化する
ことがてきる。
ここで、K2=定数式(17)から、第1の合成電圧■
R1は正弦波形を有することがわかる。
R1は正弦波形を有することがわかる。
第1の合成電圧■R1は、また、一定ピーク値を有し、
且つ、角変位につれて直線的に変化する電気位相角を有
している。好ましい実施例では、第1の導電性パターン
40の鏡像である第2の導電性パターン42が使用され
ている。すなわち、第2の導電性パターン42の面積A
2は、次の2つの式を満足する。第2の導電性パターン
42は、第1の合成電圧VRlと大きさ及び位相におい
て等しいが反対極性の第2の合成電圧VR2を発生する
。回転板18の第2の面38は第2の固定板16ととも
に一定容量のピックアップを与える。
且つ、角変位につれて直線的に変化する電気位相角を有
している。好ましい実施例では、第1の導電性パターン
40の鏡像である第2の導電性パターン42が使用され
ている。すなわち、第2の導電性パターン42の面積A
2は、次の2つの式を満足する。第2の導電性パターン
42は、第1の合成電圧VRlと大きさ及び位相におい
て等しいが反対極性の第2の合成電圧VR2を発生する
。回転板18の第2の面38は第2の固定板16ととも
に一定容量のピックアップを与える。
何故ならば、対向板に面した各板の導電性面積が一定て
且つ板間の距離が一定であるからである。第2の固定板
16は、VRlに比例した第1の出力信号VR「、及び
■R2に比例した第2の出力信号■R2″を発生する。
これらの出力信号VR″及びVR2″は、電子回路65
へ入力される差動出力信号である。電子回路65への入
力信号として差動出力信号を使用する効果はいくつか挙
けられる。
且つ板間の距離が一定であるからである。第2の固定板
16は、VRlに比例した第1の出力信号VR「、及び
■R2に比例した第2の出力信号■R2″を発生する。
これらの出力信号VR″及びVR2″は、電子回路65
へ入力される差動出力信号である。電子回路65への入
力信号として差動出力信号を使用する効果はいくつか挙
けられる。
第1に、その信号の大きさが差動増巾入力段のため倍増
され、従つて、SIN比が増大される。第2に、平行す
れ、すなわち、回転板18が動揺するときに生ずる誤差
が最小となる。何故なら、第1の導電性パターン40へ
結合される電圧の大きさが減少すると第2の導電性パタ
ーン42へ結合される電圧の大きさがそれを修正するよ
うに増加し、またその逆の現象が生ずるからである。第
3に、第1の固定板15と回転板18との同心すれによ
る誤差が最小となる。何故ならば、回転板18の第1の
面36のパターンの一方に結合される電圧の大きさが減
少すると、他方のパターンに結合される電圧の大きさが
それを修正するように増加するからである。要約すると
、こ)に説明した容量型角変位変換器では、第1の固定
板15と第2の固定板16との間に回転板18が同軸状
に取り付けられる。
され、従つて、SIN比が増大される。第2に、平行す
れ、すなわち、回転板18が動揺するときに生ずる誤差
が最小となる。何故なら、第1の導電性パターン40へ
結合される電圧の大きさが減少すると第2の導電性パタ
ーン42へ結合される電圧の大きさがそれを修正するよ
うに増加し、またその逆の現象が生ずるからである。第
3に、第1の固定板15と回転板18との同心すれによ
る誤差が最小となる。何故ならば、回転板18の第1の
面36のパターンの一方に結合される電圧の大きさが減
少すると、他方のパターンに結合される電圧の大きさが
それを修正するように増加するからである。要約すると
、こ)に説明した容量型角変位変換器では、第1の固定
板15と第2の固定板16との間に回転板18が同軸状
に取り付けられる。
第1の固定板15は、異なつた位相角を有する励起電圧
が印加される4つの励起領域を有している。回転板18
は、2つの導電性パターン40及び42を有する第1の
面36を有している。回転板18が第1の固定板15に
対して移動するとき、それらの励起電圧は、導電性パタ
ーン40及び42と可変容量的に結合される。導電性パ
ターン40及び42は、そこに結合される電圧のベクト
ル和によつて合成電圧を作り出すレゾルバとして作用す
る。回転板18は、回転板の第1の面36の導電性パタ
ーンと電気的に接続される環状導電性領域を有した第2
の面38を有している。回転板18の第2の面38及び
第2の固定板16は、導電性パターン40及び42によ
つて発生される合成電圧のための一定容量ピックアップ
を形成している。
が印加される4つの励起領域を有している。回転板18
は、2つの導電性パターン40及び42を有する第1の
面36を有している。回転板18が第1の固定板15に
対して移動するとき、それらの励起電圧は、導電性パタ
ーン40及び42と可変容量的に結合される。導電性パ
ターン40及び42は、そこに結合される電圧のベクト
ル和によつて合成電圧を作り出すレゾルバとして作用す
る。回転板18は、回転板の第1の面36の導電性パタ
ーンと電気的に接続される環状導電性領域を有した第2
の面38を有している。回転板18の第2の面38及び
第2の固定板16は、導電性パターン40及び42によ
つて発生される合成電圧のための一定容量ピックアップ
を形成している。
第1図は本発明に従つて構成された容量型角変位変換器
の機械的要素を例示する図、第2図か回転板の第2の面
を例示する図、第3図は本発明に従つて構成された変換
器の電気的概略図、第4図は本発明の変換器を使用した
計器遠隔読取り装置のブロック図、第5図は励起電圧の
ベクトル図、第6図から第13図は第1の導電性パター
ンに結合される電圧及び回転板が機械角て360度に亘
つ・て移動するときのその回転板の4つの別々の位置に
対する結合電圧の合成のベクトル図、そして、第14図
は機械角と電気角との関係を示すグラフ図、である。 15・・・・・・第1の固定板、16・・・・・・第2
の固定・板、17・・・・・容量型角変位変換器、18
・・・・・・回転板、20,22,24,26・・・・
・・励起領域、21・・・・・軸、30・・・・・・第
1の環状導電性領域、32・・・・・第2の環状導電性
領域、36・・・・・・第1の面、38・・・・・・第
2の面、40・・・・・・第1の導電性バターノン、4
2・・・・・・第2の導電性パターン、50・・・・・
・第1の環状導電性領域、52・・・・・・第2の環状
導電性領域。
の機械的要素を例示する図、第2図か回転板の第2の面
を例示する図、第3図は本発明に従つて構成された変換
器の電気的概略図、第4図は本発明の変換器を使用した
計器遠隔読取り装置のブロック図、第5図は励起電圧の
ベクトル図、第6図から第13図は第1の導電性パター
ンに結合される電圧及び回転板が機械角て360度に亘
つ・て移動するときのその回転板の4つの別々の位置に
対する結合電圧の合成のベクトル図、そして、第14図
は機械角と電気角との関係を示すグラフ図、である。 15・・・・・・第1の固定板、16・・・・・・第2
の固定・板、17・・・・・容量型角変位変換器、18
・・・・・・回転板、20,22,24,26・・・・
・・励起領域、21・・・・・軸、30・・・・・・第
1の環状導電性領域、32・・・・・第2の環状導電性
領域、36・・・・・・第1の面、38・・・・・・第
2の面、40・・・・・・第1の導電性バターノン、4
2・・・・・・第2の導電性パターン、50・・・・・
・第1の環状導電性領域、52・・・・・・第2の環状
導電性領域。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 軸の角変位につれて直線的に変化する方位角を有し
た差動電気出力信号を発生する容量型角変位変換器にお
いて、電気的に絶縁された複数個の励起領域に分割され
て各励起領域が多くても2つの隣接した励起領域を有す
るようになつている第1の固定板と、前記励起領域に正
弦波励起電圧を印加する手段であつて、各印加電圧の位
相が隣接した励起領域に印加される励起電圧の位相より
一定の所定値だけ異なつているものと、第2の固定板と
、 前記第1の固定板と前起第2の固定板との間で同軸上に
取り付けられた前記軸によつて動かされる回転板と、を
備え、前記回転板は、前記第1の固定板の前記励起領域
と平行で可変容量的に結合される第1の面及び前記第2
の固定板と平行で容量的に結合される第2の面を有し、
前記第1の面の半分は第1の導電性パターンを有してい
てこの第1の導電性パターンが前記励起電圧によつて前
記第1の導電性パターンと可変容量的に結合される電圧
のベクトル和である第1の合成電圧を発生し、この第1
の合成電圧は前記第1の固定板に対する前記回転板の変
位とともに直線的に変化する位相角を有しており、前記
第1の面の他の半分は前記第1の導電性パターンの鏡像
である第2の導電性パターンを有していてこの第2の導
電性パターンが前記励起電圧によつて第2の導電性パタ
ーンと可変容量的に結合される電圧のベクトル村である
第2の合成電圧を発生し、前記第2の合成電圧は前記第
1の合成電圧に等しくそれと反対極性であり、前記回転
板の第2の面は2つの環状導電性領域を有しており、こ
れら環状導電性領域の一方は前記第1の導電性パターン
と電気的に接続され、他方は前記第2の導電性パターン
と電気的に接続されており、前記第2の固定板は前記回
転板の前記第2の面の前記2つの環状導電性領域と一定
容量のピックアップを形成する導電性領域を備えており
、かつ前記第1及び第2の合成電圧に応答した差動出力
信号を発生し、この差動出力信号は前記軸の角変位とと
もに直線的に変化する位相角を有している容量型角変位
変換器。 2 前記第1の固定板は、4つの励起領域に分割されて
いる特許請求の範囲第1項記載の容量型角変位変換器。 3 前記第2の固定板の導電性領域は、前記回転板の前
記第2の面の2つの環状導電性領域と鏡像関係にある特
許請求の範囲第1項記載の容量型角変位変換器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/010,565 US4238781A (en) | 1979-02-09 | 1979-02-09 | Capacitive angular displacement transducer for remote meter reading |
US10565 | 1993-01-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55106312A JPS55106312A (en) | 1980-08-15 |
JPS6047971B2 true JPS6047971B2 (ja) | 1985-10-24 |
Family
ID=21746338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55013100A Expired JPS6047971B2 (ja) | 1979-02-09 | 1980-02-07 | 容量型角変位変換器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4238781A (ja) |
JP (1) | JPS6047971B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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