JPH0599361A - ソレノイドバルブの取付構造 - Google Patents

ソレノイドバルブの取付構造

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JPH0599361A
JPH0599361A JP3287017A JP28701791A JPH0599361A JP H0599361 A JPH0599361 A JP H0599361A JP 3287017 A JP3287017 A JP 3287017A JP 28701791 A JP28701791 A JP 28701791A JP H0599361 A JPH0599361 A JP H0599361A
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Yukio Morita
由紀夫 森田
Tsunefumi Niiyama
常文 新山
Takamichi Shimada
貴通 嶋田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソレノイドバルブ用油路の形成が容易であ
り、ソレノイド配線を簡素化でき、且つ、ソレノイドバ
ルブ作動音の伝達を抑えて騒音を低減することができる
ような構成のソレノイドバルブ取付構造を得る。 【構成】 ソレノイドバルブ30はその下端に位置する
入口ポート部31が取付部材10の下面から下方に突出
するようにして取付部材10に取り付けられ、この取付
部材10はベース部材1上に形成された供給油路2およ
び排出油路3を覆ってこのベース部材1に取り付けられ
る。このとき、取付部材10の下面から突出したソレノ
イドバルブ30の入口ポート部31は供給油路2内に入
り込み、入口ポート31aと供給油路2とが連通するよ
うになっている。さらに、ソレノイドバルブ30の出口
ポート31bは取付部材10の下面に形成された連通溝
12を介して排出油路3と連通するようになっている。
また、取付部材10には電気コネクタ21が取り付けら
れるとともに、ソレノイドバルブ30のソレノイドコイ
ル36とこの電気コネクタ21とを結ぶ配線部材25,
26,27が取付部材10内に埋設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機等において
変速制御バルブの作動制御等のために用いられるソレノ
イドバルブの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】変速制御バルブ用として従来からソレノ
イドバルブが用いられており、このようなソレノイドバ
ルブは変速機ハウジングもしくは変速制御バルブハウジ
ング(以下、これをベース部材と称する)の上に取り付
けられることが多い。この場合、ソレノイドバルブは油
路の切換を行う油圧バルブとして作用するバルブ部分
と、この油圧バルブのスプールを移動させるため作動力
を作り出すソレノイド部分とからなり、これらの構成お
よびこれをハウジングに取り付けるための構造が従来か
ら種々工夫され、提案されている。
【0003】例えば、特公平3−38466号公報に
は、ベース部材に取り付けられる基盤に油路および弁座
を取り付け、この基盤の上に弁体、ソレノイドおよび磁
石管を取り付けた構造が開示されている。また、特開平
2−278068号公報には、バルブボディ(ベース部
材)にセパレータプレートを介してアンダーカバーを取
り付け、このアンダーカバーにソレノイドバルブ用油路
を形成するとともにこの油路に対向してソレノイドバル
ブを配設した構造が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のソレ
ノイドバルブ取付構造においては、ソレノイドバルブ用
油路が曲がりくねって複雑となりやすいため油路面積を
大きくするのが難しく、油路抵抗が大きくなりやすいと
いう問題があった。また、複数のソレノイドバルブを配
設する場合に、各ソレノイドへの配線が必要となるた
め、配線が入り組み、ハーネスが複雑化しやすいという
問題もある。なお、特開平2−87491号公報には、
ソレノイドバルブ取付部材に回路板を配設し配線を簡単
にする構造が提案されている。しかしながら、この場合
には回路板が余分に必要であり、部品点数の増加、コス
トアップに繋がるという問題がある。さらに、従来にお
いては、ベース部材にソレノイドバルブが直接取り付け
られるようになっているため、ソレノイドバルブの作動
音、振動が直接ベース部材に伝達され、これが騒音の原
因となりやすいという問題がある。
【0005】本発明はこのような問題に鑑み、ソレノイ
ドバルブ用油路の形成が容易であり、ソレノイド配線を
簡素化でき、且つ、ソレノイドバルブ作動音の伝達を抑
えて騒音を低減することができるような構成のソレノイ
ドバルブ取付構造を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明においては、ソレノイドバルブはその下端に
位置する入口ポート部が取付部材の下面から下方に突出
するようにして取付部材に取り付けられ、この取付部材
はベース部材上に形成された供給油路および排出油路を
覆ってこのベース部材に取り付けられる。このとき、取
付部材の下面から突出したソレノイドバルブの入口ポー
ト部は供給油路内に入り込み、入口ポートと供給油路と
が連通するようになっている。さらに、ソレノイドバル
ブの出口ポートは取付部材の下面に形成された連通溝を
介して排出油路と連通するようになっている。また、取
付部材には電気コネクタが取り付けられるとともに、ソ
レノイドバルブのソレノイドとこの電気コネクタとを結
ぶ配線部材が取付部材内に埋設されている。
【0007】このような構造において、取付部材を絶縁
性を有する樹脂により成形するとともに、この成形時に
配線部材を一体に内蔵埋設するのが好ましい。この場
合、ソレノイドバルブに外方に突出するプラグ端子を設
け、ソレノイドバルブを取付部材に取り付けたとき、こ
のプラグ端子が取付部材に形成された挿入孔に挿入さ
れ、取付部材に内蔵の前記配線部材と当接して電気接続
されるように構成するのが好ましい。
【0008】
【作用】上記構成のソレノイドバルブ取付構造を採用す
れば、ソレノイドバルブの入口ポート部がベース部材の
供給油路に挿入されることによりこれら両ポートが連通
するのでこの部分の油路構成が非常に簡単である。さら
にこのため、ソレノイドバルブの出口ポートとベース部
材との排出油路を連通する油路を取付部材の下面に設け
た溝により形成することができるので、この油路の構成
も非常に簡単にできる。また、取付部材を絶縁性のある
樹脂(例えば、ポリカーボネート、エポキシアクリレー
ト樹脂等)により成形することにより、この成形時に配
線部材を一体に内蔵して成形することが可能である。こ
れにより、配線部材は取付部材内に位置し、配線が外に
露出しないので配線構造がシンプルとなる。なお、この
ような樹脂材料から成形することにより、ソレノイドの
作動音を取付部材により吸収し、ベース部材にこの音が
伝達するのが防止される。このため、ソレノイド作動音
の外部への伝達が抑えられ、騒音の問題が低減する。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好ましい実施
例について説明する。本発明に係るソレノイドバルブの
取付構造の一例を図1および図2に示している。この取
付構造においては、2個のソレノイドバルブ30が取付
部材10を介してベース部材1に取り付けられている。
なお、これら2個のソレノイドバルブ30は同一構造で
ある。ベース部材1は、例えば、変速機ハウジングもし
くは変速制御バルブボディであり、作動油の供給油路2
と、排出油路3と、ドレン油路4とがその表面に開口し
て形成されている。
【0010】取付部材10は、ポリカーボネート、エポ
キシアクリレート等のような絶縁性を有する樹脂の成形
により作られており、ほぼ四角形のプレート状をしてい
る。この取付部材10は、その下面がベース部材1の表
面に接合するようにして取り付けられる。取付部材10
の下面には、ベース部材1に取り付けられた状態で、供
給油路2と排出油路3とを結ぶ連通溝12が2箇所に形
成されており、さらに、これら連通溝12を通って取付
部材10を上下に貫通するソレノイドバルブ挿入孔11
が2箇所に形成されている。取付部材10の上面には、
各ソレノイドバルブ挿入孔11を囲んでドレン溝13が
2箇所に形成されている。両ドレン溝13は取付部材1
0内に形成された第1ドレン孔14aを介して連通し、
この第1ドレン孔14aは取付部材10の下面に開口す
る第2ドレン孔14bに連通している。第2ドレン孔1
4bはベース部材1のドレン油路4と対向しており、こ
の結果、両ドレン溝13はドレン油路4に連通してい
る。
【0011】取付部材10の内部には、この取付部材1
0の成形時に一体に成形されて内蔵埋設された3本の配
線部材25,26,27が配設されている(第1図にお
いて破線で示す形状の部材)。取付部材10の上面端部
には3本のコンタクト22を有した電気コネクタ21が
配設されており、これらコンタクト22は取付部材10
内に挿入されてその先端が上記3本の配線部材25,2
6,27の一端ににそれぞれ当接して接続されている。
また、これら配線部材25,26,27の他端は、各ソ
レノイドバルブ30のコンタクト39aと対向する位置
まで延びており、各ソレノイドバルブ30が取付部材1
0に取り付けられたときにこのコンタクト39aに当接
して接続されるようになっている。
【0012】例えば、配線部材25を例にすれば、その
一端25aは電気コネククタ21のコンタクト22の真
下まで延びている。この部分には取付部材10の上面か
ら配線部材25の一端25aに至るコンタクト挿入孔が
形成されており、この一端25aはこのコンタクト挿入
孔を囲んで配設されている。このため、電気コネクタ2
1が図示のように取り付けられるとそのコンタクト22
はコンタクト挿入孔内に圧入され、コンタクト22の下
端は配線部材25の一端25aと接触し両者が電気接続
される。配線部材25の他端25bはソレノイドバルブ
30のコンタクト39aの真下まで延びており、この部
分に形成されたコンタクト挿入孔を囲んで配設されてい
る。このため、ソレノイドバルブ30が図示のように取
り付けられ、そのコンタクト39aがコンタクト挿入孔
に圧入されると、このコンタクト39aの先端は配線部
材25の他端25bと接触し、両者が電気接続される。
【0013】ソレノイドバルブ30はその下部がソレノ
イドバルブ挿入孔11に挿入されて取付部材10に取り
付けられるのであるが、このソレノイドバルブ30の構
造を図3を参照して説明する。このバルブ30において
は、円筒状のケース37内に保持部材35により保持さ
れたソレノイドコイル36が配設されている。ケース3
7の下部37cは下方に突出しており、この下部37c
がソレノイドバルブ挿入孔11に挿入される。なお、こ
の下部37cの外周面にはこの挿入部をシールするO−
リング37dが配設されている。また、このように取付
部材10に取り付けられた状態でケース37のフランジ
部37aはドレン溝13を覆う。
【0014】このケース下部37c内には上下に挿入孔
が形成され、この挿入孔内に下方から挿入されて入口ポ
ート部材31が取り付けられている。この入口ポート部
材31はケース下部37cよりさらに下方に突出し、入
口ポート部材31の中央には上下に貫通して入口油路3
1aが形成されている。入口ポート部材31の外周には
複数の上下に延びる溝31bが形成されており、この溝
がケース下部37cの挿入孔内面との間において上下に
延びる出口油路31bを形成している。
【0015】一方、保持部材35内にはボール支持部材
33が配設されており、このボール支持部材33の下部
においてボール32が上下に移動自在に保持されてい
る。このボール32はボール支持部材33内のスプリン
グ34により下方に付勢されており、このため、通常
(すなわち、ソレノイドコイル36が非励磁のとき)
は、ボール32は入口ポート部材31の上端に当接し、
入口油路31aの上端を閉塞している。
【0016】ボール支持部材33の下端と入口ポート部
材31の上端との間には内部空間32aが形成されてお
り、この内部空間32aは出口油路31bと連通してい
る。ボール支持部材33のボール支持孔には複数の溝3
3aが形成されており、ボール32がスプリング34に
押されて図示の位置にあるときには、内部空間32aは
この溝33aを介してボール支持部材33内の通路35
bと連通する。この通路35bはボール支持部材33の
外周に形成された複数の溝35aおよびケース37に形
成された通路37bを介してドレン溝13に連通する。
【0017】このような構成のソレノイドバルブ30
が、まず、取付部材10に取り付けられる。この取付
は、ケース下部37cをソレノイドバルブ挿入孔11に
挿入して行われ、このように挿入された状態で入口ポー
ト部材31の下部は取付部材10の下面より下方に突出
する。なお、このとき、ソレノイドバルブ30のコンタ
クト保持部39から下方に突出する各一対のコンタクト
39aは、取付部材10のコンタクト挿入孔内に圧入さ
れ、配線部材25,26,27の他端と繋がる。また、
ケース37のフランジ部37aはドレン溝13を覆う。
【0018】次いで、このまま取付部材10がベース部
材1に取り付けられる。このとき、取付部材10の下面
より下方に突出する入口ポート部材31は供給油路2内
に挿入され、図示のように取り付けられる。この挿入部
は入口ポート部材31の外周に配設されたO−リング3
1cによりシールされており、図示のように供給油路2
は入口ポート部材31の入口油路31a(入口ポート)
と連通し、連通溝12は排出油路3と連通する。この連
通溝12には、出口油路31b(出口ポート)が連通し
ており、出口油路31bは排出油路3に連通する。そし
て、押圧プレート15によりソレノイドバルブケース3
7のフランジ部37aを押えて、ボルト6により取付部
材10およびソレノイドバルブ30をベース部材1に固
定すれば、ソレノイドバルブの取付が完了する。
【0019】このように取り付けられたソレノイドバル
ブ30の作動を以下に説明する。このソレノイドバルブ
30の作動は、電気コネクタ21に接続される配線(ハ
ーネス)からの制御信号により、ソレノイドコイル36
を励磁制御して行われる。ソレノイドコイル36が非励
磁のときには、ボール32はスプリング34により下方
に押されて、入口ポート部材31の上端に着座し、入口
油路31aを閉塞する。このとき、出口油路31bは内
部空間32aから、ボール支持部材33の溝33a、通
路35bおよび通路35a並びにケース37の通路37
bを介して、ドレン溝13に連通する。この結果、供給
油路2は閉塞されるとともに排出油路3はドレン油路4
に連通され、ノーマルクローズタイプのソレノイドバル
ブが構成されている。
【0020】ソレノイドコイル36が励磁されると、こ
の磁力がボール32に作用してこれを上動させる。この
ため、ボール32はスプリング34に抗して上動され、
ボール支持部材33のシート部材34a上に着座し、入
口油路31aを開放するとともに通路35bの下端開口
部を閉塞する。これにより、入口通路31aは内部空間
32aを介して出口通路31bと連通し、この結果、供
給油路2は排出油路3と接続される。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ソレノイドバルブはその下端に位置する入口ポート部が
取付部材の下面から下方に突出するようにして取付部材
に取り付けられ、この取付部材はベース部材上に形成さ
れた供給油路および排出油路を覆ってこのベース部材に
取り付けられたとき、取付部材の下面から突出したソレ
ノイドバルブの入口ポート部は供給油路内に入り込み、
入口ポートと供給油路とが連通し、ソレノイドバルブの
出口ポートは取付部材の下面に形成された連通溝を介し
て排出油路と連通するようになっているので、このソレ
ノイドバルブおよび取付部材に形成される油路構成を簡
単なものとすることかでき、且つ十分な流路面積をもっ
た油路を形成することができる。さらに、この取付部材
には電気コネクタが取り付けられるとともに、ソレノイ
ドバルブのソレノイドとこの電気コネクタとを結ぶ配線
部材が取付部材内に埋設されているので、ソレノイドへ
の配線が容易である。
【0022】なお、このような構造において、取付部材
を絶縁性を有する樹脂により成形するとともに、この成
形時に配線部材を一体に内蔵埋設するのが好ましく、こ
の場合、ソレノイドバルブに外方に突出するプラグ端子
を設け、ソレノイドバルブを取付部材に取り付けたと
き、このプラグ端子が取付部材に形成された挿入孔に挿
入され、取付部材に内蔵の前記配線部材と当接して電気
接続されるように構成するのが好ましい。このように、
取付部材を絶縁性のある樹脂(例えば、ポリカーボネー
ト、エポキシアクリレート樹脂等)により成形すれば、
この成形時に配線部材を一体に内蔵して成形することが
可能である。これにより、配線部材は取付部材内に位置
し、配線が外に露出しないので配線構造をシンプルとす
ることかできる。なお、このような樹脂材料から成形す
ることにより、ソレノイドの作動音を取付部材により吸
収させ、ベース部材にこの音が伝達するのを防止するこ
とができ、ソレノイド作動音の外部への伝達を抑えて、
騒音の問題を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の取付構造を適用してベース部材に取り
付けられた状態のソレノイドバルブを示す平面図であ
る。
【図2】上記ソレノイドバルブの断面図である。
【図3】上記ソレノイドバルブの拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ベース部材 2 供給油路 3 排出油路 10 取付部材 12 連通溝 21 電気コネクタ 30 ソレノイドバルブ 36 ソレノイドコイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋田 貴通 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給油路と排出油路とを有してなるベー
    ス部材に取り付けられ、これら両油路の連通を制御する
    ソレノイドバルブの取付構造であって、 前記ソレノイドバルブは、絶縁材料製の取付部材に、そ
    の下端に位置する入口ポート部がこの取付部材の下面か
    ら下方に突出するように取り付けられ、前記取付部材が
    前記ベース部材上に前記供給油路および排出油路を覆っ
    て取り付けられるようになっており、 このように取り付けられた状態で前記入口ポート部は前
    記供給油路内に挿入されてその入口ポートと前記供給油
    路とが連通し、前記ソレノイドバルブの出口ポートは前
    記取付部材の下面に形成された連通溝を介して前記排出
    油路と連通するようになっており、 前記取付部材には電気コネクタが取り付けられるととも
    に、前記ソレノイドバルブのソレノイドとこの電気コネ
    クタとを結ぶ配線部材が前記取付部材内に埋設されてい
    ることを特徴とするソレノイドバルブの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記取付部材が絶縁性を有する樹脂によ
    り成形されるとともに、この成形時に前記配線部材が一
    体に内蔵埋設されており、 前記ソレノイドバルブには外方に突出するプラグ端子が
    設けられ、前記ソレノイドバルブを前記取付部材に取り
    付けたとき、このプラグ端子は前記取付部材に形成され
    た挿入孔に挿入され、前記取付部材内に埋設された前記
    配線部材と当接して電気接続されるようになっているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のソレノイドバルブの取
    付構造。
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