JP2000193123A - 油圧制御用電磁弁装置 - Google Patents

油圧制御用電磁弁装置

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JP2000193123A
JP2000193123A JP10368682A JP36868298A JP2000193123A JP 2000193123 A JP2000193123 A JP 2000193123A JP 10368682 A JP10368682 A JP 10368682A JP 36868298 A JP36868298 A JP 36868298A JP 2000193123 A JP2000193123 A JP 2000193123A
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solenoid valve
hydraulic
electromagnetic valve
valve unit
block
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JP10368682A
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Tamaki Takeuchi
環 竹内
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Bosch Braking Systems Corp
Original Assignee
Bosch Braking Systems Co Ltd
Bosch Braking Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業コストの低減を図ることができると共に
部品点数の削減を図ることができる油圧制御用電磁弁装
置を提供すること。 【解決手段】 本発明の油圧制御用電磁弁装置は、油圧
回路7が形成された油圧回路ブロック1の一部を構成す
る絶縁性の樹脂製ブロック2に、油圧回路7に通じる油
圧通路8と油圧通路8に臨むようにして設けられた電磁
弁取り付け部3と制御電流通電用の外部回路を接続する
コネクタ部4とが設けられると共に、コネクタ部4から
電磁弁取り付け部3までに渡って延びて制御電流を通電
する導電用リードフレーム板22が埋設され、電磁弁取
り付け部3には油圧通路8を開閉する電磁弁ユニット5
が装着され、電磁弁ユニット5にはコイル14に制御電
流を供給するために装着方向に向かって延びてかつ電磁
弁取り付け部へ3への装着と共にリードフレーム板22
に電気的に接続される接続端子20が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧制御用電磁弁
装置の改良に関し、例えば、自動車のトラッスミッショ
ンの油圧回路に用いられる油圧制御用電磁弁装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、電磁弁には、ケース内に油圧
通路を開閉する可動弁体を可動させるための可動鉄心と
この可動鉄心を可動制御するコイルが巻回されたボビン
とを収容すると共に、可動鉄心により駆動されて油圧通
路を開閉する可動弁体を設けたものが知られている。そ
の電磁弁にはコイルに制御電流を供給するための接続端
子がケースから突出形成されている。
【0003】この電磁弁は、例えば、自動車のトラッス
ミッションの油圧回路が形成された油圧回路ブロックに
取り付け固定され、電磁弁装置として油圧回路の制御に
用いられる。この電磁弁はコイルに制御電流を供給して
電磁弁装置として可動させるために、電磁弁を油圧回路
ブロックに固定した後、接続端子に半田付けにより制御
電流供給用のハーネスを接続するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、油圧回路ブ
ロックに取り付け固定される電磁弁の個数は多数個であ
り、各電磁弁を油圧回路ブロックに取り付け後、各電磁
弁の接続端子に制御電流供給用のハーネスを半田付けに
より接続することとすると、電磁弁の取り付け個数が多
くなればなるほど半田付け作業に時間がかかり、作業コ
ストが増大するという問題がある。また、半田付け箇所
を保護するためのカバーを設けなければならないと共
に、ハーネスの絡まりを防止するためにハーネス結束用
のクリップ、チューブを準備しなければならず、部品点
数が増大するという問題もある。
【0005】制御電流供給用のハーネスにコネクタを設
けて各接続端子にコネクタを差し込んでハーネスと接続
端子との電気的接続を図る構成とした場合にも、各電磁
弁を油圧回路ブロックに取り付けた後に、接続端子とコ
ネクタとの接続を行わなければならないために、作業コ
ストが増大すると共に、ハーネスの絡まりを防止するた
めにハーネス結束用のクリップ、チューブを準備しなけ
ればならず、部品点数が増大する。
【0006】本発明の課題は、作業コストの低減を図る
ことができると共に部品点数の削減を図ることができる
油圧制御用電磁弁装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願の請求項1に記載の発明は、油圧回路が形成さ
れた油圧回路ブロックの一部を構成する絶縁性ブロック
に、前記油圧回路に通じる油圧通路と該油圧通路に臨む
ようにして設けられた電磁弁取り付け部と制御電流通電
用の外部回路を接続するコネクタ部とが設けられると共
に、該コネクタ部から前記電磁弁取り付け部までに渡っ
て延びて前記制御電流を通電する導電部材が埋設され、
前記電磁弁取り付け部には前記油圧通路を開閉する電磁
弁ユニットが装着され、該電磁弁ユニットには前記コイ
ルに前記制御電流を供給するために装着方向に向かって
延びてかつ前記電磁弁取り付け部への装着と共に前記導
電部材に電気的に接続される接続端子が設けられている
ことを特徴とすることを特徴とする。
【0008】本発明によれば、電磁弁ユニットを絶縁性
ブロックに組み付けると同時に接続端子への電気的接続
を図ることができるようにしたので、組み付け作業工数
を削減することができる。また、半田付け作業に付随し
て必要な部品が不要となるので、部品点数も削減でき
る。
【0009】また、本願請求項2に記載の発明は、請求
項1に記載された油圧制御用電磁弁装置において、前記
絶縁性ブロックは樹脂製ブロックから成ることを特徴と
するものである。本発明によれば、油圧回路ブロックの
一部が絶縁性の樹脂製ブロックから成るので、前記導電
部材を射出成形などを利用して該樹脂製ブロック内に容
易に埋設することができ、また樹脂製であることに基づ
いて設計の自由度が増すと共に形状の最適化を図れ、更
に油圧ブロック全体の軽量化及び小型化を図ることがで
きる。
【0010】本願請求項3に記載の発明は、請求項1又
は2に記載された油圧制御用電磁弁装置において、前記
電磁弁取り付け部には前記電磁弁ユニットを位置決めし
つつ案内するための位置決め案内筒が形成され、前記導
電部材には前記接続端子の接続嵌合部が形成されている
ことを特徴とするものである。
【0011】本発明によれば、電磁弁ユニットが位置決
め案内筒に案内されて絶縁性ブロックに取り付けられる
ようにしたので、電磁弁ユニットを該ブロックに組み付
けると同時に接続端子と導電部材との電気的接続を自動
的に行うことができる。すなわち、1回の工程で電磁弁
自体の前記ブロックへの組み付けと電気的接続の確保を
同時に実現することができる。
【0012】本願請求項4に記載の発明は、請求項3に
おいて、前記電磁弁ユニットは前記絶縁性ブロックに臨
む側を下部として、前記接続端子は前記電磁弁ユニット
の下部から引き出されていることを特徴とするものであ
る。本発明によれば、接続端子が電磁弁ユニットの下部
から引き出されているので、接続端子と導電部材との電
気的接続を容易に行うことができると共に、電気的接続
の後において該接続端子の露呈部分は少ないので、不用
意な損傷の虞が少ない。
【0013】本願請求項5に記載の発明は、請求項1〜
4のいずれかにおいて、前記電磁弁ユニットは、可動弁
体を可動させるための可動鉄心と該可動鉄心を可動制御
するコイルが巻回されたボビンと前記可動鉄心と前記ボ
ビンとからなる駆動体を収容するケースとによって少な
くとも構成され、前記可動弁体は前記絶縁性ブロックに
設けられて前記油圧回路に加わる圧力に基づいて前記絶
縁性ブロックから離間する方向に付勢されていることを
特徴とするものである。本発明によれば、可動弁体を絶
縁性ブロック内に配置したので、電磁弁ユニット自体は
コイルと鉄心さえあれば足り、当該電磁弁ユニットの構
造を単純化することができる。
【0014】また、本願請求項6に記載の発明は、油圧
回路が形成された油圧回路ブロックの一部を構成する絶
縁性の樹脂製ブロックに、前記油圧回路に通じる油圧通
路と該油圧通路に臨むようにして設けられた複数個の電
磁弁取り付け部と制御電流通電用の外部回路を接続する
コネクタ部とが設けられると共に、該コネクタ部から前
記各電磁弁取り付け部までに渡って延びて前記制御電流
を通電する導電用リードフレーム板が埋設され、前記各
電磁弁取り付け部には前記油圧通路を開閉するボール弁
を可動させるための可動鉄心と該可動鉄心を可動制御す
るコイルが巻回されたボビンと前記可動鉄心と前記ボビ
ンとからなる駆動体を収容するケースとによって少なく
とも構成された電磁弁ユニットがそれぞれ装着され、該
電磁弁ユニットには前記コイルに前記制御電流を供給す
るために装着方向に向かって延びてかつ前記電磁弁取り
付け部への装着と共に前記導電用リードフレーム板に電
気的に接続される接続端子が当該電磁弁ユニットの下部
から引き出されて設けられ、前記各電磁弁取り付け部に
は前記電磁弁ユニットを位置決めしつつ案内するための
位置決め案内筒がそれぞれ形成されると共に前記ボール
弁を設置する設置箇所がそれぞれ設けられ、前記導電用
リードフレーム板には前記接続端子の接続嵌合部が形成
され、前記各設置箇所には前記油圧回路に通じる入力ポ
ートと出力ポートとが設けられ、前記ボール弁は各設置
箇所に設けられて前記油圧回路に加わる圧力に基づいて
前記樹脂製ブロックから離間する方向に付勢されている
ことを特徴とするものである。
【0015】本発明によれば、電磁弁ユニットを樹脂製
ブロックに組み付けると同時に接続端子への電気的接続
を図ることができるようにしたので、作業工数を削減す
ることができ、半田付け作業に付随して必要な部品が不
要となるので、部品点数も削減できることに加えて、電
磁弁ユニットが位置決め案内筒に案内されて樹脂製ブロ
ックに取り付けられるので、接続端子と導電用リードフ
レーム板との電気的接続を当該電磁弁ユニットの前記ブ
ロックへの組み付けと同時に1工程で確実に行うことが
できる。更に、従来の電磁弁に組み込まれていたボール
弁を絶縁性ブロック側にみ込んで共用化を図ったので、
電磁弁ユニットの構造の簡単化を図ることができる。
【0016】本願請求項7に記載の発明は、請求項6に
記載された油圧制御用電磁弁装置において、前記絶縁性
の樹脂製ブロックは、前記導電用リードフレーム板がイ
ンサート成形されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、導電用リードフレーム板を埋設するこ
とによって当該樹脂製ブロックを含む油圧ブロック全体
の製造コストを低減できる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る油圧制御用電
磁弁装置の要部を示す断面図であり、図2は図1に示す
電磁弁ユニットの横断面図であり、図3は図1に示す導
電用リードフレーム板の平面図であり、図4は2個以上
の電磁弁ユニットが取り付けられた油圧制御用電磁弁装
置の断面図である。
【0018】図1において、1は自動車用のトランスミ
ッションに用いられる油圧回路が形成されたアルミニウ
ムダイキャスト製の油圧回路ブロックである。この油圧
回路ブロック1には、この油圧回路ブロック1の一部を
構成する絶縁性ブロック2が固定されている。この絶縁
性ブロック2は樹脂製で、この例では66ナイロン製で
ある。この絶縁性ブロック2には複数個の電磁弁取り付
け部3と1個のコネクタ部4とが設けられている。コネ
クタ部4には図示を略す制御電流通電用の外部回路が接
続される。
【0019】電磁弁取り付け部3は、電磁弁ユニット5
が装着固定されるもので、この電磁弁取り付け部3には
電磁弁ユニット5を位置決めしつつ案内する円筒状の位
置決め案内筒6が形成されている。
【0020】絶縁性ブロック2には油圧回路ブロック1
に形成された油圧回路7に通じる油圧通路8が形成さ
れ、各電磁弁取り付け部3は各油圧通路8に図4に示す
ように臨んでおり、この各電磁弁取り付け部3には油圧
通路8を開閉する可動弁体としてのボール弁9を設置す
るための設置箇所10としての凹所がそれぞれ設けら
れ、各設置箇所10には油圧通路8に通じる入力ポート
11と出力ポート12とが設けられている。
【0021】各電磁弁ユニット5は、少なくともボール
弁9を可動させるための可動鉄心13とこの可動鉄心1
3を可動制御するコイル14が巻回されたボビン15と
この可動鉄心13とボビン15とからなる駆動体16を
収容するケース17とからなっている。可動鉄心13
は、図2に示すように横断面十字形状とされ、ボビン1
5には可動鉄心13を案内する案内部18が形成されて
いる。ケース17は鉄製とされて、可動鉄心13と共に
磁気回路を構成している。このケース17の外周部は、
66ナイロンからなる被覆体19により被覆されてい
る。
【0022】電磁弁ユニット5には絶縁性ブロック2に
臨む側を下部として、その下部から一対の接続端子20
が突出形成されている。この接続端子20は、コイル1
4に制御電流を供給するためにコイル14の端末に電気
的に接続されている。この接続端子20は、突出方向に
延びる突出部21aと電磁弁ユニット5の装着方向に屈
曲された屈曲接続部21bとを有している。
【0023】絶縁性の樹脂製ブロック2には、電磁弁取
り付け部3からコネクタ部4までに渡って延びて制御電
流を通電する金属製の導電用リードフレーム板22がイ
ンサート成形により埋設されている。この導電用リード
フレーム板22には図3に示すように接続端子20が嵌
合される接続嵌合部23が形成されている。絶縁性ブロ
ック2にはこの嵌合接合部23に対応する位置に挿入開
口4aが形成されている。位置決め案内筒6にはこの挿
入開口4aに対応する位置に接続端子20の突出部20
aを案内する案内用切り欠き6aが形成されている。
【0024】接続嵌合部23は、図3に示したように一
対の接触端子24、24を有している。電磁弁ユニット
5を絶縁性ブロック2に装着すると共に、接続端子20
が導電用フレーム板22に嵌合されて接触端子24、2
4に接触されることにより、接続端子20と導電用リー
ドフレーム板22とが電気的に接続されるようになって
いる。
【0025】ボール弁9は、電磁弁ユニット5を電磁弁
取り付け部3に装着する前に、設置箇所10に配置され
る。電磁弁ユニット5には被覆体19の上部に環状接合
段差部25が形成され、位置決め案内筒6にはその上部
に環状接合段差部25と面一の接合段差部26が形成さ
れている。電磁弁ユニット5は、絶縁性ブロック2への
装着後、66ナイロンからなる押えリング27を高周波
振動溶着方法を用いて固着することにより位置決め案内
筒6に固定され、これにより電磁弁ユニット5の脱落が
防止されている。
【0026】ボール弁9は、油圧回路7に加わる圧力に
基づいて矢印Aで示すように絶縁性ブロック2から離間
する方向に付勢されており、入力ポート11から出力ポ
ート12に向かって作動油が流れ、コイル14に通電す
ると可動鉄心13が油圧回路7に加わる圧力に抗して矢
印A方向と反対方向に移動されて、ボール弁9が入力ポ
ート11を塞ぐ方向に移動され、これにより油圧通路8
が閉じられ、電磁弁装置による油圧制御が行われる。
【0027】本実施の形態によれば、電磁弁ユニット5
を絶縁性ブロック2に組み付けると同時に接続端子20
への電気的接続を図ることができるようにしたので、組
み付け作業工数を削減することができる。また、半田付
け作業に付随して必要な部品が不要となるので、部品点
数も削減できる。
【0028】また、油圧回路ブロック1の一部が絶縁性
の樹脂製ブロック2から成るものは、前記導電用リード
フレーム板22を射出成形などを利用して該樹脂製ブロ
ック2内に容易に埋設することができる。また、樹脂製
であることに基づいて設計の自由度が増すと共に形状の
最適化を図れ、更に油圧ブロック全体の軽量化及び小型
化を図ることができる。
【0029】また、電磁弁ユニット5が位置決め案内筒
6に案内されて絶縁性ブロック2に取り付けられるよう
にしたものは、電磁弁ユニット5を絶縁性ブロック2に
組み付けると同時に接続端子20と導電用リードフレー
ム板22との電気的接続を自動的に行うことができる。
【0030】また、接続端子20が電磁弁ユニット5の
下部から引き出されているものは、接続端子20と導電
用リードフレーム板22との電気的接続を容易に行うこ
とができると共に、電気的接続の後において該接続端子
20の露呈部分は少ないので、不用意な損傷の虞が少な
い。また、ボール弁9を絶縁性ブロック2内に配置した
ので、電磁弁ユニット5自体は、コイル14と鉄心13
さえあれば足り、当該電磁弁ユニット5の構造を単純化
することができる。
【0031】以上のように、本実施の形態によれば、電
磁弁ユニット5を樹脂製ブロック2に組み付けると同時
に接続端子20への電気的導通を図れるので、作業工数
を削減することができ、半田付け作業に付随して必要な
部品が不要となる。また、電磁弁ユニット5が位置決め
案内筒6に案内されて樹脂製ブロック2に取り付けられ
るので、接続端子20と導電用リードフレーム板22と
の電気的接続を当該電磁弁ユニット5の前記ブロック2
への組み付けと同時に1工程で確実に行うことができ
る。更に、従来の電磁弁に組み込まれていたボール弁を
絶縁性ブロック側に組み込んで共用化を図ったので、電
磁弁ユニットの構造の簡単化を図ることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、電磁弁ユニットを絶縁
性ブロックに組み付けると同時に接続端子への電気的接
続を図ることができるので、作業工数を削減することが
できる。また、半田付け作業に付随して必要な部品が不
要となるので、部品点数も削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油圧制御用電磁弁装置の要部を示
す断面図である。
【図2】図1のX−X線に沿って断面された電磁弁ユニ
ットの横断面図である。
【図3】図1に示す導電用リードフレーム板の平面図で
ある。
【図4】2個以上の電磁弁ユニットが取り付けられた電
磁弁装置の断面図である。
【符号の説明】
1 油圧回路ブロック 2 絶縁性ブロック 3 電磁弁取り付け部 4 コネクタ部 5 電磁弁ユニット 6 位置決め案内筒 7 油圧回路 8 油圧通路 9 ボール弁(可動弁体) 13 可動鉄心 14 コイル 15 ボビン 16 駆動体 17 ケース 20 接続端子 22 導電用リードフレーム板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧回路が形成された油圧回路ブロック
    の一部を構成する絶縁性ブロックに、前記油圧回路に通
    じる油圧通路と該油圧通路に臨むようにして設けられた
    電磁弁取り付け部と制御電流通電用の外部回路を接続す
    るコネクタ部とが設けられると共に、該コネクタ部から
    前記電磁弁取り付け部までに渡って延びて前記制御電流
    を通電する導電部材が埋設され、前記電磁弁取り付け部
    には前記油圧通路を開閉する電磁弁ユニットが装着さ
    れ、該電磁弁ユニットには前記コイルに前記制御電流を
    供給するために装着方向に向かって延びてかつ前記電磁
    弁取り付け部への装着と共に前記導電部材に電気的に接
    続される接続端子が設けられていることを特徴とする油
    圧制御用電磁弁装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記絶縁性ブロック
    は樹脂製ブロックから成ることを特徴とする油圧制御用
    電磁弁装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記電磁弁取
    り付け部には前記電磁弁ユニットを位置決めしつつ案内
    するための位置決め案内筒が形成され、前記導電部材に
    は前記接続端子の接続嵌合部が形成されていることを特
    徴とする油圧制御用電磁弁装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記電磁弁ユニット
    は、前記絶縁性ブロックに臨む側を下部として、前記接
    続端子は前記電磁弁ユニットの下部から引き出されてい
    ることを特徴とする油圧制御用電磁弁装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記
    電磁弁ユニットは、可動弁体を可動させるための可動鉄
    心と該可動鉄心を可動制御するコイルが巻回されたボビ
    ンと前記可動鉄心と前記ボビンとからなる駆動体を収容
    するケースとによって少なくとも構成され、前記可動弁
    体は前記絶縁性ブロックに設けられて前記油圧回路に加
    わる圧力に基づいて前記絶縁性ブロックから離間する方
    向に付勢されていることを特徴とする油圧制御用電磁弁
    装置。
  6. 【請求項6】 油圧回路が形成された油圧回路ブロック
    の一部を構成する絶縁性の樹脂製ブロックに、前記油圧
    回路に通じる油圧通路と該油圧通路に臨むようにして設
    けられた複数個の電磁弁取り付け部と制御電流通電用の
    外部回路を接続するコネクタ部とが設けられると共に、
    該コネクタ部から前記各電磁弁取り付け部までに渡って
    延びて前記制御電流を通電する導電用リードフレーム板
    が埋設され、前記各電磁弁取り付け部には前記油圧通路
    を開閉するボール弁を可動させるための可動鉄心と該可
    動鉄心を可動制御するコイルが巻回されたボビンと前記
    可動鉄心と前記ボビンとからなる駆動体を収容するケー
    スとによって少なくとも構成された電磁弁ユニットがそ
    れぞれ装着され、該電磁弁ユニットには前記コイルに前
    記制御電流を供給するために装着方向に向かって延びて
    かつ前記電磁弁取り付け部への装着と共に前記導電用リ
    ードフレーム板に電気的に接続される接続端子が当該電
    磁弁ユニットの下部から引き出されて設けられ、前記各
    電磁弁取り付け部には前記電磁弁ユニットを位置決めし
    つつ案内するための位置決め案内筒がそれぞれ形成され
    ると共に前記ボール弁を設置する設置箇所がそれぞれ設
    けられ、前記導電用リードフレーム板には前記接続端子
    の接続嵌合部が形成され、前記各設置箇所には前記油圧
    回路に通じる入力ポートと出力ポートとが設けられ、前
    記ボール弁は各設置箇所に設けられて前記油圧回路に加
    わる圧力に基づいて前記樹脂製ブロックから離間する方
    向に付勢されていることを特徴とする油圧制御用電磁弁
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記絶縁性の樹脂製
    ブロックには、前記導電用リードフレーム板がインサー
    ト成形されていることを特徴とする油圧制御用電磁弁装
    置。
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