JPH0598990A - エンジンの補機取付構造 - Google Patents

エンジンの補機取付構造

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JPH0598990A
JPH0598990A JP4044797A JP4479792A JPH0598990A JP H0598990 A JPH0598990 A JP H0598990A JP 4044797 A JP4044797 A JP 4044797A JP 4479792 A JP4479792 A JP 4479792A JP H0598990 A JPH0598990 A JP H0598990A
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Junichi Okita
潤一 沖田
Ichiro Hirose
一郎 広瀬
Sakuyoshi Hasefuji
作美 長谷藤
Osamu Kameda
修 亀田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの補機をオイルパンの部分にコンパ
クトに配置し、また、特にエンジンをスラント構造とし
た場合の重量偏心を補機の重量によって是正する。 【構成】 並列配置のエンジン1およびミッション3の
下部に一体のオイルパン4を設け、エンジン1のブロッ
ク長さよりオイルパン4の長さを短くして、それにより
生じた前端側の凹部にウォータポンプ13,オイルフィ
ルタ24といった補機を配置する。そして、ウォータポ
ンプ13はオイルパン4を貫通する補機駆動軸10によ
って駆動するようにし、このオイルパン4の内側にはウ
ォータポンプ13に隣接する位置にエンジン潤滑用のオ
イルポンプ14を連結する。また、補機駆動軸10の他
端には自動変速機用のオイルポンプ11とかパワステポ
ンプ12を連結する。各補機はエンジン1のスラント方
向とは反対側に位置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの補機取付構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用等のエンジンの補機は、例えば
潤滑用のオイルポンプとかウォータポンプとかいった比
較的コンパクトで負荷の小さい補機については、エンジ
ン前端等に配置しクランク軸に直結あるいはギヤ結合で
駆動する場合もあるが、一般には、パワステポンプとか
オルタネータとかいった負荷の大きい補機を初めとし
て、エンジンの前端あるいは後端に近い側方位置に補機
を配置し、クランク軸の端部からベルトあるいはチェー
ンを掛け渡して駆動するのが普通である。たとえば、西
独国特許第3838073号明細書に記載されたもので
は、エンジンとミッションが並列とされて車体に対し横
置きに後方スラント(傾斜)で搭載され、後方スラント
により前方に生じた空間に補機が配置されて、クランク
軸から掛け渡したベルトによりこれら補機が駆動される
よう構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般にエンジンのオイ
ルパンの前端側あるいは後端側は割合とデットスペース
となっていることから、この部分を活用して補機のコン
パクトな配置を実現したいという要求がある。しかしな
がら、このオイルパンの部分に補機を配置するとなる
と、ベルト張力に対し軸受剛性を確保できるよう補機の
支持部を強化する必要があったり、また、クランク軸に
伝動連結される補機駆動軸を前後に通すためのスペース
が必要となったりして、いずれにしてもオイルパンの容
積を削らなければならず、オイル容量が確保できなかっ
た。そのため、上記西独国特許明細書に記載のものもそ
うであるように、従来の技術ではオイルパンの部分のデ
ッドスペースを補機の配置に十分活用することはできな
かった。
【0004】また、車両用等のエンジンにおいては、エ
ンジンルーム内でのレイアウト等の都合から、スラント
構造といって、エンジン本体を垂線に対し一方に傾斜さ
せる場合があるが、その場合には、エンジン本体の重心
が一方に偏ったり上方に移動したりし、補機の配置によ
っては重量偏心がさらに助長されて、車体のローリング
等が発生しやすくなるという問題があった。
【0005】この出願の発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであって、オイルパンの部分にコンパクトに補
機を配置できるようにすることを目的とする。
【0006】また、この出願の発明は、スラント構造の
エンジンにおいて補機の配置によって重量偏心を是正す
ることを目的とする。
【0007】更に、本出願の発明は、上記のようにオイ
ルパンに補機を配置する場合に、車両走行時に飛び石等
がオイルパンに衝突する等の路面干渉によってオイルパ
ンが変形し、その結果、補機の駆動軸の軸心位置にズレ
が生じて補機の駆動を良好に行い得ない憾みが生じるこ
とから、路面干渉によってオイルパンが多少変形しても
補機を良好に連続駆動できる構成を採用することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、エン
ジンとミッションとを並列に配置するとともに、エンジ
ンおよびミッションの下部に一体のオイルパンを設け、
かつ、オイルパンをシリンダブロック長さより短くする
ことによってオイルパンの端部に凹部を形成し、この凹
部に補機を設置するようにし、それにより、オイルパン
の部分へのコンパクトな補機配置を実現した。
【0009】エンジンの本体ブロック部とミッションの
ハウジング部とは一体構造とすることができ、その場合
に、エンジンの本体ブロック部とミッションのハウジン
グ部に股がってオイルパンを設け、該オイルパンの端部
に凹部を形成して補機を設置するようにできる。
【0010】また、この出願の発明は、上記構成のもの
において、オイルパンをシリンダブロック長さより短く
することによってオイルパンの端部に形成される凹部に
補機を配置し、かつ、垂線に対してエンジンの傾斜方向
とは反対側のオイルパン部分に対応する凹部位置に補機
を位置せしめ、それにより、補機の重量を利用してスラ
ント構造による重量偏心を是正するようにした。
【0011】更に、本出願の発明は、オイルパン周りに
補機を配置する場合に、該補機の駆動軸の支持部をオイ
ルパンに形成し、該支持部周囲のオイルパン上端部を連
結部材によりエンジンのロアブロックに連結する構成と
し、これにより、補機の駆動軸の支持部をエンジンのロ
アブロックに対して強い結合剛性として、オイルパンが
路面干渉により変形を生じても補機の連続駆動を確保す
るようにしている。
【0012】
【作用】並列配置のエンジンおよびミッションの下部に
一体のオイルパンを設けることによって、オイルパンの
取り付け面積が十分に確保できる。したがって、オイル
パンは容積を確保しながらシリンダブロック長さより短
くすることが可能であり、それによって生じたオイルパ
ン端部側の凹部に補機を設置することが可能で、コンパ
クトな補機配置が実現できる。
【0013】また、特にスラント構造のエンジンにおい
ては、エンジンの傾斜方向とは反対側の凹部位置に補機
を配置することで、上記エンジンのスラント構造による
重量偏心の是正が可能となる。
【0014】更に、オイルパン周りに配置する補機の駆
動軸は、エンジンのロアブロックに対して結合剛性の高
い支持部によって支持されているので、オイルパンが路
面干渉によって多少変形しても、補機の駆動軸の軸心の
ズレを生じず、補機は良好に連続駆動することになる。
【0015】
【実施例】以下、この出願の発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。
【0016】図1はこの出願の発明の一実施例に係る自
動車用横置きエンジンを前端側(車体の左側方)から見
た一部断面図、図2は同エンジンを正面側(車体前方)
から見た一部断面図、図3は同エンジンにおけるオイル
パンおよび補機駆動装置からなるアセンブリの平面図で
ある。
【0017】この実施例のエンジン1は、直列4気筒
で、クランク軸2を車幅方向に向けて横置き後方スラン
トで車体(図示せず)前部に搭載されるものである。そ
して、エンジン1の側方であって車体前方から見て後方
に位置する側にはミッション3が並列に配置され、エン
ジン1およびミッション3の下部には一体構造のオイル
パン4が配置されている。また、エンジン1の反ミッシ
ョン3側の側方には本体スカート部を構成するロアブロ
ック5に近接した位置にサージタンク6が設けられ、こ
のサージタンク6を各気筒の燃焼室に連通する吸気管7
は、上方に湾曲して延びてシリンダヘッド8に接続され
ている。
【0018】オイルパン4は、エンジン1が後方スラン
トとされたことによってエンジン1およびミッション3
の下方にできる側面視略三角形状の空間を埋める形に形
成されたものであって、エンジン1の長手方向には、ク
ラッチハウジング9に近接する位置からロアブロック5
の前端位置より所定距離引っ込んだ位置までの範囲に設
けられ、また、ミッション3側ではほぼミッション3の
全長にわたる範囲に設けられている。これにより、ロア
ブロック5の下方にはオイルパン4の前端側に位置した
凹部が形成される。
【0019】オイルパン4のエンジン1側の部分には、
該オイルパン4をクランク軸2と平行な方向に貫通する
よう補機駆動軸10が設けられている。そして、エンジ
ン1の後端側でクラッチハウジング9の下方には、オイ
ルパン4に近接してAT(自動変速機)用のオイルポン
プ(以下、ATオイルポンプという。)11が配置さ
れ、その外側にはパワステポンプ12が配置されて、こ
れらATオイルポンプ11およびパワステポンプ12が
上記補機駆動軸10の端部に直列に連結されている。ま
た、オイルパン4の前端側には、上記凹部にウォータポ
ンプ13が配置され、これが補機駆動軸10の端部に連
結されている。また、補機駆動軸10には、ウォータポ
ンプ13が連結された側の側壁の内側に配置されたエン
ジン潤滑用のオイルポンプ(以下、単にオイルポンプと
いう。)14が連結されている。
【0020】補機駆動軸10は、上記のようにオイルパ
ン4のエンジン1側の部分に設けられ、したがって、垂
線に対しエンジンのスラント方向とは反対側で、しか
も、重心を下げる位置にある。したがって、この補機駆
動軸10上に配置された各補機11,12,13,14
の重量によってエンジン1のスラント構造による重量偏
心が是正され、重心が下げられる。
【0021】また、オイルパン4には、上記オイルパン
14から離れた方の側壁に近接する位置に隔壁15が箱
状に形成されている。そして、補機駆動軸10がこの隔
壁15を貫通し、その箱状の隔壁に囲われる位置には被
動側のスプロケット16が設けられている。また、オイ
ルパン4には、上記隔壁15のミッション3側でエンジ
ン後端側に寄った位置に隔壁15の延設部15aが設け
られ、その上端面にはアイドルギヤ17の軸部18を回
転自在に支持する支持部材19が固定されている。アイ
ドルギヤ17は、クランク軸後端側の8番ウエブ20に
対向する位置に配置され、その軸部18の先端には上記
被動側スプロケット16に対向する位置に駆動側のスプ
ロケット21が固定されている。
【0022】上記被動側と駆動側の二つのスプロケット
16,21はチェーン22によって連結されている。ま
た、エンジン1のクランク軸2には、上記8番ウエブ2
0の部分に動力取り出しギヤ23が設けられ、このギヤ
23と上記アイドルギヤ17が噛合結合されるよう構成
されている。
【0023】このように構成されたことにより、動力取
り出しギヤ23から取り出された動力はアイドルギヤ1
7に伝達され、さらに、駆動側スプロケット21,チェ
ーン22および被動側スプロケット16を介して補機駆
動軸10に伝達される。そして、補機駆動軸10に連結
されたATオイルポンプ11,パワステポンプ12,ウ
ォータポンプ13およびオイルポンプ14が駆動され
る。
【0024】また、オイルパン4の前端側壁には外側か
らオイルフィルタ24が取り付けられている。
【0025】図4ないし図6は他の実施例を示す。図4
において、エンジン1´のクランク軸2´には、クラッ
チハウジング9´近傍に動力取り出しギヤ23´が同軸
上に一体回転可能に配置されると共に、該動力取り出し
ギヤ23´の下方には該ギヤ23´と噛合するアイドル
ギヤ17´が配置される。該アイドルギヤ17´は、該
ギヤ17´の軸受部17a´に一体形成され、該軸受部
17a´はクランク軸2´の軸方向にオイルパン4´内
に配置した支持軸30に回転自在に配置されている。
【0026】上記アイドルギヤ17´の軸受部17a´
には、該アイドルギヤ17´の図4左側方の位置にて駆
動側スプロケット21´が一体形成されると共に、前記
支持軸30の下方には該支持軸30と平行に補機駆動軸
10´がオイルパン4´内に配置され、該補機駆動軸1
0´に従動側スプロケット16´が一体形成されてい
て、該両スプロケット16´,21´間にチェーン22
´が巻き掛けられて、クランク軸2´の回転により補機
駆動軸10´を回転駆動する構成である。
【0027】そして、図4においてエンジン1´のオイ
ルパン4´は、従動側スプロケット16´とは反対側が
浅く形成されて、その下方に凹所40が作成される。該
凹所40には、上記補機駆動軸10´の図中右端部に連
結されたギヤ式のオイルポンプ14´が配置される。該
ポンプ14´は、補機駆動軸10´に支持されて一体駆
動される駆動ギヤ14a´と、該駆動ギヤ14a´と噛
合する従動ギヤ14b´とを有し、該従動ギヤ14b´
は支持軸14c´に回転自在に支持される。
【0028】また、上記オイルポンプ14´の図4右方
には、ウォータポンプ35が配置され、該ウォータポン
プ35は補機駆動軸10´によって上記オイルポンプ1
4´と同期回転し、オイルパン4´上端部に形成した冷
却水吐出口35aから冷却水を吐出する。
【0029】上記オイルパン4´は、図5に示すよう
に、エンジン1´の下方を覆うエンジン側部4a´及び
ミッション下方を覆うミッション側部4b´とが一体形
成されて成る。また、該オイルパン4´において、補機
駆動軸10´の図4左側の支持部10a´は、図5に示
すように従動スプロケット16´の両側方を覆う縦壁部
42と一体形成されて補強されると共に、補機駆動軸1
0´の図4右側の支持部10b´は、図5に示すように
該支持部10b´から従動スプロケット16´側に、幅
が比較的狭くて深いオイル溜部4c´を形成する縦壁部
としても機能すると共に、該オイル溜部4c´のオイル
をオイルポンプ14´に吸入するオイル吸入口44をも
形成するように幅厚に形成されていて、補強されてい
る。更に、オイル溜部4c´の図5左側方には2つの縦
壁45,46によってブローバイガス通路47が形成さ
れ(図6参照)、該2つの縦壁45,46によって補機
駆動軸10´の両支持部10a´,10b´が相互に連
結されて補強されている。
【0030】そして、図5に示すように、オイルパン4
´をエンジン1´のロアブロック(図示せず)に連結す
るための該オイルパン4´上面外周の連結部材としての
ボルトの取付け孔は、オイルパン4´の外周及びエンジ
ン及びミッション間に所定間隔隔てて複数配置されると
共に、補機駆動軸10´の図4左側の支持部10a´及
び従動スプロケット16´側方の縦壁部42近傍の2箇
所50,51にも形成されていて、この構成により、該
補機駆動軸10´の図4左側の支持部10a´のエンジ
ン1´のロアブロックに対する結合剛性を高める構成と
している。同様に、補機駆動軸10´の図4右側の支持
部10b´近傍の2箇所52,53にもボルト取付け孔
が形成されて、補機駆動軸10´の図4右側の支持部1
0b´のエンジン1´のロアブロックに対する結合剛性
を高める構成としている。
【0031】尚、図4において、60はウォータポンプ
35の近傍に配置されたサーモスタットである。また、
図5及び図6において、61はオイルポンプ14´から
吐出されたオイルをエンジン1´の内部を通ってエンジ
ン1´上部に供給するためのオイル通路である。
【0032】また、図5のオイルパン4´において、オ
イルポンプ14´等の補機が配置された凹所40上方の
オイルパン部は、上記補機駆動軸10´の支持部10a
´,10b´の支持剛性及び結合剛性の向上の点から、
外端部がブローバイガス通路47の位置から内方に折れ
曲って狭い開口面積に形成されていて、オイルパン4´
の軽量化が図られている。
【0033】更に、図6において、62はエンジン1´
からサーモスタット60に流れる冷却水が流通する冷却
水パイプ、63は車載ヒータからサーモスタット60に
流れる冷却水が流通する冷却水パイプであって、該両冷
却水パイプ62,63は、ブローバイガス通路47下方
の位置にて各々ボルト65,66によりオイルパン4´
に連結されていて、該両冷却水パイプ62,63の振れ
が有効に防止されていると共に、オイルパン4´の剛性
が高まって該オイルパン4´とエンジン1´のロアブロ
ックとの合せ面のシール性を高めるようにしている。
【0034】したがって、本実施例においては、補機駆
動軸10´の図4左側の支持部10a´の支持剛性が従
動スプロケット16´側方の縦壁部42との一体化によ
り向上すると共に、図4右側の支持部10b´が幅厚に
形成されて支持剛性が高められており、更に、該両支持
部10a´,10b´近傍にボルト取付孔51〜53が
形成されて、該取付孔51〜53をも用いたオイルパン
4´とエンジンのロアブロックとの結合により、該両支
持部10a´,10b´のエンジン1´のロアブロック
に対する結合剛性が高められるので、オイルパン4´が
車両走行中に飛び石等の路面干渉によって多少変形して
も、補機駆動軸10´の両支持部10a´,10b´は
変形が有効に抑制され、補機駆動軸10´の軸心のズレ
が抑えられて、オイルパン14´及びウォータポンプ3
5の連続駆動が良好に確保されることになる。
【0035】
【発明の効果】この出願の発明は以上のように構成され
ているので、オイルパンの端部側に凹部を形成し、この
凹部スペースを利用してコンパクトに補機を配置するこ
とができる。
【0036】また、特にスラント構造のエンジンにおい
ては、上記のような補機の配置により重量偏心を是正す
ることができる。
【0037】更に、請求項4記載の発明では、オイルパ
ン周囲に配置する補機の駆動軸の支持部のエンジンロア
ブロックに対する結合剛性を高めたので、車両の走行時
にオイルパンが路面干渉によって変形を生じても、補機
の駆動軸の軸心のズレを抑制して、補機の連続駆動を確
保できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の一実施例に係る自動車用横置
きエンジンを前端側(車体の左側方)から見た一部断面
図である。
【図2】同エンジンを正面側(車体前方)から見た一部
断面図である。
【図3】同エンジンにおけるオイルパンおよび補機駆動
装置からなるアセンブリの平面図である。
【図4】他の実施例を示すエンジンの具体的構成を示す
要部断面図である。
【図5】同オイルパンの平面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 エンジン 3 ミッション 4,4´ オイルパン 5 ロアブロック 10,10´ 補機駆動軸 10a´,10b´ 支持部 11 ATオイルポンプ 12 パワステポンプ 13 ウォータポンプ 14,14´ オイルポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀田 修 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンとミッションとを並列に配置す
    るとともに、エンジンおよびミッションの下部の一体に
    オイルパンを設け、かつ、前記オイルパンを当該エンジ
    ンの本体ブロック部の長さより短くすることによって該
    オイルパンの端部に凹部を形成し、該凹部に補機を設置
    したことを特徴とするエンジンの補機取付構造。
  2. 【請求項2】 エンジンとミッションとを並列に配置
    し、かつ、前記エンジンの本体ブロック部と前記ミッシ
    ョンのハウジング部とを一体構造とするとともに、前記
    エンジンおよびミッションの下部に前記エンジンの本体
    ブロック部と前記ミッションのハウジング部に股がって
    オイルパンを設け、かつ、前記オイルパンを前記エンジ
    ンの本体ブロック部の長さより短くすることによって該
    オイルパンの端部に凹部を形成し、該凹部に補機を設置
    したことを特徴とするエンジンの補機取付構造。
  3. 【請求項3】 エンジンが垂線に対し一方に傾斜し、前
    記垂線に対して当該エンジンの傾斜方向とは反対側のオ
    イルパン部分に対応する凹部位置に補機が配置された請
    求項1または2記載のエンジンの補機取付構造。
  4. 【請求項4】 エンジンのオイルパン周りに補機が配置
    されるエンジンの補機取付構造であって、上記オイルパ
    ンには、上記補機の駆動軸を支持する支持部が形成さ
    れ、該支持部周囲のオイルパン上端部が連結部材により
    エンジンのロアブロックに連結されていることを特徴と
    するエンジンの補機取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1207277A1 (en) * 2000-11-16 2002-05-22 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Oil pump mounting structure for engine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1207277A1 (en) * 2000-11-16 2002-05-22 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Oil pump mounting structure for engine

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