JP3094168B2 - エンジン構造 - Google Patents

エンジン構造

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JP3094168B2
JP3094168B2 JP03036358A JP3635891A JP3094168B2 JP 3094168 B2 JP3094168 B2 JP 3094168B2 JP 03036358 A JP03036358 A JP 03036358A JP 3635891 A JP3635891 A JP 3635891A JP 3094168 B2 JP3094168 B2 JP 3094168B2
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潤一 沖田
義道 田中
作美 長谷藤
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車体に対し横置きで搭載
するエンジンの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンは、車体のボンネット
ラインをできるだけ下げたいという要求や、エンジンル
ームの前後方向の長さを抑えてフロントノーズを短くし
たいといった要求に応えるため、補機の配置を含めてで
きるだけコンパクトに構成することが必要であって、そ
のための工夫が従来からいろいろとなされている。たと
えば、西独国特許第3838073号明細書に記載され
たものでは、エンジンとミッションを並列として車体に
対し横置きに後方スラント(傾斜)で搭載し、サージタ
ンクをシリンダヘッドの車体正面側に配置し下流側吸気
管をサージタンクから下方に湾曲させてシリンダヘッド
に接続するとともに、シリンダヘッドに対し後方から排
気管を接続し、また、吸気管の下方に補機を配置してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エンジンを車体に対し
横置きで搭載する場合、上記西独国特許第383807
3号明細書に記載のもの(以下、従来例という。)のよ
うにエンジンの後方から排気を取り出すようにすれば、
エンジンの前方にスペースの余裕ができ、補機をこの部
分に配置することが可能となる。また、エンジンを後方
スラントとすれば、上記従来例のようにエンジンブロッ
クのスカート部に近接した車体正面の位置に補機を配置
しつつ車体前後方向のエンジン寸法を増大させないよう
にできる。しかしながら、このようにエンジンの正面に
補機を配置した場合は、上記従来例のようにサージタン
クは上方に配置せざるを得ないことから、車体のボンネ
ットラインを下げたいという要求には応えることができ
ない。
【0004】この出願の発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであって、ボンネットラインを極力下げること
ができるエンジン構造を得ることを目的とする。
【0005】また、この出願の発明は、ボンネットライ
ンを下げつつ車体前後方向のエンジン寸法の増大を抑制
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、車体
に対し横置きに後方スラントで搭載されるエンジンであ
って、エンジンブロックのスカート部に近接した車体正
面側の位置に吸気系のサージタンクを配置し、サージタ
ンク下流の吸気管を上方へ湾曲させてシリンダヘッドへ
接続するとともに、シリンダヘッドに対し後方より排気
管を接続し、エンジンに対しサージタンクとは反対の車
体後方側にミッションを配設し、エンジンブロックの下
方にエンジンブロックの幅方向長さよりも短い所定長さ
に形成されたオイルパンを配設して、オイルパンの側方
で上記エンジンブロックの下方に空間部を形成し、該空
間部にエンジン補機を配設する構成としたものである。
【0007】
【作用】エンジンが車体に対し横置きに後方スラント
搭載され、エンジンブロックのスカート部に近接した車
体正面側の位置にサージタンクが配置され、サージタン
ク下流の吸気管が上方に湾曲されてシリンダヘッドへ接
続されるとともに、排気管がシリンダヘッドに対し後方
より接続されたことにより、エンジンの特に車体前方側
の高さが抑えられ、よって、低ボンネットラインが可能
となる。
【0008】 また、排気管が後方からシリンダヘッドに
接続されることにより、エンジンの下方に排気管取り回
しのための空間を形成する必要がなくなることから、
方スラントとしたエンジンの下方にオイルパンのための
スペースが十二分にとれる。よって、オイルパンの形状
およびレイアウトの自由度が増し、エンジンブロックの
下方にエンジンブロックの幅方向長さよりも短い所定長
さに形成されたオイルパンを配設し、オイルパンの側方
で上記エンジンブロックの下方に空間部を形成して、該
空間部にエンジン補機を配設するようにでき、それによ
って車体前後方向のエンジン寸法の増大を抑えられる。
【0009】 また、ミッションエンジンに対しサージ
タンクとは反対の車体後方側に配設することにより、
体としてコンパクトなパワトレ構造が得られる。
【0010】
【実施例】以下、この出願の発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。
【0011】 図1はこの出願の発明の一実施例に係るエ
ンジンの前端側(車体の左側方)から見た配置図、図2
は同エンジンを正面側(車体前方)から見た一部断面図
である。
【0012】 この実施例のエンジン1は、直列4気筒
で、車体前部においてクランク軸2を車幅方向に向け横
置き後方スラントで搭載されるものである。そして、エ
ンジン1の側方であって車体前方から見て後方に位置す
る側にはミッション3が並列に配置され、エンジン1お
よびミッション3の下部には一体構造のオイルパン4が
配置されている。また、エンジン1の正面側には本体ス
カート部を構成するロアブロック5に近接した位置にサ
ージタンク6が設けられ、このサージタンク6を各気筒
の燃焼室に連通する吸気管7は、上方に湾曲して延びて
シリンダヘッド8に接続されている。
【0013】 オイルパン4は、エンジン1が後方スラン
トとされたことによってエンジン1およびミッション3
の下方にできる側面視略三角形状の空間を埋める形に形
成されたものであって、エンジン1の長手方向には、ク
ラッチハウジング9に近接する位置からロアブロック5
の前端位置より所定距離引っ込んだ位置までの範囲に設
けられている。
【0014】 オイルパン4には、そのエンジン1側の部
分をクランク軸2と平行な方向に貫通するよう補機駆動
軸10が設けられている。そして、エンジン1の後端側
でクラッチハウジング9の下方には、オイルパン4に近
接してAT(自動変速機)用のオイルポンプ(以下、A
Tオイルポンプという。)11が配置され、その外側に
はパワステポンプ12が配置されて、これらATオイル
ポンプ11およびパワステポンプ12が上記補機駆動軸
10の端部に直列に連結されている。また、オイルパン
4の前端側には、ロアブロック5下方でオイルパン4の
側方に形成された凹部にウォータポンプ13が配置さ
れ、これが補機駆動軸10の端部に連結されている。ま
た、ウォータポンプ13が連結された側のオイルパン側
壁の内側にはエンジン潤滑用のオイルポンプ(以下、単
にオイルポンプという。)14が配置され、これが補機
駆動軸10上に連結されている。
【0015】 また、オイルパン4には、上記オイルポン
プ14から離れた方の側壁に近接する位置に隔壁15が
箱状に形成されている。そして、補機駆動軸10がこの
隔壁15を貫通し、その箱状の隔壁15に囲われる位置
には被動側のスプロケット16が設けられている。ま
た、オイルパン4には、上記隔壁15のミッション3側
でエンジン後端側に寄った位置に隔壁15の延設部15
aが設けられ、その上端面にはアイドルギヤ17の軸部
18を回転自在に支持する支持部材19が固定されてい
る。アイドルギヤ17は、クランク軸後端側の8番ウエ
ブ20に対向する位置に配置され、その軸部18の先端
には上記被動側のスプロケット16に対向する位置に駆
動側のスプロケット21が固定されている。
【0016】 上記被動側と駆動側の二つのスプロケット
16,21はチェーン22によって連結されている。ま
た、エンジン1のクランク軸2には、上記8番ウエブ2
0の部分に動力取り出しギヤ23が設けられ、このギヤ
23と上記アイドルギヤ17が噛合結合されるよう構成
されている。
【0017】 このように構成されたことにより、動力取
り出しギヤ23から取り出された動力はアイドルギヤ1
7に伝達され、さらに、駆動側スプロケット21,チェ
ーン22および被動側スプロケット16を介して補機駆
動軸10に伝達される。そして、補機駆動軸10に連結
されたATオイルポンプ11,パワステポンプ12,ウ
ォータポンプ13およびオイルポンプ14が駆動され
る。
【0018】 また、オイルパン4の前端側壁には外側か
らオイルフィルタ24が取り付けられている。
【0019】 エンジン1の排気管25はシリンダヘッド
8に対し後方から接続されている。また、シリンダヘッ
ド8には、ヘッド内吸気通路26に上方から燃料を噴射
するよう燃料噴射弁27が取り付けられている。サージ
タンク6からシリンダヘッド8に至る吸気管7は上記の
ように上方に湾曲して設けられ、図1に示すように吸気
管7の途中が吸気系で最も高い部位となる。したがっ
て、これよりエンジン1側の位置であるシリンダヘッド
8の部分に設けられた燃料噴射弁27から噴射される燃
料がサージタンク6側に流下することはない。
【0020】 サージタンク6が上記のようにエンジン1
の正面側の低い位置に配置され、このサージタンク6か
ら上方へ湾曲して吸気管7が延設されたことで、車体の
ボンネットライン28は、吸気系よって規制されること
なく図1に示すようにエンジン1のヘッドカバー29と
前方のラジエータ30を基準とした低い位置に設定でき
る。
【0021】 なお、上記実施例においては、シリンダヘ
ッドの部分に燃料噴射弁を取り付けたが、燃料噴射弁
は、吸気系の最高部よりエンジン側となる範囲で吸気管
に取り付けるようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】この出願の発明は以上のように構成され
ているので、ボンネットラインを極力下げることができ
る。
【0023】 また、後方スラントのエンジンの下部のオ
イルパンの側方でエンジンブロックの下方の空間部に
機を配設する構成であるため、ボンネットラインを下げ
つつ車体前後方向のエンジン寸法を抑えることが可能
ある
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の一実施例に係るエンジンを前
端側(車体の左側方)から見た配置図
【図2】同エンジンを正面側(車体前方)から見た一部
断面図
【符号の説明】
1 エンジン 4 オイルパン 5 ロアブロック(エンジンブロック) 6 サージタンク 7 吸気管 11 ATオイルポンプ 12 パワステポンプ 13 ウォータポンプ 14 オイルポンプ 24 オイルフィルタ 25 排気管 27 燃料噴射弁 28 ボンネットライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷藤 作美 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−301921(JP,A) 特開 平1−301950(JP,A) 実開 昭63−48932(JP,U) 実開 昭56−83617(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 77/00 F02M 35/10 301 F02M 35/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に対し横置きに後方スラントで搭載
    されるエンジンであって、エンジンブロックのスカート
    部に近接した車体正面側の位置に吸気系のサージタンク
    を配置し、該サージタンク下流の吸気管を上方へ湾曲さ
    せてシリンダヘッドへ接続するとともに、シリンダヘッ
    ドに対し後方より排気管を接続し、エンジンに対しサー
    ジタンクとは反対の車体後方側にミッションを配設し、
    上記エンジンブロックの下方に該エンジンブロックの幅
    方向長さよりも短い所定長さに形成されたオイルパンを
    配設して、該オイルパンの側方で上記エンジンブロック
    の下方に空間部を形成し、該空間部にエンジン補機を配
    設したことを特徴とするエンジン構造。
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