JP2772065B2 - エンジンの吸気装置 - Google Patents

エンジンの吸気装置

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JP2772065B2
JP2772065B2 JP25317889A JP25317889A JP2772065B2 JP 2772065 B2 JP2772065 B2 JP 2772065B2 JP 25317889 A JP25317889 A JP 25317889A JP 25317889 A JP25317889 A JP 25317889A JP 2772065 B2 JP2772065 B2 JP 2772065B2
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pipe
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、吸気管とサージタンクとを備えたエンジ
ンの吸気装置に関する。
(従来の技術) 上記エンジンの吸気装置には、従来、吸気管やサージ
タンクをエンジンの上方に離して位置させたものが多く
みられる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記したように、吸気管やサージタンクを
エンジンの上方に位置させると、これらエンジン、吸気
管、およびサージタンクによる全体構成が崇高になり、
これは、特に、余剰空間の狭い車体に搭載されるものに
あっては好ましくない。
また、吸気管の管長を種々変更すれば、それに見合っ
たエンジン性能が得られることから、仕向地や、用途に
応じたエンジン性能が得られるよう種々の管長の吸気管
を準備しておくことが行われている。
しかし、吸気管は、通常、多岐管形状をなして形状が
複雑であるため、このような吸気管を多種類準備するこ
とは、製作や、管理上極めて煩雑であり、つまり、吸気
管の管長の変更は極めて煩雑となっている。
(発明の目的) この発明は、上記のような事情に注目してなされたも
ので、エンジン、吸気管、およびサージタンクによる全
体構成をコンパクトなものにすると共に、吸気管の管長
の変更が容易にできるようにすることを目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするとこ
ろは、エンジンの吸気ポートの近傍に位置してこの吸気
ポートに連結される吸気基部管と、この吸気基部管から
一旦下方に延びた後、上方に向って折り返される吸気折
り返し管とで吸気管を構成し、上記吸気折り返し管の折
り返し端にサージタンクを接続し、上記吸気基部管とサ
ージタンクとに対して吸気折り返し管を着脱自在に取り
付けた点にある。
(作 用) 上記構成による作用は次の如くである。
エンジン1の吸気装置11は、吸気管30と、これに連な
るサージタンク36とで構成されており、また、上記吸気
管30は同上エンジン1の吸気ポート9の近傍に位置して
この吸気ポート9に連結される吸気基部管31と、この吸
気基部管31から一旦下方に延びた後上方に向って折り返
される吸気折り返し管35とで構成されている。
しかして、上記したように、吸気基部管31はエンジン
1の近傍に位置し、吸気折り返し管35は、このようにエ
ンジン1の近傍に位置する吸気基部管31から上下方向に
延び、更に、この吸気折り返し管35に上記サージタンク
36が接続されている。よって、これら吸気基部管31、吸
気折り返し管35、およびサージタンク36はエンジン1の
側面の近傍に設けられることとなることから、上記エン
ジン1、吸気基部管31、吸気折り返し管35、およびサー
ジタンク36による全体構成はコンパクトなものとなる。
また、上記したように吸気基部管31はエンジン1の吸
気ポート9の近傍に位置するものであるため、吸気管30
に所定の管長を確保させるのは、主に、吸気折り返し管
35である。そして、この吸気折り返し管35は上記吸気基
部管31とサージタンク36とに対して着脱自在となってい
る。このため、吸気管30の管長を変更しようとするとき
には、この吸気管30の全てを他のものに交換することな
く、単に、ある長さの吸気折り返し管35を他の長さの吸
気折り返し管35′に交換すればよく、しかも、この吸気
折り返し管35は管材を下方から上方に向って折り返した
だけの単純な形状をなしている。よって、上記吸気管30
の管長の変更は容易にできることとなる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第1図と第2図において、図中1は自動車に搭載され
る並列4気筒の4サイクルエンジンである。なお、図中
矢印Frの方向は、自動車の進行方向前方を示している。
上記エンジン1のクランクケース2内には、左右(自
動車の進行方向に対する向きをいい、以下、同じとす
る)に延びるクランク軸3が回転自在に支承されてい
る。上記クランクケース2上には4つのシリンダ4が一
体的に形成され、これら各シリンダ4は平面視で左右方
向に直線的に並設されている。5はピストンである。ま
た、上記シリンダ4上にはシリンダヘッド6が取り付け
られ、更に、このシリンダヘッド6上にはヘッドカバー
7が取り付けられている。その他、8はオイルパンであ
る。
上記シリンダヘッド6には各シリンダ4に対応してそ
れぞれ吸気ポート9が形成され、これら各吸気ポート9
は前方に向って開口している。そして、これら各吸気ポ
ート9を開閉する吸気弁10が設けられ、かつ、これら各
吸気ポート9に吸気を案内する吸気装置11が設けられて
いる。また、同上シリンダヘッド6には各シリンダ4に
対応してそれぞれ排気ポート12が形成され、これら各排
気ポート12は後方に向って開口している。そして、これ
ら各排気ポート12を開閉する排気弁13が設けられてい
る。
上記シリンダヘッド6とヘッドカバー7との間はカム
室15となっており、このカム室15内に吸気カム軸16と排
気カム軸17とが支承され、これらはベルト巻掛手段18に
より前記クランク軸3に連動連結されている。
そして、上記エンジン1が作動するときには、クラン
ク軸3に伴って吸気カム軸16や排気カム軸17が回転し、
これに連動する吸気弁10と排気弁13が上記吸気ポート9
と排気ポート12とを適宜開閉させるようになっている。
そして、このエンジン1の動力はクランク軸3から変速
装置19を介して駆動車輪に伝えられる。
また、図中、20は冷却水ポンプで、この冷却水ポンプ
20も上記ベルト巻掛手段18により駆動されるようになっ
ており、この駆動により冷却水ポンプ20は冷却水をシリ
ンダ4に形成されたジャケット21内に送り込むようにな
っている。22はアイドラーである。また、24はパワース
テアリング用の油圧ポンプ、25は空調用のコンプレッサ
で、これら両者24,25は共にベルト巻掛手段26により前
記クランク軸3に連動連結されている。更に、27はオル
タネータで、これもベルト巻掛手段28により同上クラン
ク軸3に連動連結されている。
第1図から第6図において、前記吸気装置11につき詳
しく説明する。
この吸気装置11は、各吸気ポート9に対応して設けら
れる断面円形でアルミ鋳造製の吸気管30を有し、これら
各吸気管30は互いに同形同大となっている。これら各吸
気管30は前記各吸気ポート9の近傍にそれぞれ位置する
吸気基部管31を備えており、この各吸気基部管31の一端
はフランジ32により互いに一体成形され、このフランジ
32がボルト33により前記シリンダヘッド6にねじ止めさ
れている。一方、上記各吸気基部管31の他端は吸気ポー
ト9側から一旦水平方向の前方に延びた後、左側前方に
向って緩やかに折れ曲がり、次いで、下方に向って折り
曲げられている。
また、同上吸気管30は、上記吸気基部管31の折り曲げ
端から、一旦下方に延びた後、上方に向って折り返され
る吸気折り返し管35を備えている。この吸気折り返し管
35の折り返し端は、平面視で、この吸気折り返し管35に
対応する吸気基部管31よりもわずか左側方に偏位させら
れている。
更に、上記各吸気折り返し管35の折り返し端には、こ
れらに共通のサージタンク36が接続されている。このサ
ージタンク36もアルミ鋳造製で断面が矩形をなし、シリ
ンダヘッド6の前面に沿って左右方向に延び、その左端
にはスロットル弁37が取り付けられている。また、上記
の場合、前記各吸気基部管31はサージタンク36の下半分
と交差し、これらは互いに一体成形されている。
上記サージタンク36はその下面に下方に向って突出す
る接続管36aを有している。そして、上記吸気基部管31
と接続管36aの各下端に対し、吸気折り返し管35がフラ
ンジ38とボルト39とにより着脱自在にねじ止めされてい
る。つまり、この管長の吸気折り返し管35に代え、第1
図中仮想線で示すように、他の管長の吸気折り返し管3
5′を上記吸気基部管31やサージタンク36に取り付ける
ことができるようになっている。また、上記吸気基部管
31と接続管36aの下端は同じ高さに形成されている。
なお、上記吸気折り返し管35は、全体としてU字状の
単純な形状であるため、これは容易に樹脂成形すること
ができる。そして、このように樹脂成形した場合には、
吸気装置11を軽量にすることができる。
また、上記したように、寸法の長い吸気折り返し管35
を吸気基部管31とサージタンク36とは別に成形するよう
にしたため、これら吸気基部管31とサージタンク36の鋳
造は容易にできることとなる。
(発明の効果) この発明によれば、エンジンの吸気装置は、吸気管
と、これに連なるサージタンクとで構成されており、ま
た、上記吸気管は同上エンジンの吸気ポートの近傍に位
置してこの吸気ポートに連結される吸気基部管と、この
吸気基部管から一旦下方に延びた後上方に向って折り返
される吸気折り返し管とで構成されている。このため、
これら吸気基部管、吸気折り返し管、およびサージタン
クはエンジンの側面の近傍に設けられることとなること
から、上記エンジン、吸気基部管、吸気折り返し管、お
よびサージタンクによる全体構成はコンパクトなものと
なる。
また、上記したように吸気基部管はエンジンの吸気ポ
ートの近傍に位置するものであるため、吸気管に所定の
管長を確保させるのは、主に、吸気管折り返し管であ
る。そして、この吸気折り返し管は上記吸気基部管とサ
ージタンクとに対して着脱自在となっている。このた
め、吸気管の管長を変更しようとするときには、この吸
気管の全てを他のものに交換することなく、単に、ある
長さの吸気折り返し管を他の長さの吸気折り返し管に交
換すればよく、しかも、この吸気折り返し管は管材を下
方から上方に向って折り返しただけの単純な形状をなし
ている。よって、上記吸気管の管長の変更は容易にでき
ることとなる。
しかも、この場合、吸気折り返し管は上下に長いもの
であるため、吸気管をより長いものに交換しようとする
場合でも、この交換は、エンジンの幅寸法に影響されな
いで、できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示し、第1図は全体側面図、第
2図は全体正面一部断面図、第3図は第1図のIII−III
線矢視断面図、第4図は第2図のIV−IV線矢視図、第5
図は第3図のV−V線矢視断面図、第6図は同上第3図
のVI−VI線矢視断面図である。 1……エンジン、4……シリンダ、9……吸気ポート、
11……吸気装置、30……吸気管、31……吸気基部管、3
5,35′……吸気折り返し管、36……サージタンク。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの吸気ポートの近傍に位置してこ
    の吸気ポートに連結される吸気基部管と、この吸気基部
    管から一旦下方に延びた後、上方に向って折り返される
    吸気折り返し管とで吸気管を構成し、上記吸気折り返し
    管の折り返し端にサージタンクを接続し、上記吸気基部
    管とサージタンクとに対して吸気折り返し管を着脱自在
    に取り付けたエンジンの吸気装置。
JP25317889A 1989-07-21 1989-09-27 エンジンの吸気装置 Expired - Lifetime JP2772065B2 (ja)

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EP90110458A EP0408880B1 (en) 1989-07-21 1990-07-20 An air intake device for an internal combustion engine
DE90110458T DE69006127T2 (de) 1989-07-21 1990-07-20 Eine Luftansaugvorrichtung für eine Brennkraftmaschine.

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