JPH0597129A - 小袋供給装置 - Google Patents

小袋供給装置

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JPH0597129A
JPH0597129A JP26060191A JP26060191A JPH0597129A JP H0597129 A JPH0597129 A JP H0597129A JP 26060191 A JP26060191 A JP 26060191A JP 26060191 A JP26060191 A JP 26060191A JP H0597129 A JPH0597129 A JP H0597129A
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JP
Japan
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pouch
screen
cutter
display
feeding
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JP26060191A
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Inventor
Kanji Tsuji
寛二 辻
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ASAHI KINZOKU KK
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ASAHI KINZOKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 小袋が列状に連なった小袋連続体の送り方向
先端側の小袋を切断して供給するため、間欠的に駆動さ
れるカッター14aが設けられている小袋供給装置にお
いて、異状を修復するための修復作業手順を順次表示す
る表示装置16を設けると共に、表示画面の切換えを、
各表示画面での作業手順に沿った作業の終了時毎のキー
操作に応じて行ない、また、修復作業手順の開始画面等
の特定画面で、上記カッター14aの電源の入り切り操
作を指示する。 【効果】 カッターの電源の入り切り操作が適宜指示さ
れるので、画面に表示される手順に従えば、過大な注意
力を必要とせずに作業を進めることができる。したがっ
て、作業を容易に行うことが可能となり、この結果、よ
り短時間で終了することが可能となって、稼働率の低下
をより小さなものとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば粉末や液体スー
プ等の封入された小袋を供給する小袋供給装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば即席麺等においては、麺と、粉末
状のだしの素や液体スープ・スパイス等が封入された小
袋とを製品カップに収納し包装して市販されている。上
記の小袋を製品カップ内に供給するための小袋供給装置
には、例えば本発明の説明図である図1に示すように、
装置本体1に、小袋が列状に連なった小袋連続体2を巻
き掛けてセットするガイドローラ3・4・5が設けら
れ、そして、図中矢印で示す小袋連続体2の送り方向の
先端部にはカッター14aを内蔵するカッター部14
と、このカッター部14に小袋連続体2を送り込むため
のフィードローラ13とが設けられている。
【0003】上記の小袋供給装置は、製品カップ等の搬
送装置(図示せず)と組み合わせて用いられ、上記カッ
ター部14の下に製品カップが位置したときの搬送装置
からの小袋要求信号が小袋供給装置に入力された時に、
カッター14aを駆動して小袋連続体2の先端部の小袋
の切断が行われる。その後、小袋連続体2をカッター1
4aへと送り込むために、フィードローラ13が駆動さ
れて、搬送装置からの次の小袋要求信号の待機状態とな
る。このように、小袋供給装置では、これが接続される
外部装置からの信号の入力時毎に、カッター14aが間
欠的に駆動されるようになっている。
【0004】なお、上記装置本体1には、例えばカッタ
ー部14内に切断された小袋の落下のタイミングを検出
するために落下検出センサが配設されており、カッター
14aを駆動した後に所定の時間内に上記落下検出セン
サで小袋の落下が検出されないときの異状発生時等に
は、従来、運転の停止と共に例えば警報ブザーで異状発
生を報知するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような小袋供給装置においては、従来、異状が発生した
場合の修復作業を容易には行えないという問題を生じて
いる。つまり、異状要因を究明するための確認作業の段
階では、カッター14aへの駆動電源をOFFにして行
うことが前提とされるが、上記装置のカッター14a
は、間欠的に駆動されるものであって、外部装置からの
小袋要求信号がないときには、カッター14aは静止状
態で保持されることから、一見しただけではカッター1
4aへの駆動電源がON状態かOFF状態かを直ぐには
確認できない。このため、不用意に作業を開始した場合
に怪我をする等のおそれを多分に有している。この結
果、装置構成を熟知していない作業者にとっては、修復
作業マニュアルを見ながら作業を行うとしても多大の注
意力を必要とする。このために、修復作業を迅速には行
えなえず、作業完了までに多くの時間を費やすこととな
って、稼働率の大幅な低下を招来しがちとなっている。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
のであって、異状時の修復作業に当たって過大な注意力
を必要とせず、したがって、作業を容易に行うことが可
能であり、この結果、稼働率の低下を極力抑制し得る小
袋供給装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の小袋供給装置
は、上記の目的を達成するために、小袋が列状に連なっ
た小袋連続体の送り方向先端側から小袋を切断して供給
するために、上記送り方向先端側に間欠的に駆動される
切断用のカッターが設けられている小袋供給装置におい
て、切断された小袋の供給状態を検出する小袋検出手段
と、この小袋検出手段によって供給状態の異常が検出さ
れたときに異常要因の究明から究明された要因解決に至
る修復作業手順が順次表示される表示手段と、この表示
手段での表示画面の切換えを、各表示画面での作業手順
に沿った作業の終了時毎のキー操作に応じて行なう修復
制御手段とが設けられると共に、修復作業手順の開始画
面等の特定画面で、上記カッターの電源の入り切り操作
が指示されていることを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成の小袋供給装置においては、修復制御
手段によって、修復作業手順が表示手段に順次表示され
る。そして、修復作業手順の開始画面等の特定画面でカ
ッターの電源の入り切り操作が指示されているので、表
示される作業手順に従う作業を行えば、例えばカッター
部の確認作業等において不意にカッターが動くというよ
うなことはなく、安全性が確保された状態で、異常要因
の究明から究明された要因解決に至る修復作業を的確に
進めていくことができる。
【0009】したがって、画面に表示される手順に従え
ば、過大な注意力を必要とせずに作業を進めることがで
きるので、作業が容易であり、この結果、より迅速に行
うことが可能となって、稼働率の低下をより小さなもの
とすることができる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図17
に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0011】図1に示すように、本実施例に係る小袋供
給装置では、筐体を略直方体形状とした装置本体1に、
後述する小袋連続体2の送りを案内する三個のガイドロ
ーラ3・4・5が設けられている。第1のガイドローラ
3は、装置本体1の上部側で図において左側方に延びる
第1ローラ支持部材6の先端に取付けられ、また、この
第1ガイドローラ3には、これに巻き掛けられた小袋連
続体2の終端部を検出する終了検出器9が設けられてい
る。一方、第2の送りローラ4は、装置本体1の上部側
略中央位置で上方に延びる第2ローラ支持部材7の上端
に取付けられている。また、装置本体1の上部側におけ
る上記第2ローラ支持部材7の基端部近傍の位置に、第
3のガイドローラ5が取付けられている。
【0012】なお、小袋連続体2の内容物が粉末の場合
には、第2ガイドローラ4と第3ガイドローラ5との間
に、この間を送られる小袋連続体2に振動を与えるバイ
ブレーター8がさらに取付けられる。このバイブレータ
ー8による振動によって各小袋内における内容物を下側
に移動させてふくらみを増加させ、これによって、後述
する検出器12での検出精度を高めるようになってい
る。
【0013】上記第3ガイドローラ5の下側には、それ
ぞれ、相対向する一対のローラから成る振れ止めローラ
11・検出器12・フィードローラ13が上方から順次
取付けられ、その下側における装置本体1の底部位置
に、小袋連続体2を所定の袋数、例えば一袋ずつ切断す
るカッター14aが内部に配設されたカッター部14が
設けられている。小袋連続体2は、振れ止めローラ11
でガイドされて下側の検出器12へと送り込まれ、この
検出器12通過時に、小袋の切断位置が検出される。上
記フィードローラ13は、装置本体1に内蔵されている
送り用パルスモータ(図示せず)に連結され、小袋連続
体2の送り方向先端側を把持して、この小袋連続体2を
カッター部14へと間欠的に送り込むようになってい
る。なお、このカッター部14には、切断された小袋の
自重による落下方向を案内するシュート15がさらに取
付けられている。
【0014】一方、装置本体1の側方における第1ガイ
ドローラ3よりも上方の位置に表示装置(表示手段)1
6が配設され、装置本体1における動作状態に異常が生
じた場合には、表示面16aに、後述する修復作業手順
が表示されるようになっている。なお、図2に示すよう
に、装置本体1の側面には、小袋の寸法等を設定するた
めの設定パネルが扉17の内部に設けられ、その下側に
は、スタートスイッチやストップスイッチ・リセットス
イッチ等の配列された操作パネル18、電源スイッチ1
9a・送りスイッチ19b・カッタースイッチ19cの
並設された電源パネル19が設けられている。
【0015】上記小袋供給装置で取り扱われる小袋連続
体2は、図3(a)(b)に示すように、小袋2a…がシ
ール部2b…を挟んで列状に連なった形状で作製されて
おり、各小袋2a内には、粉体、或いは、液体スープ・
スパイス・脱酸素剤・乾燥剤等が封入されている。この
ような小袋連続体2を、図1において一点鎖線で示すよ
うに、第1ガイドローラ3から第2ガイドローラ4・バ
イブレーター8・第3ガイドローラ5に順次巻き掛け
る。そして、振れ止めローラ11・検出器12・フィー
ドローラ13・カッター部14を通した状態で小袋供給
装置を運転すると、前記設定パネルで例えば一個切りが
設定されている場合には、外部からの小袋要求信号(以
下、動作信号という)が入力された時に、小袋連続体2
における最先端の小袋2aとこれに連なる小袋2aとの
間のシール部2bがカッター14aによって切断され、
最先端の小袋2aが分離されてシュート15を通して落
下する。一方、上記切断動作の後、フィードローラ13
が駆動されて一袋分の送りが行われ、外部からの次の動
作信号入力時に上記の操作が繰返される。
【0016】このように、上記小袋供給装置において
は、小袋連続体2から、所定の個数の小袋を切断して供
給するようになっており、このような装置を、例えば即
席麺を収容する製品カップのベルト搬送装置と組み合わ
せ、上記シュート15の下側に一個の製品カップが位置
する毎に、ベルト搬送装置から上記した動作信号を小袋
供給装置に送って連動させることで、各製品カップに、
粉末状のだしの素等の封入された小袋2aが一個ずつ自
動的に投入される。
【0017】上記のような運転の継続中、前記終了検出
器9によって、小袋連続体2の終端部が検出された時に
は自動的に運転が停止され、例えばブザーを鳴らしてそ
の旨が報知される。さらに上記装置には、例えば、モー
タ過負荷や、小袋連続体2の寸法が設定値とは異なる状
態等の異常時を検出する種々のセンサが配設されてい
る。これら異常時検出センサで異常が検出されたときに
も自動停止がなされて警報ブザーによって報知されると
共に、その後、異常修復の作業手順を指示する制御が開
始されるようになっており、以下には、切断された小袋
2aの落下異常を検出する落下検出センサに基づく制御
を例に挙げて説明する。
【0018】上記の落下検出センサ(小袋検出手段)
は、前記カッター部14内におけるシュート15に沿っ
て設けられたフォトセンサから成り、シュート15を通
して落下する小袋2aにより光路が遮られた時に、小袋
2aの落下信号を出力するように構成されている。この
落下検出センサ21からの信号は、図4に示すように、
本体側制御装置22に入力される。この本体側制御装置
22は装置本体1内に設けられ、上記落下検出センサ2
1からの落下信号発生のタイミングを監視しながら、前
記カッター14aによる小袋2aの切断とフィードロー
ラ13による小袋連続体2の送りとを制御する機能を備
えており、次に、この本体側制御装置22での制御につ
いて、図6のフローチャートを参照して説明する。
【0019】操作パネル18における前記スタートスイ
ッチの操作によって運転が開始されると、前記した外部
からの動作信号の入力待ち状態となり(ステップS
1)、この動作信号が入力されると、カッター部14内
のカッター14aを駆動して、小袋連続体2における最
先端の小袋2aをカットする(ステップS2)。次い
で、カットされた小袋2aの落下を検出して落下検出セ
ンサ21により発生される落下信号が、上記カッター1
4aへの駆動信号の送出時から予め設定されている時間
内に本体側制御装置22に入力されたか否かを判別する
(ステップS3)。設定時間内に落下信号が発生されて
いれば正常な動作状態であるとして、次に、小袋連続体
2に対し一袋分の送りが生じるように、前記フィードロ
ーラ13を駆動する(ステップS4)。このとき、例え
ば上記フィードローラ13駆動用のパルスモータ等の過
負荷検出センサ(図示せず)からの過負荷信号の発生等
の有無により、送りエラーが生じたか否かを判別する
(ステップS5)。正常な送り動作が行われた場合に
は、前記ステップS1に戻って、外部からの次の動作信
号待ちの状態となる。したがって、外部からの動作信号
の入力時毎に、上記の制御が繰返される。
【0020】一方、前記ステップS3において設定時間
内に落下検出センサ21からの落下信号が入力されずに
落下エラーが判別された時、また、ステップS5におい
て送りエラーが生じたことが判別された時には、それぞ
れ運転をストップし(ステップS6)、その後、操作パ
ネル18における警報ランプを点灯させ、また、警報ブ
ザーを鳴らしてエラーが発生したことを表示する(ステ
ップS7)。そしてその後、図4に示すように、本体側
制御装置22に接続されている前記表示装置16内の表
示制御装置(修復制御手段)23に、上記エラーの種類
に対応したエラーコードを出力する(ステップS8)。
【0021】上記のようなエラーコードが入力される
と、表示制御装置23は、上記エラーコードに対応した
修復作業手順を表示面16aに順次表示する制御を開始
する。
【0022】この制御での画面の切換えは、図5に示す
ように、表示装置16における表示面16aの下側に配
列されている“はい”キー16b・“いいえ”キー16
c・“次画面”キー16d・“前画面”キー16e・
“完了”キー16f等の操作キーによる入力信号に基づ
いて行われる。すなわち、図7のフローチャートに示す
ように、上記のエラーコードが表示制御装置23に入力
されてこれが受付けられると(ステップS11)、エラ
ーコードに応じた画面を表示する(ステップS12)。
この画面には、最初の修復作業手順が記載されており、
この画面の指示に従って作業者は修復作業を行うことと
なる。そして、表示画面での指示内容に対応した作業を
行った後に上記の操作キーが操作されると、操作された
キーの種類に対応した画面への切換えを行う(ステップ
S14)。切換わった画面が最終の修復作業手順を示す
画面となるまでは、次のステップS15からS13に戻
る処理が行われて逐次表示画面が切換えられる。これら
の画面に従って作業を進めていくことで、異常要因の究
明から究明された要因解決に至る修復作業を完了するこ
とができる。
【0023】なお、最終手順を示す画面となったときに
は、同時に“完了”キー16fを点灯させる(ステップ
S16)。したがって、上記最終の画面の指示通りの作
業を行った後、作業者が“完了”キー操作を行うと(ス
テップS17)、修復作業の完了画面を表示して(ステ
ップS18)、エラー修復制御を完了する。この完了画
面の表示後、作業者が装置本体1における操作パネル1
8内のスタートスイッチを操作することで、運転が再開
される。
【0024】このように、上記小袋供給装置において
は、表示装置16によって、いわゆる対話形式で異常時
の修復作業を行えるようになっているが、このときの画
面表示の具体例について、前記落下検出エラー時を例に
挙げ、図8および図9のS21〜S71のステップから
成る画面切換表示のフローチャートと、図10〜図17
に示す画面G1 〜G26を参照して次に説明する。
【0025】前記のステップS11において、表示制御
装置23に落下検出エラーコードが入力されると、図1
0(a)に示す画面G1 が初期画面として表示される
(ステップS21)。この画面G1 には、診断処置を行
う場合に前記“次画面”キー16dを押す操作を指示す
る内容が書き込まれており、したがって、作業者が上記
キーを押す操作を行うと(ステップS22)、図10
(b)に示す画面G2 に切換わる(ステップS23)。
この画面G2 にて、安全確認を促すようになっている。
【0026】上記画面G2 の表示状態で、再度“次画
面”キー16dを押すと(ステップS24)、図10
(c)の画面G3 に切換わる(ステップS25)。この
異状修復の開始画面G3 には、小袋がカッター部に残っ
ているか否かの確認を行う指示内容が書き込まれてお
り、また、カッター電源スイッチをOFFにすべき旨の
指示が書き込まれている。そこで、このスイッチのOF
F状態の確認と共に、上記小袋が残っているか否かの確
認作業を行って、小袋が残っている場合に“はい”キー
16bを押す操作を行うと(ステップS26)、次に図
10(d)に示す画面G4 に切換わる(ステップS2
7)。一方、小袋が残っていない場合に“いいえ”キー
16cを押す操作を行うと(ステップS48)、上記の
画面G3 から、図15(a)の画面G15に切換わる(ス
テップS49)。
【0027】このように、修復作業を行う場合に、まず
作業手順が書き込まれた画面が表示され、その作業結果
に応じたキー入力によって、次に行うべき作業手順の書
き込まれた画面に順次切換わる。例えば、図8におい
て、ステップS27からS33に至るフローでは、図1
0(d)の画面G4 から、図11(a)(b)(c)の各画
面G5 ・G6 ・G7 が順次表示され、この表示内容に応
じた作業を行っていくことによって、落下検出エラーの
発生要因はカッターがスムーズに動かない点にあり、こ
のために、例えばカッターの交換や、或いはカッター駆
動用のソレノイドの電磁力を強めることで、問題点が解
消され、修復作業を完了し得るようになっている。一
方、ステップS34〜S37のフローで図12(a)
(b)の画面G8・G9 に順次切換わり、その表示内容に
応じた作業を行う場合には、カッターのカミ合わせの修
正で修復される。また、ステップS38〜S43のフロ
ーに沿って図13(a)(b)(c)の画面G10からG11
いは画面G12に切換わる場合には、カッター駆動部への
注油、或いはカッター交換により修復される。一方、ス
テップS27から、ステップS44〜S47のフローで
図14(a)(b)の画面G13・G14に順次切換わる場合
には、例えばシュート15の角度調整等で修復できる。
その他、ステップS48から図9に示すS55のフロー
での図15(a)(b)(c)(d)の各画面G15・G16・G
17・G18、或いは、ステップS56からS59のフロー
での図16(a)(b)の画面G19・G20、また、S60
からS63のフローでの図16(c)(d)の画面G21
22や、S64からS69の流れフローでの図17
(a)(b)(c)の画面G23・G24・G25にそれぞれ沿う
作業を行うことによって、落下検出エラーを生じさせた
その他の要因を究明し、その修復を行うことができる。
【0028】以上のように、上記小袋供給装置において
は、異常が生じた場合に、表示装置16によって対話形
式で逐次作業手順が指示され、その指示通りに行うこと
で、異常修復作業を行えるようになっている。したがっ
て、装置の取扱いに必ずしも熟知していなくとも、容易
に修復作業を行うことが可能である。また、異常の要因
の究明に当たっての確認項目も逐次的確に指示されるの
で、無駄な作業が極力回避され、したがって、より速や
かに修復し得るものともなって、稼働率が上昇し、生産
性を向上することができる。
【0029】特に、上記のような小袋供給装置には、間
欠的に駆動されるフィードローラ13とカッター4aと
を備えており、このような構成の従来の装置では、前述
したように、異常発生時の修復作業に過大な注意力を必
要とするものとなっていた。
【0030】しかしながら、上記実施例の装置において
は、例えば修復作業手順の開始画面G3 や、画面G13
15等の特定画面でカッターの電源スイッチをOFFに
すべき旨が指示されているので、表示される作業手順に
従う作業を行えば、安全性が確保された状態で、異常要
因の究明から究明された要因解決に至る修復作業を的確
に進めていくことができる。したがって、過大な注意力
を必要とせずに作業を進めることができるので、これに
よっても、作業性が向上し、また、より短時間で行うこ
とが可能となって、稼働率を向上することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明の小袋供給装置は、以上のよう
に、切断された小袋の供給状態を検出する小袋検出手段
と、この小袋検出手段によって供給状態の異常が検出さ
れたときに異常要因の究明から究明された要因解決に至
る修復作業手順が順次表示される表示手段と、この表示
手段での表示画面の切換えを、各表示画面での作業手順
に沿った作業の終了時毎のキー操作に応じて行なう修復
制御手段とが設けられると共に、修復作業手順の開始画
面等の特定画面で、カッターの電源の入り切り操作が指
示される構成である。
【0032】それゆえ、修復作業手順の開始画面等の特
定画面でカッターの電源の入り切り操作が指示されてい
るので、画面に表示される手順に従えば、過大な注意力
を必要とせずに作業を進めることができる。したがっ
て、修復作業を容易に行うことが可能となり、この結
果、より短時間で終了することが可能となって、稼働率
の低下をより小さなものとすることができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における小袋供給装置の正面
図である。
【図2】上記小袋供給装置の側面図である。
【図3】上記装置で取り扱われる小袋連続体を示す図で
あって、同図(a)は正面図、同図(b)は断面形状を
示す模式図である。
【図4】上記装置の制御ブロック図である。
【図5】上記装置に設けられている表示装置の正面図で
ある。
【図6】上記装置における装置本体に内蔵されている本
体側制御装置での制御の一例を示すフローチャートであ
る。
【図7】上記表示装置に内蔵されている表示制御装置で
の制御を示すフローチャートである。
【図8】上記表示制御装置による小袋検出エラー時の表
示画面の切換制御の前半部を示すフローチャートであ
る。
【図9】図8のフローチャートに続く表示画面の切換制
御の後半部を示すフローチャートである。
【図10】表示画面を示す図であって、同図(a)(b)
(c)(d)は図8のステップS21・S23・S25・
S27でそれぞれ表示される表示画面の図である。
【図11】表示画面を示す図であって、同図(a)(b)
(c)は図8のステップS29・S31・S33でそれ
ぞれ表示される表示画面の図である。
【図12】表示画面を示す図であって、同図(a)(b)
は図8のステップS35・S37でそれぞれ表示される
表示画面の図である。
【図13】表示画面を示す図であって、同図(a)(b)
(c)は図8のステップS39・S41・S43でそれ
ぞれ表示される表示画面の図である。
【図14】表示画面を示す図であって、同図(a)(b)
は図8のステップS45・S47でそれぞれ表示される
表示画面の図である。
【図15】表示画面を示す図であって、同図(a)(b)
(c)(d)は図9のステップS49・S51・S53・
S55でそれぞれ表示される表示画面の図である。
【図16】表示画面を示す図であって、同図(a)(b)
(c)(d)は図9のステップS57・S59・S61・
S63でそれぞれ表示される表示画面の図である。
【図17】表示画面を示す図であって、同図(a)(b)
(c)(d)は図9におけるステップS65・S67・S
69および図8におけるS71でそれぞれ表示される表
示画面の図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 小袋連続体 2a 小袋 14a カッター 16 表示装置(表示手段) 21 落下検出センサ(小袋検出手段) 22 本体側制御装置 23 表示制御装置(修復制御手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】小袋が列状に連なった小袋連続体の送り方
    向先端側から小袋を切断して供給するために、上記送り
    方向先端側に間欠的に駆動される切断用のカッターが設
    けられている小袋供給装置において、 切断された小袋の供給状態を検出する小袋検出手段と、
    この小袋検出手段によって供給状態の異常が検出された
    ときに異常要因の究明から究明された要因解決に至る修
    復作業手順が順次表示される表示手段と、この表示手段
    での表示画面の切換えを、各表示画面での作業手順に沿
    った作業の終了時毎のキー操作に応じて行なう修復制御
    手段とが設けられると共に、修復作業手順の開始画面等
    の特定画面で、上記カッターの電源の入り切り操作が指
    示されていることを特徴とする小袋供給装置。
JP26060191A 1991-10-08 1991-10-08 小袋供給装置 Pending JPH0597129A (ja)

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JPH06336229A (ja) * 1993-05-25 1994-12-06 Asahi Kinzoku:Kk 小袋送り装置
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JPS5512039A (en) * 1978-07-05 1980-01-28 Asahi Kinzoku Seiki Kk Machine for automatically throwing small pouch in

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