JPH0597115A - 記録装置の帯束機 - Google Patents

記録装置の帯束機

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JPH0597115A
JPH0597115A JP3276205A JP27620591A JPH0597115A JP H0597115 A JPH0597115 A JP H0597115A JP 3276205 A JP3276205 A JP 3276205A JP 27620591 A JP27620591 A JP 27620591A JP H0597115 A JPH0597115 A JP H0597115A
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JP
Japan
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tape
recording
bundle
adhesive
banding machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP3276205A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Tani
達雄 谷
Yasuaki Ishii
泰明 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 確実に1部ごとに区分けされ、しかも記録用
紙を単体にして使用することが可能な記録装置の帯束機
を提供する。 【構成】 接着可能なテープ15を駆動ローラ19によ
つて繰り出し、クランプ部17aに挿入し、テープ保持
爪17の回転によりループを形成し、その中に排出され
た記録紙束を、駆動ローラ19を逆回転させて締めつ
け、温度が可変なテープ接着部材21のヒータ22で接
着し、カツタ24a,24bで切断するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、フアクシミ
リ、プリンタなどの記録装置における用紙後処理に適用
される帯束機に係り、特にテープを使つて用紙束を帯束
する帯束機に関する。
【0002】
【従来の技術】前記記録装置の用紙後処理装置は、特に
大量部数の高速処理に対応して記録紙の後処理の作業性
を向上させるため、近年、各種のものが提案され、実施
されている。その主なものとして、複数部数の記録紙を
1部ごとの記録紙束に仕分けるソータ、あるいは仕分け
られた1部ごとの記録紙束をステープルするステープ
ラ、あるいは1部ごとの記録紙束をのり付けするのり付
け機、あるいは1部ごとの記録紙束に背を付ける装置な
どがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の従来技術
において、記録紙束をステープルするには、その処理枚
数は針の大きさにもよるが100枚程度が限度であり、
また綴じられた記録紙束の保管時には針部分が邪魔にな
る(重ねられた時、針部分で特に厚さが大となる)とい
う問題がある。また、のり付けした後には、記録紙束を
再び単葉紙にすることができず、単葉紙の状態で再コピ
ー、再使用できないという問題がある。
【0004】本発明の目的は、厚さが厚い記録用紙束で
あつても確実に帯束でき、帯束された記録用紙束を重ね
た時に偏らず、しかも帯束強度を変えることができる記
録装置の帯束機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、記録用紙載
置台と、接着可能なテープを繰り出す繰り出し手段と、
前記テープにループを形成させるループ形成手段と、前
記テープを記録用紙束に締め付ける締め付け手段と、重
畳したテープを接着させるテープ接着手段と、テープを
切断する切断手段とを備えた記録装置の帯束機におい
て、テープの接着力を可変としたことにより達成され
る。
【0006】
【作用】ループ形成手段はテープにループを形成し、ル
ープ内に記録用紙束を入れて締め付け手段で締め付け、
テープ接着手段がテープ同士を接着させて、切断手段が
接着されたテープを切断することで、記録用紙束は、テ
ープの接着力が選択可能な帯束処理が行われる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図2は本発明の実施例に係る複写機の構成図であ
つて、複写機は複写処理部A、記録用紙(転写紙)帯束
処理部Bとから構成されている。複写処理部Aは、セツ
トした複数原稿を自動的に所定位置に配置する自動原稿
送り装置1と、この自動原稿送り装置1によつて順次所
定の位置に配置された原稿を光学照射して、その反射光
を導くランプ2、ミラー3,4とレンズ5とから構成さ
れる光学系と、この光学系によつて原稿画像を露光させ
る感光体ベルト6と、感光体ベルト6を露光処理前に帯
電処理する帯電器7、帯電処理された前記感光体ベルト
6に対する露光処理を行つた後、形成された静電潜像を
現像処理する現像器8と、この現像器8により現像され
た像を転写紙供給部9から搬送されてきた転写紙上に転
写処理を行う転写器10と、一連の複写処理終了後、感
光体ベルト6を次回の複写処理に備えてクリーニングす
るクリーニング部11と、転写紙上に転写された転写像
を定着する定着装置12と、定着処理後の転写紙を転写
紙帯束処理部Bへ搬送する搬送装置13とから構成さ
れ、公知の複写動作が行われる。
【0008】図1は本発明の実施例の構成図であつて、
前記転写紙帯束処理部Bにおける帯束機を示しており、
15はテープローラ15aから送り出され、加熱により
接着可能なテープ、16は内部に転写紙が載置されるテ
ープガイド、17はテープガイド16の底部に設けられ
てテープ15の先端をクランプするクランプ部17aを
有し、かつ回動してテープ15にループを形成させるテ
ープ保持爪、18a,18bはテープ15の搬送を案内
する上下一対のガイド体、19はテープ15を繰り出す
繰り出し手段と締め付け手段とを兼ねる駆動ローラ、2
0は駆動ローラ19に相対している従動ローラ、21は
先端部にヒータ22を有する回動可能なテープ接着部
材、23はテープ15を引張つているテンシヨンローラ
であり、前記上部のガイド体18aとテープ接着部材2
1の先端には、適宜の隙間をおいてテープを切断する切
断手段のカツタ24a,24bが設けられている。
【0009】同図において、テープ15はテンシヨンロ
ーラ23を経て、駆動ローラ19および従動ローラ20
間を通り、ガイド体18a,18b間に案内されてい
る。作動は下記の順序で行われる。
【0010】まず、テープ15は駆動ローラ19の時計
回り回転によりテープ保持爪17の右端のクランプ部1
7aへと送り出され、テープ15の先端はこのクランプ
部17aに挿入される。次にテープ保持爪17とガイド
体18a,18bが図3の実線で示すように反時計回り
方向に回転する。この時、駆動ローラ19が同時に回転
して、テープ15を送り出しクランプ部17aからテー
プ15先端が外れることを防止する。テープ保持爪17
は、回動を続け図1の位置まで360°回動して、停止
する。
【0011】その後、ガイド体18a,18bは、図1
の位置に復帰し、図4に示すようにテープ15をテープ
保持爪17の一端との間で挟む。駆動ローラ19は、さ
らに回転を続け、テープ15が一点鎖線の位置(長さ)
になるまでテープ15を繰り出す。この状態でコピー済
みの転写紙が、複写処理部Aよりテープ15のループ内
に排出される。必要なコピー数排出終了後、複写処理部
Aからコピー終了信号が記録紙帯束処理部Bに与えられ
る。その後、図5に示すように駆動ローラ19は、反時
計方向に回転して、記録紙Pを引き締める。その状態で
テープ接着部材21が支点を中心に時計方向に回動し
て、ヒータ22をテープ15に接触させてテープ15の
糊を溶かし、テープ15同士をのり付けする。
【0012】テープ接着部材21の先端左上部とガイド
体18aとは、テープカツトできる適宜の隙間とカツタ
24a,24bを有しており、ガイド体18a,18b
の時計方向回動によりテープ15はカツトされる。さら
に、テープ保持爪17が記録紙P束の後方向に、またテ
ープ接着部材21は元の位置に退避して一連の帯束作業
が完了する。記録紙P束が取り除かれたことを検出し
て、テープ保持爪17が図1の元の位置に復帰する。以
降、上記作動が繰り返される。
【0013】図6は帯束機の制御概念図であり、30は
帯束機本体、31は記録装置本体である。帯束機本体3
0には専用の制御装置32が設けてあり、各種のセンサ
およびモータなどの負荷との間で信号の授受を行うと共
に、ヒータ22に電力を印加するヒータ電源33の制御
を行つている。なお、ヒータ22の近傍にはヒータ温度
を検出する温度センサ34が設けてある。ヒータ22の
温度は操作者が、テープの種類、記録紙Pの種類、向き
等に応じて適宜選択して、操作部36より入力可能にな
つている。一方、記録装置本体31側にも専用の制御装
置35が設けてあり、操作部36からの信号を取り込
み、記録部37と信号の授受を行い、かつ、表示部38
に各種の表示指令を行うようになつている。
【0014】図7はテープ15の断面図であり、テープ
15はテープ基体15aの上に感熱接着剤層15bを塗
布して形成されている。なお、感熱接着剤層15bとし
ては、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、塩
化ビニル共重合体、酢酸ビニル共重合体、ポリアミド
等、各種の熱可塑性樹脂が用いられる。
【0015】図8は感熱接着剤層15bの接着力特性図
であり、テープ15に加えられる熱のある温度範囲で
は、温度に対して接着力は単調に増すようになつてい
る。
【0016】図9はテープ間の接着力の測定機構の構成
図であり、基台40上に載置された一方のテープ15を
押さえ部材41で押さえ付けながら、接着した他方のテ
ープ15を引張りコイルばね42を介して引つ張り、両
テープ15,15が剥離した時点の引張りコイル42の
伸び率から接着力(剥離力)Fを求めることができる。
【0017】次に、図10に示す、操作者が予めテープ
接着力の強さを選択して設定した場合のフローチヤート
に基づいてテープ接着力の可変制御を説明する。まず、
テープ接着力の指定信号を操作部36よりインプツトし
(S1)、次に、記録部数Nをセツトし(S2)、スタ
ートボタンを押す(S3)。そしてインプツトされたテ
ープ接着力が「強」かどうか判断し(S4)、「強」な
ら、ヒータ電源33によりヒータ22の温度は「高」設
定され、あるいは強接着力のテープ15が選択されて、
それに対応した加熱がなされる(S5)。逆に指定接着
力が「強」でないなら、ヒータ22の温度は「低」設定
され、あるいは弱接着力のテープ15が選択される(S
6)。次に1部の記録紙束を作成するための記録動作が
実施され(S7)、コピーされた記録紙Pの束が帯束処
理される(S8)。次に記録部数Nを1だけ減少させ
(S9)、その後、記録部数Nが0になるまで(S1
0)記録および帯束動作が繰り返される。
【0018】なお、ヒータ温度「高」設定あるいは
「低」設定する代わりに、加熱温度を一定にしておい
て、ヒータ15の圧接時間を変えるようにしてもよい。
要はテープ15に加える総熱量を変えることで接着力を
変えることができる。また、帯束接着力を可変とするに
は、テープそのものの持つ接着力を異ならせてもよい。
この場合、テープ15に塗布する感熱接着剤層15bの
種類を変えてもよく、また、テープ15の幅を変えて同
一接着剤で実質的な接着力を変えるようにしてもよい。
このようなテープの種類の判定は、例えば反射型光セン
サによつてテープ幅、テープに印刷された記号、テープ
の色等を判定することにより行われる。
【0019】次に、図11に示す、操作者が使用するテ
ープを選択して装填した場合のフローチヤートに基づい
てテープ接着力の可変制御を説明する。この実施例の場
合、まず記録部数Nをセツトした後(S11)、スター
トボタンを押下すると(S12)、装着されたテープ1
5の種類に関する信号によりテープ接着力が判断され
(S13)、接着力が強い場合、ヒータ温度を「高」設
定し(S14)、接着力が弱い場合、ヒータ温度を
「低」設定する(S15)。以降、ステツプS16ない
しS19は前述のステツプS7ないしS10と同じであ
る。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、帯束時の
テープ接着力を可変とすることにより、用途に合つた適
切な帯束強度を得ることができる。
【0021】請求項2記載の発明によれば、感熱接着テ
ープを用い、帯束時の加熱量を変えることによりテープ
接着力を可変にしたので、簡単な構成で効果的に帯束強
度を変えることができる。
【0022】請求項3記載の発明によれば、接着力の異
なる複数のテープを選択使用可能としているので、複雑
なテープ接着力制御が不要になり、効果的に帯束強度を
変えることができる。
【0023】請求項4記載の発明によれば、上記で選択
されたテープに加熱手段によつて加えられる帯束加熱量
を変更するようにしているので、より細かく用途に合つ
た帯束強度に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る帯束機の構成図である。
【図2】同じく複写機の構成図である。
【図3】帯束機の動作の説明図である。
【図4】帯束機の動作の説明図である。
【図5】帯束機の動作の説明図である。
【図6】本発明の実施例に係る帯束機の制御概念図であ
る。
【図7】テープの縦断面図である。
【図8】感熱接着剤層の接着力特性図である。
【図9】テープ間の接着力の測定機構の構成図である。
【図10】テープ接着力の可変制御のフローチヤートで
ある。
【図11】テープ接着力の可変制御の他のフローチヤー
トである。
【符号の説明】
15 テープ 15a テープ基体 15b 感熱接着剤層 17 テープ保持爪 19 駆動ローラ 21 テープ接着部材 22 ヒータ 24 カツタ 32 制御装置 33 ヒータ電源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録用紙載置台と、接着可能なテープを
    繰り出す繰り出し手段と、前記テープにループを形成さ
    せるループ形成手段と、前記テープを記録用紙束に締め
    付ける締め付け手段と、重畳したテープを接着させるテ
    ープ接着手段と、テープを切断する切断手段とを備えた
    記録装置の帯束機において、テープの接着力を可変とし
    たことを特徴とする記録装置の帯束機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記テープ接着
    手段は加熱手段を有し、一方、前記テープは感熱接着剤
    層を有して、テープ接着時の前記加熱手段の加熱量を変
    えることによりテープ接着力を可変としたことを特徴と
    する記録装置の帯束機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、接着力の異なる
    複数の前記テープを用い、それらを選択可能にしたこと
    を特徴とする記録装置の帯束機。
  4. 【請求項4】 請求項3記載において、前記テープ接着
    手段は加熱手段を有し、一方、複数の前記テープは感熱
    接着剤層を有して、選択された前記テープの種類により
    帯束時の前記加熱手段の加熱量を異ならせたことを特徴
    とする記録装置の帯束機。
JP3276205A 1991-09-30 1991-09-30 記録装置の帯束機 Pending JPH0597115A (ja)

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JP3276205A JPH0597115A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 記録装置の帯束機

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JP3276205A JPH0597115A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 記録装置の帯束機

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JPH0597115A true JPH0597115A (ja) 1993-04-20

Family

ID=17566153

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JP3276205A Pending JPH0597115A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 記録装置の帯束機

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JP (1) JPH0597115A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5651306A (en) * 1995-02-14 1997-07-29 Nichiro Kogyo Co., Ltd. Arch type strapping machine having an adjustable speed band tightening mechanism with dual speeds

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5651306A (en) * 1995-02-14 1997-07-29 Nichiro Kogyo Co., Ltd. Arch type strapping machine having an adjustable speed band tightening mechanism with dual speeds
DE19547282B4 (de) * 1995-02-14 2005-05-25 Nichiro Kogyo Co. Ltd., Yokohama Pakettiermaschine

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