JPH05124618A - 記録装置の帯束機 - Google Patents

記録装置の帯束機

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JPH05124618A
JPH05124618A JP3305627A JP30562791A JPH05124618A JP H05124618 A JPH05124618 A JP H05124618A JP 3305627 A JP3305627 A JP 3305627A JP 30562791 A JP30562791 A JP 30562791A JP H05124618 A JPH05124618 A JP H05124618A
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JP3305627A
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Tatsuo Tani
達雄 谷
Yasuaki Ishii
泰明 石井
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 確実に1部ごとに区分けし、しかも記録用紙
を単体にして使用することが可能で、記録用紙の座屈や
損傷を生ぜずに迅速な帯束処理が可能な記録装置の帯束
機を提供する。 【構成】 駆動ローラで繰り出したテープ15をテープ
保持爪で保持してループを形成し、その中に記録用紙P
を堆積させた後、押さえ部材31で記録用紙P束を押さ
え、駆動ローラを逆転させて記録用紙P束を締め付け、
テープ15重合部をヒータで接着させてから、その端部
をカツタで切断する際に、押さえ部材31の押さえ動作
と、帯束物を排出ベルト41により排紙トレイに排出す
る排出動作を制御装置で制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、フアクシミ
リ、プリンタなどの記録装置における用紙後処理に適用
される帯束機に係り、特にテープを使つて記録紙束を帯
束する帯束機に関する。
【0002】
【従来の技術】前記記録装置の用紙後処理装置は、特に
大量部数の高速処理に対応して記録紙の後処理の作業性
を向上させるため、近年、各種のものが提案され、実施
されている。その主なものとして、複数部数の記録紙を
1部ごとの記録紙束に仕分けるソータ、あるいは仕分け
られた1部ごとの記録紙束をステープルするステープ
ラ、あるいは1部ごとの記録紙束をのり付けするのり付
け機、あるいは1部ごとの記録紙束に背を付ける背付装
置などがある。しかし、上記の従来技術において、記録
紙束をステープルするには、その処理枚数は針の大きさ
にもよるが100枚程度が限度であり、また綴じられた
記録紙束の保管時には針部分が邪魔になる(重ねられた
時、針部分で特に厚さが大となる)という問題がある。
また、のり付けした後には、記録紙束を再び単葉紙にす
ることができず、単葉紙の状態で再コピー、再使用でき
ないという問題がある。そこで、本出願人は上記問題点
を解決すべく、記録装置から排出された記録紙束をテー
プにより束ねる帯束機を既に提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この帯束機
によつて記録紙束を束ねる時、テープで記録紙を締め付
ける工程において、記録紙が座屈してしまつて円弧状と
なり、平らで質のよい帯束物が得られない場合があつ
た。また、同じ締め付け力で記録紙束を締め付けても記
録紙やテープの特性等によつて記録紙の座屈状態が異な
る。
【0004】ここで、記録紙をテープにより束ねる帯束
機が提案されるが、テープで記録紙を締め付ける工程
中、記録紙が座屈してしまつて円弧状となり、平らで質
のよい帯束物が得られない場合が考えられる。
【0005】本発明の目的は、確実に1部ごとに区分け
し、しかも帯束後、記録紙を単葉紙にして使用すること
が可能で、かつ、用紙の枚数、特性、テープの特性、締
め付け力などが変動しても座屈することなく、常に安定
した帯束性能を得ることができ、機構が簡単で、効率的
な記録装置の帯束機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、記録紙載置
台と、接着可能なテープを繰り出す繰り出し手段と、前
記テープにループを形成させるループ形成手段と、前記
テープを記録紙束に締め付ける締め付け手段と、重畳し
た前記テープを接着させるテープ接着手段と、前記テー
プを切断する切断手段と、少なくとも記録紙側端の前記
テープにより締め付けられる部分を押さえる押さえ部材
と、この押さえ部材を前記記録紙載置台に近接した位置
で保持する保持部材と、この保持部材を上下動させる駆
動装置と、帯束済みの前記記録紙を前記保持部材のある
位置と反対方向へ排出する排出装置と、この排出装置と
前記駆動装置の動作を制御する制御手段とを備えること
により達成される。
【0007】さらに、好ましくは、制御手段は、前記記
録紙の帯束処理後、前記記録紙の排出前に押さえ部材を
所定量記録紙の内側に変位させるように制御するもので
ある。
【0008】
【作用】駆動装置は保持部材を上下動させて、保持部材
により保持される押さえ部材を上下移動させる。押さえ
部材が下降すると、記録紙のテープにより締め付けられ
る部分を押さえる。その後、繰り出し手段がテープを繰
り出し、次に、ループ形成手段がテープにループを形成
させる。さらに、締め付け手段が記録紙載置台上に載置
された記録紙束にテープを締め付ける。その後、テープ
接着手段が重畳したテープを接着させ、切断手段がテー
プを切断する。制御手段は排出装置と駆動装置の動作を
制御することにより、帯束済みの記録紙を保持部材のあ
る位置と反対側へ排出する排出装置の排出動作を円滑に
する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図2は本発明の実施例に係る複写機の構成図であ
つて、複写機は複写処理部(記録装置)A、記録紙帯束
処理部Bとから構成されている。複写処理部Aは、セツ
トした複数原稿を自動的に所定位置に配置する自動原稿
送り装置1と、この自動原稿送り装置1によつて順次所
定の位置に配置された原稿を光学照射して、その反射光
を導くランプ2、ミラー3,4とレンズ5とから構成さ
れる光学系と、この光学系によつて原稿画像を露光させ
る感光体ベルト6と、感光体ベルト6を露光処理前に帯
電処理する帯電器7、帯電処理された前記感光体ベルト
6に対する露光処理を行つた後、形成された静電潜像を
現像処理する現像器8と、この現像器8により現像され
た像を転写紙供給部9から搬送されてきた記録紙上に転
写処理を行う転写器10と、一連の複写処理終了後、感
光体ベルト6を次回の複写処理に備えてクリーニングす
るクリーニング部11と、記録紙上に転写された転写像
を定着する定着装置12と、定着処理後の記録紙を記録
紙帯束処理部Bへ搬送する搬送装置13とから構成さ
れ、公知の複写動作が行われる。
【0010】図1は本発明の実施例の構成図であつて、
前記記録紙帯束処理部Bにおける帯束機を示しており、
15はテープローラ15aから送り出され、加熱により
接着可能なテープ、16は内部に記録紙が載置されるテ
ープガイド、17はテープガイド16の底部に設けられ
てテープ15の先端をクランプするクランプ部17aを
有し、かつ回動してテープ15にループを形成させるテ
ープ保持爪、18a,18bはテープ15の搬送を案内
する上下一対のガイド体、19はテープ15を繰り出す
繰り出し手段と締め付け手段とを兼ねる駆動ローラ、2
0は駆動ローラ19に相対している従動ローラ、21は
先端部にヒータ22を有する回動可能なテープ接着部
材、23はテープ15を引張つているテンシヨンローラ
であり、前記上部のガイド体18aとテープ接着部材2
1の先端には、適宜の隙間をおいてテープを切断する切
断手段のカツタ24a,24bが設けられている。
【0011】同図において、テープ15はテンシヨンロ
ーラ23を経て、駆動ローラ19および従動ローラ20
間を通り、ガイド体18a,18b間に案内されてい
る。作動は下記の順序で行われる。
【0012】まず、テープ15は駆動ローラ19の時計
回り回転によりテープ保持爪17の右端のクランプ部1
7aへと送り出され、テープ15の先端はこのクランプ
部17aに挿入される。次にテープ保持爪17とガイド
体18a,18bが図3の実線で示すように反時計回り
方向に回転する。この時、駆動ローラ19が同時に回転
して、テープ15を送り出しクランプ部17aからテー
プ15先端が外れることを防止する。テープ保持爪17
は、回動を続け図1の位置まで360°回動して、停止
する。
【0013】その後、ガイド体18a,18bは、図1
の位置に復帰し、図4に示すようにテープ15をテープ
保持爪17の一端との間で挟む。駆動ローラ19は、さ
らに回転を続け、テープ15が一点鎖線の位置(長さ)
になるまでテープ15を繰り出す。この状態でコピー済
みの記録紙が、複写処理部Aよりテープ15のループ内
に排出される。必要なコピー数排出終了後、複写処理部
Aからコピー終了信号が記録紙帯束処理部Bに与えられ
る。その後、図5に示すように駆動ローラ19は、反時
計方向に回転して、記録紙Pを引き締める。その状態で
テープ接着部材21が支点を中心に時計方向に回動し
て、ヒータ22をテープ15に接触させてテープ15の
糊を溶かし、テープ15同士をのり付けする。
【0014】テープ接着部材21の先端左上部とガイド
体18aとは、テープカツトできる適宜の隙間とカツタ
24a,24bを有しており、ガイド体18a,18b
の時計方向回動によりテープ15はカツトされる。さら
に、テープ保持爪17が記録紙P束の後方向に、またテ
ープ接着部材21は元の位置に退避して一連の帯束作業
が完了する。記録紙P束が取り除かれたことを検出し
て、テープ保持爪17が図1の元の位置に復帰する。以
降、上記作動が繰り返される。
【0015】ところで記録紙Pの耐座屈力または必要な
耐座屈力は、記録紙Pの枚数、特性、テープ15の特
性、耐座屈力またはテープの締め付け力の影響を受け
る。記録紙Pの特性とは記録紙Pのサイズ、帯束時の向
き、剛度などである。剛度は記録紙Pの材質、厚み、製
法、含水分、カール、さらには周囲の温度、湿度などに
よつて決まる。また、テープの特性としてはテープ幅、
剛度(材質、厚み、硬さ、その他)がある。
【0016】図6は記録紙Pの剛度の測定方法を示す説
明図である。クランパ25の上方に記録紙Pを突出さ
せ、所定高さHに対する記録紙Pの倒れ量Lを測定して
剛度が算出される。本実施例では、以下述べる機構によ
り記録紙Pの被締め付け部を押さえながらテープ15で
帯束を行うことにより、記録紙Pの耐座屈力を向上させ
るものである。
【0017】図7は押さえ部材で記録紙P束を押さえて
帯束した状態を示す斜視図であり、30は記録紙を載置
するトレイ、31は記録紙P束の被締め付け部を押さえ
付ける押さえ部材、32はこの押さえ部材31を保持す
る保持部材である。矢印Dは帯束物の排出方向である。
保持部材32はトレイ30の長穴30aに沿つて移動自
在に遊嵌されている。
【0018】押さえ領域は記録紙の側縁近傍の全面でも
良いが、本実施例では押さえ部材31に十分な締め付け
力を持たせ、さらに、記録紙サイズへの対応性をも持た
せるために、押さえ部材31はテープ15の下になる部
分の両側縁近傍のみ押さえ付けるようにした。
【0019】図8は図7の矢印C方向から見た押さえ部
材駆動機構の斜視図である。押さえ部材31を保持する
保持部材32には垂直ねじ軸33が螺合されており、上
下動モータ34の回転によつて垂直ねじ軸33がギヤ機
構を介して回転駆動される。垂直ねじ軸33の回転によ
り押さえ部材31が上下動し、記録紙P束の押圧および
押圧解除が行われる。
【0020】垂直ねじ軸33を支えるブラケツト35に
は、長穴30aに平行に設けられた水平ねじ軸36が螺
合しており、水平動モータ37による水平ねじ軸36の
回転で長穴30aに平行な方向へ移動することができ
る。即ち、水平動モータ37の回転により、記録紙Pの
サイズや向きに合わせて押さえ部材31を移動させると
共に、記録紙Pの枚数や特性、テープ15の特性や締め
付け力に合わせて押さえ位置を調整することができる。
また、記録紙載置時の押さえ部材31の退避移動を水平
動モータ37の回転によつて行うこともできる。
【0021】38は押さえ部材31を回動させる回動モ
ータ、39はブラケツト35のガイド溝である。保持部
材32の外周の一部にギヤ溝が設けてあり、回動モータ
38のウオームと噛み合つている。回動モータ38の回
転により、押さえ部材31は図の一点鎖線で示すテープ
15の下の押さえ位置と、実線で示すテープ15の下か
ら退避した退避位置をとる。押さえ部材31がさらに回
動して記録紙Pの載置位置外まで退避すると記録紙載置
が容易になる。なお、押さえ部材31の退避動作は、例
えば帯束動作後、垂直ねじ軸33を回転させて押圧力を
解除しながら、保持部材32を回動させるとスムーズな
動作になる。また、垂直ねじ軸33を停止(上下動モー
タ34を停止)させた状態で保持し、回動モータ38の
みを回転させた場合でも、垂直ねじ軸33のリード方向
によつて、回動モータ38の回転により保持部材32が
上方へも変位するので、押さえ部材31の脱圧と退避が
同時にできて都合がよい。
【0022】図9および図10はそれぞれ帯束機全体の
斜視図およびその側面模式図である。押さえ部材31は
記録紙Pの搬送方向上流側から帯束部40の記録紙載置
面上に張り出すようになつており、帯束後、押さえ部材
31を少し上昇させて脱圧し、排出ベルト41を搬送モ
ータ42により移動させることにより、押さえ部材31
を退避させるための特別な動作をさせなくても、帯束物
(帯束された記録紙P束)を上下動可能な排紙トレイ4
3に排出させることが可能となるので、帯束に余分な時
間を使わず効率がよい。
【0023】排出動作時に排出ベルト41を回転移動さ
せるのみでは排出ベルト41と帯束物がスリツプして、
帯束物が押さえ部材31に把持されたままになる場合が
ある。このような不都合を回避するには、図10に示す
ように、排出ベルト41の一部に凸部41aを設け、凸
部41aで帯束物の後端を押してやることにより確実に
帯束物を排出させることができる。
【0024】図11は帯束機の搬送部の変形例を示す側
面模式図である。帯束部40の記録紙載置面の搬送方向
上流側に押圧部材44を移動可能に設け、これにより記
録紙P束の後端を押して排出可能にしたものであり、よ
り確実な記録紙P束の排出機能が得られる。
【0025】また、帯束時、記録紙P束を押さえ部材3
1で締め付けるため、排出時、記録紙P束を押さえ部材
31の把持状態から解放させるにはかなり大きな抵抗が
生じて、上述の実施例または変形例の帯束機でも記録紙
P束が押さえ部材31の把持状態から解放されない場合
もある。このような場合でも容易に記録紙P束の排出が
可能な他の変形例を図12の側面模式図に示す。この変
形例では帯束物の排出方向は記録紙P束の搬入方向と反
対側になつている。記録紙P束の排出は排出ベルト41
に沿つて移動可能に設けられた(載置)基準ストツパ4
5の排出動作によつて行われる。
【0026】記録装置Aから搬送されてきた記録紙P
は、基準ストツパ45に突き当たつて整列する。所定枚
数の記録紙Pが記録紙載置面上に載置されると、退避し
ていた押さえ部材31が記録紙P束の上へ移動してきて
記録紙P束を押圧し、押圧状態の下で帯束機が記録紙P
束を帯束する。帯束後、押さえ部材31が記録紙Pの僅
かに内側上方へ移動した後、基準ストツパ45が搬送方
向上流側に移動して記録紙P束を押すと、記録紙P束は
排出経路46を経て排紙トレイ43へ排出される。な
お、記録紙サイズ信号に基づいて、この基準ストツパ4
5を所定の待機位置に移動させることにより、各種サイ
ズの記録紙Pの整列動作を行うことができる。
【0027】記録紙Pの搬入時は、押さえ部材31はそ
の外側に位置すればよいが、テープ繰り出し時は、テー
プガイド16の内側の全領域から退避する必要がある。
記録紙Pの帯束が行われ、排出開始後、押さえ部材31
が記録紙P束とテープ15の間から退出してから、排出
が完了するまでの十分な時間の間にこの退避動作が行わ
れるようすれば、次の記録動作まで余分な待ち時間が発
生しない。
【0028】図13は記録装置(複写処理部)Aと帯束
処理部Bの制御概念図である。記録装置A側には記録装
置本体の制御部70が設けてあり、操作部71からの信
号を取り込み、記録部72と信号の授受を行うと共に、
表示部73に各種の表示指令を行うようになつている。
【0029】帯束処理部B側にも専用の制御部80が設
けてあり、押さえ部48、帯束部40、堆積装置49、
排紙装置47をそれぞれ制御することで、上下動モータ
34、水平動モータ37、回動モータ38、搬送モータ
42を制御することができるようになつている。
【0030】図14は記録紙帯束制御のフローチヤート
である。まず、帯束するかしないか判断し(S1)、帯
束しない場合は記録動作を行つた後(S2)、記録紙P
を排出する(S3)。次に、1部分の記録を終了したか
どうか判断し(S4)、全部数終了した時点で(S5で
Y)、記録紙帯束制御動作を終了する。
【0031】一方、帯束する場合は(S1でY)、テー
プ15の繰り出しを行つた後(S6)、記録動作を行つ
て(S7)、記録紙Pを帯束領域に積載する(S8)。
次に1部の記録が終了したら(S9でY)、押さえ部材
31を記録紙P上に移動させ(S10)、さらに下降さ
せて、記録紙P束を押圧する(S11)。次に、帯束処
理を行い(S12)、その後、押さえ部材31を僅かに
上昇させ、記録紙Pの内側に変位させる(S13)。変
位後、帯束物を排紙トレイ43に排出し、押さえ部材3
1を元の位置まで上昇させ、かつ、退避させる(S1
4)。記録全部数が帯束完了した時点で(S15で
Y)、記録紙帯束制御動作を終了する。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように請求項1記載の発
明によれば、制御手段が、押さえ部材を保持する保持部
材を上下動させる駆動装置と、帯束済みの記録紙を保持
部材のある位置と反対方向へ排出する排出装置の動作を
制御するようにしたので、帯束機の円滑な記録紙排出動
作が可能になり、さらに、押さえ部材を記録紙とテープ
の間から退出させるための特別な駆動装置が不要にな
り、退出のための余分な時間も要らず効率の良い帯束動
作が可能になる。
【0033】請求項2記載の発明によれば、排出装置を
エンドレスベルトで構成し、その一部に凸部を設けて、
排出動作時、その凸部によつて帯束済み記録紙の一端を
押圧し、保持部材のある位置と反対方向へ排出するよう
にしたので、記録紙束とエンドレスベルトが滑ることな
く、記録紙束を確実に排出することができる。
【0034】請求項3記載の発明によれば、記録紙搬入
方向下流側にストツパ部材を設け、記録紙束の排出時、
ストツパ部材を記録紙搬入方向と逆方向に移動させて記
録紙束を押して排出するようにしたので、記録紙束を押
さえ部材の押圧から確実に解放させて、排出することが
できる。
【0035】請求項4記載の発明によれば、ストツパ部
材の待機位置を記録紙サイズによつて異ならせるように
したので、記録紙束の押さえ部材の押圧からの確実な解
放と共に、各種サイズの記録紙の整列と円滑な帯束を実
現できる。
【0036】請求項5記載の発明によれば、帯束後、排
出までの間に押さえ部材を記録紙内側方向へ僅かに移動
させるようにしたので、記録紙束を押さえ部材の押圧か
ら解放させる時の抵抗を大幅に低減でき、記録紙束を確
実に解放させ排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る帯束機の構成図である。
【図2】同じく複写機の構成図である。
【図3】帯束機の帯束動作の説明図である。
【図4】帯束機の帯束動作の説明図である。
【図5】帯束機の帯束動作の説明図である。
【図6】記録紙の剛度の測定方法を示す説明図である。
【図7】押さえ部材で記録紙束を押さえて帯束した状態
を示す斜視図である。
【図8】図7の矢印C方向から見た押さえ部材駆動機構
の斜視図である。
【図9】帯束機全体の斜視図である。
【図10】帯束機の側面模式図である。
【図11】実施例の変形例に係る帯束機の搬送部の側面
模式図である。
【図12】実施例の他の変形例に係る帯束機の搬送部の
側面模式図である。
【図13】記録装置と帯束処理部の制御概念図である。
【図14】記録紙帯束制御のフローチヤートである。
【符号の説明】
15 テープ 17 テープ保持爪 19 駆動ローラ 21 テープ接着部材 22 ヒータ 24 カツタ 30 記録紙トレイ 31 押さえ部材 32 保持部材 34 上下動モータ 41 排出ベルト 42 搬送モータ 43 排紙トレイ 45 基準ストツパ 80 制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙載置台と、接着可能なテープを繰
    り出す繰り出し手段と、前記テープにループを形成させ
    るループ形成手段と、前記テープを記録紙束に締め付け
    る締め付け手段と、重畳した前記テープを接着させるテ
    ープ接着手段と、前記テープを切断する切断手段とを備
    えた記録装置の帯束機において、少なくとも記録紙側端
    の前記テープにより締め付けられる部分を押さえる押さ
    え部材と、この押さえ部材を前記記録紙載置台に近接し
    た位置で保持する保持部材と、この保持部材を上下動さ
    せる駆動装置と、帯束済みの前記記録紙を前記保持部材
    のある位置と反対方向へ排出する排出装置と、この排出
    装置と前記駆動装置の動作を制御する制御手段とを備え
    たことを特徴とする記録装置の帯束機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記排出装置は
    一部に凸部を有するエンドレスベルトよりなり、排出動
    作時、該凸部によつて帯束済み記録紙の一端を押圧し、
    前記保持部材のある位置と反対方向へ排出するようにし
    たことを特徴とする記録装置の帯束機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、前記保持部材
    と、記録紙の搬送路に突出する凸状のストツパ部材を前
    記記録紙の搬入方向下流側に配置し、前記記録紙の帯束
    処理後、このストツパ部材を移動させることによつて、
    前記記録紙を搬入方向上流側へ排出するようにしたこと
    を特徴とする記録装置の帯束機。
  4. 【請求項4】 請求項3記載において、前記ストツパ部
    材の待機位置を記録紙サイズによつて異ならせるように
    したことを特徴とする記録装置の帯束機。
  5. 【請求項5】 請求項1記載において、制御手段は、前
    記記録紙の帯束処理後、前記記録紙の排出前に前記押さ
    え部材を所定量記録紙の内側に変位させるように制御す
    ることを特徴とする記録装置の帯束機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1642833A1 (en) * 2004-03-19 2006-04-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Paper object processing device and paper object processing method
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