JPH0596947A - トラクタキヤビンの前部構造 - Google Patents

トラクタキヤビンの前部構造

Info

Publication number
JPH0596947A
JPH0596947A JP26071591A JP26071591A JPH0596947A JP H0596947 A JPH0596947 A JP H0596947A JP 26071591 A JP26071591 A JP 26071591A JP 26071591 A JP26071591 A JP 26071591A JP H0596947 A JPH0596947 A JP H0596947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame plate
cabin
frame
receiving
windshield
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26071591A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Kawai
勇 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP26071591A priority Critical patent/JPH0596947A/ja
Publication of JPH0596947A publication Critical patent/JPH0596947A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 キャビン枠2の前部に前部枠板3を取り付
け、この前部枠板3にフロントガラス4を取り付け、キ
ャビン枠2の上部にエアコン装置を配置し、このエアコ
ン装置に接続される配管6をキャビン枠2の前支柱7内
に通す。前部枠板3の下部を前方へ折曲してその前面に
接着するフロントガラス4の下部を受持する受け部8を
形成し、この受け部8の前端から下方に折曲して受け部
8の下方に前支柱7内と連通して配管6を挿通させる挿
通空間9を形成する。 【効果】 フロントガラス4を前部枠板3に接着すると
きにその下端を受け部8に載せておくことができ、接着
剤が固化するまでの間にフロントガラス4が落ちること
がないので、固定治具を使用しなくとも簡単に接着する
ことができ、また、挿通空間9を利用して配管6をキャ
ビン取り付け部材に妨害されることなく簡単に配置する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアコン装置を備えた
トラクタキャビンの前部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】土木、農業等に使用されるトラクタにお
いては、車体後上部にエアコン装置を備えたキャビンを
搭載し、エンジン側のコンプレッサ及びヒータとエアコ
ン装置とを配管で接続している。キャビンは前後中途の
支柱、天枠及び下部枠等でキャビン枠を形成し、左右前
支柱間に前部枠板を取り付け、この前部枠板にハンドル
等の操縦装置を取り付けている。
【0003】前記キャビンのフロントガラスは、前部枠
板の内周縁にH形ゴム材を介して嵌め込まれており、ま
た、エアコン装置の配管は前支柱内からキャビン枠の下
方を通って配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術のキャビ
ンの前部構造においては、前部枠板は前面全体が略平坦
に形成されており、フロントガラスを前部枠板の前面に
接着する方式を採った場合、フロントガラスは重力で落
ちてくる。そのため、接着剤が固まるまで、フロントガ
ラスを前部枠板又はキャビン枠に治具を介して固定して
おかねばならなく、取り付け作業が面倒である。
【0005】また、キャビン枠の下部にはキャビン枠を
トラクタ車体に取り付けるためのマウント装置やブラケ
ットがあり、それらと前部枠板の後面との間には極めて
小さい空間しかなく、その空間にエアコン配管を通すの
困難な作業となっており、また、配管を傷めることもあ
る。
【0006】本発明は、キャビン前部の前部枠板の下部
に、フロントガラスの下部を支持する受け部とエアコン
配管を挿通させる挿通空間とを形成することにより、前
記従来技術の問題点を総て解決できるようにしたトラク
タキャビンの前部構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための具体的手段は、キャビン枠2の前部に前部枠板
3を取り付け、この前部枠板3にフロントガラス4を取
り付け、キャビン枠2の上部にエアコン装置5を配置
し、このエアコン装置5に接続される配管6をキャビン
枠2の前支柱7内に通したトラクタキャビンの前部構造
において、前記前部枠板3の下部を前方へ折曲してその
前面に接着するフロントガラス4の下部を受持する受け
部8を形成し、この受け部8の前端から下方に折曲して
受け部8の下方に前支柱7内と連通して配管6を挿通さ
せる挿通空間9を形成していることである。
【0008】
【作用】前部枠板3の受け部8は、前方に折曲して形成
されたものであり、フロントガラス4を前部枠板3に接
着するときにその下端を載せて、接着剤が固化するまで
の間に落ちることがないように受持している。
【0009】前部枠板3の下部は受け部8の前端から下
方に折曲されて突出前部22となっており、この突出前
部22はその他の部分より前方に突出していて、その後
方の受け部8の下方は挿通空間9になっており、この挿
通空間9により、配管6はキャビン取り付け部材に妨害
されることなく簡単に挿通される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜3において、1はトラクタの後上部に搭載
されたキャビンで、左右の前支柱7、後支柱12及び中
途支柱13並びに天枠14、下部枠15等でキャビン枠
2が形成され、その前部の左右前支柱7間には前部枠板
3が固定され、前支柱7と中途支柱13間にはドア16
が取り付けられ、天枠14上にはエアコン装置5が配置
されて、図外の屋根部材で覆われている。
【0011】前記エアコン装置5はホース等の配管6を
介してトラクタのエンジン近傍に配置したコンプレッサ
及びヒータ等と接続されており、この配管6は角パイプ
製の前支柱7内に挿通されていて、前支柱7の下部の切
欠部17を通ってトラクタ側に至る。
【0012】前記前部枠板3は左右及び上側の外面が前
支柱7及び天枠14に固着され、左右下部は下部枠15
の前端に固着され、下部中央部18はハンドル、計器類
等の操縦装置が取り付け可能になっている。この前部枠
板3の前面の内周縁部にはフロントガラス4が接着剤2
1を介して接着されている。この接着剤21としてはポ
リウレタン樹脂が使用できる。
【0013】前部枠板3の下部は、前方へL字状に折曲
して受け部8が形成され、この受け部8の前端から下方
にL字状に折曲して突出前部22が形成されている。こ
の突出前部22は前部枠板3のその他の部分の前面より
僅かに前方に位置し、それにより、突出前部22の後方
で且つ受け部8の下方には空間9が形成されることにな
る。
【0014】前記空間9は下部枠15をトラクタに取り
付けるマウント装置23の前方空間を大きくしており、
この空間9が切欠部17を介して前支柱7内を連通する
挿通空間であり、配管6をマウント装置23に妨害され
ることなく簡単に挿通できるようにしている。
【0015】24は配管6を突出前部22の裏側に保持
しておくための金具で、突出前部22にボルト固定され
ている。また、25はフロントガラス4と前部枠板3及
びキャビン枠2との間をシールしているフラッシュマウ
ントゴムである。
【0016】図3、4にはドア16のドアガラス28の
取り付け構造の1例を示しており、ドアガラス28も従
来はH形ゴム材でドア16の内周に嵌め込まれていた
が、ここではドア16に内周フランジ29を設け、この
内周フランジ29の外面にドアガラス28を接着剤21
を介して接着し、内外の溝をフラッシュマウントゴム2
5で埋めている。
【0017】このドア16でもその下部は、ドアガラス
28の下端を受ける受け部8が形成され、接着するとき
のドアガラス28のずれ落ちを防止している。
【0018】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、種々変形することができる。例えば、フロン
トガラス4の前面は突出前部22の前面及び前支柱7の
前面と面一にしても良く、フロントガラス4は1枚板で
形成されているが、下部中央部18の上部付近を境にし
て、上部分と受け部8に載る左右下部分とに分割し、上
下部分を接合体で連結しても良い。
【0019】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、前部枠板
3の下部を前方へ折曲してその前面に接着するフロント
ガラス4の下部を受持する受け部8を形成し、この受け
部8の前端から下方に折曲して受け部8の下方に前支柱
7内と連通して配管6を挿通させる挿通空間9を形成し
ているので、フロントガラス4を前部枠板3に接着する
ときにその下端を受け部8に載せておくことができ、接
着剤が固化するまでの間にフロントガラス4が落ちるこ
とがないので、固定治具を使用しなくとも簡単に接着す
ることができ、また、挿通空間9を利用して配管6をキ
ャビン取り付け部材に妨害されることなく簡単に配置す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の要部を示す断面側面図であ
る。
【図2】同要部の斜視図である。
【図3】同全体分解斜視図である。
【図4】ドアガラス取り付け構造の1例を示す断面側面
図である。
【符号の説明】
1 キャビン 2 キャビン枠 3 前部枠板 4 フロントガラス 5 エアコン装置 6 配管 7 前支柱 8 受け部 9 挿通空間 21 接着材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビン枠(2)の前部に前部枠板
    (3)を取り付け、この前部枠板(3)にフロントガラ
    ス(4)を取り付け、キャビン枠(2)の上部にエアコ
    ン装置(5)を配置し、このエアコン装置(5)に接続
    される配管(6)をキャビン枠(2)の前支柱(7)内
    に通したトラクタキャビンの前部構造において、 前記前部枠板(3)の下部を前方へ折曲してその前面に
    接着するフロントガラス(4)の下部を受持する受け部
    (8)を形成し、この受け部(8)の前端から下方に折
    曲して受け部(8)の下方に前支柱(7)内と連通して
    配管(6)を挿通させる挿通空間(9)を形成している
    ことを特徴とするトラクタキャビンの前部構造。
JP26071591A 1991-10-08 1991-10-08 トラクタキヤビンの前部構造 Pending JPH0596947A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26071591A JPH0596947A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 トラクタキヤビンの前部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26071591A JPH0596947A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 トラクタキヤビンの前部構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0596947A true JPH0596947A (ja) 1993-04-20

Family

ID=17351753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26071591A Pending JPH0596947A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 トラクタキヤビンの前部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0596947A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015112879A (ja) * 2013-12-06 2015-06-22 ヤンマー株式会社 キャビンのフロントガラス取付構造
CN117922704A (zh) * 2024-03-22 2024-04-26 洛阳智能农业装备研究院有限公司 一种收获机驾驶室骨架及制造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015112879A (ja) * 2013-12-06 2015-06-22 ヤンマー株式会社 キャビンのフロントガラス取付構造
CN117922704A (zh) * 2024-03-22 2024-04-26 洛阳智能农业装备研究院有限公司 一种收获机驾驶室骨架及制造方法
CN117922704B (zh) * 2024-03-22 2024-05-31 洛阳智能农业装备研究院有限公司 一种收获机驾驶室骨架及制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910011580A (ko) 자동차의 차체 앞부분 구조 및 차체 조립방법
US5076632A (en) Composite windshield framing structure for a convertible automobile
CN113853322B (zh) 用于车辆的显示装置
EP1083108A3 (en) Integrated steering column and instrument panel structure apparatus
JP2007196749A (ja) 車両用ウインドシールド構造体
ATE407052T1 (de) Universalhalter zur befestigung von fahrzeugteilen an einem fahrgestellrahmen eines lastkraftwagens
JPH0596947A (ja) トラクタキヤビンの前部構造
JP7099291B2 (ja) 車両前部構造
JP2007232199A (ja) 部材固定構造
KR102549203B1 (ko) 금속 부분을 갖춘 부속물-부착 기부를 포함하는 차량 유리 패널 및 부속물-부착 기부
JPH0212090Y2 (ja)
JP2009187511A (ja) Etc装置付きルームミラー
JP2006240607A (ja) 自動車用カーテンレールの取付構造及び取付方法
JPH0348885Y2 (ja)
FR2847875B1 (fr) Ensemble de carrosserie pour vehicule automobile et vehicule comprenant au moins un tel ensemble
CN210941628U (zh) 一种全地形车
JPH06199188A (ja) 車載用ディスプレイスタンド
JP3013662U (ja) セパレート式カーナビゲーションシステム
JPS5921100Y2 (ja) キヤブオ−バ型車の車体構造
KR970006816Y1 (ko) 자동차의 방풍유리 부착구조
JPH08332839A (ja) 走行車輛用キャビンの後下窓構造
JPH0642912Y2 (ja) ドアミラー取付構造
JPH0117465Y2 (ja)
JPS626391B2 (ja)
JPH04121221A (ja) ウインドガラスの取付構造