JPH0596888U - 電子鍵盤楽器のキャビネット構造 - Google Patents
電子鍵盤楽器のキャビネット構造Info
- Publication number
- JPH0596888U JPH0596888U JP4346792U JP4346792U JPH0596888U JP H0596888 U JPH0596888 U JP H0596888U JP 4346792 U JP4346792 U JP 4346792U JP 4346792 U JP4346792 U JP 4346792U JP H0596888 U JPH0596888 U JP H0596888U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- roof
- bottom plate
- electronic keyboard
- keyboard instrument
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子鍵盤楽器のキャビネット構造で、屋根板
の固定用部材を目立たなくするとともに、修理や保守を
実施しやすくする。 【構成】 底板と、該底板の両端にほぼ垂直に取り付け
られた左右の側板と、後面を覆う後板と、左右側板のに
接し上面を覆う屋根板からなる電子鍵盤楽器のキャビネ
ットに於いて、前記底板の後端部を支点として後方に回
動可能とする後板と、該後板の上端部を支点として上方
に回動可能に取り付けられた屋根板とによって構成さ
れ、該屋根板は後方に摺動することによって外れて上方
に回動可能とするブラケットによって常時係止している
ことを特徴としている。
の固定用部材を目立たなくするとともに、修理や保守を
実施しやすくする。 【構成】 底板と、該底板の両端にほぼ垂直に取り付け
られた左右の側板と、後面を覆う後板と、左右側板のに
接し上面を覆う屋根板からなる電子鍵盤楽器のキャビネ
ットに於いて、前記底板の後端部を支点として後方に回
動可能とする後板と、該後板の上端部を支点として上方
に回動可能に取り付けられた屋根板とによって構成さ
れ、該屋根板は後方に摺動することによって外れて上方
に回動可能とするブラケットによって常時係止している
ことを特徴としている。
Description
【０００１】
本考案は、電子鍵盤楽器のキャビネット構造に関するものである。
【０００２】
図４は従来のキャビネット構造を示す側面図の部分断面図である。 電子鍵盤楽器、特に電子ピアノに於いては、アコースティックピアノに近い鍵タ ッチが要求される。従って、鍵盤及びアクションは大型になり、キャビネット内 の平面積に占める割合は大きくなるので、キャビネットを小型にしたい電子楽器 ではプリント基板６などの電装部品を配置するのに苦慮している。
【０００３】 その為、一部のプリント基板６を屋根板５の内側へ取り付ける方法が用いられ 、他のプリント基板１３とワイヤ１４で結線されている。この様な構造では、修 理やチェックを行う時に屋根板５を取り去ることはできないので、屋根板５の後 部と後板４の上部を蝶番７などで回動可能に結合し屋根板５の前部を持ち上げ回 動させ、ステイ１２などで保持する方法が用いられている。 又、輸送時や使用時に於いては屋根板５が開かない様に固定する必要があり、 通常左右の側板２，３とネジ止めする方法が用いられている。
【０００４】
しかしながら従来の方法ではネジの頭がキャビネットの側面あるいは正面に出 てしまいデザイン上好ましくない。たとえキャップ等で隠したとしても補えるも のではない。
【０００５】
その為、本考案は後板と底板及び屋根板と後板を蝶番等で結合させて２箇所の 屈曲部を設け、屋根板が側板上を前後方向にスライド移動しながら屋根板を上方 後部に開放できる構造とするものである。 この様な構造にして、屋根板と側板の内側にスライドして噛み合うブラケット を具備させて屋根板を通常固定している。 さらに後板を側板にネジで固定すれば、屋根板のスライド移動を阻止できるの で、輸送時や使用時に屋根板が開くことはなくなる。
【０００６】
従って、屋根板の固定はブラケット等の固定手段や、後面の後板を固定するネ ジに委ねることができる。また、ステイにより屋根板開放状態が保たれるので、 屋根板に取り付けられた基板と他の基板を結線したままの状態で修理やチェック ができる。
【０００７】
図１に本考案の一実施例の側断面図を示す。また、図２，図３の部分断面図に よって屋根板の開放順序を示す。図１に於いて、屋根板５は後板４と蝶番７で回 動自在に結合されている。さらに後板４と底板１も蝶番８で回動自在に結合され ている。後板４は固定ネジ９で側板２，３に取り付けられている。屋根板５には ブラケット１０が取り付けられ、それに噛み合うブラケット１１は側板２，３の 内側に取り付けられている。
【０００８】 図２に於いて、固定ネジ９を外すと後板４は蝶番８により後方へ回動する。そ の時、屋根板５は蝶番７があるので、側板２，３の上をスライドして後方に移動 することができる。するとブラケット１０，１１の噛み合いが解かれ屋根板５は 図３に示す様に蝶番７を支点として回動可能となり、持ち上げれば後方に開放で きる。 そして、ステイ１２で開放状態を保持することができる。また、屋根板 ５を閉める時は逆の順序で行えばよい。尚、ブラケット１０とブラケット１１と の噛み合いを強固な状態に設定すれば、固定ネジ９を用いなくても良い。
【０００９】
本考案によれば、屋根板の固定は、後面の後板固定ネジなどの固定手段に委ね ることができるので、通常の使用状態での外観にはネジの頭が見えない良好なデ ザインの電子鍵盤楽器が得られる。
【図１】本考案の一実施例を示す側断面図。
【図２】屋根板の開放順序を示す部分断面図。
【図３】屋根板の開放順序を示す部分断面図。
【図４】従来例を示す側断面図。
１ 底板 ２，３ 左右側板 ４ 後板 ５ 屋根
板 ６，１３ プリント基板 ７，８ 蝶
番 ９ 固定ネジ １０，１１ ブラケット １２ ステイ １４ ワイヤ
板 ６，１３ プリント基板 ７，８ 蝶
番 ９ 固定ネジ １０，１１ ブラケット １２ ステイ １４ ワイヤ
Claims (1)
- 【請求項１】 底板と、該底板の両端にほぼ垂直に取り
付けられた左右の側板と、後面を覆う後板と、左右側板
に接し上面を覆う屋根板からなる電子鍵盤楽器のキャビ
ネットに於いて、前記底板の後端部を支点として後方に
回動可能とする後板と、該後板の上端部を支点として上
方に回動可能に取り付けられた屋根板と、該屋根板を後
方に摺動することによって噛み合いが外れて上方に回動
可能とする固定手段とによって構成されていることを特
徴とする電子鍵盤楽器のキャビネット構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4346792U JPH0596888U (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 電子鍵盤楽器のキャビネット構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4346792U JPH0596888U (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 電子鍵盤楽器のキャビネット構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0596888U true JPH0596888U (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=12664525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4346792U Withdrawn JPH0596888U (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 電子鍵盤楽器のキャビネット構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0596888U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001175246A (ja) * | 1999-10-08 | 2001-06-29 | Yamaha Corp | ピアノ |
| JP2005099444A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Yamaha Corp | 電子鍵盤楽器 |
| US6972358B2 (en) | 2001-09-19 | 2005-12-06 | Yamaha Corporation | Electronic keyboard musical instrument |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP4346792U patent/JPH0596888U/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001175246A (ja) * | 1999-10-08 | 2001-06-29 | Yamaha Corp | ピアノ |
| JP4686804B2 (ja) * | 1999-10-08 | 2011-05-25 | ヤマハ株式会社 | ピアノ |
| US6972358B2 (en) | 2001-09-19 | 2005-12-06 | Yamaha Corporation | Electronic keyboard musical instrument |
| US7348477B2 (en) | 2001-09-19 | 2008-03-25 | Yamaha Corporation | Electronic keyboard musical instrument |
| JP2005099444A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Yamaha Corp | 電子鍵盤楽器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960801 |