JPH0596760A - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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Publication number
JPH0596760A
JPH0596760A JP3293643A JP29364391A JPH0596760A JP H0596760 A JPH0596760 A JP H0596760A JP 3293643 A JP3293643 A JP 3293643A JP 29364391 A JP29364391 A JP 29364391A JP H0596760 A JPH0596760 A JP H0596760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platen
drive motor
platen roller
thermal transfer
platen drive
Prior art date
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Pending
Application number
JP3293643A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Suzuki
進 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP3293643A priority Critical patent/JPH0596760A/ja
Publication of JPH0596760A publication Critical patent/JPH0596760A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラテン駆動モータによってプラテンローラ
を回転駆動させる熱転写記録装置において、プラテンロ
ーラの位置決め精度を向上させる。 【構成】 プラテン駆動モータを停止させると、プラテ
ンローラ1は余分に回転する。パルス発生器2はこの回
転量を検出し、パルスカウント記憶回路3はこの値を記
憶する。パルスカウント記憶回路3はその値をプラテン
駆動モータ5のオーバーラン量とする。プラテンローラ
を位置決めするための停止指令タイミングを、パルスカ
ウント記憶回路3に記憶されたオーバーラン量の分だけ
早くすれば、実際のプラテンローラ1は停止させようと
した位置で停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラテンローラを用い
て記録紙に熱転写記録を行う熱転写記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラテンローラを用いて記録紙に熱転写
記録を行う熱転写記録装置においては、プラテンローラ
自体、あるいは、クランパによってプラテンローラに記
録紙を固定した状態のプラテンローラを位置決めする必
要があることは周知の通りである。従来、プラテンロー
ラの位置決め方法としては、高速駆動させたプラテン駆
動モータのオーバーラン量を考慮し、プラテンローラの
停止位置直前でプラテン駆動モータを減速させることに
より、位置決め精度を確保していた。この従来の位置決
め方法においては、プラテン駆動モータを減速させるタ
イミングは常に一定の回転角または時間で制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プラテン駆
動モータのオーバーラン量は、その駆動系を構成する機
構の負荷及びプラテン駆動モータ自体のイナーシャによ
ってばらつきを生じる。従って、上述した従来の熱転写
記録装置におけるプラテンローラの位置決め方法のよう
に、一定のタイミングでプラテン駆動モータの速度を切
り換えた場合、オーバーラン量が多い装置はプラテンロ
ーラの停止位置にずれ(オーバーラン)が生じ、逆に、
オーバーラン量が少ない装置は位置決め時間が増加して
しまうという問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、プラテン駆動モータによ
ってプラテンローラを回転駆動させる熱転写記録装置に
おいて、前記プラテン駆動モータを制御するためのプラ
テン駆動モータ制御手段と、前記プラテンローラあるい
は前記プラテン駆動モータの回転を検出する回転検出手
段と、前記回転検出手段によって検出された回転量を記
憶する記憶手段とを有し、前記プラテン駆動モータのオ
ーバーラン量を前記回転検出手段によって検出し、前記
プラテンローラを位置決めするための停止指令タイミン
グを、前記記憶手段に記憶された前記オーバーラン量に
基づいて補正することを特徴とする熱転写記録装置を提
供するものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の熱転写記録装置について、添
付図面を参照して説明する。図1は本発明の熱転写記録
装置の概略構成を示すブロック図、図2〜図4は本発明
の熱転写記録装置を説明するためのフローチャートであ
る。
【0006】図1において、プラテンローラ1の片方の
プラテンローラ軸1aにはタイミングプーリ6が取り付
けられている。プラテンローラ1を回転駆動するための
プラテン駆動モータ5の軸5aにはタイミングプーリ7
が取り付けられている。プラテン駆動モータ5の回転は
タイミングプーリ6,7を連結するタイミングベルト8
によってプラテンローラ1に伝達される。プラテンロー
ラ1の他方のプラテンローラ軸1bにはプラテンローラ
1の回転検出手段であるパルス発生器2(例えばロータ
リーエンコーダ)が連結されている。
【0007】パルス発生器2はプラテンローラ1の回転
に同期して複数のパルス(1回転当たり1500パル
ス)を出力する。パルス発生器2より出力されるパルス
はパルスカウント記憶手段であるパルスカウント記憶回
路3によってカウントされ、記憶される。ここで、パル
スカウント記憶回路3は中央演算処理装置(CPU)で
ある。パルスカウント記憶回路3はプラテン駆動モータ
制御回路4を制御する。プラテン駆動モータ制御回路4
はDCモータであるプラテン駆動モータ5の回転を制御
する。
【0008】このように構成される本発明の熱転写記録
装置の動作について、図2〜図4のフローチャートを用
いて説明する。図2はプラテン駆動モータ5のオーバー
ラン量を検出する動作を示すフローチャートである。こ
のオーバーラン量検出動作は装置の機構的な初期化時
(電源印加直後、トラブル発生後の装置のリセット時
等)に行われる。まず、プラテンローラ1の位置を初期
化するためにプラテン駆動モータ5を高速駆動させる
[ステップ(S)1]。高速駆動が安定した状態で、パ
ルスカウント記憶回路3がプラテン駆動モータ制御回路
4に停止信号を出力することにより、プラテン駆動モー
タ制御回路4はプラテン駆動モータ5を停止させる[S
2]。それと同時にパルスカウント記憶回路3内部のパ
ルスカウンタをクリアする[S3]。
【0009】プラテン駆動モータ5がオーバーランする
ことによりプラテンローラ1が回転していれば、これに
同期してパルス発生器2より出力されるパルスをパルス
カウント記憶回路3内部のパルスカウンタによってカウ
ントする[S4,S5]。そして、実際にプラテン駆動
モータ5が停止すると、パルス発生器2からパルスは出
力されなくなり、それまでパルスカウンタによってカウ
ントされた値をプラテン駆動モータ5のオーバーラン量
としてパルスカウント記憶回路3内部のメモリに記憶保
存する。このように、プラテン駆動モータ5のオーバー
ラン量を検出した後、後述する如くプラテンローラ1を
位置決めする。
【0010】図3はプラテンローラ1の位置決め動作を
示すフローチャートである。プラテンローラ1の位置決
めとは、例えばプラテンローラ1を給紙位置に位置決め
する場合である。図3において、プラテンローラ1を位
置決めするために再度プラテン駆動モータ5を高速駆動
させる[S8]。そして、プラテンローラ1が図示せぬ
基準位置に達したらパルスカウント記憶回路3内のカウ
ンタをクリアし、パルス発生器2より出力されるパルス
をパルスカウント記憶回路3によってカウントする[S
9]。そして、そのカウントされた値が停止させようと
する位置からオーバーラン量を差し引いた値(所定位
置)になったら[S10]、即ち、プラテン駆動モータ
5の停止指令位置に達したら、プラテンローラ1をプラ
テン駆動モータ5によって停止させる[S11]。する
と、実際のプラテンローラ1はオーバーランしてほぼ本
来停止させようとした位置で停止する。
【0011】さらに、図4はプラテンローラ1の位置決
め動作の別の実施例を示すフローチャートである。図4
に示す実施例においては、図3に示すS10の所定位置
より少し前にプラテン駆動モータ5を低速駆動させた後
に停止させるものである。なお、S8,S9までは図3
と同一であるので、説明は省略する。図4のS12に示
す所定位置とは停止させようとする位置から(オーバー
ラン量+一定値)を差し引いた値の位置である。カウン
タがその所定位置に達したら[S12]、プラテン駆動
モータ5を低速駆動させる[S13]。そして、パルス
発生器2より出力されるパルスをパルスカウント記憶回
路3によってカウントし[S14]、そのカウントされ
た値が停止させようとする位置(停止位置)になったら
[S15]、プラテンローラ1をプラテン駆動モータ5
によって停止させる[S16]。プラテン駆動モータ5
は低速駆動しているので、プラテンローラ1はオーバー
ランすることなくほぼ停止位置で停止する。図4に示す
位置決め動作は図3示す位置決め動作よりも位置決め制
御が向上する。
【0012】このように、図1に示す本発明の熱転写記
録装置は、図2〜図4のフローチャートを用いて説明し
たように、プラテン駆動モータ5のオーバーラン量を回
転検出手段であるパルス発生器2によって検出し、そし
て、プラテンローラ1を位置決めするための停止指令タ
イミングを、プラテン駆動モータ5のオーバーラン量の
分だけ早くしたり、検出されたオーバーラン量に基づい
て停止位置の前で減速することにより補正して、位置決
め精度を向上させるものである。なお、図1に示す本実
施例においては、プラテンローラ1の回転をパルス発生
器2により検出しているが、プラテン駆動モータ5の回
転を検出してもよいことは勿論である。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の熱
転写記録装置は上述の如く構成されてなるので、プラテ
ンローラの位置決め精度が安定し、オーバーラン量が少
ない装置においては位置決め時間を短縮することができ
る。また、プラテン駆動モータを変更しても何ら問題な
く対応することができるという実用上極めて優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写記録装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の熱転写記録装置を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の熱転写記録装置を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図4】本発明の熱転写記録装置を説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 プラテンローラ 2 パルス発生器(回転検出手段) 3 パルスカウント記憶回路(記憶手段) 4 プラテン駆動モータ制御回路(プラテン駆動モータ
制御手段) 5 プラテン駆動モータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 19/76 9212−2C 29/38 D 8804−2C 29/42 Z 8804−2C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテン駆動モータによってプラテンロー
    ラを回転駆動させる熱転写記録装置において、 前記プラテン駆動モータを制御するためのプラテン駆動
    モータ制御手段と、 前記プラテンローラあるいは前記プラテン駆動モータの
    回転を検出する回転検出手段と、 前記回転検出手段によって検出された回転量を記憶する
    記憶手段とを有し、 前記プラテン駆動モータのオーバーラン量を前記回転検
    出手段によって検出し、前記プラテンローラを位置決め
    するための停止指令タイミングを、前記記憶手段に記憶
    された前記オーバーラン量に基づいて補正することを特
    徴とする熱転写記録装置。
JP3293643A 1991-10-14 1991-10-14 熱転写記録装置 Pending JPH0596760A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3293643A JPH0596760A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 熱転写記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3293643A JPH0596760A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 熱転写記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0596760A true JPH0596760A (ja) 1993-04-20

Family

ID=17797374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3293643A Pending JPH0596760A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 熱転写記録装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0596760A (ja)

Cited By (5)

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