JPH0595723U - 取手付きボトル - Google Patents
取手付きボトルInfo
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- JPH0595723U JPH0595723U JP4405492U JP4405492U JPH0595723U JP H0595723 U JPH0595723 U JP H0595723U JP 4405492 U JP4405492 U JP 4405492U JP 4405492 U JP4405492 U JP 4405492U JP H0595723 U JPH0595723 U JP H0595723U
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ボトル本体の口部下側を大径部に形成し、そ
の大径部に取手を嵌着するとともに、取手下端部を胴部
に止着して、内容物を注ぎ出し易くする。 【構成】 射出延伸吹込成形によるボトル本体1の口部
下側を大径部に形成する。大径部の外周側に嵌合用のエ
ッジを一体形成する。胴部11の一側面上部を所要の凹
所12に形成する。凹所12の外縁中央に突部13を横
長に突出形成する。取手7を取付リング8とその一側部
に下方へ長く一体形成した握り7aとから形成する。握
り7aの端部を内側に屈曲形成する。取付リング8をエ
ッジに嵌着して握り7aを凹所12に位置させる。屈曲
下端を突部内側に位置させて握り7aの外方への開きを
防止する。
の大径部に取手を嵌着するとともに、取手下端部を胴部
に止着して、内容物を注ぎ出し易くする。 【構成】 射出延伸吹込成形によるボトル本体1の口部
下側を大径部に形成する。大径部の外周側に嵌合用のエ
ッジを一体形成する。胴部11の一側面上部を所要の凹
所12に形成する。凹所12の外縁中央に突部13を横
長に突出形成する。取手7を取付リング8とその一側部
に下方へ長く一体形成した握り7aとから形成する。握
り7aの端部を内側に屈曲形成する。取付リング8をエ
ッジに嵌着して握り7aを凹所12に位置させる。屈曲
下端を突部内側に位置させて握り7aの外方への開きを
防止する。
Description
【0001】
この考案は、射出延伸吹込成形したボトルの側部に合成樹脂製の取手を成形後 に取付けた取手付きボトルに関するものである。
【0002】
プリフォームを射出成形し、そのプリフォームームの口部を保持して、口部以 外を薄肉に延伸吹込成形したボトルでは、通常の吹込成形とは異なって、延伸吹 込成形時にプリフォームの一部を取手に部分成形することが技術上困難なことか ら、取手を付ける場合には、特公昭61−29246号公報に記載されているよ うに、プリフォームとともに口部下側に取手を一体成形している。
【0003】
このようなボトルの成形は、通常の射出金型を用いてプリフォームを成形し、 これを延伸吹込成形機によりボトルに成形するコールドパリソン方式では可能で あるが、プリフォームの射出成形から延伸吹込成形までを、1つの装置により行 うホットパリソン方式には採用され難いものであった。
【0004】 そこで、ボトル成形後に取手を取付けることが試みられているが、この場合に は、インサート成形や二次成形を利用した場合を除いて、取手の取付位置がサポ ートリングより上部に制限される。
【0005】 このため取手ボトルの口部は、通常のボトルに比べて口部が長く形成され、ま た取手の取付位置が高いので、特に大型のボトルでは、取手を握ってボトルを斜 めにし難く、内容物の注ぎ出しにスムーズさを欠くことが多い。
【0006】 更にまた、殆どの取手の下端はボトル胴部と結合されておらず、離れ易い状態 にあることから、内容物の注ぎ出しのためにボトルを傾斜してゆくと、荷重が取 手の上部の屈曲部に集中することになり、そこに撓みが生じて合成樹脂製の取手 では、握りが外方へ開く欠点を有する。
【0007】 この考案は、取手を後付けした延伸吹込成形によるボトルの上記課題を解決す るために考えられたものであって、その目的は、取付リングにより取手をボトル の口部下側に簡単に嵌着でき、また嵌合により取手の握りの下端部をボトル胴部 に係止することができる、これまでよりもボトルと取手の結び付きが緊密な新た な構造の取手付きボトルを提供することにある。
【0008】
上記目的によるこの考案の特徴は、口部下側を大径部に形成するとともに、大 径部の外周側に嵌合用のエッジを一体形成し、胴部の一側面上部を所要の凹所に 形成した射出延伸吹込成形によるボトル本体と、取付リングの一側部に握りを下 方へ長く一体形成し、その取付リングを上記エッジに嵌着して握りを上記凹所に 位置させた取手とからなるボトルにおいて、上記凹所の外縁中央に突部を横長に 突出形成する一方、上記握りの下端部を内側に屈曲形成し、その屈曲下端を突部 内側に位置させて握りの外方への開きを防止してなることにある。
【0009】 またこの考案の他の特徴は、下端部を二股状に形成し、下端面に形成された横 溝を凹所の外縁中央の突部に嵌合して、握りの外方への開きを防止してなること にある。
【0010】
上記構造では、取手を取付ける部分が大径に形成されているので、口部のねじ やサポートリングが取付リングの挿入の障害とならず、またエッジと取付リング との嵌合により、使用中に取手の取付部分に荷重が掛かっても、外れるようなこ とがない。
【0011】 また下端部も外方に対しては、凹所の外縁中央の突部に止着された状態にある ので、ボトルを傾斜した際の荷重が取手上部に集中して、握りの下端部が外方へ 開き、それにより内容物が注ぎ難くなるようなこともない。
【0012】
図中1は射出延伸吹込成形されたポリエチレンテレフタレート(PET)のボ トル本体で、口部2の下側にサポートリング3を有する。
【0013】 この口部2のサポートリング3より下方の胴部との連続部分は、サポートリン グ3よりも大径に形成してある。この大径部の上部は外周側に形成した取付溝4 の上縁を兼ねる嵌合用のエッジ5に形成され、そのエッジの4箇所には挿入用の 切欠部6,6が等間隔に形成してある。
【0014】 またボトル本体1の胴部11の一側面上部は、上記取付溝4の下側から下部が 弯曲した凹所12に形成され、その凹所12の下端縁となる外縁の中央に突起1 3が横長に突出形成してある。
【0015】 7はポリエチレンテレフタレートの取手で、帯状の取付リング8の一側部に握 り7aが、上部7bを屈曲して下方へ長く一体形成したものからなる。この取付 リング8の内側は上記切欠部6,6と対応する4つの突面9,9に形成され、そ の突面9,9の上縁は段部10に形成されて、上記エッジ5と嵌合するようにし てある。
【0016】 また握り7aは下端が上記凹所12の外縁に接する近くまで長く形成され、そ の下端部7cは上記突起13よりも内方へ屈曲形成されている。
【0017】 上記構造では、握り7aを上記凹所12の横に位置させて、取付リング8を口 部からエッジ5の上まで被せてのち、切欠部6,6と取付リング内側の突面9, 9との位置を合わせ、取付リング8を押込むと、取付リング8が取付溝4に嵌り 込む。そこで握り7aが凹所12の中央に位置するように取付リング8を横に強 制的に回動すると、突面9,9がエッジ5,5の下側に移動するとともにして、 下端部7cが胴部を滑りながら上記凹所14の中央へと移動する。
【0018】 この横移動は予めエッジ5に設けた位置決め突起14(図1参照)と、図では 省略したが突面の凹欠とが嵌合するところまでとなり、その間に下端部7cは胴 部11を滑りながら上記凹所12に移り、上記突部13の内側に入り込む。
【0019】 これにより取手7はボトル本体1の口部下側と凹所下部の両方に取付けられた 状態となり、ボトル本体1を持って取手7を横に無理にずらさない限り、取手7 はボトル本体1から外れるようなことがない。
【0020】 図4は、握り7aの下端部7cを二股状に形成して下端面に横溝15を形成し 、この横溝15を上記凹所12の突部13に横から嵌合して、下端部7cをボト ル本体側に係着した他の実施例を示すものである。
【0021】 なお、上記実施例ではエッジ5の下側を取付溝5に形成しているが、ボトルの 形状によっては取付溝5を省略することができる。
【0022】
この考案は上述のように、ボトル本体の口部下側の大径部に取付リングをもつ て嵌着した取手の握りの下端部を、ボトル本体胴部の一側面上部に形成した凹所 の外縁中央の突部の内側に位置させて、握りの外方への開きを防止してなること から、ボトル本体成形後に取手を取付けるものでありながら、取手上部を取付け ただけの場合よりも取手が安定し、内容物の注ぎ出しに際する荷重も取手上下で 受けることになるので、ボトル傾斜時の荷重による握りの開きもなくなるので、 1.5リットル以上の大型の包装用ボトルでも、使用し易くなる。
【0023】 また握り下端部のボトル本体側への係止も、凹所の外縁中央に突部を形成し、 握り下端部を内側に屈曲形成して、その屈曲下端を取手の回動により突部内側に 位置さるだけでよいから簡単で、突起もボトル本体の吹込成形時に同時に成形で きるなど、従来に比べて特に工程が複雑となるようなこともない。
【0024】 さらにまた、握りの下端部を二股状に形成して下端面の横溝を突部に嵌合しも のにあっては、内方に対しても不動の状態となるため、ボトル胴部に対する下端 部の係着が一層確実となり、更に使用し易いものとなる。
【図1】この考案に係る取手付きボトルの上部の半部縦
断側面図である。
断側面図である。
【図2】同じくボトル全体の平面図である。
【図3】同じくボトル全体の側面図である。
【図4】他の実施例のボトル全体の側面図である。
1 ボトル本体 2 口部 3 サポートリング 4 取付溝 5 エッジ 6 切欠部 7 取手 7a 握り 7b 上部 7c 下端部 8 取付リング 9 突面 10 段部 11 胴部 12 凹所 13 突部 15 横溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B65D 25/28 103 B 6540−3E B29L 22:00 4F
Claims (2)
- 【請求項1】 口部下側を大径部に形成するとともに、
大径部の外周側に嵌合用のエッジを一体形成し、胴部の
一側面上部を所要の凹所に形成した射出延伸吹込成形に
よるボトル本体と、取付リングの一側部に握りを下方へ
長く一体形成し、その取付リングを上記エッジに嵌着し
て握りを上記凹所に位置させた取手とからなるボトルに
おいて、 上記凹所の外縁中央に突部を横長に突出形成する一方、
上記握りの下端部を内側に屈曲形成し、その屈曲下端部
を突部内側に位置させて握りの外方への開きを防止して
なることを特徴とする取手付きボトル。 - 【請求項2】 握りの下端部を二股状に形成し、下端面
に形成された横溝を凹所の外縁中央の突部に嵌合して、
握りの外方への開きを防止してなることを特徴とする請
求項1記載の取手付きボトル。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4405492U JP2550763Y2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 取手付きボトル |
IL10583793A IL105837A (en) | 1992-06-03 | 1993-05-28 | Bottle |
AU39936/93A AU654913B2 (en) | 1992-06-03 | 1993-05-31 | Bottle with ear |
NZ24774393A NZ247743A (en) | 1992-06-03 | 1993-05-31 | Plastics bottle with snap-on handle |
ZA933821A ZA933821B (en) | 1992-06-03 | 1993-06-01 | Bottle with ear |
BR7300951U BR7300951U (pt) | 1992-06-03 | 1993-06-02 | Garrafa com alca |
AR32507493A AR248004A1 (es) | 1992-06-03 | 1993-06-02 | Una botella con un asa hecha de resina sintetica. |
EG34493A EG20040A (en) | 1992-06-03 | 1993-06-05 | Bottle with ear |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4405492U JP2550763Y2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 取手付きボトル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595723U true JPH0595723U (ja) | 1993-12-27 |
JP2550763Y2 JP2550763Y2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=12680903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4405492U Expired - Lifetime JP2550763Y2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 取手付きボトル |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550763Y2 (ja) |
AR (1) | AR248004A1 (ja) |
AU (1) | AU654913B2 (ja) |
BR (1) | BR7300951U (ja) |
EG (1) | EG20040A (ja) |
IL (1) | IL105837A (ja) |
NZ (1) | NZ247743A (ja) |
ZA (1) | ZA933821B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008037505A (ja) * | 2006-08-09 | 2008-02-21 | Cj Corp | 取っ手を備えた広口pet容器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4368826A (en) * | 1979-05-21 | 1983-01-18 | Thompson Mortimer S | Bottles with attached handles and a method of forming the same |
US4552396A (en) * | 1984-10-29 | 1985-11-12 | Rais John M | Bottle handle for plastic prong bottle |
JPS62181130A (ja) * | 1986-02-06 | 1987-08-08 | Nissei Ee S B Kikai Kk | 把手付き中空容器の成形方法 |
-
1992
- 1992-06-03 JP JP4405492U patent/JP2550763Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-05-28 IL IL10583793A patent/IL105837A/en not_active IP Right Cessation
- 1993-05-31 NZ NZ24774393A patent/NZ247743A/en unknown
- 1993-05-31 AU AU39936/93A patent/AU654913B2/en not_active Ceased
- 1993-06-01 ZA ZA933821A patent/ZA933821B/xx unknown
- 1993-06-02 AR AR32507493A patent/AR248004A1/es active
- 1993-06-02 BR BR7300951U patent/BR7300951U/pt active Search and Examination
- 1993-06-05 EG EG34493A patent/EG20040A/xx active
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Also Published As
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IL105837A (en) | 1996-05-14 |
BR7300951U (pt) | 1994-03-01 |
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ZA933821B (en) | 1993-12-27 |
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NZ247743A (en) | 1995-04-27 |
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AU3993693A (en) | 1993-12-09 |
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Legal Events
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