JPH0595648A - モータ - Google Patents
モータInfo
- Publication number
- JPH0595648A JPH0595648A JP27831891A JP27831891A JPH0595648A JP H0595648 A JPH0595648 A JP H0595648A JP 27831891 A JP27831891 A JP 27831891A JP 27831891 A JP27831891 A JP 27831891A JP H0595648 A JPH0595648 A JP H0595648A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron
- motor
- iron plate
- magnetic
- vibration
- Prior art date
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- Granted
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータ等の駆動部を持つ電子駆動部の磁気振
動により生じた板振動を防振すると共に磁気漏れをも防
ぐ。 【構成】 複数の鉄基板１，９とこれを連結するに一体
成形した樹脂層７と、支持軸受として設けた軸受５と、
鉄基板上に設けた駆動用コイル２と、これに対向し配置
するロータマグネット４と、ロータマグネット４を軸受
５で中心軸支する回転軸６を有し、鉄基板１とコイル２
とロータマグネット４が磁気路を構成しコイルに流れる
電源でロータを回転駆動すると共に鉄基板１に生ずる磁
気振動を樹脂層を介し第２の鉄基板で保持して防振す
る。
動により生じた板振動を防振すると共に磁気漏れをも防
ぐ。 【構成】 複数の鉄基板１，９とこれを連結するに一体
成形した樹脂層７と、支持軸受として設けた軸受５と、
鉄基板上に設けた駆動用コイル２と、これに対向し配置
するロータマグネット４と、ロータマグネット４を軸受
５で中心軸支する回転軸６を有し、鉄基板１とコイル２
とロータマグネット４が磁気路を構成しコイルに流れる
電源でロータを回転駆動すると共に鉄基板１に生ずる磁
気振動を樹脂層を介し第２の鉄基板で保持して防振す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子駆動手段のモータ
の不要振動を防止する構成に関するものである。
の不要振動を防止する構成に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来鉄基板上にブラシレスモーター等の
駆動回路を形成し、その鉄基板をモーターのステーター
ヨークとし、装置の小形化が図られていた。図２は従来
のブラシレスモーターの構造図で、ステーターヨークと
して鉄板１’にモータ駆動コイル２’を設けＩＣ等の電
子回路部品３’が載置されている。ロータマグネット
４’が鉄板１’に固着した軸受５’に回転軸６’で軸支
され回転自在に支持されている。
駆動回路を形成し、その鉄基板をモーターのステーター
ヨークとし、装置の小形化が図られていた。図２は従来
のブラシレスモーターの構造図で、ステーターヨークと
して鉄板１’にモータ駆動コイル２’を設けＩＣ等の電
子回路部品３’が載置されている。ロータマグネット
４’が鉄板１’に固着した軸受５’に回転軸６’で軸支
され回転自在に支持されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらコンパク
トディスク再生装置等の光ディスク装置の精密機器にこ
のようなモーターを利用すると、ローターマグネット
４’の振動及びモータの磁界によりステーターヨークの
鉄板１’が振動し、ディスク再生時光ピックアップのト
ラッキングエラー信号にその振動が重疊され、再生に悪
影響を与える。
トディスク再生装置等の光ディスク装置の精密機器にこ
のようなモーターを利用すると、ローターマグネット
４’の振動及びモータの磁界によりステーターヨークの
鉄板１’が振動し、ディスク再生時光ピックアップのト
ラッキングエラー信号にその振動が重疊され、再生に悪
影響を与える。
【０００４】また装置の小形化を図るため、鉄基板上に
モーター駆動回路以外の回路例えばディスク再生時の、
サーボ回路等を配設しようとすると、鉄基板のため基板
上下面に部品を配設し、その間を通常のエポキシ基板の
ように、スルーホール等で接続する事が困難であり、片
面に部品を配設するため、基板が大きくなって、装置を
小形化する事が困難であった。
モーター駆動回路以外の回路例えばディスク再生時の、
サーボ回路等を配設しようとすると、鉄基板のため基板
上下面に部品を配設し、その間を通常のエポキシ基板の
ように、スルーホール等で接続する事が困難であり、片
面に部品を配設するため、基板が大きくなって、装置を
小形化する事が困難であった。
【０００５】本案は、光ディスク装置等に用いられてい
るモーター駆動部等のメカ基板（鉄基板）の集積化とそ
の基板の耐振性の向上を目的とするものである。
るモーター駆動部等のメカ基板（鉄基板）の集積化とそ
の基板の耐振性の向上を目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は複数の鉄基板間
に樹脂材を配設し、鉄基板を駆動手段の磁気回路の一部
とし、支持軸を一体成形して成るモータである。また本
発明は複数の鉄基板間に空洞部を設け振動損失を付加す
る手段を有するモータである。また本発明は複数の鉄基
板間にスルーホールを設け鉄基板に設けた電子回路をス
ルーホールを通し配線し互いに接続、線で接続して成る
モータである。また本発明は第１の鉄基板で磁気回路の
一部を構成し第２の鉄基板で磁束漏れを防止し、第２の
鉄基板上に設けた電子回路に磁束変化による雑音発生を
防止するようにして成るモータである。
に樹脂材を配設し、鉄基板を駆動手段の磁気回路の一部
とし、支持軸を一体成形して成るモータである。また本
発明は複数の鉄基板間に空洞部を設け振動損失を付加す
る手段を有するモータである。また本発明は複数の鉄基
板間にスルーホールを設け鉄基板に設けた電子回路をス
ルーホールを通し配線し互いに接続、線で接続して成る
モータである。また本発明は第１の鉄基板で磁気回路の
一部を構成し第２の鉄基板で磁束漏れを防止し、第２の
鉄基板上に設けた電子回路に磁束変化による雑音発生を
防止するようにして成るモータである。
【０００７】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明する。図
１は本発明の一実施例を示す要部の断面図である。電子
駆動部の一例としてモータについて説明するに、鉄板１
の上面にロータマグネット４に対向して設けたモータ駆
動用のコイル２や他の電子回路部品３が絶縁層１０上に
設けたプリント配線パターン３ａで接続された鉄基板を
構成している。
１は本発明の一実施例を示す要部の断面図である。電子
駆動部の一例としてモータについて説明するに、鉄板１
の上面にロータマグネット４に対向して設けたモータ駆
動用のコイル２や他の電子回路部品３が絶縁層１０上に
設けたプリント配線パターン３ａで接続された鉄基板を
構成している。
【０００８】一方他の鉄板９の下面にも鉄板１と同様に
電子回路部品３が絶縁層１１を介して配線パターン３ｂ
で表面上同志の配線が成されている。鉄板１と鉄板９は
間隔ｄの樹脂層７を有しポリアセタール樹脂等の樹脂で
樹脂軸受５や上下を配線するためのスルーホール８や防
振樹脂を充填するための空洞部７ａ〜ｎを設けて一体成
形される。
電子回路部品３が絶縁層１１を介して配線パターン３ｂ
で表面上同志の配線が成されている。鉄板１と鉄板９は
間隔ｄの樹脂層７を有しポリアセタール樹脂等の樹脂で
樹脂軸受５や上下を配線するためのスルーホール８や防
振樹脂を充填するための空洞部７ａ〜ｎを設けて一体成
形される。
【０００９】一体成形された配線パターン３ａ，３ｂ間
を配線１２でスルーホールを通して配線し、樹脂軸受５
にロータマグネット４の回転軸６を挿入するとモータ駆
動用コイル２とロータマグネット４が対向して回転自在
に保持される。ロータマグネット４には図示せずもコン
パクトディスクを装着するチャックが一体で薄形に形成
されている。
を配線１２でスルーホールを通して配線し、樹脂軸受５
にロータマグネット４の回転軸６を挿入するとモータ駆
動用コイル２とロータマグネット４が対向して回転自在
に保持される。ロータマグネット４には図示せずもコン
パクトディスクを装着するチャックが一体で薄形に形成
されている。
【００１０】電子回路に通電すると、モータ駆動用のコ
イル２から磁界が発生し、鉄板１をステータヨークとし
てロータマグネット４を駆動する磁路を形成する。この
磁界によってロータマグネット４は回転軸６を中心に回
転する。
イル２から磁界が発生し、鉄板１をステータヨークとし
てロータマグネット４を駆動する磁路を形成する。この
磁界によってロータマグネット４は回転軸６を中心に回
転する。
【００１１】ロータマグネット４が回転すると心ブレや
磁界変動により軸受５及び鉄板１が振動し図示せずもコ
ンパクトディスクや光ピックアップの支持部へ振動が伝
達され信号検出に誤りを発生するが間隔ｄを設け鉄板９
を設けたので樹脂の内部損失で振動を吸収すると共に磁
界変動による鉄振動も鉄板１と鉄板９に分散され互いに
補強されているので防振効果が大である。
磁界変動により軸受５及び鉄板１が振動し図示せずもコ
ンパクトディスクや光ピックアップの支持部へ振動が伝
達され信号検出に誤りを発生するが間隔ｄを設け鉄板９
を設けたので樹脂の内部損失で振動を吸収すると共に磁
界変動による鉄振動も鉄板１と鉄板９に分散され互いに
補強されているので防振効果が大である。
【００１２】また鉄板９の下部の電子回路部には鉄板９
がモータからの変動磁界を遮断するので雑音も少なくす
ることができる。また一体成形時に設けた鉄板１と鉄板
９との間の空洞部７ａ〜ｎに内部損失が大きいゴム等を
圧入することによって振動吸収量を大きくすることがで
きる。
がモータからの変動磁界を遮断するので雑音も少なくす
ることができる。また一体成形時に設けた鉄板１と鉄板
９との間の空洞部７ａ〜ｎに内部損失が大きいゴム等を
圧入することによって振動吸収量を大きくすることがで
きる。
【００１３】鉄板を厚くすることで振動量も少なくでき
るが、小形、軽量にするため防振効果が鉄板重量の割に
大きくすることができる。また上下面間の接続をスルー
ホール８を介して行うことができ、このスルーホール８
を介して鉄板１と鉄板９を保持する構成になっている。
従って鉄板と樹脂がサンドイッチ構造になっている上に
電子回路部品や配線パターンまでも振動を減衰させる働
きをする。このような構成をとることにより基板の実装
密度を向上すると共に振動を減衰せしめることができ
る。
るが、小形、軽量にするため防振効果が鉄板重量の割に
大きくすることができる。また上下面間の接続をスルー
ホール８を介して行うことができ、このスルーホール８
を介して鉄板１と鉄板９を保持する構成になっている。
従って鉄板と樹脂がサンドイッチ構造になっている上に
電子回路部品や配線パターンまでも振動を減衰させる働
きをする。このような構成をとることにより基板の実装
密度を向上すると共に振動を減衰せしめることができ
る。
【００１４】
【発明の効果】電磁駆動部を持つ磁界路の鉄板と間隔を
有し別の鉄板を配置し樹脂で一体成形したので防振効果
を大とすると共に配線回路部品によっても防振効果を得
ることができる。
有し別の鉄板を配置し樹脂で一体成形したので防振効果
を大とすると共に配線回路部品によっても防振効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示す断面図。
【図２】従来例を示す図。
１，９ 鉄板 ２ コイル ３ 電子回路部品 ４ ロータマグネット ５ 軸受 ６ 回転軸 ７ 樹脂層 ７ａ〜ｎ 空洞部 ８ スルーホール １０，１１ 絶縁層 １２ 配線
Claims (4)
- 【請求項１】 複数の鉄基板間に樹脂材を配設し、鉄基
板を駆動手段の磁気回路の一部とし支持、軸を一体成形
したことを特徴とするモータ。 - 【請求項２】 複数の鉄基板間に空洞部を設け振動損失
を付加する手段を有することを特徴とする請求項１記載
のモータ。 - 【請求項３】 複数の鉄基板間にスルーホールを設け鉄
基板に設けた電子回路を上記スルーホールを通し配線し
互いに接続したことを特徴とする請求項１記載のモー
タ。 - 【請求項４】 第１の鉄基板で磁気回路の一部を構成し
第２の鉄基板で磁束漏れを防止し、第２の鉄基板上に設
けた電子回路に磁束変化による雑音発生を防止するよう
にした請求項１記載のモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3278318A JPH07114539B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3278318A JPH07114539B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | モータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0595648A true JPH0595648A (ja) | 1993-04-16 |
| JPH07114539B2 JPH07114539B2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=17595665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3278318A Expired - Lifetime JPH07114539B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07114539B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015149886A (ja) * | 2014-02-08 | 2015-08-20 | 日本電産株式会社 | ファンモータ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61156477U (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-27 | ||
| JPH0268655U (ja) * | 1988-11-10 | 1990-05-24 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP3278318A patent/JPH07114539B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61156477U (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-27 | ||
| JPH0268655U (ja) * | 1988-11-10 | 1990-05-24 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015149886A (ja) * | 2014-02-08 | 2015-08-20 | 日本電産株式会社 | ファンモータ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07114539B2 (ja) | 1995-12-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960528 |