JP2002170368A - ディスクプレーヤーの防振装置 - Google Patents

ディスクプレーヤーの防振装置

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JP2002170368A
JP2002170368A JP2000367321A JP2000367321A JP2002170368A JP 2002170368 A JP2002170368 A JP 2002170368A JP 2000367321 A JP2000367321 A JP 2000367321A JP 2000367321 A JP2000367321 A JP 2000367321A JP 2002170368 A JP2002170368 A JP 2002170368A
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JP
Japan
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vibration
disk
substrate
fixed
driving
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Pending
Application number
JP2000367321A
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English (en)
Inventor
Takeshi Aoki
武 青木
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学式ピックアップより照射されるレーザー
光によってディスクに記録されている信号の再生動作や
該ディスクに信号を記録することが出来るディスクプレ
ーヤーの防振装置に関する。 【解決手段】 ディスクを回転駆動するスピンドルモー
ター7が固定されているとともに固定基板2に主防振部
材3、4、5、6により固定支持されている駆動用基板
1を備えたディスクプレーヤーにおいて、前記駆動用基
板1に副防振部材14、15、16にて固定支持された
防振用基板13を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクに記録さ
れている信号の再生動作や該ディスクに信号を記録する
記録動作を行うことが出来るディスクプレーヤーに関
し、特に防振装置に係る。
【0002】
【従来の技術】光学式ピックアップを用いてディスクに
記録されている信号の読み取り動作を行うディスクプレ
ーヤーが普及しているが、斯かるディスクプレーヤー
は、ディスクが載置されるターンテーブルを備えてい
る。前記ターンテーブルに載置されるディスクは、クラ
ンプと呼ばれる手段によって該ターンテーブルとともに
回転するべく該ターンテーブル上に固定保持されるが、
該クランプ手段として磁石の吸着力を利用したものが開
発されている。磁石の吸引力を利用してディスクのクラ
ンプ動作を行う技術は、ターンテーブル側に前記磁石に
よって吸着される磁性体が設けられるが、斯かるターン
テーブルとしては、実開平5−21354号公報に開示
されたものがある。
【0003】ディスクプレーヤーとしては、CDプレー
ヤーが一般的であるが、最近では、音楽等の音声信号で
はなく、コンピューターに使用されるデータ信号が記録
されているCD−ROMと呼ばれるディスクを再生する
CD−ROMプレーヤーと呼ばれるディスクプレーヤー
が普及している。
【0004】また、最近では、ディスクに記録されてい
る信号の再生動作だけでなく該ディスクに信号を記録す
ることが出来る記録再生型のディスクプレーヤーが多く
普及している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】CD−ROMプレーヤ
ーは、音声信号を再生するCDプレーヤーと異なり、信
号の高速読み出し動作が要求されるため、最近では、規
定の線速度に対して、4倍、6倍、8倍及び10倍等の
高速の線速度にてディスクを回転させて信号の読み出し
動作を行うように構成されたディスクプレーヤーが商品
化されている。
【0006】ディスクを線速度が高速にて一定になるよ
うに回転駆動するためには、高価な特性の良いスピンド
ルモーターと精度の高い駆動制御回路が必要となるた
め、最近では、ディスクの回転速度を線速度一定ではな
く角速度が一定になるように制御するように構成された
ディスクプレーヤーが商品化されている。
【0007】斯かるディスクプレーヤーに使用されるデ
ィスクの中には、重心の位置が中心よりずれた偏重心デ
ィスクと呼ばれるディスクがあり、斯かるディスクを高
速にて回転させると、異常振動が発生し、異音を発生す
るという問題がある。図4に示した特性図は、ディスク
が回転した場合における振動の周波数と振動のレベルと
の関係を示すものであり、共振周波数f0にて最も振動
のレベルが大きくなり、ディスクの回転特性が悪化す
る。
【0008】斯かる問題を解決する方法として、例えば
特開平10−302383号公報に開示されているよう
なボールベアリングを使用したターンテーブル装置が開
発されているが、ターンテーブルの回転に伴ってボール
ベアリング同士が衝突して騒音が発生するという問題が
ある。
【0009】本発明は、斯かる問題を解決したディスク
プレーヤーの防振装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の防振装置は、デ
ィスクを回転駆動するスピンドルモーターが固定されて
いるとともに固定基板に主防振部材により固定支持され
ている駆動用基板を備えたディスクプレーヤーにおい
て、前記駆動用基板に副防振部材にて固定支持された防
振用基板を設けたものである。
【0011】
【実施例】図1は本発明の防振装置の一実施例を示す平
面図、図2は本発明の防振装置の要部を示す側断面図、
図3は本発明の防振装置の振動特性図である。
【0012】図において、1は固定基板2上に主防振部
材3、4、5及び6によって固定支持されている駆動用
基板であり、ディスクを回転駆動するスピンドルモータ
ー7がネジ8及び9によって固定されている。10は前
記スピンドルモーター7の回転軸11に固着されている
ターンテーブルであり、ディスクが載置される載置部1
0Aが設けられている。
【0013】12はディスクに記録されている信号の読
み出し動作を行う光学式ピックアップであり、前記駆動
用基板1上に設けられているガイド部材(図示せず)に
よってディスクの径方向、即ち矢印A及びB方向への変
位を可能に設けられているとともに該駆動用基板1上に
固定されているピックアップ駆動用モーター(図示せ
ず)によって変位せしめられるように構成されている。
1Aは前記駆動用基板1に形成されている透孔であり、
前記光学式ピックアップ12が移動可能に配置されると
ともに回路基板と該光学式ピックアップ12とを連結す
るフレキシブル印刷配線基板が配置されるように設けら
れている。
【0014】13は防振用基板であり、図示したように
馬蹄形にて構成されているとともに前記駆動用基板1上
に副防振部材14、15及び16によって固定支持され
ている。そして、前記防振用基板13は馬蹄形に形成さ
れているが、その欠部は、前記光学式ピックアップ12
の移動路として配置されている。また、前記防振用基板
13の重心の位置は、前記スピンドルモーター7の回転
中心軸上、即ち回転軸11の軸上に位置するように構成
されている。
【0015】斯かる構成において、駆動用基板1を支持
する主防振部材3、4、5及び6によって防振する周波
数は、例えば35Hzになるようにその弾性係数を設定
し、防振用基板13を支持する副防振部材14、15及
び16によって防振する周波数は、ディスクの回転特性
を向上させるため目標となる回転速度に対応した周波
数、例えば100Hzになるようにその弾性係数を設定
する。そして、図3は本発明における振動特性図であ
り、この図より明らかなように共振周波数f0の振動レ
ベルを下げることが出来る。この共振周波数f0の部
分、即ち特性図の中の谷間の部分を低くすることによっ
て目標の回転速度におけるディスクの回転特性を良好に
することが出来るが、防振用基板13の重量と駆動用基
板1の重量との比率を1対5程度に設定した場合に最も
良い特性が得られた。
【0016】図3に示した特性図において、f0が目標
の回転速度に対応した周波数、即ち防振用基板13によ
って振動を抑えたい周波数であり、この場合には100
Hzとなり、f1及びf2は各々60Hz付近及び16
0Hz付近の周波数になる。
【0017】尚、本実施例では、防振用基板13の形状
として馬蹄形と表現したが、その形状は種々変形させる
ことは可能である。即ち、光学式ピックアップ12の変
位動作に支障が無い形状であれば良いことは明らかであ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明の防振装置は、ディスクを回転駆
動するスピンドルモーターが固定されているとともに固
定基板に主防振部材により固定支持されている駆動用基
板を備えたディスクプレーヤーにおいて、前記駆動用基
板に副防振部材にて固定支持された防振用基板を設ける
ことによって振動を抑えるようにしたので、ディスクの
回転特性を向上させることが出来、更にボールベアリン
グを使用しないので、騒音の発生が無いだけでなく構成
も簡潔になるという利点を有している。
【0019】また、本発明は、防振用基板の形状を馬蹄
形にするとともにその欠部をピックアップの移動路とし
て配置させるようにしたので、防振用基板の上下方向の
配置に規制を受けることがなく、ディスクプレーヤーの
薄型化に対しても効果を奏するものである。
【0020】そして、本発明は、防振用基板の重心の位
置をスピンドルモーターの回転中心軸上に配置させたの
で、防振用基板による防振作用が均一となり、ディスク
の回転特性向上に対して大きな効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防振装置の一実施例を示す平面図であ
る。
【図2】本発明の防振装置の要部を示す側断面図であ
る。
【図3】本発明の防振装置の動作を説明するための振動
特性図である。
【図4】従来例を説明するための振動特性図である。
【符号の説明】
1 駆動用基板 2 固定基板 7 スピンドルモーター 10 ターンテーブル 11 回転軸 12 光学式ピックアップ 13 防振用基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを回転駆動するスピンドルモー
    ターが固定されているとともに固定基板に主防振部材に
    より固定支持されている駆動用基板を備えたディスクプ
    レーヤーにおいて、前記駆動用基板に副防振部材にて固
    定支持された防振用基板を設けたことを特徴とするディ
    スクプレーヤーの防振装置。
  2. 【請求項2】 防振用基板の形状を馬蹄形にするととも
    にその欠部をピックアップの移動路として配置したこと
    を特徴とする請求項1に記載の防振装置。
  3. 【請求項3】 防振用基板の重心の位置をスピンドルモ
    ーターの回転中心軸上に配置したことを特徴とする請求
    項1に記載の防振装置。
JP2000367321A 2000-12-01 2000-12-01 ディスクプレーヤーの防振装置 Pending JP2002170368A (ja)

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