JP2000187929A - ディスクプレーヤーのディスク駆動装置 - Google Patents

ディスクプレーヤーのディスク駆動装置

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JP2000187929A
JP2000187929A JP10364246A JP36424698A JP2000187929A JP 2000187929 A JP2000187929 A JP 2000187929A JP 10364246 A JP10364246 A JP 10364246A JP 36424698 A JP36424698 A JP 36424698A JP 2000187929 A JP2000187929 A JP 2000187929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
support
fixed
turntable
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP10364246A
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English (en)
Inventor
Takeshi Aoki
武 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクの回転特性を向上させることが出来
るディスク駆動装置を提供する。 【解決手段】 ディスクDが載置される載置部11が形
成されているとともにスピンドルモーターの回転軸7に
固着されるターンテーブル10と、前記回転軸7を支持
する軸受8、9が固定されているとともに下面にピボッ
ト軸6が形成され、且つ固定基板1に弾性保持されてい
る支持基板2に固定されている支持部材4と、前記固定
基板1に設けられているとともに前記ピボット軸6を支
持する粘性支持体18とより構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクプレーヤ
ー、特にディスクを回転駆動するディスク駆動装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】光学式ピックアップを用いてディスクに
記録されている信号の読み取り動作を行うディスクプレ
ーヤーが普及しているが、斯かるディスクプレーヤー
は、ディスクが載置されるターンテーブルを備えてい
る。ディスクプレーヤーとしては、CDプレーヤーが一
般的であるが、最近では、音楽等の音声信号ではなく、
コンピューターに使用されるデータ信号が記録されてい
るCD−ROMと呼ばれるディスクを再生するCD−R
OMプレーヤーと呼ばれるディスクプレーヤーが普及し
ている。
【0003】パーソナルコンピューターの内部に組み込
まれるCD−ROMプレーヤーは、装置本体の薄型化が
要求されるが、薄型化を行う場合にディスクをターンテ
ーブル上に保持するディスク保持装置の厚みが問題にな
る。斯かる問題を解決したディスク保持装置として、例
えば特開平5−151675号公報に開示されているボ
ールベアリングを利用した、所謂ボールチャッキングと
呼ばれるディスク保持装置が多く採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】CD−ROMプレーヤ
ーは、音声信号を再生するCDプレーヤーと異なり、信
号の高速読み出し動作が要求されるため、最近では、規
定の線速度に対して、4倍、6倍、8倍及び10倍等の
高速の線速度にてディスクを回転させて信号の読み出し
動作を行うように構成されたディスクプレーヤーが商品
化されている。
【0005】ディスクを線速度が高速にて一定になるよ
うに回転駆動するためには、高価な特性の良いスピンド
ルモーターと精度の高い駆動制御回路が必要となるた
め、最近では、ディスクの回転速度を線速度一定ではな
く角速度が一定になるように制御するように構成された
ディスクプレーヤーが商品化されている。
【0006】斯かるディスクプレーヤーに使用されるデ
ィスクの中には、重心の位置が中心よりずれた偏重心デ
ィスクと呼ばれるディスクがあり、斯かるディスクをタ
ーンテーブル上に保持した状態で高速にて回転させる
と、異常振動が発生し、異音を発生するという問題があ
る。斯かる問題を解決する方法として、ボールベアリン
グを使用してバランス調整を行うようにしたターンテー
ブル装置が開発されているが、ターンテーブル装置を含
むディスク駆動装置は、一般に3箇所又は4箇所にて弾
性部材によって支持されているため、即ちフローティン
グ構造によって支持されているため、その支持特性によ
って駆動装置全体の振動モードが不規則となり、計算通
りのバランス調整特性を得ることが出来ないという問題
がある。
【0007】本発明は、斯かる問題を解決したディスク
プレーヤーのディスク駆動装置を提供しようとするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク駆動装
置は、ディスクが載置される載置部が形成されていると
ともにスピンドルモーターの回転軸に固着されるターン
テーブルと、前記スピンドルモーターの回転軸を支持す
る軸受が固定されているとともに下面にピボット軸が形
成され、且つ固定基板に弾性保持されている支持基板に
固定されている支持部材と、前記固定基板に設けられて
いるとともに前記支持部材に形成されているピボット軸
を支持する粘性支持体とより構成されている。
【0009】
【実施例】図1は本発明のディスク駆動装置の一実施例
を示す要部の正面断面図である。同図において、1は固
定基板、2は3箇所または4箇所に設けられている弾性
支持部材3によって前記固定基板1に弾性保持されてい
る支持基板であり、本実施例では、スピンドルモーター
の駆動回路が組み込まれている印刷配線基板として利用
されている。
【0010】4は前記支持基板2に固定されているとと
もに駆動コイル5を支持する支持部材であり、その下面
にはピボット軸6が形成されている。7はスピンドルモ
ーターを構成する回転軸であり、前記支持部材4に固定
されている軸受8及び9によって回転可能に支持されて
いる。10は前記回転軸7に圧入固定されるとともに金
属にて成形されているターンテーブルであり、ディスク
Dが載置される載置部11が形成されているとともに前
記回転軸が圧入される圧入部12が形成されている。
【0011】13は前記ターンテーブル10に形成され
ている圧入部12に圧入されることにより該ターンテー
ブル10と一体的に回転するべく取り付けられるととも
にディスクDに形成されている中心孔と嵌合し該ディス
クDの位置決めをするセンタリング部材、14は前記タ
ーンテーブル10の載置部11の下面に形成されている
係合部15によるかしめによって該ターンテーブルと一
体的に回転するべく取り付けられているローターであ
り、リング状のマグネット16が内面側に接着固定され
ている。
【0012】17は前記支持部材4の下面に形成されて
いるピボット軸6の下方に位置するべく前記固定基板1
に固定されている軸受け部材であり、前記ピボット軸6
を支持する粘性支持体18を支持するように設けられて
いる。前記粘性支持体18は、ダンプ剤として使用され
ているシリコン系高分子材料やオイル含有高分子材料に
て構成されている。
【0013】斯かる構成において、スピンドルモーター
の回転軸7の回転中心軸とピボット軸6の中心軸とは同
一線上に位置するように関係付けられている。また、タ
ーンテーブル10の載置部11に載置されたディスクD
は、センタリング部材13の中に組み込まれているボー
ルチャッキング手段等によってクランプ保持されるよう
に構成されている。
【0014】斯かる構成において、支持基板2に組み込
まれている駆動回路より駆動コイル5に駆動電流が供給
されると、マグネット16より発生する磁力と駆動コイ
ル5より発生する磁力との協働によってローター14に
回転力が加わる。前記ローター14に回転力が加わる
と、該ローター14と一体的に回転するべく設けられて
いるとともに回転軸7に圧入固定されているターンテー
ブル10が該回転軸7を中心として回転駆動されること
になる。前記ターンテーブル10が回転すると該ターン
テーブル10の載置部11にチャッキング手段により載
置保持されているディスクDが回転駆動されることにな
る。
【0015】このようにして、ディスクDの回転駆動動
作が行われるが、回転軸7を回転可能に支持する軸受
8、9が固定されている支持部材4を支持する支持基板
2は、弾性支持部材3によって固定基板1に弾性保持さ
れているため、ディスクDの回転に伴う振動を吸収する
ことが出来る。そして、前記支持部材4の下面に形成さ
れているピボット軸6が、軸受け部材17により支持さ
れている粘性支持体18によって支持された状態にある
ため、回転軸7の周りに集中して発生する振動をピボッ
ト軸6に対する粘性支持体18による振動吸収作用によ
って抑えることが出来る。
【0016】更に、ディスクDとして重心の位置がずれ
ているもの、即ち偏重心ディスクがターンテーブル10
上に載置された場合には、その回転動作時回転軸7に対
して水平方向に大きな偏倚力が作用するが、この場合に
は、ピボット軸6がその下端部を中心として円運動、即
ちミソスリと呼ばれる運動を行うことになる。その結
果、ターンテーブル10にボール式キャンセラーと呼ば
れる偏重心ディスクの回転特性を改善する装置を組み込
んだ場合には、ボールのキャンセル位置への移動動作を
速やかに行うことが出来る。
【0017】
【発明の効果】本発明のディスク駆動装置は、ディスク
が載置される載置部が形成されているターンテーブルを
回転駆動するスピンドルモーターの回転軸を支持する軸
受が固定されている支持部材の下面にピボット軸を形成
し、該ピボット軸を粘性支持体によって支持するように
したので、回転軸の周りに集中して発生する振動を抑え
ることが出来、ディスクの回転特性を向上させることが
出来る。従って、本発明は、ディスクを高速回転させる
場合に非常に大きな効果を奏するものである。
【0018】また、本発明は、回転軸の回転中心軸とピ
ボット軸の中心軸とが同一線上に位置するようにしたの
で、振動を抑える効果を大きくすることが出来る。
【0019】そして、本発明は、スピンドルモーターの
駆動回路が組み込まれている印刷配線基板を回転軸を支
持する軸受が固定されているとともにピボット軸が形成
されている支持部材を支持する支持基板として使用する
ようにしたので、構成が簡単になるとともに安価にて製
作することが出来るという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク駆動装置の一実施例を示す要
部の正面断面図である。
【符号の説明】
D ディスク 1 固定基板 2 支持基板 3 弾性支持部材 4 支持部材 6 ピボット軸 7 回転軸 8 軸受 10 ターンテーブル 14 ローター 17 軸受け部材 18 粘性支持体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクが載置される載置部が形成され
    ているとともにスピンドルモーターの回転軸に固着され
    るターンテーブルと、前記スピンドルモーターの回転軸
    を支持する軸受が固定されているとともに下面にピボッ
    ト軸が形成され、且つ固定基板に弾性保持されている支
    持基板に固定されている支持部材と、前記固定基板に設
    けられているとともに前記支持部材に形成されているピ
    ボット軸を支持する粘性支持体とより成るディスクプレ
    ーヤーのディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】 回転軸の回転中心軸とピボット軸の中心
    軸とが同一線上に位置するようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載のディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】 スピンドルモーターの駆動回路が組み込
    まれている印刷配線基板を支持基板として使用するよう
    にしたことを特徴とする請求項1に記載のディスク駆動
    装置。
JP10364246A 1998-12-22 1998-12-22 ディスクプレーヤーのディスク駆動装置 Pending JP2000187929A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10364246A JP2000187929A (ja) 1998-12-22 1998-12-22 ディスクプレーヤーのディスク駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10364246A JP2000187929A (ja) 1998-12-22 1998-12-22 ディスクプレーヤーのディスク駆動装置

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JP10364246A Pending JP2000187929A (ja) 1998-12-22 1998-12-22 ディスクプレーヤーのディスク駆動装置

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