JPS6211178Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6211178Y2
JPS6211178Y2 JP1980000487U JP48780U JPS6211178Y2 JP S6211178 Y2 JPS6211178 Y2 JP S6211178Y2 JP 1980000487 U JP1980000487 U JP 1980000487U JP 48780 U JP48780 U JP 48780U JP S6211178 Y2 JPS6211178 Y2 JP S6211178Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
rotor yoke
rotor
coil
vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980000487U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56102966U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980000487U priority Critical patent/JPS6211178Y2/ja
Publication of JPS56102966U publication Critical patent/JPS56102966U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6211178Y2 publication Critical patent/JPS6211178Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は偏平型のブラシレスモータに関する。
モータが回転する際に発生してしばしば問題と
なるモータ振動の発生原因には種々のものがあ
り、しかもかなり複雑であつて原因は未だ完全に
は究明されていない。対策としては、一般に、防
振ゴムを介してモータをシヤーシへ取付ける、粘
性物質を振動部分やビビリ振動を発生しそうな部
分に塗布する等の方策がなされている。これらは
広く実用に供されかつ一応の効果を挙げている
が、本願考案の如く、界磁マグネツトが装着され
るロータヨークに対してステータコイルを挾んで
対向する第2のロータヨークを備えるモータの場
合、その偏平構造とあいまつて上述の対策では振
動が完全には除去されず、超小型テープレコーダ
に組込んだとき、その振動音がマイクに飛来して
録音されてしまうという不都合が生ずる。
なお実公昭44−19064号には、モータのロータ
の振動によつて発生する音圧を外部に拡散させる
ためにモータブラケツトに空気流通孔を形成した
ものが開示されているが、ロータ自体の振動を押
える効果は有さないものである。
本考案は上述の問題点にかんがみてなされたも
のであつて、簡単な手段でもつて第2のロータヨ
ークの振動を抑制し得るようにしている。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案を適用した2相スイツチングタ
イプのブラシレスモータの縦断面図、第2図は第
1図のバツクヨーク10の平面図、第3A図〜第
3C図は第2図のバツクヨークの変形例を示す平
面図である。
第1図に示すように円形のステータ基板1の中
央には円筒状のスリーブ2がかしめ固定されてい
る。このスリーブ2の中心穴の上下端部分には焼
結金属の含油軸受3,4が圧入されている。この
ステータ基板1のスリーブ2に取付けられた軸受
3,4によつて軸6を備えるロータ7が回転自在
に支持されている。
軸6の一端には真鍮のボス8を介して円板状の
ロータヨーク9が固定されている。このロータヨ
ーク9はプレス部品によつて形成されている。ま
たロータヨークの表面には、リング状の補助ヨー
ク17を介して扇形のN、S複数対のマグネツト
16が接着固定されている。このマグネツト16
と近接対向してステータ20が固定側に配置され
ている。このステータ20はコイル基板19及び
A相とB相とから成るコイル21から構成されて
いる。コイル基板19は、例えばフレキシブルプ
リント板で構成され、スペーサ22を介してステ
ータ基板1に固定される。コイル基板19の表面
側には回路パターンが形成され、この回路パター
ンによつてコイル21のリード端子が結線される
と共に、コイル基板19は外部に引出されて、モ
ータ駆動用回路素子(図示せず)が装着される。
ステータ20のコイル21と所定の間隔を隔て
て円板状バツクヨーク10がロータ7と共に回転
するようにボス8の上端部に取付けられている。
なおバツクヨーク10はマグネツト16の吸引力
によつてロータ7のボス8に固着される。モータ
が組立てられた状態では、軸6にワツシヤ14,
15が挿通され、また軸受3,4を保持している
スリーブの両端部に合成樹脂のキヤツプ部材1
1,12が嵌め込まれる。更に軸6の先端側には
プーリー13が装着される。
第2図に示すように、バツクヨーク10のモー
タ軸6に近い部分には複数個の開口23が形成さ
れている。この開口23は、バツクヨーク10の
共振振動のQを低下させ、また共振振動周波数を
変化させて可聴域外にするように作用する。一般
に、スイツチングタイプの偏平ブラシレスモータ
では、モータの回転トルクの形成に有効な半径方
向のコイル部分と鎖交する磁束は電流スイツチン
グ時にはモータ軸と平行ではなく、斜方向になつ
ている。即ち、スイツチング時には、コイルの半
径方向部分が界磁マグネツトの磁極の反転部分に
位置しているので、コイルと同一平面内でかつモ
ータの回転方向の磁束が上記コイルの半径方向部
分に直交して作用し、軸方向の電磁力が発生す
る。この電磁力はコイル電流のスイツチングによ
つて交互に反転するので、スイツチング毎にステ
ータまたはロータが振動する。
ステータは、モータケースを介してモータ取付
基台に固着されるから、ロータが振動することに
なる。殊に本実施例のように比較的薄い鉄板のバ
ツクヨーク10を備えている場合には、バツクヨ
ーク10が共振振動を起こし易い。従つて、バツ
クヨーク10に開口23を設けて、共振振動のQ
を低下させ、不要な分割振動を抑圧することによ
り、モータの振動、ノイズを極めて効果的に押え
ることができる。
第3A図〜第3C図は夫々第2図のバツクヨー
クの変形例であつて、楕円形、三角形、逆三角形
の開口23が夫々形成されている。開口23の形
状を変化させることにより、共振点のQの大き
さ、共振周波数を種々に変更することも可能であ
る。
なおバツクヨーク10に開口23を設けること
により、ロータの慣性モーメントをより小さくる
ことができ、モータの起動の立上り時間を短縮す
ることができる。また開口23は第1図に示すよ
うにマグネツト16と対向しない位置に形成され
ているので、開口23によつてマグネツトの有効
磁束が減少されるようなことがない。ほた開口2
3を設けることにより、バツクヨーク10のうず
流損が減少するので、モータの効率を良くするこ
とができる。更にモータを自動組立てを行う場
合、開口23をバツクヨーク10を機械で装着さ
せるときのチヤツキング用の穴としても使用する
ことができる。
本考案は上述の如く、界磁マグネツトが装着さ
れる円板形の第1のロータヨークに対向して設け
られる第2のロータヨークを備えるモータにおい
て、この第2のロータヨークのモータ回転軸の側
の上記界磁マグネツトと対向しない部分に、共振
振動を低減させるための複数の開口を設けた。故
に極めて簡単な手段で第2のロータの共振振動を
抑制することができ、また開口を設けたことによ
りマグネツトの有効磁束が減少するようなことが
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した2相スイツチングタ
イプのブラシレスモータの縦断面図、第2図は第
1図のバツクヨークの平面図、第3A図〜第3C
図は第2図のバツクヨークの変形例を示す平面図
である。 なお図面に用いられている符号において、6…
…軸、7……ロータ、9……ロータヨーク、10
……バツクヨーク、16……マグネツト、19…
…コイル基板、21……コイル、23……開口、
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 界磁マグネツトが装着される円板形の第1のロ
    ータヨークと、上記界磁マグネツトと空隙を隔て
    て対向しかつモータ回転軸を介して上記第1のロ
    ータヨークと機械的に結合されている第2のロー
    タヨークと、上記空隙に配置された励磁コイルと
    を夫々備えるブラシレスモータにおいて、上記第
    2のロータヨークにおける上記回転軸の側の上記
    界磁マグネツトと対向しない部分に、第2のロー
    タヨークの共振振動を低減させるための複数の開
    口を設けたことを特徴とするブラシレスモータ。
JP1980000487U 1980-01-08 1980-01-08 Expired JPS6211178Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980000487U JPS6211178Y2 (ja) 1980-01-08 1980-01-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980000487U JPS6211178Y2 (ja) 1980-01-08 1980-01-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56102966U JPS56102966U (ja) 1981-08-12
JPS6211178Y2 true JPS6211178Y2 (ja) 1987-03-16

Family

ID=29597330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980000487U Expired JPS6211178Y2 (ja) 1980-01-08 1980-01-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6211178Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0817563B2 (ja) * 1987-09-30 1996-02-21 松下電器産業株式会社 偏平ブラシレスモータ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56102966U (ja) 1981-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100213572B1 (ko) 더블 스테이터 방식의 코어레스형 비엘디씨 모터
JPH08223885A (ja) ディスク駆動用モータ
JP2004007905A (ja) スピンドルモータ
JPS6211178Y2 (ja)
JP2001069738A (ja) 外周対向形モータ
JP2006075734A (ja) 偏平振動アクチュエータ
JP2000245101A (ja) モータ
JP2001069717A (ja) 電動機
JP2571775Y2 (ja) 小型同期モータ
JP3428816B2 (ja) モータ
JP3048834B2 (ja) 小型モータの取り付け構造
JPS6225859A (ja) 偏平型ブラシレスモ−タ
JP2714165B2 (ja) 回転シリンダ装置
JPH0112543Y2 (ja)
JPH0678506A (ja) ラジアル型アウターロータ方式ブラシレスモータ
JP3875217B2 (ja) 振動モータ付スピーカー
JPH0347436Y2 (ja)
JP2549057Y2 (ja) 磁気ディスク駆動用モータ
JPH0510545Y2 (ja)
JPH06245462A (ja) モータ
JPS6015426Y2 (ja) コアレスモ−タ−の電機子コイル
JPH0458752A (ja) 低ノイズ化した回転ヨーク型ブラシレスモータ
KR910001781B1 (ko) 디스크형 단상 브러시레스 모우터
JPS62281751A (ja) ブラシレスモ−タ
JPS6325904Y2 (ja)