JP2006075734A - 偏平振動アクチュエータ - Google Patents

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    • B06B1/02Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy
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Abstract

【課題】振動発生装置としての機能に特化し、上記に挙げた各振動デバイスに比べて部品点数を減らし合理化した事によって、製造コストを抑えた構成と、その構成に適した駆動方法により携帯電話等に搭載した際、扁平薄型にもかかわらず感知するに充分な振動を提供する振動発生装置を提供する。
【解決手段】 振動方向に着磁されたマグネットを備えた可動子と、それを納めるハウジング、更に可動子を駆動させるために配置されたコイルを有する固定子からなる構造で、コイルの発生する磁界と可動子が備えるマグネットによる磁界の相互作用によって可動子が振動し、可動子とハウジングの衝突によって振動する扁平振動アクチュエータに於いて、上記コイルがハウジング内部で可動子の周囲に複数配置されており、可動子の振動方向から見てラジアル方向に巻回されている構造にすることにより扁平薄型な形状を保ったまま感知するに充分な振動を得ることを可能とした。
【選択図】 図14

Description

本発明は、携帯電話等の移動体通信機器及び携帯液晶ゲーム機等に搭載される振動リニアアクチュエータに関する。
現在、携帯電話等の情報携帯機器には着信呼び出し用又は音楽連動用として振動発生装置が使われる。この振動発生装置として従来はアンバランスウェイトを回転軸に付けた円筒型モータが使われてきたが、円筒型モータ自体の小径化に限界があると共に実装の自動化という面でも問題を抱えていた。
これらの点を克服するため、扁平型のアンバランスウェイトを回転軸に取り付けたコイン型モータが提案され実用化されているが、コイン型モータはその構造上取り付けた基板に対して平行方向に振動するため、実際に搭載して使用した場合に感知されにくいという問題がある。
上記課題に対する解決策として特許文献1に示す振動発生装置があり、コイン型モータと同じスペースで収まり、取り付けた基板に対して垂直な振動を与えることを可能としている。
又、更に、取り付けた基板に対して垂直な振動を与える装置として、特許文献2に示す振動機能とスピーカ機能とブザー機能を併せ持った多機能振動アクチュエータが開発されている。
特開2003−154314 特開平10−14194
しかしながら、特許文献1に示す振動発生装置はバネにより可動部を支持する構造のため固有振動数付近の周波数でしか振動が得られず、例えば音楽に合わせて振動させる場合、低周波(10Hz付近)での振動は難しくなる。また、可動子である外ヨークが円盤を中抜きした環状に形成されているため、振動を得るために充分な可動子としての重量を得ることが難しい。
又、特許文献2に代表される多機能アクチュエータに関してはスピーカ音源としても使用する機能上、スピーカとしての音を発生する振動板に於いて材質の耐熱性という問題を抱えており、基板組み立て時に使用される半田リフロー工程に組み入れることが困難という欠点がある。また、音源と振動の両方の機能を併せ持つ為、限られた厚み寸法の中で音響特性と振動特性の両方を満足させるのは困難であった。
そこで本発明は振動発生装置としての機能に特化し、上記に挙げた各振動デバイスに比べて部品点数を減らし合理化した事によって、製造コストを抑えた構成と、その構成に適した駆動方法により携帯電話等に搭載した際、扁平薄型にもかかわらず感知するに充分な振動を提供する振動発生装置を提供することを目的とする。

前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明では、振動方向に着磁されたマグネットを備えた可動子と、それを納めるケースとケースの開口部を塞ぐカバーからなるハウジングと、可動子を駆動させるために配置されたコイルからなる構造で、コイルの発生する磁界と、可動子が備えるマグネットによる磁界の相互作用によって可動子が振動し、可動子とハウジングの衝突によって振動する扁平振動アクチュエータに於いて、上記コイルがハウジング内部で可動子を囲むように複数配置されており、可動子の振動方向に対して垂直な軸を中心にして巻回されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明では、請求項1記載の発明に於いて、可動子の周囲に配置するコイルが磁性体のコイル芯に巻き付けたものである事を特徴としている。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の扁平振動アクチュエータに於いて、可動子がマグネットとマグネットを囲んで配置された、マグネット周囲のコイル側に開口部を有するヨークからなる事を特徴としている。
請求項4に記載の発明では、コイル芯を備える請求項3記載の扁平振動アクチュエータにおいて、コイル芯がヨークに設けられた開口部に配置してあることを特徴としている。
請求項5に記載の発明では、請求項1〜4記載のいずれか一項に記載の発明に於いて、コイル又はハウジングの外側に磁性体を配置したことを特徴としている。
請求項6に記載の発明では、請求項1〜5記載のいずれか一項に記載の発明に於いて、可動子若しくはケースとカバーにダンパを配置したことを特徴としている。
請求項7に記載の発明では、請求項1〜5記載のいずれか一項に記載の発明に於いて、可動子若しくはコイル芯部の端面がR形状、面取り形状、テーパ部の少なくとも一つを有することを特徴としている。

請求項8に記載の発明では、請求項1〜7のいずれか一項に記載の発明に於いて、振動方向に伸ばしたシャフトが可動子を貫通してカバーとケースに配置され、シャフトと可動子とが接触する部分に軸受けを備えていることを特徴としている。
請求項9に記載の発明では、請求項1〜8記載のいずれか一項に記載の発明に於いて、可動子とコイル又はコイル芯との隙間を調整することにより、駆動時に隙間を流れる空気の移動量を制限することを特徴としている。
請求項1の発明によれば、反発方向に固着されたマグネットをコイルの発生する磁界に置くことでコイルに流す電流の向きを変える毎にマグネットを備えた可動子がケース若しくはカバーに衝突し、筐体側に振動を伝える。
本発明では、ハウジング内部に配置したコイルが振動方向に対して垂直な軸を中心にして巻回していることにより、コイル中心付近に磁束が発生する。このコイル中心付近に集中した磁束で囲んだ中にコイルの発生する磁束と直交する振動方向に着磁したマグネットを配置することにより、複数のコイルにマグネットが囲まれる構造となる。
この構造により、マグネットとコイルが互いの間に強い磁気作用(引力又は斥力)を発生させ、コイルの発生する磁束とマグネットの発生する磁束を効果的に使用することが出来る。上記の作用を有する本発明の構造を用いることにより、小型、扁平にもかかわらず強い振動を発生する振動アクチュエータを得ることができる。又、可動子に重りを付加する必要が無いので、コイルが複数あることを差し引いたとしても製造コストを安く抑えることができる。
請求項2の発明によれば、磁性体をコイル芯として使用したコイルを上記扁平振動アクチュエータに用いることにより、可動子とコイルからなる磁気回路の磁気効率を向上させることができる。
請求項3の発明によれば、可動子がマグネットとコイル側に開口部を備えたヨークを備える事によって磁束がコイル側に集中し、可動子とコイルからなる磁気回路の磁気効率を向上させることができる。
請求項4の発明によれば、請求項3において可動子の磁束が集中している開口部にコイルの磁束が集中しているコイル芯を配置することで、可動子とコイルからなる磁気回路の磁気効率を向上させることができる。
請求項5の発明によれば、コイル又はケースの外側に磁性体を配置することによってケース外側に漏れる磁束を防ぎ、可動子とコイルからなる磁気回路の磁気効率を向上させることができる。
請求項6の発明によれば、可動子若しくは可動子のケースとカバーにダンパを設けることで可動子がケース又はカバーに衝突する際の破損や異音を防ぐことができる。
請求項7の発明によれば、可動子若しくはコイル芯部の端面をRや面取り、テーパ等の加工をすることで可動子とコイル、コイル芯が接触して破損したり、駆動中に可動子の振動が接触により妨げられるのを防ぐ事ができる。
請求項8の発明によれば、振動方向に伸ばしたシャフトが可動子を貫通してカバーに配置し、シャフトと可動子とが接触する部分に軸受けを備えることにより、可動子の動きを一定方向に保ち、ブレの無い安定した振動を得ることができる。
請求項9の発明によれば、空気の移動量を制限することにより空気の流動抵抗をダンパとして使用することで、部品点数を増やさずに安定した振動を得ることができる。

以下に図面を参照して本発明の実施形態に関わる振動アクチュエータについて説明する。
図1に本発明で用いる第一の実施形態の断面図を示す。図1に示す断面図から解る様に、本実施形態に関わる偏平振動アクチュエータはマグネット10からなる可動子と、ダンパ50,51、コイル20,21、コイル芯60,61、カバー30、ケース31から構成されている。
図14に本実施形態における部品構成の斜視図を示す。図14から解るように、本実施形態の断面図では2つのコイルを区別するためにコイル20,21及びコイル芯60,61をそれぞれ違う番号で示しているが、コイル20とコイル21は同じ形状であり、それに用いるコイル芯60と61も同じ形状である。本実施形態では図13に示す可動子の振動方向に対して垂直な軸をコイルの中心として、ケース31の内壁に沿って巻回した形状のコイルを複数(図14では4個)使って可動子を囲むような構造となっている。
図10に本実施形態で用いるマグネット10の磁界方向を示す。本実施形態で示す振動アクチュエータは断面図である図1においてコイル20,21の磁束が集中したコイル芯60,61と図10に示す厚み方向に着磁したマグネット10の間に働く引力と斥力によってマグネット10が上下方向(図13の矢印方向)に振動し、交流電流をコイルに入力した際にカバー30とケース31に交互に衝突し、振動を伝える構造となっている。
本実施形態に於いて、同じ技術的見地から図7、図8、図9のような構成にすることも可能である。図11と図12に各構成で用いるコイルを示す。図11に示したコイル芯62に巻回したコイル22は振動方向に対して垂直方向に巻いて直方体の形状にしたものであり、図12に示すコイル芯63に巻回したコイル23は振動方向に対して垂直方向に巻いて三角柱形状に形成したものである。図11、図12、図13に示すコイルを使用することによって様々な形状の扁平振動アクチュエータを構成することができる。
更に、本実施形態では図2に示すようにヨーク40,41をマグネット10に固着し、ヨーク開口部にコイル芯60,61を配置することでヨーク開口部に集中したマグネット10の磁束とコイル芯60,61に集中したコイル20,21の磁束により磁気回路が構成され、ヨーク40,41を設けない場合に比べてマグネット10とコイル20,21による磁気回路の磁気効率を向上させることができる。
また、本実施形態ではマグネット10のみ又はマグネット10とヨーク40,41からなる可動子とコイル20,21のみ又はコイル20,21とコイル芯60,61で形成される壁面の隙間を調整することにより空気の流動量を調整し、空気をダンパとして使用する構造とすることができる。
本実施形態では可動子がコイル20,21等と接触することによって駆動中に振動が妨げられたりコイル20,21又は可動子が破損することを防止したり、組み立てを容易にするといった目的のため可動子及びコイル芯60,61の端部にRを設けている。
しかし、これは面取り、テーパ加工等に置き換えてもよく、加工しなくとも動作はする。本実施形態に於いて用いているコイル芯60,61及びその他のコイル芯に関しては取り除いた状態でも動作させることが可能である。
本実施形態ではマグネット10又はマグネット10とヨーク40,41からなる可動子とカバー30、ケース31が衝突する際に発生する異音を低減するためにダンパ50,51をカバー30とケース31に設けているが、これは可動子のカバー30とケース31に面する側に設けても同様の効果が得られる。尚、このダンパ50,51を除いた状態でも偏平振動アクチュエータを動作させることは可能である。
図3に本発明で用いる第二の実施形態の断面図を示す。図3に示す断面図から解るように、本実施形態に関わる偏平振動アクチュエータは、軸受け80を備えたマグネット11からなる可動子と、可動子の周囲に配置されたコイル20,21とコイル芯60,61、ダンパ52,53、そしてそれらを納めるカバー30とケース31、更に軸受け80を通ってカバー30とケース31に固定されるシャフト70から構成されている。
本実施例に関わる偏平振動アクチュエータの作動原理は前記実施例1に述べたものと同じである。本実施形態ではシャフト70が軸受け80を通ってカバー30とケース31に設置されていることにより可動子がシャフト70に沿って駆動し、ブレの無い振動が得られる。
又、可動子がシャフト70に沿って駆動するため、可動子とコイル20,21及びコイル芯60,61の間の空気の移動量を容易に制限することができ、空気をダンパとして使用するという点に於いて安定した振動を得ることができる。
本実施形態も前記実施例1と同様、図11、図12、図13に示すコイルを使用することによって様々な形状の扁平振動アクチュエータに構成することができる。
更に、本実施形態と同じ技術的見地より、図4に示すようにヨーク42,43をマグネット11に固着し、可動子をマグネット11と軸受け80とヨーク42,43から構成することが可能となり、ヨーク開口部にコイル芯60,61を配置することでヨーク開口部に集中したマグネット11の磁束とコイル芯60,61に集中したコイル20,21の磁束により磁気回路が構成され、ヨーク42,43を設けない場合に比べてマグネット11とコイル20,21よる磁気回路の磁気効率を向上させることができる。
本実施形態では可動子がコイル等と接触することによって駆動中に振動が妨げられたりコイル20,21,22,23やコイル芯60,61,62,63、又は可動子が破損すること等を防止したり、組み立てを容易にするといった目的のため可動子及びコイル芯端部にRを設けているが、これは面取り、テーパ加工等に置き換えてもよく、加工しなくとも本実施例の偏平振動アクチュエータは動作する。本実施形態に於いて用いているコイル芯60,61及びその他のコイル芯に関しても端面の加工をしない状態で動作させることが可能である。
本実施形態ではマグネット11又はマグネット11とヨーク42,43からなる可動子とカバー30、ケース31が衝突する際に発生する異音を低減するためにダンパ52,53をカバー30とケース31に設けているが、これは可動子のカバー30とケース31に面する側に設けても同様の効果が得られる。尚、このダンパ52,53を除いた状態でも本実施例の偏平振動アクチュエータを動作させることは可能である。
図5に本発明で用いる第三の実施例の断面図を示す。図5に示す断面図から解るように、本実施形態に関わる偏平振動アクチュエータは、ヨーク44,45と軸受け80を備えたマグネット11からなる可動子と、可動子の周囲に配置されたコイル20,21とコイル芯60,61、ダンパ54,55、コイル20,21、コイル芯60,61及び可動子を納めるカバー30とケース31、更に軸受け80を通ってカバー30とケース31に固定されるシャフト70から構成されている。
本実施例形態ではヨーク44,45をマグネット11のコイル20,21に面した側まで回り込ませない形状としたことで偏平振動アクチュエータとしての薄型化と共に小径化という目的に対応している。
また、ダンパ54,55をシャフト70周辺のみに配置したことで全体の厚みを薄くすることを可能としている。
本実施形態では前記実施例2と同様に可動子がシャフト70に沿って駆動するので、空気をダンパとして効果的に使用することができる。
本実施例に関わる振動アクチュエータの作動原理は前記実施例1に述べたものと同じである。本実施形態ではシャフト70が軸受け80を通ってカバー30とケース31に設置されていることにより可動子がシャフト70に沿って駆動し、ブレの無い振動が得られる。
本実施形態ではマグネット11又はマグネット11とヨーク44,45からなる可動子とカバー30、ケース31が衝突する際に発生する異音を低減するためにダンパ54,55をカバー30とケース31に設けているが、これは可動子のカバー30とケース31に面する側に設けても同様の効果が得られる。尚、このダンパ54,55を除いた状態でも振動アクチュエータとして動作させることが可能である。
本実施形態では可動子がコイル等と接触することによって駆動中に振動が妨げられたりコイル又は可動子が破損すること等を防止したり、組み立てを容易にするといった目的のため可動子にRを設けているが、これは面取り、テーパ加工等に置き換えてもよく、加工しなくとも動作する。本実施形態に於いて用いているコイル芯60,61及びその他のコイル芯に関しても取り除いた状態で動作させることが可能である。
上記三つの実施例に於いてコイル芯60,61,62,63の材料はSUM、SPCEといった磁性材を用いるのが好ましく、量産に適している。また、各振動アクチュエータに関して、図6に示すように振動アクチュエータ90の外周に磁性体100を配置することで実施例1〜3で示した振動アクチュエータに関して外側に漏れる磁束が無くなり、可動子とコイルからなる磁気回路の磁気効率が向上する。
また、上記三つの実施例に於いて用いている各部品は、スピーカとして音を発生するための振動板を使用する必要がないため、熱に弱い材質を使用する必要が無く、半田リフロー工程に組み込むことが容易である。
以上のように、本実施形態に係る振動アクチュエータを用いることにより、小型で薄い偏平な形状にもかかわらず可動子の衝突により感知するに充分な振動を得られる量産に適した振動アクチュエータを作ることが可能となる。
本発明における第1の実施例に係る断面図 本発明における第1の実施例に於いて、可動子側にヨークを設けた場合の断面図 本発明における第2の実施例に係る断面図 本発明における第2の実施例に於いて、可動子側にヨークを設けた場合の断面図 本発明における第3の実施例に係る断面図 本発明における実施例で示した振動アクチュエータの外側に磁性体を配置した場合の断面図 本発明で直方体に巻いたコイルを円筒状のケース内に配置した場合の上断面図 本発明でコイルを角部に配置した場合の上断面図 本発明でケースが四角い形状の振動アクチュエータとしたときの上断面図 本発明における可動子の着磁方向の略図 図7、図9において使用するコイルの斜視図 図8において使用するコイルの斜視図 本発明における第1〜第3の実施例で使用するコイルの斜視図 本発明における第1の実施例で示す振動アクチュエータの分解斜視図
符号の説明
10,11 マグネット
20,21,22,23 コイル
30 カバー
31,32 ケース
40,41,42,43,44,45 ヨーク
50,51,52,53,54,55 ダンパ
60,61,62,63 コイル芯
70 シャフト
80 軸受け
90 振動アクチュエータ
100 磁性体ケース

Claims (9)

  1. 振動方向に着磁されたマグネットを備えた可動子と、それを納めるケースとケースの開口部を塞ぐカバーからなるハウジングと、可動子を駆動させるために配置されたコイルからなる構造で、コイルの発生する磁界と、可動子が備えるマグネットによる磁界の相互作用によって可動子が振動し、可動子とハウジングの衝突によって振動する扁平振動アクチュエータに於いて、
    上記コイルがハウジング内部で可動子の周囲に複数配置されており、可動子の振動方向に対して垂直な軸を中心にして巻回されていることを特徴とする扁平振動アクチュエータ。
  2. 請求項1記載の扁平振動アクチュエータに於いて、可動子の周囲に配置するコイルは磁性体のコイル芯を備えたものである扁平振動アクチュエータ。
  3. 請求項1又は2記載の扁平振動アクチュエータに於いて、可動子がマグネットと、マグネットを囲んで配置された、マグネット周囲のコイル側に開口部を有するヨークからなる扁平振動アクチュエータ。
  4. コイル芯を備えた請求項3記載の扁平振動アクチュエータに於いて、コイル芯がヨークに設けられた開口部に配置してある扁平振動アクチュエータ。
  5. コイル又はハウジングの外側に磁性材を配置した請求項1〜4のいずれかに記載の扁平振動アクチュエータ。
  6. ダンパを可動子若しくはケースとカバーに配置した請求項1〜5のいずれかに記載の扁平振動アクチュエータ。
  7. 可動子若しくはコイル芯部の端面がR形状、面取り形状、テーパ部の少なくとも一つを有している請求項1〜6のいずれかに記載の扁平振動アクチュエータ。
  8. 振動方向に伸ばしたシャフトが可動子を貫通してカバーとケースに配置され、シャフトと可動子とが接触する部分に軸受けを備えた請求項1〜7のいずれかに記載の扁平振動アクチュエータ。
  9. 可動子とコイル又はコイル芯との隙間を調整することにより、駆動時に可動子とコイル又はコイル芯の隙間を流れる空気の移動量を制限した請求項1〜8記載の扁平振動アクチュエータ。


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