JPH0515106A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JPH0515106A
JPH0515106A JP16116191A JP16116191A JPH0515106A JP H0515106 A JPH0515106 A JP H0515106A JP 16116191 A JP16116191 A JP 16116191A JP 16116191 A JP16116191 A JP 16116191A JP H0515106 A JPH0515106 A JP H0515106A
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JP
Japan
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stator
spindle motor
fixing member
fixed
vibration
Prior art date
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JP16116191A
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JP3018207B2 (ja
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Hisato Arai
久人 荒井
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スピンドルモータのステータの固定部材への取
付け構造を改良して、固定部材の振動およびこの振動に
よって発生する騒音の低減を図ることを目的とする。 【構成】固定部材2に固定したステータ3の回りを回転
するようにロータ4を設けたスピンドルモータ1におい
て、前記ステータ3を固定部材2に吸振部材5を介して
固定したスピンドルモータとしたものである。また、固
定部材2に固定したステータ3の回りを回転するように
ロータ4を設けたスピンドルモータ1において、ステー
タ3を固定した第1の固定部材21 の両端に、吸振部材
5,5を介して第2の固定部材22 ,22 を接合したス
ピンドルモータとしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば磁気ディスク
装置の磁気ディスクを回転駆動するためなどに利用され
るスピンドルモータに関し、固定部材にステータを取付
ける構造を改良して、振動を低減させるようにしたもの
である。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、従来一般の磁気ディ
スク装置の磁気ディスクを回転駆動するためなどに利用
されるスピンドルモータ11は、固定部材12に直接に
励磁コイル(図示せず)を有するステータ13が固定さ
れ、この固定部材12の両端部に、ベアリング14,1
4を介して永久磁石15aを有するロータ15が回転自
在に取付けられている。
【0003】そして、このスピンドルモータ11を磁気
ディスク装置の磁気ディスクを回転駆動するために利用
する場合は、ロータ15の外周に所定間隔を置いて複数
枚の磁気ディスク(図示せず)が取付けられる。このよ
うに構成されたスピンドルモータ11は、前記固定部材
12の両端が機枠などに固定されて磁気ディスク装置の
構成部材の一つとして組み込まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】周知のように、このよ
うなスピンドルモータ11は、ステータ13を構成する
図示しない励磁コイルに所定周波数のパルス電流を流し
て回転磁力を生じさせ、この回転磁力とロータ15の永
久磁石15aの磁力との吸引/反発によって、固定部材
12に固定されたステータ13の回りをロータ15が回
転する。
【0005】従って、ロータ15の回転の反動がステー
タ13に作用し、このステータ13の振動が固定部材1
2に伝動し、この固定部材12の振動によって騒音が発
生する、という問題があった。この発明は、ステータの
固定部材への取付け構造を改良して、振動を低減させる
ようにすることを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するために、図1に示すように、固定部材2に固定
したステータ3の回りを回転するようにロータ4を設け
たスピンドルモータ1において、前記ステータ3を固定
部材2に吸振部材5を介して固定したことを特徴とする
スピンドルモータ1としたものである。
【0007】また、図2に示すように、前記ステータ3
を固定した第1の固定部材21 の両端に、吸振部材5,
5を介して第2の固定部材22 ,22 を接合したことを
特徴とするスピンドルモータ1としたものである。
【0008】
【作 用】前記のように、前記ステータ3を固定部材2
に吸振部材5を介して固定したことにより、また、前記
ステータ3を固定した第1の固定部材21 の両端に、吸
振部材5,5を介して第2の固定部材22 ,22 を接合
したことにより、ステータ3に発生する振動は、吸振部
材5によって吸振され、固定部材2あるいは第2の固定
部材22 ,22 に伝動されることはなく、従って、従来
のように固定部材2あるいは第2の固定部材22 ,22
が振動して、その振動によって騒音が発生するようなこ
とがなくなる。
【0009】
【実施例】図1はこの発明のスピンドルモータの第一実
施例の断面図であり、図において、1はスピンドルモー
タで、固定部材2に固定したステータ3の回りを回転す
るように、永久磁石4aを有するロータ4が、ベアリン
グ6を介して固定部材2に取付けられて構成されてい
る。この第一実施例のスピンドルモータ1が従来例と相
違する点は、前記ステータ3を固定部材2に合成ゴムな
どの吸振部材5を介して固定したことである。
【0010】図2はこの発明のスピンドルモータの第二
実施例の断面図であり、前記第一実施例と相違する点
は、固定部材2に固定したステータ3の回りを回転する
ようにロータ4を設けたスピンドルモータ1において、
前記ステータ3を固定した第1の固定部材21 の両端
に、吸振部材5,5を介して第2の固定部材22 ,22
を接合したことである。
【0011】前記ステータ3を固定部材2に吸振部材5
を介して固定したことにより、また、前記ステータ3を
固定した第1の固定部材21 の両端に、吸振部材5,5
を介して第2の固定部材22 ,22 を接合したことによ
り、ステータ3を構成する図示しない励磁コイルに所定
周波数のパルス電流を流して回転磁力を生じさせ、この
回転磁力とロータ4の永久磁石4aの磁力との吸引/反
発によって、固定部材2に固定されたステータ3あるい
は第1の固定部材21 に固定されたステータ3の回りを
回転する、ロータ4の回転の反動がステータ3に作用
し、このステータ3に発生する振動は、吸振部材5によ
って吸振されて、固定部材2あるいは第2の固定部材2
2 ,22 に伝動されることはなくなる。
【0012】図3は前記第一実施例のスピンドルモータ
1を、磁気ディスクを回転駆動するために利用した一例
を示している。スピンドルモータ1の部分は前記第一実
施例と同様であり、同一符号をつけて説明は省略する。
この図において、7は磁気ディスクで、ロータ4の外周
にスペーサ8を介し所定間隔を置いて複数枚取付けられ
ている。
【0013】
【発明の効果】以上説明のように、この発明は、固定部
材に固定したステータの回りを回転するようにロータを
設けたスピンドルモータにおいて、前記ステータを固定
部材に吸振部材を介して固定したことにより、また、前
記ステータを固定した第1の固定部材の両端に吸振部材
を介して第2の固定部材を接合したことにより、ステー
タに発生する振動は、吸振部材によって吸振されて、固
定部材に伝動されることはなく、従って、従来のように
固定部材が振動して、その振動によって騒音が発生する
ようなことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のスピンドルモータの第一実施例の断
面図である。
【図2】この発明のスピンドルモータの第二実施例の断
面図である。
【図3】この発明のスピンドルモータを磁気ディスクの
回転駆動用に使用した一例を示す図である。
【図4】従来のスピンドルモータの断面図である。
【符号の説明】
1 スピンドルモータ 2 固定部材 21 第1の固定部材 22 第2の固定部材 3 ステータ 4 ロータ 4a 永久磁石 5 吸振部材 6 ベアリング 7 磁気ディスク 8 スペーサ 11 スピンドルモータ 12 固定部材 13 ステータ 14 ベアリング 15 ロータ 15a 永久磁石

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定部材(2)に固定したステータ(3)
    の回りを回転するようにロータ(4)を設けたスピンド
    ルモータ(1)において、 前記ステータ(3)を固定部材(2)に吸振部材(5)
    を介して固定したことを特徴とするスピンドルモータ。
  2. 【請求項2】固定部材(2)に固定したステータ(3)
    の回りを回転するようにロータ(4)を設けたスピンド
    ルモータ(1)において、前記ステータ(3)を固定し
    た第1の固定部材(21 )の両端に、吸振部材(5,
    5)を介して第2の固定部材(22 ,22 )を接合した
    ことを特徴とするスピンドルモータ。
JP3161161A 1991-07-02 1991-07-02 スピンドルモータ Expired - Lifetime JP3018207B2 (ja)

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JPH0515106A true JPH0515106A (ja) 1993-01-22
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5798887A (en) * 1994-09-30 1998-08-25 Fujitsu Limited Apparatus for absorbing stator vibrations in computer storage apparatus
KR100369099B1 (ko) * 2000-06-24 2003-01-24 삼성전기주식회사 휴대폰용 진동 모터의 회전자
CN103516084A (zh) * 2012-06-25 2014-01-15 罗伯特·博世有限公司 电枢叠片组的固定装置
WO2020241887A1 (ja) * 2019-05-31 2020-12-03 ミネベアミツミ株式会社 モータ

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WO2020241887A1 (ja) * 2019-05-31 2020-12-03 ミネベアミツミ株式会社 モータ
JP2020198694A (ja) * 2019-05-31 2020-12-10 ミネベアミツミ株式会社 モータ

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Effective date: 19991201