JP2002034201A5 - - Google Patents
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Description
【特許請求の範囲】
【請求項1】 シャフトを支持固定するフランジにステータが支持固定され、内周に磁石を備えたロータが、その磁石を前記ステータの外周に所定間隔置いて対向させた状態で前記シャフトに回転自在に支持され、前記ステータに備わるコイルからの磁束と前記磁石からの磁束の相互作用で前記ロータが回転するスピンドルモータにおいて、
前記フランジ及びステータ相互間に合金の制振材を介在させたことを特徴とするスピンドルモータ。
【請求項2】 シャフトを支持固定するフランジにステータが支持固定され、内周に磁石を備えたロータが、その磁石を前記ステータの外周に所定間隔置いて対向させた状態で前記シャフトに回転自在に支持され、前記ステータに備わるコイルからの磁束と前記磁石からの磁束の相互作用で前記ロータが回転するスピンドルモータにおいて、
前記フランジ及びシャフト相互間に合金の制振材を介在させたことを特徴とするスピンドルモータ。
【請求項3】 シャフトを支持固定するフランジにステータが支持固定され、内周に磁石を備えたロータが、その磁石を前記ステータの外周に所定間隔置いて対向させた状態で前記シャフトに回転自在に支持され、前記ステータに備わるコイルからの磁束と前記磁石からの磁束の相互作用で前記ロータが回転するスピンドルモータにおいて、
前記シャフト及びステータは各々前記フランジに直接接触して支持固定され、そのフランジは少なくとも前記シャフト及びステータとの接触部分が各々合金の制振材で構成されたことを特徴とするスピンドルモータ。
【請求項4】 ロータがディスク状記憶媒体を装着可能で、ディスク回転駆動用に構成されたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のスピンドルモータ。
【請求項1】 シャフトを支持固定するフランジにステータが支持固定され、内周に磁石を備えたロータが、その磁石を前記ステータの外周に所定間隔置いて対向させた状態で前記シャフトに回転自在に支持され、前記ステータに備わるコイルからの磁束と前記磁石からの磁束の相互作用で前記ロータが回転するスピンドルモータにおいて、
前記フランジ及びステータ相互間に合金の制振材を介在させたことを特徴とするスピンドルモータ。
【請求項2】 シャフトを支持固定するフランジにステータが支持固定され、内周に磁石を備えたロータが、その磁石を前記ステータの外周に所定間隔置いて対向させた状態で前記シャフトに回転自在に支持され、前記ステータに備わるコイルからの磁束と前記磁石からの磁束の相互作用で前記ロータが回転するスピンドルモータにおいて、
前記フランジ及びシャフト相互間に合金の制振材を介在させたことを特徴とするスピンドルモータ。
【請求項3】 シャフトを支持固定するフランジにステータが支持固定され、内周に磁石を備えたロータが、その磁石を前記ステータの外周に所定間隔置いて対向させた状態で前記シャフトに回転自在に支持され、前記ステータに備わるコイルからの磁束と前記磁石からの磁束の相互作用で前記ロータが回転するスピンドルモータにおいて、
前記シャフト及びステータは各々前記フランジに直接接触して支持固定され、そのフランジは少なくとも前記シャフト及びステータとの接触部分が各々合金の制振材で構成されたことを特徴とするスピンドルモータ。
【請求項4】 ロータがディスク状記憶媒体を装着可能で、ディスク回転駆動用に構成されたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のスピンドルモータ。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、シャフトを支持固定するフランジにステータが支持固定され、内周に磁石を備えたロータが、その磁石を前記ステータの外周に所定間隔置いて対向させた状態で前記シャフトに回転自在に支持され、前記ステータに備わるコイルからの磁束と前記磁石からの磁束の相互作用で前記ロータが回転するスピンドルモータにおいて、前記フランジ及びステータ相互間に合金の制振材を介在させたことを特徴とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、シャフトを支持固定するフランジにステータが支持固定され、内周に磁石を備えたロータが、その磁石を前記ステータの外周に所定間隔置いて対向させた状態で前記シャフトに回転自在に支持され、前記ステータに備わるコイルからの磁束と前記磁石からの磁束の相互作用で前記ロータが回転するスピンドルモータにおいて、前記フランジ及びステータ相互間に合金の制振材を介在させたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、シャフトを支持固定するフランジにステータが支持固定され、内周に磁石を備えたロータが、その磁石を前記ステータの外周に所定間隔置いて対向させた状態で前記シャフトに回転自在に支持され、前記ステータに備わるコイルからの磁束と前記磁石からの磁束の相互作用で前記ロータが回転するスピンドルモータにおいて、前記フランジ及びシャフト相互間に合金の制振材を介在させたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、シャフトを支持固定するフランジにステータが支持固定され、内周に磁石を備えたロータが、その磁石を前記ステータの外周に所定間隔置いて対向させた状態で前記シャフトに回転自在に支持され、前記ステータに備わるコイルからの磁束と前記磁石からの磁束の相互作用で前記ロータが回転するスピンドルモータにおいて、前記シャフト及びステータは各々前記フランジに直接接触して支持固定され、そのフランジは少なくとも前記シャフト及びステータとの接触部分が各々合金の制振材で構成されたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、フランジ及びステータ相互間に合金の制振材が介在し、ステータのコイル(ステータコイル)に供給される交番電流によりステータに発生する電磁振動及び回転作用振動がその合金の制振材によって減衰,吸収され、フランジへの伝播が抑止される。
請求項2に記載の発明では、フランジ及びシャフト相互間に合金の制振材が介在し、シャフトが受けるロータの回転振動がその合金の制振材によって減衰,吸収され、フランジへの伝播が抑止される。
請求項3に記載の発明では、フランジの少なくともシャフト及びステータとの接触部分が各々合金の制振材で構成されている。
これによると、フランジとシャフト,ステータとの間に各々合金の制振材を介在させる手間を経ることなく(フランジに対してシャフト及びステータを組み付けるだけで)、請求項1及び2と同様の作用が得られる。
これによると、フランジとシャフト,ステータとの間に各々合金の制振材を介在させる手間を経ることなく(フランジに対してシャフト及びステータを組み付けるだけで)、請求項1及び2と同様の作用が得られる。
請求項4に記載の発明では、ロータにディスク状記憶媒体を装着可能とし、本発明のスピンドルモータをディスク回転駆動用モータとして構成した。
これによると、回転むらが小さいという、アウタロータ型のスピンドルモータが元々もつ特性に加えて、ステータやロータからの振動が合金の制振材によって減衰,吸収されるという特性をも併せもつ、ディスク状記憶媒体の回転駆動用モータが得られることになる。
これによると、回転むらが小さいという、アウタロータ型のスピンドルモータが元々もつ特性に加えて、ステータやロータからの振動が合金の制振材によって減衰,吸収されるという特性をも併せもつ、ディスク状記憶媒体の回転駆動用モータが得られることになる。
第1ブッシュ4及び第2ブッシュ5は、いずれも合金の制振材からなる。ここで用いる合金としては、例えば大同社製「D2052」合金(Mn及びCuを主成分とする合金)が挙げられる。
このときステータ3には、ステータコイル3aに交番電流が供給されていることにより電磁振動及び回転作用振動が発生する。この振動は、フランジ1側に伝播しようとするが、フランジ1及びステータ3相互間には合金の制振材からなる第1ブッシュ4が介在するので、この第1ブッシュ4で減衰,吸収される。
またシャフト2には、ロータ8が回転するとその回転に伴う振動(回転振動)が発生する。この振動は、フランジ1側に伝播しようとするが、フランジ1及びシャフト3相互間には合金の制振材からなる第2ブッシュ5が介在するので、この第2ブッシュ5で減衰,吸収される。
なお上述実施形態では、フランジ1とは別体の合金の制振材からなるブッシュ4,5によって、ステータ3からの電磁振動及び回転作用振動やシャフト2からの回転振動によるフランジ1の振動や騒音の発生を防止していたが、フランジ1自体を合金の制振材で構成してもよい。また、フランジ1のシャフト2及びステータ3との接触部分のみを各々合金の制振材で構成してもよい。
いずれの例も、ステータ3及びシャフト2は各々フランジ1に直接接触して支持固定されるもので、ブッシュ4,5のような別部品は不要となり、組立工数が削減される。
いずれの例も、ステータ3及びシャフト2は各々フランジ1に直接接触して支持固定されるもので、ブッシュ4,5のような別部品は不要となり、組立工数が削減される。
また、本発明のモータに用いられる合金の制振材も上述実施形態のものに限定されることはない。
更に、本発明のモータは、ディスク状記憶媒体の回転駆動用モータ以外にも、例えばスキャナモータにも好適する。
更に、本発明のモータは、ディスク状記憶媒体の回転駆動用モータ以外にも、例えばスキャナモータにも好適する。
【0029】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、ステータからの電磁振動及び回転作用振動やシャフトからの回転振動を合金の制振材で減衰,吸収するようにしたので、フランジにおける振動の発生を防止、特に大きな振動や騒音の発生を防止することができるという効果がある。
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、ステータからの電磁振動及び回転作用振動やシャフトからの回転振動を合金の制振材で減衰,吸収するようにしたので、フランジにおける振動の発生を防止、特に大きな振動や騒音の発生を防止することができるという効果がある。
またロータを、ディスク状記憶媒体の装着を可能とし、ディスク回転駆動用に構成すれば、ステータやロータからの振動が合金の制振材によって減衰,吸収されてフランジにおける振動や騒音の発生のないディスク状記憶媒体の回転駆動用モータが得られる。
【符号の説明】
1 フランジ
2 シャフト
3 ステータ
3a ステータコイル
4,5 ブッシュ(合金の制振材)
8 ロータ
8c 永久磁石
1 フランジ
2 シャフト
3 ステータ
3a ステータコイル
4,5 ブッシュ(合金の制振材)
8 ロータ
8c 永久磁石
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