JPH06139675A - ディスク形記憶媒体の駆動装置 - Google Patents

ディスク形記憶媒体の駆動装置

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JPH06139675A
JPH06139675A JP4288909A JP28890992A JPH06139675A JP H06139675 A JPH06139675 A JP H06139675A JP 4288909 A JP4288909 A JP 4288909A JP 28890992 A JP28890992 A JP 28890992A JP H06139675 A JPH06139675 A JP H06139675A
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disk
hub
storage medium
shaped storage
clamp
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Application number
JP4288909A
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English (en)
Inventor
Akihiko Kinoshita
愛彦 木下
Hiroshi Nishida
博 西田
Tatsuya Ishigaki
龍哉 石垣
Kenjiro Kai
健二郎 甲斐
Koichi Ono
耕一 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B25/00Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
    • G11B25/04Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card
    • G11B25/043Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card using rotating discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/038Centering or locking of a plurality of discs in a single cartridge

Landscapes

  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小形化してもディスク形記憶媒体のわん曲が
少なく、しかも、従来の構造を大幅に変更することなし
にこれをおこなえるようにさせることにある。 【構成】 複数のディスク形記憶媒体、ディスク形記憶
媒体のあいだに配置されたスペーサ、ディスク形記憶媒
体およびスペーサからなる積層物をはめられ、はめられ
た積層物の片側に位置するディスク形記憶媒体に接触す
る表面をもつハブおよび積層物をハブの前記表面に圧着
させるクランプとを具備し、ハブあるいはハブに隣接す
るディスクに隣接するスペーサもしくはクランプに隣接
するディスク形記憶媒体に隣接するスペーサが突出を設
けられ、これらの突出がディスク形記憶媒体をわん曲さ
せようとする曲げモーメントと反対むきの曲げモーメン
トを発生させて、ディスク形記憶媒体をフラットに維持
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディスク形記憶媒体
の駆動装置にかかわり、とくに、磁気ディスク記憶装置
における記憶媒体であるディスクを回転させるのに好適
な駆動装置に関している。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ディスク記憶装置におけるデ
ィスクの駆動装置は、ディスクとスペーサとをハブとク
ランプとのあいだに交互に積層し、クランプの外周領域
によってディスクおよびスペーサを積層方向に押し、デ
ィスクおよびスペーサをハブに固定するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、磁気ディスク記
憶装置は小型化および大容量化がすすみ、サイズでみる
と、主流が5インチから3.5インチに、さらに2.5
インチへとより小型かつ薄型なものに移行しており、ま
た、記憶容量からみると、たとえば3.5インチの磁気
ディスク記憶装置では200メガバイトから400メガ
バイトに、さらに1ギガバイトへと、より大容量のもの
に移行している。ディスク駆動装置は、このため、きわ
めて制限されたサイズなかで大容量化を進めなければな
らず、ディスクの実装枚数を増加して記憶容量の増大を
はかっても、薄型化および小型化を要求されている。
【0004】しかしながら、従来の磁気ディスク記憶装
置におけるディスク駆動装置は、前述のように、ディス
クとスペーサとをハブとクランプとのあいだに交互に積
層すると共に、クランプの外周領域によってディスクお
よびスペーサを積層方向に押して、ディスクおよびスペ
ーサをハブに固定する構造となっていて、クランプから
の加圧力がたとえ一様であっても、ハブがクランプの加
圧力によって変形し、ディスクが径方向にわん曲してい
るため、小型化すると、スピンドルモータも小型化し、
ハブの剛性も低下し、わん曲がさらに大きくなる。
【0005】図8はインハブタイプのスピンドルモータ
をもっている従来の磁気ディスク記憶媒体におけるディ
スクの駆動装置の一例を示している。スピンドルモータ
のハブAはブラケットBにあるシャフトCに取り付けた
ベアリングD、Eに保持されている。ロータハブFがハ
ブAおよびシャフトCにはめられている。シャフトCは
ハブ内部に位置する部分にコイルをもつステータGが取
り付けられ、ハブの内部には磁石ロータHが取り付けら
れている。ディスクI〜KはスペーサL、Mと交互に積
み重ねられた状態にてハブAにはめられていると共に、
ハブAにねじ止めされたクランプNによってハブのフラ
ンジOにむかって圧着されている。
【0006】クランプNがハブAに装着されると、図9
に示すように、ハブフランジOがクランプNの加圧力に
よって外側にひらいて、ハブAが弾性変形し、ディスク
I〜KおよびスペーサL、Mが変位し、ディスクの厚
み、スペーサの数、ハブの機械的強さなどによって、デ
ィスクの一部あるいは全部がわん曲する。たとえば、ハ
ブの機械的強さが小形化によってよわくなると、ディス
クIとスペーサMとの接触点あるいは接触面がディスク
IとハブAとのこれらよりも外側になり、ディスクIと
スペーサMとの接触点あるいは接触面の支点とする曲げ
モーメントM1 がハブの復元力によって生じ、ディスク
IがハブフランジOあるいはブラケットBにむかって突
出するようにわん曲したり、あるいはディスクKとクラ
ンプNとの接触点あるいは接触面がディスクKとスペー
サLとのこれらよりも内側になり、ディスクKとスペー
サLとの接触点あるいは接触面を支点とする曲げモーメ
ントM2 がハブの復元力によって生じ、ディスクKがク
ランプNにむかって突出するようにわん曲したり、ある
いは、ディスクIあるいはディスクKとディスクJとが
わん曲したりする。
【0007】また、大容量化をおこなうのには、ディス
クにおけるデータの記録密度をたかめるだけでなく、デ
ータ記録の分解能を上げる必要があり、このためにはヘ
ッドの浮上量を低くすることになるが、ディスクがわん
曲すると、ディスクに記録されるデータエリアがディス
クの内周側にあるため、ディスクを小径化すると、デー
タエリアにおけるわん曲が大径ディスクに比べて大きく
なり、ヘッドの浮上量が低くなり、ディスク表裏の各々
におけるヘツドの読出電圧にかなり差を生じ、安定した
読出精度を得られない。
【0008】図10はハブに隣接するディスクにおける
ヘッド浮上量と信号入力部であるセンターレール部の浮
上量との関係を示している。ディスク1がわん曲する
と、わん曲の内側に位置しているヘッドのスライダP
は、仮にスライダの浮上面P1 、P2 の浮上量h11、h
21が安定していても、ヘッドの信号入力部であるセンタ
ーレール部P3 の浮上量hg1 が相対的に高くなる。ま
た、逆にわん曲の外側に位置するヘッドのスライダQ
は、仮にスライダの浮上面Q1 、Q2 の浮上量h12、h
22が安定していても、ヘッドの信号入力部であるセンタ
ーレールQ3 の浮上量hg2 が相対的に低くなる。よっ
て、ディスク1の表裏でヘッドの信号読み出し電圧には
大きな差が生じ、とくにわん曲の内側に位置するヘッド
のスライダPは信号入力部であるセンターレール部の浮
上量hg1 が設計値よりも高いため、十分なヘッド読み
出し電圧を得られない。
【0009】他のディスク形記憶媒体の駆動装置とし
て、特開平2−58781号公報にはディスクあいだに
配置されるスペーサの一部を弾性材料によって構成し、
クランプの加圧力にもとずくディスクの歪みなどを少な
くしている磁気ディスク記憶装置も提供されているが、
スペーサとして使用される弾性材料に精度のたかいもの
を得ることができず、しかも寸法が温度やクランプの加
圧力などの条件によって大きく変化するため、スペーサ
の寸法精度が装置ごとにかわり、ヘッドの浮上量にばら
つきを生じ、たかい読み出し精度をもつ磁気ディスク記
憶装置を安定して製造するのが困難である。
【0010】本発明の目的は、小形化しても、ディスク
のわん曲が少なく、しかも、従来の構造を大幅に変更す
ることなしにこれをなしとげることができる、改良され
たディスク形記憶媒体の駆動装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク形記憶
媒体の駆動装置は、複数のディスク形記憶媒体と、ディ
スク形記憶媒体のあいだに配置されたスペーサと、ディ
スク形記憶媒体およびスペーサからなる積層物をはめら
れ、はめられた積層物の片側に位置するディスク形記憶
媒体に接触する表面をもつハブと、積層物をハブの前記
表面に圧着させるクランプとを含み、ハブが前記表面に
位置しかつクランプの装着によってハブに隣接するディ
スク形記憶媒体とこのディスク形記憶媒体に隣接するス
ペーサとのあいだに形成される接触点あるいは接触面よ
りも外側に配置された突出を具備していることを特徴と
している。
【0012】本発明のディスク形記憶媒体の駆動装置
は、複数のディスク形記憶媒体と、ディスク形記憶媒体
のあいだに配置されたスペーサと、ディスク形記憶媒体
およびスペーサからなる積層物がはめられ、はめられた
積層物の片側に位置するディスク形記憶媒体に接触する
表面をもつハブと、積層物をハブの前記表面に圧着させ
るクランプとを含んでいるが、ハブに隣接するディスク
形記憶媒体に隣接するスペーサがハブに隣接するディス
ク形記憶媒体をむいた表面に位置しかつクランプの装着
によってハブとこれに隣接するディスク形記憶媒体との
あいだに形成される接触点あるいは接触面よりも内側に
配置された突出を具備していることを特徴としている。
【0013】本発明のディスク形記憶媒体の駆動装置
は、複数のディスク形記憶媒体と、ディスク形記憶媒体
のあいだに配置されたスペーサと、ディスク形記憶媒体
およびスペーサからなる積層物がはめられ、はめられた
積層物の片側に位置するディスク形記憶媒体に接触する
表面をもつハブと、積層物をハブの前記表面に圧着させ
るクランプとを含んでいるが、ハブが前記表面に位置し
かつクランプの装着によってハブに隣接するディスク形
記憶媒体とこのディスク形記憶媒体に隣接するスペーサ
とのあいだに形成される接触点あるいは接触面よりも外
側に配置された突出を具備していると共に、ハブに隣接
するディスク形記憶媒体に隣接するスペーサがハブに隣
接するディスク形記憶媒体をむいた表面に位置しかつク
ランプの装着によってハブとこれに隣接するディスク形
記憶媒体とのあいだに形成される接触点あるいは接触面
よりも内側に配置された突出を具備していることを特徴
としている。
【0014】本発明のディスク形記憶媒体の駆動装置
は、複数のディスク形記憶媒体と、ディスク形記憶媒体
のあいだに配置されたスペーサと、ディスク形記憶媒体
およびスペーサからなる積層物がはめられ、はめられた
積層物の片側に位置するディスク形記憶媒体に接触する
表面をもつハブと、積層物をハブの前記表面に圧着させ
るクランプとを含んでいるが、ハブが前記表面に位置し
かつクランプの装着によってハブに隣接するディスク形
記憶媒体とこのディスク形記憶媒体に隣接するスペーサ
とのあいだに形成される接触点あるいは接触面よりも外
側に配置された突出を具備していると共に、ハブに隣接
するスペーサを最初として順にならぶ複数のスペーサが
ハブに隣接するディスク形記憶媒体をむいた表面にハブ
の突出よりも内側に配置された突出を具備していること
を特徴としてる。
【0015】本発明のディスク形記憶媒体の駆動装置
は、複数のディスク形記憶媒体と、ディスク形記憶媒体
のあいだに配置されたスペーサと、ディスク形記憶媒体
およびスペーサからなる積層物をはめられ、はめられた
積層物の片側に位置するディスク形記憶媒体に接触する
表面をもつハブと、積層物をハブの前記表面に圧着させ
るクランプとを含んでいるが、クランプに隣接するディ
スク形記憶媒体に隣接するスペーサがクランプに隣接す
るディスク形記憶媒体をむいた表面に位置しかつクラン
プの装着によってクランプとクランプに隣接するディス
ク形記憶媒体とのあいだに形成される接触点あるいは接
触面よりも内側に配置された突出を具備していることを
特徴としている。
【0016】本発明のディスク形記憶媒体の駆動装置
は、複数のディスク形記憶媒体と、ディスク形記憶媒体
のあいだに配置されたスペーサと、ディスク形記憶媒体
およびスペーサからなる積層物がはめられ、はめられた
積層物の片側に位置するディスク形記憶媒体に接触する
表面をもつハブと、積層物をハブの前記表面に圧着させ
るクランプとを含んでいるが、クランプに隣接するディ
スクに隣接するスペーサを最初としてクランプからハブ
にむかって順にならんでいる複数のスペーサがクランプ
に隣接するディスク形記憶媒体をむいた表面に位置しか
つクランプの装着によってクランプとクランプに隣接す
るディスクとのあいだに形成される接触点あるいは接触
面よりも内側に配置された突出を具備していることを特
徴としている。
【0017】本発明のディスク形記憶媒体の駆動装置
は、複数のディスク形記憶媒体と、ディスク形記憶媒体
のあいだに配置されたスペーサと、ディスク形記憶媒体
およびスペーサからなる積層物がはめられ、はめられた
積層物の片側に位置するディスク形記憶媒体に接触する
表面をもつハブと、積層物をハブの前記表面に圧着させ
るクランプとを含んでいるが、ハブが前記表面に位置し
かつクランプの装着によってハブに隣接するディスク形
記憶媒体とこのディスク形記憶媒体に隣接するスペーサ
とのあいだに形成される接触点あるいは接触面よりも外
側に配置された突出を具備していると共に、クランプに
隣接するディスク形記憶媒体に隣接するスペーサがハブ
に隣接するディスク形記憶媒体をむいた表面に位置しか
つクランプの装着によってクランプとクランプに隣接す
るディスク形記憶媒体とのあいだに形成される接触点あ
るいは接触面よりも内側に配置された突出を具備してい
ることを特徴としている。
【0018】本発明のディスク形記憶媒体の駆動装置
は、複数のディスク形記憶媒体と、ディスク形記憶媒体
のあいだに配置されたスペーサと、ディスク形記憶媒体
およびスペーサからなる積層物がはめられ、はめられた
積層物の片側に位置するディスク形記憶媒体に接触する
表面をもつハブと、積層物をハブの前記表面に圧着させ
るクランプとを含んでいるが、ハブが前記表面に位置し
かつクランプの装着によってハブに隣接するディスク形
記憶媒体とこのディスク形記憶媒体に隣接するスペーサ
とのあいだに形成される接触点あるいは接触面よりも外
側に配置された突出を具備し、ハブに隣接するディスク
形記憶媒体に隣接するスペーサがハブに隣接するディス
ク形記憶媒体をむいた表面に位置しかつクランプの装着
によってハブとこれに隣接するディスク形記憶媒体との
あいだに形成される接触点あるいは接触面よりも内側に
配置された突出を具備していると共に、クランプに隣接
するディスク形記憶媒体に隣接するスペーサがハブに隣
接するディスク形記憶媒体をむいた表面に位置しかつク
ランプの装着によってクランプとクランプに隣接するデ
ィスク形記憶媒体とのあいだに形成される接触点あるい
は接触面よりも内側に配置された突出を具備しているこ
とを特徴としている。
【0019】また、本発明のディスク形記憶媒体の駆動
装置は、一枚のディスク形記憶媒体と、はめられたディ
スク形記憶媒体の片側に位置するディスク形記憶媒体に
接触する表面をもつハブと、ディスク形記憶媒体をハブ
の前記表面に圧着させるクランプとを含み、ハブがディ
スク形記憶媒体をむいた表面に位置しかつクランプの装
着によってクランプとディスク形記憶媒体とのあいだに
形成される接触点あるいは接触面よりも外側に配置され
た突出を具備していることを特徴としている。
【0020】
【作用】どのディスク形記憶媒体がわん曲するか、わん
曲の度合はディスク形記憶媒体の厚み、ハブの機械的強
さなどによって異なるため、これらに応じて、ハブのみ
に、ハブに隣接するディスクに隣接するスペーサのみ
に、ハブとこれに隣接するスペーサとに、ハブとこれに
隣接するディスクに隣接するスペーサからクランプにむ
かってならんでいる複数のスペーサとに、クランプに隣
接するディスクに隣接するスペーサのみに、このスペー
サとハブにむかってならんでいる複数のスペーサとに、
ハブに隣接するディスクに隣接するスペーサとクランプ
に隣接するディスクに隣接するスペーサとに、ハブとハ
ブに隣接するディスクに隣接するスペーサとクランプに
隣接するスペーサとに突出を具備しているディスク形記
憶媒体の駆動装置とさせられる。
【0021】ディスクの実装枚数を増加して記憶容量の
増大をはかるために、薄型化および小型化したときに、
たとえば、ハブに隣接するディスク形記憶媒体がわん曲
するときには、ハブのみが、あるいはハブに隣接するデ
ィスクに隣接するスペーサのみが突出を具備する駆動装
置とさせることによって、これらの突出がハブからの加
圧力の作用点をハブに隣接するディスクとこのディスク
に隣接するスペーサとの接触点あるいは接触面によって
形成される支点よりも外側にさせて、ハブに隣接するデ
ィスク形記憶媒体をわん曲させようとする曲げモーメン
トM1 と反対向きの曲げモーメントを発生させるため、
ハブに隣接するディスク形記憶媒体のわん曲が阻止さ
れ、さらに、ハブのみならず、ハブに隣接するディスク
に隣接するスペーサが突出を具備する駆動装置とさせる
ことによって前述作用点および支点がより明確になり、
曲げモーメントM1 と反対向きの曲げモーメントの発生
を確実なものとさせる。さらに、ハブに隣接するディス
ク形記憶媒体およびこれにつづいてならんでいるいくつ
かのディスク形記憶媒体もわん曲するときには、ハブと
ハブに隣接するディスクに隣接するスペーサとこのスペ
ーサからクランプにむかってならんでいるいくつかのス
ペーサが突出を具備する駆動装置とさせることによっ
て、これらの突出が関連するディスク形記憶媒体の各々
におけるハブからの加圧力の作用点をディスク形記憶媒
体とスペーサとの接触点あるいは接触面によって形成さ
れる支点よりも内側にさせて、各々のディスク形記憶媒
体をわん曲させる曲げモーメントM1 と反対向きのモー
メントを生じさせ、これらのディスク形記憶媒体のわん
曲が阻止される。
【0022】また、クランプに隣接するディスク形記憶
媒体がわん曲するときには、クランプに隣接するディス
クに隣接するスペーサのみが突出を具備する駆動装置と
させることによって、突出がハブからの加圧力の作用点
をクランプとこれに隣接するディスク形記憶媒体との接
触点あるいは接触面によって形成される支点よりも内側
にさせて、クランプに隣接するディスクをわん曲させよ
うとする曲げモーメントM2 と反対向きの曲げモーメン
トを発生させるため、ディスク形記憶媒体のわん曲が阻
止される。クランプに隣接するディスク形記憶媒体につ
づいてならんでいるいくつかのディスク形記憶媒体もわ
ん曲するときには、クランプに隣接するディスクに隣接
するスペーサとこのスペーサからハブにむかってならん
でいるいくつかのスペーサとが突出を具備する駆動装置
とさせることによって、これらの突出が関連するディス
ク形記憶媒体の各々におけるハブからの加圧力の作用点
をクランプとこれに隣接するディスク形記憶媒体との接
触点あるいは接触面によって形成される支点よりも内側
にさせて、ディスク形記憶媒体をわん曲させている曲げ
モーメントM2 と反対向きのモーメントを生じ、これら
のディスク形記憶媒体のわん曲が阻止される。
【0023】さらにまた、ハブに隣接するディスク形記
憶媒体とクランプに隣接するディスク形記憶媒体とがわ
ん曲するときには、ハブとクランプに隣接するディスク
に隣接するスペーサとが突出を具備する駆動装置とさせ
ることによって、これらの突出がハブからの加圧力の作
用点をハブに隣接するディスクとこのディスクに隣接す
るスペーサとの接触点あるいは接触面によって形成され
る支点よりも外側にさせると共に、クランプに隣接する
ディスク形記憶媒体にたいするハブからの加圧力の作用
点をクランプとこれに隣接するディスク形記憶媒体との
接触点あるいは接触面によって形成される支点よりも内
側にさせて、これらのディスク形記憶媒体をわん曲させ
る曲げモーメントM1 およびM2 と反対向きのモーメン
トを発生させるため、ディスク形記憶媒体のわん曲が阻
止され、ハブとクランプに隣接するディスクに隣接する
スペーサとのみならず、ハブに隣接するディスクに隣接
するスペーサにも突出を具備する駆動装置とさせること
によって、曲げモーメントM1 と反対向きのモーメント
の発生をより確実なものとさせる。
【0024】また、一枚のディスク形記憶媒体をもつ駆
動装置においても、ハブが突出を具備することによっ
て、突出がディスク形記憶媒体にたいするハブからの加
圧力の作用点をクランプとディスク形記憶媒体との接触
点あるいは接触面によって形成される支点の外側にさせ
て、ディスク形記憶媒体をクランプにむかって突出する
ようにわん曲する曲げモーメントM2 と反対向きの曲げ
モーメントを発生させるため、ディスク形記憶媒体のわ
ん曲が阻止される。
【0025】
【実施例】本発明のディスク形記憶媒体の駆動装置の実
施例は、以下に、図1〜図7を参照して説明する。
【0026】このディスク形記憶媒体の駆動装置は、磁
気ディスク記憶装置における記憶媒体としてディスクを
支持しかつ回転させるためのものである。図1は磁気デ
ィスク記憶装置のヘッド・ディスク・アッセンブリにお
けるディスク駆動装置を示している。このヘッド・ディ
スク・アッセンブリは、磁気記録媒体としてディスク1
0〜12、ディスクを支持かつ回転させるスピンドルモ
ータ13、ディスクにデータを書き込みかつディスクに
記録されたデータを読み出すヘッド14、ヘッドを支持
するヘッドアーム15およびヘッドアームを回転させる
ボイスコイルモータ16をもつキャリッジアクチエー
タ、スピンドルモータおよびキャリッジアクチュエータ
を支持するベース17、それにベースにかぶせられこれ
らの機構部品をシールするカバー18などを具備してい
る。
【0027】スピンドルモータ13は、インハブタイプ
のもので、図2に示すように、ハブ21およびブラケッ
ト22を具備している。ハブ21は、ブラケット22に
あるシャフト23に取り付けたベアリング24、25に
保持され、シャフト上で回転することができる。ロータ
ハブ26がハブ21およびシャフト23にはめられてい
る。シャフト23はハブ内部に位置する部分にコイルを
もつステータ27が取り付けられ、ハブ21の内部には
磁石ロータ28が取り付けられていて、ステータコイル
に電流を流すことによって、ハブ21がロータ磁石28
といっしょに回転するようにさせている。
【0028】ディスク10はハブ21のフランジ29に
直接接触して、ディスク11はディスク10とのあいだ
にスペーサ30を介在して、ディスク12はディスク1
1とのあいだにスペーサ31を介在して、ハブ21には
められている。クランプ32が、ロータハブ26にはめ
られていると共に、ねじ33によってハブ21に固定さ
れ、ディスク10〜12およびスペーサ30、31をハ
ブフランジ29にむかって圧着して、これらをハブ21
に固定させている。
【0029】さらに、このディスク駆動装置において、
ハブフランジ29には突出21aを設けられ、この突出
によって、たとえばこの駆動装置を小形化し、ハブの機
械的強さが低下したときに発生するディスクのわん曲を
阻止することができるようさせている。
【0030】この突出21aは、クランプ32を装着し
たときに生じるスペーサ30とディスク10との接触点
よりも外側に位置して、ハブフランジ29におけるディ
スク10をむいた表面に設けられている。この表面の他
の領域およびディスク11をむいた反対表面の全領域は
フラットに形成され、クランプ32が装着されたとき
に、ハブ21が突出21aのみによってディスク10に
接触させ、ディスク10をわん曲させようとする曲げモ
ーメントを相殺する曲げモーメントを発生させ、ディス
ク10をフラットに維持されるようにしている。すなわ
ち、クランプ32がロータハブ26に装着され、ハブ2
1にボルト締結されると、図9に関連して説明したよう
に、ハブ21がクランプ32の加圧力によってひらき、
ハブ21の弾性復元にもとづく加圧力がハブ21とディ
スク10との接触点に作用し、ディスク10とスペーサ
30との接触点を支点として発生する曲げモーメントM
1 が発生し、ハブフランジ29あるいはブラケット22
にむかってディスク10を突出するようにわん曲させよ
うとするが、このときに、突出21aがハブ21とディ
スク10との接触点をスペーサ30とディスク10との
接触点よりも外側に位置させ、モーメントM1 と反対む
きの曲げモーメントM1'をスペーサ30とディスク10
との接触点を支点にして発生させ、ディスク10のわん
曲を阻止する。
【0031】図3は磁気ディスク記憶装置のディスク駆
動装置の他の構成を示している。このディスク駆動装置
は、図2に関連して説明したディスク駆動装置と同様に
構成されているが、ハブ21が突出をもたず、スペーサ
30のみが突出をもつことによって、ディスク10をわ
ん曲させるモーメントM1 と反対向きのモーメントを発
生させている。
【0032】ハブ21は図2におけるスピンドルモータ
のハブと同様な構成からなっているが、フランジ29は
ディスク10をむいた表面に突出をもっておらず、フラ
ットに形成されている。スペーサ30はディスク10を
むいた表面のみに突出30aを設けられ、この表面にお
ける他の領域および反対表面の全領域をフラットに形成
され、突出30aのみによってディスク10に接触させ
られている。この突出30aは、クランプ32を装着し
たときに生じるハブ21とディスク10との接触点より
も内側に位置して、スペーサ30におけるディスク10
をむいている表面に配置されている。
【0033】このように構成されたディスク駆動装置で
は、クランプ32がロータハブ26に装着され、ハブ2
1がクランプ32の加圧力によってひらき、ハブからの
加圧力がハブ21とディスク10との接触点に作用し、
ディスク10とスペーサ30との接触点を支点として発
生する曲げモーメントM1 がディスク10をハブのフラ
ンジ29あるいはブラケット22にむかって突出するよ
うにわん曲させようとするときに、突出30aがハブ2
1とディスク10との接触点をスペーサ30とディスク
10との接触点をよりも外側に位置させ、図2に関連し
て説明したディスク駆動装置と同様に、モーメントM1
と逆むきの曲げモーメントM1'を発生させるため、ディ
スク10のわん曲が阻止される。
【0034】図4は磁気ディスク記憶装置のディスク駆
動装置の他の構成を示している。このディスク駆動装置
は、図2に関連して説明したディスク駆動装置と同様
に、ハブ21が突出をもつだけでなく、スペーサ30に
も突出を具備させて、モーメントM1 と反対向きのモー
メントM1'の発生をより確実にさせている。
【0035】ハブ21のフランジ29は、図2における
スピンドルモータのハブと同様に、ディスク側の表面に
突出21aを設けられていると共に、この表面における
他の領域をフラットに形成され、突出21aのみによっ
てディスク10に接触するようにさせられている。スペ
ーサ30は、ディスク10をむいた表面に突出30aを
設けられていると共に、この表面における他の領域およ
び反対表面の全領域をフラットに形成されていて、突出
21aのみによってディスク10に接触するようにさせ
られている。これらの突出のうち、突出21aはクラン
プ32を装着したときに生じるクランプ32とディスク
12との接触点よりも外側に位置してハブ21における
ディスク10をむいた表面に、突出30aはクランプ3
2を装着したときに生じるハブ21の突出30aよりも
内側に位置してスペーサ30におけるディスク10をむ
いた表面にそれぞれ設けられている。
【0036】このようなディスク駆動装置は、図2に関
連して説明したディスク駆動装置と同様に、クランプ3
2がロータハブ26に装着されかつハブ21にボルト締
結され、ハブ21からの加圧力がディスク10とスペー
サ30との接触点に加わり、ディスク10をハブフラン
ジ29あるいはブラケット22にむかって突出するよう
にわん曲させようとする曲げモーメントM1 が発生する
ときに、ハブフランジ29にある突出21aがハブ21
からの加圧力の作用点をディスク10とスペーサ30と
の接触点よりも外側にさせ、曲げモーメントM1 と反対
むきの曲げモーメントM1'を発生させるばかりか、スペ
ーサ30の突出30aがスペーサ30とディスク10と
の接触点を突出21aとディスク10とのそれよりも内
側につねに位置させて、曲げモーメントM1'の発生を確
実にさせるため、図2に関連して説明したディスク駆動
装置よりも、ディスク10のわん曲をより確実に防ぐこ
とができる。
【0037】これらのディスク駆動装置はディスクの枚
数が三枚であるが、より多数のディスクが組み込まれ、
ハブ21に隣接するディスク10およびクランプ32に
むかってならぶいくつかのディスクがわん曲を発生する
場合、ハブ21およびディスク10に隣接するスペーサ
30に加えて、クランプにむかってこのスペーサにつづ
いてならんでいるいくつかのスペーサにも突出を具備す
るディスク駆動装置とすることによって、これらのディ
スクのわん曲を阻止することができる。たとえば、図4
において、七枚のディスクがディスク11とディスク1
2とのあいだに配置され、スペーサが各々のディスクの
あいだに配置され、合計で十枚のディスクを組み込ま
れ、ディスク11から数えて五番目までのディスクがわ
ん曲している場合、ハブのフランジ29におけるディス
ク10をむいている表面に突出21aを、スペーサ30
におけるディスク10をむいた表面に突出30aを設け
ると共に、スペーサ30から数えて五番目のディスクに
隣接する四番目のスペーサまでに、スペーサ30と同様
に、ハブ21の突出30aよりも内側に位置して、各々
のスペーサにおけるディスク10をむいている表面に突
出を設けると共に、この表面における他の領域および反
対表面の全領域をフラットに形成し、各々のスペーサが
突出のみによって関係するディスクに接触するようにさ
せる。このように構成することによって、クランプ32
がロータハブ26に装着され、ハブ21からの加圧力が
ディスク10とスペーサ30との接触点に加わり、ディ
スク10をハブフランジ29あるいはブラケット22に
むかって突出するようにわん曲させようとする曲げモー
メントM1 が発生するときに、ハブフランジ29にある
突出21aがハブ21からの加圧力の作用点をディスク
10とスペーサ30との接触点よりも外側にさせ、曲げ
モーメントM1 と反対むきの曲げモーメントM1'を発生
させるばかりか、スペーサ30の突出30aおよびスペ
ーサ30から数えて四番目のスペーサにある突出がスペ
ーサと各々のスペーサに関係するディスクとの接触点を
ハブの突出21aとディスク10とのそれよりも内側に
つねに位置させて、曲げモーメントM1'の発生を確実に
させ、五番目までのディスクのわん曲を防ぐことができ
る。
【0038】図5は磁気ディスク記憶装置のディスク駆
動装置のさらに他の構成を示している。このディスク駆
動装置は、図2に関連して説明したディスク駆動装置と
同様に構成されているが、ハブ21が突出をもたず、ス
ペーサ31のみが突出を具備させられ、ディスク12の
わん曲を阻止するようにさせている。
【0039】ハブ21は図2におけるスピンドルモータ
のハブと同様に構成されているが、フランジ29はディ
スク10をむいた表面に突出をもたず、フラットに形成
されている。ディスク12に隣接するスペーサ31は、
ディスク12をむいた表面に突出31aを設けられてい
ると共に、この表面における他の領域および反対表面の
全領域をフラットに形成され、突出31aのみによって
ディスク12に接触させられている。突出31aは、ク
ランプ32におけるディスク12に接触する突出よりも
内側に位置して、スペーサ31におけるディスク12を
むいている表面に配置されている。
【0040】このようなディスク駆動装置は、クランプ
32がロータハブ26に装着され、ハブ21がクランプ
32からの加圧力によってひらき、ハブ21からの加圧
力がクランプ32とディスク12との接触点に作用し、
ディスク12とスペーサ31との接触点を支点として曲
げモーメントM2 が発生し、ディスク12をクランプ3
2にむかって突出するようにわん曲させようとするとき
に、スペーサ31にある突出31aがクランプ32とデ
ィスク12との接触点をスペーサ31とディスク12と
の接触点よりも外側に位置させ、曲げモーメントM2
反対むきの曲げモーメントM2'を発生させるため、ディ
スク12のわん曲が阻止される。
【0041】このディスク駆動装置においても、より多
数のディスクが組み込まれ、ディスク12およびハブ2
1にむかってならぶいくつかのディスクがわん曲する場
合、クランプ32およびディスク12に隣接するスペー
サ31に加えて、ハブ21にむかってこのスペーサにな
つづいてならんでいるいくつかのスペーサにも突出を具
備するディスク駆動装置とさせることによって、これら
のディスクのわん曲を阻止をおこなえる。たとえば、図
5において、七枚のディスクがディスク12とディスク
11とのあいだに配置され、スペーサが各々のディスク
のあいだに配置され、合計で十枚のディスクを組み込ま
れ、たとえばディスク12から数えて五番目までのディ
スクがわん曲している場合には、スペーサ31における
ディスク12をむいた表面に突出31aを設けると共
に、スペーサ31から数えて五番目のディスクに隣接す
る四番目のスペーサまでに、スペーサ31と同様な突出
を各々のスペーサにおけるディスク10をむいた表面に
設けると共に、これらの表面における他の領域および反
対表面の全領域をフラットに形成し、各々のスペーサが
突出のみによって関係するディスクに接触するようにさ
せる。このように構成することによって、ハブ32がロ
ータクランプ26に装着され、クランプ32からの加圧
力が加わり、ディスク12をクランプ32にむかって突
出するようにわん曲させようとする曲げモーメントM2
が発生するときに、スペーサ31にある突出31aがク
ランプ32からの加圧力の作用点をディスク12とスペ
ーサ31との接触点よりも内側にさせて、曲げモーメン
トM2 と反対むきの曲げモーメントM2'を発生させるば
かりか、スペーサ31から数えて四番目までのスペーサ
の各々にある突出がスペーサ各々とこれらのスペーサに
関係するディスクとの接触点をクランプ32とディスク
12とのそれよりも内側に位置させて、曲げモーメント
2'の発生を確実にさせるため、五番目までのディスク
のわん曲を防ぐことができる。
【0042】図6は磁気ディスク記憶装置のディスク駆
動装置のさらにまた他の構成を示している。このディス
ク駆動装置は、図2に関連して説明したディスク駆動装
置と同様に構成されているが、ハブ21のみならず、ス
ペーサ31にも突出31aを具備させて、ディスク10
およびディスク12のわん曲を阻止することができるよ
うさせている。
【0043】ハブ21は、フランジ29におけるディス
ク10をむいた表面に突出21aを設けられ、この表面
における他の領域をフラットに形成され、突出21aの
みによってディスク10に接触するようにさせられてい
る。また、スペーサ31は、ディスク12をむいた表面
に突出31aを設けられ、この表面における他の領域お
よび反対表面における全領域をフラットに形成され、突
出31aのみによってディスク10に接触するようにさ
せられている。これらの突出のうち、ハブにある突出2
1aはクランプ32を装着したときに生じるハブフラン
ジ29とディスク12との接触点よりも外側に位置して
ハブフランジ29の表面に、突出31aはクランプ32
を装着したときに生じるクランプ32とディスク12と
の接触点よりも内側に位置してスペーサ31におけるデ
ィスク12をむいた表面にそれぞれ配置されている。
【0044】このようなディスク駆動装置では、図2に
関連して説明したディスク駆動装置と同様に、クランプ
32がロータハブ26に装着され、ハブ21からの加圧
力がディスク10とスペーサ30との接触点に加わり、
ディスク10をハブフランジ29あるいはブラケット2
2にむかって突出するようにわん曲させようとする曲げ
モーメントM1 が発生するときに、フランジ29にある
突出21aがハブ21からの加圧力の作用点をディスク
10とスペーサ30との接触点よりも外側にさせて、曲
げモーメントM1 と反対むきの曲げモーメントM1'を発
生させ、ディスク10をフラットに維持させる。同時
に、スペーサ31にある突出31aがクランプ32とデ
ィスク12と接触点をディスク12とスペーサ31との
接触点よりも外側に位置させ、ハブ21からの加圧力の
作用点をディスク12とクランプ32との接触点よりも
内側にさせて、曲げモーメントM2 と反対むきの曲げモ
ーメントM2'を発生させ、ディスク12をフラットに維
持させる。そして、ディスク10およびディスク12が
フラットになるため、中間のディスク11のわん曲も阻
止される。
【0045】図7は磁気ディスク記憶装置のディスク駆
動装置のさらにまた他の構成を示している。このディス
ク駆動装置は、図6に関連して説明したディスク駆動装
置と同様に構成されているが、ハブ21およびクランプ
32のみならず、ハブ21に対面するスペーサ30にも
突出30aを具備させられ、ディスク10〜12のわん
曲をより完全に阻止することができるようにさせてい
る。
【0046】ハブ21は、フランジ29におけるディス
ク10をむいた表面に突出21aを設けられ、この表面
における他の領域をフラットに形成され、突出21aの
みによってディスク10に接触するようにさせられてい
る。スペーサ30は、ディスク10をむいた表面に突出
30aを設けられていると共に、この表面における他の
領域および反対表面の全領域をフラットに形成されてい
て、突出21aのみによってディスク10に接触するよ
うにさせられている。スペーサ31は、ディスク12を
むいた表面に突出31aを設けられ、この表面における
他の領域および反対表面における全領域をフラットに形
成され、突出31aのみによってディスク10に接触す
るようにさせられている。これらの突出のうち、突出2
1aはクランプ32を装着したときに生じるディスク1
0とクランプ30との接触点よりも外側に位置してハブ
フランジ29の表面に、突出30aはハブ21にある突
出21aよりも内側に、突出31aはクランプ32を装
着したときに生じるクランプ32とディスク12との接
触点よりも内側にそれぞれ配置されている。
【0047】このようなハブ21およびスペーサ30、
31をもつディスク駆動装置では、図2に関連して説明
したディスク駆動装置と同様に、クランプ32がロータ
ハブ26に装着され、ハブ21からの加圧力がディスク
10とスペーサ30との接触点に加わり、ディスク10
をハブフランジ29あるいはブラケット22にむかって
突出するようにわん曲させようとする曲げモーメントM
1 が発生するときに、フランジ29にある突出21aが
ハブ21からの加圧力の作用点をディスク10とスペー
サ30との接触点よりも外側にさせ、曲げモーメントM
1 と反対むきの曲げモーメントM1'を発生させると共
に、スペーサ30における突出30aがスペーサ30と
ディスク10との接触点を突出21aとディスク10と
のそれよりも内側につねに位置させ、曲げモーメントM
1'の発生を確実にさせて、ディスク10をフラットに維
持させる。同時に、スペーサ31における突出31aが
クランプ32とディスク12と接触点をディスク12と
スペーサ31との接触点よりも外側に位置させて、ハブ
21からの加圧力の作用点をがディスク12とクランプ
32との接触点よりも内側にさせ、曲げモーメントM2
と反対むきの曲げモーメントM2'を発生させて、すべて
のディスク10〜12のわん曲をより確実に阻止するこ
とができる。このため、ディスクをより薄くし、ディス
ク数を増大させかつハブ21を軽量化させたときでも、
すべてのディスクのわん曲を防ぐことができる。
【0048】これらのディスク駆動装置は、以上のよう
に、ディスク10〜12がフラットに維持されるので、
各々のディスクにおける任意の位置でのヘッドとのギャ
ップを同じになり、ヘッドあるいはスライダの浮上量を
小さくしても、各々のヘッドの読出電圧が同じになり、
記録密度をたかめ、記憶容量が大きくかつコンパクトな
磁気ディスク記憶装置を得ることができる。
【0049】なお、ディスクが一枚のみからなるディス
ク駆動装置であっても、ハブに突出を設けることによっ
て、ディスクのわん曲を阻止することができる。このデ
ィスク駆動装置は、図2を参照して説明すると、ディス
ク10のみと、ディスク10の片側に位置しかつこのデ
ィスクに接触する表面をもつハブ21、それにディスク
10をハブ21の前記表面に圧着させるクランプ32と
のみからなっていると共に、ハブ21がディスク10を
むいた表面に突出21aをもつ構成とさせられている。
これにおいて、クランプ32が装着され、ハブ21がク
ランプ32の加圧力によってひらき、ハブ21とディス
ク10との接触点がディスク10とクランプ32との接
触点よりも内側になり、ディスク10とクランプ32と
の接触点を支点として発生する曲げモーメントM2 がデ
ィスク10をハブ32にむかって突出するようにわん曲
させようとするときに、ハブ21にある突出21aがデ
ィスク10とクランプ32との接触点よりも外側に位置
させて、反対むきの曲げモーメントM2'がディスク10
とクランプ32との接触点を支点にして発生するため、
ディスク10のわん曲が阻止される。
【0050】
【発明の効果】本発明のディスク形記憶媒体の駆動装置
は、以上説明したように、ディスクのわん曲をなくすこ
とができ、たとえ存在してもきわめて小さなものとさせ
ることができるので、たとえば磁気ディスク記憶装置に
適用したときに、ヘッドとディスクとの間隔を狭くし
て、記録密度をたかめることができ、小型かつ記憶容量
のものとさせることができ、しかも、弾性体のような環
境によって寸法精度が大幅に変化するものを使用するこ
となしにこれを達成することができるので、安定した性
能のものを確実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク形記憶媒体の駆動装置が組み
込まれる磁気ディスク記憶装置のヘッド・ディスク・ア
ッセンブリの内部構造を説明するための図である。
【図2】本発明のディスク形記憶媒体の駆動装置の一実
施例を示す断面図である。
【図3】本発明のディスク形記憶媒体の駆動装置の他の
実施例を示す断面図である。
【図4】本発明のディスク形記憶媒体の駆動装置のさら
に他の実施例を示す断面図である。
【図5】本発明のディスク形記憶媒体の駆動装置のさら
に他の実施例を示す断面図である。
【図6】本発明のディスク形記憶媒体の駆動装置のさら
に他の実施例を示す断面図である。
【図7】本発明のディスク形記憶媒体の駆動装置のさら
に他の実施例を示す断面図である。
【図8】従来のディスク形記憶媒体の駆動装置の断面図
である。
【図9】従来のディスク形記憶媒体の駆動装置における
変形状態を説明するための図である。
【図10】磁気ディスク記憶装置におけるディスクのわ
ん曲とヘッド浮上量との関係を示している図である。
【符号の説明】
10〜12…ディスク形記憶媒体 21…ハブ 30、31…スペーサ 32…クランプ 21a、30a、31a…突出
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 甲斐 健二郎 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 小野 耕一 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のディスク形記憶媒体と、ディスク
    形記憶媒体のあいだに配置されたスペーサと、ディスク
    形記憶媒体およびスペーサからなる積層物をはめられ、
    はめられた積層物の片側に位置するディスク形記憶媒体
    に接触する表面をもつハブと、積層物をハブの前記表面
    に圧着させるクランプとを含んでいるディスク形記憶媒
    体の駆動装置において、ハブが前記表面に位置しかつク
    ランプの装着によってハブに隣接するディスク形記憶媒
    体とこのディスク形記憶媒体に隣接するスペーサとのあ
    いだに形成される接触点あるいは接触面よりも外側に配
    置された突出を具備していることを特徴とするディスク
    形記憶媒体の駆動装置。
  2. 【請求項2】 複数のディスク形記憶媒体と、ディスク
    形記憶媒体のあいだに配置されたスペーサと、ディスク
    形記憶媒体およびスペーサからなる積層物がはめられ、
    はめられた積層物の片側に位置するディスク形記憶媒体
    に接触する表面をもつハブと、積層物をハブの前記表面
    に圧着させるクランプとを含んでいるディスク形記憶媒
    体の駆動装置において、ハブに隣接するディスク形記憶
    媒体に隣接するスペーサがハブに隣接するディスク形記
    憶媒体をむいた表面に位置しかつクランプの装着によっ
    てハブとこれに隣接するディスク形記憶媒体とのあいだ
    に形成される接触点あるいは接触面よりも内側に配置さ
    れた突出を具備していることを特徴とするディスク形記
    憶媒体の駆動装置。
  3. 【請求項3】 複数のディスク形記憶媒体と、ディスク
    形記憶媒体のあいだに配置されたスペーサと、ディスク
    形記憶媒体およびスペーサからなる積層物がはめられ、
    はめられた積層物の片側に位置するディスク形記憶媒体
    に接触する表面をもつハブと、積層物をハブの前記表面
    に圧着させるクランプとを含んでいるディスク形記憶媒
    体の駆動装置において、ハブが前記表面に位置しかつク
    ランプの装着によってハブに隣接するディスク形記憶媒
    体とこのディスク形記憶媒体に隣接するスペーサとのあ
    いだに形成される接触点あるいは接触面よりも外側に配
    置された突出を具備していると共に、ハブに隣接するデ
    ィスク形記憶媒体に隣接するスペーサがハブに隣接する
    ディスク形記憶媒体をむいた表面に位置しかつクランプ
    の装着によってハブとこれに隣接するディスク形記憶媒
    体とのあいだに形成される接触点あるいは接触面よりも
    内側に配置された突出を具備していることを特徴とする
    ディスク形記憶媒体の駆動装置。
  4. 【請求項4】 複数のディスク形記憶媒体と、ディスク
    形記憶媒体のあいだに配置されたスペーサと、ディスク
    形記憶媒体およびスペーサからなる積層物がはめられ、
    はめられた積層物の片側に位置するディスク形記憶媒体
    に接触する表面をもつハブと、積層物をハブの前記表面
    に圧着させるクランプとを含んでいるディスク形記憶媒
    体の駆動装置において、ハブが前記表面に位置しかつク
    ランプの装着によってハブに隣接するディスク形記憶媒
    体とこのディスク形記憶媒体に隣接するスペーサとのあ
    いだに形成される接触点あるいは接触面よりも外側に配
    置された突出を具備していると共に、ハブに隣接するス
    ペーサを最初として順にならぶ複数のスペーサがハブに
    隣接するディスク形記憶媒体をむいた表面にハブの突出
    よりも内側に配置された突出を具備していることを特徴
    とするディスク形記憶媒体の駆動装置。
  5. 【請求項5】 複数のディスク形記憶媒体と、ディスク
    形記憶媒体のあいだに配置されたスペーサと、ディスク
    形記憶媒体およびスペーサからなる積層物をはめられ、
    はめられた積層物の片側に位置するディスク形記憶媒体
    に接触する表面をもつハブと、積層物をハブの前記表面
    に圧着させるクランプとを含んでいるディスク形記憶媒
    体の駆動装置において、クランプに隣接するディスク形
    記憶媒体に隣接するスペーサがクランプに隣接するディ
    スク形記憶媒体をむいた表面に位置しかつクランプの装
    着によってクランプとクランプに隣接するディスク形記
    憶媒体とのあいだに形成される接触点あるいは接触面よ
    りも内側に配置された突出を具備していることを特徴と
    するディスク形記憶媒体の駆動装置。
  6. 【請求項6】 複数のディスク形記憶媒体と、ディスク
    形記憶媒体のあいだに配置されたスペーサと、ディスク
    形記憶媒体およびスペーサからなる積層物がはめられ、
    はめられた積層物の片側に位置するディスク形記憶媒体
    に接触する表面をもつハブと、積層物をハブの前記表面
    に圧着させるクランプとを含んでいるディスク形記憶媒
    体の駆動装置において、クランプに隣接するディスクに
    隣接するスペーサを最初としてクランプからハブにむか
    って順にならんでいる複数のスペーサが、クランプに隣
    接するディスク形記憶媒体をむいた表面に位置しかつク
    ランプの装着によってクランプとクランプに隣接するデ
    ィスクとのあいだに形成される接触点あるいは接触面よ
    りも内側に配置された突出を具備していることを特徴と
    するディスク形記憶媒体の駆動装置。
  7. 【請求項7】 複数のディスク形記憶媒体と、ディスク
    形記憶媒体のあいだに配置されたスペーサと、ディスク
    形記憶媒体およびスペーサからなる積層物がはめられ、
    はめられた積層物の片側に位置するディスク形記憶媒体
    に接触する表面をもつハブと、積層物をハブの前記表面
    に圧着させるクランプとを含んでいるディスク形記憶媒
    体の駆動装置において、ハブが前記表面に位置しかつク
    ランプの装着によってハブに隣接するディスク形記憶媒
    体とこのディスク形記憶媒体に隣接するスペーサとのあ
    いだに形成される接触点あるいは接触面よりも外側に配
    置された突出を具備していると共に、クランプに隣接す
    るディスク形記憶媒体に隣接するスペーサがハブに隣接
    するディスク形記憶媒体をむいた表面に位置しかつクラ
    ンプの装着によってクランプとクランプに隣接するディ
    スク形記憶媒体とのあいだに形成される接触点あるいは
    接触面よりも内側に配置された突出を具備していること
    を特徴とするディスク形記憶媒体の駆動装置。
  8. 【請求項8】 複数のディスク形記憶媒体と、ディスク
    形記憶媒体のあいだに配置されたスペーサと、ディスク
    形記憶媒体およびスペーサからなる積層物がはめられ、
    はめられた積層物の片側に位置するディスク形記憶媒体
    に接触する表面をもつハブと、積層物をハブの前記表面
    に圧着させるクランプとを含んでいるディスク形記憶媒
    体の駆動装置において、ハブが前記表面に位置しかつク
    ランプの装着によってハブに隣接するディスク形記憶媒
    体とこのディスク形記憶媒体に隣接するスペーサとのあ
    いだに形成される接触点あるいは接触面よりも外側に配
    置された突出を具備し、ハブに隣接するディスク形記憶
    媒体に隣接するスペーサがハブに隣接するディスク形記
    憶媒体をむいた表面に位置しかつクランプの装着によっ
    てハブとこれに隣接するディスク形記憶媒体とのあいだ
    に形成される接触点あるいは接触面よりも内側に配置さ
    れた突出を具備していると共に、クランプに隣接するデ
    ィスク形記憶媒体に隣接するスペーサがハブに隣接する
    ディスク形記憶媒体をむいた表面に位置しかつクランプ
    の装着によってクランプとクランプに隣接するディスク
    形記憶媒体とのあいだに形成される接触点あるいは接触
    面よりも内側に配置された突出を具備していることを特
    徴とするディスク形記憶媒体の駆動装置。
  9. 【請求項9】 一枚のディスク形記憶媒体と、はめられ
    たディスク形記憶媒体の片側に位置するディスク形記憶
    媒体に接触する表面をもつハブと、ディスク形記憶媒体
    をハブの前記表面に圧着させるクランプとを含んでいる
    ディスク形記憶媒体の駆動装置において、ハブがディス
    ク形記憶媒体をむいた表面に位置しかつクランプの装着
    によってクランプとディスク形記憶媒体とのあいだに形
    成される接触点あるいは接触面よりも外側に配置された
    突出を具備していることを特徴とするディスク駆動装
    置。
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