JPH06124424A - 集積型一体化磁気ヘッドの取付構造 - Google Patents
集積型一体化磁気ヘッドの取付構造Info
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- JPH06124424A JPH06124424A JP27018392A JP27018392A JPH06124424A JP H06124424 A JPH06124424 A JP H06124424A JP 27018392 A JP27018392 A JP 27018392A JP 27018392 A JP27018392 A JP 27018392A JP H06124424 A JPH06124424 A JP H06124424A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 集積型一体化磁気ヘッド(例えば、マイクロ
フレックスヘッド)の取付構造に関し、リード／ライト
特性が劣化しない集積型一体化磁気ヘッドの取付構造を
提供することを目的とする。 【構成】 弾性を有する薄板状のベース部１１ａ,ベー
ス部１１ａの先端部にリード／ライト素子が形成され、
記録媒体に当接するヘッド部１１ｂと,ベース部１１ａ
の基端部に設けられた取付部１１ｃよりなる集積型一体
化磁気ヘッド１１と、弾性を有する薄板状のベース部１
２ａ,１３ａ,ベース部１２ａ,１３ａの基端部に設けら
れた取付部１２ｂ,１３ｂよりなり、先端部は記録媒体
に当接し、集積型一体化磁気ヘッド１１と略同一形状の
第１及び第２のダミーヘッド１２,１３とを備え、集積
型磁気ヘッドの取付部１１ｃをアーム１４の先端部の略
中央部に、第１のダミーヘッド１２の取付部１２ｂをア
ーム１４の先端部の一方の側部に、第２のダミーヘッド
１３の取付部１３ｂをアーム１４の先端部の他方の側部
にそれぞれ設けるように構成する。
フレックスヘッド)の取付構造に関し、リード／ライト
特性が劣化しない集積型一体化磁気ヘッドの取付構造を
提供することを目的とする。 【構成】 弾性を有する薄板状のベース部１１ａ,ベー
ス部１１ａの先端部にリード／ライト素子が形成され、
記録媒体に当接するヘッド部１１ｂと,ベース部１１ａ
の基端部に設けられた取付部１１ｃよりなる集積型一体
化磁気ヘッド１１と、弾性を有する薄板状のベース部１
２ａ,１３ａ,ベース部１２ａ,１３ａの基端部に設けら
れた取付部１２ｂ,１３ｂよりなり、先端部は記録媒体
に当接し、集積型一体化磁気ヘッド１１と略同一形状の
第１及び第２のダミーヘッド１２,１３とを備え、集積
型磁気ヘッドの取付部１１ｃをアーム１４の先端部の略
中央部に、第１のダミーヘッド１２の取付部１２ｂをア
ーム１４の先端部の一方の側部に、第２のダミーヘッド
１３の取付部１３ｂをアーム１４の先端部の他方の側部
にそれぞれ設けるように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、集積型一体化磁気ヘッ
ド(例えば、マイクロフレックスヘッド)の取付構造に関
する。
ド(例えば、マイクロフレックスヘッド)の取付構造に関
する。
【０００２】近年、コンピュータ装置の外部記憶装置で
ある磁気ディスク装置においては、小型化,薄型化,大容
量化,低価格化,低消費電力化を満たす装置の要望が高ま
っており、このためには、ヘッドや媒体特性向上による
面密度のアップをできるだけ抑え、小スペースに数多く
の媒体を実装すること、又は、従来と同一枚数の媒体を
実装しつつ、装置高さを極力抑えることが要望されてい
る。
ある磁気ディスク装置においては、小型化,薄型化,大容
量化,低価格化,低消費電力化を満たす装置の要望が高ま
っており、このためには、ヘッドや媒体特性向上による
面密度のアップをできるだけ抑え、小スペースに数多く
の媒体を実装すること、又は、従来と同一枚数の媒体を
実装しつつ、装置高さを極力抑えることが要望されてい
る。
【０００３】
【従来の技術】図９は集積型一体化磁気ヘッドの拡大側
面図、図１０は図９におけるヘッド部の拡大断面構成図
である。
面図、図１０は図９におけるヘッド部の拡大断面構成図
である。
【０００４】尚、これらの図に示す集積型一体化磁気ヘ
ッドは、Data Strage 90 An International Forum ; Se
ptember 10-12,1990 Fairmont Hotel San Jose,Califo
rniaにてCenstor Corporation が発表したものである。
ッドは、Data Strage 90 An International Forum ; Se
ptember 10-12,1990 Fairmont Hotel San Jose,Califo
rniaにてCenstor Corporation が発表したものである。
【０００５】先ず、図９において、集積型一体化磁気ヘ
ッド１は、弾性を有する薄板状のベース部１ａ、ベース
部１ａの先端部に設けられ、ディスク(磁気記録媒体)に
常時接触するヘッド部１ｂ、ベース部１ａの基端部の他
方の面に形成された取り付け部１ｃとより構成され、質
量は1mg程度である。
ッド１は、弾性を有する薄板状のベース部１ａ、ベース
部１ａの先端部に設けられ、ディスク(磁気記録媒体)に
常時接触するヘッド部１ｂ、ベース部１ａの基端部の他
方の面に形成された取り付け部１ｃとより構成され、質
量は1mg程度である。
【０００６】次に、図１０を用いて集積型一体化磁気ヘ
ッド１のヘッド部１ｂを説明する。ヘッド部１ｂは、ヨ
ーク１ｄと、このヨーク１ｄに巻回されたコイル１ｅ
と、ヨーク１ｄの両端部間に形成されたギャップ１ｆ
と、コイル１ｅの両端部に接続されるリード線１ｇから
なるリード／ライトヘッド素子が形成されている。
ッド１のヘッド部１ｂを説明する。ヘッド部１ｂは、ヨ
ーク１ｄと、このヨーク１ｄに巻回されたコイル１ｅ
と、ヨーク１ｄの両端部間に形成されたギャップ１ｆ
と、コイル１ｅの両端部に接続されるリード線１ｇから
なるリード／ライトヘッド素子が形成されている。
【０００７】このような集積型一体化磁気ヘッド１の取
付部１ｃは、アクチュエータのアームの先端部に取り付
けられる。
付部１ｃは、アクチュエータのアームの先端部に取り付
けられる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の集
積型一体化磁気ヘッドは、ディスクに常時接触している
ので、シーク中にヘッド部１ｂにディスク表面に塗布さ
れた潤滑材や、摺接時に発生する摩耗粉等が付着し、リ
ード／ライト特性が劣化するという問題点がある。
積型一体化磁気ヘッドは、ディスクに常時接触している
ので、シーク中にヘッド部１ｂにディスク表面に塗布さ
れた潤滑材や、摺接時に発生する摩耗粉等が付着し、リ
ード／ライト特性が劣化するという問題点がある。
【０００９】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、リード／ライト特性が劣化しない集
積型一体化磁気ヘッドの取付構造を提供するものであ
る。
ので、その目的は、リード／ライト特性が劣化しない集
積型一体化磁気ヘッドの取付構造を提供するものであ
る。
【００１０】
【課題を解決するための手段】図１は、請求項１記載の
発明の原理図である。図において、１１は集積型一体化
磁気ヘッドである。この集積型一体化磁気ヘッド１１
は、弾性を有する薄板状のベース部１１ａと、ベース部
１１ａの先端部に、記録媒体に当接し、リード／ライト
素子が形成されたヘッド部１１ｂと、ベース部１１ａの
基端部に設けられた取付部１１ｃとよりなっている。
発明の原理図である。図において、１１は集積型一体化
磁気ヘッドである。この集積型一体化磁気ヘッド１１
は、弾性を有する薄板状のベース部１１ａと、ベース部
１１ａの先端部に、記録媒体に当接し、リード／ライト
素子が形成されたヘッド部１１ｂと、ベース部１１ａの
基端部に設けられた取付部１１ｃとよりなっている。
【００１１】１２及び１３は集積型一体化磁気ヘッドと
略同一形状の第１及び第２のダミーヘッドである。これ
ら第１及び第２のダミーヘッドは、弾性を有し、先端部
は記録媒体に当接する薄板状のベース部１２ａ,１３ａ
と、ベース部１２ａ,１３ａの基端部に設けられた取付
部１２ｂ,１３ｂよりなっている。
略同一形状の第１及び第２のダミーヘッドである。これ
ら第１及び第２のダミーヘッドは、弾性を有し、先端部
は記録媒体に当接する薄板状のベース部１２ａ,１３ａ
と、ベース部１２ａ,１３ａの基端部に設けられた取付
部１２ｂ,１３ｂよりなっている。
【００１２】そして、集積型磁気ヘッド１１の取付部１
１ｃはアーム１４の先端部の略中央部に、第１のダミー
ヘッド１２の取付部１２ｂはアーム１４の先端部の一方
の側部に、第２のダミーヘッド１３の取付部１３ｂはア
ーム１４の先端部の他方の側部にそれぞれ設けられてい
る。
１ｃはアーム１４の先端部の略中央部に、第１のダミー
ヘッド１２の取付部１２ｂはアーム１４の先端部の一方
の側部に、第２のダミーヘッド１３の取付部１３ｂはア
ーム１４の先端部の他方の側部にそれぞれ設けられてい
る。
【００１３】次に、請求項２記載の発明は、アーム１４
の先端部には、記録媒体に対して傾斜している傾斜面を
設けたものである。次に、請求項３記載の発明は、請求
項１又は２における傾斜面は、アームの先端部の前記デ
ィスクに対向する面の反対側の面に設けられ、前記アー
ムの前記ディスクの積層方向の厚さが先端に行くほど漸
次薄くなるように形成された斜面であるものである。
の先端部には、記録媒体に対して傾斜している傾斜面を
設けたものである。次に、請求項３記載の発明は、請求
項１又は２における傾斜面は、アームの先端部の前記デ
ィスクに対向する面の反対側の面に設けられ、前記アー
ムの前記ディスクの積層方向の厚さが先端に行くほど漸
次薄くなるように形成された斜面であるものである。
【００１４】次に、請求項４記載の発明は、請求項１又
は２における傾斜面は、前記アームの先端部の前記ディ
スクに対向する面に設けられ、前記アームの前記ディス
クの積層方向の厚さが先端に行くほど漸次厚くなるよう
に形成された斜面であるものである。
は２における傾斜面は、前記アームの先端部の前記ディ
スクに対向する面に設けられ、前記アームの前記ディス
クの積層方向の厚さが先端に行くほど漸次厚くなるよう
に形成された斜面であるものである。
【００１５】
【作用】請求項１記載の発明の集積型一体化磁気ヘッド
の取付構造において、集積型一体化磁気ヘッドの両サイ
ドには、第１及び第２のダミーヘッド１２,１３が設け
られているので、これら第１及び第２のダミーヘッドに
記録媒体に塗布されている潤滑材や、記録媒体の摩耗粉
等が付着し、集積型一体化磁気ヘッドにこれら潤滑材や
摩耗粉が付着しない。よって、集積型一体化磁気ヘッド
のリード／ライト特性の劣化を防止することができる。
の取付構造において、集積型一体化磁気ヘッドの両サイ
ドには、第１及び第２のダミーヘッド１２,１３が設け
られているので、これら第１及び第２のダミーヘッドに
記録媒体に塗布されている潤滑材や、記録媒体の摩耗粉
等が付着し、集積型一体化磁気ヘッドにこれら潤滑材や
摩耗粉が付着しない。よって、集積型一体化磁気ヘッド
のリード／ライト特性の劣化を防止することができる。
【００１６】請求項２及び３記載の発明の集積型一体化
磁気ヘッドの取付構造において、アームの先端部にディ
スクの積層方向の厚さが先端に行くほど漸次薄くなるよ
うに形成された傾斜面に、集積型一体化磁気ヘッド及び
第１及び第２のダミーヘッドの取り付け部が取り付けら
れているので、ディスクの面間距離を狭くすることが可
能となる。
磁気ヘッドの取付構造において、アームの先端部にディ
スクの積層方向の厚さが先端に行くほど漸次薄くなるよ
うに形成された傾斜面に、集積型一体化磁気ヘッド及び
第１及び第２のダミーヘッドの取り付け部が取り付けら
れているので、ディスクの面間距離を狭くすることが可
能となる。
【００１７】
【実施例】次に図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。図２は本発明の一実施例の要部構成斜視図、図３は
本実施例が設けられた磁気ディスク装置の平面構成図、
図４は図３における正面図、図５は図３におけるアーム
の平面構成図、図６は図５における側面図、図７は図５
におけるＡ-Ａ断面図、図８は本発明の他の実施例の要
部構成図である。
る。図２は本発明の一実施例の要部構成斜視図、図３は
本実施例が設けられた磁気ディスク装置の平面構成図、
図４は図３における正面図、図５は図３におけるアーム
の平面構成図、図６は図５における側面図、図７は図５
におけるＡ-Ａ断面図、図８は本発明の他の実施例の要
部構成図である。
【００１８】先ず、図３及び図４を用いて本実施例が設
けられた磁気ディスク装置の全体構成を説明する。２１
は磁気ディスク装置のベースである。このベース２１上
には、スペーサ２２を介して複数枚のディスク２３(本
実施例では３枚)が回転可能に積層配置されている。こ
れら複数枚のディスク２３は図示しない駆動部としての
スピンドルモータによって高速回転駆動(たとえば、360
0rpm)されるようになっている。
けられた磁気ディスク装置の全体構成を説明する。２１
は磁気ディスク装置のベースである。このベース２１上
には、スペーサ２２を介して複数枚のディスク２３(本
実施例では３枚)が回転可能に積層配置されている。こ
れら複数枚のディスク２３は図示しない駆動部としての
スピンドルモータによって高速回転駆動(たとえば、360
0rpm)されるようになっている。
【００１９】２４は一方の端部がディスク２３のトラッ
クを横切るようにベース２１上に回転可能に設けられた
ポジショナーである。このポジショナー２４の他方の回
転端部には、コイル２５が設けられている。このコイル
２５は、ベース２１上に設けられた磁気回路２６の磁気
ギャップ内に配設されている。そして、このコイル２５
に電流を流すことにより、コイル２５には推進力が発生
し、ポジショナー２４を回転駆動するVCM(ボイスコイル
モータ)が形成されている。
クを横切るようにベース２１上に回転可能に設けられた
ポジショナーである。このポジショナー２４の他方の回
転端部には、コイル２５が設けられている。このコイル
２５は、ベース２１上に設けられた磁気回路２６の磁気
ギャップ内に配設されている。そして、このコイル２５
に電流を流すことにより、コイル２５には推進力が発生
し、ポジショナー２４を回転駆動するVCM(ボイスコイル
モータ)が形成されている。
【００２０】ポジショナー２４には、ディスク２３の各
記録面上に延出するアーム２７が複数本(本実施例にお
いては、４本)取り付けられている。具体的には、ポジ
ショナーの回転軸にアーム２７がスペーサ２９を介して
積層配置されている。
記録面上に延出するアーム２７が複数本(本実施例にお
いては、４本)取り付けられている。具体的には、ポジ
ショナーの回転軸にアーム２７がスペーサ２９を介して
積層配置されている。
【００２１】そして、アーム２７の先端部には、ディス
ク２３に対してデータのリード／ライトを行なう集積型
一体化磁気ヘッド３０が設けられている。尚、本実施例
の集積型一体化磁気ヘッド３０は、ベース部３０ａ,ヘ
ッド部３０ｂ,取付部３０ｃよりなり、従来例で説明を
行った集積型一体化磁気ヘッドと同一形状,同一構造で
あるので、説明は省略する。
ク２３に対してデータのリード／ライトを行なう集積型
一体化磁気ヘッド３０が設けられている。尚、本実施例
の集積型一体化磁気ヘッド３０は、ベース部３０ａ,ヘ
ッド部３０ｂ,取付部３０ｃよりなり、従来例で説明を
行った集積型一体化磁気ヘッドと同一形状,同一構造で
あるので、説明は省略する。
【００２２】次に、図２,図５から図７を用いて、本実
施例の集積型一体化磁気ヘッド３０の取付構造の説明を
行う。アーム２７の先端部のディスク２３と対向する面
と反対側の面には、ディスク積層方向の厚さが先端に行
くほど漸次薄くなるように形成された斜面２７ａが形成
されている。
施例の集積型一体化磁気ヘッド３０の取付構造の説明を
行う。アーム２７の先端部のディスク２３と対向する面
と反対側の面には、ディスク積層方向の厚さが先端に行
くほど漸次薄くなるように形成された斜面２７ａが形成
されている。
【００２３】３１,３２は集積型一体化磁気ヘッド３０
と同一形状の第１及び第２のダミーヘッドで、これら第
１及び第２のダミーヘッド３１,３２は、弾性を有する
薄板状で、先端部がディスク２３に当接するベース部３
１ａ,３２ａと、ベース部３１ａの基端部に形成された
取付部３１ｃ,３２ｃとより構成されている。
と同一形状の第１及び第２のダミーヘッドで、これら第
１及び第２のダミーヘッド３１,３２は、弾性を有する
薄板状で、先端部がディスク２３に当接するベース部３
１ａ,３２ａと、ベース部３１ａの基端部に形成された
取付部３１ｃ,３２ｃとより構成されている。
【００２４】そして、斜面２７ａの略中央部には、集積
型一体化磁気ヘッド３０の取付部３０ｃが取り付けられ
ている。又、斜面２７ａの一方の側部には、集積型一体
化磁気ヘッド３０と同一形状の第１のダミーヘッド３１
が、他方の側部には、集積型一体化磁気ヘッド３０と同
一形状の第２のダミーヘッド３２が取り付けられてい
る。
型一体化磁気ヘッド３０の取付部３０ｃが取り付けられ
ている。又、斜面２７ａの一方の側部には、集積型一体
化磁気ヘッド３０と同一形状の第１のダミーヘッド３１
が、他方の側部には、集積型一体化磁気ヘッド３０と同
一形状の第２のダミーヘッド３２が取り付けられてい
る。
【００２５】次に、上記構成の磁気ディスク装置の作動
を説明する。ディスク２３は図示しない駆動部としての
スピンドルモータによって回転駆動されている。そし
て、コイル２５に電流を流すと、磁気回路２６の磁気ギ
ャップ内に配設されているコイル２５に推進力が発生
し、ポジショナー２４はベース２１に対して回転駆動さ
れる。ポジショナー２４が回転する(シークする)ことに
より、アーム２７の先端部に取り付けられた集積型一体
化磁気ヘッド３０のヘッド部３０ｂがディスク２３の所
望のトラックにアクセスし、ディスク２３に対してデー
タのリード／ライトを行なう。
を説明する。ディスク２３は図示しない駆動部としての
スピンドルモータによって回転駆動されている。そし
て、コイル２５に電流を流すと、磁気回路２６の磁気ギ
ャップ内に配設されているコイル２５に推進力が発生
し、ポジショナー２４はベース２１に対して回転駆動さ
れる。ポジショナー２４が回転する(シークする)ことに
より、アーム２７の先端部に取り付けられた集積型一体
化磁気ヘッド３０のヘッド部３０ｂがディスク２３の所
望のトラックにアクセスし、ディスク２３に対してデー
タのリード／ライトを行なう。
【００２６】上記構成によれば、集積型一体化磁気ヘッ
ド３０の両サイドには、第１及び第２のダミーヘッド３
１,３２が設けられているので、シーク中これら第１及
び第２のダミーヘッド３１,３２にディスク２３に塗布
されている潤滑材や、ディスクの摩耗粉等が付着し、集
積型一体化磁気ヘッド３０のヘッド部３０ｂにこれら潤
滑材や摩耗粉が付着しない。よって、集積型一体化磁気
ヘッドのリード／ライト特性の劣化を防止することがで
きる又、上記実施例では、集積型一体化磁気ヘッド３０
と第１及び第２のダミーヘッド３１,３２の基端部はア
ーム２７の斜面２７ａに設けられているので、理論的に
は、ディスク２３の面間距離を、アーム２７の厚さより
若干大きな値とすることが可能となる。
ド３０の両サイドには、第１及び第２のダミーヘッド３
１,３２が設けられているので、シーク中これら第１及
び第２のダミーヘッド３１,３２にディスク２３に塗布
されている潤滑材や、ディスクの摩耗粉等が付着し、集
積型一体化磁気ヘッド３０のヘッド部３０ｂにこれら潤
滑材や摩耗粉が付着しない。よって、集積型一体化磁気
ヘッドのリード／ライト特性の劣化を防止することがで
きる又、上記実施例では、集積型一体化磁気ヘッド３０
と第１及び第２のダミーヘッド３１,３２の基端部はア
ーム２７の斜面２７ａに設けられているので、理論的に
は、ディスク２３の面間距離を、アーム２７の厚さより
若干大きな値とすることが可能となる。
【００２７】尚、本発明は、上記実施例に限るものでは
ない。上記実施例では、アーム２７の斜面２７ａは、ア
ーム２７の先端部のディスク２３と対向する面と反対側
の面に、ディスク積層方向の厚さが先端に行くほど漸次
薄くなるように形成したもので説明を行ったが、それに
限定するものではない。図８に示すように、アーム２７
の先端部のディスク２３に対向する面に、アーム２７の
ディスク２３の積層方向の厚さが先端に行くほど漸次厚
くなるように形成された斜面２７ｂを形成し、この斜面
に集積型一体化磁気ヘッド３０と、第１及び第２のダミ
ーヘッド３１,３２を設けるようにしてもよい。
ない。上記実施例では、アーム２７の斜面２７ａは、ア
ーム２７の先端部のディスク２３と対向する面と反対側
の面に、ディスク積層方向の厚さが先端に行くほど漸次
薄くなるように形成したもので説明を行ったが、それに
限定するものではない。図８に示すように、アーム２７
の先端部のディスク２３に対向する面に、アーム２７の
ディスク２３の積層方向の厚さが先端に行くほど漸次厚
くなるように形成された斜面２７ｂを形成し、この斜面
に集積型一体化磁気ヘッド３０と、第１及び第２のダミ
ーヘッド３１,３２を設けるようにしてもよい。
【００２８】この様な構成においても、リード／ライト
特性が劣化せず、ディスク２３の面間距離を狭めること
が可能である。
特性が劣化せず、ディスク２３の面間距離を狭めること
が可能である。
【００２９】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、集積
型一体化磁気ヘッドの両サイドに第１及び第２のダミー
ヘッドをそれぞれ設けたことにより、リード／ライト特
性が劣化しない集積型一体化磁気ヘッドの取付構造を実
現することができる。
型一体化磁気ヘッドの両サイドに第１及び第２のダミー
ヘッドをそれぞれ設けたことにより、リード／ライト特
性が劣化しない集積型一体化磁気ヘッドの取付構造を実
現することができる。
【図１】請求項１記載の発明の原理図である。
【図２】本発明の一実施例の要部構成斜視図である。
【図３】本実施例が設けられた磁気ディスク装置の平面
構成図である。
構成図である。
【図４】図３における正面図である。
【図５】図３におけるアームの平面構成図である。
【図６】図５における側面図である。
【図７】図５におけるＡ-Ａ断面図である。
【図８】本発明の他の実施例の要部構成図である。
【図９】集積型一体化磁気ヘッドの拡大側面図である。
【図１０】図９におけるヘッド部の拡大断面構成図であ
る。
る。
１１ 集積型一体化磁気ヘッド １１ａ,１２ａ,１３ａ ベース部 １１ｂ ヘッド部 １１ｃ,１２ｂ,１３ｂ 取付部 １２ 第１のダミーヘッド １３ 第２のダミーヘッド １４ アーム
Claims (4)
- 【請求項１】 弾性を有する薄板状のベース部（１１
ａ）,該ベース部（１１ａ）の先端部にリード／ライト
素子が形成され、記録媒体に当接するヘッド部（１１
ｂ）と,前記ベース部（１１ａ）の基端部に設けられた
取付部（１１ｃ）よりなる集積型一体化磁気ヘッド（１
１）と、 弾性を有する薄板状のベース部（１２ａ,１３ａ）,該ベ
ース部（１２ａ,１３ａ）の基端部に設けられた取付部
（１２ｂ,１３ｂ）よりなり、先端部は記録媒体に当接
し、前記集積型一体化磁気ヘッド（１１）と略同一形状
の第１及び第２のダミーヘッド（１２,１３）とを備
え、 前記集積型磁気ヘッドの取付部（１１ｃ）をアーム（１
４）の先端部の略中央部に、前記第１のダミーヘッド
（１２）の取付部（１２ｂ）を前記アーム（１４）の先
端部の一方の側部に、前記第２のダミーヘッド（１３）
の取付部（１３ｂ）を前記アーム（１４）の先端部の他
方の側部にそれぞれ設けたことを特徴とする集積型一体
化磁気ヘッドの取付構造。 - 【請求項２】 前記アームの先端部に、記録媒体に対し
て傾斜している傾斜面を設けたことを特徴とする請求項
１記載の集積型一体化磁気ヘッドの取付構造。 - 【請求項３】 前記傾斜面は、 前記アームの先端部の前記ディスクに対向する面の反対
側の面に設けられ、前記アームの前記ディスクの積層方
向の厚さが先端に行くほど漸次薄くなるように形成され
た斜面であることを特徴とする請求項１又は２記載の集
積型一体化磁気ヘッドの取付構造。 - 【請求項４】 前記傾斜面は、 前記アームの先端部の前記ディスクに対向する面に設け
られ、前記アームの前記ディスクの積層方向の厚さが先
端に行くほど漸次厚くなるように形成された斜面である
ことを特徴とする請求項１又は２記載の集積型一体化磁
気ヘッドの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27018392A JPH06124424A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 集積型一体化磁気ヘッドの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27018392A JPH06124424A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 集積型一体化磁気ヘッドの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06124424A true JPH06124424A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17482684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27018392A Withdrawn JPH06124424A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 集積型一体化磁気ヘッドの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06124424A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5940251A (en) * | 1997-11-26 | 1999-08-17 | Hutchinson Technology, Inc. | Head suspension with dynamic vibration absorption extension |
| US5943191A (en) * | 1997-11-26 | 1999-08-24 | Hutchinson Technology, Inc. | Head suspension with resonance damping extension |
| US5995327A (en) * | 1996-11-27 | 1999-11-30 | Hitachi, Ltd. | Magnetic disk device for restraining vibration of head mounting part |
-
1992
- 1992-10-08 JP JP27018392A patent/JPH06124424A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5995327A (en) * | 1996-11-27 | 1999-11-30 | Hitachi, Ltd. | Magnetic disk device for restraining vibration of head mounting part |
| US6233120B1 (en) | 1996-11-27 | 2001-05-15 | Hitachi, Ltd. | Magnetic disk device |
| US5940251A (en) * | 1997-11-26 | 1999-08-17 | Hutchinson Technology, Inc. | Head suspension with dynamic vibration absorption extension |
| US5943191A (en) * | 1997-11-26 | 1999-08-24 | Hutchinson Technology, Inc. | Head suspension with resonance damping extension |
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