JP2535107B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JP2535107B2 JP2535107B2 JP3141829A JP14182991A JP2535107B2 JP 2535107 B2 JP2535107 B2 JP 2535107B2 JP 3141829 A JP3141829 A JP 3141829A JP 14182991 A JP14182991 A JP 14182991A JP 2535107 B2 JP2535107 B2 JP 2535107B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- integrated
- positioner
- tip
- magnetic disk
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の間隔をもって積
層配置され、回転可能に設けられた複数のディスクと、
これらディスクを回転駆動するディスク駆動部と、先端
部が前記ディスクの各記録面上に延出し、前記ディスク
のトラックを横切るように移動可能に設けられたポジシ
ョナーと、該ポジショナーを先端部が前記ディスクのト
ラックを横切るように駆動するポジショナー駆動部と、
前記ポジショナーの先端部側に設けられ、前記ディスク
の記録面に対してデータのリード／ライトを行う記録再
生部とを具備する磁気ディスク装置に関する。
層配置され、回転可能に設けられた複数のディスクと、
これらディスクを回転駆動するディスク駆動部と、先端
部が前記ディスクの各記録面上に延出し、前記ディスク
のトラックを横切るように移動可能に設けられたポジシ
ョナーと、該ポジショナーを先端部が前記ディスクのト
ラックを横切るように駆動するポジショナー駆動部と、
前記ポジショナーの先端部側に設けられ、前記ディスク
の記録面に対してデータのリード／ライトを行う記録再
生部とを具備する磁気ディスク装置に関する。
【０００２】近年、磁気ディスク装置の小型化，薄型
化，大容量化，低価格化，低消費電力化の要望が高まっ
ており、このためには、ヘッドや媒体（ディスク）の特
性を向させ、小スペースに数多くの媒体を実装するこ
と、又は、従来と同一枚数の媒体を実装しつつ、装置高
さを極力抑えることが要望されている。
化，大容量化，低価格化，低消費電力化の要望が高まっ
ており、このためには、ヘッドや媒体（ディスク）の特
性を向させ、小スペースに数多くの媒体を実装するこ
と、又は、従来と同一枚数の媒体を実装しつつ、装置高
さを極力抑えることが要望されている。
【０００３】
【従来の技術】次に図面を用いて従来例を説明する。図
１０は従来の磁気ディスク装置のヘッド支持機構の平面
図、図１１は図１０における正面図、図１２は磁気ディ
スク装置の要部構成図である。
１０は従来の磁気ディスク装置のヘッド支持機構の平面
図、図１１は図１０における正面図、図１２は磁気ディ
スク装置の要部構成図である。
【０００４】これらの図において、ポジショナーによっ
てディスクのトラックを横切るように駆動されるアーム
１の先端部には、スペーサ２を介して支持部材としての
ステンレスの極薄板を折り曲げ加工して形成されたサス
ペンション３の基端部がねじ４を用いて取り付けられて
いる。尚、スペーサ２は、サスペンション３の補強材と
して用いられている。更に、サスペンション３の両側部
には、剛性を確保するために、折り曲げ部３ｂが形成さ
れている。
てディスクのトラックを横切るように駆動されるアーム
１の先端部には、スペーサ２を介して支持部材としての
ステンレスの極薄板を折り曲げ加工して形成されたサス
ペンション３の基端部がねじ４を用いて取り付けられて
いる。尚、スペーサ２は、サスペンション３の補強材と
して用いられている。更に、サスペンション３の両側部
には、剛性を確保するために、折り曲げ部３ｂが形成さ
れている。
【０００５】サスペンション３の先端部には、支持部材
としてのジンバル５を介して、所定の間隔をもって積層
配置されたディスク７に対してデータのリード／ライト
を行なう磁気ヘッド６が取り付けられている。
としてのジンバル５を介して、所定の間隔をもって積層
配置されたディスク７に対してデータのリード／ライト
を行なう磁気ヘッド６が取り付けられている。
【０００６】８は磁気ヘッド６に対する信号の送受を行
うリード線である。このリード線８は、サスペンション
３の中央部で略軸方向に沿ってアーム１方向に取り付け
られ、サスペンション３の基端部側に形成されたフック
部３ａに係止されている。
うリード線である。このリード線８は、サスペンション
３の中央部で略軸方向に沿ってアーム１方向に取り付け
られ、サスペンション３の基端部側に形成されたフック
部３ａに係止されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のヘ
ッド支持機構において、ディスク７の実装枚数をアップ
するためには、アーム１の厚さを薄くして、ディスク７
の面間距離を狭くすることが考えられる。しかし、あま
り薄くすると、隣り合うサスペンション３に設けられた
リード線８が干渉し、ディスク７の面間距離を狭くする
ことできないという問題点がある。
ッド支持機構において、ディスク７の実装枚数をアップ
するためには、アーム１の厚さを薄くして、ディスク７
の面間距離を狭くすることが考えられる。しかし、あま
り薄くすると、隣り合うサスペンション３に設けられた
リード線８が干渉し、ディスク７の面間距離を狭くする
ことできないという問題点がある。
【０００８】又、磁気ヘッド６及びスペーサ２の厚みも
必要なので、ディスク７の面間距離Ｌ（図１２参照）を
3mm 以下にすることが難しく、所定の装置の高さで、デ
ィスク７の実装枚数をある一定枚数以上にはできないと
いう問題点がある。
必要なので、ディスク７の面間距離Ｌ（図１２参照）を
3mm 以下にすることが難しく、所定の装置の高さで、デ
ィスク７の実装枚数をある一定枚数以上にはできないと
いう問題点がある。
【０００９】更に、リード線８は、サスペンション３の
略中央部で軸方向に沿って取り付け、更にフック部３ａ
に係止しなければならないので、リード線８の取りまわ
し（ハンドリング）に手間がかかるという問題点もあ
る。
略中央部で軸方向に沿って取り付け、更にフック部３ａ
に係止しなければならないので、リード線８の取りまわ
し（ハンドリング）に手間がかかるという問題点もあ
る。
【００１０】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ディスクの面間距離を狭くできる磁気
ディスク装置を提供することにある。
で、その目的は、ディスクの面間距離を狭くできる磁気
ディスク装置を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】図１は請求項１記載の発
明の原理図である。この図において、１１は所定の間隔
をもって積層配置され、図示しないディスク駆動部によ
り回転駆動される複数のディスクである。１２は先端部
がディスク１１の各記録面上に延出し、ディスク１１の
トラックを横切るように、図示しないポジショナー駆動
部によって駆動されるポジショナーである。
明の原理図である。この図において、１１は所定の間隔
をもって積層配置され、図示しないディスク駆動部によ
り回転駆動される複数のディスクである。１２は先端部
がディスク１１の各記録面上に延出し、ディスク１１の
トラックを横切るように、図示しないポジショナー駆動
部によって駆動されるポジショナーである。
【００１２】ポジショナー１２の先端部には、ディスク
１１に対してデータのリード／ライトを行う記録再生部
ＲＷが設けられている。この記録再生部ＲＷは、集積型
一体化磁気ヘッド１３とヘッド支持手段１４とからなっ
ている。
１１に対してデータのリード／ライトを行う記録再生部
ＲＷが設けられている。この記録再生部ＲＷは、集積型
一体化磁気ヘッド１３とヘッド支持手段１４とからなっ
ている。
【００１３】この集積型一体化磁気ヘッド１３は、弾性
を有する薄板状のベース部１３ａ，ベース部１３ａの先
端部に形成されたヘッド部１３ｂ，及びベース部１３ａ
の基端部に形成された取り付け部１３ｃより構成されて
いる。
を有する薄板状のベース部１３ａ，ベース部１３ａの先
端部に形成されたヘッド部１３ｂ，及びベース部１３ａ
の基端部に形成された取り付け部１３ｃより構成されて
いる。
【００１４】次に、ヘッド支持手段１４は、略円筒形
で、一端部がポジショナー１２の先端部に取り付けら
れ、他端部には集積型一体化磁気ヘッド１３の取り付け
部１３ｃがモールド成形されている。
で、一端部がポジショナー１２の先端部に取り付けら
れ、他端部には集積型一体化磁気ヘッド１３の取り付け
部１３ｃがモールド成形されている。
【００１５】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、ヘッド支持手段１４として、集積型一体化
磁気ヘッド１３のヘッド部１３ｂへ接続されるリード線
として、２本の金属線１５を内部に有しているものを用
いたものである。
明において、ヘッド支持手段１４として、集積型一体化
磁気ヘッド１３のヘッド部１３ｂへ接続されるリード線
として、２本の金属線１５を内部に有しているものを用
いたものである。
【００１６】
【作用】請求項１記載の発明の磁気ディスク装置におい
ては、ポジショナー１２の先端部にヘッド支持手段１４
が取り付けられ、このヘッド支持手段１４に集積型一体
化磁気ヘッド１３の取り付け部１３ｃがモールド成形さ
れているので、従来のサスペンション及びスペーサがな
くなり、ディスク１１の面間距離を狭くすることが可能
となる。更に、請求項２記載の発明の磁気ディスク装置
においては、ヘッド支持手段１４の内部に設けられた金
属線１５が集積型一体化磁気ヘッド１３の信号線として
用いられているので、ディスク１１の面間距離を更に狭
くすることが可能となる。
ては、ポジショナー１２の先端部にヘッド支持手段１４
が取り付けられ、このヘッド支持手段１４に集積型一体
化磁気ヘッド１３の取り付け部１３ｃがモールド成形さ
れているので、従来のサスペンション及びスペーサがな
くなり、ディスク１１の面間距離を狭くすることが可能
となる。更に、請求項２記載の発明の磁気ディスク装置
においては、ヘッド支持手段１４の内部に設けられた金
属線１５が集積型一体化磁気ヘッド１３の信号線として
用いられているので、ディスク１１の面間距離を更に狭
くすることが可能となる。
【００１７】
【実施例】次に図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。図２は本発明の一実施例の磁気ディスク装置のポジ
ショナーの平面拡大図である第５図におけるＡ−Ａ断面
図、図３は本発明の一実例の磁気ディスク装置の平面構
成図、図４は図３における右側面構成図、図５は図３に
おけるポジショナーの平面拡大図、図６は図５における
正面拡大図、図７は図６におけるＢ−Ｂ断面図、図８は
図５における集積型一体化磁気ヘッドの拡大側面構成
図、図９は図８におけるヘッド部の拡大断面構成図であ
る。
る。図２は本発明の一実施例の磁気ディスク装置のポジ
ショナーの平面拡大図である第５図におけるＡ−Ａ断面
図、図３は本発明の一実例の磁気ディスク装置の平面構
成図、図４は図３における右側面構成図、図５は図３に
おけるポジショナーの平面拡大図、図６は図５における
正面拡大図、図７は図６におけるＢ−Ｂ断面図、図８は
図５における集積型一体化磁気ヘッドの拡大側面構成
図、図９は図８におけるヘッド部の拡大断面構成図であ
る。
【００１８】最初に、図３及び図４を用いて本実施例の
磁気ディスク装置の全体構成を説明する。これらの図に
おいて、２１は磁気ディスク装置のベースである。この
ベース２１上には、スペーサ２２を介して複数枚のディ
スク２３（本実施例では３枚）が回転可能に積層配置さ
れている。これら複数枚のディスク２３は図示しない駆
動部としてのスピンドルモータによって高速回転駆動
（たとえば、3600rpm ）されるようになっている。
磁気ディスク装置の全体構成を説明する。これらの図に
おいて、２１は磁気ディスク装置のベースである。この
ベース２１上には、スペーサ２２を介して複数枚のディ
スク２３（本実施例では３枚）が回転可能に積層配置さ
れている。これら複数枚のディスク２３は図示しない駆
動部としてのスピンドルモータによって高速回転駆動
（たとえば、3600rpm ）されるようになっている。
【００１９】２４は一方の端部がディスク２３のトラッ
クを横切るようにベース２１上に回転可能に設けられた
ポジショナーである。このポジショナー２４の他方の回
転端部には、コイル２５が設けられている。このコイル
２５は、ベース２１上に設けられた磁気回路２６の磁気
ギャップ内に配設されている。そして、このコイル２５
に電流を流すことにより、コイル２５には推進力が発生
し、ポジショナー２４を回転駆動するＶＣＭ（ボイスコ
イルモータ）が形成されている。
クを横切るようにベース２１上に回転可能に設けられた
ポジショナーである。このポジショナー２４の他方の回
転端部には、コイル２５が設けられている。このコイル
２５は、ベース２１上に設けられた磁気回路２６の磁気
ギャップ内に配設されている。そして、このコイル２５
に電流を流すことにより、コイル２５には推進力が発生
し、ポジショナー２４を回転駆動するＶＣＭ（ボイスコ
イルモータ）が形成されている。
【００２０】ポジショナー２４には、ディスク２３の各
記録面上に延出するアーム２７が複数枚（本実施例にお
いては、４枚）取り付けられている。具体的には、ポジ
ショナーの回転軸にアーム２７がスペーサ２９を介して
積層配置されている。
記録面上に延出するアーム２７が複数枚（本実施例にお
いては、４枚）取り付けられている。具体的には、ポジ
ショナーの回転軸にアーム２７がスペーサ２９を介して
積層配置されている。
【００２１】そして、アーム２７の先端部には、ディス
ク２３に対してデータのリード／ライトを行なう記録再
生部ＲＷが設けられている。
ク２３に対してデータのリード／ライトを行なう記録再
生部ＲＷが設けられている。
【００２２】次に、図２並びに図５乃至図９を用いて本
実施例の記録再生部ＲＷの説明を行なう。記録再生部Ｒ
Ｗは集積型一体化磁気ヘッド２８とヘッド支持部材３１
とで構成されている。
実施例の記録再生部ＲＷの説明を行なう。記録再生部Ｒ
Ｗは集積型一体化磁気ヘッド２８とヘッド支持部材３１
とで構成されている。
【００２３】本実施例の集積型一体化磁気ヘッドは、図
８及び図９に示すような薄板状の集積型一体化磁気ヘッ
ド（本実施例の集積型一体化磁気ヘッドは、Data Strag
e 90An International Forum ; September 10-12,1990
Fairmont Hotel San Jose,CaliforniaにてCenstor Cor
poration が発表している）２８を用いている。ここ
で、集積型一体化磁気ヘッド２８の説明を行う。この集
積型一体化磁気ヘッド２８は、弾性を有する薄板状のベ
ース部２８ａ、ベース部２８ａの先端部に形成されたヘ
ッド部２８ｂ、ベース部２８ａの基端部に形成された取
り付け部２８ｃとより構成され、質量は1mg 程度であ
る。ヘッド部２８ａは、ヨーク２８ｄと、このヨーク２
８ｄに巻回されたコイル２８ｅと、ヨーク２８ｄの両端
部間に形成されたギャップ２８ｆとからなっている。
８及び図９に示すような薄板状の集積型一体化磁気ヘッ
ド（本実施例の集積型一体化磁気ヘッドは、Data Strag
e 90An International Forum ; September 10-12,1990
Fairmont Hotel San Jose,CaliforniaにてCenstor Cor
poration が発表している）２８を用いている。ここ
で、集積型一体化磁気ヘッド２８の説明を行う。この集
積型一体化磁気ヘッド２８は、弾性を有する薄板状のベ
ース部２８ａ、ベース部２８ａの先端部に形成されたヘ
ッド部２８ｂ、ベース部２８ａの基端部に形成された取
り付け部２８ｃとより構成され、質量は1mg 程度であ
る。ヘッド部２８ａは、ヨーク２８ｄと、このヨーク２
８ｄに巻回されたコイル２８ｅと、ヨーク２８ｄの両端
部間に形成されたギャップ２８ｆとからなっている。
【００２４】ヘッド支持部材３１は、材質は樹脂で、略
円筒形状をしており、一端部がアーム２７の先端部に取
り付けられ、他端部であるテーパ部３１ａには、集積型
一体化磁気ヘッド２８の取り付け部２８ｃがモールド成
形されている。又、このヘッド支持部材３１は、２本の
金属線３３，３４を内部に有している。
円筒形状をしており、一端部がアーム２７の先端部に取
り付けられ、他端部であるテーパ部３１ａには、集積型
一体化磁気ヘッド２８の取り付け部２８ｃがモールド成
形されている。又、このヘッド支持部材３１は、２本の
金属線３３，３４を内部に有している。
【００２５】そして、これら金属線３３，３４の集積型
一体化磁気ヘッド２８側の端部には、集積型一体化磁気
ヘッド２８のヘッドリード線３５が接続されている。
一体化磁気ヘッド２８側の端部には、集積型一体化磁気
ヘッド２８のヘッドリード線３５が接続されている。
【００２６】アーム２７上には、図示しないリード／ラ
イト用ＩＣ等に接続されるＦＰＣ３６が設けられてい
る。金属線３３，３４のアーム２７側の端部は、リード
線３７を介してＦＰＣ３６に接続されている。
イト用ＩＣ等に接続されるＦＰＣ３６が設けられてい
る。金属線３３，３４のアーム２７側の端部は、リード
線３７を介してＦＰＣ３６に接続されている。
【００２７】次に、上記構成の作動を説明する。ディス
ク２３は図示しない駆動部としてのスピンドルモータに
よって回転駆動されている。そして、コイル２５に電流
を流すと、磁気回路２６の磁気ギャップ内に配設されて
いるコイル２５に推進力が発生し、ポジショナー２４は
ベース２１に対して回転駆動される。ポジショナー２４
が回転することにより、アーム２７の先端部に取り付け
られた集積型一体化磁気ヘッド２８のヘッド部２８ｂが
ディスク２３の所望のトラックにアクセスし、ディスク
２３に対してデータのリード／ライトを行なう。
ク２３は図示しない駆動部としてのスピンドルモータに
よって回転駆動されている。そして、コイル２５に電流
を流すと、磁気回路２６の磁気ギャップ内に配設されて
いるコイル２５に推進力が発生し、ポジショナー２４は
ベース２１に対して回転駆動される。ポジショナー２４
が回転することにより、アーム２７の先端部に取り付け
られた集積型一体化磁気ヘッド２８のヘッド部２８ｂが
ディスク２３の所望のトラックにアクセスし、ディスク
２３に対してデータのリード／ライトを行なう。
【００２８】上記構成では、集積型一体化磁気ヘッド２
８をヘッド支持部材３１を介してアーム２７（ポジショ
ナー２４の先端部）に設けたので、従来のサスペンショ
ン及びスペーサがなくなり、ディスク２３の面間距離を
狭くすることができる。
８をヘッド支持部材３１を介してアーム２７（ポジショ
ナー２４の先端部）に設けたので、従来のサスペンショ
ン及びスペーサがなくなり、ディスク２３の面間距離を
狭くすることができる。
【００２９】更に、ヘッド支持部材３１の内部に金属線
３３，３４を設けているので、リード線のハンドリング
が楽になり組み付け作業性が向上する。
３３，３４を設けているので、リード線のハンドリング
が楽になり組み付け作業性が向上する。
【００３０】この金属線３３，３４をヘッド支持部材３
１の内部に設けていることにより、ヘッド支持部材３１
自身の剛性が向上し、アクチュエータ全体の応答性も向
上する。
１の内部に設けていることにより、ヘッド支持部材３１
自身の剛性が向上し、アクチュエータ全体の応答性も向
上する。
【００３１】又、従来のヘッド支持構造では、ヘッド，
サスペンション，ジンバル，スペーサの合計質量は300m
g 程度であったのに対し、それにとってかわる本実施例
の集積型一体化磁気ヘッド２８の質量は1mg である。更
に、集積型一体化磁気ヘッド２８の軽量化によりアーム
２７の剛性も低くすることができ、それに伴いアーム２
７の質量も軽減できる。よって、ポジショナー２４の慣
性モーメントが大幅に減り、従来に較べて高速アクセス
が可能となる。
サスペンション，ジンバル，スペーサの合計質量は300m
g 程度であったのに対し、それにとってかわる本実施例
の集積型一体化磁気ヘッド２８の質量は1mg である。更
に、集積型一体化磁気ヘッド２８の軽量化によりアーム
２７の剛性も低くすることができ、それに伴いアーム２
７の質量も軽減できる。よって、ポジショナー２４の慣
性モーメントが大幅に減り、従来に較べて高速アクセス
が可能となる。
【００３２】更に、本発明では、集積型一体化磁気ヘッ
ド２８とヘッド支持部材３１とをモールド成形で一体化
している。
ド２８とヘッド支持部材３１とをモールド成形で一体化
している。
【００３３】このような構成にすることにより、上述の
効果に加えて、組み付け工数の低減を図ることができ
る。
効果に加えて、組み付け工数の低減を図ることができ
る。
【００３４】
【発明の効果】以上述べたように本発明では、集積型一
体化磁気ヘッドをヘッド支持部材を介してポジショナー
の先端部に取り付け、更に、ヘッド支持部材と集積型一
体化磁気ヘッドの取り付け部とをモールド成形により一
体化したので、ディスクの面間距離を狭くできる磁気デ
ィスク装置を実現することができる。
体化磁気ヘッドをヘッド支持部材を介してポジショナー
の先端部に取り付け、更に、ヘッド支持部材と集積型一
体化磁気ヘッドの取り付け部とをモールド成形により一
体化したので、ディスクの面間距離を狭くできる磁気デ
ィスク装置を実現することができる。
【図１】請求項１記載の発明の原理図である。
【図２】本発明の一実施例の磁気ディスク装置のポジシ
ョナーの平面拡大図である第５図におけるＡ−Ａ断面図
である。
ョナーの平面拡大図である第５図におけるＡ−Ａ断面図
である。
【図３】本発明の一実例の磁気ディスク装置の平面構成
図である。
図である。
【図４】図３における右側面構成図である。
【図５】図３におけるポジショナーの平面拡大図であ
る。
る。
【図６】図５における正面拡大図である。
【図７】図６におけるＢ−Ｂ断面図である。
【図８】図５における集積型一体化磁気ヘッドの拡大側
面構成図である。
面構成図である。
【図９】図８におけるヘッド部の拡大断面構成図であ
る。
る。
【図１０】従来の磁気ディスク装置のヘッド支持機構の
平面図である。
平面図である。
【図１１】図１０における正面図である。
【図１２】磁気ディスク装置の要部構成図である。
１１ ディスク １２ ポジショナー １２ａ テーパ面 １３ 集積型一体化磁気ヘッド １４ ヘッド支持手段 １５ 金属線
Claims (2)
- 【請求項１】 所定の間隔をもって積層配置され、回転
可能に設けられた複数のディスク（１１）と、これらデ
ィスク（１１）を回転駆動するディスク駆動部と、先端
部が前記ディスク（１１）の各記録面上に延出し、前記
ディスク（１１）のトラックを横切るように移動可能に
設けられたポジショナー（１２）と、該ポジショナー
（１２）を先端部が前記ディスク（１１）のトラックを
横切るように駆動するポジショナー（１２）駆動部と、
前記ポジショナー（１２）の先端部側に設けられ、前記
ディスク（１１）の記録面に対してデータのリード／ラ
イトを行う記録再生部とを具備する磁気ディスク装置に
おいて、 前記記録再生部として、 弾性を有する薄板状のベース部（１３ａ），該ベース部
（１３ａ）の先端部に形成されたヘッド部（１３ｂ），
及び前記ベース部（１３ａ）の基端部に形成された取り
付け部（１３ｃ）よりなる集積型一体化磁気ヘッド（１
３）と、 一端部が前記ポジショナー（１２）の先端部に取り付け
られ、他端部には前記集積型一体化磁気ヘッド（１３）
の取り付け部（１３ｃ）がモールド成形されたヘッド支
持手段（１４）とから構成したことを特徴とする磁気デ
ィスク装置。 - 【請求項２】 前記ヘッド支持手段（１４）は、前記集
積型一体化磁気ヘッド（１３）のヘッド部（１３ｂ）へ
接続されるリード線として、２本の金属線（１５）を内
部に有していることを特徴とする請求項１記載の磁気デ
ィスク装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3141829A JP2535107B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 磁気ディスク装置 |
| US07/896,711 US5367420A (en) | 1991-06-10 | 1992-06-10 | Magnetic disk drive |
| EP19920305301 EP0518626A3 (en) | 1991-06-10 | 1992-06-10 | Magnetic disk drive and method for assembling the same |
| KR1019920010033A KR960001251B1 (ko) | 1991-06-10 | 1992-06-10 | 자기디스크드라이브 및 그 조립방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3141829A JP2535107B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 磁気ディスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05266622A JPH05266622A (ja) | 1993-10-15 |
| JP2535107B2 true JP2535107B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=15301099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3141829A Expired - Fee Related JP2535107B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-13 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2535107B2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-13 JP JP3141829A patent/JP2535107B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05266622A (ja) | 1993-10-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960514 |
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