JP3018207B2 - スピンドルモータ - Google Patents
スピンドルモータInfo
- Publication number
- JP3018207B2 JP3018207B2 JP3161161A JP16116191A JP3018207B2 JP 3018207 B2 JP3018207 B2 JP 3018207B2 JP 3161161 A JP3161161 A JP 3161161A JP 16116191 A JP16116191 A JP 16116191A JP 3018207 B2 JP3018207 B2 JP 3018207B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle motor
- fixing member
- stator
- fixed
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば磁気ディスク
装置の磁気ディスクを回転駆動するためなどに利用され
るスピンドルモータに関し、固定部材にステータを取付
ける構造を改良して、振動を低減させるようにしたもの
である。
装置の磁気ディスクを回転駆動するためなどに利用され
るスピンドルモータに関し、固定部材にステータを取付
ける構造を改良して、振動を低減させるようにしたもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、従来一般の磁気ディ
スク装置の磁気ディスクを回転駆動するためなどに利用
されるスピンドルモータ11は、固定部材12に直接に
励磁コイル(図示せず)を有するステータ13が固定さ
れ、この固定部材12の両端部に、ベアリング14,1
4を介して永久磁石15aを有するロータ15が回転自
在に取付けられている。
スク装置の磁気ディスクを回転駆動するためなどに利用
されるスピンドルモータ11は、固定部材12に直接に
励磁コイル(図示せず)を有するステータ13が固定さ
れ、この固定部材12の両端部に、ベアリング14,1
4を介して永久磁石15aを有するロータ15が回転自
在に取付けられている。
【0003】そして、このスピンドルモータ11を磁気
ディスク装置の磁気ディスクを回転駆動するために利用
する場合は、ロータ15の外周に所定間隔を置いて複数
枚の磁気ディスク(図示せず)が取付けられる。このよ
うに構成されたスピンドルモータ11は、前記固定部材
12の両端が機枠などに固定されて磁気ディスク装置の
構成部材の一つとして組み込まれる。
ディスク装置の磁気ディスクを回転駆動するために利用
する場合は、ロータ15の外周に所定間隔を置いて複数
枚の磁気ディスク(図示せず)が取付けられる。このよ
うに構成されたスピンドルモータ11は、前記固定部材
12の両端が機枠などに固定されて磁気ディスク装置の
構成部材の一つとして組み込まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】周知のように、このよ
うなスピンドルモータ11は、ステータ13を構成する
図示しない励磁コイルに所定周波数のパルス電流を流し
て回転磁力を生じさせ、この回転磁力とロータ15の永
久磁石15aの磁力との吸引/反発によって、固定部材
12に固定されたステータ13の回りをロータ15が回
転する。
うなスピンドルモータ11は、ステータ13を構成する
図示しない励磁コイルに所定周波数のパルス電流を流し
て回転磁力を生じさせ、この回転磁力とロータ15の永
久磁石15aの磁力との吸引/反発によって、固定部材
12に固定されたステータ13の回りをロータ15が回
転する。
【0005】従って、ロータ15の回転の反動がステー
タ13に作用し、このステータ13の振動が固定部材1
2に伝動し、この固定部材12の振動によって騒音が発
生する、という問題があった。この発明は、ステータの
固定部材への取付け構造を改良して、振動を低減させる
ようにすることを目的としたものである。
タ13に作用し、このステータ13の振動が固定部材1
2に伝動し、この固定部材12の振動によって騒音が発
生する、という問題があった。この発明は、ステータの
固定部材への取付け構造を改良して、振動を低減させる
ようにすることを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するために、図1に示すように、固定部材に固定し
たステータ3の回りを回転するようにロータ4を設けた
スピンドルモータ1において、前記ステータ3を固定し
た第1の固定部材21 の両端に、吸振部材5,5を介し
て第2の固定部材22 ,22 を接合したことを特徴とす
るスピンドルモータ1としたものである。
解決するために、図1に示すように、固定部材に固定し
たステータ3の回りを回転するようにロータ4を設けた
スピンドルモータ1において、前記ステータ3を固定し
た第1の固定部材21 の両端に、吸振部材5,5を介し
て第2の固定部材22 ,22 を接合したことを特徴とす
るスピンドルモータ1としたものである。
【0007】
【作 用】前記のように、前記ステータ3を固定した第
1の固定部材21 の両端に、吸振部材5,5を介して第
2の固定部材22 ,22 を接合したことにより、ステー
タ3に発生する振動は、吸振部材5によって吸振され、
第2の固定部材22 ,22に伝動されることはなく、従
って、第2の固定部材22 ,22 が振動して、その振動
によって騒音が発生するようなことがなくなる。
1の固定部材21 の両端に、吸振部材5,5を介して第
2の固定部材22 ,22 を接合したことにより、ステー
タ3に発生する振動は、吸振部材5によって吸振され、
第2の固定部材22 ,22に伝動されることはなく、従
って、第2の固定部材22 ,22 が振動して、その振動
によって騒音が発生するようなことがなくなる。
【0008】
【実施例】図1はこの発明のスピンドルモータの実施例
の断面図であり、固定部材に固定したステータ3の回り
を回転するようにロータ4を設けたスピンドルモータ1
において、前記ステータ3を固定した第1の固定部材2
1 の両端に、吸振部材5,5を介して第2の固定部材2
2 ,22 を接合したことである。
の断面図であり、固定部材に固定したステータ3の回り
を回転するようにロータ4を設けたスピンドルモータ1
において、前記ステータ3を固定した第1の固定部材2
1 の両端に、吸振部材5,5を介して第2の固定部材2
2 ,22 を接合したことである。
【0009】前 記ステータ3を固定した第1の固定部材
21 の両端に、吸振部材5,5を介して第2の固定部材
22 ,22 を接合したことにより、ステータ3を構成す
る図示しない励磁コイルに所定周波数のパルス電流を流
して回転磁力を生じさせ、この回転磁力とロータ4の永
久磁石4aの磁力との吸引/反発によって、第1の固定
部材21 に固定されたステータ3の回りを回転する、ロ
ータ4の回転の反動がステータ3に作用し、このステー
タ3および第1の固定部材2 1 に発生する振動は、吸振
部材5によって吸振されて、第2の固定部材22 ,22
に伝動されることはなくなる。
21 の両端に、吸振部材5,5を介して第2の固定部材
22 ,22 を接合したことにより、ステータ3を構成す
る図示しない励磁コイルに所定周波数のパルス電流を流
して回転磁力を生じさせ、この回転磁力とロータ4の永
久磁石4aの磁力との吸引/反発によって、第1の固定
部材21 に固定されたステータ3の回りを回転する、ロ
ータ4の回転の反動がステータ3に作用し、このステー
タ3および第1の固定部材2 1 に発生する振動は、吸振
部材5によって吸振されて、第2の固定部材22 ,22
に伝動されることはなくなる。
【0010】 図2 は、前記実施例のスピンドルモータ1
を、磁気ディスクを回転駆動するために利用した一例を
示している。スピンドルモータ1の部分は前記実施例と
同様であり、同一符号をつけて説明は省略する。この図
において、7は磁気ディスクで、ロータ4の外周にスペ
ーサ8を介し所定間隔を置いて複数枚取付けられてい
る。
を、磁気ディスクを回転駆動するために利用した一例を
示している。スピンドルモータ1の部分は前記実施例と
同様であり、同一符号をつけて説明は省略する。この図
において、7は磁気ディスクで、ロータ4の外周にスペ
ーサ8を介し所定間隔を置いて複数枚取付けられてい
る。
【0011】
【発明の効果】以上説明のように、この発明は、第1の
固定部材に固定したステータの回りを回転するようにロ
ータを設けたスピンドルモータにおいて、前記ステータ
を固定した第1の固定部材の両端に吸振部材を介して第
2の固定部材を接合したことにより、前記ステータおよ
び第1の固定部材に発生する振動は、吸振部材によって
吸振されて、第2の固定部材に伝動されることはなく、
従って、従来のように固定部材が振動して、その振動に
よって騒音が発生するようなことがなくなる。
固定部材に固定したステータの回りを回転するようにロ
ータを設けたスピンドルモータにおいて、前記ステータ
を固定した第1の固定部材の両端に吸振部材を介して第
2の固定部材を接合したことにより、前記ステータおよ
び第1の固定部材に発生する振動は、吸振部材によって
吸振されて、第2の固定部材に伝動されることはなく、
従って、従来のように固定部材が振動して、その振動に
よって騒音が発生するようなことがなくなる。
【図1】この発明のスピンドルモータの実施例の断面図
である。
である。
【図2】 この発明のスピンドルモータを磁気ディスクの
回転駆動用に使用した一例を示す図である。
回転駆動用に使用した一例を示す図である。
【図3】 従来のスピンドルモータの断面図である。
1 スピンドルモータ 21 第1の固定部材 22 第2の固定部材 3 ステータ 4 ロータ 4a 永久磁石 5 吸振部材 6 ベアリング 7 磁気ディスク 8 スペーサ 11 スピンドルモータ 12 固定部材 13 ステータ 14 ベアリング 15 ロータ 15a 永久磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/24 H02K 21/22
Claims (1)
- 【請求項1】 固定部材に固定したステータの回りを回転
するようにロータを設けたスピンドルモータにおいて、
前記ステータを固定した第1の固定部材の両端に、吸振
部材を介して第2の固定部材を接合したことを特徴とす
るスピンドルモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3161161A JP3018207B2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | スピンドルモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3161161A JP3018207B2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | スピンドルモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0515106A JPH0515106A (ja) | 1993-01-22 |
JP3018207B2 true JP3018207B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=15729758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3161161A Expired - Lifetime JP3018207B2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | スピンドルモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3018207B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3282406B2 (ja) * | 1994-09-30 | 2002-05-13 | 富士通株式会社 | 回転駆動装置及び記憶装置 |
KR100369099B1 (ko) * | 2000-06-24 | 2003-01-24 | 삼성전기주식회사 | 휴대폰용 진동 모터의 회전자 |
DE102012210775A1 (de) * | 2012-06-25 | 2014-01-02 | Robert Bosch Gmbh | Befestigungsvorrichtung für ein Ankerlamellenpaket |
JP7304206B2 (ja) * | 2019-05-31 | 2023-07-06 | ミネベアミツミ株式会社 | モータ |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP3161161A patent/JP3018207B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0515106A (ja) | 1993-01-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991201 |