JPH05336722A - 磁気ディスク駆動用スピンドルモータ - Google Patents
磁気ディスク駆動用スピンドルモータInfo
- Publication number
- JPH05336722A JPH05336722A JP20111492A JP20111492A JPH05336722A JP H05336722 A JPH05336722 A JP H05336722A JP 20111492 A JP20111492 A JP 20111492A JP 20111492 A JP20111492 A JP 20111492A JP H05336722 A JPH05336722 A JP H05336722A
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- Japan
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- stator core
- permanent magnet
- magnetic disk
- winding
- housing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ステータ,ロータの少なくとも一方の振動を
少なくして騒音を抑制する。 【構成】 ステータコア9とその巻線8、またはステー
タコア9,その巻線8およびこの巻線8に電流を通流す
るためのプリント板10をそれぞれ一体的にプラスチッ
ク樹脂15で射出成形または注型成形することにより、
塵埃の影響を少なくしながら主としてステータにおける
振動および騒音を抑制し、同様に、ロータ3側の構造に
も留意することによりロータ側の振動を抑制可能とし、
さらにはステータ,ロータ双方の振動を抑制可能とす
る。
少なくして騒音を抑制する。 【構成】 ステータコア9とその巻線8、またはステー
タコア9,その巻線8およびこの巻線8に電流を通流す
るためのプリント板10をそれぞれ一体的にプラスチッ
ク樹脂15で射出成形または注型成形することにより、
塵埃の影響を少なくしながら主としてステータにおける
振動および騒音を抑制し、同様に、ロータ3側の構造に
も留意することによりロータ側の振動を抑制可能とし、
さらにはステータ,ロータ双方の振動を抑制可能とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、比較的小型の磁気デ
ィスク装置に用いられる、磁気ディスク駆動用DCブラ
シレススピンドルモータ(以下、単にスピンドルモータ
ともいう)に関する。
ィスク装置に用いられる、磁気ディスク駆動用DCブラ
シレススピンドルモータ(以下、単にスピンドルモータ
ともいう)に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータのダウンサイジング
化に伴い、磁気ディスク装置も3.5インチ→2.5イ
ンチ→1.8インチと小型化,薄型化が進められてお
り、特にノートパソコンと呼ばれる携帯用パソコンに使
用される小型の磁気ディスク装置は、高さ1/2インチ
以下で設計されることが殆どである。これに伴い、かか
る装置で使用されるスピンドルモータは、例えば軸方向
全高寸法が7mm以下と非常に薄型を要求される場合が
多い。また、携帯に伴う耐衝撃性の確保、起動トルクな
どモータ性能の確保も併せて要求されることになる。
化に伴い、磁気ディスク装置も3.5インチ→2.5イ
ンチ→1.8インチと小型化,薄型化が進められてお
り、特にノートパソコンと呼ばれる携帯用パソコンに使
用される小型の磁気ディスク装置は、高さ1/2インチ
以下で設計されることが殆どである。これに伴い、かか
る装置で使用されるスピンドルモータは、例えば軸方向
全高寸法が7mm以下と非常に薄型を要求される場合が
多い。また、携帯に伴う耐衝撃性の確保、起動トルクな
どモータ性能の確保も併せて要求されることになる。
【0003】図8はこの種のスピンドルモータの従来例
を示す断面図である。すなわち、磁気ディスク1を装着
されるハブ2に対し、これと一体的に作られたロータ3
が磁気ヘッド(図示なし)の挿入空間4を確保して、磁
気ディスク1の下方に設けられている。また、ロータ3
は軸受5で回転自在に支持されてハウジング6に固定さ
れている。一方、軸受5が挿入されているハウジング6
の円筒部7の外筒部7aには、巻線8が巻装されたステ
ータコア9の内径部9aが接着剤で接着または圧入さ
れ、ロータ3と同軸的に固定されている。ここで、図示
されない駆動回路より予め定められた順序で、巻線8に
接続されたフレキシブルプリント板(以下、FPCとも
いう)10を介して巻線8に電流が通流制御されること
により、ロータ3はステータコア9とロータ3に装着さ
れた永久磁石11との間に発生する電磁気力によって、
一方向に回転させられる。なお、磁気ディスク1は固定
金具12により、ハブ2に対し同軸かつ一体的に固定さ
れて回転するようになっている。
を示す断面図である。すなわち、磁気ディスク1を装着
されるハブ2に対し、これと一体的に作られたロータ3
が磁気ヘッド(図示なし)の挿入空間4を確保して、磁
気ディスク1の下方に設けられている。また、ロータ3
は軸受5で回転自在に支持されてハウジング6に固定さ
れている。一方、軸受5が挿入されているハウジング6
の円筒部7の外筒部7aには、巻線8が巻装されたステ
ータコア9の内径部9aが接着剤で接着または圧入さ
れ、ロータ3と同軸的に固定されている。ここで、図示
されない駆動回路より予め定められた順序で、巻線8に
接続されたフレキシブルプリント板(以下、FPCとも
いう)10を介して巻線8に電流が通流制御されること
により、ロータ3はステータコア9とロータ3に装着さ
れた永久磁石11との間に発生する電磁気力によって、
一方向に回転させられる。なお、磁気ディスク1は固定
金具12により、ハブ2に対し同軸かつ一体的に固定さ
れて回転するようになっている。
【0004】以上の説明からも明らかなように、モータ
部の厚さは非常に薄く、かつ起動トルクなどのモータ性
能を確保するためにモータ部の直径は大きくなってい
る。例えばハウジング6の下面からロータ3の上面まで
の高さとして約4mm、ロータ3の外径として約30φ
の如き値が要求される。この他、低騒音であること(例
えば40dBA以下:Aはoverallの略で、全周
波数領域にわたってという意味を表わす)、塵埃の発生
は皆無であること、耐衝撃性が大きいことなどが要求さ
れる。ここで、ステータコアの寸法について考える。図
8におけるステータコア9の厚さtsは、ロータ3の厚
さtr、ハウジング6の厚さth、巻線8のコイルエン
ド厚さtwなどを差し引くと非常に薄く、例えばハウジ
ング6の下面からロータ3の上面までの高さを約4mm
とすると、1mmの寸法も取り得ない。一方、モータ性
能を確保するためにはロータ3の外径は大きく、ステー
タコア9の半径方向の寸法Lsは長くなる。
部の厚さは非常に薄く、かつ起動トルクなどのモータ性
能を確保するためにモータ部の直径は大きくなってい
る。例えばハウジング6の下面からロータ3の上面まで
の高さとして約4mm、ロータ3の外径として約30φ
の如き値が要求される。この他、低騒音であること(例
えば40dBA以下:Aはoverallの略で、全周
波数領域にわたってという意味を表わす)、塵埃の発生
は皆無であること、耐衝撃性が大きいことなどが要求さ
れる。ここで、ステータコアの寸法について考える。図
8におけるステータコア9の厚さtsは、ロータ3の厚
さtr、ハウジング6の厚さth、巻線8のコイルエン
ド厚さtwなどを差し引くと非常に薄く、例えばハウジ
ング6の下面からロータ3の上面までの高さを約4mm
とすると、1mmの寸法も取り得ない。一方、モータ性
能を確保するためにはロータ3の外径は大きく、ステー
タコア9の半径方向の寸法Lsは長くなる。
【0005】次に、ステータコアの振動について考え
る。図9は図8のステータコアと永久磁石との関係を示
すモータの上面図、図10は図9におけるティースのA
−A断面図、図11はステータコアの永久磁石の高さ方
向の位置ずれを説明するための概要図である。すなわ
ち、上述のようにステータコア9のティース部(13)
は図8に示すように厚さtsが非常に薄く、かつ半径方
向の長さLsが比較的長いため、図9のように半径方向
に放射状に延びた薄板の形を成しており、しかもステー
タコア9の内径部9aは図9,図10には図示していな
い円筒部7の外筒部7aに固定されているため、ティー
ス13の先端部13aは図10にV1,V2で示す方向
に非常に振れ易い構造となっている。そして、各ティー
ス13に装着された巻線8(図8参照)に電流が通流制
御されることにより、永久磁石11と各ティース13と
の間に働く電磁力によって、ティース先端部13aがカ
ンチレバー的に、図10にV1,V2で示す方向に振動
することになる。
る。図9は図8のステータコアと永久磁石との関係を示
すモータの上面図、図10は図9におけるティースのA
−A断面図、図11はステータコアの永久磁石の高さ方
向の位置ずれを説明するための概要図である。すなわ
ち、上述のようにステータコア9のティース部(13)
は図8に示すように厚さtsが非常に薄く、かつ半径方
向の長さLsが比較的長いため、図9のように半径方向
に放射状に延びた薄板の形を成しており、しかもステー
タコア9の内径部9aは図9,図10には図示していな
い円筒部7の外筒部7aに固定されているため、ティー
ス13の先端部13aは図10にV1,V2で示す方向
に非常に振れ易い構造となっている。そして、各ティー
ス13に装着された巻線8(図8参照)に電流が通流制
御されることにより、永久磁石11と各ティース13と
の間に働く電磁力によって、ティース先端部13aがカ
ンチレバー的に、図10にV1,V2で示す方向に振動
することになる。
【0006】上記のような振動は、図11に示すよう
に、ステータコア9と永久磁石11との相対位置がモー
タ高さ方向(軸方向)に位置ずれを起こした場合に特に
生じやすいことが指摘されている。つまり、ステータコ
ア9と永久磁石11との磁気的中心ずれLxは、これが
僅かでもあると振動が発生し、Lxが大きくなる程振動
も大きくなる傾向にある。この磁気的中心ずれLxは、
ステータコア9の製造工程や巻線工程の取扱いによるソ
リや曲がりで発生し、かつ各ティース毎にその大きさも
異なる。また、ステータコア9をハウジング6に取り付
ける際にも、取り付け誤差や傾きによっても発生する。
したがって、全てのティースについて磁気的中心ずれL
xを無くすことは殆ど不可能であるということになる。
に、ステータコア9と永久磁石11との相対位置がモー
タ高さ方向(軸方向)に位置ずれを起こした場合に特に
生じやすいことが指摘されている。つまり、ステータコ
ア9と永久磁石11との磁気的中心ずれLxは、これが
僅かでもあると振動が発生し、Lxが大きくなる程振動
も大きくなる傾向にある。この磁気的中心ずれLxは、
ステータコア9の製造工程や巻線工程の取扱いによるソ
リや曲がりで発生し、かつ各ティース毎にその大きさも
異なる。また、ステータコア9をハウジング6に取り付
ける際にも、取り付け誤差や傾きによっても発生する。
したがって、全てのティースについて磁気的中心ずれL
xを無くすことは殆ど不可能であるということになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な振動が生じると、磁気ディスク上のデータを誤読する
おそれがあるだけでなく、これが巻線に流れる電流の転
流周波数と一致すると、非常に耳障りな電磁騒音を発生
する。また、ステータコア9の内径部9aから図8の円
筒部7に振動が伝わり、ハウジング6全体を振動させて
さらに騒音が増大することになる。図12に図8の構成
によるスピンドルモータの騒音分析スペクトラムの1例
を示す。同図のf1は巻線に流れる電流の通電制御周波
数(転流周波数)に一致し、f2,f3はその整数倍の
周波数を示す。これは、要求される騒音値を満足できな
いばかりでなく、騒音値では表わせない非常に耳障りな
特異な音であり、またモータ全体および磁気ディスク装
置全体を振動させる原因ともなっている。
な振動が生じると、磁気ディスク上のデータを誤読する
おそれがあるだけでなく、これが巻線に流れる電流の転
流周波数と一致すると、非常に耳障りな電磁騒音を発生
する。また、ステータコア9の内径部9aから図8の円
筒部7に振動が伝わり、ハウジング6全体を振動させて
さらに騒音が増大することになる。図12に図8の構成
によるスピンドルモータの騒音分析スペクトラムの1例
を示す。同図のf1は巻線に流れる電流の通電制御周波
数(転流周波数)に一致し、f2,f3はその整数倍の
周波数を示す。これは、要求される騒音値を満足できな
いばかりでなく、騒音値では表わせない非常に耳障りな
特異な音であり、またモータ全体および磁気ディスク装
置全体を振動させる原因ともなっている。
【0008】ここで、塵埃について考える。すなわち、
ステータコアおよび巻線の製造,組立工程等において
は、何らかの原因で塵埃が付着することが考えられる。
各部品は空調された清浄な室内で製造されるとともに、
各製造工程毎に清浄されて塵埃は殆ど除去されている
が、例えば巻線工程において巻線に付着している僅かな
塵埃などが巻線時に一緒に巻き込まれると、清浄によっ
てもこれを取り去ることは困難である。この塵埃は、モ
ータの使用中に図8に示すロータ3とハウジング6の隙
間14を通って磁気ディスク1に付着し、図示されない
磁気ヘッドや磁気ディスク1を損傷することになる。し
たがって、この発明の課題は振動を抑制して騒音を減ら
すこと、さらには塵埃の影響を極力少なくすることにあ
る。
ステータコアおよび巻線の製造,組立工程等において
は、何らかの原因で塵埃が付着することが考えられる。
各部品は空調された清浄な室内で製造されるとともに、
各製造工程毎に清浄されて塵埃は殆ど除去されている
が、例えば巻線工程において巻線に付着している僅かな
塵埃などが巻線時に一緒に巻き込まれると、清浄によっ
てもこれを取り去ることは困難である。この塵埃は、モ
ータの使用中に図8に示すロータ3とハウジング6の隙
間14を通って磁気ディスク1に付着し、図示されない
磁気ヘッドや磁気ディスク1を損傷することになる。し
たがって、この発明の課題は振動を抑制して騒音を減ら
すこと、さらには塵埃の影響を極力少なくすることにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、第1の発明では、界磁用永久磁石を備え、ハウ
ジングの円筒内部に固定された軸受を介して回転自在に
支持され、磁気ディスクが搭載されるハブと、ハウジン
グの円筒外周部に装着され前記界磁用永久磁石に対し僅
かな空隙を以て対向するように配置されたステータコア
と、このステータコアに巻回されプリント板に電気的に
接続される巻線とを有してなる磁気ディスク駆動用スピ
ンドルモータにおいて、前記ステータコアとその巻線、
またはステータコア,その巻線およびこの巻線に接続さ
れたプリント板をそれぞれ一括してプラスチック樹脂で
射出成形または注型成形することを特徴としている。
るため、第1の発明では、界磁用永久磁石を備え、ハウ
ジングの円筒内部に固定された軸受を介して回転自在に
支持され、磁気ディスクが搭載されるハブと、ハウジン
グの円筒外周部に装着され前記界磁用永久磁石に対し僅
かな空隙を以て対向するように配置されたステータコア
と、このステータコアに巻回されプリント板に電気的に
接続される巻線とを有してなる磁気ディスク駆動用スピ
ンドルモータにおいて、前記ステータコアとその巻線、
またはステータコア,その巻線およびこの巻線に接続さ
れたプリント板をそれぞれ一括してプラスチック樹脂で
射出成形または注型成形することを特徴としている。
【0010】第2の発明では、ハウジングの内筒部に固
定された軸受を介して回転自在に支持された磁気ディス
クを搭載するハブと、このハブと一体的に形成され界磁
用永久磁石を有するロータと、巻線が巻装されハウジン
グの外筒部に装着され前記界磁用永久磁石と僅かな間隙
を以て対向するように配置されるステータとを有してな
る磁気ディスク駆動用スピンドルモータにおいて、前記
ロータと界磁用永久磁石との間に、プラスチックまたは
ゴム性のリング状弾性体を介在させて、界磁用永久磁石
をロータに固定支持することを特徴としている。
定された軸受を介して回転自在に支持された磁気ディス
クを搭載するハブと、このハブと一体的に形成され界磁
用永久磁石を有するロータと、巻線が巻装されハウジン
グの外筒部に装着され前記界磁用永久磁石と僅かな間隙
を以て対向するように配置されるステータとを有してな
る磁気ディスク駆動用スピンドルモータにおいて、前記
ロータと界磁用永久磁石との間に、プラスチックまたは
ゴム性のリング状弾性体を介在させて、界磁用永久磁石
をロータに固定支持することを特徴としている。
【0011】第3の発明では、ハウジングの内筒部に固
定された軸受を介して回転自在に支持された磁気ディス
クを搭載するハブと、このハブと一体的に形成され界磁
用永久磁石を有するロータと、ハウジングの円筒外周部
に装着され前記界磁用永久磁石に対し僅かな空隙を以て
対向するように配置されたステータコアと、このステー
タコアに巻回されプリント板に電気的に接続される巻線
とを有してなる磁気ディスク駆動用スピンドルモータに
おいて、前記ステータコアとその巻線、またはステータ
コア,その巻線およびこの巻線に接続されたプリント板
をそれぞれ一括してプラスチック樹脂で射出成形または
注型成形する一方、前記ロータと界磁用永久磁石との間
にプラスチック樹脂またはゴム性のリング状弾性体を介
在させて、界磁用永久磁石をロータに固定支持すること
を特徴としている。
定された軸受を介して回転自在に支持された磁気ディス
クを搭載するハブと、このハブと一体的に形成され界磁
用永久磁石を有するロータと、ハウジングの円筒外周部
に装着され前記界磁用永久磁石に対し僅かな空隙を以て
対向するように配置されたステータコアと、このステー
タコアに巻回されプリント板に電気的に接続される巻線
とを有してなる磁気ディスク駆動用スピンドルモータに
おいて、前記ステータコアとその巻線、またはステータ
コア,その巻線およびこの巻線に接続されたプリント板
をそれぞれ一括してプラスチック樹脂で射出成形または
注型成形する一方、前記ロータと界磁用永久磁石との間
にプラスチック樹脂またはゴム性のリング状弾性体を介
在させて、界磁用永久磁石をロータに固定支持すること
を特徴としている。
【0012】なお、上記第1または第3の発明では、前
記ステータコアの内径部と、ステータコアが嵌合される
ハウジングの円筒外周部との間に隙間を設け、この隙間
内にプラスチック樹脂を介在させるか、比較的低弾性の
材料からなるブッシュを嵌合し、このブッシュにステー
タコアを支持することができる。また、上記第2または
第3の発明では、前記プラスチック樹脂またはゴム性の
リング状弾性体に鉄粉を含む磁性体を混合することによ
り磁性を持たせるか、前記界磁用永久磁石の一側面と、
これに対向するロータの側面との間に隙間を設け、その
間に非磁性のプラスチック樹脂またはゴム性の中空円板
状弾性体を挿入することができる。
記ステータコアの内径部と、ステータコアが嵌合される
ハウジングの円筒外周部との間に隙間を設け、この隙間
内にプラスチック樹脂を介在させるか、比較的低弾性の
材料からなるブッシュを嵌合し、このブッシュにステー
タコアを支持することができる。また、上記第2または
第3の発明では、前記プラスチック樹脂またはゴム性の
リング状弾性体に鉄粉を含む磁性体を混合することによ
り磁性を持たせるか、前記界磁用永久磁石の一側面と、
これに対向するロータの側面との間に隙間を設け、その
間に非磁性のプラスチック樹脂またはゴム性の中空円板
状弾性体を挿入することができる。
【0013】
【作用】ステータコアとその巻線、またはステータコ
ア,その巻線およびこの巻線に接続されたプリント板を
それぞれ一括してプラスチック樹脂で射出成形または注
型することにより、振動を抑制し塵埃の影響を少なくす
る。また、ステータコアの内径部と、ステータコアが嵌
合されるハウジングの円筒外周部との間に隙間を設け、
この隙間内にプラスチック樹脂を介在させるか、または
比較的低弾性の材料からなるブッシュを嵌合し、このブ
ッシュにステータコアを支持することによりその振動が
ハウジングに伝達されないようにする。さらには、上記
界磁用永久磁石の外周部とロータ内周部との間にプラス
チック樹脂またはゴムを介在させるか、これらの手法を
組み合わせることにより、振動の抑制を図る。
ア,その巻線およびこの巻線に接続されたプリント板を
それぞれ一括してプラスチック樹脂で射出成形または注
型することにより、振動を抑制し塵埃の影響を少なくす
る。また、ステータコアの内径部と、ステータコアが嵌
合されるハウジングの円筒外周部との間に隙間を設け、
この隙間内にプラスチック樹脂を介在させるか、または
比較的低弾性の材料からなるブッシュを嵌合し、このブ
ッシュにステータコアを支持することによりその振動が
ハウジングに伝達されないようにする。さらには、上記
界磁用永久磁石の外周部とロータ内周部との間にプラス
チック樹脂またはゴムを介在させるか、これらの手法を
組み合わせることにより、振動の抑制を図る。
【0014】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す構成図で、ス
ピンドルモータの断面図を示す。これは、巻線8とステ
ータコア9、あるいは巻線8,ステータコア9およびF
PC10をプラスチック樹脂15により一体的に射出成
形し、ハウジング6の円筒部7に圧入または接着固定し
て構成したものである。また、ステータコア9の内径部
9aと円筒部7との隙間16にプラスチック樹脂15を
埋め込むことにより、ステータコア9の内径部9aが円
筒部7の外筒部7aとは直接接触しないようにし、ステ
ータコア9の振動がハウジング6に伝わらないようにし
ている。一方、ハウジング6のモータ内部側の面6aは
プラスチック樹脂15で一体化された巻線8のコイルエ
ンド端面17に当接しており、これにより永久磁石11
とステータコア9の磁気的中心が一致するように、プラ
スチック樹脂の成形寸法が予め定めてある。また、モー
タ内部側の面6aとコイルエンド端面17とが当接して
いることから、ステータコア9の取り付け時の傾きも無
くすことができる。なお、その他の点は従来例と同じで
ある。
ピンドルモータの断面図を示す。これは、巻線8とステ
ータコア9、あるいは巻線8,ステータコア9およびF
PC10をプラスチック樹脂15により一体的に射出成
形し、ハウジング6の円筒部7に圧入または接着固定し
て構成したものである。また、ステータコア9の内径部
9aと円筒部7との隙間16にプラスチック樹脂15を
埋め込むことにより、ステータコア9の内径部9aが円
筒部7の外筒部7aとは直接接触しないようにし、ステ
ータコア9の振動がハウジング6に伝わらないようにし
ている。一方、ハウジング6のモータ内部側の面6aは
プラスチック樹脂15で一体化された巻線8のコイルエ
ンド端面17に当接しており、これにより永久磁石11
とステータコア9の磁気的中心が一致するように、プラ
スチック樹脂の成形寸法が予め定めてある。また、モー
タ内部側の面6aとコイルエンド端面17とが当接して
いることから、ステータコア9の取り付け時の傾きも無
くすことができる。なお、その他の点は従来例と同じで
ある。
【0015】いま、巻線8にFPC10を介して図示し
ていない駆動回路から電流が通電制御されると、従来例
の場合と同じく永久磁石11とステータコア9との間に
電磁力が発生し、これによって図示されないティースの
先端部に振れが生じるが、ここでは、プラスチック樹脂
15によってステータコア9全体が一体的に覆われかつ
固められているため、その動きが抑制されることにな
る。また、ステータコア9は隙間16によってハウジン
グ6の円筒部7とは直接接触していないため、振動がハ
ウジング6に直接伝わることもない。ここで、プラスチ
ック樹脂15としては適当な弾性を持ち、かつ磁気ディ
スク1に悪影響を与えない材料、例えばポリブチレンテ
レフタレート(PBT)樹脂などを用いるようにする。
ていない駆動回路から電流が通電制御されると、従来例
の場合と同じく永久磁石11とステータコア9との間に
電磁力が発生し、これによって図示されないティースの
先端部に振れが生じるが、ここでは、プラスチック樹脂
15によってステータコア9全体が一体的に覆われかつ
固められているため、その動きが抑制されることにな
る。また、ステータコア9は隙間16によってハウジン
グ6の円筒部7とは直接接触していないため、振動がハ
ウジング6に直接伝わることもない。ここで、プラスチ
ック樹脂15としては適当な弾性を持ち、かつ磁気ディ
スク1に悪影響を与えない材料、例えばポリブチレンテ
レフタレート(PBT)樹脂などを用いるようにする。
【0016】図2,図3はスピンドルモータの騒音特性
を示す周波数スペクトル図で、図12と同様の条件で測
定したものである。図2は巻線8,ステータコア9およ
びFPC10をプラスチック樹脂15により一体的に射
出成形したスピンドルモータであるが、ステータコア9
の内径部9aを円筒部7の外筒部7aと直接接触させて
接着した場合の騒音スペクトルである。この図からも明
らかなように、巻線8に流れる通電制御周波数(転流周
波数)f1,f2,f3が図12の場合に比して低減し
ていることが分かる。ただ、図12に示す第1次,2次
の転流周波数f1,f2付近のスペクトルの盛り上がり
は、ステータコア9の振動が直接ハウジング6に伝達さ
れているので、図2では小さくなってはいるものの、完
全に無くなっているわけではない。
を示す周波数スペクトル図で、図12と同様の条件で測
定したものである。図2は巻線8,ステータコア9およ
びFPC10をプラスチック樹脂15により一体的に射
出成形したスピンドルモータであるが、ステータコア9
の内径部9aを円筒部7の外筒部7aと直接接触させて
接着した場合の騒音スペクトルである。この図からも明
らかなように、巻線8に流れる通電制御周波数(転流周
波数)f1,f2,f3が図12の場合に比して低減し
ていることが分かる。ただ、図12に示す第1次,2次
の転流周波数f1,f2付近のスペクトルの盛り上がり
は、ステータコア9の振動が直接ハウジング6に伝達さ
れているので、図2では小さくなってはいるものの、完
全に無くなっているわけではない。
【0017】一方、図3はステータコア9の内径部9a
と円筒部7との隙間16にプラスチック樹脂15を埋め
込むことにより、ステータコア9の内径部9aが円筒部
7の外筒部7aとは直接接触しないようにした場合の騒
音スペクトルである。この図によれば、転流周波数f
1,f2,f3のレベルが図2の場合よりも更に低減さ
れるばかりでなく、第2次の転流周波数f2付近のスペ
クトルの盛り上がりも無くなっている。これは、隙間1
6をプラスチック樹脂15で埋めたことにより、振動の
ハウジング6への伝達が抑制されるためと考えられる。
なお、騒音測定結果の1例を示すと、図12の場合の騒
音は約40dBA、図2では36dBA、図3では33
dBAであり、この発明によるものが騒音抑制効果が1
番優れていることが分かる。
と円筒部7との隙間16にプラスチック樹脂15を埋め
込むことにより、ステータコア9の内径部9aが円筒部
7の外筒部7aとは直接接触しないようにした場合の騒
音スペクトルである。この図によれば、転流周波数f
1,f2,f3のレベルが図2の場合よりも更に低減さ
れるばかりでなく、第2次の転流周波数f2付近のスペ
クトルの盛り上がりも無くなっている。これは、隙間1
6をプラスチック樹脂15で埋めたことにより、振動の
ハウジング6への伝達が抑制されるためと考えられる。
なお、騒音測定結果の1例を示すと、図12の場合の騒
音は約40dBA、図2では36dBA、図3では33
dBAであり、この発明によるものが騒音抑制効果が1
番優れていることが分かる。
【0018】図4は巻線8,ステータコア9およびFP
C10を一体的に射出成形する方法の1例を説明するた
めの説明図で、成形金型18に挿入した状態を示す断面
図である。すなわち、ステータコア9に巻線8を巻装
し、FPC10に巻線8のリード線8aをハンダ付けし
た状態で成形金型18に装着する。成形金型18の溝面
18a,18bの対向寸法はステータコア9の積層寸法
と同じであり、溝面18cはステータコア9の外径と嵌
合する直径寸法とし、成形金型18のボス19の直径寸
法はハウジング6の円筒部7の外筒部7aの直径寸法と
同じで、かつ溝面18cと同軸に形成されている。ま
た、成形金型18の溝面18dから溝面18bまでの寸
法Lyは、樹脂成形されたステータコア9をハウジング
6に取り付けたとき、永久磁石11との磁気的中心位置
が一致する寸法にしている。
C10を一体的に射出成形する方法の1例を説明するた
めの説明図で、成形金型18に挿入した状態を示す断面
図である。すなわち、ステータコア9に巻線8を巻装
し、FPC10に巻線8のリード線8aをハンダ付けし
た状態で成形金型18に装着する。成形金型18の溝面
18a,18bの対向寸法はステータコア9の積層寸法
と同じであり、溝面18cはステータコア9の外径と嵌
合する直径寸法とし、成形金型18のボス19の直径寸
法はハウジング6の円筒部7の外筒部7aの直径寸法と
同じで、かつ溝面18cと同軸に形成されている。ま
た、成形金型18の溝面18dから溝面18bまでの寸
法Lyは、樹脂成形されたステータコア9をハウジング
6に取り付けたとき、永久磁石11との磁気的中心位置
が一致する寸法にしている。
【0019】すなわち、 (1)ティース13の先端部13aを溝面18a,18
bで挟み、複数個のティース13の積層方向(高さ方
向)のばらつきを無くし、正確な位置決めができるよう
にする。 (2)溝面18cによりステータコア9の直径方向の位
置決めを行ない、ボス19を同軸に配置することによ
り、全円周方向にわたって均一な隙間16が形成される
ようにする。 の如く成形金型の形状,寸法を定めた状態で、成形金型
18の樹脂注入口20を通してプラスチック樹脂15を
射出成形することにより、ステータコア9と巻線8、ま
たはステータコア9,巻線8およびFPC10を一括し
て一体的に成形する。なお、射出成形する代わりに、液
状の樹脂を成形金型に流し込んで注型成形することもで
きる。
bで挟み、複数個のティース13の積層方向(高さ方
向)のばらつきを無くし、正確な位置決めができるよう
にする。 (2)溝面18cによりステータコア9の直径方向の位
置決めを行ない、ボス19を同軸に配置することによ
り、全円周方向にわたって均一な隙間16が形成される
ようにする。 の如く成形金型の形状,寸法を定めた状態で、成形金型
18の樹脂注入口20を通してプラスチック樹脂15を
射出成形することにより、ステータコア9と巻線8、ま
たはステータコア9,巻線8およびFPC10を一括し
て一体的に成形する。なお、射出成形する代わりに、液
状の樹脂を成形金型に流し込んで注型成形することもで
きる。
【0020】図5は図1の成形方法の他の例を説明する
ための断面図である。これは、ステータコア9の内径部
9aと円筒部7の外筒部7aとの間の隙間16に、プラ
スチック樹脂15とは別の材料で形成したブッシュ21
を配置して構成したものである。ここで、プラスチック
樹脂15としては比較的固い樹脂、例えばエポキシ系樹
脂(PBTを含む)を使用し、ステータコア9のティー
ス13の振動を積極的に抑制するようにする。また、ブ
ッシュ21の材料としては比較的柔らかい樹脂、例えば
ブチルゴムなどを用いて製作し、これによりステータコ
ア9の振動がハウジング6に伝わるのを抑止するように
する。
ための断面図である。これは、ステータコア9の内径部
9aと円筒部7の外筒部7aとの間の隙間16に、プラ
スチック樹脂15とは別の材料で形成したブッシュ21
を配置して構成したものである。ここで、プラスチック
樹脂15としては比較的固い樹脂、例えばエポキシ系樹
脂(PBTを含む)を使用し、ステータコア9のティー
ス13の振動を積極的に抑制するようにする。また、ブ
ッシュ21の材料としては比較的柔らかい樹脂、例えば
ブチルゴムなどを用いて製作し、これによりステータコ
ア9の振動がハウジング6に伝わるのを抑止するように
する。
【0021】以上では、主としてステータ側の振動を抑
制する場合について説明したが、振動の抑制については
ロータ側についても同様に考慮する必要がある。図6は
かかる観点にもとづくこの発明の他の実施例を示す部分
断面図である。図6(イ)はロータ3の円筒部の内径面
3aと界磁用永久磁石11の外周側11aとの間に隙間
を設け、そこにリング状弾性体22を挿入したものであ
る。リング状弾性体22は磁性または非磁性のプラスチ
ック樹脂若しくはゴムで、隙間寸法に合わせて射出成形
または注型で作成し、隙間に挿入して接着剤23で固定
する。この他、図示されない治具で界磁用永久磁石11
とロータ3を同軸上に位置決め固定し、隙間にプラスチ
ック樹脂を射出成形してリング状弾性体22を一体的に
製作する方法を採ることもできる。この方法によれば、
接着剤を使用せずに済み、また治具で軸偏心がないよう
に同軸上に置くことにより、界磁用永久磁石11やロー
タ3の製作寸法誤差を吸収して回転アンバランスを僅少
にすることができる。
制する場合について説明したが、振動の抑制については
ロータ側についても同様に考慮する必要がある。図6は
かかる観点にもとづくこの発明の他の実施例を示す部分
断面図である。図6(イ)はロータ3の円筒部の内径面
3aと界磁用永久磁石11の外周側11aとの間に隙間
を設け、そこにリング状弾性体22を挿入したものであ
る。リング状弾性体22は磁性または非磁性のプラスチ
ック樹脂若しくはゴムで、隙間寸法に合わせて射出成形
または注型で作成し、隙間に挿入して接着剤23で固定
する。この他、図示されない治具で界磁用永久磁石11
とロータ3を同軸上に位置決め固定し、隙間にプラスチ
ック樹脂を射出成形してリング状弾性体22を一体的に
製作する方法を採ることもできる。この方法によれば、
接着剤を使用せずに済み、また治具で軸偏心がないよう
に同軸上に置くことにより、界磁用永久磁石11やロー
タ3の製作寸法誤差を吸収して回転アンバランスを僅少
にすることができる。
【0022】ところで、ロータ3は磁性体で作られてお
り、その円筒部は界磁用永久磁石11の継鉄(ヨーク)
の役目も果たしている。したがって、この円筒部と界磁
用永久磁石11との間に隙間を開けリング状弾性体22
を挿入すると、そのヨークとしての効果が減少して界磁
用永久磁石11の磁束量が減少することがある。この場
合は、リング状弾性体22の材料として鉄粉などを混入
した磁性プラスチック樹脂、または磁性ゴムを使用する
ことにより、磁束量が減少しないようにすることができ
る。
り、その円筒部は界磁用永久磁石11の継鉄(ヨーク)
の役目も果たしている。したがって、この円筒部と界磁
用永久磁石11との間に隙間を開けリング状弾性体22
を挿入すると、そのヨークとしての効果が減少して界磁
用永久磁石11の磁束量が減少することがある。この場
合は、リング状弾性体22の材料として鉄粉などを混入
した磁性プラスチック樹脂、または磁性ゴムを使用する
ことにより、磁束量が減少しないようにすることができ
る。
【0023】図6(ロ)に(イ)の変形例を示す。これ
は、界磁用永久磁石11の一側面11bと対向するロー
タ3の一側面3bとの間に、中空円板状弾性体24を挿
入したものである。つまり、界磁用永久磁石11の側面
からロータ3に伝わる振動をも減衰させる目的で構成し
たものであり、中空円板状弾性体24の材質を非磁性と
することにより、界磁用永久磁石11の側面からロータ
3に漏洩する磁束を低減する効果もある。その組み立
て,製作方法はリング状弾性体22を磁性体、中空円板
状弾性体24を非磁性体とする場合は別々に作って接着
剤で固定し、磁性または非磁性の同材料とする場合は、
(イ)の場合と同様に治具を用いて一体的に射出成形す
ることもできる。
は、界磁用永久磁石11の一側面11bと対向するロー
タ3の一側面3bとの間に、中空円板状弾性体24を挿
入したものである。つまり、界磁用永久磁石11の側面
からロータ3に伝わる振動をも減衰させる目的で構成し
たものであり、中空円板状弾性体24の材質を非磁性と
することにより、界磁用永久磁石11の側面からロータ
3に漏洩する磁束を低減する効果もある。その組み立
て,製作方法はリング状弾性体22を磁性体、中空円板
状弾性体24を非磁性体とする場合は別々に作って接着
剤で固定し、磁性または非磁性の同材料とする場合は、
(イ)の場合と同様に治具を用いて一体的に射出成形す
ることもできる。
【0024】図6(ハ)にさらに別の変形例を示す。こ
れは、界磁用永久磁石11をプラスチック樹脂による射
出成形でその全体を覆ったものである。すなわち、図示
されない治具でロータ3と界磁用永久磁石11を同軸上
になるように位置決めしつつ接着剤23により、界磁用
永久磁石11の一側面11bをロータ3の一側面3bに
仮り止めしておく。その後、図示されない別の治具を用
い、界磁用永久磁石11全体を覆うようにプラスチック
樹脂25を射出成形して製作する。このようにすれば、
図6(イ)と同様の効果を持たせることができるだけで
なく、モータ組み立て時の接触衝撃による界磁用永久磁
石11の割れや欠けが発生し難くなり、さらには発生し
た微小な磁石片が飛び散らないため、その磁気ディスク
への付着を無くすことができる。この場合、プラスチッ
ク樹脂25は非磁性とするのが良い。
れは、界磁用永久磁石11をプラスチック樹脂による射
出成形でその全体を覆ったものである。すなわち、図示
されない治具でロータ3と界磁用永久磁石11を同軸上
になるように位置決めしつつ接着剤23により、界磁用
永久磁石11の一側面11bをロータ3の一側面3bに
仮り止めしておく。その後、図示されない別の治具を用
い、界磁用永久磁石11全体を覆うようにプラスチック
樹脂25を射出成形して製作する。このようにすれば、
図6(イ)と同様の効果を持たせることができるだけで
なく、モータ組み立て時の接触衝撃による界磁用永久磁
石11の割れや欠けが発生し難くなり、さらには発生し
た微小な磁石片が飛び散らないため、その磁気ディスク
への付着を無くすことができる。この場合、プラスチッ
ク樹脂25は非磁性とするのが良い。
【0025】図7にこの発明のさらに他の実施例を示
す。同図からも明らかなように、この実施例はステータ
とロータの双方に工夫をこらしたもので、ステータ側に
ついては図1に示すものと構造,作用も同じなのでその
説明は省略し、図1との相違点について以下に説明す
る。すなわち、界磁用永久磁石11とロータ3の円筒部
との間に、図6で説明した如きプラスチック樹脂または
ゴムで作られたリング状弾性体22を設ける。こうすれ
ば、界磁用永久磁石11とステータコア9との間に働く
電磁力によって生じる界磁用永久磁石11の振動が、こ
のリング状弾性体22によって減衰され、ロータ3には
殆ど伝わらないようになる。このリング状弾性体22と
しては、ステータコア9などを射出成形したプラスチッ
ク15と同様の適度な弾性力を持つ材料、例えばPBT
樹脂を用いることができ、さらに減衰効果を持たせる場
合はゴムを使用することができる。
す。同図からも明らかなように、この実施例はステータ
とロータの双方に工夫をこらしたもので、ステータ側に
ついては図1に示すものと構造,作用も同じなのでその
説明は省略し、図1との相違点について以下に説明す
る。すなわち、界磁用永久磁石11とロータ3の円筒部
との間に、図6で説明した如きプラスチック樹脂または
ゴムで作られたリング状弾性体22を設ける。こうすれ
ば、界磁用永久磁石11とステータコア9との間に働く
電磁力によって生じる界磁用永久磁石11の振動が、こ
のリング状弾性体22によって減衰され、ロータ3には
殆ど伝わらないようになる。このリング状弾性体22と
しては、ステータコア9などを射出成形したプラスチッ
ク15と同様の適度な弾性力を持つ材料、例えばPBT
樹脂を用いることができ、さらに減衰効果を持たせる場
合はゴムを使用することができる。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、以下のような効果を
期待することができる。 (1)ステータコアなどをプラスチック樹脂にて一体的
に成形するようにしているので、転流時の電磁加振力に
もとづく振動が抑制され、モータ騒音が低減される。 (2)ステータコア内径とハウジングとの間に、適当な
弾性を持つプラスチック樹脂を介在させるようにしたの
で、ステータコアの振動がハウジングに伝達されず、そ
の結果、モータ騒音や振動が著しく低減される。 (3)ステータコア,巻線およびFPCをプラスチック
樹脂で一体的に成形するようにしたので、巻線などに付
着し洗浄などによっても除去されない塵埃を封止して外
部に出さないようにし得るので、磁気ディスク装置に悪
い影響を及ぼすことがなく、その結果、信頼性が大幅に
向上する。 (4)上記封止をプラスチック樹脂で行なうようにした
ので、巻線工程後やFPCリード線ハンダ付け後のフラ
ックス(溶剤)除去などの洗浄作業が簡略化、または省
略可能となり、コストの低減を図ることができる。 (5)界磁用永久磁石とロータとの間にリング状弾性体
または中空円板状弾性体を設けることにより、ロータ側
に伝わる電磁力が減衰され、モータ騒音や振動が低減す
る。 (6)上記界磁用永久磁石の割れや欠けによる、磁石片
の磁気ディスクへの付着を無くすことができる。 (7)上記リング状弾性体に磁性を持たせることによ
り、界磁用永久磁石による磁束の低減を抑制することが
できる。 なお、上記(1)〜(3)のいずれかと、(4)〜
(7)のいずれかとを適宜に組み合わせることにより、
さらに振動抑制効果を上げることができる。
期待することができる。 (1)ステータコアなどをプラスチック樹脂にて一体的
に成形するようにしているので、転流時の電磁加振力に
もとづく振動が抑制され、モータ騒音が低減される。 (2)ステータコア内径とハウジングとの間に、適当な
弾性を持つプラスチック樹脂を介在させるようにしたの
で、ステータコアの振動がハウジングに伝達されず、そ
の結果、モータ騒音や振動が著しく低減される。 (3)ステータコア,巻線およびFPCをプラスチック
樹脂で一体的に成形するようにしたので、巻線などに付
着し洗浄などによっても除去されない塵埃を封止して外
部に出さないようにし得るので、磁気ディスク装置に悪
い影響を及ぼすことがなく、その結果、信頼性が大幅に
向上する。 (4)上記封止をプラスチック樹脂で行なうようにした
ので、巻線工程後やFPCリード線ハンダ付け後のフラ
ックス(溶剤)除去などの洗浄作業が簡略化、または省
略可能となり、コストの低減を図ることができる。 (5)界磁用永久磁石とロータとの間にリング状弾性体
または中空円板状弾性体を設けることにより、ロータ側
に伝わる電磁力が減衰され、モータ騒音や振動が低減す
る。 (6)上記界磁用永久磁石の割れや欠けによる、磁石片
の磁気ディスクへの付着を無くすことができる。 (7)上記リング状弾性体に磁性を持たせることによ
り、界磁用永久磁石による磁束の低減を抑制することが
できる。 なお、上記(1)〜(3)のいずれかと、(4)〜
(7)のいずれかとを適宜に組み合わせることにより、
さらに振動抑制効果を上げることができる。
【図1】この発明の実施例を示す断面図である。
【図2】ステータコアをハウジング円筒部に直接固着し
た場合の騒音分析スペクトルを示す特性図である。
た場合の騒音分析スペクトルを示す特性図である。
【図3】ステータコア内径とハウジングとの間にプラス
チック樹脂を介在させた場合の騒音分析スペクトルを示
す特性図である。
チック樹脂を介在させた場合の騒音分析スペクトルを示
す特性図である。
【図4】図1の成形方法を説明するための説明図であ
る。
る。
【図5】図1の成形方法の他の例を示す断面図である。
【図6】この発明の他の実施例を示す断面図である。
【図7】この発明のさらに他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図8】スピンドルモータの従来例を示す断面図であ
る。
る。
【図9】図8のステータコアと永久磁石の関係を示す上
面図である。
面図である。
【図10】ステータコアのティースを図9のA−A面で
切断した断面図である。
切断した断面図である。
【図11】図8におけるステータコアの永久磁石に対す
る高さ方向のずれを説明するための説明図である。
る高さ方向のずれを説明するための説明図である。
【図12】図8に示すスピンドルモータの騒音分析スペ
クトルを示す特性図である。
クトルを示す特性図である。
1…磁気ディスク、2…ハブ、3…ロータ、4…挿入空
間、5…軸受、6…ハウジング、7…円筒部、7a…外
筒部、8…巻線、9…ステータコア、9a…内径部、1
0…フレキシブルプリント板(FPC)、11…永久磁
石、12…固定金具、13…ティース、13a…ティー
ス先端部、14,16…隙間、15,25…プラスチッ
ク樹脂、17…コイルエンド端面、18…成形金具、1
8a〜18d…溝面、19…ボス、20…樹脂注入口、
21…ブッシュ、22…リング状弾性体、23…接着
剤、24…中空円板状弾性体。
間、5…軸受、6…ハウジング、7…円筒部、7a…外
筒部、8…巻線、9…ステータコア、9a…内径部、1
0…フレキシブルプリント板(FPC)、11…永久磁
石、12…固定金具、13…ティース、13a…ティー
ス先端部、14,16…隙間、15,25…プラスチッ
ク樹脂、17…コイルエンド端面、18…成形金具、1
8a〜18d…溝面、19…ボス、20…樹脂注入口、
21…ブッシュ、22…リング状弾性体、23…接着
剤、24…中空円板状弾性体。
Claims (7)
- 【請求項1】 界磁用永久磁石を備え、ハウジングの円
筒内部に固定された軸受を介して回転自在に支持され、
磁気ディスクが搭載されるハブと、ハウジングの円筒外
周部に装着され前記界磁用永久磁石に対し僅かな空隙を
以て対向するように配置されたステータコアと、このス
テータコアに巻回されプリント板に電気的に接続される
巻線とを有してなる磁気ディスク駆動用スピンドルモー
タにおいて、 前記ステータコアとその巻線、またはステータコア,そ
の巻線およびこの巻線に接続されたプリント板をそれぞ
れ一括してプラスチック樹脂で射出成形または注型成形
することを特徴とする磁気ディスク駆動用スピンドルモ
ータ。 - 【請求項2】 ハウジングの内筒部に固定された軸受を
介して回転自在に支持された磁気ディスクを搭載するハ
ブと、このハブと一体的に形成され界磁用永久磁石を有
するロータと、巻線が巻装されハウジングの外筒部に装
着され前記界磁用永久磁石と僅かな間隙を以て対向する
ように配置されるステータとを有してなる磁気ディスク
駆動用スピンドルモータにおいて、 前記ロータと界磁用永久磁石との間に、プラスチックま
たはゴム性のリング状弾性体を介在させて、界磁用永久
磁石をロータに固定支持することを特徴とする磁気ディ
スク駆動用スピンドルモータ。 - 【請求項3】 ハウジングの内筒部に固定された軸受を
介して回転自在に支持された磁気ディスクを搭載するハ
ブと、このハブと一体的に形成され界磁用永久磁石を有
するロータと、ハウジングの円筒外周部に装着され前記
界磁用永久磁石に対し僅かな空隙を以て対向するように
配置されたステータコアと、このステータコアに巻回さ
れプリント板に電気的に接続される巻線とを有してなる
磁気ディスク駆動用スピンドルモータにおいて、 前記ステータコアとその巻線、またはステータコア,そ
の巻線およびこの巻線に接続されたプリント板をそれぞ
れ一括してプラスチック樹脂で射出成形または注型成形
する一方、前記ロータと界磁用永久磁石との間にプラス
チック樹脂またはゴム性のリング状弾性体を介在させ
て、界磁用永久磁石をロータに固定支持することを特徴
とする磁気ディスク駆動用スピンドルモータ。 - 【請求項4】 前記ステータコアの内径部と、ステータ
コアが嵌合されるハウジングの円筒外周部との間に隙間
を設け、この隙間内にプラスチック樹脂を介在させるこ
とを特徴とする請求項1または3に記載の磁気ディスク
駆動用スピンドルモータ。 - 【請求項5】 前記ステータコアの内径部と、ステータ
コアが嵌合されるハウジングの円筒外周部との間に隙間
を設け、この隙間内に比較的低弾性の材料からなるブッ
シュを嵌合し、このブッシュにステータコアを支持する
ことを特徴とする請求項1または3に記載の磁気ディス
ク駆動用スピンドルモータ。 - 【請求項6】 前記プラスチック樹脂またはゴム性のリ
ング状弾性体に鉄粉を含む磁性体を混合することにより
磁性を持たせることを特徴とする請求項2または3に記
載の磁気ディスク駆動用スピンドルモータ。 - 【請求項7】 前記界磁用永久磁石の一側面と、これに
対向するロータの側面との間に隙間を設け、その間に非
磁性のプラスチック樹脂またはゴム性の中空円板状弾性
体を挿入することを特徴とする請求項2または3に記載
の磁気ディスク駆動用スピンドルモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20111492A JPH05336722A (ja) | 1992-04-02 | 1992-07-28 | 磁気ディスク駆動用スピンドルモータ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-80125 | 1992-04-02 | ||
JP8012592 | 1992-04-02 | ||
JP20111492A JPH05336722A (ja) | 1992-04-02 | 1992-07-28 | 磁気ディスク駆動用スピンドルモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05336722A true JPH05336722A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=26421176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20111492A Pending JPH05336722A (ja) | 1992-04-02 | 1992-07-28 | 磁気ディスク駆動用スピンドルモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05336722A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998019382A1 (de) * | 1996-10-28 | 1998-05-07 | Papst-Motoren Gmbh & Co. Kg | Verfahren zum isolieren des stators eines elektronisch kommutierten gleichstrommotors |
US5930071A (en) * | 1995-05-19 | 1999-07-27 | Rubber-Tech, Inc. | Disk drive assembly with vibration dampening pivot assembly |
US6300695B1 (en) | 1999-07-29 | 2001-10-09 | Encap Motor Corporation | High speed spindle motor with hydrodynamic bearings |
WO2001010002A3 (en) * | 1999-07-29 | 2001-11-22 | Encap Motor Corp | Spindle motor for hard disk drive |
US6362554B1 (en) | 1999-07-29 | 2002-03-26 | Encap Motor Corporation | Stator assembly |
US6437464B1 (en) | 1999-07-29 | 2002-08-20 | Encap Motor Corporation | Motor and disc assembly for computer hard drive |
US6617721B1 (en) | 1999-07-29 | 2003-09-09 | Encap Motor Corporation | High speed spindle motor |
US6753628B1 (en) | 1999-07-29 | 2004-06-22 | Encap Motor Corporation | High speed spindle motor for disc drive |
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