JPH0595195U - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JPH0595195U
JPH0595195U JP3901292U JP3901292U JPH0595195U JP H0595195 U JPH0595195 U JP H0595195U JP 3901292 U JP3901292 U JP 3901292U JP 3901292 U JP3901292 U JP 3901292U JP H0595195 U JPH0595195 U JP H0595195U
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JP
Japan
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circuit board
core
holder
bearing holder
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JP3901292U
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広志 坂下
典英 吉田
幸男 福田
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Nidec Sankyo Corp
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Nidec Sankyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄型で、組立コストが低く、容易に組立るこ
とが可能なブラシレスモータを提供する。 【構成】 ロータマグネット1を有するロータ組2と、
ロータマグネット1に対向しコイル3が巻回されたステ
ータコア4と、ステータコア4を保持したコアホルダー
5と、コアホルダー5が載置されると共にコイル3が接
続固定される回路基板6と、回路基板6に軸受7を保持
する軸受ホルダー8を固定する止着部材9とを有するブ
ラシレスモータであって、止着部材9は押え板10を介
して軸受ホルダー8とステータコア4とを回路基板6に
固定した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ブラシレスモータに関するもので、特に軸受ホルダーとステータコ アの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のブラシレスモータの例として、実開平2−49373に記載されている ようなものがある。図8は、上記公報記載のブラシレスモータの例を示す。図8 において、回路基板26の中央部には孔部が形成されており、孔部には筒状の軸 受ホルダ28が取付られている。軸受ホルダ28の中央貫通孔には回転軸30が 挿入され、軸受ホルダ28の貫通孔内部の上下2箇所に取付けられた軸受27に よって上記回転軸30が回転自在に支持されている。
【0003】 軸受ホルダ28の外周部には、ステータコア24が取付けてある。ステータコ ア24はコア素体を複数枚積層して形成されており、外周部に複数個の突極が形 成され、各突極にはコイル23が巻回されている。ステータコア24と回路基板 26の間にはコアホルダー31が介在し、回路基板26上でのステータコア24 の位置を決定している。軸受ホルダー28の図において上端部にはフランジ28 aが形成され、フランジ28aはステータコア24の上端の一部と重なり合って いる。軸受ホルダー28のフランジ28a、ステータコア24、コアホルダー3 1、回路基板26は止着部材29によって貫通されるとともに、止着部材29に よって締め付けられている。これにより、軸受ホルダー28はそのフランジ28 aと回路基板26との間にステータコア24およびコアホルダー31を挾んだ形 で回路基板26に固定されている。
【0004】 回転軸30の上部には、ロータ組22が取付けられている。ロータ組22はカ ップ状のロータケース20を有し、ロータケース20の周壁内面にはロータマグ ネット21が取付られている。ロータマグネット21はステータコア24の突極 の先端と、間隙をおいて対向している。したがって、ステータコア24の突極に 巻回されたコイル23を通電制御すると、対向するロータマグネット21が付勢 され、ロータマグネット21、ロータケース20などからなるロータ組22と回 転軸30が回転駆動される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
以上のような従来のブラシレスモータによれば、回路基板26、軸受ホルダー 28、ステータコア24、コアホルダー31が4段に積み重ねられて、4段の各 部材を貫通した止着部材29で固定されている。このため、モータの体格が増大 してしまい、薄型化するのが困難である。
【0006】 本考案は、以上のような問題点を解決するためになされたもので、薄型で、組 立コストが低く、しかも、容易に組立ることが可能なブラシレスモータを提供す ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するため本考案は、コイルが巻回されたステータコア と、該ステータコアを保持したコアホルダーと、該コアホルダーが載置されると 共に上記コイルが接続固定される回路基板と、該回路基板に軸受ホルダーを固定 する止着部材とを有するブラシレスモータにおいて、上記止着部材が、押え板を 介して上記軸受ホルダーと上記ステータコアとを上記回路基板に固定する構造と したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
軸受ホルダーとステータコアにまたがって配置された押さえ部材を、止着部材 で固定すれば、軸受ホルダーとステータコアが回路基板上に固定される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案にかかるブラシレスモータの実施例について図面を参照しながら 説明する。図1において、回路基板6の中央部には孔部が形成されており、回路 基板6の上には上記孔部を囲むようにして筒状の軸受ホルダ8が取付けられてい る。軸受ホルダ8は外周部に円錐形の傾斜部12が形成され、さらに軸受ホルダ 8の中央貫通孔には軸受7を介して回転軸11が挿入され、回転軸11は、軸受 7によって回転自在に支持されている。
【0010】 回路基板6上に取付けられた軸受ホルダ8の外側には、上記傾斜部12の下方 においてステータコア4が嵌められている。ステータコア4は同形状のコア素体 を複数枚積層して形成され、外周部に複数個の突極を有し、各突極にはコイル3 が巻回されている。ステータコア4の積層されたコア素体のうち、最上部のコア 素体は他のコア素体と異なり、中央孔部の形状が他に比べて大きくなるように形 成されている。このようなステータコア4の最上部コア素体の中央孔部には、図 3に示すような押さえ板10が取付けられている。押さえ板10は弾性を有する 部材によって形成されており、外周に複数箇所の突出部を有し、中央の孔部から 外側に向かって複数の切欠きが設けられている。押さえ板10の上記切欠きで分 割された残りの部分は折り曲げられ、斜めに立ち上がった折曲部10aとなって いる。折曲部10a全体として、上記軸受ホルダ8の傾斜部12に対応した円錐 形になっている。
【0011】 ステータコア4はコアホルダ5を介して回路基板6上に位置決めがなされてい る。ステータコア4の最上部の押さえ板10から、ステータコア4、コアホルダ 5、回路基板6を止着部材9が貫通し、押え板10、ステータコア4、コアホル ダ5が止着部材9によって回路基板6に固定されている。このように、押え板1 0、ステータコア4、コアホルダ5を止着部材9によって回路基板6に固定する ことにより、押さえ板10の折曲部10aが軸受ホルダ8の傾斜部12に当接し 、軸受ホルダ8をも回路基板6に固定している。図示の例では、止着部材9は有 頭ねじからなる。
【0012】 回転軸11の上部には、ロータ組2が取付けられている。ロータ組2はカップ 状のロータケース15を有し、ロータケース15の周壁内面にはロータマグネッ ト1が取付けられている。ロータマグネット1は間隙をおいて、ステータコア4 の突極の先端と間隙をおいて対向している。したがって、ステータコア4の突極 に巻回されたコイル3を通電制御すると、対向するロータマグネット1が付勢さ れ、ロータ組2および回転軸11が回転駆動される。
【0013】 次に、以上のようなブラシレスモータの組立手順について図2を参照しながら 説明する。 まず、予め回路素子が搭載された回路基板6上に、コア巻線組18を配置する 。コア巻線組18はステータコア4とコイル3を有すると共に、絶縁を施した上 記ステータコア4に取り付けられた位置決め用のコアホルダ5を有してなる。コ アホルダー5はその突起部5aを回路基板6に形成された孔に挿入することによ り正確な位置決めがなされる。ステータコア4に巻回されたコイル3の端部はタ ーミナルを介して回路基板6の所定の回路パターンに半田付けされる。半田付け にはリフロー工法を用いてもよい。 次に、軸受ホルダ8をステータコア4の中央孔部に嵌め込んで回路基板6上に 位置決めする。 その後、ステータコア4を構成するコア素体のうち最上部のコア素体の内側に 、押さえ板10を取付ける。押さえ板10の内側に形成された折曲部10aは、 軸受ホルダ8の外周に形成された傾斜部12に当接している。この状態で、止着 部材9を押さえ板10、ステータコア4、コアホルダ5、および回路基板6に挿 通しかつ締め付けることにより、上記押さえ材10、ステータコア4、コアホル ダ5が回路基板6に固定され、また、押さえ板10の折曲部10aが軸受ホルダ 8の傾斜部12を押さえているため、軸受ホルダ8も回路基板6に固定される。 最後に、軸受ホルダ8に、予めロータ組2が組み付けされた回転軸11を挿入 して、ブラシレスモータが完成する。
【0014】 以上のようなブラシレスモータによれば、ステータコア4を固定するのに、軸 受ホルダ8の一端部に形成したフランジで押さえたりせず、押え板10によって 直接的に回路基板6に固定するため、モータの体格を薄型化することが可能とな る。また、ステータコア4を押さえる押さえ板10は、ステータコア4の最上部 のコア素体の内側に取付けたため、上方に厚みが増加することがなく、さらなる 薄型化が可能である。
【0015】 また、回路基板6にステータコア4を配置した後、軸受ホルダ8を組みつける ことが可能であるため、ステータコア4に巻回されたコイルの端部を接続するの に、リフロー半田付けなどの工法を使用できる。このため、組立費の低減及び品 質の安定が可能となる。
【0016】 以上、押さえ板10を用いて軸受ホルダ8を回路基板6に固定するブラシレス モータの例について述べてきたが、他の実施例として止着部材9と座金、あるい は止着部材9のみを用いて軸受ホルダ8を回路基板6に固定するようにしてもよ い。押さえ板10を用いた場合と同様な効果を奏することが可能である。 止着部材9と座金で軸受ホルダ8を固定する場合は、図4ないし図6に示すよ うに、軸受ホルダ8にステータコア4の上面よりもやや高くなるような平面部1 7を形成する。座金19が通された有頭のねじである止着部材9を、ステータコ ア4から回路基板6に貫通形成された孔部に挿入する。止着部材9を螺合すると 、座金19は止着部材9の頭部によって回路基板6側に押え付けられ、軸受ホル ダ8の平面部17に当接する。さらに止着部材9を螺合すると、座金19の一端 部が、軸受ホルダ8の平面部17を弾性力によって押さえつけるため、軸受ホル ダ8を回路基板6に固定することが可能となる。
【0017】 止着部材9のみで軸受ホルダ8を固定する場合は、図7に示すように、止着部 材9として有頭のねじを使用し、止着部材9をステータコア4と回路基板6を貫 通した孔部に挿入する。止着部材9を螺合すると、止着部材9の頭部が軸受ホル ダ8に形成された平面部17を回路基板6側に押さえつけるため、軸受ホルダ8 は止着部材9のみによって回路基板6に固定することが可能となる。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば、ブラシレスモータの軸受ホルダーとステータコアの双方を、 押え板と止着部材で回路基板に固定したため、モータの体格を薄くすることが可 能となり、また、ステータコアを取り付けた後に軸受ホルダーを取付けることが できるため、組立費の低減や品質の安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるブラシレスモータの実施例を示
す断面図。
【図2】同上分解断面図。
【図3】本考案にかかるブラシレスモータに利用される
押さえ板の斜視図。
【図4】本考案にかかるブラシレスモータの他の実施例
を示す断面図。
【図5】同上実施例の要部を示す平面図。
【図6】同上実施例の平面図。
【図7】本考案にかかるブラシレスモータの他の実施例
を示す断面図。
【図8】従来のブラシレスモータの例を示す断面図。
【符号の説明】
1 ロータマグネット 2 ロータ組 3 コイル 4 ステータコア 5 コアホルダー 6 回路基板 7 軸受 8 軸受ホルダー 9 止着部材 10 押え板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータマグネットを有するロータ組と、
    上記ロータマグネットに対向しコイルが巻回されたステ
    ータコアと、該ステータコアを保持したコアホルダー
    と、該コアホルダーが載置されると共に上記コイルが接
    続固定される回路基板と、該回路基板に軸受を保持する
    軸受ホルダーを固定する止着部材とを有するブラシレス
    モータであって、上記止着部材は押え板を介して上記軸
    受ホルダーと上記ステータコアとを上記回路基板に固定
    してなるブラシレスモータ。
JP1992039012U 1992-05-14 1992-05-14 ブラシレスモータ Expired - Fee Related JP2563740Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10336941A (ja) * 1997-05-26 1998-12-18 Mitsumi Electric Co Ltd モータ

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JPH0249373U (ja) * 1988-09-29 1990-04-05
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