JPH0594475U - 非常用進入口とそれの操作装置 - Google Patents

非常用進入口とそれの操作装置

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JPH0594475U
JPH0594475U JP4980891U JP4980891U JPH0594475U JP H0594475 U JPH0594475 U JP H0594475U JP 4980891 U JP4980891 U JP 4980891U JP 4980891 U JP4980891 U JP 4980891U JP H0594475 U JPH0594475 U JP H0594475U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非常用進入口を換気口として好適に用いるこ
とができるようにする。 【構成】 非常進入口の開口1を開閉する障子2に、そ
れを閉塞位置に固定する状態と固定解除する状態とに切
換操作自在な内外の操作具6A,6Bを取付け、障子2
を途中開位置で固定並びに解除自在な開放規制手段を設
け、操作具6A,6Bの第1固定解除位置から第2固定
解除位置への操作動により開放規制手段を解除状態にさ
せる連係手段を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建物の3階以上の階に、火災等の非常時に消防士等が外部から内部 に入れるように設けられる非常用進入口、詳しくは、非常用進入口の開口を開閉 自在な揺動式の障子を設け、その障子を閉塞位置において固定並びに固定解除自 在な固定手段を設け、その固定手段を内側から操作するための内部操作具と外側 から操作するための外部操作具とを設けてあるものとそれの操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の非常用進入口は、内部操作具や外部操作具により固定手段を固定解除操 作して障子を開操作すると、障子が全開するものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、非常用進入口は、非常時に人の進入にのみ用いられるものでなく、換 気にも用いられ、従来の技術によるときは、そのような換気を行うときにも障子 か全開となって、障子が不必要に開き過ぎるといった欠点があった。 本考案の目的は、上記欠点を解消する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案による非常用進入口の特徴構成は、前記障子の閉塞位置と全開位置との 間の途中開位置を越えての開放揺動を阻止する作用状態と許容する非作用状態と に切換自在な開放規制手段を設け、前記内部操作具及び外部操作具を、固定位置 と第1固定解除位置と第2固定解除位置とに変更操作自在に構成し、前記内部操 作具及び外部操作具の第1固定解除位置から第2固定解除位置への操作動により 開放規制手段を作用状態から非作用状態に切換える連係手段を設けてある点にあ る。 そして、前記内部操作具を固定手段に連係並び連係解除自在に構成し、その内 部操作具を連係解除状態に付勢する解除付勢手段と、前記内部操作具が固定手段 に連係した状態での内部操作具の第1固定解除位置から第2固定解除位置への操 作動を阻止する作用状態と許容する非作用状態とに切換自在な操作規制手段と、 それを作用状態に付勢する付勢手段と、前記操作規制手段を付勢に抗して非作用 状態に切換えるための操作具とを設けてあることが好ましい。
【0005】 本考案による非常用進入口の操作装置の特徴構成は、前記内部操作具及び外部 操作具を、固定位置と第1固定解除位置と第2固定解除位置とに変更操作自在に 構成し、前記内部操作具を固定手段に連係並び連係解除自在に構成し、その内部 操作具を連係解除状態に付勢する解除付勢手段と、前記内部操作具が固定手段に 連係した状態での内部操作具の第1固定解除位置から第2固定解除位置への操作 動を阻止する作用状態と許容する非作用状態とに切換自在な操作規制手段と、そ れを作用状態に付勢する付勢手段と、前記操作規制手段を付勢に抗して非作用状 態に切換えるための操作具とを設けてある点にある。
【0006】
【作用】
本考案の非常用進入口によれば、開放規制手段を作用状態に切換操作すること により、障子の途中開位置を越えての開放を阻止できるから、要求される換気性 能等に基づいて途中間位置を設定しておくことにより、換気に適した開放状態を 現出することができる。しかも、連係手段を設けて、内部操作具及び外部操作具 により開放規制手段を切換操作するようにしてあるから、開放規制手段を切換操 作するための操作具を別途設ける必要がなく、操作のまごつきがない。 特に、外部操作具は、非常進入のために固定手段を固定解除するときにのみ用 いられ、換気のために固定手段を固定解除するときは用いられないものであり、 他方、内部操作具は、非常進入のために固定手段を固定解除するときにも用いら れるものである点に着目して、前述のように、内部操作具を固定手段に連係解除 自在に構成し、解除付勢手段、操作規制手段、付勢手段、操作具を設けた場合に は、内部操作具を操作して固定解除時に操作規制手段によって内部操作具が第1 固定解除位置で先ず停止され、操作具を操作しなければ第2固定解除位置に操作 できないので、内部操作具の固定位置から第1固定解除位置への操作をまごつき なく確実、正確に行なうことができ、しかも、それでいて、外部操作具を操作し ての固定解除時には、内部操作具の固定手段への連係が解除されていることによ り、外部操作具を固定位置から第2固定解除位置に一挙動をもって迅速に操作す ることができる。
【0007】
【考案の効果】
従って、本考案によれば、操作性良く、快適な換気口として用いることができ る非常用進入口と、それの操作性を更に向上することができる操作装置とを提供 できるようになった。 特に、請求項2記載のようにすれば、操作性を向上できる。
【0008】
【実施例】
図1に示すように、建物の外壁Wのうち3階以上の階に設置される非常用進入 口は、縦軸芯Y周りでの揺動により外壁Wに形成した非常進入用の開口1を開閉 自在な内開き式の障子2を設け、固定手段3と操作装置と開放規制手段とを設け て構成されている。 前記障子2は、図4にも示すように、アルミサッシ利用の環状の枠2Aにガラ ス板2Bを固定したものである。
【0009】 前記固定手段3は、前記障子2を閉塞位置において固定並びに固定解除自在な 手段である。具体的には、図2、図3にも示すように、前記枠2Aの左右の縦枠 2aのうち前記縦軸芯Yから遠い側の縦枠2a内にスライダ3Aを上下に揺動自 在にガイド3Bを介して取付け、障子2が閉塞位置に位置する状態での開口1周 りの建具枠4のち堅枠4aに付設の固定ストッパ3Cに係合して障子2を閉塞位 置に固定する一方、スライダ3Aの第2位置から第1位置への移動に伴なって固 定ストッパ3Cから離脱して障子2の揺動を許容するローラ利用の可動ストッパ 3Dをスライダ3Aに取付けて構成されている。前記固定ストッパ3C及び可動 ストッパ3Dは、上下に間隔を隔てて3つづつ設けられており、固定ストッパ3 Cの可動ストッパ3Dとの当り面3cは、可動ストッパ3Dの係合移動に伴ない その可動ストッパ3Dを内側に押圧して建具枠4に装着したシール5に枠2A、 つまり、障子2を押付けるカム面に形成されている。
【0010】 前記操作装置は、図1及び図4、図5に示すように、前記固定手段3を内側か ら操作するためのレバー状の内部操作具6Aと外側から操作するためのレバー状 の外部操作具6Bとを固定手段3に連係する状態で前記縦枠2aに取付けて構成 されている。 前記内部操作具6A及び外部操作具6Bは、図6にも示すように、障子2の面 外方向に沿う1つの軸芯X周りに揺動自在に取付けられて、その揺動により、縦 枠2aに沿った姿勢に位置する固定位置P1と、側方に向かう横向き姿勢に位置 する第1固定解除位置P2と、上方側方に向かう緩傾斜姿勢に位置する第2固定 解除位置P3と、上方側方に向かう急傾斜姿勢に位置する開放固定位置P4とに変 更操作自在に構成されている。
【0011】 前記内部操作具6A及び外部操作具6Bを固定手段3に連係させる手段は、図 4乃至図6に示すように、固定手段3のスライダ3Aにラックギヤ7を設け、そ れに噛合い連動するピニオンギヤ8に、内部操作具6Aの軸6a及び外部操作具 6Bの軸6bを一体回転する状態に嵌合させて構成されている。つまり、内部操 作具6A及び外部操作具6Bの揺動に伴ないピニオンギヤ8を回転させてラック ギヤ7を移動させることによりスライダ3Aを移動させるように構成されている 。 かつ、前記内部操作具6Aは、軸6aにピニオンギヤ8に嵌合連動させる連動 位置Paと嵌合を解除させる解除位置Pbとに軸芯方向に移動自在に取付けられて いる。つまり、固定手段3に連係並びに固定自在に構成されている。
【0012】 そして、前記内部操作具6Aを連係解除状態に付勢する、つまり、解除位置P b に移動付勢する解除付勢手段であるスプリング9と、操作案内手段と、操作規 制手段と、付勢手段と、操作具10とを設けてある。
【0013】 前記操作案内手段は、内部操作具6Aが固定位置P1に位置するときにのみ内 部操作具6Aの連動位置Paと解除位置Pbとの間での軸芯方向移動を許容すると ともに、内部操作具6Aが連動位置Paにあるときにのみその内部操作具6Aの 操作揺動を許容し、かつ、内部操作具6Aか固定位置P1以外の揺動位置にある ときその内部操作具6Aを付勢に抗して連動位置Paに保持する手段である。具 体的には、軸6aに突起11を設け、内部操作具6Aを縦枠2aに保持させるホ ルダ12に、内部操作具6Aが固定位置P1以外にあるとき前記突起11に接当 することで内部操作具6Aの解除位置Pbへの移動を付勢に抗して阻止する当り 面13と、内部操作具6Aが固定位置P1にあるときのみ前記突起11を軸芯方 向にのみ移動自在に嵌入させる溝14とを形成して構成されている。
【0014】 前記操作規制手段は、前記内部操作具6Aの第1固定解除位置P2から第2固 定解除位置P3への操作揺動を阻止する作用状態と許容する非作用状態とに切換 自在は手段である。具体的には、図7にも示すように、内部操作具6Aに、それ が固定位置P1から第1固定解除位置P2への操作揺動したとき前記ホルダ12に 形成のストッパ面15に接当して第1固定解除位置P2を越えての第2解除位置 P3側への内部操作具6Aの操作揺動を阻止する作用姿勢と接当を解除して許容 する非作用姿勢とに揺動自在なストッパ16を設けて構成されている。 前記付勢手段は、前記操作規制手段を作用状態に付勢する手段であって、具体 的には、前記ストッパ16を作用姿勢に揺動付勢するスプリング17を設けて構 成されている。 前記操作具10は、前記操作規制手段を非作用状態に、具体的には、ストッパ 16を非作用姿勢に付勢に抗して切換えるためのものであり、内部操作具6Aに 取付けられている。 従って、外部操作具6Bは、内部操作具6Aが固定位置P1にあって固定手段 3に連係していない状態にあるとき、固定位置P1と開放固定位置P4との間で単 独に操作揺動できるようになっている。
【0015】 前記開放規制手段は、図11乃至図13に示すように、閉塞位置と全開位置と の間の途中開位置及び、全開位置の夫々において前記障子2を固定する作用状態 と固定解除する(揺動を許容する)非作用状態とに切換え自在な手段である。具 体的には、図8乃至図15に示すように、前記枠2Aの下枠2bに、それの長手 方向に沿ってのみ移動自在な可動体18を取付け、その可動体18と建具枠4と にわたって枠2Aの揺動に伴ない可動体18を移動させるリンク19を設け、途 中開位置及び全開位置に相当する第1位置及び第2位置の夫々で前記可動体18 を固定並びに固定解除自在な可動固定手段と、固定解除された可動体18の移動 を規制する作用状態と非作用状態とに切換自在な可動体規制手段とを設けて構成 されている。つまり、図12に示すように、可動体18を第1位置に固定するこ とにより障子2を途中開位置に固定し、図13に示すように、可動体18を第2 位置に固定することにより障子2を全開位置に固定し、可動体18の移動を規制 することにより障子2の開閉を規制するように構成されている。 前記可動体固定手段は、図9、図14(イ)に示すように、可動体18の移動 方向に直交する方向で突出引退自在なロックピン20を、可動体18の移動を案 内するガイド21により突出を接当阻止される状態に可動体18に取付け、図1 0、図14(ロ)に示すように、前記ガイド21に、可動体18が第1位置に位 置しているときのみロックピン20の突出を許容する第1固定孔22aと、図1 0、図15(ホ)に示すように、可動体18が第2位置に位置しているときのみ ロックピン20を挿入させてそのロックピン20の突出を許容する第2固定孔2 2bとを形成して構成されている。つまり、ロックピン20が第1位置に固定孔 22aに挿入して係合することで可動体18を第1位置に固定し、ロックピン2 0が第2固定孔22bに挿入して契合することで可動体18を第2位置に固定す るように構成されている。 前記可動体規制手段は、図9、図14(イ)、図15(ニ),(ホ)に示すよう に、可動体18の移動方向に直交する方向で突出引退自在な規制ピン23を、前 記ガイド21により突出を接当阻止される状態で可動体18に取付け、前記ガイ ド21に、図10、図14(ロ)、図15(ハ)に示すように、可動体18が第 3位置と第1位置との間に位置しているときのみ規制ピン23を挿入させてその 規制ピン23の突出を許容する長孔状の規制孔24を形成して構成されている。 つまり、規制ピン23が引退することで可動体18の全範囲での移動を許容し、 規制ピン23が規制孔24に挿入することで第3位置と第2位置との範囲での可 動体18の移動のみを許容するように構成されている。
【0016】 そして、開放規制手段は、内部操作具6A及び外部操作具6Bに連係して作動 するように構成されている。 その連係手段は、図9、図10に示すように、前記ロックピン20及び規制ピ ン23を突出方向に移動付勢するスプリング25,26を設け、前記ロックピン 20及び規制ピン23の頭部に第1固定孔22a、第2固定孔22b及び規制孔 24への挿入状態においてガイド21から突出していて可動体18の移動方向か ら押圧されることによりロックピン20及び規制ピン23を第1固定孔22a、 第2固定孔22b及び規制孔24から付勢に抗して離脱するように引退させるカ ム面27,28を形成し、前記固定手段3のスライダ3Aにチェーン29を介し て連係して可動体18の移動方向に移動することにより前記ロックピン20及び 規制ピン23を操作する操作スライダ30を設けて構成されている。 前記操作スライダ30は、図14、図15に示すように、前記カム面27,2 8に接当してロックピン20及び規制ピン23を付勢に抗して引退させるもので あって、図10、図12、図14(ロ)に示すように、第1固定解除位置P2に 相当する第1位置に位置するときのみロックピン20のカム面27を挿入させて 第1固定孔22aへの挿入を許容するように第1固定孔22aに合致する第1制 御孔31aと、図10、図13、図15(ホ)に示すように、開放固定位置P4 に相当する第2位置に位置するときのみロックピン20のカム面27を挿入させ て第2固定孔22bへの挿入を許容するように第2固定孔22bに合致する第2 制御孔31bと、図10、図14(ロ)、図15(ハ)に示すように、第2固定 解除位置P3に相当する第3位置と第1位置との間に位置するときのみ規制ピン 23のカム面28を挿入させて規制孔24への挿入を許容する第3制御孔32と を備えている。
【0017】 内部操作具6A、外部操作具6B、固定手段3、開放規制手段の関連動作を次 に説明する。 図12、図14(ロ)に示すように、内部操作具6A及び外部操作具6Bの 第1固定解除位置P2への操作揺動により、障子2の途中開位置への操作が可能 で、第1固定孔22aに第1制御孔31Aが合致した状態となる。 前記の状態で障子2が途中開位置に操作されると、ロックピン20が第1 固定孔22aに自動的に挿入して障子2が途中開位置に固定される。 内部操作具6A及び外部操作具6Bの開放固定位置P4への操作揺動により 、障子2の全開位置への操作が可能で、第2固定孔22bに第2制御孔31bが 合致した状態となる。 図13、図15(ホ)に示すように、前記の状態で障子2が全開位置に操 作されると、ロックピン20が第2固定孔22bに自動的に挿入して障子2が全 開位置に固定される。 図15(ハ)に示すように、前記の状態での内部操作具6A及び外部操作 具6Bの第2固定解除位置P3への操作揺動により、ロックピン20のカム面2 7が第1制御孔31aのエッジで押圧されてロックピン20が第1固定孔22a から離脱し、規制ピン23が規制孔24の一端部に挿入していることで、障子2 の途中開位置を越えての全開位置側への操作は阻止される一方、障子2の閉塞位 置への操作揺動は許容される状態となる。 図15(ニ)に示すように、前記の状態での内部操作具6A及び外部操作 具6Bの第2固定解除位置P3への操作揺動により、ロックピン20のカム面2 7が第2固定孔22bのエッジで押圧されてロックピン20が第2固定孔22b から離脱し、障子2の閉塞位置への操作揺動が許容される状態となる。 図11、図14(イ)に示すように、前記及びの状態で障子2を閉塞位 置に操作したのち内部操作具6A及び外部操作具6Bを固定位置P1に操作揺動 することにより、障子2が閉塞位置に固定される。 要するに、内部操作具6A及び外部操作具6Bの第1固定解除位置P2及び開 放固定位置P4が夫々、障子2を途中開位置及び全開位置で固定するポジション となり、第2固定解除位置P3が障子2の固定を解除するポジションとなってい る。 そして、この実施例では、操作規制手段を設けて内部操作具6Aを固定位置P 1 から第1固定解除位置P2に操作揺動させたとき、その内部操作具6の第1固定 解除位置P2を越えての揺動を操作具10を操作しないかぎり阻止するように構 成してあるから、内部操作具6Aの第1固定解除位置P2への操作を確実、正確 、かつ、容易に行え、しかも、それでいて、外部操作具6Bの単独操作を可能と してあるから、外部からの非常進入時、外部操作具6Bを固定位置P1から全開 位置P4に一気に操作できる。
【0018】 〔別実施例〕 (1) 上記実施例では、外部操作具6Bを単独操作可能に構成したが、外部操 作具6Bとしては、内部操作具6Aと常に連動して作動するものであっても良い 。 (2) 上記実施例では、内部操作具6Aとして、操作具10を操作しなければ 第1固定解除位置P2を越えての操作が阻止されるものを示したが、開放固定位 置P4まで一気に操作できるものであっても良い。 (3) 上記実施例では、内部操作具6Aと外部操作具6Bとを共通の軸芯X周 りに揺動させるように設けたが、内部操作具6Aと外部操作具6Bとは異なる軸 芯周りに揺動するものであっても良い。 (4) 上記実施例では、開放規制手段として、障子2を途中開位置と全開位置 とで固定するものを示したが、開放規制手段としては、障子2を途中開位置での み固定するものや、閉塞位置への戻りは自由に許容する状態で障子2の途中開位 置を越えての揺動を阻止するものであっても良い。 (5) 上記実施例では、内部操作具6A及び外部操作具6Bとして、揺動する ものを示したが、それらとしては、スライドするものであっても良い。 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】内側から見た正面図
【図2】図1のA部の拡大図
【図3】図2におけるB―B線断面図
【図4】図1におけるC―C線断面図
【図5】図4におけるD―D線断面図
【図6】図4におけるE―E線断面図
【図7】要部の斜視図
【図8】要部の切欠き平面図
【図9】要部の縦断側面図
【図10】要部の縦断側面図
【図11】動作を示す要部の切欠き平面図
【図12】動作を示す要部の切欠き平面図
【図13】動作を示す要部の切欠き平面図
【図14】動作を示す要部の縦断面図
【図15】動作を示す要部の縦断面図
【符号の説明】
1 開口 2 障子 3 固定手段 6A 内部操作具 6B 外部操作具 P1 固定位置 P2 第1固定解除位置 P3 第2固定解除位置 10 操作具

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非常用進入口の開口(1)を開閉自在な
    揺動式の障子(2)を設け、その障子(2)を閉塞位置
    において固定並びに固定解除自在な固定手段(3)を設
    け、その固定手段(3)を内側から操作するための内部
    操作具(6Aと外側から操作するための外部操作具(6
    B)とを設けてある非常用進入口であって、前記障子
    (2)の閉塞位置と全開位置との間の途中開位置を越え
    ての開放揺動を阻止する作用状態と許容する非作用状態
    とに切換自在な開放規制手段を設け、前記内部操作具
    (6A)及び外部操作具(6B)を、固定位置(P1
    と第1固定解除位置(P2)と第2固定解除位置(P3
    とに変更操作自在に構成し、前記内部操作具(6A)及
    び外部操作具(6B)の第1固定解除位置(P2)から
    第2固定解除位置(P3)への操作動により開放規制手
    段を作用状態から非作用状態に切換える連係手段を設け
    てある非常用進入口。
  2. 【請求項2】 前記内部操作具(6A)を固定手段
    (3)に連係並び連係解除自在に構成し、その内部操作
    具(6A)を連係解除状態に付勢する解除付勢手段と、
    前記内部操作具(6A)が固定手段(3)に連係した状
    態での内部操作具(6A)の第1固定解除位置(P2
    から第2固定解除位置(P3)への操作動を阻止する作
    用状態と許容する非作用状態とに切換自在な操作規制手
    段と、それを作用状態に付勢する付勢手段と、前記操作
    規制手段を付勢に抗して非作用状態に切換えるための操
    作具(10)とを設けてある請求項1記載の非常用進入
    口。
  3. 【請求項3】 非常用進入口の開口(1)を開閉自在な
    揺動式の障子(2)を設け、その障子(2)を閉塞位置
    において固定並びに固定解除自在な固定手段(3)を設
    け、その固定手段(3)を内側から操作するための内部
    操作具(6Aと外側から操作するための外部操作具(6
    B)とを設けてある非常用進入口において、前記内部操
    作具(6A)及び外部操作具(6B)を、固定位置(P
    1)と第1固定解除位置(P2)と第2固定解除位置(P
    3)とに変更操作自在に構成し、前記内部操作具(6
    A)を固定手段(3)に連係並び連係解除自在に構成
    し、その内部操作具(6A)を連係解除状態に付勢する
    解除付勢手段と、前記内部操作具(6A)が固定手段
    (3)に連係した状態での内部操作具(6A)の第1固
    定解除位置(P2)から第2固定解除位置(P3)への操
    作動を阻止する作用状態と許容する非作用状態とに切換
    自在な操作規制手段と、それを作用状態に付勢する付勢
    手段と、前記操作規制手段を付勢に抗して非作用状態に
    切換えるための操作具(10)とを設けてある非常用進
    入口の操作装置。
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