JPH0647106Y2 - 左右両開き可能な扉の開閉装置 - Google Patents

左右両開き可能な扉の開閉装置

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JPH0647106Y2
JPH0647106Y2 JP13401789U JP13401789U JPH0647106Y2 JP H0647106 Y2 JPH0647106 Y2 JP H0647106Y2 JP 13401789 U JP13401789 U JP 13401789U JP 13401789 U JP13401789 U JP 13401789U JP H0647106 Y2 JPH0647106 Y2 JP H0647106Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、システムキッチンの収納庫等の被取付体に
取付けられる左右両開き可能な扉の開閉装置に関する。
(従来の技術) 一般にシステムキッチンの収納庫等の被取付体に取付け
られる扉は、左右一方の側からのみ開閉操作することが
可能なように構成されている。
すなわち、扉の製造時に、いわゆる右開き、あるいは左
開きの何れかの構造になるように決められていた。
そのため、システムキッチン等では、台所におけるこの
収納庫等の配置形態により、扉が上記のように右側ある
いは左側の一方側開きの構成では、収納庫等の配置され
た位置により扉の開閉が行い難くなるといった不便さが
あった。
そこで、この考案者らは、扉を左右任意の側から開閉で
きるものとして、第5図に示す構造の扉の開閉装置を提
案した。
次に、第5図に基づいて扉10の開閉動作について説明す
る。
すなわち、各ラッチ板50a,50bのラッチ溝80a,80bが左右
外方を向いている状態では、ラッチ溝80a,80bと係合溝7
0a,70bが交差しており、その交差部内にヒンジピン20a,
20bが拘束され、その結果、扉1は閉止状態に保持され
る。
ここで、扉1を右から開く場合、右側のヒンジピン20a
が係合溝70aから抜け出す方向に引かれることになり、
これに伴い、右側のラッチ板50aに時計方向、すなわち
拘束解除方向の回転力が作用する。このとき、ラッチ板
50aに設けたロックピン150aは、ロック溝140aの角部に
位置しており、スライド案内部140a1をスライド移動し
うる。ロックピン150aがスライド案内部140a1に沿って
スライドすることで、ラッチ板50aは、時計方向に回転
する。ラッチ板50aが一定角度回転すると、ラッチ溝80a
の開口が係合溝70aの開口と合致する。これによって、
右側のヒンジピン20aは係合溝70aからの抜け出しが可能
となる。
一方、右側のラッチ板50aのロックピン150aが、該ラッ
チ板50aの回転に伴ってロック溝140aがスライド案内部1
40a1をスライド移動することで、リンク60aは、時計方
向に揺動し、連結リンク60cを介して他の(左側)のリ
ンク60bを同方向に揺動させる。左のラック板50bの側で
は、リンク60bに設けたロック溝140bのストッパー部140
b2にロックピン150bが嵌まり込む。これで、ラッチ板50
bはいずれの方向にも回転できなくなる。ラッチ板50bの
回転が阻止されることで、左側のヒンジピン20bの拘束
状態が維持される。
このように、左側のヒンジピン20bが係合溝70bの奥部に
拘束され、右側のヒンジピン20aが係合溝70aから抜け出
し可能となるので、扉10は、左側のヒンジピン20bを回
転中心として開放されることになる。
このラッチ板50a回転に際して、スプリング100aは、い
ったん押し縮められ、扉10の開放操作は、これに抗じな
がら行うことになるが、ラッチ板50aの回転角度の半分
を過ぎた時点から、スプリング100aは再び広がることに
なるので、ラッチ板50aの拘束解除方向の回転を付勢
し、完全に拘束解除位置まで回転した後もこの位置を維
持するように付勢される。
上記のように開放された扉10を閉める場合は、扉10の右
側部を閉止方向に押せばよい。この扉10の閉止動に伴
い、右側のヒンジピン20aは、対応する係合溝70aに嵌ま
り込むが、これと同じ時に、ラッチ板50aのラッチ溝80a
に受け入れられ、ラッチ板50aの反時計方向の回転力を
付与する。このとき、ロックピン150aがロック溝140aの
スライド案内部140a1の先端にあって、ラッチ板50aは、
反時計方向の回転が可能の状態にあるから、ヒンジピン
20aからの回転力付与により反時計方向に回転して元の
状態に復帰し、再びヒンジピン20aを係合溝70aの奥部に
拘束することになる。
また、ラッチ板50aの反時計方向の回転に伴い、ロック
ピン150aがロック溝140aの屈曲角部に戻るから、連結部
材60も、中立位置に復帰する。
またこの際、スプリング100aはいったん押し縮められる
が、回転角度の半分を過ぎた時点からスプリング100aは
再び広がることになり、ラッチ板50aの拘束方向の回転
を付勢し、完全に拘束位置まで回転した後もこの位置を
維持するように付勢される。
扉10を左側から開閉する場合は、上記とは左右逆の動作
によって扉10の開放、閉止が行われる。
(考案が解決しようとする課題) 上記したような左右任意の側から扉10を開閉できる扉の
開閉装置においては、ヒンジピン20aが被取付体30ある
いは扉10における所定の位置に固定されており、扉10の
回転中心はヒンジピン20aの中心となり、その位置は一
定位置となる。
したがって、上記のような扉の開閉装置における扉10を
回転させた場合、扉10の被取付体30側コーナー部は扉10
が閉じた状態よりも被取付体30側に近づく。また、扉10
の外側コーナー部は隣接する扉(図示せず)に近づく。
このために、扉10と被取付体30及び隣接する扉同士の間
隔をかなり大きく設定する必要があるために、外観上あ
るいは扉10と被取付体30の密閉性において好ましくない
といった問題点があった。
この考案の課題とするところは、上記従来の問題点を解
決することにある。すなわち、扉の開閉動作に伴い、扉
の回転中心側(開放側と反対側)のヒンジピンが被取付
体から離れる方向、また、隣接する扉より離れる方向に
移動するように構成することによって、閉止状態におけ
る扉と被取付体との間隔、また隣接する扉同士の間隔を
小さくすることができる。したがって、外観上好ましい
構造となり、密閉性を向上させることができ、しかもヒ
ンジピンの被取付体あるいは扉からの突出寸法を小さく
することができて、使用性が良好になる左右両開き可能
な扉の開閉装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) この考案は、上記課題を解決するために、扉又はこの扉
が取付けられる被取付体のいずれか一方の左右両端部に
ヒンジ板がヒンジ機構を介して取付けられ、扉開閉時に
扉の回動に伴って回動中心軸が前記扉又は被取付体から
離れる方向に移動可能なヒンジピンがこのヒンジ板に突
設されるとともに、その他方の左右両端部に前記ヒンジ
ピンが係脱自在に係合される係合溝を有する固定板が設
けられ、ラッチ溝が前記ヒンジピンに係脱自在に係合す
ることによりこのヒンジピンを前記固定板の係合溝内に
拘束するラッチ板が前記固定板の左右両端部に回動自在
に取付けられ、これらのラッチ板がヒンジピンを拘束す
る位置および拘束解除する位置の両位置に位置するよう
に付勢するスプリングが前記固定板に取付けられ、一
方、これら両ラッチ板間に一方のラッチ板の拘束を解除
する方向の回動に連係して他方のラッチ板の回動を阻止
する連結機構が設けられ、この連結機構が、左右各ラッ
チ板の近傍で前記固定板にそれぞれ枢着された一対のリ
ンク部材と、相対向するこれらのリンク部材を結合する
連結リンクとで構成され、各リンク部材あるいは各ラッ
チ板のいずれか一方にスライド案内部とストッパー部と
を有するL字形のロック溝が形成されるとともに、その
他方に前記ロック溝に係合してラッチ板の回動を規制す
るロックピンが突設され、前記ヒンジ機構は一端が前記
被取付体又は扉に枢着され他端が前記ヒンジ板に枢着さ
れたコ字形の第1ヒンジリンクと、一端が前記被取付体
又は扉体に枢着され他端が前記ヒンジ板に枢着された第
2ヒンジリンクとから構成され、この第2ヒンジリンク
と前記被取付体又は扉との間に扉を開状態及び閉状態に
保持するヒンジバネが配されているものとした。
(作用) この開閉機構は、上記したように、扉の回転軸となるヒ
ンジピンを、被取付体あるいは扉から二本のリンク(第
1ヒンジリンクと第2ヒンジリンク)を介して連結され
たヒンジ板に設けたものであるから、次に述べる作用を
する。
すなわち、扉が開く場合は回転中心側(開放側と反対
側)のヒンジ板が扉と一体になって回転運動を行う。こ
のようにしてヒンジ板が扉と一体になって回転すると、
前記二本のリンクが回転してヒンジ板のヒンジピンが被
取付体あるいは扉からせり出すようになる。
このことにより、扉の開放時はヒンジ板のヒンジピンが
被取付体あるいは扉から離れる位置となり、扉の閉止時
には、ヒンジ板のヒンジピンが被取付体あるいは扉に近
づくこととなる。
したがって、扉の閉止時には、扉と被取付体との間隔、
また隣接する扉同士の間隔を小さくすることが可能であ
る。
(実施例) 以下、この考案に係る左右両開き可能な扉の開閉装置の
実施例に付いて図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案に係る左右両開き可能な扉の開閉装置
の構造を示す平面図、第2図は扉の一方側を開放しよう
とした時における扉の開閉装置の動作を示す平面図、第
3図は扉の一方側を開放した時の扉の開閉装置の動作状
態を示す平面図、第4図は扉の閉止状態時と開放状態時
の扉の開閉装置の要部の動作を示す概略平面説明図であ
る。
次に、この考案に係る左右両開き可能な扉の開閉装置の
構造について、図面に基づいて説明する。
被取付体3の左右両端部に取付けられたヒンジ台16a,16
bにヒンジ板17a,17bがヒンジ機構18a,18bを介して取付
けられている。
そして、扉1の開閉時に扉1の回動に伴って回動中心軸
が被取付体3から離れる方向に移動可能なヒンジピン2
a,2bがこのヒンジ板17a,17bに突設されている。
扉1の左右両端部にヒンジピン2a,2bが係脱自在に係合
される係合溝7a,7bを有する固定板4が設けられてい
る。
更に、ラッチ溝8a,8bがヒンジピン2a,2bに係脱自在に係
合することによりこのヒンジピン2a,2bを固定板4の係
合溝7a,7b内に拘束するラッチ板5a,5bが固定板4の左右
両端部に回動自在に取付けられている。
これらのラッチ板5a,5bがヒンジピン2a,2bを拘束する位
置および拘束解除する位置の両位置に位置するように付
勢するスプリング10a,10bが固定板4に取付けられてい
る。
一方、これら両ラッチ板5a,5b間に一方のラッチ板5a(5
b)の拘束を解除する方向の回動に連係して他方のラッ
チ板5b(5a)の回動を阻止する連結機構6が設けられて
いる。
この連結機構6は、左右各ラッチ板5a,5bの近傍で固定
板4にそれぞれ枢着された一対のリンク部材6a,6bと、
相対向するこれらのリンク部材6a,6bを結合する連結リ
ンク6cとで構成されている。
そして、各リンク部材6a,6bにスライド案内部14a1,14b
1とストッパー部14a2,14b2とを有するL字形ロック溝1
4a,14bが形成されている。
一方、ラッチ板5a,5bに前記ロック溝14a,14bに係合して
ラッチ板5a,5bの回動を規制するロックピン15a,15bが突
設されている。
前記ヒンジ機構18a,18bは一端が被取付体3のヒンジ台1
6a,16bに枢着され他端がヒンジ板17a,17bに枢着された
コ字形の第1ヒンジリンク18a1,18b1と、一端が被取付
体3のヒンジ台16a,16bに枢着され他端がヒンジ板17a,1
7bに枢着された第2ヒンジリンク18a2,18b2とから構成
され、この第2ヒンジリンク18a2,18b2と被取付体3の
ヒンジ台16a,16bとの間に扉1を開状態及び閉状態に保
持するヒンジバネ21a,21bが配されている。
また、ヒンジ板17a,17bの対向側端部には、ヒンジ溝20
a,20bが設けられ,各リンク部材6a,6bにおけるヒンジ溝
20a,20bに対応する端部にヒキダシピン19a,19bが突設さ
れている。
次に、上記構成を有する扉の開閉装置の動作について説
明する。
扉1が閉じた状態では、第1図に示すように、左右のラ
ッチ板5a,5bのラッチ溝8a,8bにヒンジピン2a,2bが係合
さて固定されている。
図における右側から扉1を開ける力が働くと、右側のラ
ッチ板5aが回転軸9aを中心に時計方向に回動するととも
に、ロックピン15aがスライド案内部14a1に沿ってスラ
イドする。
これにより、右側のリンク部材6aは若干時計方向に回動
し、連結リンク6cを介して左側のリンク部材6bが時計方
向に回動して、左側のロックピン15bがロック溝14bのス
トッパー部14b2に係合する。
これとともに、左側のリンク部材6bに突設されているヒ
キダシピン19bがヒンジ板17bのヒンジ溝20bに係合す
る。
この状態では、右側のヒキダシピン2aは、ヒンジ板17a
のヒンジ溝20aに係合することなく、第2図の状態、す
なわち外れた状態に至る。
さらに扉1の右側を開く方向に力が働くと、右側のヒン
ジピン2aがラッチ板5aのラッチ溝8aから脱して、扉1の
閉止状態と同位置にとどまる。
この状態で、ラッチ溝7bにヒキダシピン2bが係合してい
るために、扉1の開角度と等しくヒンジ板17bも反時計
方向い回動しようとする。
すると、ヒンジ板17bは被取付体3に固定されているヒ
ンジ台16bと二本のヒンジリンク18b1,18b2からなるヒ
ンジ機構18bで連結されているために、このヒンジ機構1
8bの各ヒンジリング18b1,18b2はヒンジ台16b側を中心
に時計方向に回動する。
これにより、ヒンジピン2bの位置が被取付体3から離れ
る方向で右側へ移動する動きを行う。
そして、全体が第2図から第3図の状態に移る。
また、ヒンジバネ21bは所定の角度以上に扉1が開くと
上死点を過ぎて扉1が開いた状態に保持する作用を行
い、また扉1が所定の角度以下に閉じると下死点を過ぎ
て扉1が閉じる方向の力が作用する働きを行うようにな
っている。
扉1が開放された第3図の状態より扉1を閉める場合
は、上記とは逆に第3図の状態から第2図の状態に移
り、第1図の状態へと各部分が動作して扉1が閉じられ
る。
次に、ヒンジピン2bの動きを第4図に示して更に詳しく
説明する。
実線で示したAの位置が扉1を閉止した状態である。こ
の時、ヒンジピン2bの位置はA′の位置である。扉1と
ヒンジ板17bとは一体で移動するように構成されてい
る。
扉1を右側より開けると、扉1の回動に伴い一点鎖線で
示したBの状態となる。この時、ヒンジ2bの位置はB′
の位置となる。
さらに扉1を開くと破線で示したCの状態となり、ヒン
ジピン2bの位置はC′の位置となる。
このように、扉1を開く場合はヒンジピン2bの位置が第
4図に示す矢印のような動作位置となり、扉1を閉じる
場合はその逆の動作位置となる。
このように、扉1の開閉動作に伴い、扉1の回転中心側
(開放側と反対側)のヒンジピン2b(あるいは2a)が被
取付体3から離れる方向、また隣接する扉1より離れる
方向に移動する。
このことにより、扉1の閉止状態において、扉1と被取
付体3との間隔及び隣接する扉1,1同士の間隔を小さく
することができる。
尚、上記実施例においては、ヒンジ板17a,17bがヒンジ
機構18a,18bを介して被取付体3の左右両端部に取付け
られ、扉1の左右両端部部にヒンジピン2a、2bが係脱自
在に係合される係合溝7a,7bを有する固定板4がもうけ
られたものについて述べたが、この逆であっても良い。
すなわち、扉1の左右両端部にヒンジ板17a,17bがヒン
ジ機構18a,18bを介して取付けられ、被取付体3の左右
両端部にヒンジピン2a,2bが係脱自在に係合される係合
溝7a,7bを有する固定板4が設けられたものとしても良
い。
更に、上記実施例にあっては、各インク部材6a,6bにス
ライド案内部14a1,14b1とストッパー部14a2,14a2と有
するL字形のロック溝14a,14bが形成され、ラッチ板5a,
5bに前記ロック溝14a,14bに係合してラッチ板5a,5bの回
動を規制するロックピン15a,15bが突設されているもの
について述べたが、この逆であっても良い。すなわち、
ラッチ板5a,5bにスライド案内部14a1,14a1とストッパ
ー部14a2、14b2とを有するL字形のロック溝14a,14bが
形成され、リンク部材6a,6bにロック溝14a、14bに係合
してラッチ板5a,5bの回動を規制するロックピン15a,15b
が突設されていても良い。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によれば、扉と被取付体
との間隔、及び隣接する扉同士の間隙を小さくすること
ができ、外観上好ましい構造とすることができるととも
に、密閉性を良好にすることができる。更に、ヒンジピ
ンの被取付体あるいは扉からの突出寸法を小さくするこ
とができ、扉開閉時にこのヒンジピンが邪魔になったり
することがなく、使用性を向上させることができる等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る左右両開き可能な扉の開閉装置
の一実施例の構造を示す平面図、第2図は扉の一方側を
開放しようとした時における扉の開閉装置の動作を示す
平面図、第3図は扉の一方側を開放した時の扉の開閉装
置の動作状態を示す平面図、第4図は扉の閉状態時と、
開放状態時の扉の開閉装置の要部の動作を示す概略平面
説明図、第5図は従来の扉の閉状態作動位置の構造を示
す平面図である。 1…扉 2a,2b…ヒンジピン 3…被取付体 4…固定板 5a,5b…ラッチ板 6…連結機構 6a,6b…リンク部材 6c…結合リンク 7a,7b…係合溝 8a,8b…ラッチ溝 10a,10b…スプリング 14a,14b…ロック溝 14a1,14b1…スライド案内部 14a2,14b2…ストッパー部 15a,15b…ロックピン 17a,17b…ヒンジ板 18a,18b…ヒンジ機構 18a1,18b1…第1ヒンジリンク 18a2,18b2…第2ヒンジリンク 21a,21b…ヒンジバネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉又はこの扉が取付けられる被取付体のい
    ずれか一方の左右両端部にヒンジ板がヒンジ機構を介し
    て取付けられ、扉開閉時に扉の回動に伴って回動中心軸
    が前記扉又は被取付体から離れる方向に移動可能なヒン
    ジピンがこのヒンジ板に突設されるとともに、その他方
    の左右両端部に前記ヒンジピンが係脱自在に係合される
    係合溝を有する固定板が設けられ、ラッチ溝が前記ヒン
    ジピンに係脱自在に係合することによりこのヒンジピン
    を前記固定板の係合溝内に拘束するラッチ板が前記固定
    板の左右両端部に回動自在に取付けられ、これらのラッ
    チ板がヒンジピンを拘束する位置および拘束解除する位
    置の両位置に位置するように付勢するスプリングが前記
    固定板に取付けられ、一方、これら両ラッチ板間に一方
    のラッチ板の拘束を解除する方向の回動に連係して他方
    のラッチ板の回動を阻止する連結機構が設けられ、この
    連結機構が、左右各ラッチ板の近傍で前記固定板にそれ
    ぞれ枢着された一対のリング部材と、相対向するこれら
    のリンク部材を結合する連結リンクとで構成され、各リ
    ンク部材あるいは各ラッチ板のいずれか一方にスライド
    案内部とストッパー部とを有するL字形のロック溝が形
    成されるとともに、その他方に前記ロック溝に係合して
    ラッチ板の回動を規制するロックピンが突設され、前記
    ヒンジ機構は一端が前記被取付体又は扉に枢着され他端
    が前記ヒンジ板に枢着されたコ字形の第1ヒンジリンク
    と、一端が前記被取付体又は扉体に枢着され他端が前記
    ヒンジ板に枢着された第2ヒンジリンクとから構成さ
    れ、この第2ヒンジリンクと前記被取付体又は扉との間
    に扉を開状態及び閉状態に保持するヒンジバネが配され
    ていることを特徴とする左右両開き可能な扉の開閉装
    置。
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