JPH0762419B2 - 扉の開閉装置 - Google Patents

扉の開閉装置

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JPH0762419B2
JPH0762419B2 JP63307168A JP30716888A JPH0762419B2 JP H0762419 B2 JPH0762419 B2 JP H0762419B2 JP 63307168 A JP63307168 A JP 63307168A JP 30716888 A JP30716888 A JP 30716888A JP H0762419 B2 JPH0762419 B2 JP H0762419B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2323/00General constructional features not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2323/02Details of doors or covers not otherwise covered
    • F25D2323/022Doors that can be pivoted either left-handed or right-handed

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、主として冷蔵庫の扉の開閉装置に係り、詳し
くは、扉を左右任意の側から開閉操作することができる
扉の開閉装置に関する。
〈従来技術〉 一般に、冷蔵庫の扉は、左右一方の側からのみ開閉操作
が可能となっている。すなわち扉の製造時点で、いわゆ
る右開き、もしくは左開きのいずれかに決められてい
た。
そのため、ユーザーは、冷蔵庫の購入時点で使用場所を
考慮して、扉として右開きもしくは左開きのいずれかの
ものを選択しなければならない。また、購入後、台所の
模様替え等で冷蔵庫の置き場所を変更すると、扉が一方
側開きのために扉が壁に当たって開閉しにくくなった
り、あるいは置き場所が限定される等の不都合がある。
また、多人数で使用する場合は、そのうちの利き腕が扉
の開き側と異なる人にとっては、扉の開閉がしづらくな
る、という不便もある。
このような不都合を解消するために、従来より、左右任
意の側から開閉操作が可能な扉の開閉装置、いわゆる両
開き装置が多数提案されている。
第24図および第25図は、夫々従来の両開き開閉装置の代
表的なものを示している。
第24図の装置は、扉には扉10の上下両部の左右位置にそ
れぞれヒンジピン20,20を上下突出自在に設ける一方、
本体には扉10の上下部に対応する本体30の一部に、前記
ヒンジピン20,20の軸受凹部40,40を設ける。扉10に設け
た操作ハンドル50,50のいづれか一方側の回動操作によ
り、左右一方のヒンジピン20が対応する軸受凹部40から
抜け出して、扉10の開放が可能になるようにしたもので
ある。
また、第25図の装置は、本体60と扉70との間に中央部分
が開放された中間枠体80を設け、中間枠体80の左右一側
辺を本体60に枢着し、中間枠体80の他側辺を扉70に枢着
したものである。扉70に設けた操作ハンドルのいづれか
一方側の回転操作により、一方側に扉70のみを開き勝手
とする一方、他方側に扉70と中間枠側80を一緒にして開
き勝手になるようにしたものである。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、第24図の装置の場合、右開きと左開きと
を切り替えるための可動の操作ハンドル50が左右一対必
要で、構造が複雑となる。また、本体30の内部に幼児が
閉じこめられた場合、内側から扉10を開くことができな
いため、閉じ込め事故が起こる危険性がある。また、扉
10の内部に操作ハンドル50とヒンジピン20との連動機構
を組み込むため、扉の断熱性能が低下する、という問題
もある。
また、第25図の装置では、パッキンが本体60と中間枠体
80との間、および中間枠体80と扉70との間に必要となっ
て、パッキンが二重になり、扉部分全体の厚みが厚くな
ったり、断熱性能が悪くなったりする欠点がある。
本発明は上述の問題点を鑑みてなされたものであって、
可動の操作ハンドルを必要とせず、ハンドルを回すとい
った操作なしに、扉を左右任意の側から開閉することが
でき、しかも構造が簡単で高い断熱性能が得られる扉の
開閉装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、上記の目的を達成するために、扉もしくはこ
の扉が取り付けられる本体のいずれか一方の左右両端部
にヒンジピンを突設するとともに、他方に、前記ヒンジ
ピンが扉の開放側から係脱自在に係合しうる係合溝を有
する固定板を設け、前記固定板の左右両部にはそれぞ
れ、外径側に開いたラッチ溝によりヒンジピンに係脱自
在に係合して該ヒンジピンを前記係合溝内に拘束するラ
ッチ板を回転自在に取り付けるとともに、これらラッチ
板がヒンジピンを拘束する位置および拘束解除する位置
の両位置に位置するよう付勢するスプリングを設け、こ
れら両ラッチ板間には、一方のラッチ板の拘束解除方向
の回転に連係して他方のラッチ板の回転を阻止する連結
部材を設けて、扉の開閉装置を構成した。
前記連結部材は、左右各ラッチ板の近傍で固定板にそれ
ぞれ枢着された一対のリンクと、これらリンクの一端部
どうしを結合する連結リンクとで構成し、各リンクと対
応する側のラッチ板とを屈曲した形状のロック溝と、こ
のロック溝に係合するロックピンとにより連係させた。
あるいは、連結部材を単一のレバー状として固定板の左
右中間部に枢着し、連結部材の左右各端部と、対応する
側のラッチ板とを、屈曲した形状のロック溝と、これに
係合するロックピンとを介して連係させた。
あるいは、連結部材を単一のレバー状とし左右各端部に
ロックピンを設けるとともに、このロックピンに係合す
る固定板に設けた屈曲状に形成されたスライド溝および
各ラッチ板に設けたロック溝とを介して連係させた。
またあるいは、連結部材を一対の連結レバーで構成し、
各連結レバーの一端部を左右互いに異なる側のラッチ板
の周部に枢着し、各連結レバーの他端部には、固定板に
形成されたスライド案内溝により案内されるロックピン
を突設して、このロックピンが、各ラッチ板に形成され
たロック溝に係脱自在に係合するようにした。
〈実施例〉 以下、本発明にかかる扉開閉装置を図面に示す実施例に
基づいて詳細に説明する。
第1実施例 第1図ないし第5図は第1実施例に係り、第1図は扉の
閉止状態における平面図、第2図は扉の開放状態におけ
る平面図、第3図は第1図の正面図、第4図は第3図の
分解斜視図、第5図は第1実施例の扉の開閉装置を備え
た冷蔵庫の外観斜視図である。
これらの図に示すように、この第1実施例の扉の開閉装
置は、扉1の左右両部に突設された左右一対のヒンジピ
ン2a,2bと、扉1の上下部に対向するよう本体3(第5
図に図示)に設けられた固定板4と、固定板4の左右位
置に回転自在に取り付けられた左右一対のラッチ板5a,5
bと、一対のラッチ一対5a,5b間に設けられた連結部材6
とを備えている。
固定板4は、その左右両部にそれぞれ係合溝7a,7bが形
成されている。これらの係合溝7a,7bは、扉1の開放側
(第1図および第2図において下側)に開口しており、
対応する側の扉のヒンジピン2a,2bが扉1の開放側から
嵌入して係合しうるようになっている。
ラッチ板5a,5bは、固定板4の係合溝7a,7bに係合したヒ
ンジピン2a,2bを該係合溝7a,7bの奥部に拘束するもの
で、ヒンジピン2a,2bが係脱しうるよう外径側に開いた
ラッチ溝8a,8bを有する。このラッチ板5a,5bは、係合溝
7a,7bの内側位置で固定板4に設けた回転軸9a,9bにより
固定板4に回転自在に枢着されており、第1図に示すよ
うに、ラッチ溝8a,8bが左右外側を向いた角度位置にお
いては、ラッチ溝8a,8bが、係合溝7a,7bと交差してその
交差部内にヒンジピン2a,2bを拘束し、その角度から一
定角度だけ拘束解除方向(図の右側のラッチ板5aであれ
ば時計方向、左側のラッチ板5bでば反時計方向)に回転
することにより、ラッチ溝8a,8bの開口が係合溝7a,7bの
開口と合致して、ヒンジピン2a,2bが係合溝7a,7bから抜
け出すことを許容する。スプリング10a,10bは前記ラッ
チ板5a,5bと固定板4との間に設けたもので、ラッチ板5
a,5bがヒンジピン2a,2bを拘束する位置および拘束解除
する位置の両位置に位置するよう付勢するものである。
このスプリング10a,10bの一端はラッチ板5a,5bのラッチ
溝8a,8bと反対側の端部に突設した軸11a,11bに回転自在
に枢着され、また他端は固定板4に突設された止軸12a,
12bに回転自在に枢着されている。
止軸12a,12bは、ラッチ板5a,5bがヒンジピン2a,2bを拘
束する位置および拘束解除する位置との間を回転する際
に、軸11a,11bと回転軸9a,9bとで成す角度範囲のほぼ中
間となる位置に設ける。
スプリング10a,10bはその両端が常に外側へ広がろうと
する方向に力がかかるようになっている。
連結部材6は、一方のラッチ板5a(5b)の拘束解除方向
の回転に連係して他方のラッチ板5b(5a)の回転を阻止
するもので、一対のリンク6a,6bとこれらリンク6a,6bの
一端部どうしを結合する連結リンク6cとで構成されてい
る。
リンク6a,6bは、左右各ラッチ板5a,5bの近傍で固定板4
にそれぞれ枢軸13a,13bにより揺動自在に枢着されてい
る。各リンク6a,6bには、それぞれロック溝14a,14bが形
成されており、このロック溝14a,14bにはラッチ板5a,5b
に突設されたロックピン15a,15bが係合している。ロッ
ク溝14a,14bは、ほぼ「L」字形に屈曲した形状で、リ
ンク6a,6bの枢軸13a,13bから遠ざかる方向に延長したス
ライド案内部14a1,14b1と、リンク6a,6bの枢軸13a,13b
を中心とした円弧に添って設けたストッパー部14a2,14b
2とからなる。
第5図において符号16は、扉1の外側に設けた扉開閉操
作用の取手である。
次に上記構成の動作を説明する。
第1図に示すように、各ラッチ板5a,5bのラッチ溝8a,8b
が左右外方を向いている状態では、ラッチ溝8a,8bが係
合溝7a,7bと交差しており、そり交差部内にヒンジピン2
a,2bが拘束され、その結果、扉1は閉止状態に保持され
る。
ここで、扉1を右から開く場合、扉1の右側の取手16を
引く。すると、右側のヒンジピン2aが係合溝7aから抜け
出す方向に引かれることになり、これに伴い、右側のラ
ッチ板5aに時計方向、すなわち拘束解除方向の回転力が
作用する。このとき、ラッチ板5aに設けたロックピン15
aは、ロック溝14aの角部に位置しており、スライド案内
部14a1をスライド移動しうる。ロックピン15aがスライ
ド案内部14a1に沿ってスライドすることで、ラッチ板5a
は、第2図に示すように、時計方向に回転する。ラッチ
板5aが一定角度回転すると、ラッチ溝8aの開口が係合溝
7aの開口と合致する。これによって、右側のヒンジピン
2aの係合溝7aからの抜け出しが可能となる。
一方、右側のラッチ板5aのロックピン15aが、該ラッチ
板5aの回転に伴ってロック溝14aのスライド案内部14a1
をスライド移動することで、リンク6aは、時計方向に揺
動し、連結リンク6cを介して他の(左側)のリンク6bを
同方向に揺動させる。左のラッチ板5bの側では、リンク
6bに設けたロック溝14bのストッパー部14b2にロックピ
ン15bが嵌まり込む。これで、ラッチ板5bはいずれの方
向にも回転できなくなる。ラッチ板5bの回転が阻止され
ることで、左側のヒンジピン2bの拘束状態が維持され
る。
このように、左側のヒンジピン2bが係合溝7bの奥部に拘
束され、右側のヒンジピン2aが係合溝7aから抜け出し可
能となるので、扉1は、左側のヒンジピン2bを回動中心
として開放されることになる。
このラッチ板5aの回転に際して、スプリング10aは、い
ったん押し縮められ、扉1の開放操作は、これに抗じな
がら行うことになるが、ラッチ板5aの回転角度の半分を
過ぎた時点から、スプリング10aは再び広がることにな
るので、ラッチ板5aの拘束解除方向の回転を付勢し、完
全に拘束解除位置まで回転した後もこの位置を維持する
ように付勢される。
上記のように開放された扉1を閉める場合は、扉1の右
側部を閉止方向に押せばよい。この扉1の閉止動に伴
い、右側のヒンジピン2aは、対応する係合溝7aに嵌まり
込むが、これと同時に、ラッチ板5aのラッチ溝8aに受け
入れられ、ラッチ板5aに反時計方向の回転力を付与す
る。このとき、ロックピン15aがロック溝14aのスライド
案内部14a1の先端にあって、ラッチ板5aは、反時計方向
の回転が可能の状態にあるから、ヒンジピン2aからの回
転力付与により反時計方向に回転して第1図の状態に復
帰し、再びヒンジピン2aを係合溝7aの奥部に拘束するこ
とになる。
また、ラッチ板5aの反時計方向の回転に伴い、ロックピ
ン15aがロック溝14aの屈曲角部に戻るから、連結部材6
も、第1図の中立位置に復帰する。
またこの際、スプリング10aはいったん押し縮められる
が、回転角度の半分を過ぎた時点からスプリング10aは
再び広がることになり、ラッチ板5aの拘束方向の回転を
付勢し、完全に拘束位置まで回転した後もこの位置を維
持するように付勢される。
扉1を左側から開閉する場合は、上記とは左右逆の動作
により扉1の開放、閉止が行なわれるので、その動作説
明は省略する。
なお、扉1の左右両部を同時に開放方向に引くと、左右
両側のヒンジピン2a,2b、ラッチ板5a,5b、ロックピン15
a,15bおよびロック溝14a,14bを介して、リンク6a,6bに
時計方向の揺動力と反時計方向の揺動力が作用すること
になり、この左右のリンク6a,6bは連結リンク6cにより
結合されているため、これら連結部材6はいずれの方向
にも揺動しない。そのため、各ラッチ板5a,5bの回転が
阻止され、その結果、各ヒンジピン2a,2bは係合溝7a,7b
から抜け出さなくなり、扉1は閉止状態に維持される。
扉1を取り外したいときは、扉1の左右一方を開放した
後、開放した側のラッチ板5a(5b)をドライバのような
棒体で拘束解除方向とは逆方向に回転させればよい。開
放した側のラッチ板5a(5b)が同方向に回転すること
で、他方のラッチ板5b(5a)の回転阻止状態が解除さ
れ、他方のヒンジピン2b(2a)の係合溝7b(7a)からの
抜け出しが可能になる。
ところで、扉1の閉止時にラッチ板5a,5bが完全に拘束
位置すなわち連結部材6が中立位置に位置していない
と、ロックピン15a,15bがロック溝14a,14bのストッパー
部14a2,14b2からスライド案内部14a1,14b1にスムーズに
移動していけないため、左右の開閉方向の切り替えがう
まく行えなくなる恐れがあるが、スプリング10a,10bに
よりラッチ板5a,5bが拘束位置を維持するよう付勢され
るため、連結部材6が常に中立位置に保たれ、左右の開
閉方向の切り替えをスムーズに行うことができる。
また扉1を一方から開いているとき、開放した側のラッ
チ板5a(5b)が扉1の開閉時の反動等で不用意に拘束方
向に回転すると、他方のラッチ板5b(5a)の回転阻止状
態が解除され、扉1が外れてしまう恐れがあるが、スプ
リング10a,10bによりラッチ板5a,5bが拘束解除位置を維
持するように付勢されるため扉1が外れてしまうのを防
止することができる。
なお、本実施例ではリンク6a,6bを固定板4の前面側に
枢着し、連結リンク6cを固定板4の背面側に設けたが、
これと逆にリンク6a,6bを固定板4の背面側に枢着し、
連結リンク6cを固定板4の前面側に設けるようにしても
良い。この場合、ロック溝14a,14bのスライド案内部14a
1,14b1はストッパー部14a2,14b2の端部から枢軸13a,13b
に近づく方向に延長した形状である。連結リンク6cをど
ちらかの側に設けるかは、扉1のデザイン(扉1の上面
手前側に取手16を設ける場合等)あるいは取り付け部分
の構造等により、連結リンク6cが邪魔にならないように
適した方を選ぶと良い。
このような変形例を、第9実施例として、第34図ないし
第36図に示す。この第9実施例は、前記した第1実施例
の変形例であって、第1実施例と対応する部分には同一
の符号を付している。第34図は、扉の閉止状態における
平面図、第35図は開放状態における平面図、第36図は分
解斜視図である。なお、図中、スプリング10は省略され
ている。また、このような変形例を、第10実施例とし
て、第37図ないし第39図に示す。この第10実施例は、前
記した第1実施例の変形例であって、第1実施例と対応
する部分には同一の符号を付している。第37図は、扉の
閉止状態における平面図、第38図は開放状態における平
面図、第39図は分解斜視図である。なお、図中、スプリ
ング10は省略されている。
さらに、このような変形例を、第11実施例として、第40
図ないし第42図に示す、この第11実施例は、前記した第
11実施例の変形例であって、第1実施例と対応する部分
には同一の符号を付している。第40図は、扉の閉止状態
における平面図、、第41図は開放状態における平面図、
第42図は分解斜視図である。なお、図中、スプリング10
は省略されている。
第2実施例 第6図ないし第8図は第2実施例に係り、第6図は、扉
の閉止状態における平面図、第7図は開放状態における
平面図、第8図は分解斜視図である。
この第2実施例は、前記した第1実施例の変形例であっ
て第1実施例と対応する部分には同一の符号を付してい
る。
この実施例が第1実施例と異なる点は、ロック溝14a,14
bをラッチ板5a,5b側に設け、ロックピン15a,15bをリン
ク6a,6b側に突設したことである。
この実施例のロック溝14a,14bは第1実施例と同様に、
スライド案内部14a1,14b1とストッパー部14a2,14b2とか
らなり、ほぼ「L」字形に屈曲した形状である。そし
て、ストッパー部14a2,14b2はリンク6a,6bの枢軸13a,13
bを中心とした円弧状であり、スライド案内部14a1,14b1
は、前記ストッパー部14a2,14b2の端部からラッチ板5a,
5bの回転軸9a,9bに近付き、リンク6a,6bの枢軸13a,13b
から遠ざかるように斜めに延長した形状である。
上記構成の動作は、第1実施例と同様であるので、説明
は省略する。
なお、本実施例ではロック溝14a,14bのスライド案内部1
4a1,14b1を、ストッパー部14a2,14b2の端部からラッチ
板5a,5bの回転軸9a,9bに近付き、リンク6a,6bの枢軸13
a,13bに近付くように斜めに延長した形状としたが、逆
にスライド案内部14a1,14b1を、ストッパー部14a2,14b2
の外径側の端部からラッチ板5a,5bの回転軸9a,9bから遠
ざかりリンク6a,6bの枢軸13a,13bに近づくように斜めに
延長した形状としても良い。この場合、リンク6a,6bの
回転方向は本実施例の逆になる。
また、本実施例ではリンク6a,6bを固定板4の前面側に
枢着し、連結リンク6cを固定板4の背面側に設けたが、
これと逆にリンク6a,6bを固定板4の背面側に枢着し、
連結リンク6cを固定板4の前面側に設けるようにしても
良い。
このような変形例を、第12実施例として、第43図ないし
第45図に示す。この第12実施例は、前記した第2実施例
の変形例であって、第2実施例と対応する部分には同一
の符号を付している。第43図は、扉の閉止状態における
平面図、第44図は開放状態における平面図、第45図は分
解斜視図である。なお、図中、スプリング10は省略され
ている。
またこのような変形例を、第13実施例として、第46図な
いし第48図に示す。この第13実施例は、前記した第2実
施例の変形例であって、第2実施例と対応する部分には
同一の符号を付している。第46図は、扉の閉止状態にお
ける平面図、第47図は開放状態における平面図、第48図
は分解斜視図である。なお、図中、スプリング10は省略
されている。
さらに、このような変形例を、第14実施例として、第49
図ないし第51図に示す。この第14実施例は、前記した第
2実施例の変形例であって、第2実施例と対応する部分
には同一の符号を付している。第49図は、扉の閉止状態
における平面図、第50図は開放状態における平面図、第
51図は分解斜視図である。なお、図中、スプリング10は
省略されている。
第3実施例 第9図ないし第11図は第3実施例に係り、第9図は扉の
閉止状態における平面図、第10図は開放状態における平
面図、第11図は分解斜視図である。
この第3実施例は、前記した第1実施例の変形実施例で
あって、第1実施例と対応する部分には同一の符号を付
している。
この実施例が第1実施例と異なる点は、リンク6a,6bが
略L字形に形成されていることで、ロック溝14a,14bが
枢軸13a,13bをはさんで連結リンク6cとの連結部と反対
側の端部に形成されていることである。また、これに対
応してラッチ板5a,5bのロックピン15a,15bは固定板4の
前面側に突設されている。
この実施例のロック溝14a,14bのストッパー部14a2,14b2
はリンク6a,6bの枢軸13a,13bを中心とした円弧状であ
り、スライド案内部14a1,14b1は、前記ストッパー部14a
2,14b2の端部から枢軸13a,13bに近付く方向に延長した
形状である。
上記構成の動作は、第1実施例と同様であるので、説明
は省略する。
なお本実施例ではリンク6a,6bを固定板4の前面側に枢
着し、連結リンク6cを固定板4の背面側に設けたが、こ
れと逆にリンク6a,6bを固定板4の背面側に枢着し、連
結リンク6cを固定板4の前面側に設けるようにしても良
い。この場合、ロック溝14a,14bのスライド案内部14a1,
14b1は、ストッパー部14a2,14b2の端部から、リンク6a,
6bの枢軸13a,13bから遠ざかる方向に延長した形状とな
り、リンク6a,6bの回転方向は本実施例の逆になる。
このような変形例を、第15実施例として、第52図ないし
第54図に示す。この第15実施例は、前記した第3実施例
の変形例であって、第3実施例と対応する部分には同一
の符号を付している。第52図は、扉の閉止状態における
平面図、第53図は開放状態における平面図、第54図は分
解斜視図である。なお、図中、スプリング10は省略され
ている。
また、このような変形例を、第16実施例として、第55図
ないし第57図に示す。この第16実施例は、前記した第3
実施例の変形例であって、第3実施例と対応する部分に
は同一の符号を付している。第55図は、扉の閉止状態に
おける平面図、第56図は開放状態における平面図、第57
図は分解斜視図である。なお、図中、スプリング10は省
略されている。
さらに、このような変形例を、第17実施例として、第58
図ないし第60図に示す。この第17実施例は、前記した第
3実施例の変形例であって、第3実施例と対応する部分
には同一の符号を付している。第58図は、扉の閉止状態
における平面図、第59図は開放状態における平面図、第
60図は分解斜視図である。なお、図中、スプリング10は
省略されている。
第4実施例 第12図ないし第14図は第4実施例に係り、第12図は、扉
の閉止状態における平面図、第13図は開放状態における
平面図、第14図は分解斜視図である。
この第4実施例は、前記した第3実施例の変形例であっ
て第3実施例と対応する部分には同一の符号を付してい
る。
この実施例が第3実施例と異なる点は、リンク6a,6bを
固定板4の背面側で固定板4に枢着し、またロック溝14
a,14bをラッチ板5a,5b側に設け、ロックピン15a,15bを
リンク6a,6b側に突設したことである。
この実施例のロック溝14a,14bのストッパー部14a2,14b2
はリンク6a,6bの枢軸13a,13bを中心とした円弧状であ
り、スライド案内部14a1,14b1は、前記ストッパー部14a
2,14b2の端部からラッチ板5a,5bの回転軸9a,9bおよびリ
ンク6a,6bの枢軸13a,13bに近付く方向に斜めに延長した
形状である。
上記構成の動作は、第1実施例と同様であるので説明は
省略する。
なお第3実施例同様、連結リンク6cを固定板4の背面側
または前面側に設けるか、あるいはロック溝14a,14bの
スライド案内部14a1,14b1を、ストッパー部14a2,14b2
端部からラッチ板5a,5bの回転軸9a,9bに近付くまたは遠
ざかる方向に延長するかは任意に選びうるが、扉1のデ
ザインあるいは取り付け部の構造等の条件と併せて、扉
1の左右から同時に開閉しようとした時に連結リンク6c
に引っ張り方向の力がかかるような組み合わせを選ぶの
が連結リンク6cの変形を防止する点から望ましい。
このような変形例を、第18実施例として、第61図ないし
第63図に示す。この第18実施例は、前記した第4実施例
の変形例であって、第4実施例と対応する部分には同一
の符号を付している。第61図は、扉の閉止状態における
平面図、第62図は開放状態における平面図、第63図は分
解斜視図である。なお、図中、スプリング10は省略され
ている。
また、このような変形例を、第19実施例として、第64図
ないし第66図に示す。この第19実施例は、前記した第4
実施例の変形例であって、第4実施例と対応する部分に
は同一の符号を付している。第64図は、扉の閉止状態に
おける平面図、第65図は開放状態における平面図、第66
図は分解斜視図である。なお、図中、スプリング10は省
略されている。
さらに、このような変形例を、第20実施例として、第67
図ないし第69図に示す。この第20実施例は、前記した第
4実施例の変形例であって、第4実施例と対応する部分
には同一の符号を付している。第67図は、扉の閉止状態
における平面図、第68図は開放状態における平面図、第
69図は分解斜視図である。なお、図中、スプリング10は
省略されている。
第4実施例の変形実施例として、ロック溝18a,18bのス
ライド案内部18a1,18b1がラッチ板5a,5bの回転軸9a,9b
に近づく方向に延長したもの、すなわち第4実施例と、
連結リンクの揺動方向が逆になるものがある。
このような変形例を、第21実施例として、第70図ないし
第72図に示す。この第21実施例は、前記した第4実施例
の変形例であって、第4実施例と対応する部分には同一
の符号を付している。第70図は、扉の閉止状態における
平面図、第71図は開放状態における平面図、第72図は分
解斜視図である。なお、図中、スプリング10は省略され
ている。
また、このような変形例を、第22実施例として、第73図
ないし第75図に示す。この第22実施例は、前記した第4
実施例の変形例であって、第4実施例と対応する部分に
は同一の符号を付している。第73図は、扉の閉止状態に
おける平面図、第74図は開放状態における平面図、第75
図は分解斜視図である。なお、図中、スプリング10は省
略されている。
さらに、このような変形例を、第23実施例として、第76
図ないし第78図に示す。この第23実施例は、前記した第
4実施例の変形例であって、第4実施例と対応する部分
には同一の符号を付している。第76図は、扉の閉止状態
における平面図、第77図は開放状態における平面図、第
78図は分解斜視図である。なお、図中、スプリング10は
省略されている。
またさらに、このような変形例を、第24実施例として、
第79図ないし第81図に示す。この第24実施例は前記した
第4実施例の変形例であって、第4実施例と対応する部
分には同一の符号を付している。第79図は扉の閉止状態
における平面図、第80図は開放状態における平面図、第
81図は分解斜視図である。なお、図中、スプリング10は
省略されている。
第5実施例 第15図ないし第17図は第5実施例に係り、第15図は、扉
の閉止状態における平面図、第16図は開放状態における
平面図、第17図は分解斜視図である。
この実施例の扉の開閉装置が、扉1の左右両部に突設さ
れた左右一対のヒンジピン2a,2bと、係合溝7a,7bを有す
る固定板4と、ラッチ溝8a,8bを有する左右一対のラッ
チ板5a,5bと、これらラッチ板5a,5bがヒンジピン2a,2b
を拘束する位置および拘束解除する位置の両位置に位置
するよう付勢するスプリング10a,10bとを備えられてい
る点は、第1実施例の装置と同様である。第1実施例と
同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略す
る。
本実施例の装置が、第1実施例の装置と異なる点は、一
方のラッチ板5a(5b)の拘束解除方向の回転に連係して
他方のラッチ板5b(5a)の回転を阻止する連結部材17
が、一本のレバーで構成されており、両ラッチ板5a,5b
の左右中間位置で支軸18により固定板4に摺動自在に枢
着されている。この連結部材17の両端部にはそれぞれロ
ック溝19a,19bが形成されており、このロック溝19a,19b
には、ラッチ板5a,5bに突設されたロックピン20a,20bが
係合している。ロック溝19a,19bは、ほぼL字形に屈曲
した形状で、連結部材17の支軸18から遠ざかる方向に延
長したスライド案内部19a1,19b1と支軸18を中心とした
円弧に沿って設けたストッパー部19a2,19b2とからな
る。
上記構成において、扉1を右から開くと、第15図に示す
ように、右側のヒンジピン2aが係合溝7aから向け出す方
向に引かれ、右側のラッチ板5aが時計方向、すなわち拘
束解除方向に回転する。このときラッチ板5aに設けたロ
ックピン20aは、ロック溝19aのスライド案内部19a1をス
ライドし、連結部材17を時計方向に揺動させる。この連
結部材17の揺動により、他方の、すなわち左のラッチ板
5bの側では、連結部材17の端部がラッチ板5bから遠ざか
る方向に移動することになり、該端部のロック溝19bの
ストッパー部19b2にロックピン20bが嵌まり込む。これ
で、ラッチ板5bの回転が阻止されることで、左側のヒン
ジピン2bの拘束状態が維持される。
扉1を左側から開放する場合は、上記とは左右逆の動作
により扉の開放が行われる。
なお本実施例の場合も、連結部材17を固定板4の前面側
に設けても良い。この場合ロック溝19a,19bのストッパ
ー部19a2,19b2は支軸18を中心とした円弧状となり、ス
ライド案内部19a1,19b1はストッパー部19a2,19b2の背面
側の端部から支軸18に近付く方向に延長した形状とな
る。また、ロックピン20a,20bはラッチ板5a,5bの前面側
に設けることになる。
このような変形例を、第25実施例として、第82図ないし
第84図に示す。この第25実施例は、前記した第5実施例
の変形例であって、第5実施例と対応する部分には同一
の符号を付している。第82図は、扉の閉止状態における
平面図、第83図は開放状態における平面図、第84図は分
解斜視図である。なお、図中、スプリング10は省略され
ている。
第6実施例 第18図ないし第20図は第6実施例に係り、第18図は、扉
の阻止状態における平面図、第19図は開放状態における
平面図、第20図は分解斜視図である。
この実施例の扉の開閉装置が、扉1の左右両部に突設さ
れた左右一対のヒンジピン2a,2bと、係合溝7a,7bを有す
る固定板4と、ラッチ溝8a,8bを有する左右一対のラッ
チ板5a,5bと、これらラッチ板5a,5bがヒンジピン2a,2b
を拘束する位置および拘束解除する位置の両位置に位置
するように付勢するスプリング10a,10bとを備えている
点は、第1実施例の装置と同様である。第1実施例と同
一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略す
る。
本実施例の装置が、第1実施例の装置と異なる点は、一
方のラッチ板5a(5b)の拘束解除方向の回転に連係して
他方のラッチ板5b(5a)の回転を阻止する連結部材21
が、一本のレバーで構成されており、その両端部にはそ
れぞれロックピン2a,22bが突設されている。このロック
ピン22a、22bは、固定板4に設けたスライド溝23a,23b
に係合しており、このスライド溝23a,23b中をロックピ
ン22a,22bがスライドすることにより、連結部材21は左
右に揺動するようになっている。このスライド溝23a,23
bは、ほぼ「L」字形に屈曲した形状で、左右おのおの
逆のスライド溝23b,23aから遠ざかる方向に延長したス
ライド案内部23a1,23b1と、ラッチ板5a,5bの回転軸9a,9
bから遠ざかる方向に斜めに延長したストッパー部23a2,
23b2とからなる。また、各ラッチ板5a,5bには、前記ス
トッパー部23a2,23b2と対応した位置にロック溝24a,24b
が設けられており、連結部材21のロックピン22a,22bの
他端部が係合している。
上記構成において、扉1を右から開くと、第18図に示す
ように、右側のヒンジピン2aが係合溝7aから抜け出す方
向に引かれ、右側のラッチ板5aが時計方向、すなわち拘
束解除方向に回転する。このとき連結部材21に設けたロ
ックピン22aは、ロック溝24aの内側の端部およびスライ
ド溝23aの角部に位置しており、ロック溝24aにより右方
向の力が働くため、スライド溝23aのスライド案内部23a
1をスライドし、連結部材21を右方向に揺動させる。こ
の連結部材21の揺動により、他方の、すなわち左のラッ
チ板5bの側では、連結部材21の端部に突設したロックピ
ン22bがラッチ板5bから遠ざかる方向に移動することに
なり、ロック溝24bの外径側の端部およびスライド溝23b
のストッパー部23b2にロックピン20bが嵌まり込む。こ
れで、ラッチ板5bの回転が阻止されることで、左側のヒ
ンジピン2bの拘束状態が維持される。
扉1を左側から開放する場合は、上記とは左右逆の動作
により扉の開放が行われる。
なお本実施例の場合も、連結部材21を固定板4の前面側
に設けても良い。この場合、スライド溝23a,23bのスラ
イド案内部23a1,23b1は、左右おのおの逆のスライド溝2
3b,23aに近付く方向に延長した形状で、ストッパー部23
a2,23b2はスライド案内部23a1,23b1の外側の端部からラ
ッチ板5a,5bの回転軸9a,9bから遠ざかる方向に斜めに延
長した形状となる。また、ラッチ板5a,5bのロック溝24
a,24bは、前面側で前記ストッパー部23a2,23b2と対応し
た位置に設ける。
このような変形例を、第26実施例として、第85図ないし
第87図に示す。この第26実施例は、前記した第6実施例
の変形例であって、第6実施例と対応する部分には同一
の符号を付している。第85図は、扉の閉止状態における
平面図、第86図は開放状態における平面図、第87図は分
解斜視図である。なお、図中、スプリング10は省略され
ている。
第7実施例 第21図ないし第23図は第7実施例に係り、第21図は、扉
の閉止状態における平面図、第22図は開放状態における
平面図、第23図は分解斜視図である。
この実施例の扉の開閉装置が、扉1の左右両部に突設さ
れたヒンジピン2a,2bと、係合溝7a,7bを有する固定板4
と、ラッチ溝8a,8bを有する左右一対のラッチ板5a,5b
と、これらラッチ板5a,5bがヒンジピン2a,2bを拘束する
位置および拘束解除する位置の両位置に位置するよう付
勢するスプリング10a,10bとを備えている点は、第1実
施例の装置と同様である。第1実施例と同一の部分には
同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施例の装置が、第1実施例の装置と異なる点は、一
方のラッチ板5a(5b)の拘束解除方向の回転に連係して
他方のラッチ板5b(5a)の回転を阻止する連結部材25
が、2本一対の連結レバー25a,25bで構成されているこ
とである。
2本の連結レバー25a,25bのうち、図においてラッチ板5
a,5bの上位に位置する一方の連結レバー25aは、その左
端部が左側のラッチ板5bの周部に枢着され、右端部には
ロックピン26aが突設されている。該ロックピン26aは、
固定板4に形成されたスライド案内溝27aに嵌入し、該
スライド案内溝27aによりラッチ板5aの半径方向に案内
されるようになっている。また、このスライド案内溝27
aに対応して、ラッチ板5aには、外径側に開いたロック
溝28aが形成されている。このロック溝28aは、ラッチ板
5aがヒンジピン2aの拘束角度位置にあるときには、スラ
イド案内溝27aと合致するようになっている。
他方の、すなわち図においてラッチ板5a,5bの下位に位
置する連結レバー25bは前記した連結レバー25aと左右逆
の構造で、右端部が右側のラッチ板5aの周部に枢着さ
れ、左端部には、ロックピン26bが突設されている。固
定板4の左側部には、ロックピン26bを案内するスライ
ド案内溝27が形成されている。また、左側のラッチ板5b
には、外径側に開いたロック溝28bが形成されている。
上記構成において、扉1の閉止した状態では、第21図に
示すように、各連結レバー25a,25bのロックピン26a,26b
は、ロック溝28a,28bから外れており、各ラッチ板5a,5b
は回転が可能である。
ここで、扉1を右から開くと、第22図に示すように、右
側のヒンジピン2aが係合溝7aから抜け出す方向に引か
れ、右側のラッチ板5aが時計方向、すなわち拘束解除方
向に回転する。このラッチ板5aの回転に伴い、下位の連
結レバー25bが右側に引かれて、該連結レバー25bの左端
部に突設されたロックピン26bが、左側のラッチ板5bの
ロック溝38bに嵌まり込む。これによって、左側のラッ
チ板5bの回転が阻止される。この場合、上位の連結レバ
ー25aは、そのロックピン26aがロック溝28aから外れた
位置にあるから、右側のラッチ板5aの回転にかかわらず
変位せず、元の状態を維持する。
扉1を左側から開放する場合は、上記と左右逆の動作に
より扉の開放が行なわれる。
なお、本実施例の場合、連結レバー25,25bをラッチ板5
a,5bに背面側で枢着したが、これを前面側で枢着しても
良い。この場合、固定板4のスライド案内溝27a,27bお
よびラッチ板5a,5bのロック溝28a,28bを固定板4の中央
より配置すれば良い。
このような変形例を、第27実施例として、第88図ないし
第90図に示す。この第27実施例は、前記した第7実施例
の変形例であって、第7実施例と対応する部分には同一
の符号を付している。第88図は、扉の閉止状態における
平面図、第89図は開放状態における平面図、第90図は分
解斜視図である。なお、図中、スプリング10は省略され
ている。
第8実施例 第26図ないし第33図は、第8実施例を示すものである。
第26図は、この扉の開閉装置が取り付けられる冷蔵庫の
外観斜視図、第27図は扉の開閉装置の平面図で閉止状態
を示すもの、第28図は、第27図の扉の開放状態を示すも
のである。
第29図ないし、第32図は第27図および第28図の要部拡大
図で、第29図が第27図の左側の部分の拡大図、第30図が
第27図の右側の部分の拡大図、第31図が第28図の左側の
部分の拡大図、第32図が右側の部分の拡大図である。第
33図は、第27図の分解斜視図である。
本実施例は、第1実施例の変形実施例であって、第1実
施例と異なる点はヒンジピン2a,2bを本体(3)側に設
け、固定板4を扉(1)側に設けたことである。
また、固定板4を2枚の板体により構成し、ラッチ板5
a,5bや連結部材6を挟む構成としている。またリンク6
a,6bと連結リンク6cの枢着部をリンクの端部でなく、リ
ンクの中間部分で、反対側のリンクに近い端部としてい
る。
ロック溝19a,19bのスライド案内部を直線ではなく、固
定板4の中央方向に凸となった曲線状としている。ま
た、扉開放時のラッチ板5a,5bの誤動作防止のための安
全板29a,29bを追加している。
ヒンジピン2a,2bを本体3側に設けた理由は、固定板4
を本体3側に設けると、ヒンジピン2a,2bが出入りする
係合溝部7a,7bが前面に開口し、デザイン的に好ましく
ない点と、中仕切り部に上側の扉と、下側の扉に対応し
た固定板等の部品がくるため、中仕切り部の厚みが大き
くなり、庫内容積が減少するためである。
固定体4を2枚の板体により構成したのは、固定板等を
扉の上下に取り付けるためと、固定板がそることによ
り、連結リンク6cの動作がスムーズに行われなくなるの
を防止するためである。
リンク6a,6bと連結リンク6cの枢着部をリンクの端部で
はなく、リンクの中間部分で反対側のリンクに近い端部
としたのは、固定板を扉へ取り付ける時の構造上の制約
からである。
ロック溝19a,19bのスライド案内部を曲線とし、ストッ
パー部と、スライド案内部との屈曲角部の交叉角を小さ
くすることにより、扉1の左右を同時に引っぱって開放
しようとした時に、扉1が前へ出てくるガタツキ(ロッ
ク溝とロックピンの遊びにより生じるガタツキ)を小さ
くするためである。
上記の実施例では、扉開放時に開放した側のラッチ板5
a,5bを拘束解除方向とは逆方向に回転させると扉1をは
ずすことができるが、この操作を誤って(扉をはずすつ
もりがなくて)行ってしまった場合、あるいは子供がイ
タズラした場合など、扉が落下してしまう危険性があ
る。このため、扉をはずす場合は、安全装置を操作し、
そののちラッチ板を回さなければ、扉がはずれないよう
にした。安全装置は、開放した側と反対側のラッチ板5
a,5bの近傍に各々設け、扉より本体3側に出した安全板
29a,29bと、安全板が本体側に突出するよう付勢するス
プリング31a,31bとで構成し、安全板に設けた屈曲状に
形成された安全溝32a(32a1,32a2),32b(32b1,32b2)と、
左右各リンクに設けた安全ピン33a,33bとにより左右各
ラッチ板間の連結部材の動きを規制するようにしてもよ
い。
このような変形例を、第28実施例として、第91図ないし
第94図に示す。この第28実施例は、前記した第8実施例
の変形例であって、第8実施例と対応する部分には同一
の符号を付している。第91図は、扉の閉止状態における
平面図、第92図は開放状態における平面図、第93図は正
面図、第94図は分解斜視図である。
第28実施例において、安全板29a,29bは左右各ラッチ板
の近傍で固定板4に回転自在に枢着し、スプリング31a,
31bで、安全板が本体方向に突出するよう付勢されてい
る。安全溝32a,32bは前記安全板の枢軸30a,30bを中心と
したストッパー部と32a2,32b2と、ストッパー部の端部
より左右両端部側に延長したスライド案内部32a1,32b1
とからなる。安全ピン33a,33bは、安全溝に対応して左
右各リンクに突出して設けたもので、この実施例ではリ
ンク6a,6bと連結リンク6cの枢軸と兼用しているが、別
々に設けても良い。
扉1が閉止されているときは、安全ピン33a,33bはスラ
イド案内部に位置しており、扉を開放することにより開
放した側のラッチ板5a,5bは回転し、安全ピンは安全溝
のスライド案内部を摺動していく。連結リンク6cにより
連結されている反対側のリンクでは安全ピンが安全溝の
屈曲角部にくるのでスプリングの働きで安全板が回転
し、安全板が本体側へ突出するとともに、安全ピンが安
全溝のストッパー部にはまりこむため、連結部材6が揺
動することができなくなる。このため、扉1を開放した
状態で開放した側のラッチ板を回転させようとしても回
転することができなくなる。扉を閉める場合は、扉が閉
ってきて、安全板29a,29bの触手部29a1,29b1が本体3に
当たり、扉1内におしもどされてくるため、安全ピン33
a,33bが安全溝の屈曲部に戻るため、連結リンク6cは再
び揺動可能な状態となるため、ラッチ板5a,5bが回転
し、ヒンジピンをむかえこむようになる。
なお、扉が完全に閉る少し手前で安全溝のストッパー部
とスライド案内部の屈曲角部の内側に安全ピンの拘束を
解除する必要があるため、いくらか切り欠き、遊びを設
けておくことが望ましい。安全装置を開放した側のラッ
チ板と反対側のラッチ板の近傍に設け、両者を離したこ
とにより、両者を同時にさわってしまう可能性が非常に
小さくなり、あやまって、扉をはずしてしまう危険性が
非常に小さくなる。また、扉開放時は、つねに、左右両
方のラッチ板が固定されているので、開閉時間の振動等
でラッチ板が不用意に回転することがないので、扉操作
が確実に行える。
その他の実施例 上記の各実施例では、扉1にヒンジピン2a,2bを設け、
本体3に固定板4を設けたが、これとは逆に、本体3に
ヒンジピン2a,2bを設け、扉1に固定板4を設けてもよ
い。
また、固定板4は、必ずしも一枚の板体で構成する必要
はなく、左部と右部とに分割しても良いし、また、ラッ
チ板5a,5bや連結部材6、17、21、25を上下から挟む2
枚の板体により構成してもよい。
その他、本発明は上記の実施例に限定されることなく、
冷蔵庫以外の一般の扉装置にも広く適用することができ
る等、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施す
ることが可能である。
〈効果〉 以上のように、本発明によれば、扉の左右任意の側を引
くだけで、扉の開閉に際してハンドルを回動するといっ
た操作が必要なく、扉の取手の取り付け位置等のデザイ
ンを自由に決定することができる。また、冷蔵庫等の内
部から扉を開閉することができるので、閉じ込め事故が
発生するおそれがない。
さらに、本発明の装置は、扉の上下縁部もしくはこれに
対応する本体部分に組み込むことができ、扉の内部には
何等の機構を設ける必要がないので、扉の内部構造は従
来のままで良く、断熱性能が損なわれることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は扉の閉止状態における平面図、第2図は開放状態に
おける平面図、第3図は正面図、第4図は分解斜視図、
第5図はこの扉の開閉装置を備えた冷蔵庫の外観斜視図
である。 第6図ないし第8図は本発明の第2実施例に係り、第6
図は扉の閉止状態における平面図、第7図は開放状態に
おける平面図、第8図は分解斜視図である。 第9図ないし第11図は本発明の第3実施例に係り、第9
図は扉の閉止状態における平面図、第10図は開放状態に
おける平面図、第11図は分解斜視図である。 第12図ないし第14図は本発明の第4実施例に係り、第12
図は扉の閉止状態における平面図、第13図は開放状態に
おける平面図、第14図は分解斜視図である。 第15図ないし第17図は本発明の第5実施例に係り、第15
図は扉の閉止状態における平面図、第16図は開放状態に
おける平面図、第17図は分解斜視図である。 第18図ないし第20図は本発明の第6実施例に係り、第18
図は扉の閉止状態における平面図、第19図は開放状態に
おける平面図、第20図は分解斜視図である。 第21図ないし第23図は本発明の第7実施例に係り、第21
図は扉の閉止状態における平面図、第22図は開放状態に
おける平面図、第23図は分解斜視図である。 第24図は従来例の断面図、第25図は他の従来例の斜視図
である。 第26図ないし第33図は、本発明の第8実施例を示すもの
で、第26図は、この扉の開閉装置が取り付けられる冷蔵
庫の外観斜視図、第27図は扉の開閉装置の平面図で閉止
状態を示す平面図、第28図は第27図の扉の開放状態を示
す平面図、第29図ないし第32図は、第27図および第28図
の要部拡大図で、第29図が第27図の左側の部分の拡大
図、第30図が第27図の右側の部分の拡大図、第31図が第
28図の左側の部分の拡大図、第32図が右側の部分の拡大
図であり、第33図は、第27図の分解斜視図である。 第34図ないし第36図は本発明の第9実施例に係り、第34
図は扉の閉止状態における平面図、第35図は開放状態に
おける平面図、第36図は分解斜視図である。 第37図ないし第39図は本発明の第10実施例に係り、第37
図は扉の閉止状態における平面図、第38図は開放状態に
おける平面図、第39図は分解斜視図である。 第40図ないし第42図は本発明の第11実施例に係り、第40
図は扉の閉止状態における平面図、第41図は開放状態に
おける平面図、第42図は分解斜視図である。 第43図ないし第45図は本発明の第12実施例に係り、第43
図は扉の閉止状態における平面図、第44図は開放状態に
おける平面図、第45図は分解斜視図である。 第46図ないし第48図は本発明の第13実施例に係り、第46
図は扉の閉止状態における平面図、第47図は開放状態に
おける平面図、第48図は分解斜視図である。 第49図ないし第51図は本発明の第14実施例に係り、第49
図は扉の閉止状態における平面図、第50図は開放状態に
おける平面図、第51図は分解斜視図である。 第52図ないし第54図は本発明の第15実施例に係り、第52
図は扉の閉止状態における平面図、第53図は開放状態に
おける平面図、第54図は分解斜視図である。 第55図ないし第57図は本発明の第16実施例に係り、第55
図は扉の閉止状態における平面図、第56図は開放状態に
おける平面図、第57図は分解斜視図である。 第58図ないし第60図は本発明の第17実施例に係り、第58
図は扉の閉止状態における平面図、第59図は開放状態に
おける平面図、第60図は分解斜視図である。 第61図ないし第63図は本発明の第18実施例に係り、第61
図は扉の閉止状態における平面図、第62図は開放状態に
おける平面図、第63図は分解斜視図である。 第64図ないし第66図は本発明の第19実施例に係り、第64
図は扉の閉止状態における平面図、第65図は開放状態に
おける平面図、第66図は分解斜視図である。 第67図ないし第69図は本発明の第20実施例に係り、第67
図は扉の閉止状態における平面図、第68図は開放状態に
おける平面図、第69図は分解斜視図である。 第70図ないし第72図は本発明の第21実施例に係り、第70
図は扉の閉止状態における平面図、第71図は開放状態に
おける平面図、第72図は分解斜視図である。 第73図ないし第75図は本発明の第22実施例に係り、第73
図は扉の閉止状態における平面図、第74図は開放状態に
おける平面図、第75図は分解斜視図である。 第76図ないし第78図は本発明の第23実施例に係り、第76
図は扉の閉止状態における平面図、第77図は開放状態に
おける平面図、第78図は分解斜視図である。 第79図ないし第81図は本発明の第24実施例に係り、第79
図は扉の閉止状態における平面図、第80図は開放状態に
おける平面図、第81図は分解斜視図である。 第82図および第84図は本発明の第25実施例に係り、第82
図は扉の閉止状態における平面図、第83図は開放状態に
おける平面図、第84図は分解斜視図である。 第85図ないし第87図は本発明の第26実施例に係り、第85
図は扉の閉止状態における平面図、第86図は開放状態に
おける平面図、第87図は分解斜視図である。 第88図ないし第90図は本発明の第27実施例に係り、第88
図は扉の閉止状態における平面図、第89図は開放状態に
おける平面図、第90図は分解斜視図である。 第91図ないし第94図は本発明の第28実施例に係り、第91
図は扉の閉止状態における平面図、第92図は開放状態に
おける平面図、第93図は平面図、第94図は分解斜視図で
ある。 1……扉、2a,2b……ヒンジピン、3……本体、4……
固定板、5a,5b……ラッチ板、6……連結部材、6a,6b…
…リンク、6c……連結リンク、7a,7b……係合溝、8a,8b
……ラッチ溝、10a,10b……スプリング、17……連結部
材、19a,19b……ロック溝、20a,20b……ロックピン、21
……連結部材、22a,22b……ロックピン、23a,23b……ス
ライド溝、24a,24b……ロック溝、25……連結部材、25
a,25b……連結レバー、26a,26b……ロックピン、27a,27
b……スライド案内溝、28a,28b……ロック溝。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉もしくはこの扉が取り付けられる本体の
    いずれか一方の左右両端部にヒンジピンを突設するとと
    もに、他方に、前記ヒンジピンが扉の開放側から係脱自
    在に係合しうる係合溝を有する固定板を設け、前記固定
    板の左右両端部にはそれぞれ、外径側に開いたラッチ溝
    によりヒンジピンに係脱自在に係合して該ヒンジピンを
    前記係合溝内に拘束するラッチ板を回転自在に取り付け
    るとともに、これら両ラッチ板間には、一方のラッチ板
    の拘束解除方向の回転に連係して他方のラッチ板の回転
    を阻止する連結部材を設け、 前記連結部材は、左右各ラッチ板の近傍で固定板にそれ
    ぞれ枢着された一対のリンクと、これらリンクの一端部
    どうしを結合する連結リンクとで構成し、各リンクもし
    くは各ラッチ板のいずれか一方に、スライド案内部とス
    トッパー部とが屈曲状に形成されたロック溝を設けると
    ともに、他方には、前記ロック溝に係合してラッチ板の
    回転を規制するロックピンを突設したことを特徴とする
    扉の開閉装置。
  2. 【請求項2】扉もしくはこの扉が取り付けられる本体の
    いずれか一方の左右両端部にヒンジピンを突設するとと
    もに、他方に、前記ヒンジピンが扉の開放側から係脱自
    在に係合しうる係合溝を有する固定板を設け、前記固定
    板の左右両端部にはそれぞれ、外径側に開いたラッチ溝
    によりヒンジピンに係脱自在に係合して該ヒンジピンを
    前記係合溝内に拘束するラッチ板を回転自在に取り付け
    るとともに、これらラッチ板がヒンジピンを拘束する位
    置および拘束解除する位置の両位置に位置するよう付勢
    するスプリングを設け、 またこれら両ラッチ板間には、一方のラッチ板の拘束解
    除方向の回転に連係して他方のラッチ板の回転を阻止す
    る連結部材を設け、 前記連結部材は、左右各ラッチ板の近傍で固定板にそれ
    ぞれ枢着された一対のリンクと、これらリンクの一端部
    どうしを結合する連結リンクとで構成し、各リンクもし
    くは各ラッチ板のいずれか一方に、スライド案内部とス
    トッパー部とが屈曲状に形成されたロック溝を設けると
    ともに、他方には、前記ロック溝に係合してラッチ板の
    回転を規制するロックピンを突設したことを特徴とする
    扉の開閉装置。
  3. 【請求項3】扉がとりつけられる本体の上下左右両端部
    にヒンジピンを突設するとともに、扉に前記ヒンジピン
    が扉の開放側から係脱自在に係合しうる係合溝を有する
    固定板を設け、前記固定板の左右両端部にはそれぞれ、
    外径側に開いたラッチ溝によりヒンジピンに係脱自在に
    係合して該ヒンジピンを前記係合溝内に拘束するラッチ
    板を回転自在に取り付けるとともに、これら両ラッチ板
    間には、一方のラッチ板の拘束解除方向の回転に連係し
    て、他方のラッチ板の回転を阻止する連結部材を設けた
    扉の開閉装置において、 扉が開放状態にあるとき開放側のラッチ板の回転を規制
    する安全装置を各々他方の側のラッチ板の近傍に設けた
    ことを特徴とする扉の開閉装置。
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