JPH02154971A - 扉の開閉装置 - Google Patents

扉の開閉装置

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JPH02154971A
JPH02154971A JP30711788A JP30711788A JPH02154971A JP H02154971 A JPH02154971 A JP H02154971A JP 30711788 A JP30711788 A JP 30711788A JP 30711788 A JP30711788 A JP 30711788A JP H02154971 A JPH02154971 A JP H02154971A
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latch
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plate
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、主として冷蔵庫の扉の開閉装置に係り、詳し
くは、扉を左右任意の側から開閉操作することができる
装置に関する。
〈従来技術〉 一般に、冷蔵庫の扉は、左右一方の側からのみ開閉操作
が可能となっており、製造時点で、いわゆる右開き、も
しくは左開きのいずれかに決められていた。
そのため、ユーザーは、購入時点で使用場所を考慮して
、右開きもしくは左開きのいずれかのものを選択しなけ
ればならない。また、購入後、台所の模様変え等で冷蔵
庫の置き場所を変更すると、扉が壁に当たって開閉しに
くくなったり、あるいは置き場所が限定される等の不都
合がある。また、多人数で使用する場合は、そのうちの
利き腕が異なる人にとっては、開閉がしづらくなる、と
いう不便もある。
このような不都合を解消するために、従来より、左右任
意の側から開閉操作が可能な扉の開閉装置、いわゆる両
開き装置が多数提案されており、本件出願人も昭和63
年12月5日提出の特許出願「扉の開閉装置」において
、第6図〜第8図に示される装置を提案している。
第6図は扉の閉止状態における平面図、第7図は開放状
態における平面図、第8図は分解斜視図である。
この扉の開閉装置は、扉1が取り付けられる本体3の左
右両端部にヒンジピン2a 、2bを突設するとともに
、扉1に、前記ヒンジピン2a、2b /)<扉lの開
放側(第6図および第7図の上側)から係脱自在に係合
しうる係合溝7a 、7bを有する固定板4を設け、前
記固定板4の左右両部にはそれぞれ、外径側に開いたラ
ッチ溝8a 、8bによりヒンジピン2a 、2bに係
脱自在に係合して該ヒンジピン2a 、2bを前記係合
溝7a 、7b内に拘束するラッチ板5a 、5bを回
転自在に取り付けるとともに、これらラッチ板5a 、
5bが、ヒンジピン2a 、2bを拘束する位置および
拘束解除する位置の両位置に位置するように付勢するス
プリングI Oa 、l Obを設け、これら両うッチ
仮5a 、5b間には、一方のラッチ板5a(5b)の
拘束解除方向の回転に連係して他方のラッチ板5b(5
a)の回転を阻止する連結部材6を設けており、この連
結部材6を、左右各うッチ仮5a 、5bの近傍で固定
板4にそれぞれ枢着された一対のリーンクロa 、6b
と、これらリンク6a。
6bの一端部どうしを結合する連結リンク6Cとで構成
し、各リンク6a 、6bには、ラッチ板5a、5bに
突設されたロックビンI 5a 、f 5bが係合する
スライド案内部14a +、14b +とストッパ一部
14at、14b*とが屈曲状に形成されたロック溝1
4a、14bを設けている。
かかる構成の扉の開閉装置では、扉lを、例えば、左か
ら開くと、左側のヒンジピン2aが係合1fll 7 
aから抜は出す方向に引かれることになり、これに伴い
、左側のラッチ板5aのロックビン15aがスライド案
内部14a+に沿ってスライドして該ラッチ板5aは、
第7図に示すように、時計方向に回転し、左側のヒンジ
ピン2aの係合溝7aからの抜は出しが可能となる。一
方、左側のラッチ板5aの回転に伴って、リンク6aは
、時計方向に揺動し、連結リンク6cを介して他の(右
側の)リンク6bを同方向に揺動さU゛、右側のラッチ
板5bのロックビン15bが、リンク6bのロック溝1
4bのストッパ一部!4b、に嵌り込み、ラッチ板5b
の回転が阻止され、右側のヒンジピン2bの拘束状態が
維持され、扉!は、右側のヒンジピン2bを回動中心と
して開放されることになる。
上記のように開放された扉lを閉める場合は、扉lの左
側部を閉止方向に押せばよい。この扉lの閉止動に伴い
、左側のヒンジピン2aは、対応する係合p 7 aに
嵌まり込むが、これと同時に、ラッチ板5aのラッチ溝
8aに受は入れられ、ラッチ板5aは反時計方向の回転
が可能の状態にあるから、ヒンジピン2aからの回転力
付与により反時計方向に回転して第6図の状態に復帰し
、再びヒンジピン2aを係合溝7aの奥部に拘束するこ
とになる。
ところが、このような構成の扉の開閉装置においては、
扉lを開放した第7図の状態において、開放した側のラ
ッチ板5aを、誤って拘束解除方向とは逆方向に回転さ
せると、連結部材6を介して他方のラッチ板5bの回転
阻止状態が解除され、他方のヒンジピン2bの係合溝7
bからの抜は出しが可能になり、扉lが本体3から外れ
て落下してしまう危険性がある。
〈発明の目的〉 本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであって
、扉を左右任意の側から開閉できる安全性の高い扉の開
閉装置を提供することを目的とする。
〈発明の構成〉 本発明では、上記の目的を達成するために、扉が取り付
けられる本体の左右両端部にヒンジピンを突設するとと
もに、前記扉に、前記ヒンジピンが扉の開放側から係脱
自在に係合しうる係合溝を有する固定板を設け、前記固
定板の左右両部にはそれぞれ、外径側に開いたラッチ溝
によりヒンジピンに係脱自在に係合して該ヒンジピンを
前記係合溝内に拘束するラッチ板を回転自在に取り付け
、これら両ラッチ板間には、一方のラッチ板の拘束解除
方向の回転に連係して他方のラッチ板を、その回転が阻
止される回転阻止状態とし、前記一方のラッチ板の拘束
解除方向とは逆方向の回転に連係して前記他方のラッチ
板の前記回転阻止状態を解除する連結部材を設けた扉の
開閉装置であって、扉が開放状態にあるときに、萌記一
方のラッチ板の拘束解除方向とは逆方向の回転を規制す
ることにより、前記他方のラッチ板の前記回転阻止状態
を維持して扉が本体から外れるのを防止する安全場。
手段を、左右の各ラッチ板にそれぞ対応させて設けてい
る。
〈実施例〉 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図ないし第5図は本発明の一実施例に係り、第1図
は扉の閉止状態における平面図、第2図は開放状態にお
ける平面図、第3図は分解斜視図、第4図は正面図、第
5図はこの扉の開閉装置を備えた冷蔵庫の外観斜視図で
ある。
これらの図に示すように、この実施例の扉の開閉装置は
、本体3の左右両部に突設された左右−対のヒンジピン
2 a、 2 bと、扉lに設けられた固定板4と、固
定板4の左右位置に回転自在に取り付けられた左右一対
のラッチ板5a、5bと、これらラッチ板5a 、5b
がヒンジピン2a 、2bを拘束する位置および拘束解
除する位置の両位置に位置するように付勢するスプリン
グl Oa 、I Qbと、両ラッチ板5 a、 5 
b間に設けられた連結部材6とを備えている。
固定板4は、その左右両部にそれぞれ係合7Il17a
、7bか形成されている。これらの係合溝7a、、7b
は、扉lの開放側(第1図および第2図において上側)
に開口しており、対応する側のヒンジピン2 a、 2
 bが扉lの開放側から嵌入して係合しうるようになっ
ている。
ラッチ板5a、5bは、固定板4の係合溝7 a、 7
 bに係合したヒンジピン2 a、 2 bを該係合溝
7 a、 7 bの奥部に拘束するもので、ヒンジピン
2 a、 2 bが係脱しうるよう外径側に開いたラッ
チ溝8 a、 8 bを有する。このラッチ板5a、5
bは、係合溝7a。
7bの内側位置で回転軸9 a、 9 bにより固定板
4に回転自在に枢着されており、第1図に示すように、
ラッチ溝8 a、 8 bが左右外方を向いた角度位置
においては、ラッチ溝8 a、 8 bが係合溝7 a
、 7 bと交差してその交差部内にヒンジピン2 a
、 2 bを拘束し、その角度位置から一定角度だけ拘
束解除方向(図の左側のラッチ板5aであれば時計方向
、右側のラッチ板5bでは反時計方向)に回転すること
により、ラッチ溝8 a、 8 bの開口が係合il!
!7a、7bの開口と合致して、ヒンジピン2 a、 
2 bの係合溝7a。
7bからの抜は出しを許容する。
スプリング10a 、10bは、ラッチ板5a、5bと
固定板4との間に設けたもので、ラッチ板5a 、5b
がヒンジピン2a 、2bを拘束する位置および拘束解
除する位置の両位置に位置するように付勢する乙のであ
る。このスプリング10a、10bの一端は、ラッチ板
5a 、5bのラッチ溝8a、8bと反対側の端部に突
設した取付ビン11a 、I lbに回転自在に枢着さ
れ、また、他端は、固定板4に突設された取付ビンl 
2a 、I 2bに回転自在に枢着されている。取付ビ
ン12a、12bは、ラッチ板5a 、5bがヒンジピ
ン2a、2bを拘束する位置および拘束解除する位置と
の間を回転する際に、取付ビン11a 、1 lbと回
転軸9a、9b−とでなす角度範囲のほぼ中間となる位
置に設ける。このスプリングlOa、10bは、その両
端が常に広がろうとする方向に力が加わるようIこなっ
ている。
連結部材6は、一方のラッチ板5 a(5b)の拘束解
除方向の回転に連係して他方のラッチ板5h(5a)を
、その回転が阻止される回転阻止状態とし、一方のラッ
チ板5a(5b)の拘束解除方向とは逆方向の回転に連
係して他方のラッチ板5b(5a)の前記回転阻止状態
を解除するもので、一対のリンク6a 、6bと、これ
らリンク6 a、 6 bの一端部どうしを結合する連
結リンク6Cとで構成されている。
各リンク6a 、6bの一端は、左右各ラッチ板5a。
5b、の近傍で固定板4にそれぞれ枢軸13a、13b
により揺動自在に枢着されている。各リンク6a 、6
bの他端部は、連結リンク6Cと結合されている。
各リンク6a 、6bには、各ラッチ板5a 、5bに
突設されたロックビン+5a、15bが係合するロック
溝14a、14bが形成されている。ロック溝14a、
+4bは、はぼ逆り字形に屈曲した形状で、枢軸13a
、13bから遠ざかる方向に延長したスライド案内部1
4a+、14b+と、枢軸13a 、13bを中心とし
た円弧に沿って設けたストッパ一部t4at、14bt
とからなる。
この実施例の扉の開閉装置では、扉lが開放状態にある
ときに、開放した側のラッチ板5a(5b)を、誤って
回転させてlitが本体3から外れて落下させてしまう
ことがないようにするために、左右の各ラッチ板5a 
、5bにそれぞれ対応させて左右に安全手段20a、2
0bを設けている。
3安全手段20a、20bは、各ラッチ板5a。
5bの近傍位置で、固定板4に枢軸21a 、2 lb
で揺動自在に枢着された大略扇状の安全板22a、22
bと、各安全板22a、22bをそれぞれ本体3側に突
出させるように付勢するスプリング23a、23bと、
各安全板22a、22bに形成された安全溝24a、2
4bにそれぞれ係合してリンク6a 、6bの揺動を規
制する安全ピン25a、25bとを備えている。
各安全板22a、22bには、固定板4の中央寄りの谷
部軸21a 、2 lbを中心とした円弧に沿ったスト
ッパ一部24at、24btと、このストッパ一部24
at、24btの端部から左右両端部側に延長されたス
ライド案内部24a、、24bとからなる安全溝24が
形成されている。
各スプリング23a、23bの一端は、安全板22a、
22bに設けられた当たり部に当接し、他端は、固定板
4に設けられた当たり部に当接して各安全板22a、2
2bを本体3側に突出させるように付勢している。
安全板22a、22bの安全溝24a、24bに係合す
る安全ピン25a 、25bは、リンク6a。
6bの揺動を規制することにより、各ラッチ板5a ’
+ 5 bの回転を規制するものであり、この実施例で
は、連結リンク6Cの枢軸で兼用しているが、枢軸とは
別に設けてもよい。
以上の構成を有する安全手段20a、20bでは、後述
のように、扉1を所定の開度以上開放したときに、閉止
した側の安全ピン25b(25a)が安全板22b’(
22a)のストッパ一部24bt(z4at)に嵌り込
み、連結部材6の揺動を禁止し、開放した側のラッチ板
5a(5b)を誤って拘束解除方向とは逆方向に回転さ
せようとしても回転できないようにし、これによって、
閉止側のラッチ板5b(5a)の回転阻止状態を維持し
て閉止側のヒンジピン2b(2a)が係合溝7b(7a
)からの抜は出すことがないようにしている。
次に」二足構成の動作を説明する。
第1図に示すように、各ラッチ板5 a、 5 bのラ
ッチ溝8 a、 8 bが左右外方を向いている状態で
は、ラッチ溝8 a、 8 bが係合溝7 a、 7 
bと交差しており、その交差部内にヒンジピン2 a、
 2 bが拘束され、その結果、扉lは閉止状態に保持
される。
ここで、扉lを左から開く場合、例えば、扉lの左側の
取手16を引く。すると、左側のヒンジピン2aが係合
溝7aから抜は出す方向に引かれることになり、これに
伴い、左側のラッチ板5aに時計方向、すなわち拘束解
除方向の回転力が作用する。このとき、ラッチ板5aに
設けたロックビン15a、は、ロック溝14aの角部に
位置しており、スライド案内部14a+をスライド移動
しうる。
さらに、安全ピン25a、25bも安全板22a。
22bのスライド案内部24a +、24b +に位置
しており、スライド案内部24a +、24b +をス
ライド移動しうる。
ラッチ板5aのロックビン15aがスライド案内部14
a+に沿ってスライドすることで、ラッチ板5aは、第
2図に示すように、時計方向に回転するとともに、左側
の安全ピン25aが安全板22aのスライド案内部24
a、を摺動する。ラッチ板5aが一定角度回転すると、
ラッチp 8 aの開口が係合溝7aの開口と合致する
。これによって、左側のヒンジピン2aの係合溝7aか
らの抜は出しが可能となる。
一方、左側のラッチ板5aのロックビン15aが、該ラ
ッチ板5aの回転に伴ってロック溝14aのスライド案
内部14a+をスライド移動するとともに、安全ピン2
5aが安全板22aのスライド案内1124a+を移動
することで、連結部材6のリンク6aは、時計方向に揺
動し、連結リンク6Cを介して他のリンク6bを同方向
に揺動させる。
これによって、リンク6bのロック溝14bのストッパ
一部14b、にラッチ板5bのロックビン15bが嵌ま
り込み、ラッチ[5bはいずれの方向にも回転できなく
なり、右側のヒンジピン2bの拘束状態が維持される。
同時に、右側の安全ピン25bが安全板22bのスライ
ド案内部24b、を摺動し、スプリング23bの働きで
安全板22bが回転して本体3側に突出するとともに、
所定の開度以上開放すると安全ピン25bが安全溝24
bのストッパ一部24btに嵌り込む。安全ピン25b
が安全溝24bのストッパ一部24b、に嵌り込むこと
によって、連結部材6が揺動することができなくなり、
開放した側のラッチ板5aの回転が禁止されることにな
り、したがって、このラッチ板5aを誤って拘束解除方
向とは逆方向に回転させようとしてら回転することはな
く、シたがって、閉止側のラッチ板5bの回転阻止状態
も維持されることになり、扉1を誤って外してしまうこ
とが防止される。
なお、ラッチ板5aの回転に際して、スプリングlOa
は、−旦押し縮められ、扉!の開放操作は、これに抗し
ながら行うことになるが、ラッチ板5aの回転角度の半
分を過ぎた時点から、スプリング10aは再び広がるこ
とになるので、ラッチ板5aの拘束解除方向の回転を付
勢し、完全に拘束解除位置まで回転した後もこの位置を
維持するように付勢される。
上記のように開放された扉lを閉める場合は、扉lの左
側部を閉止方向に押せばよい。このitの閉止動に伴い
、右側の安全板22bが扉!側に押し戻されることにな
り、右側の安全ピン25bが安全溝24bの屈曲角部に
戻り、これによって、連結部材6は揺動可能となり、開
放側のラッチ板5aら回転可能となる。左側のヒンジピ
ン2aが、対応する係合溝7aに嵌まり込むと同時に、
ラッチ板5aのラッチ溝8aに受は入れられ、ラッチ板
5aに反時計方向の回転力を付与する。このとき、ロッ
クビン15aがロック溝14aのスライド案内部14a
1の先端にあって、ラッチ板5aは反時計方向の回転が
可能の状態にあるから、ヒンジピン2aからの回転力付
与により反時計方向?二回転して第1図の状嘘に復帰し
、再びヒンジピン2aを係合溝7aの奥部に拘束するこ
とになる。
また、ラッチ板5aの反時計方向の回転に伴い、ロック
ビン15aがロック溝+4aの屈曲角部に戻るから、連
結部材6ら、第1図の中立位置に復帰する。
この際スプリングlOaは、−旦押し縮められるが、回
転角度の半分を過ぎた時点からスプリングIOaは再び
広がることになり、ラッチ板5aの拘束方向の回転を付
勢し、完全に拘束位置まで回転した後しこの位置を維持
するように付勢される。
なお、扉1が完全に閉止される直前で、安全ピンによる
拘束を解除する必要があるため、安全溝24a、24b
の屈曲角部は、多少の遊びを設けておく方が望ましい。
扉1を右側から開閉する場合は、上記とは左右逆の動作
により扉lの開放、閉止が行われるので、その動作説明
は省略する。
なお、扉1の左右両部を同時に開放方向に引くと、左右
両側のヒンジピン2 a、 2 b、ラッチ板5a。
5b、ロックビン15a、i5bおよびロック溝14a
、14bを介して、連結部材6に時計方向の揺動力と反
時計方向の揺動力とが作用することになり、連結部材6
はいずれの方向にも揺動しない。そのため、各ラッチ板
5 a、 5 bの回転が阻止され、その結果、各ヒン
ジピン2 a、 2 bは係合溝7 a、 7 bから
抜は出さなくなり、扉lは閉止状態に維持される。
なお、扉1を取り外したいときは、扉1の左右一方を開
放した後、閉止側の安全板22b(22a)を扉l側に
押し戻して連結部材6の揺動を可能とした状態で、開放
した側のラッチ板5a(5b)をドライバのような棒体
で拘束解除方向とは逆方向に回転させればよい。開放し
た側のラッチ板5a(5b)が同方向に回転することで
、他方のラッチ板5b(5a)の回転阻止状態が解除さ
れ、他方のヒンジピン2++(2a)の係合溝7b(7
a)からの抜は出しが可能になる。
上述の実施例では、ラッチ板5a 、5bをヒンジピン
2a 、2bが拘束される位置および拘束解除される位
置の両位置に位置するように付勢するスプリング10a
 、10bを設けたけれども、本発明の他の実施例とし
て、スプリング1.Oa、10bは省略してもよい。
〈発明の効果〉 以上のように本発明によれば、扉が開放状態にあるとき
に、ラッチ板の回転を規制する安全手段を設けたので、
扉を開放した状態において、開放した側のラッチ板を誤
って回転さようとしても回転が規制されることになり、
これによって、閉止側のラッチ板の回転阻止状態も維持
されることになり、扉が本体から外れて落下してしまう
ことが防止され安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例に係り、第1図
は扉の閉止状態の平面図、第2図は開放状態の平面図、
第3図は分解斜視図、第4図は正面図、第5図はこの扉
の開閉装置を備えた冷蔵庫の外観斜視図、第6図ないし
第8図は本件出願人が別に提案している装置に係り、第
6図は扉の閉止状態の平面図、第7図は開放状態の平面
図、第8図は分解斜視図である。 l・・・扉、2a 、2b・・・ヒンジピン、3・・・
本体、4・・・固定板、5a 、5b・・・ラッチ板、
6・・・連結部材、20a、20b・・・安全手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)扉が取り付けられる本体の左右両端部にヒンジピ
    ンを突設するとともに、前記扉に、前記ヒンジピンが扉
    の開放側から係脱自在に係合しうる係合溝を有する固定
    板を設け、前記固定板の左右両部にはそれぞれ、外径側
    に開いたラッチ溝によりヒンジピンに係脱自在に係合し
    て該ヒンジピンを前記係合溝内に拘束するラッチ板を回
    転自在に取り付け、これら両ラッチ板間には、一方のラ
    ッチ板の拘束解除方向の回転に連係して他方のラッチ板
    を、その回転が阻止される回転阻止状態とし、前記一方
    のラッチ板の拘束解除方向とは逆方向の回転に連係して
    前記他方のラッチ板の前記回転阻止状態を解除する連結
    部材を設けた扉の開閉装置であって、 扉が開放状態にあるときに、前記一方のラッチ板の拘束
    解除方向とは逆方向の回転を規制することにより、前記
    他方のラッチ板の前記回転阻止状態を維持して扉が本体
    から外れるのを防止する安全手段を、左右の各ラッチ板
    にそれぞれ対応させて設けたことを特徴とする扉の開閉
    装置。
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