JPH0594449U - 建築縁カバ−材 - Google Patents

建築縁カバ−材

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JPH0594449U
JPH0594449U JP3539792U JP3539792U JPH0594449U JP H0594449 U JPH0594449 U JP H0594449U JP 3539792 U JP3539792 U JP 3539792U JP 3539792 U JP3539792 U JP 3539792U JP H0594449 U JPH0594449 U JP H0594449U
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JP
Japan
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cover material
metal foil
edge
main body
attached
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Pending
Application number
JP3539792U
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English (en)
Inventor
良一 松島
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面に金属調の様相が現出され防火性能も向
上されたものであり、金属箔が剥がれ難く、防水性も確
保される建築縁カバ−材を提供する。 【構成】 合成樹脂でなるカバ−材本体1の表面に金属
箔2が貼着され、この金属箔2の端縁部3がカバ−材本
体1の裏側へ折り返されてこの端縁部3が、同カバ−材
本体1の裏面に付設される軟質パッキン材4内に埋設固
定されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、浴室、トイレ、台所等の水廻り部位において施工され、壁表面材、 天井表面材等の端縁部分を覆い隠す建築縁カバ−材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図6に示す如く、合成樹脂でなるカバ−材本体(イ)の表面に金属 箔(ロ)を貼着してなる建築縁カバ−材は知られている。該建築縁カバ−材は、 両側の壁表面材(ハ)を接続するジョイナ−である。この場合、壁下地(ニ)に 固定釘(ホ)によって受け部材(ヘ)が取り付けられ、該受け部材(ヘ)の表面 中程に形成される係止凹溝部(ト)に、カバ−材本体(イ)の裏面中程に突設さ れる係止凸片部(チ)が挿入係止されることによって、該カバ−材本体(イ)が 受け部材(ヘ)に結合固定され、同カバ−材本体(イ)の両側において、受け部 材(ヘ)との間に両壁表面材(ハ)の側端部分が各々挟持されるものである。又 、カバ−材本体(イ)が合成樹脂でなっていても、その表面に金属箔(ロ)が貼 着されているため、同表面に金属調の様相が現出されると共に、防火性能も向上 されるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術においては、金属箔(ロ)が合成樹脂でなるカ バ−材本体(イ)の表面に接着剤によって貼着固定されただけであり、該金属箔 (ロ)が、その裏側へ折曲した両側縁部分から剥がれ易いものであり、又、壁表 面材(ハ)との間での防水性が保持されないものであった。
【0004】 本考案は、上記従来の技術における問題を解決するために考案されたもので、 すなわちその課題は、カバ−材本体が合成樹脂でなっていても、その表面に金属 箔が貼着されていて、同表面に金属調の様相が現出されると共に、防火性能も向 上されたものであって、金属箔が剥がれ難く、しかも、防水性が確保される建築 縁カバ−材を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の建築縁カバ−材は、合成樹脂でなるカバ−材本体の表面に金属箔を貼 着し、該金属箔の端縁部をカバ−材本体の裏側へ折り返して該端縁部を、同カバ −材本体の裏面に付設される軟質パッキン材内に埋設固定してなり、この構成に よって上記課題が解決されたものである。
【0006】
【作用】
本考案の建築縁カバ−材においては、合成樹脂でなるカバ−材本体の表面に金 属箔が貼着されているため、表面に金属調の様相が現出されると共に防火性能も 向上されたものである。しかも、同金属箔の端縁部がカバ−材本体の裏側へ折り 返されて該端縁部が、同カバ−材本体の裏面に付設される軟質パッキン材内に埋 設固定されているため、該金属箔はその端縁部が強固に固定されて剥がれ難く、 又、同軟質パッキン材が壁表面材、天井表面材等の端縁部分の表面に密接される ことによって、防水性が確保されるものである。
【0007】
【実施例】
図1、図2に示す建築縁カバ−材は、本考案の一実施例で、合成樹脂でなるカ バ−材本体1の表面に金属箔2を貼着し、該金属箔2の端縁部3をカバ−材本体 1の裏側へ折り返して該端縁部3を、同カバ−材本体1の裏面に付設される軟質 パッキン材4内に埋設固定してなるものである。
【0008】 カバ−材本体1は、硬質塩化ビニル樹脂にて押出成形されたもので、その裏面 の片側端付近に係止凸片部5が一体に突設されている。又、同カバ−材本体1の 他方の側端付近には凸段部6が一体に形成されており、該凸段部6には蟻溝7が 形成されていて、該蟻溝7内に軟質パッキン材4がその基部が埋設された状態に 固定されている。この場合、同蟻溝7に軟質パッキン材4が嵌合されて固定され ても良いが、その際、接着剤が使用されても良く、又、該軟質パッキン材4が軟 質塩化ビニル樹脂にて形成されて、硬質塩化ビニル樹脂でなるカバ−材本体1と 同時に一体に押出成形されても良いものである。
【0009】 金属箔2はステンレス箔であり、カバ−材本体1の表面に接着剤を介して貼着 固定されている。該金属箔2の片方の端縁部3は、上記軟質パッキン材4内に埋 設固定されている。その際、軟質パッキン材4が嵌合固定される場合には、該軟 質パッキン材4とカバ−材本体1との間に同端縁部3が挟持されるものであり、 又、軟質パッキン材4がカバ−材本体1と一体に押出成形される場合には、該軟 質パッキン材4とカバ−材本体1との間にインサ−ト成形されるものである。又 、同金属箔2の他方の端縁折曲部8は、カバ−材本体1の反対側の端面部分に接 着剤を介して貼着固定されている。
【0010】 又、該建築縁カバ−材は、壁表面材9と天井表面材10との内隅部分に施工され る回り縁であり、両者の端縁部分を覆い隠すものである。この場合、野縁11の下 面に固定釘12によって受け部材13が取り付けられ、該受け部材13の端部に垂下形 成される係止凹溝部14に、カバ−材本体1に突設される上記係止凸片部5が挿入 係止されることによって、該カバ−材本体1が受け部材13に結合固定され、同カ バ−材本体1の上側において、受け部材13との間に天井表面材10の端縁部分が挟 持されている。又、その際、軟質パッキン材4は天井表面材10の端縁部分の表面 に密接され、カバ−材本体1の反対側の側端部分は金属箔2の端縁折曲部8を介 して壁表面材9の表面に当接されるものである。又、上記受け部材13も、合成樹 脂にて一体に押出成形されたものである。
【0011】 したがって、該実施例の建築縁カバ−材においては、合成樹脂でなるカバ−材 本体1の表面に金属箔2が貼着されているため、表面に金属調の様相が現出され ると共に防火性能も向上されたものである。しかも、同金属箔2の端縁部3がカ バ−材本体1の裏側へ折り返されて該端縁部3が、同カバ−材本体1の裏面に付 設される軟質パッキン材4内に埋設固定されているため、該金属箔2はその端縁 部3が強固に固定されて剥がれ難いものである。又、同軟質パッキン材4が天井 表面材10の端縁部分の表面に密接されることによって、防水性が確保されるもの である。
【0012】 なお、本考案の建築縁カバ−材においては、図3に示す実施例の如きであって も良いものである。すなわち、該実施例の建築縁カバ−材は、上記実施例と同様 のものにおいて、軟質パッキン材4が溝状部分に埋設されることなくカバ−材本 体1と同時に一体に押出成形されたものであり、この場合、同軟質パッキン材4 とカバ−材本体1との間に金属箔2の端縁部3がインサ−ト成形されている。
【0013】 又、本考案の建築縁カバ−材においては、図4に示す実施例の如きであっても 良いものである。すなわち、該実施例の建築縁カバ−材は、壁表面材9相互間の 内隅部分に施工される壁入隅ジョイナ−であり、両壁表面材9の端縁部分を覆い 隠すものである。この場合、カバ−材本体1が内曲がり状の断面略く字型に形成 され、一方の壁下地15に固定釘12によって受け部材13が取り付けられ、該受け部 材13に形成される係止凹溝部14に、カバ−材本体1の裏面中程に突設される係止 凸片部5が挿入係止されることによって、該カバ−材本体1が受け部材13に結合 固定され、同カバ−材本体1の両方の裏側に、両壁表面材9の端縁部分が挟持さ れている。又、カバ−材本体1の裏面両側に軟質パッキン材4が付設されており 、金属箔2の両方の端縁部3が、両軟質パッキン材4内に各々埋設固定されてい る。
【0014】 又、本考案の建築縁カバ−材においては、図5に示す実施例の如きであっても 良いものである。すなわち、該実施例の建築縁カバ−材は、壁表面材9相互間の 外角部分に施工される壁出隅ジョイナ−であり、両壁表面材9の端縁部分を覆い 隠すものである。この場合、カバ−材本体1が外曲がり状の断面略く字型に形成 され、両方の壁下地15に固定釘12によって断面略く字型の取着部材16が取り付け られ、該取着部材16の中程外側に突設される係止凹溝部14に、カバ−材本体1の 裏面中程に突設される係止凸片部5が挿入係止されることによって、該カバ−材 本体1が取着部材16に結合固定され、同カバ−材本体1の両方の裏側に、両壁表 面材9の端縁部分が挟持されている。
【0015】
【考案の効果】
上述の如く、本考案の建築縁カバ−材においては、合成樹脂でなるカバ−材本 体の表面に金属箔が貼着されているため、表面に金属調の様相が現出されると共 に防火性能も向上されており、しかも、同金属箔の端縁部がカバ−材本体の裏側 へ折り返されて該端縁部が、同カバ−材本体の裏面に付設される軟質パッキン材 内に埋設固定されているため、該金属箔はその端縁部が強固に固定されて剥がれ 難く、又、同軟質パッキン材にて防水性が確保されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である建築縁カバ−材を示す
斜視図である。
【図2】同建築縁カバ−材の施工状態を示す断面図であ
る。
【図3】別の実施例である建築縁カバ−材を示す断面図
である。
【図4】更に別の実施例である建築縁カバ−材の施工状
態を示す断面図である。
【図5】更に別の実施例である建築縁カバ−材の施工状
態を示す断面図である。
【図6】本考案の従来例である建築縁カバ−材の施工状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 カバ−材本体 2 金属箔 3 端縁部 4 軟質パッキン材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂でなるカバ−材本体の表面に金
    属箔を貼着し、該金属箔の端縁部をカバ−材本体の裏側
    へ折り返して該端縁部を、同カバ−材本体の裏面に付設
    される軟質パッキン材内に埋設固定してなる建築縁カバ
    −材。
JP3539792U 1992-05-27 1992-05-27 建築縁カバ−材 Pending JPH0594449U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3539792U JPH0594449U (ja) 1992-05-27 1992-05-27 建築縁カバ−材

Applications Claiming Priority (1)

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JP3539792U JPH0594449U (ja) 1992-05-27 1992-05-27 建築縁カバ−材

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Publication Number Publication Date
JPH0594449U true JPH0594449U (ja) 1993-12-24

Family

ID=12440791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3539792U Pending JPH0594449U (ja) 1992-05-27 1992-05-27 建築縁カバ−材

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JP (1) JPH0594449U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007120050A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Matsushita Electric Works Ltd サイディング用役物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007120050A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Matsushita Electric Works Ltd サイディング用役物

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