JPH059437A - 白色塗料組成物及び白色塗装フイルム - Google Patents

白色塗料組成物及び白色塗装フイルム

Info

Publication number
JPH059437A
JPH059437A JP3259944A JP25994491A JPH059437A JP H059437 A JPH059437 A JP H059437A JP 3259944 A JP3259944 A JP 3259944A JP 25994491 A JP25994491 A JP 25994491A JP H059437 A JPH059437 A JP H059437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
white coating
white
film
coating composition
aromatic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3259944A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2842544B2 (ja
Inventor
Hiroshi Yasuno
弘 安野
Kohei Nakajima
紘平 中島
Mitsushi Taguchi
三津志 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP3259944A priority Critical patent/JP2842544B2/ja
Publication of JPH059437A publication Critical patent/JPH059437A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2842544B2 publication Critical patent/JP2842544B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】特定のポリイミドシロキサン、白色顔料、及
び、前記ポリイミドシロキサンを溶解する有機溶媒、さ
らに必要であればエポキシ樹脂とからなる白色塗料組成
物。また、、前記の白色塗料組成物が、芳香族ポリイミ
ドフィルムなどの耐熱性フィルム上に塗布され、加熱処
理されて形成された白色塗装層を有する白色塗装フィル
ム。 【効果】白色塗装フィルムは、バーコード印刷用に好適
に使用することができ、その白色塗装層が極めて耐熱性
であって白色度の高温耐久性に優れていると共に、極め
て柔軟であって耐熱性フィルムをカールさせることがほ
とんどなく、さらに、耐熱性フィルムとの接着性も高
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この出願の第1の発明は、特定の
ポリイミドシロキサン、白色顔料、及び、前記ポリイミ
ドシロキサンを溶解する有機溶媒、さらに必要であれ
ば、エポキシ樹脂からなる白色塗料組成物に係わるもの
である。また、この出願の第2の発明は、前記の白色塗
料組成物が、芳香族ポリイミドフィルムなどの耐熱性フ
ィルム上に塗布され、加熱処理されて形成された白色塗
装層を有する白色塗装フィルムに係わるものである。
【0002】前記の白色塗装フィルムは、バーコード印
刷用に好適に使用することができ、その白色塗装層が極
めて耐熱性であって白色度の高温耐久性に優れていると
共に、極めて柔軟であって耐熱性フィルムをカールさせ
ることがほとんどなく、さらに、耐熱性フィルムとの接
着性も高いものである。
【0003】
【従来技術の説明】従来、バーコード印刷用に好適に使
用することができる白色塗装フィルムは、ポリエステル
フィルム、芳香族ポリアミドフィルム、芳香族ポリイミ
ドフィルムなどの耐熱性フィルム上に、エポキシ樹脂、
ポリウレタン樹脂などの熱硬化性樹脂と白色顔料と有機
溶媒とからなる白色塗料組成物を塗布して、乾燥・熱処
理して白色塗装層を形成することによって製造されてい
た。
【0004】しかし、前記の公知の白色塗装フィルム
は、例えば、150℃以上の高温度の環境に長時間おか
れると、白色顔料が分散している熱硬化性樹脂(バイン
ダー)の硬化層からなる白色塗装層の樹脂自体が著しく
変色して白色塗装層の白色度が著しく低下してしまうと
いう欠点があり、また、前記の白色塗装層が、長期間を
経ると劣化してひび割れたり、耐熱性フィルムとの接着
力が低下したり、あるいは、その白色塗装層の形成にお
いて熱硬化する際に耐熱性フィルムをカールさせて、カ
ールした白色塗装フィルムとなってしまうと言う問題点
があった。
【0005】
【解決すべき問題点】この発明の目的は、前述の公知の
白色塗装フィルムにおける白色塗布層の種々の問題点を
同時に解消することができる白色塗料組成物を提供する
こと、および、その白色塗料組成物を耐熱性フィルムに
塗布して得られた前記問題点を有していない優れた白色
塗布層を有するバーコード印刷などに好適に使用できる
白色塗装フィルムを提供することである。
【0006】
【問題点を解決する手段】本願の第1の発明は、ビフェ
ニルテトラカルボン酸類を主成分とする芳香族テトラカ
ルボン酸成分と、下記一般式Iで示されるジアミノポリ
シロキサン及び芳香族ジアミンからなるジアミン成分と
を重合及びイミド化することにより得られたポリイミド
シロキサン、白色顔料、及び前記ポリイミドシロキサン
を溶解する有機溶媒からなることを特徴とする白色塗料
組成物に関する。
【0007】
【化2】 (式中、R及びRは2価の炭化水素残基を示し、R
〜Rは独立に炭素数1〜3のアルキル基又はフェニ
ル基を示し、nは2〜80の整数を示す。)
【0008】本願の第2の発明は、前記の白色塗料組成
物が耐熱性フィルム上に塗布され、乾燥・加熱処理され
て形成された白色塗装層を有することを特徴とする白色
塗装フィルムに関する。
【0009】この発明の組成物において使用されるポリ
イミドシロキサンは、2,3,3’,4’−ビフェニル
テトラカルボン酸、その酸二無水物又はその酸のエステ
ル化物、或いは、3,3’,4,4’−ビフェニルテト
ラカルボン酸、その二無水物又はその酸のエステル化物
であるビフェニルテトラカルボン酸類を主成分とする
(好ましくは50モル%以上、特に60〜100モル%
含有する)テトラカルボン酸成分と、前記の一般式Iで
示されるジアミノポリシロキサン(好ましくは40〜9
0モル%)及び芳香族ジアミン(好ましくは10〜60
モル%)からなるジアミン成分とから得られるポリイミ
ドシロキサンである。
【0010】前記のポリイミドシロキサンは、高分子量
のポリマーであることが好ましく、例えば、濃度;0.
5g/100ml(N−メチル−2−ピロリドン)であ
るポリマー溶液で、30℃の測定温度で測定した対数粘
度(ポリマーの重合度の程度を示す)が、0.05〜
3、特に0.1〜2程度であることが好ましく、また、
そのポリイミドシロキサンは、イミド化率(赤外線吸収
スペクトル分析法による『イミド結合』の割合)が、約
90%以上、特に95〜100%であって、IRチャー
トにおいて『アミド−酸結合』の吸収ピークが実質的に
見出されないものであることが好ましい。
【0011】前記のポリイミドシロキサンは、後述の有
機溶媒に対して3重量%以上、特に5〜40重量%の濃
度まで均一に溶解するという溶解性を充分に有してい
て、前記ポリイミドシロキサンと白色顔料と前記有機極
性溶媒とから比較的低粘度である白色塗料組成物(溶
液:塗布用のワニス)を容易に調製することができるも
のが好ましい。
【0012】前記のポリイミドシロキサンは、特に、
2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸、そ
の酸二無水物又はその酸のエステル化物である2,3,
3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸類を50モル
%以上、特に60〜100モル%程度含有するテトラカ
ルボン酸成分と、前記の一般式Iで示されるジアミノポ
リシロキサン40〜90モル%、特に50〜80モル%
程度及び芳香族ジアミン10〜60モル%、特に20〜
50モル%程度からなるジアミン成分とから得られるポ
リイミドシロキサンが、有機溶媒に対する溶解性に優れ
ていると共に、このポリイミドシロキサンからなるフィ
ルム(実際には白色塗装層)を形成した場合の柔軟性に
ついて優れているので好ましい。
【0013】この発明においては、ポリイミドシロキサ
ン中の『全ジアミン成分に基づく主鎖単位』に対する
『ジアミノポリシロキサンに基づく主鎖単位』の含有割
合が少なくなり過ぎると、そのようなポリイミドシロキ
サンの溶解性が低下したり、また、そのようなポリイミ
ドシロキサンの溶液を使用して耐熱性フィルム上に白色
塗装層を形成する際に、フィルムが大きくカールするよ
うになるので適当ではなく、一方、前記『ジアミノポリ
シロキサンに基づく主鎖単位』の含有割合が多くなり過
ぎると、ポリマーの耐熱性、機械的物性等が低下するの
で適当ではない。
【0014】前記ポリイミドシロキサンの製造法として
は、例えば、ビフェニルテトラカルボン酸類を主として
含有する芳香族テトラカルボン酸成分と、前記一般式I
で示されるジアミノポリシロキサン(式中nが3〜50
である)50〜80モル%、および芳香族ジアミン20
〜50モル%からなるジアミン成分とを、略等モル、有
機極性溶媒中で、120℃以上の高温に加熱して、一段
で重合及びイミド化することによってポリイミドシロキ
サンを製造する方法を挙げることができる。
【0015】この発明の組成物の調製においては、前述
のようにして芳香族テトラカルボン酸成分とジアミン成
分とを有機極性溶媒中で一段で重合およびイミド化して
得られたポリイミドシロキサンの重合溶液をそのまま使
用してもよく、また、その重合溶液をその重合溶媒と同
様の有機溶媒で適当な濃度に希釈したものを使用しても
よく、あるいは、前述の重合溶液から一旦粉末状のポリ
イミドシロキサンを析出させて単離し、単離されたポリ
イミドシロキサン粉末を有機溶媒に均一に溶解して調製
した溶液を使用することできる。
【0016】また、前記ポリイミドシロキサンの製造法
としては、前記の二成分を、略等モル、有機極性溶媒中
で、80℃以下の低い温度で重合してポリアミック酸
(ポリイミド前駆体)を生成させ、そのポリアミック酸
を適当な条件(化学イミド化、或いは、高温加熱による
イミド化)でイミド化して、ポリイミドシロキサンを製
造する方法も挙げることができる。
【0017】前記の芳香族テトラカルボン酸成分におい
て、全テトラカルボン酸成分に対して20モル%以下、
特に15モル%以下の割合で、ビフェニルテトラカルボ
ン酸類と共に使用することができる『他の芳香族テトラ
カルボン酸系化合物』としては、3,3’,4,4’−
ベンゾフェノンテトラカルボン酸、3,3’,4,4’
−ビフェニルエーテルテトラルボン酸、ピロメリット
酸、または、それらの酸の二無水物、あるいは、それら
の酸のエステル化物などを挙げることができる。
【0018】前記一般式Iで示されるジアミノポリシロ
キサンとしては、一般式I中のRが炭素数2〜6、特
に3〜5の『複数のメチレン基』、又はフェニレン基か
らなる2価の炭化水素残基であり、R〜Rがそれぞ
れ独立にメチル基、エチル基、プロピル基などの炭素数
1〜3のアルキル基、又は、フェニル基であることが好
ましく、さらに、nが4〜30、特に5〜20程度であ
ることが好ましい。
【0019】前記の一般式Iで示されるジアミノポリシ
ロキサンとしては、例えば、一般式II〜V(nが4〜
30)で示される化合物を好適に挙げることができる。
【0020】
【化3】
【0021】前記の芳香族ジアミンとしては、複数のベ
ンゼン環を有する芳香族ジアミン化合物が好ましく、例
えば、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,
4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミノ
ジフェニルスルホン、o−トリジン、o−ジアニシジン
などのベンゼン環を2個有する芳香族ジアミン化合物、
1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,
4−ビス(4−アミノフェニル)ベンゼンなどのベンゼ
ン環を3個有する芳香族ジアミン化合物、又は、ビス
〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホン、
2,2−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕プロパンなどのベンゼン環を4個有する芳香族ジア
ミン化合物を好適に挙げることができる。
【0022】また、前記の芳香族ジアミンとしては、ベ
ンゼン環2個以上有する芳香族ジアミン化合物と共に、
ベンゼン環を1個有する芳香族ジアミン化合物を併用す
ることも可能であり、そのようなベンゼン環1個の芳香
族ジアミン化合物としては、例えば、パラフェニレンジ
アミン、メタフェニレンジアミン、2,4−ジアミノト
ルエン、3,5−ジアミノ安息香酸、2,6−ジアミノ
安息香酸、3,5−ジアミノベンジルアクリレートなど
を挙げることができる。
【0023】この発明で使用されるポリイミドシロキサ
ンとしては、前記の一般式Iで示されるジアミノポリシ
ロキサン45〜90モル%、特に50〜80モル%程
度、前記の複数のベンゼン環を有する芳香族ジアミン3
〜55モル%、特に5〜50モル%程度、および、ジア
ミノ安息香酸等のベンゼン環1個の芳香族ジアミン1〜
40モル%、特に3〜30モル%程度からなるジアミン
成分と、2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボ
ン酸又は二無水物を60〜100モル%,特に80〜1
00モル%程度含有するテトラカルボン酸成分とから重
合及びイミド化によって得られた、カルボキシル基を有
する可溶性ポリイミドシロキサンが、充分な溶解性を有
し、耐熱性に優れていると共に、エポキシ樹脂と併用さ
れると耐熱性フィルムとの接着性が極めて優れているの
で特に好適である。
【0024】前記のエポキシ樹脂としては、エポキシ当
量が100〜1000程度であって、分子量が400〜
5000程度である液状又は粉体状のエポキシ樹脂が好
ましく、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビ
スフェノールF型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ
樹脂、グリシジルアミン型多官能エポキシ樹脂などを挙
げることができる。この発明の組成物では、耐熱性の点
から、ノボラック型エポキシ樹脂が最も適している。
【0025】この発明の組成物において使用する有機溶
媒としては、沸点が140〜250℃、特に150〜2
20℃程度であって、前記のポリイミドシロキサンを少
なくとも3重量%以上、特に5〜40重量%均一に溶解
することができる有機極性溶媒が好ましく、例えば、フ
ェノール系溶媒、アミド系溶媒(ピロリドン系溶媒、ホ
ルムアミド系溶媒、アセトアミド系溶媒など)、オキサ
ン系溶媒(ジオキサン、トリオキサンなど)、グライム
系溶媒(メチルジグライム、メチルトリグライムなど)
の有機極性溶媒を好適に挙げることができる。
【0026】前記の有機極性溶媒としては、例えば、ジ
メチルスルホキシド、ジエチルスルホキシドなどのスル
ホキシド系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、N,
N−ジエチルホルムアミドなどのホルムアミド系溶媒、
N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセ
トアミドなどのアセトアミド系溶媒、N−メチル−2−
ピロリドン、N−エチル−2−ピロリドン、N−ビニル
−2−ピロリドンなどのピロリドン系溶媒、メチルジグ
ライム、メチルトリクライムなどのグライム系溶媒、ヘ
キサメチレンホスホルアミド、γ−ブチルラクトン、シ
クロヘキサノンなど、あるいは、フェノール、o−、m
−又はp−クレゾール、キシレノール、ハロゲン化フェ
ノール(パラクロルフェノール、パラブロムフェノール
など)、カテコールなどのフェノール系溶媒などを挙げ
ることができ、これらの有機極性溶媒は、前述のポリイ
ミドシロキサンの製造の際の重合用溶媒としても使用さ
れる。
【0027】この発明の組成物において使用される有機
溶媒は、前述の有機極性溶媒にさらにキシレン、エチル
セロソルブ、ジオキサンなどが一部配合されていてもよ
い。
【0028】この発明の組成物において使用される白色
顔料としては、粒子径が約0.05〜2.0μm、特に
0.1〜1.0μm程度の白色のものであることが好ま
しく、例えば、酸化チタン(ルチル型酸化チタン、アナ
ターゼ型酸化チタンなど)、鉛白、亜鉛華、硫化亜鉛、
リトポンなどを好適に挙げることができる。この発明で
は、前記の白色顔料として、特にルチル型酸化チタンが
最も好適である。前記の白色顔料は、ポリイミドシロキ
サン100重量部に対して10〜100重量部、特に1
5〜50重量部程度の割合で使用することが好ましい。
【0029】この発明の組成物は、前述のポリイミドシ
ロキサンの濃度が、5〜50重量%、特に10〜40重
量%であることが好ましく、また、25℃の溶液粘度
(回転粘度)が、0.01〜10000ポイズ、特に
0.1〜1000ポイズである溶液組成物であることが
好ましい。この発明の組成物は、前述のポリイミドシロ
キサン、白色顔料、エポキシ樹脂、及び有機溶媒のほか
に、シリカ、タルクなどの透明性のある無機物質を粘度
調節用に加えてもよい。
【0030】この発明の組成物においては、前記のカル
ボキシル基を有する可溶性ポリイミドシロキサン100
重量部、白色顔料10〜60重量部、特に15〜50重
量部、エポキシ樹脂1〜50重量部、特に2〜40重量
部程度、そして、有機極性溶媒100〜500重量部か
らなる白色塗料組成物(液状)が、最も好ましい。
【0031】この発明の白色塗装フィルムは、この発明
の白色塗料組成物を、耐熱性フィルムの表面に、常温又
は加温下、回転塗布機、ディスペンサー又は印刷機など
を使用する方法で均一な厚さに塗布し、前記組成物から
なる塗布膜を形成し、次いで、その塗布膜を約50℃以
上、特に60〜250℃程度の温度で乾燥・熱処理する
ことにより、耐熱性フィルム上に白色塗装層が形成され
ているものである。
【0032】前記の耐熱性フィルムとしては、芳香族ポ
リイミドフィルム、芳香族ポリアミドフィルム、芳香族
ポリエステルフィルムなどを挙げることができ、特に、
芳香族ポリイミドフィルムが極めて高い耐熱性を有して
いるので好適である。前記の耐熱性フィルムは、厚さが
10〜150μm、特に15〜100μm程度であり、
柔軟性を有するものが好ましい。
【0033】前記の白色塗装層は、厚さが5〜100μ
m、特に10〜50μm程度であることが好ましい。そ
の白色塗装層は、白色度(後述の測定法による)が約6
0W以上、特に70〜95W程度であることが好まし
く、さらに、黒色インキでバーコードなどを容易に印刷
できることが好ましい。
【0034】この発明の白色塗装フィルムは、白色塗装
層が形成されている耐熱性フィルム表面の裏面に適当な
耐熱性の粘着層(厚さ5〜50μm、特に10〜30μ
m程度)が形成されており、さらに剥離紙が貼り合わさ
れていてもよい。
【0035】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げ、この発明を
さらに詳しく説明する。実施例および比較例における各
試験法は、以下のとおりである。ポリイミドシロキサン
の溶解性は、ポリイミドシロキサン粉末0.2gを、2
0℃で、メチルジグライム0.8gに添加し、放置し
て、その溶解の状態を観察して、1時間以内に溶解した
場合を◎、1日間以内に溶解した場合を○、単にポリマ
ー中に溶媒が一部膨潤するのみである場合を△、およ
び、1週間でも全く不溶の場合を×で示した。
【0036】ポリイミドシロキサンの熱分解開始温度
は、デュポン951熱重量測定装置で測定した。
【0037】ポリイミドシロキサンの機械的強度は、ガ
ラス板上に100μmのスペーサーを枠として配置し
て、そのガラス板上にポリマー濃度:30重量%のポリ
マー溶液を流延して薄膜を形成し、その薄膜を、80℃
で30分間、150℃で30分間、200℃で30分
間、乾燥および熱処理して、厚さ約50μmのフィルム
を形成して、そのポリイミドシロキサンフィルムについ
て、万能型引張試験機(オリエンテック社製、テンシロ
ン UTM−11−20)で、破断強度、伸び率、初期
弾性を測定した。
【0038】白色塗料組成物を芳香族ポリイミドフィル
ムに塗布した場合の反り試験は、厚さ50μmの芳香族
ポリイミドフィルム(宇部興産(株)製、UPILEX
S−50)上に、厚さ50μmのPET製のスペーサ
を配置して、そして、そのスペーサで囲まれた範囲内に
前記の白色塗料組成物(溶液組成物)をラボラトリーコ
ーティングロッドでバーコートして、前記組成物の塗布
層を形成し、最後に、前記の基板上の塗布層を80℃で
30分間、150℃で30分間、及び、200℃で30
分間、乾燥及び加熱処理(ベーク)して、白色塗装層
(平均厚さ:20μm)を形成し、そして、白色塗装層
の形成された白色塗装フィルム(長さ:100mm×
幅:50mm)について『反りの曲率半径』を測定し
た。
【0039】白色塗装フィルムにおける耐熱性フィルム
と白色塗装層との接着性は、碁盤目試験法により行っ
て、白色塗装層に切り込みをして100個の碁盤目を形
成した後、その上に粘着テープを粘着させ粘着テープを
剥がすことによっても剥離しない碁盤目の数の割合
(%)で示した。
【0040】白色塗装フィルムにおける白色塗装層の耐
熱白色度は、その白色塗装フィルムを100℃、200
℃、220℃、250℃、および、260℃の温度で6
0分間それぞれ保持した(220℃の温度では150分
間保持することも行った)後に、各白色塗装フィルムの
白色塗装層について白色度測定のための測色色差計(日
本電色工業(株)製、ND−1001 DP型)によっ
て測定した白色度(W)で示した。
【0041】参考例1 〔ポリイミドシロキサンAの製造〕容量2リットルのガ
ラス製のセパラブルフラスコに、2,3,3’,4’−
ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(a−BPDA)
14.71(50ミリモル)と、N−メチル−2−ピロ
リドン(NMP)100gとを入れてa−BPDAを溶
解させ、そして、その溶液を室温で攪拌しながら、ジア
ミノポリシロキサン(DAPS)〔信越シリコン(株)
製、X−22−161AS、R及びR:−(C
−、R〜R:全てメチル基、n=9〕3
0.803g(35ミリモル)とメチルジグライム10
0gとからなる溶液を約30分間で加え、重合温度19
0℃で窒素ガスを通じながら、しかも、メチルジグライ
ムを還流させて水を除去しながら4時間、重合反応させ
て、さらにその反応液を一旦室温に戻して攪拌しなが
ら、
【0042】その冷却された反応液に、(a) 2,2
−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロ
パン(BAPP)3.078g(7.5ミリモル)と、
(b) 3,5−ジアミノ安息香酸(DABA)1.1
14g(7.5ミリモル)と、(c) NMP47.9
gとからなる溶液を30分間で滴下しながら加えて、反
応温度200〜210℃で3時間反応させて、
【0043】最後に、その反応液を20リットルのメタ
ノール中に添加して、ディスパーサーを用いて30分間
で析出させ、ポリマー濾過してポリマー粉末を単離し、
そして、そのポリマー粉末について『10リットルのメ
タノール中でディスパーサーを用いる10分間の洗浄』
を2回行い、さらに、60℃で8時間真空乾燥してポリ
イミドシロキサンAの粉末43.87gを得た。
【0044】前述のようにして得られたポリイミドシロ
キサンは、収率が92重量%であり、対数粘度(30
℃)が、0.18であり、イミド化率が、実質的に10
0%であった。このポリイミドシロキサンAのその他の
物性を第1表に示す。
【0045】参考例2 〔ポリイミドシロキサンBの製造〕2,2−ビス〔4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン(BAP
P)の使用量および3,5−ジアミノ安息香酸(DAB
A)の使用量を第1表に示すように変えたほかは、参考
例1と同様にして、ポリイミドシロキサンBの粉末4
4.3gを製造した。このポリイミドシロキサンBの物
性を第1表に示す。
【0046】参考例3 〔ポリイミドシロキサンCの製造〕容量2リットルのガ
ラス製のセパラブルフラスコに、a−BPDA:14
7.2g(500ミリモル)と、NMP:1274gと
を入れてa−BPDAを溶解させ、そして、その溶液を
室温で攪拌しながら、DAPS:304.9g(34
6.5ミリモル)とメチルジグライム530gとからな
る溶液を30分間で加え、重合温度190℃で窒素ガス
を通じながら、しかも、メチルジグライムを還流させて
水を除去しながら、3時間、重合反応させて、さらにそ
の反応液を一旦室温に戻してその冷却された反応液に、
BAPP:62.19g(151.25ミリモル)とN
MP500gとの溶液を30分間で滴下し攪拌しながら
加えて、温度200〜210℃で6時間反応させたほか
は参考例1と同様にして、ポリイミドシロキサンCの粉
末428.9gを得た。
【0047】前述のようにして得られたポリイミドシロ
キサンCは、対数粘度(30℃)が0.24であり、イ
ミド化率が実質的に100%であった。このポリイミド
シロキサンのその他の物性を第1表に示す。
【0048】参考例4〜5 〔ポリイミドシロキサンD及びEの製造〕芳香族テトラ
カルボン酸成分として、第1表に示す種類の芳香族テト
ラカルボン酸化合物を使用し、ジアミン成分として、第
1表に示す種類及び量(モル比)のジアミノポリシロキ
サンとを使用したほかは、実施例1と同様にして、ポリ
イミドシロキサン(イミド化率:95%以上)D及びE
をそれぞれ製造した。それらのポリイミドシロキサンD
及びEについて、対数粘度、耐熱性、溶解性などを第1
表にそれぞれ示す。
【0049】なお、参考例4及び5で得られたポリイミ
ドシロキサンD及びEは、実質的にNMP、ジオキサン
などの有機溶媒に不溶性であるので、白色塗料組成物を
調製することができず、従って、それらによる白色塗装
フィルムを形成することもできなかった。
【0050】なお、第1表において使用された略記号
は、下記の意味を有している。 a−BPDA;2,3,3’,4’−ジフェニルテトラ
カルボン酸二無水物 PMDA ;ピロメリット酸二無水物 BTDA ;3,4,3’,4’−ベンゾフェノンテト
ラカルボン酸二無水物 BAPP ;2,2−ビス〔4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル〕ベンゼン DAPS ;ジアミノポリシロキサン(X−22−16
1AS)
【0051】
【表1】
【0052】実施例1 〔白色塗料組成物(溶液組成物)の調製〕前述のように
して製造したポリイミドシロキサンA:100重量部を
常温でメチルジグライム163重量部中に溶解してポリ
イミドシロキサンAがメチルジグライム中に均一に溶解
しているポリマー濃度30重量%のポリイミドシロキサ
ン溶液を調製し、次いで、その溶液にエポキシ樹脂(ノ
ボラック型エポキシ樹脂)18重量部、及び白色顔料
(ルチル型酸化チタン、平均粒子径:0.25μm)2
4重量部を添加して、白色塗料組成物を調製した。 前
記組成物は、25℃で、3500センチポイズの溶液粘
度(回転粘度)を有していた。
【0053】〔白色塗料組成物の塗布操作:白色塗装層
の形成〕厚さ50μmである芳香族ポリイミドフィルム
(宇部興産(株)製、UPILEXS−50)上に、厚
さ60μmのポリエチレンフタレート(PET)製のス
ペーサを配置して、そして、そのスペーサで囲まれた範
囲内に前記白色塗料組成物をグラビアロールで塗布し
て、前記組成物の塗布層を形成し、最後に、前記の耐熱
性フィルム上の塗布層を100℃で10分間、150℃
で30分間、乾燥及び加熱処理(ベーク)して、白色塗
装層(平均厚さ:25μm)を形成して、白色塗装フィ
ルムを製造した。
【0054】前記の白色塗装フィルムは、カールが実質
的にないものであり、白色塗装層と芳香族ポリイミドフ
ィルムとの間の接着性が、碁盤目試験(粘着テープによ
る剥離)によるとまったく問題がなく、両者がしっかり
接着されていた。別に行った反り試験(カール性の試
験)において、白色塗装フィルムは、『反りの曲率半
径』が150mm以上であり、反り(カール)が実質的
に無い状態(反り無し)であった。
【0055】前記の白色塗装フィルムについて、耐熱白
色度に関する試験の結果を各温度毎に第2表に示す。前
記の白色塗装フィルムは、第2表によれば、100〜2
60℃までの高温域での耐熱白色度(白色度が低下しな
い性能を示す)が高いレベルを保持しており極めて耐熱
性があることが明らかである。
【0056】実施例2〜3 〔白色塗料組成物の塗布操作:白色塗装層の形成〕前述
のポリイミドシロキサンBおよびCを含有する第2表に
示す組成の白色塗料組成物を調製した。
【0057】各組成物を使用したほかは、実施例1と同
様にして、耐熱性フィルム上に塗布操作を行って白色塗
装フィルムを製造した。その白色塗装フィルムについ
て、その状態の良否を観察し、さらに、別に反り試験、
耐熱白色度試験などを行い、それらの結果(塗布操作の
良否、反り曲率半径、耐熱白色度など)を第2表に示
す。
【0058】実施例4 白色塗料組成物の調製において、参考例1で製造したポ
リイミドシロキサンAを使用し、そして、有機溶媒とし
て、沸点216℃のメチルトリグライムを使用したほか
は、実施例1と同様にして、白色塗料組成物を調製し
た。その組成物は、25℃の溶液粘度(回転粘度)が4
000センチポイズであった。
【0059】前記組成物を使用し、芳香族ポリイミドフ
ィルム(実施例1と同じ)にスクリーン印刷法(200
メッシュでスクリーン厚さ81μm、膜厚16μmのス
テンレススクリーンを使用する)で塗布を行い、さら
に、その塗布膜の乾燥及び熱処理条件を、100℃で1
0分間、150℃で30分間、さらに200℃で30分
間としたほかは、実施例1と同様にして芳香族ポリイミ
ドフィルム上に白色塗装層(平均厚さ:20μm)を形
成し、白色塗装フィルムを製造した。前記のスクリーン
印刷は良好に行うことができ、また、白色塗装フィルム
は、実施例1と同様にカールが実質的にないものであ
り、該白色塗装層と前記耐熱性フィルムとの間の接着性
も良好であった。
【0060】また、前記溶液組成物を使用して別に行っ
た反り試験において、白色塗装層の形成された白色塗装
フィルムは、『反りの曲率半径』が150mm以上であ
り、反りが実質的にない状態(反り無し)であった。前
記の白色塗装フィルムについて白色塗装層の性状などを
第2表に示す。
【0061】
【表1】
【0062】
【表2】
【0063】
【本発明の作用効果】この発明の白色塗料組成物は、ジ
アミノポリシロキサンに基づく構成単位を有している柔
軟なポリイミドシロキサンがベースレジンとなってい
て、そのベースレジンが有機溶媒(特にメチルジグライ
ム、メチルトリグライム)に均一に溶解していて、さら
に白色顔料が分散している安定な溶液組成物である。こ
の白色塗料組成物を耐熱性フィルムに塗布し、乾燥・加
熱処理して、耐熱性が高いと共に、耐熱白色度が高く、
そして、柔軟性のある白色塗装層が耐熱性フィルム上に
形成されている白色塗装フィルムを容易に製造すること
ができる。
【0064】この発明の白色塗装フィルムは、耐熱性フ
ィルムと白色塗装層とがしっかりと接着されていると共
に、カールが実質的に生じていないものであり、そし
て、260℃付近高温まで高いレベルの白色度を保持し
ている白色塗装層を有する優れたものである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 183/10 PMT 6939−4J

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビフェニルテトラカルボン酸類を主成分
    とする芳香族テトラカルボン酸成分と、下記一般式Iで
    示されるジアミノポリシロキサン及び芳香族ジアミンか
    らなるジアミン成分とを重合及びイミド化することによ
    り得られたポリイミドシロキサン、白色顔料、及び前記
    ポリイミドシロキサンを溶解する有機溶媒からなること
    を特徴とする白色塗料組成物。 【化1】 (式中、R及びRは2価の炭化水素残基を示し、R
    〜Rは独立に炭素数1〜3のアルキル基又はフェニ
    ル基を示し、nは2〜80の整数を示す。)
  2. 【請求項2】 芳香族ジアミンとして安息香酸ジアミン
    と他の芳香族ジアミンとが併用されて得られたポリイミ
    ドシロキサンが配合されている請求項1に記載されてい
    る白色塗料組成物。
  3. 【請求項3】 エポキシ樹脂が配合されている請求項1
    に記載されている白色塗料組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1に示される白色塗料組成物が耐
    熱性フィルム上に塗布され、乾燥・加熱処理されて形成
    された白色塗装層を有することを特徴とする白色塗装フ
    ィルム。
JP3259944A 1991-07-05 1991-07-05 白色塗料組成物及び白色塗装フィルム Expired - Fee Related JP2842544B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3259944A JP2842544B2 (ja) 1991-07-05 1991-07-05 白色塗料組成物及び白色塗装フィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3259944A JP2842544B2 (ja) 1991-07-05 1991-07-05 白色塗料組成物及び白色塗装フィルム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH059437A true JPH059437A (ja) 1993-01-19
JP2842544B2 JP2842544B2 (ja) 1999-01-06

Family

ID=17341093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3259944A Expired - Fee Related JP2842544B2 (ja) 1991-07-05 1991-07-05 白色塗料組成物及び白色塗装フィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2842544B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8288471B2 (en) 2010-10-18 2012-10-16 Taimide Technology, Inc. White polyimide film and manufacture thereof
US8759440B2 (en) * 2006-07-31 2014-06-24 Hitachi Chemical Company, Ltd. Heat-resistant resin paste
JP2014151554A (ja) * 2013-02-08 2014-08-25 Uacj Foil Corp アルミニウム・樹脂積層材および該積層材を含む包装材
WO2016183288A1 (en) * 2015-05-13 2016-11-17 Avery Dennison Corporation Labels and tags for high temperature applications
JP2018002802A (ja) * 2016-06-29 2018-01-11 日立化成株式会社 ポリアミドイミド樹脂組成物及び塗料
US10221543B2 (en) 2015-12-21 2019-03-05 Seiki Koei Corporation Attachment pin assembly

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8759440B2 (en) * 2006-07-31 2014-06-24 Hitachi Chemical Company, Ltd. Heat-resistant resin paste
US8288471B2 (en) 2010-10-18 2012-10-16 Taimide Technology, Inc. White polyimide film and manufacture thereof
JP2014151554A (ja) * 2013-02-08 2014-08-25 Uacj Foil Corp アルミニウム・樹脂積層材および該積層材を含む包装材
WO2016183288A1 (en) * 2015-05-13 2016-11-17 Avery Dennison Corporation Labels and tags for high temperature applications
US9792837B2 (en) 2015-05-13 2017-10-17 Avery Dennison Corporation Labels and tags for high temperature applications
CN107690682A (zh) * 2015-05-13 2018-02-13 艾利丹尼森公司 用于高温应用的标签和标记
US10221543B2 (en) 2015-12-21 2019-03-05 Seiki Koei Corporation Attachment pin assembly
JP2018002802A (ja) * 2016-06-29 2018-01-11 日立化成株式会社 ポリアミドイミド樹脂組成物及び塗料

Also Published As

Publication number Publication date
JP2842544B2 (ja) 1999-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5252703A (en) Polyimidosiloxane resin and composition thereof and method of applying same
US5747625A (en) Silicate group-containing polyimide
JPH10182820A (ja) ポリイミド前駆体組成物及びポリイミド膜
JPH0749482B2 (ja) 低吸湿性かつ高接着性のシリコン含有ポリイミド及びその前駆体の製造方法
JPH01131241A (ja) 熱的寸法安定性にすぐれたポリアミド酸及びそれからなるポリイミドの製造方法
EP0393638B1 (en) Thermosetting resin compostion and thermosetting dry film
JP2923007B2 (ja) 溶媒可溶性ポリイミド、その製造法及びカラーフィルター用材料
JP2865198B2 (ja) 高分子膜を有するフレキシブル配線板
JP2842544B2 (ja) 白色塗料組成物及び白色塗装フィルム
JPH0748452A (ja) 低熱伝導率ポリイミドシロキサンフィルム
JP2597215B2 (ja) ポリイミドシロキサン組成物および固化膜
JPH0532950A (ja) 耐熱性接着剤
JP2730652B2 (ja) 保護塗膜被覆配線部材及びその製法
JP3201363B2 (ja) 屈曲部付き柔軟性配線板および保護塗膜材
CN114573811A (zh) 一种酰亚胺浆料、其合成方法以及含有该酰亚胺浆料的组合物
JP3855327B2 (ja) ポリイミド系コーティング材料
JP2004149777A (ja) 熱硬化性基を含有する透明ポリイミドシリコーン樹脂
JP3989650B2 (ja) ポリイミドフィルム
JP3487022B2 (ja) ポリアミック酸組成物
JP2597214B2 (ja) 塗膜形成用のポリイミドシロキサン組成物および膜
JPH0670136B2 (ja) 変性ポリイミド組成物の製法
JP2865197B2 (ja) フレキシブル配線板
JPH0288677A (ja) ポリイミドシロキサン組成物および膜
JPH1149857A (ja) 熱的寸法安定性のすぐれたポリイミドの製法
JPH0888461A (ja) 屈曲部付き配線板の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees