JPH0594034U - 多機能受信装置 - Google Patents

多機能受信装置

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JPH0594034U
JPH0594034U JP4327592U JP4327592U JPH0594034U JP H0594034 U JPH0594034 U JP H0594034U JP 4327592 U JP4327592 U JP 4327592U JP 4327592 U JP4327592 U JP 4327592U JP H0594034 U JPH0594034 U JP H0594034U
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良次 蒲生
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両への取付が簡単でスペースを取らないよ
うにし、コストも安価にする。 【構成】 車両のイグニッションキーを回してACCス
イッチ13をオンすると、ACC電源が立ち上がり、フ
ロントエンド切換器12が分配器47の出力を第2フロ
ントエンド54側に切り換える。一方、ACC電源の立
ち上がりにより受信制御部58は受信動作を開始し、前
回ACC電源がたち下がる直前の受信局に係る周波数制
御データをPLL回路55へ出力して、第2フロントエ
ンド54を該受信局に同調させる。従って、車載アンテ
ナ41で受波された放送電波は、分配器47を経て、第
2フロントエンド54に入力される。ACCスイッチ1
3がオフのとき、分配器47の出力はフロントエンド切
替器12により第1フロントエンド48に切り換えら
れ、車載アンテナ41で受波された手元操作器40から
の電波は分配器47を経て、第1フロントエンド48に
入力される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は多機能受信装置に関し、特にカーセキュリティのように手元操作器か ら送信される指令コードを受信する受信部と電波放送を受信する受信部とを車の イグニッションスイッチに連動して切り換える多機能受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両にはカーラジオやカーセキュリティシステム等、種々の車載危機が装備さ れている。図4は従来のカーラジオの全体構成図であり、車載アンテナ1で受波 されたHF帯、VHF帯などの受波信号はカーラジオ本体2のアンテナ入力端子 ANT−INに入力される。カーラジオ本体2では、アンテナ受波信号がフロン トエンド(F/E)3に入力されて、RF増幅、希望局に対する同調、中間周波 信号(IF信号)への変換がなされる。中間周波信号は中間周波増幅回路(IF )4で増幅されたあと復調回路5で音声信号の復調がなされる。そして、アンプ 6で音声信号が増幅されて、スピーカ出力端子SP−OUTよりスピーカ7へ出 力される。
【0003】 カーラジオ本体2に設けられた操作部8で受信周波数の可変操作がなされると 、マイクロコンピュータ9が周波数制御データをPLL回路10へ出力し、該P LL回路10より対応する周波数制御電圧をフロントエンド3へ出力させる。周 波数制御電圧を入力したフロントエンド3は局部発信回路が発信周波数を変えて 、同調周波数を新たな希望局に変える。マイクロコンピュータ9は表示部11に 現在の受信周波数を表示させる。
【0004】 図5は、従来のカーセキュリティシステムの全体構成図であり、手元操作器2 0、車載アンテナ21、セキュリティシステム本体22、ドアロック装置23、 パワーウインド装置24、ライトドライバ25、ブザー26、サイレン27等を 有している。セキュリティシステム本体22には図示しないドアセンサ、ショッ クセンサ、モーションセンサ、キーセンサ等の各種センサが接続されている。
【0005】 手元操作器20はアーム/ディスアーム操作がされると、アーム/ディスアー ム指令コードをPCM変調とFM変調し、UHF帯の電波に乗せて送信する。こ のリモコン送信電波は車載アンテナ21で受波され、セキュリティシステム本体 22のアンテナ入力端子ANT−INに入力される。セキュリティシステム本体 22に入力された受波信号は、フロントエンド(F/E)28に入力されて、R F増幅、同調、中間周波信号(IF信号)への変換がなされる。中間周波信号は 中間周波増幅回路(IF)29で増幅されたあと復調回路30で復調がなされる 。そして、復調回路30で復調された受信信号はデコーダ31に入力されてアー ム/ディスアーム指令コードの複号がなされ,カーセキュリティ制御手段として のマイクロコンピュータ32に入力される.マイクロコンピュータ32はアーム /ディスアーム指令コードが入力されると、予め、使用者により操作部33で設 定された登録コードと照合し、一致すれば、アーム指令コードのときは一定条件 下でアーム状態となり、ディスアーム指令コードのときはディスアーム状態とな る。
【0006】 アーム状態となるとき、マイクロコンピュータ32は表示部34にアーム状態 の表示を行い、ドアロック指令をドアロック装置23へ出力してドアをロックさ せ、ウインド閉指令をパワーウインド装置24へ出力してドアウインドを閉じさ せ、一定時間だけブザー駆動信号をブザー26へ出力してブサーを鳴らすと共に 、一定時間だけウインカ点滅信号をライトドライバ25へ出力してウインカを点 滅させ、使用者にアーム状態となったことを知らせる。逆に、ディスアーム状態 となるとき、マイクロコンピュータ32は表示部34のアーム状態表示を消灯し 、ドアアンロック指令をドアロック装置23へ出力してブザーを鳴らすと共に、 一定時間だけウインカ点滅信号をライトドライバ25へ出力してウインカを点滅 させ、使用者にディスアーム状態となったことを知らせる。
【0007】 アーム状態下で、ショックセンサが車両に対するショックを検出したり、モー ションセンサが車両の振動や移動を検出したりすると、マイクロコンピュータ3 2は異常有りと判断し、サイレン駆動信号をサイレン27へ出力し、サイレンを 鳴らすと共に、ヘッドランプ点滅信号をライトドライバ25へ出力してヘッドラ ンプを点滅し、周囲の人に警報を発する。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のカーラジオとセキュリティシステムでは、カー ラジオ本体2とセキュリティシステム本体22が全く別個の筺体14と36で構 成されており、車両への取付作業が面倒であると共に、スペースを取り、更に各 々の受信用のアンテナを別々に取り付けねばならないので、コストがかかる問題 があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題は本考案によれば、所定の指令コードを送信する手元操作器からの送 信信号を車載アンテナを介して受信可能な第1の受信手段と、該車載アンテナを 介して電波放送を受信可能な第2の受信手段と、車両のイグニッションスイッチ のオン・オフに連動して前記車載アンテナに前記第1の受信手段と第2の受信手 段を選択的に接続する切り換え手段とを備えることで解決される。
【0010】
【作用】
上記構成の多機能受信装置においては、車両のイグニッションスイッチのオン ・オフに連動して切り換え手段が共通の車載アンテナに対する第1の受信手段と 第2の受信手段の接続を切り換えるので、共通の車載アンテナを通じて手元操作 からの指令コード信号と放送信号とを選択的に受信することが出来る。
【0011】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例に係わるカーセキュリティ機能付カーラジオの全体 構成図である。
【0012】 40は手元操作器であり、使用者がテンキー40Aで暗唱コードを入力し、ア ームボタン40Bを押すと、暗証コードが所定のPCM変調とFM変調されて、 UHF帯の電波に乗せて送信される。ここで、暗証コードはアーム指令コードと ディスアーム指令コード兼用であり、いずれの指令かは後述する多機能カーラジ オ本体側で識別される。41は車載アンテナであり、ラジオ放送に係るHF帯と VHF帯、リモコンに係るUHF帯の電波を受波可能である。42はドアロック 装置であり、後述するカーセキュリティ制御部の制御に従いドアロックまたはド アアンロック動作を行う。43はスピーカであり、後述するアンプから入力した オーディオ信号を再生する。44はライトドライバであり、カーセキュリティ制 御部の制御に従いライトを点灯する。45はパワーウインドウ装置であり、カー セキュリティ制御部の制御に従いウインドガラスの開・閉を行う。
【0013】 46は多機能ラジオ本体であり、アンテナ入力端子ANT−INに車載アンテ ナ41、ドア出力端子DR−OUTにドアロック装置42、スピーカ出力端子S P−OUTに音響出力手段としてのスピーカ43、センサ入力端子SEN−IN 1、SEN−IN2、…にドアセンサ、ショックセンサ、モーションセンサ、キ ーセンサ等の各種センサ、ライト出力端子L−OUTにライトドライバ44、ウ インド出力端子WD−OUTにパワーウインド装置45が接続されている。
【0014】 47はアンテナ入力端子ANT−INと接続された分配器であり、アンテナ受 波信号をHF帯及びVHF帯と、UHF帯に分配する。48は分配器47よりU HF帯のアンテナ受波信号を入力し、RF増幅、同調、周波数変換を行う第1フ ロントエンド(F/E)であり、同調周波数は固定されている。49は第1フロ ントエンド48から出力された中間周波数信号を増幅する中間周波増幅回路、5 0は中間周波信号にFM検波を行い受信信号の復調を行う復調回路、51は復調 された受信信号をデコードして暗証コードの復号を行うデコーダ、52はマイコ ン構成のカーセキュリティ制御部、53は音響信号の増幅を行うアンプである。
【0015】 カーセキュリティ制御部52はデコーダ51から暗証コードを入力すると、予 め、内部メモリに登録してある登録コードと照合し、一致したとき、それまでデ ィスアーム状態であればアーム指令コードの入力として扱い、一定条件下でアー ム状態となり、ドアロック装置42に対しドアロック指令を出力してドアロック させると共にパワーウインド装置45に対しウインド閉指令を出力してドアウイ ンドを閉じさせ、セキュリティ動作音信号の一例である一定周波数の確認音信号 を一定時間発生してアンプ53へ出力すると共にライトドライバ44に対し一定 時間、ウインカ点滅信号を出力してウインカを点滅させる。反対にそれまでアー ム状態であればディスアーム指令コードの入力として扱って無条件にディスアー ム状態となり、ドアロック装置42に対しドアアンロック指令を出力してドアを アンロックさせ、また、一定周波数の確認音信号を一定時間発生し、アンプ53 へ出力するとともにライトドライバ44に対し一定時間、ウインカ点滅信号を出 力してウインカを点滅させる。また、カーセキュリティ制御部52はアーム状態 下でショックセンサ、モーションセンサ等のセンサ出力を監視し、異常が発生す るとセキュリティ動作音信号の一例である警報音信号を発生し、アンプ53へ出 力するとともに、ライトドライバ44に対しヘッドランプ点滅信号を出力してヘ ッドランプを点滅させる。また、アーム状態になるとき、カーセキュリティ制御 部52は後述する表示部にアーム状態の表示を行わせる。
【0016】 アンプ53は、アーム状態下においては確認音信号や警報音信号のセキュリテ ィ動作音信号を入力して増幅した後スピーカ43へ出力し、ディスアーム状態下 においては後述する復調回路から音声信号を入力して増幅したあとスピーカ43 へ出力する。
【0017】 54は分配器47よりHF帯とVHF帯のアンテナ受波信号を入力し、RF増 幅、同調、周波数変換を行う第2フロントエンド(F/E)であり、同調周波数 はPLL回路55から入力する周波数制御電圧に従い可変する。56は第2フロ ントエンド54から出力された中間周波信号を増幅する中間周波増幅回路、57 は中間周波信号の復調を行い音声信号をアンプ53へ出力する復調回路、58は マイコン構成の受信制御部、59は受信周波数やアーム状態の表示をしたり、使 用者が入力した登録コードの確認表示を行う表示部、60は受信周波数の可変操 作や暗証コードの設定操作を行う操作部である。
【0018】 受信制御部58は、ACCスイッチ13が閉じてACC電源が立ち上がると、 ラジオの受信動作を開始させ、逆に、ACCスイッチ13が開いてACC電源が 落ちるとラジオの受信動作を停止させる。また、受信制御部58はラジオの受信 動作中に操作部60で受信周波数の可変操作がなされると、該可変操作に従い、 新たな周波数制御データをPLL55へ出力して、それまでとは異なる周波のと き、変更後の受信周波数を表示部59に表示させる。また、操作部60のテンキ ーを用いて暗証コードの入力操作がなされると、表示部59に入力コードを表示 させるとともに、登録キーが押圧されると、暗証コードをカーセキュリティ制御 部52へ転送するとともにコード表示を消す。暗証コードを入力したカーセキュ リティ制御部52は内部メモリに登録コードとして登録する。
【0019】 12はACCスイッチ13の開閉に連動して分配器47から出力されたアンテ ナ受波信号を選択的に第1のフロントエンド48と第2のフロントエンド54と に出力するフロントエンド切換器である。
【0020】 61は電源手段としての電源回路であり、バッテリ電源VBから所定の直流安 定化電源を作成し、多機能ラジオ本体46の各部に供給する。62は車両のボデ ィ所定箇所に取り付けられる筐体であり、多機能ラジオ本体46を構成する各種 電気回路を内蔵する。
【0021】 図2と図3は多機能ラジオ本体46の動作を示す流れ図であり、以下、これら の図に従って説明する。なお、予め、ディスアーム状態となっており、キーシリ ンダにイグニッションキーはなく、ACCスイッチ13はオフしているものとす る。
【0022】 運転者がキーシリンダにイグニッションキーを差し込み、回してACCスイッ チ13をオンすると、ACC電源が立ち上がる(ステップ101)。すると、フ ロントエンド切換器12が分配器出力を第2フロントエンド54側に切り換える (ステップ102)。一方、ACC電源の立ち上がりにより受信制御部58は受 信動作を開始し、前回ACC電源が立ち下がる直前の受信局に係る周波数制御デ ータをPLL回路55へ出力して、対応する周波数制御電圧を出力させ、第2フ ロントエンド54を該受信局に同調させるとともに、表示部59に受信周波数の 表示を行わせる(ステップ103)。車載アンテナ41で受波されたHF帯また はVHF帯の放送電波は、多機能ラジオ本体46の分配器47を経て、第2フロ ントエンド54に入力される。第2フロントエンド54はRF増幅、希望放送局 に対する同調、周波数変換を行い、中間周波信号を出力する。この中間周波信号 は中間周波増幅回路56で増幅された後スピーカ41へ出力され、音響再生され る。これにより、運転者はラジオ放送を聴取できる。
【0023】 操作部60で受信周波数の可変操作がなされると(ステップ104)、受信制 御部58は新たな周波数制御データをPLL回路55へ出力して、それまでとは 異なる周波数制御電圧を発生させ、第2フロントエンド54の同調周波数を変更 させる(ステップ105)。このとき、変更後の受信周波数を表示部59に表示 させる。これにより、運転者は他のラジオ放送を聴取することができる。また、 操作部60のテンキーを用いて暗証コードの入力操作がなされたとき、受信制御 部58は表示部59に表示させ(ステップ106、107)、登録キーが押圧さ れると、暗証コードをカーセキュリティ制御部52へ転送し、カーセキュリティ 制御部52をして内部メモリに登録させ(ステップ108、109)、コード表 示を消す(ステップ110)。
【0024】 運転者が車両を離れるため、まず、イグニッキョンキーを回してACCスイッ チ13をオフすると、受信制御部58はラジオの受信を停止させる(ステップ1 11、112)。ついで、フロントエンド切り換え手段12が、分配器出力を第 1フロントエンド48に切り換える(ステップ113)。そして、キーシリンダ からキーを抜くと、キーセンサ出力がキー無しを示す。
【0025】 運転者が車両を降り、ドアを閉めると、ドアセンサ出力がドア閉を示す。この 状態で手元操作器40のテンキー40Aで暗証コードを入力し、アームボタン4 0Bを押圧すると、該暗証コードがアーム指令コードとして、PCM変調及びF M変調されてUHF帯の所定周波数の電波に乗せて送信される。送信された電波 は車載アンテナ41で受波され、多機能ラジオ本体46の分配器47を経て第1 フロントエンド48に入力される。第1フロントエンド48はRF増幅、同調、 周波数変換を行い、中間周波信号を出力する。中間周波信号は中間周波増幅回路 49で増幅されたあと復調回路50でPCM信号に復調される。そしてデコーダ 51で暗証コードの復号がなされ、カーセキュリティ制御部52に入力される。
【0026】 カーセキュリティ制御部52は暗証コードの入力があると、内部メモリに登録 した登録コードと一致するか判断し(ステップ114、115)、一致するとき 、それまで、ディスアーム状態なので、アーム指令コードの入力として扱い、A CC、キーセンサ出力、ドアセンサ出力をチェックして、ACC電源が落ち、キ ーシリンダからキーが抜かれており、さらに、ドアが全て閉まっているか判断す る(ステップ116〜119)。
【0027】 ステップ117〜119の判断で全てYESであれば、アーム化条件を満たし ているので、カーセキュリティ制御部52はアーム状態となり、表示部59にア ーム状態であることの表示を行う(ステップ120)。そして、ドアロック装置 42に対しドアロック指令を出力してドアをロックさせるとともに、パワーウイ ンド装置45にドアウインド閉指令を出力してドアウインドを閉じさせる(ステ ップ121、122)。さらに、カーセキュリティ制御部は52は一定周波数の 確認音信号を一定時間発生してアンプ53へ出力し、スピーカ43より確認音を 発生させ、ウインカ点滅信号を一定時間、ライトドライバ44へ出力し、ウイン カを点滅させる(ステップ123、124)。これらの確認音の発生やウインカ の点滅により、運転者は正常にアーム状態になったことが判る。ただし、何らか の原因で、アーム状態にならなかったときには、再度、暗証コードの入力と、ア ームボタン40Bの押圧を行えばよい。
【0028】 カーセキュリティ制御部52はアーム状態になると、ショックセンサ、モーシ ョンセンサ等の異常検知センサの出力を監視する(図3のステップ125)。そ して、ショックセンサがショックを感知したり、モーションセンサが車両振動や 移動を感知したりしたとき、カーセキュリティ制御部52は異常有りと判断し、 所定の警報動作を行う。すなわち、警報信号を発生してアンプ53へ出力し、ス ピーカ43から警報音を発生させるとともに、ヘッドランプ点滅信号をライトド ライバ44へ出力し、ヘッドランプを点滅させる(ステップ126、127)。 これらの警報音の発生やヘッドランプの点滅で、周囲に異常発生を告知し、これ により、賊を退治することができる。
【0029】 運転者が車両に戻り、アーム状態を解除するとき、手元操作器40のテンキー 40Aで暗証コードを入力し、アームボタン40Bを押圧すると、前述と同様に して、該暗証コードがアーム指令コードとして送信される。送信された電波は車 載アンテナ41で受波され、多機能ラジオ本体46の分配器47を経て第1フロ ントエンド48、中間周波増幅回路49、復調回路50で受波された後、デコー ダ51で暗証コードの複号がなされ、カーセキュリティ制御部52に入力される 。
【0030】 カーセキュリティ制御部52は暗証コード入力があると、内部メモリに登録し た登録コードと一致するか判断し(ステップ135、136)、一致するとき、 それまでアーム状態なので、ディスアーム指令コードの入力として扱い、それま で警報音信号の発生やヘッドランプ点滅信号の出力を行っていたときは停止した あと(ステップ128、129、130)、ディスアーム状態となり、表示部5 9のアーム状態表示を消灯し(ステップ131)、ドアロック装置42に対しド アアンロック指令を出力してドアをアンロックさせる(ステップ132)。さら に、カーセキュリティ制御部52は一定周波数の確認音信号を一定時間発生して アンプ53へ出力し、スピーカ43より確認音を発生させ、ウインカ点滅信号を 一定時間、ライトドライバ44へ出力し、ウインカを点滅させる(ステップ13 4)。これらの確認音の発生やウインカの点滅により、運転者は正常にディスア ーム状態になったことが判る。ただし、何らかの原因で、ディスアーム状態にな らなかったときには、再度、暗証コードの入力と、アームボタン40Bの押圧を 行えばよい。
【0031】 このようにしてディスアーム状態としたあと、車両に乗り、キーシリンダにイ グニッションキーを差してACCスイッチをオンすれば、再び、ラジオ放送を聴 取することができる(図2のステップ101、102)。
【0032】 なお、多機能ラジオ本体がディスアーム状態にあるときの手元操作器からの暗 証コードの送信をアーム指令コードの送信、アーム状態にあるときの暗証コード の送信をディスアームコードの送信として、1つの暗証コードでアーム指令コー ドとディスアーム指令コードと兼用するようにしたが、2つの異なるコードを当 てて送信するようにしてもよい。また、上記実施例では、第1の受信手段でカー セキュリティ操作信号を受信するように構成したが、エンジンスタータ、キーレ スエントリー等の操作信号を受信するように構成してもよい。
【0033】
【考案の効果】
以上本考案によれば、車載アンテナを介して前記手元操作器からの送信信号を 受信可能な第1の受信手段と、車載アンテナを介して電波放送を受信可能な第2 の受信手段とを備えた多機能受信装置に、車のイグニッションスイッチのオン・ オフに連動して前記車載アンテナに前記第1の受信手段と第2の受信手段を選択 的に接続する切り換え手段を備えたので、カーセキュリティシステム等の手元操 作器で操作されるシステムとラジオ放送受信システムを1つの筺体内に一体化で きるとともに、操作信号と放送信号の受信用のアンテナを共用する事ができるの で、筺体を車両に取り付ける手間やスペースを大幅に減らすことができ、コスト を安価とする事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るカーセキュリティ機能
付きカーラジオの全体構成図である。
【図2】図1の多機能カーラジオ本体の動作の一部を示
す流れ図である。
【図3】図1の多機能カーラジオ本体の動作の一部を示
す流れ図である。
【図4】従来のカーラジオの全体構成図である。
【図5】従来のカーセキュリティシステムの全体構成図
である。
【符号の説明】
12 フロントエンド切換器(切替手段) 40 手元操作器 41 車載アンテナ 43 スピーカ 46 多機能ラジオ本体 48 第1フロントエンド 49、56 中間周波増幅回路 50、57 復調回路 51 デコーダ 52 カーセキュリティ制御部 54 第2フロントエンド 58 受信制御部 62 筺体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の指令コードを送信する手元操作器
    からの送信信号を車載アンテナを介して受信可能な第1
    の受信手段と、該車載アンテナを介して電波放送を受信
    可能な第2の受信手段と、車両のイグニッションスイッ
    チのオン・オフに連動して前記車載アンテナに前記第1
    の受信手段と第2の受信手段を選択的に接続する切り換
    え手段とを備えたことを特徴とする多機能受信装置。
JP4327592U 1992-05-29 1992-05-29 多機能受信装置 Pending JPH0594034U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08294178A (ja) * 1995-02-17 1996-11-05 Prince Corp 遠隔車両のプログラミング装置
WO2005080154A1 (ja) * 2004-02-24 2005-09-01 Manabu Suzuki 車両盗難防止装置

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