JPH059394A - 難燃性合成樹脂組成物及び難燃剤 - Google Patents
難燃性合成樹脂組成物及び難燃剤Info
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- JPH059394A JPH059394A JP3297207A JP29720791A JPH059394A JP H059394 A JPH059394 A JP H059394A JP 3297207 A JP3297207 A JP 3297207A JP 29720791 A JP29720791 A JP 29720791A JP H059394 A JPH059394 A JP H059394A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 合成樹脂(A)と、テトラブロモビスフェノ
ールAのジグリシジルエーテルの末端エポキシ器に塩化
水素等のハロゲン化水素で付加した化合物(b1)、テ
トラブロモビスフェノールAにエピハロヒドリンを付加
した化合物(b2)、テトラブロモビスフェノールAの
ジグリシジルエーテルとテトラブロモビスフェノールA
との反応物にエピハロヒドリンを付加した化合物(b
3)の何れかとを含有。 【効果】 成形加工時の熱安定性及び耐光性良好。
ールAのジグリシジルエーテルの末端エポキシ器に塩化
水素等のハロゲン化水素で付加した化合物(b1)、テ
トラブロモビスフェノールAにエピハロヒドリンを付加
した化合物(b2)、テトラブロモビスフェノールAの
ジグリシジルエーテルとテトラブロモビスフェノールA
との反応物にエピハロヒドリンを付加した化合物(b
3)の何れかとを含有。 【効果】 成形加工時の熱安定性及び耐光性良好。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂の難燃化に関
し、特に成形加工時の熱安定性に優れ、良好な耐光性を
有する難燃性合成樹脂組成物及び難燃剤に関する。
し、特に成形加工時の熱安定性に優れ、良好な耐光性を
有する難燃性合成樹脂組成物及び難燃剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりスチレン系樹脂、ポリエステル
系樹脂等の合成樹脂の難燃化について、例えば特開昭5
0−27843号公報には、低揮発性、ノンブリード
性、耐熱性などに優れたハロゲン化ビスフェノールA型
エポキシ樹脂からなる難燃剤と、さらに必要に応じて三
酸化アンチモン等の難燃助剤を添加配合する技術が、ま
た特開昭62−4737号公報には難燃剤としてエポキ
シ樹脂のエポキシ基をトリブロモフェノール等のハロゲ
ン化フェノール類で封鎖変性する技術が夫々開示されて
いた。
系樹脂等の合成樹脂の難燃化について、例えば特開昭5
0−27843号公報には、低揮発性、ノンブリード
性、耐熱性などに優れたハロゲン化ビスフェノールA型
エポキシ樹脂からなる難燃剤と、さらに必要に応じて三
酸化アンチモン等の難燃助剤を添加配合する技術が、ま
た特開昭62−4737号公報には難燃剤としてエポキ
シ樹脂のエポキシ基をトリブロモフェノール等のハロゲ
ン化フェノール類で封鎖変性する技術が夫々開示されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭50−
27843号公報記載のハロゲン化ビスフェノールA型
エポキシ樹脂では、押出し機による混練、射出成形機に
よる成形時の溶融状態における熱履歴によって、エポキ
シ樹脂のエポキシ基が重合反応を起こしてゲル化し、成
形時の流れ性低下、変色やゲル化異物の発生等が生じ、
熱安定性を著しく損ねる課題を有していた。
27843号公報記載のハロゲン化ビスフェノールA型
エポキシ樹脂では、押出し機による混練、射出成形機に
よる成形時の溶融状態における熱履歴によって、エポキ
シ樹脂のエポキシ基が重合反応を起こしてゲル化し、成
形時の流れ性低下、変色やゲル化異物の発生等が生じ、
熱安定性を著しく損ねる課題を有していた。
【0004】また特開昭62−4737号公報記載の難
燃剤は、ゲル化の問題を解決しているものの、エポキシ
基を封鎖していない未変性のハロゲン化ビスフェノール
A型エポキシ樹脂に比べて耐光性を低下させる欠点が有
った。
燃剤は、ゲル化の問題を解決しているものの、エポキシ
基を封鎖していない未変性のハロゲン化ビスフェノール
A型エポキシ樹脂に比べて耐光性を低下させる欠点が有
った。
【0005】特にスチレン系樹脂にとっては、その使用
形態からこの耐光性は重要な特性であり、熱安定性と耐
光性とに優れる難燃性合成樹脂が得られていないという
課題の解決は重要なものであった。
形態からこの耐光性は重要な特性であり、熱安定性と耐
光性とに優れる難燃性合成樹脂が得られていないという
課題の解決は重要なものであった。
【0006】本発明が解決しようとする課題は、成形加
工時の優れた熱安定性と耐光性とを有する難燃性合成樹
脂組成物と、ゲル化を起こすことがなく優れた成形加工
時の熱安定性と耐光性とを合成樹脂組成物に付与する難
燃剤を提供することにある。
工時の優れた熱安定性と耐光性とを有する難燃性合成樹
脂組成物と、ゲル化を起こすことがなく優れた成形加工
時の熱安定性と耐光性とを合成樹脂組成物に付与する難
燃剤を提供することにある。
【0007】
【0008】本発明者等は、上記課題を解決すべく鋭意
研究を重ねた結果本発明を完成するに至った。即ち本発
明は、(A)合成樹脂と、(B)3−ハロゲン化−2−
ヒドロキシプロピル基を有する化合物とを含有すること
を特徴とする難燃性合成樹脂組成物、及び、3−ハロゲ
ン化−2−ヒドロキシプロピル基を有する化合物からな
ることを特徴とする難燃剤に関する。
研究を重ねた結果本発明を完成するに至った。即ち本発
明は、(A)合成樹脂と、(B)3−ハロゲン化−2−
ヒドロキシプロピル基を有する化合物とを含有すること
を特徴とする難燃性合成樹脂組成物、及び、3−ハロゲ
ン化−2−ヒドロキシプロピル基を有する化合物からな
ることを特徴とする難燃剤に関する。
【0009】本発明で用いる化合物(B)としては、そ
の分子構造中に3−ハロゲン化−2−ヒドロキシプロピ
ル基を有しているものであれば良く、特に限定されるも
のではないが、難燃効果を更に高めるために該分子構造
中に2個以上存在させることが好ましい。
の分子構造中に3−ハロゲン化−2−ヒドロキシプロピ
ル基を有しているものであれば良く、特に限定されるも
のではないが、難燃効果を更に高めるために該分子構造
中に2個以上存在させることが好ましい。
【0010】また、化合物(B)は3−ハロゲン化−2
−ヒドロキシプロピル基中に含まれるハロゲン原子の他
にも分子構造中にハロゲン原子が存在していることが好
ましい。具体的には、化合物(B)中のハロゲン元素含
有率として重量基準で40〜60%であることが好まし
く、なかでも難燃性を著しく向上させるためには50〜
55%であることが好ましい。
−ヒドロキシプロピル基中に含まれるハロゲン原子の他
にも分子構造中にハロゲン原子が存在していることが好
ましい。具体的には、化合物(B)中のハロゲン元素含
有率として重量基準で40〜60%であることが好まし
く、なかでも難燃性を著しく向上させるためには50〜
55%であることが好ましい。
【0011】この様な化合物(B)としては、例えばハ
ロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基にハロゲン化水素を
付加して得られる化合物(b1)、ハロゲン化ビスフェ
ノールにエピハロヒドリンを付加して得られる化合物
(b2)及びエピハロヒドリンとハロゲン化ビスフェノ
ールとハロゲン化エポキシ樹脂とを反応させて得られる
化合物(b3)等が挙げられるが、製造工程を少なくで
き、生産性を著しく向上できる点からハロゲン化ビスフ
ェノールにエピハロヒドリンを付加して得られる化合物
(b2)及びエピハロヒドリンとハロゲン化ビスフェノ
ールとハロゲン化エポキシ樹脂とを反応させて得られる
化合物(b3)が好ましい。
ロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基にハロゲン化水素を
付加して得られる化合物(b1)、ハロゲン化ビスフェ
ノールにエピハロヒドリンを付加して得られる化合物
(b2)及びエピハロヒドリンとハロゲン化ビスフェノ
ールとハロゲン化エポキシ樹脂とを反応させて得られる
化合物(b3)等が挙げられるが、製造工程を少なくで
き、生産性を著しく向上できる点からハロゲン化ビスフ
ェノールにエピハロヒドリンを付加して得られる化合物
(b2)及びエピハロヒドリンとハロゲン化ビスフェノ
ールとハロゲン化エポキシ樹脂とを反応させて得られる
化合物(b3)が好ましい。
【0012】化合物(b1)及び化合物(b3)で使用
し得るハロゲン化エポキシ樹脂としては特に限定される
ものではないが、例えばハロゲン化ビスフェノール型エ
ポキシ樹脂、ハロゲン化フェノールノボラック型エポキ
シ樹脂、ハロゲン化クレゾールノボラック型エポキシ樹
脂、ハロゲン化レゾルシン型エポキシ樹脂、ハロゲン化
ハイドロキノン型エポキシ樹脂、ハロゲン化ビスフェノ
ールAノボラック型エポキシ樹脂、ハロゲン化メチルレ
ゾルシン型エポキシ樹脂、ハロゲン化レゾルシンノボラ
ック型エポキシ樹脂等が挙げられるが、通常は平均重合
度0〜50程度のハロゲン化ビスフェノール型エポキシ
樹脂を使用する。
し得るハロゲン化エポキシ樹脂としては特に限定される
ものではないが、例えばハロゲン化ビスフェノール型エ
ポキシ樹脂、ハロゲン化フェノールノボラック型エポキ
シ樹脂、ハロゲン化クレゾールノボラック型エポキシ樹
脂、ハロゲン化レゾルシン型エポキシ樹脂、ハロゲン化
ハイドロキノン型エポキシ樹脂、ハロゲン化ビスフェノ
ールAノボラック型エポキシ樹脂、ハロゲン化メチルレ
ゾルシン型エポキシ樹脂、ハロゲン化レゾルシンノボラ
ック型エポキシ樹脂等が挙げられるが、通常は平均重合
度0〜50程度のハロゲン化ビスフェノール型エポキシ
樹脂を使用する。
【0013】化合物(b2)及び化合物(b3)で使用
し得るハロゲン化ビスフェノール、および、上記ハロゲ
ン化ビスフェノール型エポキシ樹脂を構成するハロゲン
化ビスフェノールとしては特に限定はなく、例えばジブ
ロモビスフェノールA、テトラブロモビスフェノール
A、ジクロロビスフェノールA、テトラクロロビスフェ
ノールA、ジブロモビスフェノールF、テトラブロモビ
スフェノールF、ジクロロビスフェノールF、テトラク
ロロビスフェノールF、ジブロモビスフェノールS、テ
トラブロモビスフェノールS、ジクロロビスフェノール
S、テトラクロロビスフェノールS等が挙げられる。
し得るハロゲン化ビスフェノール、および、上記ハロゲ
ン化ビスフェノール型エポキシ樹脂を構成するハロゲン
化ビスフェノールとしては特に限定はなく、例えばジブ
ロモビスフェノールA、テトラブロモビスフェノール
A、ジクロロビスフェノールA、テトラクロロビスフェ
ノールA、ジブロモビスフェノールF、テトラブロモビ
スフェノールF、ジクロロビスフェノールF、テトラク
ロロビスフェノールF、ジブロモビスフェノールS、テ
トラブロモビスフェノールS、ジクロロビスフェノール
S、テトラクロロビスフェノールS等が挙げられる。
【0014】化合物(b1)で用いるハロゲン化水素の
具体例としては、弗化水素、塩化水素、臭化水素、ヨウ
化水素等が挙げられ、特に塩化水素と臭化水素が好まし
い。化合物(b2)及び化合物(b3)で用いるエピハ
ロヒドリンの具体例としては、エピクロロヒドリン、エ
ピブロモヒドリン等が挙げられるが熱分解安定性の点か
らは、エピクロロヒドリンが好ましい。
具体例としては、弗化水素、塩化水素、臭化水素、ヨウ
化水素等が挙げられ、特に塩化水素と臭化水素が好まし
い。化合物(b2)及び化合物(b3)で用いるエピハ
ロヒドリンの具体例としては、エピクロロヒドリン、エ
ピブロモヒドリン等が挙げられるが熱分解安定性の点か
らは、エピクロロヒドリンが好ましい。
【0015】本発明で用いる3−ハロゲン化−2−ヒド
ロキシプロピル基を有する化合物を製造する方法として
は、様々な方法が挙げられ特に限定されるものではない
が、好ましい方法としては上記の具体例から明らかな様
に、ハロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基にハロゲン
化水素を付加反応させる方法、ハロゲン化ビスフェノ
ールにエピハロヒドリンを付加反応させる方法、及び
エピハロヒドリンとハロゲン化ビスフェノールとハロゲ
ン化エポキシ樹脂とを反応させる方法等が挙げられる。
ロキシプロピル基を有する化合物を製造する方法として
は、様々な方法が挙げられ特に限定されるものではない
が、好ましい方法としては上記の具体例から明らかな様
に、ハロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基にハロゲン
化水素を付加反応させる方法、ハロゲン化ビスフェノ
ールにエピハロヒドリンを付加反応させる方法、及び
エピハロヒドリンとハロゲン化ビスフェノールとハロゲ
ン化エポキシ樹脂とを反応させる方法等が挙げられる。
【0016】ハロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基に
ハロゲン化水素を付加反応させる方法としては、ハロゲ
ン化エポキシ樹脂としてハロゲン化ビスフェノール系の
ものを例に挙げると具体的には以下の方法で製造でき
る。
ハロゲン化水素を付加反応させる方法としては、ハロゲ
ン化エポキシ樹脂としてハロゲン化ビスフェノール系の
ものを例に挙げると具体的には以下の方法で製造でき
る。
【0017】即ち、ハロゲン化ビスフェノールとエピク
ロルヒドリンとの縮合反応、または、ハロゲン化ビスフ
ェノールのジグリシジルエーテルとハロゲン化ビスフェ
ノールとの付加反応によりエポキシ基を有したハロゲン
化ビスフェノール型エポキシ樹脂が得られる。次いで、
ハロゲン化水素をエポキシ基と反応させて封鎖し、目的
の反応生成物を製造することができる。ハロゲン化水素
とエポキシ基の反応においては、残存エポキシが無くな
る様に反応させることが好ましいが、熱安定性改良のた
め反応生成物中にハロゲン化水素が残った場合には、成
形時のヤケ、変色、腐触の発生という問題が生ずる。こ
れを防ぐため、ハロゲン化エポキシ樹脂とハロゲン化水
素のこの反応における使用割合は、ハロゲン化エポキシ
樹脂のエポキシ基1個に対してハロゲン化水素中のハロ
ゲン原子1〜0.5個、なかでも1〜0.8個の範囲が
好ましい。
ロルヒドリンとの縮合反応、または、ハロゲン化ビスフ
ェノールのジグリシジルエーテルとハロゲン化ビスフェ
ノールとの付加反応によりエポキシ基を有したハロゲン
化ビスフェノール型エポキシ樹脂が得られる。次いで、
ハロゲン化水素をエポキシ基と反応させて封鎖し、目的
の反応生成物を製造することができる。ハロゲン化水素
とエポキシ基の反応においては、残存エポキシが無くな
る様に反応させることが好ましいが、熱安定性改良のた
め反応生成物中にハロゲン化水素が残った場合には、成
形時のヤケ、変色、腐触の発生という問題が生ずる。こ
れを防ぐため、ハロゲン化エポキシ樹脂とハロゲン化水
素のこの反応における使用割合は、ハロゲン化エポキシ
樹脂のエポキシ基1個に対してハロゲン化水素中のハロ
ゲン原子1〜0.5個、なかでも1〜0.8個の範囲が
好ましい。
【0018】例えば平均重合度0〜50のハロゲン化ビ
スフェノール型エポキシ樹脂を使用する場合、ハロゲン
化水素はハロゲン化エポキシ樹脂とハロゲン化水素の総
量100重量%に対し、塩化水素の場合通常0.4〜
9.4重量%、また臭化水素の場合通常0.9〜18.
8重量%の範囲である。
スフェノール型エポキシ樹脂を使用する場合、ハロゲン
化水素はハロゲン化エポキシ樹脂とハロゲン化水素の総
量100重量%に対し、塩化水素の場合通常0.4〜
9.4重量%、また臭化水素の場合通常0.9〜18.
8重量%の範囲である。
【0019】ハロゲン化ビスフェノールにエピハロヒ
ドリンを付加反応させる方法としては、具体的にはハロ
ゲン化ビスフェノールにを触媒の存在下、エピハロヒド
リンを反応させる方法が挙げることができる。この場合
ハロゲン化ビスフェノールとエピハロヒドリンとの使用
割合はハロゲン化ビスフェノールのフェノール性水酸基
1個に対してエピハロヒドリンのグリシジル基1.2〜
0.5個、なかでも難燃性合成樹脂組成物とした時の
耐光性に優れる点から1〜 0.8個の範囲が好まし
い。
ドリンを付加反応させる方法としては、具体的にはハロ
ゲン化ビスフェノールにを触媒の存在下、エピハロヒド
リンを反応させる方法が挙げることができる。この場合
ハロゲン化ビスフェノールとエピハロヒドリンとの使用
割合はハロゲン化ビスフェノールのフェノール性水酸基
1個に対してエピハロヒドリンのグリシジル基1.2〜
0.5個、なかでも難燃性合成樹脂組成物とした時の
耐光性に優れる点から1〜 0.8個の範囲が好まし
い。
【0020】上記反応で用いられる触媒としては、例え
ば水酸化ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物、ジメチ
ルベンジルアミン等の第三級アミン、2−メチル−4メ
チルイミダゾール等のイミダゾール類、テトラメチルア
ンモニウムクロライド等の第4級アンモニウム塩、エチ
ルトリフェニルホスホニウムイオダイド等のホスホニウ
ム塩、トリフェニルホスフィン等のホスフィン類などを
使用することができる。
ば水酸化ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物、ジメチ
ルベンジルアミン等の第三級アミン、2−メチル−4メ
チルイミダゾール等のイミダゾール類、テトラメチルア
ンモニウムクロライド等の第4級アンモニウム塩、エチ
ルトリフェニルホスホニウムイオダイド等のホスホニウ
ム塩、トリフェニルホスフィン等のホスフィン類などを
使用することができる。
【0021】エピハロヒドリンとハロゲン化ビスフェ
ノールとハロゲン化エポキシ樹脂とを反応させる方法と
しては、具体的には、ハロゲン化エポキシ樹脂と過剰の
ハロゲン化ビスフェノールを反応させて得られる末端フ
ェノール性水酸基を持つ付加反応生成物に触媒の存在
下、エピハロヒドリンを付加反応させて得る方法を挙げ
ることができる。この場合、ハロゲン化ビスフェノール
とハロゲン化エポキシ樹脂との使用割合は、ハロゲン化
ビスフェノールのフェノール性水酸基1個に対してハロ
ゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基0.95〜 0.05
個、なかでも難燃性合成樹脂組成物とした時の耐熱性及
び耐衝撃性に著しく優れる点から0.7〜0.1個の範
囲が好ましい。
ノールとハロゲン化エポキシ樹脂とを反応させる方法と
しては、具体的には、ハロゲン化エポキシ樹脂と過剰の
ハロゲン化ビスフェノールを反応させて得られる末端フ
ェノール性水酸基を持つ付加反応生成物に触媒の存在
下、エピハロヒドリンを付加反応させて得る方法を挙げ
ることができる。この場合、ハロゲン化ビスフェノール
とハロゲン化エポキシ樹脂との使用割合は、ハロゲン化
ビスフェノールのフェノール性水酸基1個に対してハロ
ゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基0.95〜 0.05
個、なかでも難燃性合成樹脂組成物とした時の耐熱性及
び耐衝撃性に著しく優れる点から0.7〜0.1個の範
囲が好ましい。
【0022】さらにハロゲン化ビスフェノールとハロゲ
ン化エポキシ樹脂と反応させて得られる末端フェノール
性水酸基を持つ付加反応生成物とエピハロヒドリンとの
使用割合は、その付加反応生成物の末端フェノール性水
酸基1個に対してエピハロヒドリンのグリシジル基を
1.2〜 0.5個、なかでも反応の場合と同様に合
成樹脂とした時の耐光性に優れる点から1〜 0.8個
の範囲が好ましい。
ン化エポキシ樹脂と反応させて得られる末端フェノール
性水酸基を持つ付加反応生成物とエピハロヒドリンとの
使用割合は、その付加反応生成物の末端フェノール性水
酸基1個に対してエピハロヒドリンのグリシジル基を
1.2〜 0.5個、なかでも反応の場合と同様に合
成樹脂とした時の耐光性に優れる点から1〜 0.8個
の範囲が好ましい。
【0023】ハロゲン化ビスフェノールとハロゲン化エ
ポキシ樹脂と反応させて得られる末端フェノール性水酸
基を持つ付加反応生成物とエピハロヒドリンとの反応に
用いられる触媒としては、反応に挙げたものと同様の
ものが使用できる。
ポキシ樹脂と反応させて得られる末端フェノール性水酸
基を持つ付加反応生成物とエピハロヒドリンとの反応に
用いられる触媒としては、反応に挙げたものと同様の
ものが使用できる。
【0024】本発明で用いる合成樹脂成分(A)として
は、熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂、フェノール樹
脂、ポリウレタン樹脂等が挙げられ、また熱可塑性樹脂
としてはポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフ
ィン系樹脂、ポリスチレン、ゴム変性ポリスチレン(H
IPS樹脂)、スチレン−アクリロニトリル共重合体
(AS樹脂)、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエ
ン共重合体(ABS樹脂)、アクリロニトリル−アクリ
ルゴム−スチレン共重合体(AAS樹脂)、アクリロニ
トリル−エチレンプロピレンゴム−スチレン共重合体
(AES樹脂)等のスチレン系樹脂、ポリブチレンテレ
フタレート(PBT樹脂)、ポリエチレンテレフタレー
ト(PET樹脂)等のポリエステル系樹脂、ポリアミド
系樹脂、ポリカーボネイト系樹脂、ポリフェニレンオキ
サイド(PPO)系樹脂、およびABS樹脂とポリカー
ボネイトのアロイ、ABS樹脂とPBT樹脂のアロイ、
ポリスチレンとPPO樹脂のアロイ等のポリマーアロイ
などが挙げられ、なかでもスチレン系樹脂、およびスチ
レン系樹脂を含むポリマーアロイが好ましい。
は、熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂、フェノール樹
脂、ポリウレタン樹脂等が挙げられ、また熱可塑性樹脂
としてはポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフ
ィン系樹脂、ポリスチレン、ゴム変性ポリスチレン(H
IPS樹脂)、スチレン−アクリロニトリル共重合体
(AS樹脂)、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエ
ン共重合体(ABS樹脂)、アクリロニトリル−アクリ
ルゴム−スチレン共重合体(AAS樹脂)、アクリロニ
トリル−エチレンプロピレンゴム−スチレン共重合体
(AES樹脂)等のスチレン系樹脂、ポリブチレンテレ
フタレート(PBT樹脂)、ポリエチレンテレフタレー
ト(PET樹脂)等のポリエステル系樹脂、ポリアミド
系樹脂、ポリカーボネイト系樹脂、ポリフェニレンオキ
サイド(PPO)系樹脂、およびABS樹脂とポリカー
ボネイトのアロイ、ABS樹脂とPBT樹脂のアロイ、
ポリスチレンとPPO樹脂のアロイ等のポリマーアロイ
などが挙げられ、なかでもスチレン系樹脂、およびスチ
レン系樹脂を含むポリマーアロイが好ましい。
【0025】これら合成樹脂に対する本発明の難燃剤の
配合量は特に制限されるものではないが、合成樹脂10
0重量部に対して5〜40重量部であることが好まし
い。本発明の合成樹脂組成物には、必要に応じて三酸化
アンチモン、四酸化アンチモン、五酸化アンチモン等の
アンチモン系化合物、酸化スズ、水酸化スズ等のスズ系
化合物、酸化モリブデン、モリブデン酸アンモニウム等
のモリブデン系化合物、酸化ジルコニウム、水酸化ジル
コニウム等のジルコニウム系化合物、ホウ酸亜鉛、メタ
ホウ酸バリウム等のホウ素系化合物などの難燃助剤を配
合して、難燃化効果をさらに高めることができる。
配合量は特に制限されるものではないが、合成樹脂10
0重量部に対して5〜40重量部であることが好まし
い。本発明の合成樹脂組成物には、必要に応じて三酸化
アンチモン、四酸化アンチモン、五酸化アンチモン等の
アンチモン系化合物、酸化スズ、水酸化スズ等のスズ系
化合物、酸化モリブデン、モリブデン酸アンモニウム等
のモリブデン系化合物、酸化ジルコニウム、水酸化ジル
コニウム等のジルコニウム系化合物、ホウ酸亜鉛、メタ
ホウ酸バリウム等のホウ素系化合物などの難燃助剤を配
合して、難燃化効果をさらに高めることができる。
【0026】上記各成分を配合する方法としては、例え
ば、ヘンシェルミキサー、タンブラミキサー等の混合機
で予備混合した後、押出し機、ニーダー、熱ロール、バ
ンバリーミキサー等で溶融混練をする方法が有る。本発
明の難燃剤を使用するにあたっては、耐光性、成形加工
時の熱安定性を著しく損なわない範囲で他の公知の難燃
剤を併用してもよく、更に必要に応じて、紫外線吸収
剤、光安定剤、熱安定剤、酸化防止剤、離型剤、滑剤、
着色剤、可塑剤、充填剤、発泡剤、ガラス繊維、カーボ
ン繊維、アラミド繊維等の補強剤などを配合することが
できる。
ば、ヘンシェルミキサー、タンブラミキサー等の混合機
で予備混合した後、押出し機、ニーダー、熱ロール、バ
ンバリーミキサー等で溶融混練をする方法が有る。本発
明の難燃剤を使用するにあたっては、耐光性、成形加工
時の熱安定性を著しく損なわない範囲で他の公知の難燃
剤を併用してもよく、更に必要に応じて、紫外線吸収
剤、光安定剤、熱安定剤、酸化防止剤、離型剤、滑剤、
着色剤、可塑剤、充填剤、発泡剤、ガラス繊維、カーボ
ン繊維、アラミド繊維等の補強剤などを配合することが
できる。
【0027】
【実施例】以下に、実施例および比較例を挙げて、本発
明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの例に範
囲が限定されるものではない。
明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの例に範
囲が限定されるものではない。
【0028】尚、例中の部および%はいずれも重量基準
であり、各種の評価は、次の測定方法による。
であり、各種の評価は、次の測定方法による。
【0029】(1)軟化点試験(環球式)
JIS K−2077に準拠して測定した。
(2)エポキシ基含有量試験
JIS K−7236に準拠して測定したエポキシ当量
(g/eq)の逆数で、eq/g単位で表わした数値とす
る。 (3)熱変形温度試験(荷重18.6kg/cm2) ASTM D−648に準拠して測定した。 (4)アイゾット衝撃強度試験(ノッチ付) ASTM D−256に準拠して厚さ1/4インチの試
験片を用いて測定定した。 (5)耐光性試験 サンシャインウェザロメーター(スガ試験機製)で10
0時間試験を行い、試験前後の試験片の外観変化を色差
計を用いて測定した。 (6)燃焼性試験(UL−94) アンダーライターズ・ラボラトリーズのサブジェクト9
4号の方法に基づき、長さ5インチ×巾1/2インチ×
厚さ1/8インチの試験片5本を用いて測定した。 (7)成形機内滞留試験(熱安定性) 5オンス射出成形機を用いて、シリンダー温度をABS
樹脂の場合230℃、HIPS樹脂の場合230℃、P
BT樹脂の場合270℃に設定し、滞留20分経過後に
成形を実施し、得られた円板状の成形品(外径100mm
φ、厚さ3mm)の外観から変色と異物発生の有無を目視
で観察し、以下のランクに従って判定した。
(g/eq)の逆数で、eq/g単位で表わした数値とす
る。 (3)熱変形温度試験(荷重18.6kg/cm2) ASTM D−648に準拠して測定した。 (4)アイゾット衝撃強度試験(ノッチ付) ASTM D−256に準拠して厚さ1/4インチの試
験片を用いて測定定した。 (5)耐光性試験 サンシャインウェザロメーター(スガ試験機製)で10
0時間試験を行い、試験前後の試験片の外観変化を色差
計を用いて測定した。 (6)燃焼性試験(UL−94) アンダーライターズ・ラボラトリーズのサブジェクト9
4号の方法に基づき、長さ5インチ×巾1/2インチ×
厚さ1/8インチの試験片5本を用いて測定した。 (7)成形機内滞留試験(熱安定性) 5オンス射出成形機を用いて、シリンダー温度をABS
樹脂の場合230℃、HIPS樹脂の場合230℃、P
BT樹脂の場合270℃に設定し、滞留20分経過後に
成形を実施し、得られた円板状の成形品(外径100mm
φ、厚さ3mm)の外観から変色と異物発生の有無を目視
で観察し、以下のランクに従って判定した。
【0030】○ − 少し黄色に変色
△ − 褐色に変色(少し焼け異物の混入有り)
× − 変色大で異物多数発生
(8)混練トルク測定試験(熱安定性)
混練トルク測定のためラボプラストミル(東洋精機製)
を用いて混練温度をABS樹脂の場合250℃、HIP
S樹脂の場合250℃、PBT樹脂の場合280℃、ミ
キサー回転数50rpm 、ペレットサンプル60gに設定
し、混練を行い、トルクの経時変化を調べ、以下のラン
クで判定した。
を用いて混練温度をABS樹脂の場合250℃、HIP
S樹脂の場合250℃、PBT樹脂の場合280℃、ミ
キサー回転数50rpm 、ペレットサンプル60gに設定
し、混練を行い、トルクの経時変化を調べ、以下のラン
クで判定した。
【0031】○ : トルク変化なし
△ : 増粘有り
× : ゲル化発生
【0032】実施例1
テトラブロモビスフェノールAのジグリシジルエーテル
(大日本インキ化学工業(株)製EPICLON15
2、エポキシ当量360、臭素含有率48%、以下、E
PICLON152と略す)720.0gとテトラブロ
モビスフェノールA(以下、TBAと略す)223.2
gを水冷コンデンサー、温度計、攪拌機の付いた2リッ
トルフラスコに入れ、内部を窒素ガスで置換した後、内
容物を加熱溶融し、100℃で水酸化ナトリウムの10
%水溶液0.3gを加えた後、140〜160℃で5時
間反応させた。
(大日本インキ化学工業(株)製EPICLON15
2、エポキシ当量360、臭素含有率48%、以下、E
PICLON152と略す)720.0gとテトラブロ
モビスフェノールA(以下、TBAと略す)223.2
gを水冷コンデンサー、温度計、攪拌機の付いた2リッ
トルフラスコに入れ、内部を窒素ガスで置換した後、内
容物を加熱溶融し、100℃で水酸化ナトリウムの10
%水溶液0.3gを加えた後、140〜160℃で5時
間反応させた。
【0033】内容物のエポキシ基含有量は、1.23×
10-3eq/gであった。反応後、メチルイソブチルケト
ン(以下、MIBKと略す)900.0gを徐々に加え
80℃迄降温し、内容物を完全に溶解させた。次に、滴
下ロートに入った36%塩酸水溶液117.6g(エポ
キシ基1個に対する塩素原子1個)を60〜80℃で1
時間かけて滴下した。さらに反応液のpHが6〜7になる
まで反応を続けた。
10-3eq/gであった。反応後、メチルイソブチルケト
ン(以下、MIBKと略す)900.0gを徐々に加え
80℃迄降温し、内容物を完全に溶解させた。次に、滴
下ロートに入った36%塩酸水溶液117.6g(エポ
キシ基1個に対する塩素原子1個)を60〜80℃で1
時間かけて滴下した。さらに反応液のpHが6〜7になる
まで反応を続けた。
【0034】所定pH確認後、減圧単蒸留装置をフラスコ
に取付け、まず常圧で120℃迄昇温し、反応液中の水
分を留出除去し、さらに160℃昇温と減圧(最大10
torr)を行い、フラスコ内容物からMIBKを留出除去
した。減圧蒸留終了後、窒素ガスで常圧に戻し、内容物
をステンレスパンに流出し、冷却後、粉砕し、淡黄色の
難燃剤粉末を得た。このものを難燃剤Aとする。またこ
の難燃剤の性状値を第1表に示す。
に取付け、まず常圧で120℃迄昇温し、反応液中の水
分を留出除去し、さらに160℃昇温と減圧(最大10
torr)を行い、フラスコ内容物からMIBKを留出除去
した。減圧蒸留終了後、窒素ガスで常圧に戻し、内容物
をステンレスパンに流出し、冷却後、粉砕し、淡黄色の
難燃剤粉末を得た。このものを難燃剤Aとする。またこ
の難燃剤の性状値を第1表に示す。
【0035】実施例2
EPICLON152 720.0gとTBA 50
6.0gを冷却コンデンサー、温度計、攪拌機の付いた
2リットルフラスコに入れ、内部を窒素ガスで置換した
後、内容物を加熱溶融し、100℃で水酸化ナトリウム
の10%水溶液0.6gを加えた後、150〜230℃
で10時間反応させた。内容物のエポキシ基含有量は
0.10×10-3eq/gであった。反応後、ジオキサン
1200.0gを徐々に加え80℃迄降温し、内容物を
完全に溶解させた。次に、滴下ロートに入った36%塩
酸水溶液13.4g(エポキシ基1個に対する塩素原子
1個)を60〜80℃で滴下しながら加えた。さらに反
応液のpHが6〜7になるまで反応を続けた。所定pH確認
後、3リットルの水が入った5リットルビーカーの中へ
徐々に反応液を滴下し析出させた。これを濾過により分
離し、得られた反応生成物を沸騰水で繰返し洗浄し、熱
風乾燥させ、冷却後、粉砕し、薄褐色の難燃剤粉末を得
た。このものを難燃剤Bとする。また、この難燃剤の性
状値を第1表に示す。
6.0gを冷却コンデンサー、温度計、攪拌機の付いた
2リットルフラスコに入れ、内部を窒素ガスで置換した
後、内容物を加熱溶融し、100℃で水酸化ナトリウム
の10%水溶液0.6gを加えた後、150〜230℃
で10時間反応させた。内容物のエポキシ基含有量は
0.10×10-3eq/gであった。反応後、ジオキサン
1200.0gを徐々に加え80℃迄降温し、内容物を
完全に溶解させた。次に、滴下ロートに入った36%塩
酸水溶液13.4g(エポキシ基1個に対する塩素原子
1個)を60〜80℃で滴下しながら加えた。さらに反
応液のpHが6〜7になるまで反応を続けた。所定pH確認
後、3リットルの水が入った5リットルビーカーの中へ
徐々に反応液を滴下し析出させた。これを濾過により分
離し、得られた反応生成物を沸騰水で繰返し洗浄し、熱
風乾燥させ、冷却後、粉砕し、薄褐色の難燃剤粉末を得
た。このものを難燃剤Bとする。また、この難燃剤の性
状値を第1表に示す。
【0036】実施例3
EPICLON152 720.0gとTBA 22
3.2gと水酸化ナトリウムの10%水溶液0.3gと
47%臭化水素酸水溶液212.0g(エポキシ基1個
に対する臭素原子1個)を用いる様に変更した以外は、
実施例1と同様にして難燃剤粉末を得た。このものを難
燃剤Cとする。また、この難燃剤の性状値を第1表に示
す。
3.2gと水酸化ナトリウムの10%水溶液0.3gと
47%臭化水素酸水溶液212.0g(エポキシ基1個
に対する臭素原子1個)を用いる様に変更した以外は、
実施例1と同様にして難燃剤粉末を得た。このものを難
燃剤Cとする。また、この難燃剤の性状値を第1表に示
す。
【0037】実施例4
EPICLON152 720.0gとTBA223.
2gと水酸化ナトリウムの10%水溶液0.3gと36
%塩酸水溶液70.6g(エポキシ基1個に対する塩素
原子0.5個)を用いる様に変更した以外は、実施例1
と同様にして難燃剤粉末を得た。このものを難燃剤Dと
する。また、この難燃剤の性状値を第1表に示す。
2gと水酸化ナトリウムの10%水溶液0.3gと36
%塩酸水溶液70.6g(エポキシ基1個に対する塩素
原子0.5個)を用いる様に変更した以外は、実施例1
と同様にして難燃剤粉末を得た。このものを難燃剤Dと
する。また、この難燃剤の性状値を第1表に示す。
【0038】実施例5
EPICLON152 432.0gとTBA 108
8.0gを温度計、攪拌機の付いた2リットルフラスコ
に入れ、内部を窒素ガスで置換した後、内容物を加熱溶
融し、100℃で触媒としてテトラホスフォニウムブロ
マイド 1.09gを加えた後、140〜160℃で5
時間反応させた。その後、エピクロロヒドリン(以下、
ECHと略記する)246.1gを加えた後、140〜
160℃で5時間反応させた。内容物をステンレスパン
に流出し、冷却後、粉砕し、淡黄色の難燃剤粉末を得
た。このものを難燃剤Eとする。またこの難燃剤の性状
値を第1表に示す。
8.0gを温度計、攪拌機の付いた2リットルフラスコ
に入れ、内部を窒素ガスで置換した後、内容物を加熱溶
融し、100℃で触媒としてテトラホスフォニウムブロ
マイド 1.09gを加えた後、140〜160℃で5
時間反応させた。その後、エピクロロヒドリン(以下、
ECHと略記する)246.1gを加えた後、140〜
160℃で5時間反応させた。内容物をステンレスパン
に流出し、冷却後、粉砕し、淡黄色の難燃剤粉末を得
た。このものを難燃剤Eとする。またこの難燃剤の性状
値を第1表に示す。
【0039】実施例6
EPICLON152 576.9gとTBA 108
8.0gとECH 210.9gを用いる様に変更した
以外は、実施例5と同様にして難燃剤粉末を得た。この
ものを難燃剤Fとする。また、この難燃剤の性状値を第
1表に示す。
8.0gとECH 210.9gを用いる様に変更した
以外は、実施例5と同様にして難燃剤粉末を得た。この
ものを難燃剤Fとする。また、この難燃剤の性状値を第
1表に示す。
【0040】実施例7
TBA 1088.0gとECH 362.6gを温度
計、攪拌機の付いた2リットルフラスコに入れ、内部を
窒素ガスで置換した後、触媒としてテトラホスフォニウ
ムブロマイド 1.09gを加えた後、140〜160
℃で5時間反応させた。反応後、内容物をステンレスパ
ンに流出し、冷却後、粉砕し、淡黄色の難燃剤粉末を得
た。このものを難燃剤Gとする。またこの難燃剤の性状
値を第1表に示す。
計、攪拌機の付いた2リットルフラスコに入れ、内部を
窒素ガスで置換した後、触媒としてテトラホスフォニウ
ムブロマイド 1.09gを加えた後、140〜160
℃で5時間反応させた。反応後、内容物をステンレスパ
ンに流出し、冷却後、粉砕し、淡黄色の難燃剤粉末を得
た。このものを難燃剤Gとする。またこの難燃剤の性状
値を第1表に示す。
【0041】比較例1
EPICLON152 720.0gとTBA223.
2gを温度計、攪拌機の付いた1リットルセパラブルフ
ラスコに入れ、内部を窒素ガスで置換した後、内容物を
加熱溶融し、100℃で水酸化ナトリウムの10%水溶
液0.3gを加えた後、140〜160℃で5時間反応
させた。反応後、反応生成物をステンレスパンに流出
し、冷却後、粉砕し、淡黄色の難燃剤粉末を得た。この
ものを難燃剤Hとする。また、この難燃剤の性状値を第
1表に示す。
2gを温度計、攪拌機の付いた1リットルセパラブルフ
ラスコに入れ、内部を窒素ガスで置換した後、内容物を
加熱溶融し、100℃で水酸化ナトリウムの10%水溶
液0.3gを加えた後、140〜160℃で5時間反応
させた。反応後、反応生成物をステンレスパンに流出
し、冷却後、粉砕し、淡黄色の難燃剤粉末を得た。この
ものを難燃剤Hとする。また、この難燃剤の性状値を第
1表に示す。
【0042】比較例2
EPICLON152 720.0gとTBA160g
と2,4,6−トリブロモフェノール(TBPと略す)
450.0gと水酸化ナトリウムの10%水溶液1.3
gを用いて、150〜180℃で10時間反応させる様
に変更した以外は、合成例4と同様にして難燃剤粉末を
得た。このものを難燃剤Iとする。また、この難燃剤の
性状値を第1表に示す。
と2,4,6−トリブロモフェノール(TBPと略す)
450.0gと水酸化ナトリウムの10%水溶液1.3
gを用いて、150〜180℃で10時間反応させる様
に変更した以外は、合成例4と同様にして難燃剤粉末を
得た。このものを難燃剤Iとする。また、この難燃剤の
性状値を第1表に示す。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
実施例8〜21
難燃剤A〜Gを第2表に示す組成で配合し、タンブラー
ミキサーで予備混合した後、30mmφ二軸押出機により
ペレット化した難燃性合成樹脂組成物を得た。次いで、
5オンス射出成形機により試験片を作成した。
ミキサーで予備混合した後、30mmφ二軸押出機により
ペレット化した難燃性合成樹脂組成物を得た。次いで、
5オンス射出成形機により試験片を作成した。
【0046】尚、押出機及び射出成形機のシリンダー設
定温度は、ABS樹脂の場合230℃、HIPS樹脂の
場合230℃、PBT樹脂の場合270℃で行った。試
験片は、熱変形温度、アイゾット衝撃強度、耐光性、燃
焼性及び熱安定性の測定に用いて、その結果を第3表に
示す。
定温度は、ABS樹脂の場合230℃、HIPS樹脂の
場合230℃、PBT樹脂の場合270℃で行った。試
験片は、熱変形温度、アイゾット衝撃強度、耐光性、燃
焼性及び熱安定性の測定に用いて、その結果を第3表に
示す。
【0047】また、該ペレットを用いて成形機内滞留試
験及び混練トルク測定試験を行い、その結果を第3表に
示す。 比較例3〜9 難燃剤H、難燃剤I、グレートレイクケミカル社製テト
ラブロモビスフェノールA「BP−59」(以下、TB
Aと略す)及びエチルコーポ社製デカブロモジフェニル
エーテル「サイテックスS−102」(以下、DBDP
Eと略す)を夫々第2表に示す組成で配合し、タンブラ
ーミキサーで予備混合した後、30mmφ二軸押出機によ
りペレット化した難燃性合成樹脂組成物を得た。次い
で、5オンス射出成形機により試験片を作成した。
験及び混練トルク測定試験を行い、その結果を第3表に
示す。 比較例3〜9 難燃剤H、難燃剤I、グレートレイクケミカル社製テト
ラブロモビスフェノールA「BP−59」(以下、TB
Aと略す)及びエチルコーポ社製デカブロモジフェニル
エーテル「サイテックスS−102」(以下、DBDP
Eと略す)を夫々第2表に示す組成で配合し、タンブラ
ーミキサーで予備混合した後、30mmφ二軸押出機によ
りペレット化した難燃性合成樹脂組成物を得た。次い
で、5オンス射出成形機により試験片を作成した。
【0048】尚、押出機及び射出成形機のシリンダー設
定温度は、ABS樹脂の場合230℃、PBT樹脂の場
合270℃、HIPS樹脂の場合230℃で行った。試
験片は、熱変形温度、アイゾット衝撃強度、耐光性、燃
焼性及び熱安定性の測定に用いて、その結果を第3表に
示す。
定温度は、ABS樹脂の場合230℃、PBT樹脂の場
合270℃、HIPS樹脂の場合230℃で行った。試
験片は、熱変形温度、アイゾット衝撃強度、耐光性、燃
焼性及び熱安定性の測定に用いて、その結果を第3表に
示す。
【0049】また、該ペレットを用いて成形機内滞留試
験及び混練トルク測定試験を行い、その結果を第3表に
示す。
験及び混練トルク測定試験を行い、その結果を第3表に
示す。
【0050】
【表4】
【0051】
【表5】
【0052】
【表6】
【0053】
【表7】
【0054】
【表8】
【0055】
【表9】
【0056】
【表10】
【0057】
【表11】
【0058】
【表12】
【0059】
【表13】
ここでABS樹脂はダイセル化学社製「セビアンV」
を、PBT樹脂は日本ジーイープラスチック社製「バロ
ックス」を、HIPS樹脂は大日本インキ化学社製「G
H−7000」を、三酸化アンチモンは日本精鉱社製
「ATOX−F」を、ガラス繊維は日東紡社製「チョッ
プドストランド」を夫々使用した。
を、PBT樹脂は日本ジーイープラスチック社製「バロ
ックス」を、HIPS樹脂は大日本インキ化学社製「G
H−7000」を、三酸化アンチモンは日本精鉱社製
「ATOX−F」を、ガラス繊維は日東紡社製「チョッ
プドストランド」を夫々使用した。
【0060】
【発明の効果】本発明の難燃性合成樹脂組成物は、成形
加工時の熱安定性に優れる為生産性が向上し、然も良好
な耐光性を有する為難燃性の要求される電気、電子機
器、自動車等の材料として有用である。
加工時の熱安定性に優れる為生産性が向上し、然も良好
な耐光性を有する為難燃性の要求される電気、電子機
器、自動車等の材料として有用である。
【0061】又、本発明の難燃剤は成形加工時にゲル化
を起こす事がないので、合成樹脂に対し、優れた成形加
工時の熱安定性、及び、耐光性を付与するものである。
を起こす事がないので、合成樹脂に対し、優れた成形加
工時の熱安定性、及び、耐光性を付与するものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】上記反応で用いられる触媒としては、例え
ば水酸化ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物、ジメチ
ルベンジルアミン等の第三級アミン、2−メチル−4メ
チルイミダゾール等のイミダゾール類、テトラメチルア
ンモニウムクロライド等の第4級アンモニウム塩、エチ
ルトリフェニルホスホニウムイオダイド等のホスホニウ
ム塩、トリフェニルホスフィン等のホスフィン類などを
使用することができる。これらの中でも熱安定性と反応
性に優れる点からエチルトリフェニルホスホニウムイオ
ダイド、テトラホスフォニウムブロマイド等のホスホニ
ウム塩が好ましい。触媒の使用量としては、通常ハロゲ
ン化ビスフェノールとエピハロヒドリンとの合計に対
し、1〜0.01重量%で使用することが、該付加反応
によりエポキシ基が生成するまで反応を進行させること
なく、3−ハロゲン化−2−ヒドロキシプロピル基を生
成できる点から好ましく、中でもその反応時間を短くで
きる点から0.5〜0.01重量%である。
ば水酸化ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物、ジメチ
ルベンジルアミン等の第三級アミン、2−メチル−4メ
チルイミダゾール等のイミダゾール類、テトラメチルア
ンモニウムクロライド等の第4級アンモニウム塩、エチ
ルトリフェニルホスホニウムイオダイド等のホスホニウ
ム塩、トリフェニルホスフィン等のホスフィン類などを
使用することができる。これらの中でも熱安定性と反応
性に優れる点からエチルトリフェニルホスホニウムイオ
ダイド、テトラホスフォニウムブロマイド等のホスホニ
ウム塩が好ましい。触媒の使用量としては、通常ハロゲ
ン化ビスフェノールとエピハロヒドリンとの合計に対
し、1〜0.01重量%で使用することが、該付加反応
によりエポキシ基が生成するまで反応を進行させること
なく、3−ハロゲン化−2−ヒドロキシプロピル基を生
成できる点から好ましく、中でもその反応時間を短くで
きる点から0.5〜0.01重量%である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】ハロゲン化ビスフェノールとハロゲン化エ
ポキシ樹脂と反応させて得られる末端フェノール性水酸
基を持つ付加反応生成物とエピハロヒドリンとの反応に
用いられる触媒としては、反応に挙げたものと同様の
ものが使用できる。触媒の使用量としては、通常ハロゲ
ン化ビスフェノールとエピハロヒドリンとの合計に対
し、1〜0.01重量%で使用することが、該付加反応
によりエポキシ基が生成するまで反応を進行させること
なく、3−ハロゲン化−2−ヒドロキシプロピル基を生
成できる点から好ましく、中でもその反応時間を短くで
きる点から0.5〜0.01重量%である。これら〜
の方法の中でも特に難燃剤の製造工程を短くできる点
から及びの方法が好ましい。
ポキシ樹脂と反応させて得られる末端フェノール性水酸
基を持つ付加反応生成物とエピハロヒドリンとの反応に
用いられる触媒としては、反応に挙げたものと同様の
ものが使用できる。触媒の使用量としては、通常ハロゲ
ン化ビスフェノールとエピハロヒドリンとの合計に対
し、1〜0.01重量%で使用することが、該付加反応
によりエポキシ基が生成するまで反応を進行させること
なく、3−ハロゲン化−2−ヒドロキシプロピル基を生
成できる点から好ましく、中でもその反応時間を短くで
きる点から0.5〜0.01重量%である。これら〜
の方法の中でも特に難燃剤の製造工程を短くできる点
から及びの方法が好ましい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】(1)軟化点試験(環球式)
JIS K−7234に準拠して測定した。
(2)エポキシ基含有量試験
JIS K−7236に準拠して測定したエポキシ当量
(g/eq)の逆数で、eq/g単位で表わした数値とす
る。 (3)熱変形温度試験(荷重18.6kg/cm2) ASTM D−648に準拠して測定した。 (4)アイゾット衝撃強度試験(ノッチ付) ASTM D−256に準拠して厚さ1/4インチの試
験片を用いて測定定した。 (5)耐光性試験 サンシャインウェザロメーター(スガ試験機製)で10
0時間試験を行い、試験前後の試験片の外観変化を色差
計を用いて測定した。 (6)燃焼性試験(UL−94) アンダーライターズ・ラボラトリーズのサブジェクト9
4号の方法に基づき、長さ5インチ×巾1/2インチ×
厚さ1/8インチの試験片5本を用いて測定した。 (7)成形機内滞留試験(熱安定性) 5オンス射出成形機を用いて、シリンダー温度をABS
樹脂の場合230℃、HIPS樹脂の場合230℃、P
BT樹脂の場合270℃に設定し、滞留20分経過後に
成形を実施し、得られた円板状の成形品(外径100mm
φ、厚さ3mm)の外観から変色と異物発生の有無を目視
で観察し、以下のランクに従って判定した。
(g/eq)の逆数で、eq/g単位で表わした数値とす
る。 (3)熱変形温度試験(荷重18.6kg/cm2) ASTM D−648に準拠して測定した。 (4)アイゾット衝撃強度試験(ノッチ付) ASTM D−256に準拠して厚さ1/4インチの試
験片を用いて測定定した。 (5)耐光性試験 サンシャインウェザロメーター(スガ試験機製)で10
0時間試験を行い、試験前後の試験片の外観変化を色差
計を用いて測定した。 (6)燃焼性試験(UL−94) アンダーライターズ・ラボラトリーズのサブジェクト9
4号の方法に基づき、長さ5インチ×巾1/2インチ×
厚さ1/8インチの試験片5本を用いて測定した。 (7)成形機内滞留試験(熱安定性) 5オンス射出成形機を用いて、シリンダー温度をABS
樹脂の場合230℃、HIPS樹脂の場合230℃、P
BT樹脂の場合270℃に設定し、滞留20分経過後に
成形を実施し、得られた円板状の成形品(外径100mm
φ、厚さ3mm)の外観から変色と異物発生の有無を目視
で観察し、以下のランクに従って判定した。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】○ − 少し黄色に変色
△ − 褐色に変色(少し焼け異物の混入有り)
× − 変色大で異物多数発生
(8)混練トルク測定試験(熱安定性)
混練トルク測定のためラボプラストミル(東洋精機製)
を用いて混練温度をABS樹脂の場合250℃、HIP
S樹脂の場合250℃、PBT樹脂の場合280℃、ミ
キサー回転数50rpm 、ペレットサンプル60gに設定
し、1時間混練を行い、トルクの経時変化を調べ、以下
のランクで判定した。
を用いて混練温度をABS樹脂の場合250℃、HIP
S樹脂の場合250℃、PBT樹脂の場合280℃、ミ
キサー回転数50rpm 、ペレットサンプル60gに設定
し、1時間混練を行い、トルクの経時変化を調べ、以下
のランクで判定した。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】実施例7
TBA 1088.0gとECH 362.6gを温度
計、攪拌機の付いた2リットルフラスコに入れ、内部を
窒素ガスで置換した後、触媒としてテトラフェニルホス
フォニウムブロマイド 1.09gを加えた後、140
〜160℃で5時間反応させた。反応後、内容物をステ
ンレスパンに流出し、冷却後、粉砕し、淡黄色の難燃剤
粉末を得た。このものを難燃剤Gとする。またこの難燃
剤の性状値を第1表に示す。
計、攪拌機の付いた2リットルフラスコに入れ、内部を
窒素ガスで置換した後、触媒としてテトラフェニルホス
フォニウムブロマイド 1.09gを加えた後、140
〜160℃で5時間反応させた。反応後、内容物をステ
ンレスパンに流出し、冷却後、粉砕し、淡黄色の難燃剤
粉末を得た。このものを難燃剤Gとする。またこの難燃
剤の性状値を第1表に示す。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】
【表1】
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】
【表2】
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】
【表3】
実施例8〜21
難燃剤A〜Gを第2表に示す組成で配合し、タンブラー
ミキサーで予備混合した後、30mmφ二軸押出機により
ペレット化した難燃性合成樹脂組成物を得た。次いで、
5オンス射出成形機により試験片を作成した。
ミキサーで予備混合した後、30mmφ二軸押出機により
ペレット化した難燃性合成樹脂組成物を得た。次いで、
5オンス射出成形機により試験片を作成した。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】
【表6】
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】
【表7】
Claims (18)
- 【請求項1】 (A)合成樹脂と、(B)3−ハロゲン
化−2−ヒドロキシプロピル基を有する化合物とを含有
することを特徴とする難燃性合成樹脂組成物。 - 【請求項2】 化合物(B)が、ハロゲン化エポキシ樹
脂のエポキシ基にハロゲン化水素を付加して得られる化
合物(b1)、ハロゲン化ビスフェノールにエピハロヒ
ドリンを付加して得られる化合物(b2)及びエピハロ
ヒドリンとハロゲン化ビスフェノールとハロゲン化エポ
キシ樹脂とを反応させて得られる化合物(b3)からな
る群から選ばれる請求項1記載の難燃性合成樹脂組成
物。 - 【請求項3】 化合物(B)が、ハロゲン化ビスフェノ
ールにエピハロヒドリンを付加して得られる化合物(b
2)、またはエピハロヒドリンとハロゲン化ビスフェノ
ールとハロゲン化エポキシ樹脂とを反応させて得られる
化合物(b3)である請求項1記載の難燃性合成樹脂組
成物。 - 【請求項4】 合成樹脂(A)が熱可塑性樹脂である請
求項1記載の難燃性合成樹脂組成物。 - 【請求項5】 合成樹脂(A)がスチレン系樹脂である
請求項1記載の難燃性合成樹脂組成物。 - 【請求項6】 化合物(b1)が、ハロゲン化エポキシ
樹脂にハロゲン化水素を、ハロゲン化エポキシ樹脂のエ
ポキシ基1個に対し、ハロゲン化水素中のハロゲン原子
1〜0.5個の割合で反応させてなる化合物である請求
項2記載の難燃性合成樹脂組成物。 - 【請求項7】 ハロゲン化水素が、塩化水素及び臭化水
素から成る群から選ばれる請求項6記載の難燃性合成樹
脂組成物。 - 【請求項8】 化合物(b2)が、ハロゲン化ビスフェ
ノールのフェノール性水酸基1個に対してエピハロヒド
リンを該エピハロヒドリンのグリシジル基1.2〜0.
5個の割合で反応させた化合物である請求項2または3
記載の難燃性合成樹脂組成物。 - 【請求項9】 化合物(b3)が、ハロゲン化ビスフェ
ノールのフェノール性水酸基1個に対してハロゲン化エ
ポキシ樹脂を該樹脂のエポキシ基0.95〜0.05個
の割合で反応せしめた後、生成物の末端フェノール性水
酸基1個に対してエピハロヒドリン該エピハロヒドリン
のグリシジル基を1.2〜0.5モルの割合で反応せし
めたものである請求項2または3記載の難燃性合成樹脂
組成物。 - 【請求項10】 エピハロヒドリンが、エピクロロヒド
リンまたはエピブロモヒドリンである請求項8または9
記載の難燃性合成樹脂組成物。 - 【請求項11】 3−ハロゲン化−2−ヒドロキシプロ
ピル基を有する化合物からなることを特徴とする難燃
剤。 - 【請求項12】 3−ハロゲン化−2−ヒドロキシプロ
ピル基を有する化合物が、ハロゲン化エポキシ樹脂のエ
ポキシ基にハロゲン化水素を付加して得られる化合物、
ハロゲン化ビスフェノールにエピハロヒドリンを付加し
て得られる化合物及びエピハロヒドリンとハロゲン化ビ
スフェノールとハロゲン化エポキシ樹脂とを反応させて
得られる化合物からなる群から選ばれる請求項11記載
の難燃剤。 - 【請求項13】 3−ハロゲン化−2−ヒドロキシプロ
ピル基を有する化合物が、ハロゲン化ビスフェノールに
エピハロヒドリンを付加して得られる化合物またはエピ
ハロヒドリンとハロゲン化ビスフェノールとハロゲン化
エポキシ樹脂とを反応させて得られる化合物である請求
項11記載の難燃剤。 - 【請求項14】 ハロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基
にハロゲン化水素を付加して得られる化合物が、ハロゲ
ン化エポキシ樹脂のエポキシ基1個に対し、ハロゲン化
水素中のハロゲン原子1〜0.5個の割合で反応させた
化合物である請求項12記載の難燃剤。 - 【請求項15】 ハロゲン化水素が、塩化水素及び臭化
水素から成る群から選ばれる請求項14記載の難燃剤。 - 【請求項16】 ハロゲン化ビスフェノールにエピハロ
ヒドリンを付加して得られる化合物が、ハロゲン化ビス
フェノールのフェノール性水酸基1個に対してエピハロ
ヒドリンを該エピハロヒドリンのグリシジル基1.2〜
0.5モルの割合で反応させてなる化合物である請求項
12または13記載の難燃剤。 - 【請求項17】 エピハロヒドリンとハロゲン化ビスフ
ェノールとエポキシ樹脂とを反応させて得られる化合物
が、ハロゲン化ビスフェノールのフェノール性水酸基1
個に対してハロゲン化エポキシ樹脂を該樹脂のエポキシ
基0.95〜0.05個の割合で反応せしめた後、生成
物の末端フェノール性水酸基1個に対してエピハロヒド
リンを該エピハロヒドリンのグリシジル基1.2〜0.
5モルの割合で反応せしめたものである請求項12また
は13記載の難燃剤。 - 【請求項18】 エピハロヒドリンが、エピクロロヒド
リンまたはエピブロモヒドリンである請求項16または
17記載の難燃剤。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3297207A JPH059394A (ja) | 1991-03-29 | 1991-11-13 | 難燃性合成樹脂組成物及び難燃剤 |
US07/858,845 US5278215A (en) | 1991-03-29 | 1992-03-27 | Flame-retardant synthetic resin composition and flame retardant |
EP19920105306 EP0506082A3 (en) | 1991-03-29 | 1992-03-27 | Flame-retardant synthetic resin composition and flame retardant |
CA002064380A CA2064380A1 (en) | 1991-03-29 | 1992-03-27 | Flame-retardant synthetic resin composition and flame retardant |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6717391 | 1991-03-29 | ||
JP3-67173 | 1991-03-29 | ||
JP3297207A JPH059394A (ja) | 1991-03-29 | 1991-11-13 | 難燃性合成樹脂組成物及び難燃剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH059394A true JPH059394A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=26408347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3297207A Pending JPH059394A (ja) | 1991-03-29 | 1991-11-13 | 難燃性合成樹脂組成物及び難燃剤 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5278215A (ja) |
EP (1) | EP0506082A3 (ja) |
JP (1) | JPH059394A (ja) |
CA (1) | CA2064380A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013076099A (ja) * | 2008-02-26 | 2013-04-25 | Dow Global Technologies Llc | 難燃添加剤としての臭素化ポリマー及びそれを含むポリマー系 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2571217A (en) * | 1951-10-16 | Horace s | ||
US2712000A (en) * | 1951-12-31 | 1955-06-28 | Devoe & Raynolds Co | Epoxide compositions containing halogen |
US3016362A (en) * | 1957-09-05 | 1962-01-09 | Pittsburgh Plate Glass Co | Blend of a halogenated aromatic polyglycidyl ether and an aliphatic polyglycidyl ether |
US3074974A (en) * | 1957-12-06 | 1963-01-22 | Monsanto Chemicals | Method for the preparation of diglycidyl ether of tetrachlorobisphenol-a |
US3162615A (en) * | 1961-01-03 | 1964-12-22 | Dow Chemical Co | Polyesters from cyclic polyhaloalkane polyols and unsaturated dicarboxylic acids |
US3454588A (en) * | 1966-03-02 | 1969-07-08 | Fmc Corp | Flame retardant coating composition |
IL53778A (en) * | 1978-01-11 | 1980-10-26 | Makhteshim Chem Works Ltd | Epoxy compositions derived from tetrabromo bisphenol-a waste residues and their use as flame retardants in polymers |
US4352918A (en) * | 1980-12-04 | 1982-10-05 | The Dow Chemical Company | Process for preparing epoxy resins having improved physical properties when cured using quaternary phosphonium catalysts |
JPS58118849A (ja) * | 1982-01-11 | 1983-07-15 | Dainippon Ink & Chem Inc | 難燃性ポリエステル樹脂組成物 |
JPS5953524A (ja) * | 1982-09-22 | 1984-03-28 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 合成樹脂用難燃剤 |
KR910007599B1 (ko) * | 1983-01-27 | 1991-09-28 | 세끼스이 가세이힌 고오교오 가부시끼가이샤 | 과립상 유기할로겐화물 난연제 첨가제 |
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SU1351943A1 (ru) * | 1985-02-28 | 1987-11-15 | Ташкентский Политехнический Институт Им.А.Р.Бируни | Композици дл получени пенополиуретана |
US4952647A (en) * | 1988-10-14 | 1990-08-28 | The Dow Chemical Company | Aliphatic, non-hydrolyzable chloride-containing epoxy resins and process for their production |
DE3939760A1 (de) * | 1989-12-01 | 1991-06-06 | Bayer Ag | Verfahren zur lackierung von kunststoffen, lackierte kunststoffe und die verwendung von hierzu geeigneten haftvermittlern |
US5281639A (en) * | 1990-07-18 | 1994-01-25 | Dainippon Ink And Chemicals, Inc. | Flame-retardant thermoplastic resin composition |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP3297207A patent/JPH059394A/ja active Pending
-
1992
- 1992-03-27 EP EP19920105306 patent/EP0506082A3/en not_active Withdrawn
- 1992-03-27 US US07/858,845 patent/US5278215A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-03-27 CA CA002064380A patent/CA2064380A1/en not_active Abandoned
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013076099A (ja) * | 2008-02-26 | 2013-04-25 | Dow Global Technologies Llc | 難燃添加剤としての臭素化ポリマー及びそれを含むポリマー系 |
JP2013100535A (ja) * | 2008-02-26 | 2013-05-23 | Dow Global Technologies Llc | 難燃添加剤としての臭素化ポリマー及びそれを含むポリマー系 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0506082A2 (en) | 1992-09-30 |
CA2064380A1 (en) | 1992-09-30 |
US5278215A (en) | 1994-01-11 |
EP0506082A3 (en) | 1993-08-25 |
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