JPH0593801U - 丸鋸刃 - Google Patents

丸鋸刃

Info

Publication number
JPH0593801U
JPH0593801U JP3593992U JP3593992U JPH0593801U JP H0593801 U JPH0593801 U JP H0593801U JP 3593992 U JP3593992 U JP 3593992U JP 3593992 U JP3593992 U JP 3593992U JP H0593801 U JPH0593801 U JP H0593801U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
plywood
cut
cutting
blade body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3593992U
Other languages
English (en)
Inventor
輝幸 坂井
和之 斎藤
Original Assignee
輝幸 坂井
和之 斎藤
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 輝幸 坂井, 和之 斎藤 filed Critical 輝幸 坂井
Priority to JP3593992U priority Critical patent/JPH0593801U/ja
Publication of JPH0593801U publication Critical patent/JPH0593801U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
  • Knives (AREA)
  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 丸鋸刃において、切粉が出ず、また切断面を
綺麗にできる。切断音を小さくできる。 【構成】 円盤刃体6の外周縁部に、断面が尖鋭な三角
形状の刃部8を形成する。 【効果】 合板等を切り裂くのではなく、ナイフのよう
に切り分ける。切粉が出ず、また切断面を綺麗にするこ
とができる。また切り分けにより切断音を小さくでき
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転駆動軸に装着して使用する丸鋸刃に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気丸鋸の回転駆動軸に装着して合板などを挽て切断するための丸鋸刃 は、例えば実公昭57ー59281号公報に示されている。この丸鋸刃は中心部 に回転軸に装着する取付孔を穿設した適当な厚さよりなる円盤刃体に、先端を中 心から放射方向に配置した略三角形状の刃体を円盤刃体の外周縁部に多数配設し たものであり、前記略三角形状の刃体が合板、板材或いは細角材などに切り込ん で切断するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術においては、略三角形状の刃体が合板などに切り込んで切断する 切断作用であるため、合板などを切断する場合には切粉が多量に出るのみならず 、合板などの切断面が綺麗にならないという問題があった。また従来のものにお いては切断音が大きく騒々しいという問題もあった。
【0004】 本考案は、前記問題を解決して切粉が出ず、また切断面を綺麗にできると共に 騒音が小さい丸鋸刃を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、中心部に回転軸に装着する取付孔を穿設した円盤刃体の外周縁部を 、該外周縁部に沿って尖鋭に形成して刃部を形成したものである。
【0006】
【作用】
前記構成によって、円盤刃体の回転に伴なって刃部によって合板などはナイフ で切ったように切断され、切粉が出ず、また切断面を綺麗にできると共に切断音 を小さくできる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の第1実施例を図を参照して説明する。図1並びに図3は本考案 の第1実施例を示しており、ハンドル1を備えた機枠2内にはモータ3が設けら れ、このモータ軸(図示せず)には回転軸4が接続されている。この回転軸4に 取付けられる丸鋸刃5は適当な厚さを有する刃物鋼からなる円盤刃体6の中心部 には回転軸4に装着するための取付孔7が穿設されている。さらに前記円盤刃体 6の外周縁部には刃部8が形成されている。この刃部8は断面が尖鋭な三角形状 の先端9が円盤刃体6の全周縁に沿って、前記先端9に連設して断面が二等辺三 角形状のテーパ面10、11が形成されている。このテーパ面10、11の挟角は例えば 45度以下にすることが望ましいが、合板、板材或いは細角材の材質、硬度、形 状などによって適宜角度とされるものである。また前記刃部8は焼き入れするこ とが望ましい。尚、前記テーパ面10、11の取付孔7側の厚みAは前記円盤刃体6 の厚みBよりも大きく形成されている。さらに前記円盤刃体6には放射状に溝12 が複数形成されている。尚、13は機枠2に設けられた円盤刃体6のカバー、14は 案内板である。
【0008】 次に前記構成につきその作用を説明する。モータ3を回転させて案内板14を合 板15に載置すると共に進めると、丸鋸刃5が実線で示した矢印方向に回転し刃部 8の先端9がまず合板15に切り込み、そしてテーパ面10、11が合板15に切り込ん で該合板15を左右に切り分けるものである。このようにして、ハンドル1を押し て機枠2を進めると合板15は順次切断される。
【0009】 以上のように、前記実施例においては円盤刃体6の外周縁部に、断面が尖鋭な 三角形状の刃部8を形成したことによって、合板を切り裂くのではなく、ナイフ のように切り分けることによって、切粉が出ず、また切断面を綺麗にすることが できる。また合板15を左右に切り分けて切断するものであるために、切断音を小 さくできる。
【0010】 さらに前記テーパ面10、11の取付孔7側の厚みAを前記円盤刃体6の厚みBよ りも大きく形成したことによって、切断箇所を比較的大きくし、引き続いて切断 された際に合板15の切断箇所が傷付くことはない。
【0011】 以下に他の実施例を説明する。尚前記第1実施例と同一部分には同一符号を付 しその詳細な説明を省略する。図4乃至図6は第2実施例を示しており、円盤刃 体6の外周縁部には刃部8が複数間隔をおいて設けられている。この刃部8は前 記円盤刃体6の外周縁部にチップ化したものを取付け、或いは研ぎ出したもので あり、刃部8の前辺21の傾斜角は大きく形成され一方、後辺22は緩やかに傾斜し て連続する刃部8の前辺21の下部に接続されている。そして前記刃部8は断面が 尖鋭な三角形状の先端9が形成され、前記先端9に連設して二等辺三角形状のテ ーパ面10、11が形成されている。
【0012】 次に前記構成につきその作用を説明する。モータを回転させて案内板を合板15 に載置すると共に進めると、刃部8の前辺21がまず合板15に切り込み、そしてテ ーパ面10、11が合板15に入りこんで該合板15を左右に切り分けるものである。こ のようにして、ハンドルを押して機枠を進めると合板15は順次切断される。円盤 刃体6が回転する場合には、まず前辺21の下部21Aによって切り分けその後に前 辺21の上部21Bによって切断する。
【0013】 以上のように、前記実施例においては円盤刃体6の外周縁部に、断面が尖鋭な 三角形状の刃部8を形成したことによって、合板を切り裂くのではなく、ナイフ のように切り分けることによって、切粉が出ず、また切断面を綺麗にすることが できると共に、切断音を小さくできる。
【0014】 さらに、前記刃部8の前辺21の傾斜角は大きく形成され一方、後辺22は緩やか に傾斜して連続する刃部8の前辺21の下部に接続されているために、円盤刃体6 が回転する場合には、まず前辺21の下部21Aによって切り分けその後に前辺21の 上部21Bによって切断するためスムースに切断することができる。また切断音を 小さくできる。
【0015】 しかも、第2実施例では前辺21側が傷付いたときには、円盤刃体6を裏返して 回転軸4に取付けて一点鎖線で示した方向に円盤刃体6を回転させて、再び切断 することができる。
【0016】 図7乃至図9は第3実施例を示しており、円盤刃体6の外周縁部には刃部8が 複数間隔をおいて設けられている。この刃部8の前辺21の傾斜角は小さく形成さ れ一方、後辺22は大きく傾斜して連続する刃部8の前辺21に接続されている。そ して前記刃部8は断面が尖鋭な三角形状の先端9が形成され、前記先端9に連設 して二等辺三角形状のテーパ面10、11が形成されている。
【0017】 次に前記構成につきその作用を説明する。モータを回転させて案内板を合板15 に載置すると共に進めると、刃部8の前辺21がまず合板15に切り込み、そしてテ ーパ面10、11が合板15に入りこんで該合板15を左右に切り分けるものである。こ のようにして、ハンドルを押して機枠を進めると合板15は順次切断される。
【0018】 以上のように、前記実施例においては円盤刃体6の外周縁部に、断面が尖鋭な 三角形状の刃部8を形成したことによって、合板を切り裂くのではなく、ナイフ のように切り分けることによって、切粉が出ず、また切断面を綺麗にすることが できる。また切断音を小さくできる。
【0019】 図10乃至図12は第4実施例を示しており、円盤刃体6の外周縁部には正面が三 角形状の刃部8が複数間隔をおいて設けられている。この刃部8の前辺21、後辺 22は凹状円弧に形成されている。
【0020】 次に前記構成につきその作用を説明する。モータを回転させて案内板を合板15 に載置すると共に進めると、刃部8の前辺21がまず合板15に切り込み、そしてテ ーパ面10、11が合板15に入りこんで該合板15を左右に切り分けるものである。こ のようにして、ハンドルを押して機枠を進めると合板15は順次切断される。
【0021】 以上のように、前記実施例においては円盤刃体6の外周縁部に、断面が尖鋭な 三角形状の刃部8を形成したことによって、合板を切り裂くのではなく、ナイフ のように切り分けることによって、切粉が出ず、また切断面を綺麗にすることが できる。
【0022】 さらに、前記刃部8の前辺21、後辺22は凹状円弧に形成されているために、円 盤刃体6が回転する場合には、まず前辺21の上部21Bによって切り分けその後に 前辺21の下部21Aによって切断するためスムースに切断することができる。また 前辺21側が傷付いたときには、円盤刃体6を裏返して回転軸4に取付けて一点鎖 線で示した方向に円盤刃体6を回転させて、再び切断することができる。また切 断音を小さくできる。
【0023】 図13、図14、図15及び図16は第5実施例乃至第8実施例を示しており、この第 5実施例乃至第8実施例は前記第1実施例乃至第4実施例の刃部の変形を示した ものであり、図13の第5実施例では刃部8の一側面31、他側面32を凹状円弧面と したものであり、このようにすると刃部8の先端を一層尖鋭にすることができる 。図14の第6実施例では刃部8の一側面31の先端側をテーパ部33とし、このテー パ部33に垂直面34を連設しており、さらに他側面32はテーパ状に形成されている 。図15の第6実施例では刃部8の一側面31はテーパ状に形成され、他側面32は垂 直に形成されているものである。
【0024】 尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、例えば円盤刃体の厚み、 径、刃部先端の挟角などについては種々の変形が可能である。また実施例では合 板を切断したが比較薄い板材或いは細角材などでもよい。
【0025】
【考案の効果】 本考案は、中心部に回転軸に装着する取付孔を穿設した円盤刃体の外周縁部を 、該外周縁部に沿って尖鋭に形成して刃部を形成したものであり、前記刃部によ って合板などをナイフのよう切断でき切粉が出ず、また切断面を綺麗にできると 共に切断音を小さくできる丸鋸刃を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の第1実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図3】本考案の第1実施例を示す使用状態を示す正面
図である。
【図4】本考案の第2実施例を示す断面図である。
【図5】本考案の第2実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図6】本考案の第2実施例を示す図5のX−X線断面
図である。
【図7】本考案の第3実施例を示す断面図である。
【図8】本考案の第3実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図9】本考案の第3実施例を示す図8のY−Y線断面
図である。
【図10】本考案の第4実施例を示す断面図である。
【図11】本考案の第4実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図12】本考案の第4実施例を示す図11のZ−Z線
断面図である。
【図13】本考案の第5実施例を示す断面図である。
【図14】本考案の第6実施例を示す断面図である。
【図15】本考案の第7実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
5 円盤刃体 7 取付孔 8 刃部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部に回転軸に装着する取付孔を穿設
    した円盤刃体の外周縁部を、該外周縁部に沿って尖鋭に
    形成して刃部を形成したことを特徴とする丸鋸刃。
JP3593992U 1992-05-28 1992-05-28 丸鋸刃 Pending JPH0593801U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3593992U JPH0593801U (ja) 1992-05-28 1992-05-28 丸鋸刃

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3593992U JPH0593801U (ja) 1992-05-28 1992-05-28 丸鋸刃

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0593801U true JPH0593801U (ja) 1993-12-21

Family

ID=12455990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3593992U Pending JPH0593801U (ja) 1992-05-28 1992-05-28 丸鋸刃

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0593801U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5184480A (ja) * 1975-01-22 1976-07-23 Kobashi Kogyo Kk Hamonorui
JPS56101740A (en) * 1980-01-18 1981-08-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd Method of manufacturing laminated condenser

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5184480A (ja) * 1975-01-22 1976-07-23 Kobashi Kogyo Kk Hamonorui
JPS56101740A (en) * 1980-01-18 1981-08-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd Method of manufacturing laminated condenser

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0593801U (ja) 丸鋸刃
JPH09225724A (ja) フライス用チップ
US3737984A (en) Blending device
JP3125148B2 (ja) チップドレッサー用カッターおよびその製作方法
JPH0121700Y2 (ja)
JPH0739601Y2 (ja) 丸 鋸
JPH11290709A (ja) チップクラッシャ
JPH0929118A (ja) 卓上ペーパーシュレッダー
JPH072164Y2 (ja) 鋸 歯
JP2503927Y2 (ja) ダイヤモンド切断砥石
JP3591148B2 (ja) 回転切削工具の刃
JPS5817365Y2 (ja) クサカリヨウカイテンバ
JPH0420563Y2 (ja)
JPH0531698A (ja) 盤状回転刃の切れ味向上方法とその回転刃
JPH0573541B2 (ja)
JP2554316Y2 (ja) 成形装置
JPH0516059U (ja) 鋸 刃
JP3034192U (ja) 丸 鋸
JPS60133807A (ja) 刈込機
JP3038298U (ja) チップソー
JPH0647279Y2 (ja) 玉ねぎの両端部を切除する装置
JPH0646901U (ja) 丸鋸盤
JPS59112852A (ja) 肉挽機
JPS6016352A (ja) 電動刃物砥ぎ器
JPS61192801U (ja)