JPH0593658U - 熱切断加工機のワーク排出装置 - Google Patents

熱切断加工機のワーク排出装置

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JPH0593658U
JPH0593658U JP3409592U JP3409592U JPH0593658U JP H0593658 U JPH0593658 U JP H0593658U JP 3409592 U JP3409592 U JP 3409592U JP 3409592 U JP3409592 U JP 3409592U JP H0593658 U JPH0593658 U JP H0593658U
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JP
Japan
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work
conveyor
axis direction
cutting
scrap
Prior art date
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Pending
Application number
JP3409592U
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English (en)
Inventor
憲二 表
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意長さだけ切断加工して、製品とスクラッ
プを仕分けして排出できるワーク排出装置を提供するこ
とにある。 【構成】 X軸方向へ移動自在なワークテーブル3上に
載置されたワーク5を、上記X軸と直交するY軸方向へ
移動自在な加工ノズルユニット2により切断加工するよ
うにした熱切断加工機において、上記ワークテーブル3
に、ワーク5の搬入及び搬出を行うコンベヤ4を設ける
と共に、切断加工中にX軸方向の切断送りの最小値をN
C装置16に記憶し、これをコンベヤ4の送り量にフィ
ードバックしてコンベヤ4の移動を制御することによ
り、切断の完了した任意長のワーク5を排出できるよう
にしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はレーザ加工機やプラズマ加工機のような熱切断機のワーク排出装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の熱切断加工機へワークを搬入し、加工後排出する装置として、例 えば実開平3−19651号公報に記載されたものが公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記従来のワーク搬送装置では定尺寸法のワークに対して搬入出が可能 であるが、任意な寸法のワークに対応できない不具合がある。 また定尺寸法のワークをストックするためのオートストッカを必要とするため 、大きな設置スペースを必要として狭い工場などには設置できないと共に、製品 とスクラップが同時に排出されるため、排出後製品とスクラップを仕分ける作業 を必要とする不具合もある。
【0004】 さらに排出されるスクラップの形状が大きいため、これを回収処理するのが大 変であると共に、構造も複雑なため、高価となるなどの不具合もあった。 この考案は上記従来の不具合を改善するためになされたもので、少ないスペー スに設置でき、かつ排出後の仕分け処理も不要な熱切断加工機のワーク搬出装置 を簡単な構成で提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために、X軸方向へ移動自在なワークテーブル 上に載置されたワークを、上記X軸と直交するY軸方向へ移動自在な加工ノズル ユニットにより切断加工するようにした熱切断加工機において、上記ワークテー ブルに、ワークの搬入及び搬出を行うコンベヤを設けると共に、切断加工中にX 軸方向の切断送りの最小値をNC装置に記憶し、これをコンベヤの送り量にフィ ードバックしてコンベヤの移動を制御することにより、切断の完了した任意長の ワークを排出できるようにしたものである。
【0006】
【作 用】
上記構成により、定尺寸法の以外のワークの加工が可能になると共に、切断の 完了した任意長のワークのみを排出できるため、スクラップの処理も容易となる 。
【0007】
【実 施 例】
この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。 図1は熱切断加工機の平面図、図2は同正面図を示す。 これらの図において1は熱切断加工機の本体で、門型をなすコラム1aの上部 にY軸方向へ移動自在な加工ノズルユニット2が設けられている。また上記コラ ム1aの下方には、上記Y軸と直交するX軸方向へ移動自在なワークテーブル3 がベッド1b上に設けられていると共に、このワークテーブル3にコンベヤ4が 設けられている。
【0008】 上記コンベヤ4は図3ないし図5に示すように、ワークテーブル3の側板3a 内側に張設された無端状のチェーン4a間に、帯板よりなる多数のワーク支持棧 4bが横架されていて、これらワーク支持棧4b上に切断すべきワーク5が載設 されると共に、上記コンベヤ4内には、ワーク5を位置決めする際起立して、上 端に設けられたボールベアリング6aによりワーク5の移動を容易とするワーク リフタ6が複数本設けられている。
【0009】 一方上記ワークテーブル3の側板3aにはコンベヤ4上のワーク5を固定する 複数のクランプ8が設けられている。 上記クランプ8は図6の(イ)及び(ロ)に示すようクランプシリンダ9によ り開閉されるクランプ爪8a,8bを有していて、ストッパシリンダ10により 移動自在なストッパシリンダ10aにより位置決めされたワーク5をクランプす るようになっている。
【0010】 また図7に示すワークテーブル3をX軸方向へ移動するサーボモータ12や、 コンベヤ4をu軸方向へ駆動するサーボモータ13、加工ノズルユニット2をY 軸方向へ駆動するサーボモータ14及びZ軸方向へ上下動するサーボモータ15 は、図8に示すNC装置16により制御されると共に、各サーボモータ12ない し15にはそれぞれエンコーダ12aないし15aが設けられていて、移動位置 がNC装置16へフィードバックされるようになっている。 なお図中17は製品搬出コンベヤ、18はスクラップ搬出コンベヤ、19はス クラップ5bの両端をローラ19aにより支持して上記スクラップコンベヤ18 へ落下させるスクラップシュートを示す。
【0011】 次に作用を説明すると、加工すべきワーク5がコンベヤ4によりコラム1aの 下方に搬入されると、ワークリフタ6が起立してワーク5がボールベアリング6 aにより下方より支持されるため、ワーク5がX軸及びY軸方向へ移動自在とな り、この状態で図6の(イ)に示すようにストッパ9aにワーク5が当接されて Y軸方向の位置決めが行われた後、クランプ8によりワーク5の両端が把持され る。
【0012】 次にこの状態でNC装置15によりワークテーブル3がX軸方向へ、そして加 工ノズルユニット2がY軸方向へ移動制御されて、コンベヤ4上のワーク5の切 断が開始されると共に、NC装置16は予め入力された指令プログラムよりX軸 方向の切断送り量の最小値が記憶部へ記憶される。 そしてワーク5の切断が完了して、図9に示す切断線5cより加工部分が切断 されると、クランプ8がワーク5をアンクランプすると同時に、コンベヤ4がu 軸方向へ回転されてワーク5の搬出を行うと共に、このとき切断加工中に記憶さ れた切断送り量の最小値がコンベヤ4の停止位置までの距離に加算される。
【0013】 これによってコンベヤ4により搬出されるワーク5は、切断の完了した部分( 先端より切断線5cまで)Lがコンベヤ4の排出端より突出した状態でコンベヤ 4が停止されるため、切断の完了したワーク5の製品5a部分が製品搬出コンベ ヤ17上に図10の(イ)に示すように落下して排出され、スクラップ5b部分 はスクラップシュート18によりスクラップコンベヤ17上に落下されて排出さ れるようになる。 また製品5a及びスクラップ5bの排出が完了すると、コンベヤ4が逆転され てコンベヤ4のワーク5は再び元の位置へ復帰され、次の切断に供せられる。 なお、図10の(イ)では製品5a及びスクラップ5bを同じ方向へ搬出する ようにしたが、図10の(ロ)に示すように、製品搬出コンベヤ17とスクラッ プ搬出コンベヤ18を逆方向へ回転させて、製品5aとスクラップ5bを逆の方 向へ搬出するようにしてもよい。
【0014】
【考案の効果】
この考案は以上詳述したように、ワークテーブル上に搬入されたワークを任意 な長さで切断加工し、かつ切断加工後切断部分のみを排出できるようにしたこと から、従来のように定尺寸法のワークを搬入するためのオートストッカや、定尺 寸法で排出されるスクラップを処理するための補助テーブルなどを必要としない ため、少ないスペースでも容易に設置することができる。 また製品とスクラップを仕分けして排出できるため、排出後の仕分け作業が不 要となると共に、バキューム搬送装置などを必要としないため、装置全体の構成 が簡素化され、安価に提供することができる。 しかもワークの搬入から切断加工及び切断の完了したワークの搬出をすべて自 動化することが可能なため、省力化と稼動率の向上も図れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例になるワーク排出装置の設
けられた熱切断加工機の平面図である。
【図2】この考案の一実施例になるワーク排出装置の設
けられた熱切断加工機の正面図である。
【図3】この考案の一実施例になるワーク排出装置の平
面図である。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図である。
【図5】図3のB−B線に沿う断面図である。
【図6】(イ)クランプの平面図である。 (ロ)クランプの側面図である。
【図7】各軸の駆動系を示す構成図である。
【図8】制御系のブロック図である。
【図9】ワークの加工状態を示す説明図である。
【図10】(イ)製品及びスクラップの排出を示す作用
説明図である。 (ロ)製品及びスクラップの別の排出例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
2…加工ノズルユニット、3…ワークテーブル、4…コ
ンベヤ、5…ワーク、5a…スクラップ、16…NC装
置、17…製品搬出コンベヤ、18…スクラップ搬出コ
ンベヤ、19…スクラップシュート。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X軸方向へ移動自在なワークテーブル3
    上に載置されたワーク5を、上記X軸と直交するY軸方
    向へ移動自在な加工ノズルユニット2により切断加工す
    るようにした熱切断加工機において、上記ワークテーブ
    ル3に、ワーク5の搬入及び搬出を行うコンベヤ4を設
    けると共に、切断加工中にX軸方向の切断送りの最小値
    をNC装置16に記憶し、これをコンベヤ4の送り量に
    フィードバックしてコンベヤ4の移動を制御することに
    より、切断の完了した任意長のワーク5を排出できるよ
    うにしてなる熱切断加工機のワーク排出装置。
  2. 【請求項2】 ワークテーブル3のワーク排出側に、コ
    ンベヤ4により排出されたワーク5の製品5aとスクラ
    ップ5bを仕分けして搬出する製品コンベヤ17とスク
    ラップコンベヤ18及びスクラップシュート19を設け
    てなる請求項1記載のワーク排出装置。
JP3409592U 1992-05-22 1992-05-22 熱切断加工機のワーク排出装置 Pending JPH0593658U (ja)

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JP3409592U JPH0593658U (ja) 1992-05-22 1992-05-22 熱切断加工機のワーク排出装置

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JP3409592U JPH0593658U (ja) 1992-05-22 1992-05-22 熱切断加工機のワーク排出装置

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JPH0593658U true JPH0593658U (ja) 1993-12-21

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ID=12404721

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JP3409592U Pending JPH0593658U (ja) 1992-05-22 1992-05-22 熱切断加工機のワーク排出装置

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